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攻略コラム:2017年4月 アーカイブ

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圧縮ピルルクver.2

【第194話】場・エナ・手札・トラッシュ全てを空にする話

    posted

    by 攻略コラム

    WBC東京本戦が近づいていますね。
    筆者は誇り高き補欠に選出されたため、日夜デッキの準備に勤しんでいます。

    別に嫌味ではなく、ガンスリンガー用にLostorageルリグのデッキを組んでいます。
    しみずきさんがリル、ウリューさんがメル、りくさんがピルルク、おケイさんがドーナを使われているため、それとは被らないデッキを用意しています。
    と書くと、大体絞られてきますね。

    強さよりはオリジナリティを重視して気軽に組んだデッキなので、主流の構築とは大きく異なるかと思います。
    WBC東京まで調整を重ね、大会後にご紹介する予定ですのでお楽しみに。

    さて、今回は筆者が遊びで組んでみた、一発芸デッキをご紹介します。
    遊びで組んだと言っても、真面目に考えて組んだので、実用性もほどほど兼ね備えているのでご安心を。
    レシピはこちらです!

    3止め緑子.jpg


    という訳で、今回は「3止め緑子」を組んでみました。
    てらたかさんがロングショット狙いのデッキを1年ほど前に組んでいましたが、今回は2つの勝ちパターンを用意しています。 登場は4弾ということで、遥か昔のルリグですが、現代にも通用するというところを解説していきます。
    ◆構築の背景
    まず、どうしてこのデッキを解説しようと思ったのかというところからご説明します。
    構築の背景をご説明した方が、アーツの採用理由が理解しやすいかと思います。

    以前整頓植物なるデッキをご紹介しましたが、最近は<APEX>が減り<アロス>が増えており、植物に入れた<整理整頓>が腐ることが増えていました。
    植物で延々とライフを増やし続けるのも良いですが、たまにはスカッと攻め潰したいなと思って地獣軸で組んでみました。
    ただの地獣緑子だと<アロスの起動能力>で守られるため、3止めにしてアーツ枠を増やそうと考えました。

    後念頭に置いたのが<クライシス・チャンス>です。
    応報>の天敵とも言うべきアーツで、これを無視して組みたくないなというのが本音でした。
    完全にケアすることは無理でも、ある程度はケアできるようにしたいなと考えました。

    構築の背景は以上の通りですが、続いて実際のレシピの解説に移ります。
    ◆ルリグデッキ
    《一蓮托生》《因果応報》
    gpgp
    托生>でエナに<オサキ>を置き、<コサキ>でコストを軽減して<因果応報>を放つというのはお馴染みの動きですね。
    当然外せない2枚セットです。
    《整理整頓》
    gp
    対<APEX>の必殺アーツです。
    他にも攻撃面ではタマの<ヘスチア>、ウリスの<イフリード>や<焦熱ウリス起動>を封じ、防御面では遊月の<ボルシャック>、地獣の<ソウリュウ>を止められたりと用途は多彩です。
    《アウト・ダスト》
    gp
    アロス>が多い現状を踏まえると、<整頓>以上に入れたいと考えていた1枚でした。
    といっても、<ユノハナ>で手札を回復される可能性があるため、万能ではないですが・・・

    その他の相手に対しても、フルハンデスができれば、ルリグアタックの分だけ詰めで与えられるダメージが1点分増えます。
    また、<APEX>に対して<整頓>ついでに使っておけば、<バオバブーン>のエナチャージも防げるため、より詰めの精度が高くなります。
    《ダブル・チャクラム》
    gp
    エクシードを吐いて<アヤボン>のダブクラ付与を補助する目的で投入しましたが、色々と小回りが利いて優秀な1枚だと感じました。
    まずはトップ回収で、托生でデッキを薄くしてから使えば、アヤボン等欲しいカードを引き込みやすくなります。
    次にダウン効果ですが、比較的防御の薄いこのデッキにおいては速攻対策に役立ちます。
    このデッキ自体が早期に詰めるというコンセプトであるため、Lv5バニッシュはほぼ使わないですが、2つの効果を選べて役立つ局面は多いかと思います。
    《イノセント・ディフェンス》
    gp
    ここは正直自由枠です。
    環境に合わせて入れたいアーツを入れれば良いかと思います。
    筆者が試したアーツでは、

