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【2ページ目】攻略コラム:2023年11月 | WIXOSS|ウィクロス

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攻略コラム:2023年11月 アーカイブ

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ブルーアーカイブ DIVA 発売記念インタビュー【シロコ編】

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    by 攻略コラム

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    ブルーアーカイブ DIVA 発売記念インタビュー【シロコ編】
    ◇どんな動きができるルリグですか?また、その強みは何ですか?
    毎ターン付与できるSランサーが強いです!

    こちらの記事は初心者の方も読まれると思いますので、ランサーについて説明します。
    ランサーとは、バトルで対戦相手のシグニをバニッシュしたときに、ライフクロスを1枚クラッシュできる効果です。
    この効果は、相手のライフクロスが存在しないときはライフクロスがクラッシュできないので不発に終わってしまいます。

    しかし、Sランサーは違います。
    Sランサーはバトルで対戦相手のシグニをバニッシュしたときに、ライフクロスを1枚クラッシュできる効果に加えて、ライフクロスがない場合は対戦相手にダメージを与えることができます。
    ウィクロスはライフクロスがない状態でダメージを与えられると負けになるので、最後の1点(※)を押し込む力を<シロコ>は持っています。
    (※ウィクロスでは、「相手のライフクロスを1枚クラッシュする」ことを「1点取る」と表現することが多いので、こちらの慣習になぞっていきます)

    早瀬ユウカ>のように、効果で場を離れるときに手札を2枚捨てて場にとどまるといったような効果もSランサーであれば関係ありません。
    バトルでのバニッシュは効果ではありませんからね。
    陸八魔アル>のように、シャドウで対象に取れなくてもSランサーであれば関係ありません。
    12000以上のパワーを持つシグニにSランサーを付与してアルをバニッシュしてしまえばよいですからね。

    このように、相手がライフクロスをクラッシュすることを妨害してこようとするシグニにかなり強く出られるのがSランサーの強みです。
    この効果を毎ターン付与できる<シロコ>は、相手の妨害を乗り越えて毎ターン3点取ることを目的として組みやすいルリグとなっていると感じます。

    というわけで、可能な限り3点(後攻1ターン目なら2点)取れるように組んでみました。
    とにかく攻撃することに主軸を置いたので、初心者の方にも分かりやすく使って頂けるのではと思います。

    ◇最初に考えたブルアカのみのデッキレシピを教えてください。
    アシストルリグ/ピース
    8
    LB
    20
    非LB
    20
    ◇このルリグの攻め方を教えてください。
    久田イズナ>を使って毎ターン3点取るのを楽にしよう!がコンセプトです。

    久田イズナ>は絆を得ることでなんとエナゾーンから自身が場に出ることができます。
    イズナ>はパワー12000以上のシグニが正面に居れば、アサシンにより相手のシグニを無視して1点を取ることができます。
    ルリグレベル3以降の戦いでは、レベル3のシグニが基本的にパワー12000であることが多いので、エナゾーンから<イズナ>を出すだけで1点が確約されます。

    イズナ>、これだけでも凄いのになんと手札のブルアカとエナゾーンのブルアカを入れ替える効果まであります。
    これにより、<シロコ>のSランサー付与の条件である「エナゾーンにカードが2枚以上置かれていた場合」のうち1枚を簡単に満たせます。
    残りはエナフェイズのエナチャージで1枚なので合計2枚ですね。あまりも簡単。

    「エナゾーンにカードが2枚以上置かれていた場合」という条件は、実は<小鳥遊ホシノ>1人でも満たせる場合があるので少し掘り下げます。
    シロコ>と<ホシノ>はどちらも「アタックフェイズ開始時」の効果を持っており、どちらも同時に発動する効果なのでターンプレイヤーの好きな順番で処理できます。

