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攻略コラム:2023年11月 アーカイブ

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「ブルーアーカイブDIVA」が与えた影響と対策

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    by 攻略コラム

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    「ブルーアーカイブDIVA」が与えた影響と対策
    はじめに
    こんにちは、「しみずき」です。
    ブルーアーカイブDIVA」環境、楽しんでますか?

    強力かつ魅力的なカードが多く、かくいう僕もセレモニー毎に違うブルアカデッキを組んで持ち込んでいます。どのデッキも環境デッキと十分に渡り合えており、ブルアカのポテンシャルの高さをヒシヒシと感じます。

    今回は「ブルーアーカイブDIVA」による環境の変化と、その対策案をピックアップしました。

    個人的に「環境を分析し一歩先のデッキ構築をすること」が、ディーセレで勝つための最大の近道だと思っています。今後のデッキ調整の一助になれば幸いです。

    早速行ってみましょう。


    今回の目次は以下の通りです。


    1. 「伊落マリー対策」できてますか?
    2. 「高パワーのレベル2シグニ対策」できてますか?
    3. 「ハンデス&リフレッシュ対策」できてますか?
    4. 「早瀬ユウカ対策」できてますか?


    1.「伊落マリー対策」できてますか?
    個人的にブルアカ環境において最も注目したいのは<伊落マリー>の存在です。
    ディーセレには<コードメイズ キョウシュウ>というシグニが存在し、高い盤面強度を誇る下級シグニとして環境トップのデッキに採用されていました。「先攻<キョウシュウ><キョウシュウ>」はかつてのディーセレの上振れ要素の1つでした。

    レベル1のシャドウによって、シグニだけでなくアシストルリグによる除去も効かない点が非常に優秀です。

    とは言え、特定のカードを1ターン目に2枚引いてくるのは非常に運が絡みます。

    その点、<伊落マリー>は1枚引いてくるだけで、<コードメイズ キョウシュウ>2面と同等の盤面強度を再現することができてしまいます。

    更に、ブルアカデッキに標準搭載の<クロノス報道部>や<連邦生徒会>がデッキを掘れるため、自然と<伊落マリー>にアクセスしやすくなっている点も見逃せません。

    しみずきビッグデータによれば、<伊落マリー>4枚採用+ドローアシスト込みであれば、高確率で1ターン目に引き込むことができます。

    ブルアカ軸のデッキは色縛りも緩く、とりあえずどのデッキにも4枚入れとけば対面によっては1点以上の防御になってくれるので採用率も高めです。もはやブルアカデッキに先攻取られたらほぼ出てくると思っても良いでしょう。

    であれば、ブルアカ環境において<伊落マリー>対策は必須です。

    ブルーアーカイブDIVA」のプールでは、先攻の<伊落マリー>によるシャドウを突破できるカードは<守月スズミ>しか存在しません。

    1ターン目からガンガン攻めるデッキであれば、<守月スズミ>+<各務チヒロ>などの組合せを多めに採用すると良いでしょう。

    アシストルリグはブルアカに拘らないのであれば<緑姫・雨槍><サンガ//エアー><MC.LION-STANDUP>などを採用することで対策可能です。

    ブルアカ以前からディーセレを遊んでいるセレクターにはいまさら言うまでもありませんが、ディソナデッキの<幻獣 ワウルフ//ディソナ>や、<コードアート LION//フェゾーネ>や各種除去スペルの価値が上がってきているのは間違いないでしょう。


    2.「高パワーのレベル2シグニ対策」できてますか?
    ブルアカ環境突入直前の頃から、パワー8000のレベル2シグニが再評価される傾向にありましたが、「ブルーアーカイブDIVA」発売後にこの流れは更に加速しました。

    要因としては「ブルーアーカイブDIVA」に優秀な高パワーのレベル2シグニが数多く収録された点、ブルアカデッキにはほぼマストで採用される<クロノス報道部>or<連邦生徒会>のお陰で1ターン目により多くのデッキを掘れるようになったことで、レベル1シグニの採用枚数を削れるようになった点が大きいと考えています。

    白洲アズサデッキが2ターン目にリミット6を作り、レベル2シグニを3体並べる場面を見たor相対したセレクターは少なくないでしょう。

    僕自身も先述した<伊落マリー>からの、レベル2シグニ3面の流れで、最推しアシストである<マキナウィングスラッシュ>が無力化されていく姿に涙を何度のんだことか......