    イノセント>→防御兼<コサキ>の回収。ファフ燐廻にも有効。
    コフィン>→<コサキ>等の回収兼スペルメタ。対速攻の<集結する守護>、対植物緑子の<修復>に有効。後はファフ燐廻相手にライフで踏んづけた場合、因果応報を撃って無理矢理トラッシュ送りにしてから使用不能にするという手もある。
    母性本能>→ノーコストで2エナ伸ばせるのは強力。<アロス>に<龍滅>を使われエナを絞られた時に有効。

    というところです。
    相手によってどれも一長一短ですね。
    チャンスがあれば<アヤボン>を絡めて3,4点からショットしたいのであれば<母性本能>、相手のライフを丁寧に削ってから詰めたいのであれば<イノセント>になるのかなと思います。
    ◆メインデッキ
    次はメインデッキの解説・・・と言いたいところでしたが、正直あまり解説するネタはないです。
    エナチャ要員、ランサー要員、<オサキ>&<コサキ>で8割方説明が付いてしまいますので。
    後細かいところを解説しておきます。
    《幻水 スズメダ》《選択する物語》
    gpgp
    2枚1セットというべきカードで、組み合わせると少しオシャレな動きができます。
    まず<モンキ>でエナチャージをし、<物語>でその<モンキ>をバニッシュして追加でエナチャージをします。
    するとほどよく手札が減るため、<スズメダ>を出して1ドローへと繋げることができます。

    単体の性能も勿論高く、<スズメダ>は<ダスト>を使うための青エナとして使え、<物語>は<モンキ>や<キジ>で埋まった盤面を有効にどかす手段として使えます。
    《幻獣 コマリス》
    gp
    なんとこのデッキには、Lv1が10枚しか入っていません。
    殴られたら4点からショットを仕掛けるし、盤面が埋まらなくてもあまり問題ないと判断してのことですが、あまりにLv1が薄いと後攻1ターン目に1体も立たなくなってしまいます。
    そこで、Lv1の中で使えそうなシグニということで<コマリス>を採用しました。

    主な用途は、ノーパンされ、相手がLv4へグロウした場合のパンプ要員です。
    コマリス>を1度捻ることで、3緑子の2000パンプと合わせると、<ミャオ>は12000打点、<ミスザク>は15000打点に達します。
    単純な速攻に見えて、長期化した場合でもちゃんと持続的に攻められますよということです。
    ◆回し方
    以下の2つの勝ちパターンを使い分ける。
    1. 相手が殴ってきた場合→一気にエナチャをして、<アヤボン>を絡めてショット
    2. 相手がノーパンしてきた場合→じわじわ削り、限界までライフを削った後に<応報>で詰める

    それぞれ詳しく解説します。
    1.一気にエナチャをして、アヤボンを絡めてショット
    アヤボン>2体+1体でライフ4、<アヤボン>1体+2体で3点から詰めることができます。
    アヤボン>は<托生>でエナに置き、<コサキ>で回収して使います。

    ルリグトラッシュは以下のような形で7枚以上貯めます。
    0-2緑子、<チャクラム>、<托生>、<応報>、<ダスト>、<整頓>(これで8枚)

