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攻略コラム:2021年11月 アーカイブ

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【ディーヴァ】【デッキ紹介】デウス:ビースト【前編】

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    by 攻略コラム

    タイトルトップ.jpg
    【デッキ紹介】デウス:ビースト
    1.はじめに
    お久しぶりです。しみずきです。
    WELCOME BACK DIVA〜selector〜》リリースされましたね。
    推しである《花代》のセンタールリグが採用されると勘違いしていた為、肩透かしを食らったという情弱エピソードがあります。

    今回はディーヴァグランプリ参戦に際して使い始め、今やお気に入りのセンタールリグとなっている《デウス》デッキの最新版を紹介します。
    2.デウスへの見解
    本ブログで、ディーヴァセレクションの本格的なデッキ解説は今回が初になります。
    ですので、まずは《デウス》に対する僕の見解から紹介します。

    突然ですが《デウス》のセンタールリグ、<デウス・スリー>ってメッチャ強くないですか?
    個人的にはディーセレ界で最強のルリグだと思っています。

    その理由を僕なりに紐解いた結果、「ディーセレにおいて最もシグニを活かせるルリグ」だからという解釈に至りました。
    これに関して<デウス・スリー>の有する能力について順に解説します。

    1.ソウルによる除去の付与
    ディーセレというフォーマットのシグニ群は、徹底的に多様性を抑えられている印象を受けます。
    具体的には"アドも取って除去もできる"、"耐性もってて除去もできる"といった万能なシグニは一部を除いて存在しません。いたとしてもエナ効率が悪い場合が殆どです。

    その点、このデウスは全てのシグニに除去能力を付与することができます。
    その為、本来であればデッキのある程度の枠をアタッカー用のシグニに割かれるところを、好きに弄ることができます。
    そのおかげで多種多様のシグニが採用候補に挙がり、デッキの構築の自由度が非常に高くなっています。

    この点は《デウス》のデッキタイプが純粋《DXM》で組まれたものだけでなく、原子のシグニを採用しハンデスに寄せた《原子デウス》や、<聖天姫 エクシア>や<コードメイズ アントネスト>で盤面強度を増した《白デウス》などいろいろな構築の《デウス》が活躍していることからも伺えますね。

    また、除去のタイミングを選ばない点も非常に優秀です。
    グロウ時要求持ちルリグ(<遊月>や<ウムル>など)を引き合いに出してみましょう。
    先攻時は対戦相手のパワーラインも低い為、このターンは手持ちのシグニだけで軽く除去ができたなぁ......という試合はそこそこ発生すると思います。
    そのモニョリ感が無いのも、タイミングフリーのソウルによる除去の強みです。
    他にもトップデックで引いた札に応じて、必要なソウルを選択できるので無駄がありません。

    2.ゲーム1による任意のシグニ3枚回収
    ピース1枚をコストにする代わりに、ゲームに与える恩恵は非常に大きいです。
    ざっと書き出すとこんな感じ。
    • ゲームの再現性向上
    • ハンデス耐性
    • 複数枚のシグニを要求されるコンボの成立
    • 少数採用のシグニのピンポイントでの運用
    順に解説すると、3枚回収を行うことで、1ターン分は狙った盤面を作ることができます。
    中でも相手の盤面強度も上がり、要求が難しくなる3ターン目以降の盤面に対する最適盤面を組みやすくなります。
    この点は、総ゲームターン数が少なく、各ターンの出来栄えが勝敗に直結するディーセレクションにおいては非常に優秀です。

    次にハンデス耐性は言わずもがなです。
    選択肢を奪うことで此方のダメージレースを遅らせる目論見をご破算にできます。

    そして僕がメチャクチャ評価しているのが残りの2点です。

    僕自身のカードゲームの嗜好として、"ピンポイントのメタカード"や"条件は難しいけど必殺のコンボ"みたいな相手の意表を突く行為が大好きです。
    本来であれば再現性の面で諦めたりするのですが、埒外の回収効果をもつ《デウス》なら話は別。
    環境に刺さってるメタカードやコンボをデッキのバランスを大きく損なう事無く搭載できてしまいます。