    そして感じたコトがあるはずです。絆を獲得したパワー12000の<羽川ハスミ>が立ち並ぶ姿を見て

    「除去できねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

    と。
    白洲アズサデッキは少し極端ですが、ブルアカのデッキは従来のデッキ群と比較して、全体的に高パワーのレベル2シグニが並ぶことが多くなっているのは事実です。

    であれば、ブルアカ環境において、2ターン目に立ち並ぶ高パワーのレベル2シグニへの対策も必須です。

    ブルーアーカイブDIVA」収録のシグニでは<鰐渕アカリ>や<和楽チセ>が高パワーのシグニを除去することができます。
    他にもアシストに<十六夜ノノミ>や<浦和ハナコ>などを採用することで、テンポを損なわずに攻めることができるでしょう。

    とは言え、上記のシグニ群やアシストを使った除去はコスパが悪く、2ターン目までに引いてくるにはまとまった枚数を採用しなければならず、少し難があります。

    また、レベル3以降であればルリグの効果や<陸八魔アル>などのコスパの良い除去シグニにより、安定して攻めることができます。最初から2ターン目の攻めは割り切って<河和シズコ>や<明星ヒマリ>で自分のリソースを伸ばしたり、相手の妨害をするのも一つの手です。


    逆に歴戦のセレクターは、これまでの感覚で除去札を採用していると、思うように攻められず相手の望むゲームレンジに引きずり込まれてしまいます。

    対策として各種レベル2を除去できるアシストや、<不穏☆FU☆ON!><ウルトラスーパーヒーローズ>などの2ターン目に使いやすい除去ピースの価値が上がってきている点には注目です。

    また、低速意識の環境になったことで、防御面数を削ってガンガン攻めるデッキに隆盛の兆しが見えます。相対的に受ける打点が減ったことで、少ない防御面数でも所定のターン数まで生存しやすくなっています。他にもブルアカの高パワーシグニ達は此方のレベル2パワー5000のシグニの処理は苦手なので、<羅植 アイビー//ディソナ>などが再び輝く気がしています。

    この点は、追加打点+4面防御の応酬だったディソナ環境との大きな相違点といえるでしょう。


    3.「ハンデス&リフレッシュ対策」できてますか?
    ブルアカ軸デッキの大きな武器の1つに<ゲヘナ学園風紀委員会>があります。
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    山札破壊やパワーマイナスもさることながら、最も強力なのが任意のシグニを3枚回収できる点です。これにより、このピースを使用したターンは理想の盤面を作ることができます。

    ココで活きてくるのがブルアカきってのパワーカード<猫塚ヒビキ>の存在です。緩い条件ながら1体で2枚の手札を破壊できるこのカードはハチャメチャに強力。<猫塚ヒビキ>2体に追加で<才羽モモイ>か<黒崎コユキ>を並べてやることで、一瞬で5枚もの手札を奪い去ることができます。このギミックの恐ろしいところは、手札破壊に特化したデッキでなくても、要所で大量ハンデスを行使できる点にあります。

    相手のデッキに黒のルリグと<猫塚ヒビキ>が見えたら突如として手札が無くなる可能性があることを認識しましょう。

    また、<ゲヘナ学園風紀委員会>の恩恵の1つにリフレッシュ誘発があります。
    相手デッキの山札消費量にもよりますが、14枚〜18枚程度の山札破壊ができれば、安定してリフレッシュまで持ち込めます。手札破壊と同様にそこまで特化させずとも、<獅子堂イズミ>や<黒舘ハルナ>を少数採用しておくことでリフレッシュダメージを狙えるようになります。

    この手札破壊とリフレッシュダメージはディーセレにおいて非常に強力な戦術です。
    特に手札破壊は無策で喰らってしまうと簡単に1ターンを無駄にしてしまうことになりかねません。
    ディーセレにおいて1ターンの損失は負けに直結するので、構築段階である程度は手札破壊に抗えるようにしておく必要があります。