    したがって、<ホシノ>→<シロコ>の順番で処理することで条件を満たせます。
    ホシノ>は、自分のライフクロスが2枚以下の場合はエナチャージを合計2枚できるので、これだけで条件を満たせますね。
    その後、<シロコ>の効果を処理すると条件を満たしていることになるので、Sランサーを付与できるという流れです。

    ライフクロスが3枚以上で1エナチャージしかできなくても、エナフェイズのエナチャージや<イズナ>の効果でもう1枚置いているはずなので条件を満たすのは容易です。
    それでもなお難しいという場合は、<シロコ>のゲーム1効果が3エナチャージもできるため条件達成はやはり容易でしょう。

    レベル3以降の話ばかりしましたが、レベル2までの点数要求も豊富に用意しています。
    ノーコストでパワー2000までのシグニをバニッシュできる<朝比奈フィーナ>、5000ラインまで点数要求できる<千鳥ミチル>、シャドウでも関係なく点数要求できる<黒見セリカ>。
    アシストルリグも8000マイナスがあるので、これらを駆使することで序盤もしっかり点数要求をこなしていきます。

    ◇絆はどの生徒と結びますか?
    最優先はやはり<イズナ>ですね!この子がいないと始まりません。
    イズナ>のエナから加えられる効果があまりにも優秀なので、<シロコ>の絆を得ることはほぼありません。悲しいね...。

    序盤に2000以下のシグニが相手の盤面に立っているならば、<フィーナ>の絆を得ることでパワーが6000になり、アタック時のバニッシュの条件を簡単に満たせるのでこちらもオススメです。
    パワーが6000は、かなり除去しにくいパワーラインなので相手の攻撃の手を緩めるという意味でも強みがありますね。

    あとは<ホシノ>との絆を結びたいところですね。
    出現時に3エナでパワー8000以上のシグニをバニッシュと少し重いですが、<ホシノ>自身のアタックフェイズ開始時効果で1〜2エナ返ってくるのでコスパは良いです。
    最後の点数要求の一押しとして使っていきましょう。

    なので絆を得る優先度的には<イズナ>≧<フィーナ>><ホシノ>になりますかね。
    フィーナ>が点数要求できたり、先攻1ターン目にパワー6000で置くことで相手が後攻1ターン目でシグニで点数要求できなさそうだったりするときは、<クロノス報道部>で最初に<フィーナ>の絆を得ることもあるでしょう。

    ◇キーカードは何ですか?
    イズナ>がもちろん本デッキのキーカードではあるのですが、それ以外の縁の下の力持ちのカードを紹介します。

    伊落マリー
    シャドウ(レベル1)を自分ともう一人のブルアカのシグニに付与するシグニです。
    シャドウ(レベル1)、なんとアシストルリグレベル1すらも効きません。え?

    序盤だと大概の方法で除去ができなくなるので、先攻に1人いるだけで相手の後攻1ターン目の要求を1点減らすことができます。
    自分がシャドウ付くだけでも偉いのにもう1人にもシャドウ付けられるのが本当に偉いです。

    守月スズミ
    シロコ>の天敵として<蒼森ミネ>が挙げられます。この子はシグニがアタックしたとき、そのシグニの能力を消すという効果を持っています。
    つまり、Sランサーやアサシンが消えてしまうため点数要求ができません。
    また、<フィーナ>で点数要求したいのに<マリー>でシャドウついててバニッシュできない...という状況もありえるでしょう。

    そんなときに活躍してくれるのが<スズミ>です。場に他のブルアカがいるだけでなんと相手のシグニの能力がすべて消えます。
    シャドウも<ユウカ>も能力を消してしまえば関係ありません。

    3枚採用していますが、エナゾーンにあれば<イズナ>の出現時で何回でも拾ってこれるので使いたいときに使えます。
    1枚は手札かエナに置いておきましょう。

    ◇今回紹介したデッキをこれまでのDIVAのカードと混ぜ合わせるなら採用したいカードはありますか?
    マキナリペア
    今回トラッシュに落ちた<イズナ>をライフクロスに置き、クラッシュしてもらうことでエナゾーンに置くという目的で<火宮チナツ[戦傷治療]>を採用しています。
    チナツ>はグロウするのに1コストかかるのですが、<マキナリペア>はなんとグロウコストがかかりません。お得!