    このようにシグニ本来の良さを徹底的に活かす姿はディーセレ界の司 英二(食劇のソ○マ)と言っても過言ではありません。
    第1席なのも納得ですね。

    唯一の欠点は環境最強防御の<デウスシールド>が使えない位です。
    3.環境考察
    次にデッキを考える上で意識した点をまとめてみました。大きく分けて3つになります。
    長きに渡ってディーセレを遊んでいる皆様には当たり前の内容ばかりですが、しばしお付き合いください。
    1.流行りのデッキ
    WELCOME BACK DIVA〜selector〜》発売後の環境は以下のデッキが台頭している印象です。
    僕が知らないだけで他にもありかもしれませんがご容赦下さい。

    ◎耐久デッキ
    奏月の巫女 タマヨリヒメ>の盤面強度マシマシルリパンデッキ
    ◎ハンデスデッキ
    《原子デウス》、<コード・ピルルク・xi
    ◎速攻・ビートデッキ
    《純エクス》、《純デウス》
    これ等のデッキと対等以上に渡り合える様なデッキにしたいところです。

    2.パワーライン
    ディーヴァセレクションにおいてデッキに搭載できる防御面数は基本的に"4"前後です。
    これは、どのルリグをセンターにおいても無理なく準備できる数字でもあります。
    その為、デッキとしての防御性能の差別化のカギはシグニが握っています。

    シグニの持つテキストの中で最もシンプルにゲームに影響するのがパワーラインです。
    僕が現環境で重要になってくると考えているパワーラインは以下の3つ。

    ◎5000超え
    ディーセレ除去界の2大巨頭<紅将 ランスロット><紅魔 ヘラ>の除去ラインです。
    その為、このパワーラインを超える事により、赤入りデッキの序盤の攻めを抑えられる可能性が出てきます。

    また、ほぼ全ての点要求可能なレベル2シグニはパワー5000以下に設定されています。
    凶将 カエサル><羅星 カリーナ><羅原 BP>など。
    その為、"レベル2シグニで点要求する"="レベル2シグニに点要求される"というジレンマが発生します。
    この辺は開発の絶妙なバランス調整が伺えますね。

    ◎8000超え
    《NoLimit》以外が使用する<轟音の炎球>のバニッシュラインです。
    このラインを超えることで、基本的にレベル2以下の攻防においてメインデッキでの除去を受けなくなります。

    小装 イペタム><幻竜 クエレペ>などのレベル1除去持ちLBがバニッシュできるラインです。
    環境で見かける《エクス》での採用率の高い<コードライド カモツ>もこのラインです。
    このパワーラインを超えることで、これ等のLBが発動した際に被害を受けにくくなります。

    ◎12000超え
    など他にもありそうですが、ゲームへの影響度が高いのはこのあたりでしょうか。

    このラインを超える恩恵の具体例としては以下の通り。
    ここは意識されることが多いパワーラインだと思います。

    攻撃的/防御的なデッキを考えるにしても、この辺のラインを意識する/しないでは、ゲームを通してのダメージレースで1〜2点位の差がついてくると思います。

    3.疑似防御シグニ
    防御面数が少ないこのフォーマットにおいて、シグニが1点分でも防御に貢献してくればお祭り騒ぎです。
    その為、盤面強度重視のデッキでは防御に貢献してくれるシグニを多面展開することで無理やり機能させてくる訳です。
    それこそルリグ自身がダメージソースとなれる<奏月の巫女 タマヨリヒメ>は、シグニによる要求を捨ててでも、盤面をガチガチにしてきます。
    相手の要求を遅らせて足を引っ張ることで、自分のキルターンまで引きずり込んでいる訳です。