    チャクラム>でエナを消費するようでも、<モンキ>や<キジ>を回収すれば消費エナを回復できますし、運よく<アヤボン>を回収できれば<コサキ>で回収するエナ消費を節約できるため、損をすることは少ないです。
    ダスト>でルリグアタックを通すことを含めれば最大5点から詰めることも可能ですが、1ドローでサーバントを引かれる可能性があるため無理をしない方が良いでしょう。
    2.じわじわ削り、限界までライフを削った後に応報で詰める
    相手にノーパンされるなどし、相手がLv4へグロウする前に<応報>からショットを決め損ねた場合、じわじわ削って確実な詰めを狙います。
    後は<クライシス・チャンス>を投入している相手に対しても、しっかり削ってから詰めに行く必要があります。

    このデッキを組もうと考えた時、最大の壁となったのが<クライシス・チャンス>でした。
    しかし、テキストをよく読むと、ある程度は対策が可能であることに気付きました。

    エナが無い場合に2エナチャージ→仕方ない
    手札が0枚の場合にシグニ回収→トラッシュを空にすれば良い
    場が空の場合にシグニを出す→手札を0枚にすれば良い

    つまり、<ダスト>&<整頓>決めることで、相手は2エナチャージしかできないということです。
    場もエナも手札もトラッシュも全て空にしてしまえということですね。
    残り2エナで追加のアーツが飛んでくるのはやむなしですが、相手のライフを十分に削っていれば、アーツの防御網をかいくぐって何とか詰め切れるはずです。

    対<APEX>は<ダスト>&<整頓>セットを使うことで、ほぼ確実に詰め切れます。
    一方のアロスは、<ダスト>を使っても<ユノハナ>で手札を回復される可能性があるため、確実ではありませんが、<ダスト>が無いよりは可能性があります。
    手札が6枚の<アロス>に対して<ダスト>を使った場合、手札を2枚(<ユノハナ>で回復されれば3枚以上)残りますが、相手の手札が3枚であれば<アロス>起動用の凶蟲シグニしか残らず、サーバントは残せずルリグアタックが通るため、ライフ0まで削れれば何とか詰め切れます。
    いかがでしたでしょうか?
    特に回し方の解説はかなりざっくりになってしまいましたが、「詰められるところまで削ってから<応報>を叩き込む」だけなので非常にシンプルです。
    3、4点から詰めるルートと、ノーパンされて長期化した場合により少ないライフから詰めるルートの2本を用意しているため、ざっくりした勝ち方の割には実戦的かと思います。

    たまにはこういうシンプルなデッキもアリでしょう。
    新作が組めたらまたご報告します。
    では(^^)/

【第193話】7点ショット(もできる)リル

    posted

    by 攻略コラム

    完全に私事となりますが、この前「7 Pin Live」という名前のお笑いライブに行ってきました。
    その名の通り、7人のピン芸人の方がネタやトークショーをするという内容でした。
    ご存知ない方が多いかと思いますが、出演者は石出奈々子さん、ルシファー吉岡さんといったR-1グランプリの決勝経験者が多く、実力者揃いとなっています。
    お笑い興味あるよ~という方は@nehehomonまでご連絡ください!
    ・・・って何の宣伝してるんだ?

    遊々亭ブロガーも芸人気質(?)の要素を持つ方が多く、どこかで7Pinのような企画ができればいいな~と密かに思っています。
    今後とも各ブロガーの個性を発揮しつつ、みんな仲良く活動していけると良いですね。
    さて、今回もカードゲーマー情報から、18弾のカードをご紹介していきます。
    今回のテーマは・・・

    リル
    gp


    です!

    Selector勢にコインが与えられ、Selector勢の天下になるのでは?と思っていましたが、リルにも強力なシグニが登場します。
    今回の主役はこちらです。
    《風魔の頭領 フマコタ》
    SR 風魔の頭領 フマコタ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精像:武勇
    色:赤
    レベル:3
    限定条件:リル限定
    パワー:8000
    【常】あなたの場に[ライズ]を持つシグニが2体あるかぎり、このシグニは【アサシン】を得る。
    【自】(ターン1):このシグニが対戦相手のライフクロス1枚をクラッシュしたとき、あなたの場に[ライズ]を持つシグニがある場合、あなたは[赤][赤][赤]を支払ってもよい。そうした場合、あなたの手札から[ライズ]を持つシグニ1枚を場に出す。
    【ライフバースト】:あなたのトラッシュから[ライズ]を持つシグニを2枚まで手札に加える。