    メインフェイズにしかグロウできないという違いはあるのですが、相手のシグニを除去するわけではないのでタイミングはあまりに気にはなりません。
    さらにマキナであれば、ディーセレ最強アシストの一角と言っても過言ではない<マキナウィングスラッシュ>を採用できます。
    除去&トラッシュから回収とあまりにコスパが高いので、ぜひ採用をオススメします。

    ミルルン☆スラッシュ
    ブルアカのシグニは絆を得ることでレベル2でもパワーラインが12000になるようなシグニがいます。
    そのため、パワーライン関係なくレベル2以下のシグニのバニッシュをしたいときがあります。

    レベル2以下でバニッシュしながらさらに最低2面の防御を担保したい...。
    そこでミルルンに白羽の矢が立つというわけですね。レベル2の<ミルルン>は2面止めた上にランダムハンデスもできます。

    ピースがルリグ凍結4枚ドローの<セミナー>を採用する選択肢も生まれます。採用候補の一つとして。

    ◇最後に一言お願いします。
    ブルアカのカードを採用したブルアカではないルリグがセレモニーで結果を残している姿を見ると、やはりブルアカのカードパワーの高さを感じます。
    環境には間違いなく存在感を示しているので、ブルアカとどう戦っていくかを考えることは今環境では必要でしょう。

    オンライン対戦でもブルアカで始めました!復帰しました!という方をたくさん見受けるようになりました。
    この盛り上がりが続くように僕も白窓イベントなど頑張っていきたいなと思います。

    それではまた次回の記事でお会いしましょう。

【ディーヴァグランプリ7th振り返り!!】理想をいっぱい詰め込んだ最速リミ8サシェ解説【前編】

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    by 攻略コラム

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    【ディーヴァグランプリ7th振り返り!!】理想をいっぱい詰め込んだ最速リミ8サシェ解説
    はじめに
    2023年9月某日---

    「ウィクロス九州フェスティバル」で優勝できたことで、「無限少女杯」への切符を手に入れた。

    心のどこかでディーセレに潜む魔物(主にLB)によって、最後まで権利を獲ることが叶わないんじゃないか......と悲観していたので、悩みのタネが解消され心が晴れやかになったのを感じた。

    ......心臓の音が面白くなった。

    ドンドットット♫ ドンドットット♪

    これまでは「勝ち」を最優先にしてシビアにデッキ選択してきた。

    でも、これからは多少の不合理にも目をつぶって、「好き」を詰め込んだデッキを使うことができる。

    「おれのやりたかった事全部できる............!!」

    はい。

    と......言うことで、今回は「ディーヴァグランプリ7th」で使用した<白夜の使者 サシェ・モティエ>デッキの紹介と解説をしていきます。
    冒頭にも書いた通り、自分の「やりたいこと」「好きなこと」をデッキに詰め込んだ「最速リミ8」構築(※僕命名)となっています。

    そのため、若干の"クセ強"構築になっていることは否めません。

    とは言え、そこに目をつぶれば、予選全勝+《サシェ》のNo.1ルリグ賞を獲得できましたので、そこそこ良いデッキに仕上がってると思います。

    さっそく行ってみまs......

    の前に、宣伝です!!


    「飲みクロスパーティ2023-WINTER-」開催!!!

    ■日時:11/25(土)※「夢限少女杯東京予選」前日
    ■場所:巣鴨
    ■概要:https://tonamel.com/competition/awX0Q

    パーティスペースを貸し切って、お酒を飲みながら(飲まなくてもOK)わいわいウィクロスや各種サブイベントで盛り上がれるイベントです!!