    ちょっと脱線しましたが、疑似防御になり得るシグニの代表例は以下の4系統。
    これも簡単に特徴をおさらいしましょう。

    ◎除去耐性持ち ex.羅原姫 H2O / 羅植姫 ラベンダー / 凶天姫 ヴァルキリー
    • 基本的に相手のメインフェイズの除去には強い
    • 相手ターン中のみ/パワーマイナスで貫通など、穴がそれぞれ存在
    • だいたい《アサシン》で貫通
    ◎シャドウ ex.聖天姫 アークゲイン
    • 基本的に相手のターンのみ
    • 防御アシストやLBによる除去に弱い。
    • やっぱり《アサシン》で貫通
    ◎聖天姫 エクシア
    • 環境最強オンリーワン置き防御
    • 防御アシストやLBによる除去に弱いが生き残れば非常に厄介
    • 除去に反応して確実に1面防御になれる。
    • しかし《アサシン》で貫通
    ◎放置すると防御に ex.聖魔 サキュ コードメイズ アントネスト 幻水姫 シィラ
    • 普通にメインフェイズ除去に弱い
    • エクシア>と組み合わせることで真価を発揮
    • 《アサシン》に強い


    この中で注目したいのが、<聖天姫 エクシア>と放置すると防御系シグニの組み合わせです。
    エクシア>の弱点となる《アサシン》を<聖魔 サキュ>等がカバーしてくれます。
    この為、相手の防御アシストやLBによって盤面が除去されない限りには確実に1面分の防御として機能します。
    また、現在は"除去できる1面防御"+"除去できない多面防御"というアシスト構成が流行しています。
    ですので、上記の盤面を2ターン以上キープできれば、それ以降は継続的に防御面数を稼いでくれます。

    ディーセレクションにおける点数要求は決して安くないですし、これらの要求を超えた上に相手の防御アシストが構えています。
    またこの手のデッキは<イノセント・ワンピース>によって防御手段をかさ増ししていることもあり、舐めて掛かるとガッツリ時間を稼がれてしまいます。

    この点もデッキ構築をする上で意識したい点ですね。

    後半に続きます。

【ディーヴァ】【デッキ紹介】デウス:ビースト【後編】

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    by 攻略コラム

    タイトルトップ.jpg
    【デッキ紹介】デウス:ビースト
    前編はこちらから。
    4.デッキレシピ
    ということで、以上の環境考察を踏まえ

    「セレモニーで上位を目指した〜い!!!」

    をコンセプトに構築した《デウス》の構築がこちらになります。


    デウス
    センター
    4

    このデッキは僕が提唱している"毎ターン全面要求+<TRIGGER OF VICTORY>で猛攻仕掛けて此方は4面防御構えてたら先に相手のルリグが倒れる説"に基づき構築されています。
    また、説の補強として《デウス》のシグニ回収能力を活かして各種メタカードを採用することで、ダメージレースの駆け引きが出来るようになっています。

    5.特徴的なカードの解説
    ◎アシスト
    マキナバインド
    大型防御枠。

    コードアート ララ・ルー//メモリア>の登場により若干信頼性が落ちましたが、《純デウス》のプールではこれを使うしかありません。
    • 流行している《原子デウス》のハンデスによるサーバント奪取込みのダメージレース
    • 《純デウス》《純エクス》との殴り合い
    これ等とのマッチアップを想定すると、個人的に防御面数を減らす選択肢は有り得ない寄りです。
    現状のプールでは攻めアシストに変えた所で、追加で要求できる点数はせいぜい1〜2です。
    これでは、安定して総ゲームターンを縮めるには少し不足しています。
    その上、自分の生存ターン数も短くなっていることで道中のLBの影響を受けやすくなってしまいます。
    であれば、大型防御アシストで1ターン生き延びて、追加で3点分の要求をした方が結果的な勝率は安定するのかなと考えています。


    余談ですが、たまに防御面数1の超攻撃型アシスト構築を見かけます。
    この場合、《DXM》の<TRIGGER OF VICTORY>をはじめとする打点となるピースを採用したデッキに、毎ターン3面要求をされた際に後手3キルされる可能性がそこそこに高いです。