    18弾のSRシグニで、Lv3ながら優秀な能力を持ちます。

    まず1つ目は、自分の場にライズ持ちシグニが2体居る場合に、自身がアサシンを得るというもの。
    ライズシグニ2体という条件は厳しいようですが、<アルスラ>を使えば少ないカード消費でライズシグニを並べられるため、3ターン目でも十分条件達成は可能です。

    次に2つ目は、このシグニが相手にダメージを与えた時、自分の場にライズシグニが居る場合に赤3を支払うことで、手札からライズ持ちのシグニを1体出すというもの。
    アタックし終わった自身の上にライズシグニを出すことで、更なる追撃が可能となります。
    特に<矜持の豪魔 オダノブ>との相性が良く、いきなり出てきた<オダノブ>でトリプルクラッシュを叩き込み、一気に相手ライフを削ることができます。

    例えば以下の盤面で攻撃が全て通ると、5点ショットが可能になります。
    フマコタ、<サナユキ>(真ん中)、<サナユキ
    (1)真ん中の<サナユキ>(自身効果で正面をバニッシュ)→フマコタ(アサシン)と攻撃を通し、2点
    (2)フマコタ効果で真ん中の<サナユキ>を<オダノブ>に貼り替え、端のシグニをバニッシュしつつ3点通す
    (3)端の<サナユキ>が攻撃を通し、詰め

    初めから<オダノブ>を出しておくと、アーツで妨害されて攻撃が通らず返しに<オダノブ>が棒立ちになる展開が想定されます。
    フマコタを絡めることで、フマコタのアタックが止められた場合に<サナユキ>×2の強力盤面を維持することができるという利点があります。

    更に上の動きを発展させると、まさかの7点ショットも可能になります。
    (盤面)フマコタ、<オダノブ>、<サナユキ
    (1)<オダノブ>→フマコタと攻撃を通し、4点
    (2)フマコタ効果で真ん中の<オダノブ>を後続の<オダノブ>に張り替え、3点
    (3)端の<サナユキ>が攻撃を通し、詰め

    実際に7点ショットをが決まることは稀でしょうが、この盤面も覚えておくと役立つこともあるでしょう。
    例えば対ピルルクで、相手が<ブルパニ>のように1面ダウンのアーツしか構えていない場合だと、フマコタ(+後続の<オダノブ>)か<オダノブ>のどちらか一方のトリプルクラッシュを通すことができます。

    お気づきかもしれませんが、冒頭の7 Pin Liveの話も、7点ショットの「7」に関連づけた布石になっています。振りに無駄話ばかり書いていると思ったら大間違いです。

    1つ目の能力でアサシンを通し、2つ目の能力で<オダノブ>を出して一気にトリプルクラッシュを通すという動きは、単純ながら決まると爽快ですね。
    Lv3でリミット11の盤面に立てやすいこともあり、用途が多彩なシグニだとお分かりいただけたかと思いますが、最後に用途を下記にまとめておきます。
    • Lv3の盤面で、<アルスラ>×2+フマコタの盤面で1点通す
    • Lv4の盤面でアタックを通し、<オダノブ>を出して一気にライフを削る
    • 詰めの盤面でライズシグニ2体の隣に出し、アサシンで詰めるぞと相手にプレッシャーを掛ける


    その他、3体のシグニが新規で登場する予定ですので、こちらもご紹介しておきます。
    どちらもLBを持たないのが優秀で、LB枠がキツいリルには朗報と言えます。
    《肥後の虎将 カトキヨ》
    C 肥後の虎将 カトキヨ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:[ライズ]精像:武勇
    色:赤
    レベル:1
    限定条件:-
    パワー:2000
    【自】:このカードがコストまたは効果によってシグニの下からトラッシュに置かれたとき、あなたのデッキの一番上のカードをエナゾーンに置くか、カードを1枚引く。

