4.デッキレシピ
ということで、以上の環境考察を踏まえ「セレモニーで上位を目指した〜い!!!」
をコンセプトに構築した《デウス》の構築がこちらになります。
デウス
アシストルリグ/ピース
計8枚
LB
計20枚
非LB
計20枚
このデッキは僕が提唱している"毎ターン全面要求+<TRIGGER OF VICTORY>で猛攻仕掛けて此方は4面防御構えてたら先に相手のルリグが倒れる説"に基づき構築されています。
また、説の補強として《デウス》のシグニ回収能力を活かして各種メタカードを採用することで、ダメージレースの駆け引きが出来るようになっています。
5.特徴的なカードの解説
◎アシスト
マキナバインド
<コードアート ララ・ルー//メモリア>の登場により若干信頼性が落ちましたが、《純デウス》のプールではこれを使うしかありません。
- 流行している《原子デウス》のハンデスによるサーバント奪取込みのダメージレース
- 《純デウス》《純エクス》との殴り合い
現状のプールでは攻めアシストに変えた所で、追加で要求できる点数はせいぜい1〜2です。
これでは、安定して総ゲームターンを縮めるには少し不足しています。
その上、自分の生存ターン数も短くなっていることで道中のLBの影響を受けやすくなってしまいます。
であれば、大型防御アシストで1ターン生き延びて、追加で3点分の要求をした方が結果的な勝率は安定するのかなと考えています。
余談ですが、たまに防御面数1の超攻撃型アシスト構築を見かけます。
この場合、《DXM》の<TRIGGER OF VICTORY>をはじめとする打点となるピースを採用したデッキに、毎ターン3面要求をされた際に後手3キルされる可能性がそこそこに高いです。
此方側の先3キルは、2回のアタックフェイズで「3+1⇒3+1+@(※多くても2と仮定)」で最大でも10点しか与えられない為、相手に防御アシストに加え、サーバントやLBによる防御含めて3面以上守られると成就しません。
それに対して相手側の後3キルは、3回のアタックフェイズで「2+1⇒3+1⇒3+1+@(1点)」で12点分の要求が発生します。
それに対してアシストによる防御手段が1面しかないので、サーバントか有効LBによる防御を4面以上できないと、3キルを達成されてしまいます。
1〜3ターン目まで全部ガードできるのはかなりの上振れですので、大体2回以上の有効LBが必要です。
こう考えるとかなり危うい構築という事がお分かり頂けるでしょうか?
超攻撃構築は魅力的ではありますが、それなりの勝算がないと逆に身を滅ぼしかねません。
という余談でした。
エクスエコー
多くの手札を交換できることによって、<サーバント #>の確保や序盤の盤面形成が安定します。
また、このカードのお陰で「サーバント無いから5チェン」のような強気なマリガンが出来ます。
とは言え環境のパワーラインが意識されてくると、全面要求がし辛くなって来るでしょう。
その際は、10000ラインを焼ける<エクスゲイザー>への変更も全然アリだと思います。
◎ピース
TRIGGER OF VICTORY
のコンセプト遂行札です。
僕はこのカードを信仰しています。
状況に応じたシグニ回収と1点バーンを1エナでやってのける点は本当に強いです。
先に1点クラッシュする点が、シグニによる防御貫通手段を搭載しているこのデッキとは相性バツグンです。
これは、類似のクラッシュ効果を持つ<一覇>にはできない点でしょう。
ゼノ・クラスタ
環境的に大型防御アシスト+<ゼノ・クラスタ>の構えは外せない気がしますね。
逆に《タマ》のような盤面強度を活かしたデッキが隆盛して、高速デッキが減ってくるのであれば、<マキナスマッシュ>+<M.G.D.>or<DEATH DECK>のような構成にしてみても面白いかもしれません。
<エクスクロスファイア>+<マキナスマッシュ>で2回相手の<エクシア>盤面を崩せるので、テンポ良く攻め切ることが出来るでしょう。
◎メインデッキ
凶魔 バフォメット
また、トラッシュを肥やすことで<デウス・スリー>のゲーム1や<TRIGGER OF VICTORY>の選択肢を増やすことができます。
また、複数枚のカードを要求されるショット盤面も搭載しているので、コンボパーツをトラッシュに集めておく意味でも優秀な1枚です。
とは言え、無計画に出し過ぎると<コードアンシエンツ ファラリス>の射程範囲に入ってしまうので注意。
コードアート Dンドウバ
点要求持ちレベル2シグニのジレンマから一方的に抜け出せるので、ダメージレースで有利に立てます。
他にも、バニッシュされたライズ先のシグニを回収することができます。
単純に手札消費の緩和につながるだけでなく、<紅将姫 ノブナガ>が戻ってくるため、繰り返しの使用が容易になります。
<マキナウィングスラッシュ>によって回収が効くので欲しい時に持ってきやすいのもポイント。
コードアート ララ・ルー//メモリア
パッと見、何に効いてくるテキストなのか解り難いですが、ざっと羅列すると以下の通り。
<聖魔 サキュ><ノヴァ=ミュート><MC.LION-DISRESPECT>のアタックできないの付与
<マキナバインド><エクストラップ>などのアタック時に○○の付与
などなど、環境で見かける防御手段に結構刺さっています。
また、一部LBに対応しているなど、なかなか侮れません。
幻獣 テングザル
《原子デウス》の大型防御アシスト<マドカ//クラップ>の上から点数を通すことができます。
<幻獣神 バッファロー>とのコンボになりますが、《デウス》のゲーム1のお陰で、ハンデスの上からでも容易にコンボ盤面を形成することができます。
大型防御アシストは大量の防御面数の代わりに、ゲーム終盤でしか撃ちにくくなっています。
その為、このカードの存在に気づいていたとしても、綺麗な形で3面防御として機能させるのは至難の業です。
また、《原子デウス》の防御アシストのもう1枚は<マキナスマッシュ>でほぼ確定です。
その為、<マドカ//クラップ>を先に吐かれたなら<紅将姫 ノブナガ>でダメージレースを早められます。
このカードのお陰で、相手の想定しているゲームより1ターン縮めることが可能になっています。
他にも、パワー8000がある為、序盤の攻防で除去され難い点は高評価です。
幻獣神 バッファロー
凶魔姫 エレシュキガル
対象を取らない全体除去の為、<エクシア>を誘発させる事無く盤面を吹き飛ばせます。
ダラダラゲームを引き延ばしても分が悪くなるだけです。
その点、相手のクロックも遅い為、此方のライフクロスは基本的に残っていますし、エナ消費無しで要求できるのも都合が良いです。
此方の寿命を1ターン差し出す代わりに、ノロノロやってたら2ターン掛かる位の要求を叩きつける気持ちで使いましょう。
また、<イノセント・ワンピース>を防御換算している場合に計算を狂わせることができるのも嬉しい点です。
6.回し方
可能な限り点要求して、相手の防御が貫通出来そうなら積極的に狙いましょう。......位しか書くことないですね。
7.最後に
如何でしたか?<羅婚石 ダイヤブライド>を採用していないので、そこそこお値段安めで構築できます。
それでいて環境デッキにも十分に渡り合えるデッキに仕上がっていますので、是非使ってみて下さい。
それでは最後まで読んでいただいて有難うございました。