    ちょっと早めの忘年会がてらに如何でしょうか?

    「夢限少女杯東京予選」の最終調整に使ってもOK
    ※権利持ちセレクターが多数参加してくれるはずなので、ガッツリ構築相談にも乗れます!!

    楽しいイベントになるよう頑張りますので是非参加してみて下さい〜

    目次
    • 「最速リミ8」構築って何?(前編)
    • 白軸サシェの紹介(後編)
    「高速リミ8」構築って何?
    以前「夢限少女杯」で使用した共宴の巫女 リメンバ・ディナーデッキ紹介でも結構熱く語ったのですが、当時とは取り巻く環境も大きく変わってきたので、今一度語らせていただきます。

    「最速リミ8」構築で追い求めるのは、結局のところ「ダメージレース」です。

    ディーセレは相手より先に8ダメージ叩き込むことが唯一の勝利条件です。そのアプローチの1つとして「毎ターン3点取る」「ルリグアタックを通すための手札破壊」「追加打点モリモリ」などの攻撃面が大事だと謳ってきました。

    しかし、ディソナ環境を経て火力が頭打ちになりつつある今、ダメージレースのもう一つの側面である「盤面強度」にも焦点を当てても良い頃合いではないでしょうか?

    ゲーム決着までのターン数が遅いのであれば、コチラの「盤面強度」上げ、相手を減速させることで、より遅くしてしまえば先にゴールできるのはコチラという寸法です。

    その盤面強度を求めるに際して、個人的に最も美しくデッキの理想形だと感じているのが、僕の大好きな「最速リミ8」構築です。

    1. 「最速リミ8」構築って?
    2. 何が嬉しいの?
    3. 求められる適性

    1.「最速リミ8」構築って?
    読んで字の如くです。

    《レベル1シグニを探しに行けるアシスト》+《トラッシュから回収できるアシスト》。そして、レベル2にグロウしたターンの返しの受けで即使用できる軽量防御アシスト2種を搭載することで、レベル3のメインフェイズ迄にリミット8を作り、そこからは3+3+2の盤面を作り続けます。こうすることで、相手の除去の難易度をアップするのが「最速リミ8」の基本理念です。

    具体的なアシストの例としては、以下の通り。
    この組み合わせは今回紹介するサシェデッキで実際に使用しています。

    マキナウィングスラッシュ>+<マキナリペア
    マドカ//フロート>+<マドカ//ダブ

    そして、この「最速リミ8」構築にすることで何が起こるかと言うと、デッキに採用すべきレベル1シグニが最低枚数で済みます。

    え〜、僕は他人のデッキを見る度に「レベル1が多すぎる......」という、端から見れば、地獄のミサワ先生の「目が開き過ぎている......」と似た感性を有しています。

    とは言え、ゲームに支障が出ない範疇であれば、レベル1シグニは「減らし得!!」だと考えています。

    「最速リミ8」構築にすることで、レベル1のシグニを1ターン目に2枚引けてしまえば、それ以降のターンは基本的に不要となります。そのため、極限までレベル1を減らすことができ、空いた枠にレベル2のシグニを採用できます。

    1ターン目にレベル1シグニを2体展開できれば、続く2ターン目は《トラッシュから回収できるアシスト》でレベル1シグニを回収できます。残りの2面には増量したレベル2シグニを出してやることで盤面が埋まります。

    そして、2ターン目の受けのターンに軽量アシストを両方吐くことで、続く3ターン目以降はリミット8で迎えることができるので、3+3+2の盤面を作れば良いのでレベル1シグニは不要となります。

    このような試合展開を踏むことで、先述した通りレベル1のシグニは1ターン目に2枚あれば後はゲームに絡みません。

    2.何が嬉しいの?
    そして「高速リミ8」構築にすることで何が嬉しいのかと言うと、大きく以下の2点です。

    • 盤面強度が向上する
    • コスパが良い

    まずは、レベル1とレベル2シグニの盤面強度差です。

    直近のブルアカを例に出すと、極端ですけど、レベル1のシグニは絆を獲得した<牛牧ジュリ>1体に2面吹き飛ばされてしまいますし、多少パワーが高かろうが<杏山カズサ>のようなレベル以下除去で簡単にやられてしまいます。