    此方側の先3キルは、2回のアタックフェイズで「3+1⇒3+1+@(※多くても2と仮定)」で最大でも10点しか与えられない為、相手に防御アシストに加え、サーバントやLBによる防御含めて3面以上守られると成就しません。
    それに対して相手側の後3キルは、3回のアタックフェイズで「2+1⇒3+1⇒3+1+@(1点)」で12点分の要求が発生します。
    それに対してアシストによる防御手段が1面しかないので、サーバントか有効LBによる防御を4面以上できないと、3キルを達成されてしまいます。
    1〜3ターン目まで全部ガードできるのはかなりの上振れですので、大体2回以上の有効LBが必要です。
    こう考えるとかなり危うい構築という事がお分かり頂けるでしょうか?

    超攻撃構築は魅力的ではありますが、それなりの勝算がないと逆に身を滅ぼしかねません。
    という余談でした。

    エクスエコー
    純《DXM》構築でこのカードを採用できるかが《エクス》との大きな差だと考えています。
    多くの手札を交換できることによって、<サーバント #>の確保や序盤の盤面形成が安定します。
    また、このカードのお陰で「サーバント無いから5チェン」のような強気なマリガンが出来ます。

    とは言え環境のパワーラインが意識されてくると、全面要求がし辛くなって来るでしょう。
    その際は、10000ラインを焼ける<エクスゲイザー>への変更も全然アリだと思います。

    ◎ピース
    TRIGGER OF VICTORY
    10015.jpg
    "毎ターン全面要求+<TRIGGER OF VICTORY>で猛攻仕掛けて此方は4面防御構えてたら先に相手のルリグが倒れる説"
    のコンセプト遂行札です。

    僕はこのカードを信仰しています。
    状況に応じたシグニ回収と1点バーンを1エナでやってのける点は本当に強いです。

    先に1点クラッシュする点が、シグニによる防御貫通手段を搭載しているこのデッキとは相性バツグンです。
    これは、類似のクラッシュ効果を持つ<一覇>にはできない点でしょう。

    ゼノ・クラスタ
    10005.jpg
    ゲーム1のコスト兼、エナ破壊を行使してくるデッキに対して<マキナバインド>を運用する為の必須札。
    環境的に大型防御アシスト+<ゼノ・クラスタ>の構えは外せない気がしますね。

    逆に《タマ》のような盤面強度を活かしたデッキが隆盛して、高速デッキが減ってくるのであれば、<マキナスマッシュ>+<M.G.D.>or<DEATH DECK>のような構成にしてみても面白いかもしれません。
    エクスクロスファイア>+<マキナスマッシュ>で2回相手の<エクシア>盤面を崩せるので、テンポ良く攻め切ることが出来るでしょう。

    ◎メインデッキ
    凶魔 バフォメット
    先ほど紹介したパワー5000ラインを超えられる為、相手のダメージレースの減速を狙えます。
    また、トラッシュを肥やすことで<デウス・スリー>のゲーム1や<TRIGGER OF VICTORY>の選択肢を増やすことができます。
    また、複数枚のカードを要求されるショット盤面も搭載しているので、コンボパーツをトラッシュに集めておく意味でも優秀な1枚です。
    とは言え、無計画に出し過ぎると<コードアンシエンツ ファラリス>の射程範囲に入ってしまうので注意。

    コードアート Dンドウバ
    後述の<コードアート ララ・ルー//メモリア>と組み合わせることで、パワー8000ラインを超える実質<紅将 ランスロット>が爆誕します。
    点要求持ちレベル2シグニのジレンマから一方的に抜け出せるので、ダメージレースで有利に立てます。

    他にも、バニッシュされたライズ先のシグニを回収することができます。
    単純に手札消費の緩和につながるだけでなく、<紅将姫 ノブナガ>が戻ってくるため、繰り返しの使用が容易になります。