    具体的な対策としては、此方も<ゲヘナ学園風紀委員会>のような回収札を採用するのが最も簡単です。他にもブルアカのセンタールリグは総じてゲーム1で盤面を作ることができるので、手札破壊メインの相手にはゲーム1を温存しておくなどのプレイングでカバーすることもできます。

    また、ブルアカのカード群はエナゾーンには干渉できないので、<久田イズナ>との絆を獲得して、エナゾーンに要求になるカードを囲っておくのも有力です。<久田イズナ>自身がアサシンで要求できる点と、出現時に手札とエナを入れ替えることができるので山札の上から引いた2枚からでも、しっかりとした要求を組み立てることができます。

    他にも<覆面水着団>は手札破壊とリフレッシュどちらにも対応しているので、これらに苦しめられる展開が多いのであれば強力なカウンターとなってくれるでしょう。


    4.「早瀬ユウカ対策」できてますか?
    ブルアカ軸デッキの話からは逸れますが、前環境で流行していた<カオス!chaos!混沌!>搭載の《タマ》のようないわゆる《白軸》のデッキには逆風が吹き荒れています。

    その要因となっているのが<早瀬ユウカ>と<守月スズミ>です。
    バウンス(手札に戻す除去)を主体とする《白軸》デッキに対して、余りがちな手札をコストに除去を拒絶できる<早瀬ユウカ>の効果は天敵と言えるでしょう。

    また、<聖天姫 エクシア>や<コードハート リメンバ//メモリア>などの高い盤面強度を誇るシグニに依存し過ぎていると、<守月スズミ>によって大きく計算を崩されてしまいます。

    ブルアカ環境で《白軸》デッキを続投するのであれば、<早瀬ユウカ>対策に<コードメイズ ペイラビ//ディソナ>や<コードメイズ ユキ//メモリア>の採用はマストに感じました。
    もしくは<カオス!chaos!混沌!>のパワー10000マイナスと合わせて、バニッシュまで持ち込めるように<凶将 イゾウ>を採用するのもありだと思います。<ダークネス・セブン>でも同様の動きができますが、公開領域に見えてさえいれば必ず使える点が魅力です。

    守月スズミ>はぶっちゃけどうしようもないのですが、どうしても対策したいのであれば<翠将姫 ヒデヨシ>を採用することで、<守月スズミ>の出現時効果を拒絶することができます。


    最後に
    如何でしたか?

    環境に大きな影響を与えた「ブルーアーカイブDIVA」ですが、実際の大会結果にも如実に反映されています。その最たるは防御面数を削ったデッキの台頭です。従来のディソナ環境では考えられないような2面防御のブルアカデッキが数多く入賞しています。この点はブルアカのカード群の盤面強度が如何に優れているかの裏打ちといっても良いでしょう。

    また、今後の採用カードの変遷にも要注目で、<伊落マリー>のパワーの低さに付け込まれるケースが増えるのであれば、高パワーの<下江コハル>や<大野ツクヨ>に移り変わっていくことが予想されます。

    今後も開拓が進んで、強力なブルアカデッキが登場するのを楽しみにしています。

    以上です。
    最後まで読んでいただいてありがとうございました!!

【ディーヴァ】ブルーアーカイブで学ぶ、アシストルリグの使い方!

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    by 攻略コラム

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    ブルーアーカイブで学ぶ、アシストルリグの使い方!
    はいこんにちは、からばこです。
    ブルーアーカイブ DIVA」が好調of好調だそうで、一人のユーザーとして嬉しい限りです。
    5日の先生セレクター交流会や、各地のスタートツアーのティーチングは大盛況、ブルアカ限定構築のウィクロスパーティーは、初めて見る顔で定員オーバーなどなど......。すごいですねブルーアーカイブ。

    というわけで遊々亭では、ブルアカからウィクロスを始めてくださった皆様が、もっともっとウィクロスを楽しめるようになる、チュートリアルな記事をたくさん発信していきます。主に私が。
    高度な話はしません。ブルアカでいう、「EXスキルを使うタイミング」「編成のポイント」「難所攻略」......みたいな感じです。ブルアカ攻略wikiを読む感覚で楽しんでいただければ幸いです。