    逆に、8000という高いパワーを持つ<杏山カズサ>を除去しようとすると一苦労です。<鰐渕アカリ>のような、重めのリソースを消費するシグニが必要となります。

    この盤面強度の差は、ディーヴァセレクションと言う限られたリソースで戦うゲームにおいて、ジリジリと効いてきます。盤面強度を考えているデッキとそうでないデッキでは、体感ですが少なく見積もっても2〜3点程度はゲーム中を通しての被ダメージに差が生じると思っています。

    3点分のダメージと言えば1ターン分に相当すると考えると、かなりのインパクトがあることがなんとなく伝わると思います。

    そして、盤面強度が疑似的な防御面数になってくれるのであれば、その分アシストの防御面数を減らしても、同じだけのターン数を戦えるという理屈になります。(ちょっと安直ですけど)

    ココで生じてくるのが、アシスト防御面数によるリソース差です。

    現状のディーセレでは、1面防御を基礎とすると、そこから+1面されるごとに約4リソース追加される査定になっています。※除去が絡むものは除く

    アシストのマドカを例に説明します。

    マドカ//ダブ>は0エナで使える1面防御のアシストですが、1ドローが付いてくるので+1リソースとなります。それと比較して<マドカ//クラップ>は3面防御で使用するとエナ5の手札2枚で-7リソースとなります。

    他の2面防御の査定が、<ピルルク/D-M>や<ウムル=ダウン>のように、だいたい3エナ程度の査定なので、概ねこの考え方であっていると思います。

    こうを考えると、盤面に配置したシグニが点数を守ってくれることがどれだけ凄いことか伝わりやすいのではないでしょうか?浮いたリソースで除去しても良し、ハンデスしても良しです。

    3.求められる適性
    ここまでで、メリットを沢山紹介してきましたが、当然ながらデメリットも存在します。

    そもそも、「高速リミ8」構築なんてものが正当化されていたのは、《ハンデスリメンバ》が環境トップだった、低速環境だからです。昨今の追加打点マシマシで爆速で駆け抜けてくるルリグが一定数存在するディソナ環境において、アシストの防御面数が少ないという事象は、普通に致命的です。

    それこそ、そんなルリグ達より先に走り切れる、圧倒的な攻め性能を持ったデッキにしか許されない芸当と言えるでしょう。

    もしくは、ルリグ自体が少ない防御面数をカバーできるだけの凄まじい防御性能を有しているなんてことでもなければ。

    ......おや?

    という事で、僕の大好きだった「高速リミ8」構築の盤面強度デッキがディソナの旋風に呑まれてからもう少しで1年。<カオス!chaos!混沌!>という最強の強化を受けて、舞い戻ってきました。

    それが今回紹介する《白軸サシェ》になります。



    後編に続きます。

【ディーヴァグランプリ7th振り返り!!】理想をいっぱい詰め込んだ最速リミ8サシェ解説【後編】

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    by 攻略コラム

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    【ディーヴァグランプリ7th振り返り!!】理想をいっぱい詰め込んだ最速リミ8サシェ解説
    前編はこちらから。
    白軸サシェの紹介
    1. なれそめ
    2. デッキリスト
    3. デッキの概要
    4. 特徴的なカードの紹介
    1.なれそめ
    「ディーヴァグランプリ6th」から「ウィクロス九州フェスティバル」にかけて、前回紹介した<カオス!chaos!混沌!>を採用した《白軸タマ》、通称《カオスタマ》を愛用していました。

