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【第280話】Re:ゼロから始める追加ターン

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by ねへほもん

マユタイトル.jpg
【第280話】Re:ゼロから始める追加ターン
どうも、ねへほもんです。
ワイルズの発売から1ヶ月が経ち、次弾「レトリック」の情報が出始めています。

準備が良いことに、筆者はワイルズの発売前からレトリックを予約済です!
(※ワイルズと間違えて予約した訳ではありません)という訳で今回は、レトリックの先行情報をご紹介します。
レトリック特集初回ということで、まずは主役の1枚をご紹介します。
LR 再会の巫女 マユ
カード種類:ルリグ
カードタイプ:タマ/イオナ
色:白
レベル:5
グロウコスト:白0
リミット:15
【グロウ】あなたの場にある《一途の巫女 ユキ》をあなたのルリグの下に置く
【出】:対戦相手は、自分の手札を2枚捨てるか、自分のエナゾーンからカードを3枚トラッシュに置かないかぎり、自分のシグニ1体を場からトラッシュに置く。
【起】リスタート《コインアイコン》エクシード4:あなたはこのターンの次に、追加の1ターンを得る。この方法で追加されたターンのメインフェイズの間、あなたは手札からシグニを場に出せない。
「あなたはこのターンの次に、追加の1ターンを得る。」

キーセレ発売から5弾目、歴史は繰り返されました。
遂にキーセレにも、追加ターンが導入されます。

使う側も、対策する側も、構築に大きな影響を与えるであろう1枚について、オールスター・キーセレの両面から取り上げていきます。
参考:WIXOSSコラム 第197回 教えて、ノーベル先生! 第K15回 マユについて

公式サイトのリンク先を参考として載せておきました。再会マユの裁定は要チェックです。
1.オールスター
既に<創世マユ>が存在するオールスターにおいて、再会マユが使用される余地はあるか?

あります!

追加ターン使用時のコスト・デメリットが異なり、そこで使い分けができる・・・という程度のものではありません。
創世マユ>には出来ない芸当が可能です。
それは・・・

2回目の追加ターンです。
エクシードコストが4と<創世マユ>より1枚少ないことから、幻の3ターン目が実現に一歩近づきました。
しかし、エクシード4枚×2といっても、計8枚と重く、実現は難しそうに感じます。
普通通りに進めると、

Lv0-4ルリグ
一途の巫女 ユキ

の6枚しか下に敷けません。
あれっ、もう2ターン別のルリグに寄り道してからグロウするしかないのか・・・?

そんなことはありません。
足りないエクシードは増やせば良いのです。
月欠けの戦場
エクシード回収と言えばこの1枚。
回収枚数は2枚なので、これでピッタリ足ります。

現状、追加1ターンのみではなかなか詰め切れないことから、<創世マユ>を環境であまり見かけません。
再会マユでも、1ターン追加のみでは詰めの精度が低いため、詰めの精度を上げるという意味で、<月欠け>は必須級の1枚だと思います。

一応、更に追加ターンを増やす方法もあります。
  • (1)5ターン目、再会マユにグロウ。Lv0-3ルリグをコストに『リスタート』(1回目)を使用。
  • (2)<月欠け>でエクシードを2枚回収。また、<タイプス>でルリグを1体ルリグデッキに戻しておく。
  • (3)追加ターン1回目、<月欠け>で回収した2枚と、Lv4ルリグ、<ユキキー>をコストに『リスタート』(2回目)を使用。
  • (4)追加ターン2回目、<タイプス>で回収したルリグを下に敷き、<創世マユ>にグロウ。グロウ時にエクシードを回収し、エクシード5起動で追加ターンを得る。
  • (5)追加ターン3回目
再会マユ&<創世マユ>の新旧コラボにより、4ターン連続アタック、通称「ずっと俺のターン!」が可能になりました。
実戦的にもあり得る構成で、「ルリグデッキ1枠」と「追加1ターン」のどちらの価値が重いか?で判断することになるでしょう。
では、簡単にサンプルレシピをご紹介します。
◆デッキレシピ
◆構築のポイント
ルリグデッキ
まずルリグ選択ですが、Lv5グロウ直後に追加ターンを得てそのまま詰めるプランのため、早い動きに適したタマを選択しました。
コインは<ユキキー>(1枚)、『リスタート』2回(2枚)の計3枚が最低必要ですが、特に追加コストなく4枚目を獲得できるため、『イノセンス』用に4枚獲得できる構成としています。
実際の構成に入りますが、追加ターンを2回得るプランでは、ルリグデッキの内、Lv0-4タマ、再会マユ、<ユキキー>、<月欠け>の計8枚が確定します。