    それでは行ってみましょう!
    今回は「アシストルリグの使い方」です。

    目次
    1. アシストルリグって何ができるの?
    2. アシストルリグの役割を詳しく知ろう
    3. いつグロウすればいいの?
    4. おすすめのブルアカアシストルリグ
    5. まとめ

    1:アシストルリグって何ができるの?
    アシストルリグとは名前の通り、バトルをアシストしてくれるルリグです。
    センタールリグ(アズサ、ネル、シロコ、ヒナ)の左右に立ち、バトルのサポートをしてくれます。
    ブルーアーカイブDIVAでは<補習授業部>(ハナコ、ヒフミ)、<C&C>(アスナ&カリン)、<対策委員会>(アヤネ&ノノミ)、<風紀委員会>(イオリ&チナツ)の4種類が登場しています。
    まずは、アシストルリグのできることを見ていきましょう。
    主に3つあります。
    1:バトルを優位に進める
    アシストルリグはレベル0から2までが存在し、メインフェイズやアタックフェイズにグロウできます。
    グロウした際に、手札やエナを増やしたり、相手のシグニを除去したりして、バトルを優位に進めてくれます。
    主にレベル1のアシストルリグになりますが、困ったらとりあえずグロウしましょう。困らなくてもグロウしましょう。

    グロウの回数に制限はありません。左右のアシストルリグを、同じターンにグロウしても大丈夫です。
    また、同じアシストルリグを同じターンに、何度もグロウしてもいいです。「0→1→2」とグロウしてもOKです。

    2:相手の攻撃からライフクロスを守る
    中には、アタックフェイズにグロウできるアシストルリグもいます。
    相手のアタックフェイズにも、自分がアシストルリグにグロウするタイミングがあります。
    そこで、アシストルリグをグロウさせ、出現時能力を使うことで、相手の攻撃を止める、というイメージです。
    先にこの記事の結論を書きますが、「『アタックフェイズ』と書かれたアシストルリグは、基本的に相手のアタックフェイズにグロウする」だけ覚えて帰ってください。

    3:センタールリグのリミットを増やす
    最後に、レベル2のアシストルリグは、センタールリグのリミットを増やしてくれます。
    アシストルリグの左上に「リミット+1」とありますね。
    センタールリグのリミットが増えれば、強力なシグニ(レベル3のシグニ)を、多く場に出すことができるようになります。
    どんどんグロウさせていきましょう。


    というわけで、アシストルリグにできることは

    ・バトルを優位に進める
    ・相手の攻撃からライフクロスを守る
    ・センタールリグのリミットを増やす

    の3点です。覚えましたか?

    できることを学んだら、できないことも学びましょう。
    以下の2つに注意です。
    1:アシストルリグのレベルは、センタールリグより大きくならない
    アシストルリグのレベルは、センタールリグより大きくなってはいけません。
    センタールリグがレベル1のときに、アシストルリグはレベル2になれません。注意です。
    同じにはなれます。センタールリグがレベル1のときに、アシストルリグはレベル1までグロウできます。

    2:同じルリグタイプのアシストルリグは並べられない
    左右に<C&C>を置いて、アスナとカリンを並べる、ということは残念ながらできません。やりたかったなあ。
    ウィクロスでは、ルリグデッキに同じ名前のカードを2枚以上入れられないルールなので、レベル0の<C&C>は、1枚しか採用できません。

    というわけで、できること3つ、できないこと2つをお伝えしました。
    特に「できること3つ」については、ここから詳しく見ていきます。

    2:アシストルリグの役割を詳しく知ろう
    アシストルリグのできること3つ

    ・バトルを優位に進める
    ・相手の攻撃からライフクロスを守る
    ・センタールリグのリミットを増やす

    について、一つひとつ詳しく見ていきます。

    1:バトルを優位に進める
    主にレベル1のアシストルリグについてです。
    大きく役割を分けると「手札やエナを増やす」「相手のシグニを除去する」の2つです。

    手札やエナを増やす
    阿慈谷ヒフミ><一之瀬アスナ><奥空アヤネ><火宮チナツ>の4人ですね。
    奥空アヤネ>はエナを、残る3人は手札を増やしてくれます。
    ゲーム序盤に、とりあえずグロウしておきましょう。