    このまま「ディーヴァグランプリ7th」に《カオスタマ》を続投しても良かったのですが、環境の変遷として向かい風が2つありました。ミラーとなる《カオスタマ》と、<黒点の記憶>を採用した<ナナシ 其ノ参ノ禍>の増加です。

    前者は、序盤のダメージの要となる<オーバー・パシュート>の引けている枚数と、先手後手に大きく勝敗が左右されてしまいます。ハッキリ言って概ねジャンケンによる運ゲーになってしまうので、流石に渋いな〜と。

    後者は、もともと<メル・インビジブル>搭載のデッキは打点不足になりやすい点に加えて、<黒点の記憶>による2点分の防御+<羅菌姫 ヘドニム//ディソナ>のライフバーストが<サーバント #>を拾えるのもシンプルにキツいです。

    とは言え、この2点意外に大きな環境の変化はありません。この点さえクリアできてしまえば、《白軸》+<カオス!chaos!混沌!>パッケージの環境への刺さりの良さは健在だと考えていました。そのため、他のルリグでこの課題をクリアできないか模索を開始しました。

    そこで辿り着いたのが、ディソナ編が始まる前に一時代を作り上げた往年の白ルリグ、<白夜の使者 サシェ・モティエ>でした。


    2.デッキリスト


    3.デッキの概要

    1.基本思想
    2.《カオスタマ》との差別点
    1.基本思想
    従来の《白軸》デッキ、もっと言えば「夢限少女杯」の頃の<白夜の使者 サシェ・モティエ>と基本的な思想は同じです。

    オーバー・パシュート>や<聖英 タンゴカード>などの手札に戻す除去を多用して、なるべく相手にエナを与えることなく攻め込んでいきます。盤面強度の高いシグニ、絞ったエナ、軽い防御アシストの3拍子で、可能な限りのライフクロスを維持しつつ序盤戦をこなします。

    白夜の使者 サシェ・モティエ>にグロウ後はゲーム1と<白羅星姫 フルムーン>で強烈にアタックを抑制することで、5ターンから6ターンという長めのゲームレンジに持ち込み、<カオス!chaos!混沌!>によるリフレッシュダメージも織り込みながら、じりじりと勝利を目指しましょう。

    2.《カオスタマ》との差別点
    《カオスタマ》を差し置いてまで使用するからには、相応に差別化できてないと劣化になってしまいます。僕の考える差別点は以下の5点。



    序盤のパワーライン
    現行の《カオスタマ》との最大の差別要素はココにあります。

    カオス!chaos!混沌!>で黒、<メル・インビジブル>で緑エナを要求されるため、枠などの都合上、どうしてもレベル1に多色持ちのパワー5000バニラを沢山採用する必要があります。

    そこでどう考えても問題になってくるのが、ほぼ全てのディソナデッキに採用されている最強の焼きシグニ<小砲 バクチク//ディソナ>の存在です。手札に戻す除去を主体にしている都合上、<小砲 バクチク//ディソナ>がほぼノーコストで繰り返し使えてしまうのは由々しき事態です。

    《カオスタマ》を使っていて、コチラの5000バニラが<小砲 バクチク//ディソナ>に除去されるたび悲しい思いをしてきましたし、「どうせ除去されるならせめてエナ使ってくれ!!」と何度思ったことか......

    そんな悲しみを経て、このデッキのレベル1は<聖将 トキユキ>と<コードアート Dスペンサー>のパワー8000になれるシグニで固めています。

    特に<コードアート Dスペンサー>の発見は大きく、序盤から抱えて強いスペルが7枚も入っているので、かなり安定してスペルを見せてのパワーパンプ効果を使うことができます。

    現環境における序盤の8000ラインは非常に強力で、シグニによる突破は困難もしくは、仮にできたとしてもそれなりのリソースを代償に奪うことができます。続くターンも<マキナウィングスラッシュ>によって、同様の強度の盤面を維持できるので、《カオスタマ》と比較して、平均して1〜2点程度はライフクロスを残すことができる印象です。