    マキナウィングスラッシュ>によって回収が効くので欲しい時に持ってきやすいのもポイント。

    コードアート ララ・ルー//メモリア
    Dンドウバ>との運用で序盤の点要求もこなせるが、このカードの真価は「相手の能力によって能力を得られない」という強力な防御貫通テキストにあります。

    パッと見、何に効いてくるテキストなのか解り難いですが、ざっと羅列すると以下の通り。

    聖魔 サキュ><ノヴァ=ミュート><MC.LION-DISRESPECT>のアタックできないの付与
    マキナバインド><エクストラップ>などのアタック時に○○の付与

    などなど、環境で見かける防御手段に結構刺さっています。
    また、一部LBに対応しているなど、なかなか侮れません。

    幻獣 テングザル
    このデッキの真骨頂。対《原子デウス》最終兵器。
    《原子デウス》の大型防御アシスト<マドカ//クラップ>の上から点数を通すことができます。
    幻獣神 バッファロー>とのコンボになりますが、《デウス》のゲーム1のお陰で、ハンデスの上からでも容易にコンボ盤面を形成することができます。

    大型防御アシストは大量の防御面数の代わりに、ゲーム終盤でしか撃ちにくくなっています。
    その為、このカードの存在に気づいていたとしても、綺麗な形で3面防御として機能させるのは至難の業です。

    また、《原子デウス》の防御アシストのもう1枚は<マキナスマッシュ>でほぼ確定です。
    その為、<マドカ//クラップ>を先に吐かれたなら<紅将姫 ノブナガ>でダメージレースを早められます。
    このカードのお陰で、相手の想定しているゲームより1ターン縮めることが可能になっています。

    他にも、パワー8000がある為、序盤の攻防で除去され難い点は高評価です。

    幻獣神 バッファロー
    《デウス》における<テングザル>のパワー上昇でこれより使い勝手の良いのが存在しませんでした。

    凶魔姫 エレシュキガル
    盤面強度全振りの《タマ》に対してのメタカード。
    対象を取らない全体除去の為、<エクシア>を誘発させる事無く盤面を吹き飛ばせます。
    ダラダラゲームを引き延ばしても分が悪くなるだけです。
    その点、相手のクロックも遅い為、此方のライフクロスは基本的に残っていますし、エナ消費無しで要求できるのも都合が良いです。
    此方の寿命を1ターン差し出す代わりに、ノロノロやってたら2ターン掛かる位の要求を叩きつける気持ちで使いましょう。
    また、<イノセント・ワンピース>を防御換算している場合に計算を狂わせることができるのも嬉しい点です。

    6.回し方
    可能な限り点要求して、相手の防御が貫通出来そうなら積極的に狙いましょう。
    ......位しか書くことないですね。

    7.最後に
    如何でしたか?

    羅婚石 ダイヤブライド>を採用していないので、そこそこお値段安めで構築できます。
    それでいて環境デッキにも十分に渡り合えるデッキに仕上がっていますので、是非使ってみて下さい。

    それでは最後まで読んでいただいて有難うございました。

【第336話】バン=ソロ採用型タマ

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    by 攻略コラム

    タイトルトップ.jpg
    【第336話】バン=ソロ採用型タマ
    どうも、ねへほもんです。
    僕と共同制作したタマで知り合いの方がセレモニーで4位になったため、今回はそちらをご紹介します。
    (僕はその日ヒラナで0-3したとは言わない)

    ベースは発売前に公式サイトで書いた<バン=ソロ>採用型のタマですが、パックのカード公表前に書いた記事なので、そこから新規カードがいくつか採用されています。
    盤面を固めて戦うデッキである以上、対面との相性で有効な白シグニが変わってきますので、不採用のカードを含めた構築の考え方を解説します。
    まずレシピはこちらです。