    相手のシグニを除去する
    浦和ハナコ><角楯カリン><十六夜ノノミ><銀鏡イオリ>の4人ですね。
    こちらもゲーム序盤に、困ったらグロウしておきましょう。
    シグニの能力でバニッシュできない、バニッシュしづらい相手のシグニを狙うと効果的です。

    2:相手の攻撃からライフクロスを守る
    レベル2のアシストルリグの中には、アタックフェイズにグロウできるものもあります。
    (カード効果欄の左上に「アタックフェイズ」とあるアシストルリグが該当します)

    このアシストルリグが非常に重要で、相手のアタックフェイズにグロウできます。
    相手ターンのアタックフェイズ内の「ディフェンスステップ」というタイミングでグロウできるので、主にここでグロウし、相手の攻撃からライフクロスを守るように使います。
    (※ルールについてはウィクロス公式の「初心者ガイド」の「対戦ルールを詳しく知りたい!」の「ゲームの流れ・アタックフェイズ」をご覧ください)

    ウィクロスの対戦では、対戦相手のターンにできることは「ディフェンスステップ中にアシストルリグにグロウする」ことのみ、といっても過言ではありません。
    ですので、「アタックフェイズと書かれたアシストルリグは、原則相手のターンにグロウする」と理解してしまって大丈夫です。

    (もちろんディフェンスステップ以外にも、相手ターンにできることはありますし、アタックフェイズ中にグロウできるアシストルリグを、あえて他のタイミングで使うこともあります。それは応用になってくるので、今は気にしないでください)

    また、アタックフェイズにグロウできるのは、ほとんどがレベル2のアシストルリグです。
    レベル1のアシストルリグは、ほぼ全員がメインフェイズ、つまり自分のメインフェイズでしかグロウできません。
    ですので、相手の攻めに備えて、アシストルリグはレベル1にグロウしておくことが大切です。
    レベル1の項目で「とりあえずグロウしておきましょう」と書いたのは、そういう背景があるためです。


    上で紹介した8人のアシストルリグはみな、アタックフェイズにグロウできるレベル2のアシストルリグがいます。
    役割やできることはそれぞれ違うので、先の項目で紹介します。

    3:センタールリグのリミットを増やす
    レベル2のアシストルリグは、皆「リミット+1」とあるように、センタールリグのリミットを1増やしてくれます。
    左右でリミットが1つずつ増えるので、リミットが全部で2増えますね。
    特にセンタールリグがレベル3になるゲーム中盤以降で、このリミット増が重要になります。
    レベル3センタールリグのリミットは6です。
    アシストルリグでリミットが増えていないと、出せるシグニのレベルの合計は6。つまり、3体のシグニのレベルが「3・2・1」や「2・2・2」となります。主力となるレベル3シグニが1体までしか出せませんね。
    レベル3シグニを2体出すと、それだけでリミット6に到達し、シグニゾーンが1つ空いてしまいます。ライフクロスを無防備にすることは避けたいところです。

    ここで、左右どちらかのアシストルリグのレベルが2になり、リミットが7になるとどうでしょう。
    「3・3・1」とできるようになり、強力なレベル3シグニを2体出せるようになります。攻めるも守るもヨシ!です。
    また、「3・2・2」として、除去されやすいレベル1シグニを場に出さない、という戦略も取れます。

    他にも、レベル2のアシストルリグの中にも、メインフェイズのみでグロウできるルリグがいます。
    センタールリグがレベル2(リミット5)のときに、アシストルリグをレベル2にして、リミット6にすれば、「2・2・2」と並べることができます。パワーの高いレベル2のシグニを早期に並べることで、相手の攻めを防ぐ、という戦略もあったりします。
    シグニのパワーが高い白のアズサでは選択肢のひとつになりますね。

    3:いつグロウすればいいの?
    アシストルリグができることを知れば、バトルの全体の流れが見えるようになります。
    ここまでを念頭に、アシストルリグのグロウのタイミングを考えていきましょう。