    この点は本当に大きいと考えています。

    パワー12000のPンライト
    次に大きいのは<コードハート Pンライト>を強く使える点です。
    《カオスタマ》の頃から、ミラーマッチを見据えての<コードハート Pンライト>の採用は、選択肢としてアリでした。

    しかし、ネックになってくるのが10000しかないパワーです。悲しいことにそのままでは複数体並べていようが<カオス!chaos!混沌!>で焼き払われてしまいます。トラッシュの領域移動封じ効果を使われてしまうと、次のターンの回収もままならず、単品で使うにはやや不安が残ります。
    当時は<幻怪 コックリサン>と組み合わせて採用していましたが、枠の確保も難しく最終的には抜けてしまいました。

    その点、<サシェ>であれば自身の起動効果で<コードハート Pンライト>のパワーを2000パンプしてくれるので、<カオス!chaos!混沌!>単体ではバニッシュされません。

    これによって《カオスタマ》相手には<コードハート Pンライト>を毎ターン立て続けて、ルリグアタックを強烈に抑制し続けながら<ロンゴミニアド>で攻めることで、ダメージレースで競り勝つプランが狙えます。

    まぁ、<ダークネス・セブン>が絡むと除去されちゃうんですけど......

    擬似的な防御面数の多さ
    このデッキの防御面数は<マドカ//ダブ>と<マキナリペア>の2面とかなり少なめですが、<白夜の使者 サシェ・モティエ>のゲーム1と<白羅星姫 フルムーン>によって、だいたい6面防相当の強度を誇ります。そこに序盤の高パワー+早期リミット8になることによるトータルの盤面強度の高さが上乗せされるのでマジで堅牢です。

    この点は、短期決戦を前提としたデッキに対し、強制的にコチラのゲームレンジに持ち込むことができるため、非常に強力です。

    エレシュキガルが投げられる
    上記の通り、物凄い防御面数を有しているので、ライフクロスの維持がしやすいです。

    ココで輝いてくるのが、2枚のライフクロスと引き換えに問答無用で相手シグニをトラッシュに叩き込める<凶魔姫 エレシュキガル>の存在です。
    普通にフィニッシュで投げつけたり、<白羅星姫 フルムーン>で次のターンの生存を確定させながら投げたり、逆に<凶魔姫 エレシュキガル>の存在があることで、相手に攻めを無理強いすることもできます。

    実際に「ディーヴァグランプリ7th」の予選7回戦を通して、7回<凶魔姫 エレシュキガル>を投げています。1試合に2回投げたこともありました。メッチャ投げれます。

    また、<白夜の使者 サシェ・モティエ>の構造的な弱点として、全自動で<聖天姫 エクシア>を誘発させてしまうという点があります。そこを<凶魔姫 エレシュキガル>が解決してくれています。

    スーパー・ヘルエスタセイバー>で拾えるため、欲しい時には安定して運用できる点も◎

    ゼノ・クラスタ不要
    アシストの構成上、相手からのリソース奪取のせいで防御アシストが吐けないという事象は起こり得ません。であれば防御面数を担保するための<ゼノ・クラスタ>は必要なく、その枠に今回採用している<スーパー・ヘルエスタセイバー>のようなパワーの高いピースを搭載することができます。

    ディソナの《花代》や《みこみこ》が一定数存在する環境にあって、<ゼノ・クラスタ>を入れなくていいという点はかなり強力だと思います。



    ......と、しっかり差別点は存在しますが、勿論デメリットもあります。

    一番目立つところで打点の安定感の不足です。

    いくらルリグが除去効果をもっていたり、<凶魔姫 エレシュキガル>が投げられるといっても、なんやかんや全面要求を繰り返すのは難易度が高いです。ルリグの連パンも<大装 ロンゴミニアド>を引けていないと行使できず、<大装 ロンゴミニアド>を立ててしまうと、盤面が弱くなってしまうのも若干のモニョりポイントです。