    デッキレシピ
    タマ.jpg
    アシストルリグ/ピース
    8


    1. 3ターン目以降の戦い方
    タマの戦い方は以下の2つに大別することができます。

    ⅰアークアテナ等で1面空け、残り2面を寝かせてルリグ2パンで攻める → 今回採用
    ⅱ盤面空けは狙わず、盤面を固めることを重視しルリパン連打のみで削る

    どちらの戦い方も長所短所があり、環境に応じて使い分ければ良いかと思います。

    ⅰの長所
    • 盤面でも点数を稼げるため、ダメージの通りが速い
    • ゲーム1を使うターンに<ホワイトヘブン>を絡めて突撃すると、盤面3点+ルリグ2点で最大5点通せる
    • タマが流行り、<ピーピング・フューチャー>や<デウスシールド>といったルリパンへの対抗札が採用された場合でも、盤面除去で攻める選択肢が残る

    ⅰの短所
    • アークアテナ>で盤面除去すると、弱い盤面を我慢して<アークアテナ>を残すか、リムーブする必要が生じる
    • 盤面で点数要求することで、相手の盤面防御アシストを有効に活用されてしまう
    • 盤面で1点入れた瞬間に除去LBを踏むと、ルリグ2パンすることができないというリスクを負う
    ⅰの作戦の場合、特に先攻なら3ターン目に即ゲーム1を使うと相手のエナが少ないため防御されづらいとか、ⅱの作戦なら<ピーピング・フューチャー>や<一覇一絡>でペースアップできるという工夫が存在するため、構築で上手く短所を補いつつ、長所を活かす戦い方が出来ると良いでしょう。