    まず、レベル1のアシストルリグです。
    大前提として、レベル1のアシストルリグは「とりあえずグロウしておこう」で大丈夫です。
    もちろん対戦相手のデッキタイプにもよりますが、早めにグロウしておくのが吉、でいいです。

    もうちょっと踏み込んで考えると、「メインデッキ(シグニ)でできないことを、アシストルリグに任せる」といいでしょう。
    例えば黒のシグニ<牛牧ジュリ>や<赤司ジュンコ>などは強力ですが、パワーの高い<羽川ハスミ>や<杏山カズサ>を倒すには一苦労です。<鰐渕アカリ>を使ってもいいですが、手札の消費は激しいし、<ハスミ>たちに絆を結ばれると太刀打ちできません。
    でも、アシストルリグの<浦和ハナコ>や<十六夜ノノミ>を使えば、そんなシグニにも対応できます。
    このように、「メインデッキでできないことをアシストルリグに任せる」というイメージで大丈夫です。


    レベル2のアタックフェイズにグロウできるアシストルリグは、カードによって、守れるライフクロスの枚数が変わります。
    奥空アヤネ[支援特急便]>や<銀鏡イオリ[水着]>は1枚で、<火宮チナツ[戦傷治療]>は2枚以上ですね。
    で、守れるライフクロスの枚数が多くなれば多くなるほど、かかるエナコストは原則重くなります。
    守れるライフクロスが少ないと、その分軽いコストでグロウできる、というわけです。

    ブルアカ以外のカードを挙げて恐縮ですが、アシストルリグとして人気のルリグに「マドカ」がいます。
    マドカ//ダブ><マドカ//クラップ>というカードがあり、前者は0エナで1枚のライフクロスが守れ、後者は手札2枚とエナ5枚で3枚のライフクロスを守れます。
    アシストルリグの役割として、「センタールリグのリミットを増やす」があったと思います。
    センタールリグがレベル3になる際は、できればリミット7で、つまり「左右どちらかのアシストルリグはレベル2」にしておきたいわけです。
    ですのでゲーム序盤で、もっと具体的に言えば「自分のセンタールリグがレベル2で、レベル3になる直前のターンのディフェンスステップ」で、片方のアシストルリグをレベル2にグロウさせ、ライフクロスを1枚守りつつ、リミットを1増やす、という立ち回りを意識するといいでしょう。
    その際は、グロウコストが軽いアシストルリグを使うといいですね。
    もう1人のアシストルリグは、ゲーム終盤でライフクロスを複数枚守るためにグロウさせるのがいいでしょう。

    流行のデッキや公式のサンプルデッキのレベル2アシストルリグを見ると、1人はグロウコストが軽く、もう1人はグロウコストが重い、という構成が多いです。<マドカ//クラップ>+<マキナスマッシュ>や<エクスクロスファイア>+<メル・インビジブル>辺りが人気でしょうか。どちらも「軽い+重い」の構成です。

    もちろんそれ以外の構成もあります。
    代表的なのはしみずきさんのサシェのように、「早期に左右のアシストルリグを8にして、3・3・2の盤面を作る」という戦略でしょうか。
    ブルアカのレベル2アシストルリグはメインフェイズでグロウするものが多いので、この戦略を狙ってみるのもオススメです。

    4:おすすめのブルアカアシストルリグ
    最後に、レベル2でおすすめのアシストルリグをご紹介します。

    阿慈谷ヒフミ[助けて、ペロロ様!]
    攻撃を吸い寄せる<ペロロ人形>を場に出します。
    効果で場を離れる代わりに1回ダウンし、パワーも10000あるので、序盤のアタックフェイズに呼べれば、複数枚のライフクロスを守れます。そうでなくても1枚は守れるのが嬉しいです。
    グロウコストが3エナと重いので、序盤からエナを増やしやすい緑のデッキで活躍します。そうでなくとも使いやすいアシストルリグです。

    奥空アヤネ[支援特急便] / 火宮チナツ[戦傷治療]
    ライフクロスを回復できるアシストルリグです。ライフクロスを増やすことで防御します。

    奥空アヤネ[支援特急便]>はライフクロスを1枚増やせます。デッキから1枚増やすので、運がよければライフバーストを持ったカードがライフクロスになり、更に効果的な守りができるかもしれません。