また、<ビカムユー>も必須級の1枚です。
以下の通り、Lv5ルリグは防御性能が非常に高く、先にグロウされると追加ターンを2回得ても倒しきれない可能性が高いからです。 これらがLv4ルリグであれば、例えばドーナなら『エスケープ』の1ターン飛ばしが限界ですし、ハナレはエクシード3による盤面埋め1回切りだったりと、防御回数が少ないため、十分に攻めきれます。

という訳で、9枚の構成が決定したのですが、残り1枠には<アヴァロン>を選択しました。
これは、<創世マユ>よりも攻防面で優れていると判断したためです。

攻撃面:相手の防御時にシグニが除去され、盤面ががら空きの状態で『リスタート』による追加ターンに入っても、大きなダメージは望めません。
手札からシグニを出せない制約があるため、別途盤面埋めアーツが必要となるため、<アヴァロン>を採用しました。

なお、<アヴァロン>は一見コストが重いようで、追加ターン1回目の最中に「<アヴァロン>→<月欠け>→『リスタート』」の順で使えば、チェインで2エナ節約することができます。
最後の『リスタート』はメインフェイズでしか使えませんが、幸い<アヴァロン>、<月欠け>共にメインフェイズで使用可能です。

防御面:<創世マユ>では防御アーツ皆無のため、Lv5グロウまで耐えきれない可能性が高いです。

アヴァロン>の場合、蘇生による複数面は勿論、「<ユキキー>で効果消し→<月欠け>でエクシード回収&1体パワーダウン→<アヴァロン>で<月欠け>回収」という順序で進めることで、本来エクシード枚数の都合で使えないはずの<ユキキー>による防御も可能です。
応報>・<ロックユー>の上から突撃された場合等に覚えておくと良いでしょう。

ちなみに、<アヴァロン>に替えて<サード・ディスティニー>も有力な選択肢です。
場出しにランダム性が絡みますが、相手のトラッシュのカードを除外できる点、赤エナで使えてウェポン軸の構築と相性が良い点は<アヴァロン>より優れています。
メインデッキ
  • (1)毎ターン盤面除去の手段を用意する
  • (2)Lv5グロウ時の盤面を相手によって使い分ける
の2点を意識して構築しました。
(1)盤面の除去手段
Lv1-2:<ドロンジョ>+ユニークスペル、<ユキキー>でサーチした<サリエ>+<アナフィエル>により除去します。
赤エナの使い道が少ない一方、<アヴァロン>&<月欠け>で黒エナが必要となるため、<ドロンジョ>は色的に相性が良いです。
サリエ>・<アナフィエル>は下級ながら、<アークゲイン>の隣で耐性を得られるため、増やしておいて損はありません。

Lv3:<プロメウス>が追加されます。アタック時バニッシュは貴重ですが、7000以下除去はLv4以降で使えないことがあるため、Lv3のうちに出して問題ないことが多いです。

Lv4:攻撃の選択肢が大きく広がる一方、Lv5グロウ時の詰め盤面用にシグニを温存しておく必要があります。
色々考えましたが、「<アイアース>→<チタイクウ>サーチ」による「1面空け+ルリグ2回アタック」を選択しました。
これならインデックス>で<アイアース>をサーチしておくだけで足りるため、お手軽です。
ルリグアタック回数を増やし、相手の手札のサーバントを削れる点も重要で、追加ターン込みの計3ターンの攻撃を仕掛けると、相手のサーバントが尽きやすく、ルリグアタックも有力な攻撃手段になります。
(2)Lv5グロウ時の選択肢
Lv5:以下の3パターンを用意しましたが、パターンを散らすと採用枚数が減り、盤面の実現可能性が下がってしまいます。
実際には、環境の流行に刺さりやすい要素に枚数を寄せると良いでしょう。

「<アークゲイン>&<ガブリエルト>の耐性持ち天使軍団」
「<ヘルボロス>の蘇生&トラッシュ封じ古代兵器軍団」
「<アイアース>&<チタイクウ>・<ミカムネ>のルリグアタック」