    以下は今回の構築、つまりⅰの作戦に絞って解説します。

    2. Lv1シグニの考え方
    Lv1シグニに関しては、以下の3点を意識して<チョウウン>・<トキユキ>・<ヤエコリ>の3種を4枚ずつ採用しました。
    • 紅魔 ヘラ>等の5000以下除去シグニに焼かれない
    • Lv3シグニがほぼLB付きのため、LB枠に余裕が無い
    • MC.LION-DIG>が存在するため、枚数は控えめでも大丈夫
    ヘラ>への対処という意味では<タイポ>を採用したかったのですが、LB枠に余裕がありませんでした。
    ヤエコリ>はパワーこそ低いですが、他のシグニをパンプできるため、以下の通り柔軟な活躍が見込めます。
    3. Lv2シグニの考え方
    Lv3のターンでリミットいくつで戦うかのプランで枚数が変わります。
    MC.LION-DISRESPECT>のグロウタイミングが遅いと見れば、リミット7で戦う期間が長くなり、3・3・1盤面が基本となるため、Lv2シグニが腐りがちになるかもしれません。
    上述のレシピでは10枚体制ですが、自分のレシピでは<ルヴダビ>・<サキュ>を各3枚に削って計8枚で、少しLv3シグニを増量しています。
    ルヴダビ>:盤面除去LBを持つのが強力で、<アークアテナ>に頼らず、強固な盤面で1面除去+ルリグ2パンの状況を作れます。
    サキュ>:後攻2ターン目最強シグニで、<バン=ソロ>と組み合わせることで真価を発揮します。
    正面以外のシグニも妨害できるのが<アントネスト>には無い強みで、<バン=ソロ>と組み合わせるなら<サキュ>がオススメです。
    • 後攻2ターン目、タマ側からは基本的に打点を通す手段が無いところで、<バン=ソロ>があると1点通せる
    • タマは3ターン目以降盤面の強度が格段に増すので、相手としては先攻3ターン目に一斉攻撃を仕掛けたくなるが、<バン=ソロ>の影響で最大2面しか殴れない
    • 更に真ん中に<サキュ>を立てておくと、相手は真ん中を殴れないにも関わらず、<サキュ>を除去しないと両端のアタックが止まる状況が生まれる
    アイヤイ>:発案者は僕です。以下の通り、多彩な活躍が見込めます。
    • 2ターン目以前に下級シグニを盤面に出せるため、下級シグニの枚数を抑えられる。
    • アイヤイ>自身がパワー8000あるため、2ターン目に<ヘラ>等の5000以下焼きをケアした盤面を作りやすい
    • エナから出したいシグニが居ない状況でも、3面埋めて起動で寝かせることにより、正面のシグニを殴ってエナを与えることなくダウンさせられる
    • 3ターン目以降、Lv3シグニをエナから再登場させられる。タマミラーの<Pンライト>のように、特定の相手に対し刺さるシグニを1,2枚だけ採用しやすくなる
    4. Lv3シグニの考え方
    好きなLv3シグニを採用し、強固な盤面を作れることが白ルリグ最大の強みです。
    それぞれの特徴を理解し、環境に合わせて最適な配分を考えましょう。
    (LB持ち)
    • エクシア>:<シィラ>等の代替手段や<アイヤイ>という回収手段が居るため、4枚確定ではありませんが、言わずと知れた最上級の耐性持ちシグニです。
    • シィラ>:対エクスのアサシンが止まるのが非常に優秀です。<エクシア>+<シィラ>と立てると、ランサー・アサシンは<シィラ>で消え、盤面除去だと<エクシア>で1面止まるため、相手としては非常に厄介でしょう。
      手札を増やす能力を2つ有しており、対ハンデスでも優秀なため、僕個人としては2枚以上欲しい印象です。
      出す時はお互いのライフ枚数の確認をお忘れなく。
    • Pンライト>:ミラーは除去手段エナを絞りつつの連パン合戦となるため、出せばルリパン1回分延命できる計算となります。刺さる対面が限られ、<アイヤイ>で再登場できるため2枚で十分です。
    • リメンバ>:<エクス>・<デウス>の起動(ソウル付与&ゲーム1)や<ウリス>の起動(ターン1&ゲーム1)に刺さりつつ、ルリパンの防御を妨害しつつ、パワー15000で突破されづらいと、色々と厄介な要素を持つシグニです。
      エナは1枚削られても大した影響が無くとも、2枚,3枚と削る量が増えると影響が増してくるため、2面立てる可能性を考え2枚欲しい印象です。
      上述の通り、Lv2シグニは削れば枠が生まれそうです。
    (非LB)
    • オシリス>:対赤ルリグはエナを削られ、対青ルリグはハンデスでエナ置きの余裕が無く、タマミラーはエナが絞られ、どの対面でもエナの厳しい戦いを強いられます。
      1面バウンス+シャドウ付与は強力なようで、3エナも割く余裕は基本ありません。
      ただトラッシュに1枚あれば、5年に1回はサーバント回収で延命して勝てると期待し1枚採用しました。
    • アークアテナ>:1ゲームを5ターン決着とすると、Lv3グロウ後は3ターン戦う計算となります。<バン=ソロ>やLB以外で1,2回盤面除去を行いたいため、経験上<アークアテナ>は3枚が丁度良いと感じています。
    • ミラクル・ドロー>:上から5枚見てサーバントや好きなLv3シグニを回収しつつ、<Pンライト>にシャドウを付与できます。ゲーム中1回使えれば十分なのと、Lv3グロウ時や<シィラ>で回収できる可能性があるため2枚で十分でしょう。
    (不採用)
    • タマモゼン>:ダウンした<アイヤイ>や<アークアテナ>の上に乗せ、盤面を強固に出来る点では噛み合っています。
      が、アタック時1エナ要求が明確に刺さる相手が居ません。
      僕はお試しで1枚採用したこともありましたが、出したい機会はほぼありませんでした。
      特定の対面にガッツリ刺さる能力なら良かったのですが。
    • コウメイ>:ゲーム1起動を使用したターンに出すとルリグ3連パンが可能になります。
      ゲーム1起動を使うターン以外で使用機会が無く、採用枚数は悩ましいですが、盤面で一切点数要求を狙わない構築には合うでしょう。

    以上タマの解説でした。
    白のLv3シグニの層が厚く、今後も相手に応じて構築を組み換え、長く戦い続けられると期待しています。
    アシストの色構成は自由度が高いため、皆さんも色々な構築を考えてみてください。
    僕はやはり<ピーピング・フューチャー>を入れたい。

    では(^^)/

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