    火宮チナツ[戦傷治療]>はグロウコストが1と軽いのがメリットです。
    エナが多ければ2枚のライフクロスを回復できるので、中型の防御としても採用できます。


    奥空アヤネ[支援特急便]><火宮チナツ[戦傷治療]>に共通しますが、回復したライフクロスがクラッシュされると、エナになります。エナの消費も抑えつつ防御ができるので、どのセンタールリグでも使いやすいでしょう。
    ただ、相手のシグニに干渉しないため、その後の反撃は別の手段が必要になります。

    浦和ハナコ(水着)
    出現時能力で、相手のシグニを除去して防御します。特にハナコは手札に戻すので、エナを与えない点が偉いです。
    十六夜ノノミ(水着)><角楯カリン[ターゲット、排除する]>も似た能力を持っているので、センタールリグやメインデッキの色、レベル1の種類によって選ぶといいでしょう。
    アシストルリグのどちらかにこの3人の誰かがいると、バトルが進めやすくなります。特に初心者におすすめ。

    一之瀬アスナ[行っくよー!]
    運次第で3枚のライフクロスが守れます。できれば下の出現時能力と合わせて使いたいところです。
    相手のシグニのレベルが「2・2・1」や「3・3・1」のように、同じレベルが複数並んだタイミングで、多い方のシグニを3枚仕込めれば理想ですが、運の要素が大きいです。ギャンブル好きにおすすめ。

    一之瀬アスナ(バニーガール)
    メインフェイズでしかグロウできないアシストルリグの中で、特に序盤に使いやすいです。
    全体マイナス3000なので、特に白の<伊落マリー>を一網打尽にできるのは魅力。手札破壊もランダムに2枚と使いやすく、<サーバント #>を射抜ければバトルが有利に進みます。
    「レベル2でリミット6」を意識するとなれば、他にも<銀鏡イオリ[一網打尽]>は使いやすいでしょう。


    ブルアカのアシストルリグはちょっとクセが強いので、よりステップアップしたいのであれば、ウィクロスのルリグからアシストルリグを選ぶのもおすすめです。
    こちらの記事に挙がっているルリグ(エクス除く)に加え、エルドラ、タマゴ、デウスあたりが使いやすいです。他にもたくさんのアシストルリグがいるので、色々と探してみてくださいね。
    ちなみに私が運営しているwixossboxには「ディーヴァセレクション全ルリグ解説」があります。アシストルリグについても紹介していますので、合わせてご覧ください(宣伝)

    5:まとめ
    色々なことを書いてきましたが、おさらいしましょう。

    1:アシストルリグができることは3つ
    (バトルを優位に、ライフクロスを守る、リミットを増やす)
    2:アシストルリグの役割をよく知ろう
    3:グロウのタイミングを見極めよう


    たくさんたくさん書きましたが、「『アタックフェイズ』と書かれたアシストルリグは、基本的に相手のアタックフェイズにグロウする」だけ覚えておけば大丈夫です。
    後はバトルを楽しみながら、「これってこういうことなんだなー」を増やしていただければ幸いです。何よりも、ウィクロスの世界を楽しんでほしいので......。

    ではまた次回の更新で!

ブルーアーカイブ DIVA 発売記念インタビュー【アズサ編】

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    by 攻略コラム

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    ブルーアーカイブ DIVA 発売記念インタビュー【アズサ編】
    ◇どんな動きができるルリグですか?また、その強みは何ですか?
    新規ブルアカルリグの中では最も盤面強度の高いルリグです。先日のしみずきさんの記事にも通じるのですが早期にリミットを8にしての三面パワー12000以上と言った堅牢な盤面で安定して戦う構築が現環境では主流のイメージですね。
    序盤そこまで必死に点を取る必要はなく、逆に序盤から点を取るのに特化したデッキに対して長期戦を仕掛ける事で相手の息切れを誘えると有利に立ち回れるかと思います。
    戦いが長期化するとはつまりミスをする可能性がそれだけ多くなるという事で中上級者向けのルリグですが、長期のゲームに慣れる事で多くの学びを得られるでしょう。