2.キーセレ
最も大きな問題として、「タマとユキのどちらからグロウするか?」という問題があります。
ここはオールスターと異なり、「ユキ」を推します。
◆ユキを選択した理由
ユキキーからサーチできるバニラシグニを入れやすい
現状のユキのレシピでも<パンジー>の採用率は高いです。
そのまま継続的に<パンジー>を採用するだけで済むため、枠を割きやすいです。
一方、タマだと<サンポケ>&<ユキソリ>という、終盤まで活躍するLv1シグニが居るため、バニラシグニの枠を作るのが難しいです。
Lv4ルリグ
白滅タマ>は、バウンスされた時のエナチャージ、ルリグアタック時の回収or盤面埋めと、毎ターン使える能力を2つ持ちます。
これらの能力をフルに活かすには、Lv4で戦った方が得策です。
また、『イノセンス』の存在をちらつかせ、相手にプレッシャーを掛け続けるという点でも、<白滅>で戦い続けることには意味があります。

一方のユキですが、特に自動能力は持ちません。
開花はターン1で、埋まったシードを無駄なく開花させる必要はありますが、2ターン+『トゥルース』で十分で、後はさっさとマユにグロウして問題ありません。

以前チラッとご説明しましたが、キーセレで決着が付くまでの平均ターン数は7,8ターンです。
Lv4で2ターン戦ってもそこまでで計5ターン、その後マユに乗って追加ターンに入れば計7ターンと丁度決着が付きそうなターン数になり、Lv4で2ターン留まるのが丁度良いです。
開花
追加ターン中、「手札からシグニを出せない」という制約を負いますが、ユキであれば開花で盤面を埋めることが可能です。
マユ自身に開花させる能力はありませんが、<ホワイト・シーディング>や<羅植 ガウラ>で開花させることができます。

羅植 アネモネ>や<羅植 サンザカ>が盤面を維持するのに適しているため、シードが無い盤面に<羅植 アネモネ>や<羅植 サンザカ>を立て、<羅植 ガウラ>(シード)の上のシグニに相手の除去を誘導し、<羅植 ガウラ>を開花しやすい状況を作ると良いでしょう。
除去力
タマは、<サンポケ>・<カマクラ>を立てては手札に戻しと繰り返すことで、継続的に点数要求をすることが容易です。
一方のユキは、除去はルリグデッキやシードといった有限回数の手段に頼るため、ゲームが長引くと点数要求が困難になります。
ユキから再会マユにグロウすると、『リスタート』時に3面除去しておくことで、除去したターンのみならず、追加ターンも3面空いた状態でスタートできるため、必要な除去の回数を減らせ、相性が良いです。
続いて、サンプルレシピをご紹介します。
◆サンプルレシピ
ルリグデッキ
ルリグ アーツ
1枚 <ST花蕾の巫女 ユキ
1枚 <ST花影の巫女 ユキ
1枚 <LC花霞の巫女 ユキ
1枚 <ST花候の巫女 ユキ
1枚 <LR満開の巫女 ユキ
1枚 再会の巫女 マユ
1枚 <LR一途の巫女 ユキ
1枚 <STハーベスト・フォース
1枚 <STイクエス・ディフェンス
1枚 <STホワイト・シーディング
メインデッキ
LB 非LB
4枚 <R羅植 アジサイ
2枚 <R羅植 ボタン
2枚 <Cサーバント O4
4枚 <R羅植 アキザクラ
4枚 <ST羅植 アネモネ
4枚 <SR羅植姫 スイレン
4枚 <ST羅植 パンジー
4枚 <Cサーバント O2
4枚 <R羅植 ユリ
2枚 <ST羅植 サンザカ
1枚 <Cサーバント D2
1枚 <ST羅植 クジャクソウ
4枚 <C羅植 ガウラ

サンプルレシピといっても、既存のユキのレシピと大きく変わるところは無いです。
ポイントと言えば、マユと相性の良い<羅植 ガウラ>を4投している点位でしょうか。

後、サーバントが7枚と少なめですが、追加ターンで1度相手ターンを飛ばせ、必要なガード回数が1回減ること、初手に<ユキキー>を使用し、<パンジー>2枚をサーチでき、サーバントを盤面に立てる必要がないこと、1回は<イクエス>で守れることから、7枚でも十分と判断しました。
蛇足ながら、これは事前情報で組むレシピならではの話ですが、今後新規カードが公開されても組み込みやすいよう、サーバントを削ったという事情もあります。

いかがでしょうか?

オールスター・キーセレ共に影響を与えそうな、マユの登場が待ち遠しいです。
現状、キーセレのユキVSタマは、<白滅タマ>のルリグアタック時の盤面埋めによりユキが除去力不足に陥り苦戦することが多いですが、『リスタート』による火力アップで巻き返せるのではと期待しています。

レトリックの新規情報が入りましたら順次ご紹介していきます。
ではまた(^^)/

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