    また、1ターンの最大打点の少ない点も挙げられます。タマは全面空け+<聖将姫 コウメイ>+<聖美 ガクブチ>+ゲーム1によって最大3+3=6打点を叩き出せますが、サシェはどう頑張っても3+1=4点が限界です。ここはタマの感覚に慣れてしまっていたので、もどかしさを感じちゃいました。

    最速でのリミット8に拘らないのであれば、<マキナスマッシュ>や<マキナネビュラ>にして、盤面で安定して要求する形にしてやるのも良いかもしれません。

    特徴的なカードの紹介
    ルリグデッキ
    マドカ//フロート / マドカ//ダブ
    パッと見タマゴの方が良くないと思ったセレクターの方は慧眼です。

    青のカードを採用していないので、<マドカ//ダブ>の追加効果を使う機会は基本的にありません。そのため、<タマゴ=ジェットスティック>の2ドローの方が活きるシーンが多いのは間違いありません。

    ただ、極限までレベル1シグニを減らしたいという思想から、最初のターンに1枚でも多くデッキを掘りたいがために<マドカ//フロート>を擁するマドカラインを採用しています。

    マキナウィングスラッシュ / マキナリペア
    マキナラインはこのデッキと相性バツグンです。

    除去しながら、数少ないレベル1を使い回せる<マキナウィングスラッシュ>には文句の付けようがありません。

    また、「最速でリミット8を作りたい」と「盤面強度を高くしたい」という思想はときに喧嘩します。

    特に先攻の際に、此方の2ターン目の盤面が固すぎて1面しか要求されないという状況がザラに発生します。「リミットは早く上げたいけど、防御を無駄に吐きたくない」というジレンマが発生する訳です。

    そこで活きてくるのが<マキナリペア>で、状況問わずいつでも使える1面防御という性能がこのデッキに合致しています。

    他にも、稀にレベル2が3枚手札に揃ったときには、2ターン目にリミット6を作れる点も活きてきます。

    幻竜姫ドラゴンメイド
    カオス!chaos!混沌!>と合わせてリフレッシュに持ち込むための一押し要因。
    デッキを破壊できるシグニはそこそこいますが、同時にそこそこのパワーマイナスを行使できる点を評価しました。

    大装 ロンゴミニアド
    かなりの高燃費でルリグ2回攻撃が可能になります。エナはサシェの自動効果で使えるので、ナンボあっても良く、節約できるに越したことがありません。

    コードハート リメンバ//メモリア>と並べてやれば、ガードへの課税がのったルリグ連パンで攻められるので、エナを極限まで絞りたいこのデッキとは相性抜群です。また、<聖美 ガクブチ>を添えてやれば、シグニ1点+ルリグ2点の<奏月の巫女 タマヨリヒメ>のような攻め方も可能です。

    全てのシグニをダウンしてアタックできるので、相手のライフバーストによって盤面が空かないのも嬉しい点です。

    とは言え、盤面で3点取れた方が強いので、お好みの枚数<聖天 アークアテナ>に差し替えても良いと思います。

    ダークネス・セブン
    サシェの<ダークネス・セブン>はマジで強いです。

    最速でリミット8になると言うことは、<ダークネス・セブン>のエクシード込みのフルパワーテキストも即座に使用できちゃいます。

    パワー2000と8000のマイナスの振り分けはかなり優秀で、<聖英 タンゴカード>などその他のカードと組み合わせることで要求が組みやすくなります。


    最後に
    如何でしたか?

    ブルアカ環境における盤面強度の高さの予習です!!と言いたかったのですが、僕の筆が遅く、旬を逃してしまいました......

    これから若干ゲームスピードが落ちることが予想されるので、「高速リミ8」の思想は覚えておいて損は無いと思います。

    機会があればブルアカサシェなんかも作ってみたいですね。

    以上です。
    最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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