    ◇最初に考えたブルアカのみのデッキレシピを教えてください。
    ブルアカのみのレシピと言う事で、現環境で主流の青白ではなく白緑で組みました。相手のリソースにそこまで圧をかける事は出来ませんが、地上点を取る事に関しては青白の型よりも安定するかと思います。

    アシストルリグ/ピース
    8
    LB
    20
    非LB
    20

    ◇このルリグの攻め方を教えてください。
    先手であればパワー7000になるようなシグニを二面並べて返すのが理想です。後手の場合も同様ですが相手が速いデッキであれば<朝比奈フィーナ>を絡めて点を取りに行きたいところですね。その辺りの調整のため、<阿慈谷ヒフミ>は基本1ターン目にグロウする事が多いです。
    2T目は強引にリミットを上げるため<奥空アヤネ>を2にグロウさせるか、リミット5のまま戦うかのいずれかを選択する事になります。
    リミットを上げたい場合がほとんどですが、<奥空アヤネ[支援特急便]>は後ろに取っておいた方が若干美味いのでそこはご自由に。
    3T目以降はリミットを8に上げて戦いましょう。理想は<蒼森ミネ>2面+2シグニの盤面です。この盤面は<アズサ>以外では返すのが難しく、崩すためにかなりの労力を費やす事になります。
    また、<奥空アヤネ[支援特急便]>を3T目まで取っておけたら<アズサ>のゲーム1や<ティーパーティ>を用いてデッキ内部の非LBカードを加えるのも良いでしょう。ライフクロスにLB有りのカードが埋まる可能性が若干向上します。
    エナは貯まりやすい構築なので毎ターンの起動コストには困らないでしょう。高い打点を押し付けながらエナをほとんど与えないように攻めていくのが理想です。
    ブルアカ限定構築だと<歌住サクラコ>の2打点が止まらない事が多いので、勝機と見えたら一気に攻め込みましょう。

    ◇絆はどの生徒と結びますか?
    蒼森ミネ><羽川ハスミ>と結ぶ事が多いですが、「アズサ」同士の対戦になった場合ほぼ延々と332の盤面を作られるため<蒼森ミネ>以外との絆を結ぶ事になるでしょう。この場合は<白洲アズサ>と結んでもいいのですが、絆起動にかかるコスト1を捻出できるかどうかはよく考えましょう。

    ◇キーカードは何ですか?
    蒼森ミネ
    このデッキでは攻めにも守りにも使う必須級のシグニです。二面並べるとパワーマイナスやパワー以下除去ではほとんど除去出来ないため、頼もしい壁になってくれます。
    また、相手シグニがアタックしたタイミングでの能力消しが多くのルリグに刺さり、特にアサシンやランサーを絡めて点を取りに来る<砂狼シロコ>にはクリティカルに刺さる存在となる事でしょう。

    羽川ハスミ
    使うまで強さが分からなかったカードNo.1。絆を結ぶ事で12000パワーから一方的に相手のシグニを除去してくれます。LBも強く隙がありません。
    リミット8のレベル2枠を彼女に出来れば全面10000以上のパワーラインを形成できるため相手の点要求を大きく制限してくれるはずです。

    浦和ハナコ(水着)
    先日の美甘ネル記事でもお世話になったカードですが、<白洲アズサ>の場合2T目にはさっさとグロウしてしまう事が多いです。
    この辺は<阿慈谷ヒフミ>による序盤の安定性を重視しました。

    ◇今回紹介したデッキをこれまでのDIVAのカードと混ぜ合わせるなら採用したいカードはありますか?
    ゲヘナ学園風紀委員会
    横に黒アシストを置く必要はありますが、長期化しがちなゲームになるのでそれと相性のいいデッキ落としによる1点ダメージを狙って採用。
    三枚回収して理想盤面を1T確実に形成出来るのも助かるポイントです。
    勿論<覆面水着団>にはご注意を。

    ◇最後に一言お願いします。
    先日は名古屋にて夢限少女杯参加権を賭けたエリア予選が開催され、あちこちにブルアカルリグやブルアカシグニの活躍が散見される結果となりました。
    今後も全国各地でエリア予選は開催されますが、どのように環境が動いていくのかとても楽しみです。
    最後まで読んで頂きありがとうございました!

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