    コストまたは効果によってシグニの下からトラッシュに置かれた時に、1エナチャージか1ドローができます。
    今リルの攻防の要となっている<サナユキ>と相性が良いです。
    《今世の張良 クロカン》
    C 今世の張良 クロカン
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:[ライズ]精像:武勇
    色:赤
    レベル:2
    限定条件:-
    パワー:8000
    【ライズ】あなたのレベル2以下の[ライズ]を持つシグニ1体の上に置く
    【起】(ターン1)このシグニの下からカード1枚をトラッシュに置く:あなたのデッキの一番上のカードをエナゾーンに置くか、カードを1枚引く。

    Lv2以下のライズ持ちシグニ1体の上に置くことで場に出せ、ターン1でこのシグニの下からカードを1枚トラッシュに置くことで、1エナチャージか1ドローができるというもの。
    アルスラ>の上に出し、すぐに効果を使うことでライズを出すことによる消費分は取り返せます。
    武勇シグニ→<アルスラ>→クロカンという順に重ねている場合、クロカンの下には2体シグニが居る計算になるため、次のターンまで生き残れば更にアドバンテージを稼ぐことができます。

    ちなみに張良というのは、紀元前に中国を統一し、前漢を興した劉邦の軍師のことです。
    クロカンは黒田官兵衛のことで、信長や秀吉に仕えた戦国時代の知将です。
    このカード名は、黒田官兵衛の軍事的な才能は昔の張良に並ぶものだと称するところに由来しているのだと思います。

    「ね、勉強になったでしょ?」
    《備中の桃将 キビツヒコ》
    R 備中の桃将 キビツヒコ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精像:武勇
    色:赤
    レベル:1
    限定条件:-
    パワー:1000
    【起】[ダウン]:あなたのデッキの一番上を公開する。それが[武勇]のシグニである場合、それを手札に加える。
    【ライフバースト】:カードを1枚引く。

    自身をダウンし、デッキトップを公開して武勇のシグニであった場合に手札に加える効果を持ちます。
    ダウンするとそのターンはアタックできなくなりますが、リルであればその上にライズシグニを重ねることでそのままアタックすることができます。

    例えば先攻1ターン目にキビツヒコを出し、後攻1ターン目に相手がキビツヒコの正面以外の2面にシグニを配置された場合に、先攻2ターン目にキビツヒコをダウンして効果を使用し、その後に<アルスラ>を重ねてそのままアタックすることが可能です。
    割と実戦で起こりやすそうなシチュエーションですので、覚えておくと良いでしょう。

    それではデッキレシピの紹介に移りましょう。
    ブロガー内でリルといえばしみずきさんですが、自分もフマコタを見て組みたいと思っているため、頑張って考えてみました。
    ◆デッキレシピ
    メインデッキ
    非LB LB
    肥後の虎将 カトキヨ 3
    C混成の怪物 フンババ> 1
    Cサーバント O2> 4
    C乙女の円卓 エレイン> 3
    C勝利の円卓 アルスラ> 4
    今世の張良 クロカン 2
    Cサーバント D2> 2
    Cサーバント T2> 1
    R一途の帰蝶 ノヒメ> 4
    R野生の土躰 エンキド> 2
    備中の桃将 キビツヒコ 2
    PR無二の征服 アレクサンド(WIXOSS PARTY参加賞selectors pack vol11)> 1
    風魔の頭領 フマコタ 4
    SR十字の炎槍 サナユキ> 4
    SR矜持の豪魔 オダノブ> 3
    ◆構築のポイント
    このレシピでは、上に紹介したカードとサーバント以外は、17弾以前の武勇シグニで固め、シンプルな構築を目指しました。
    一押しのキーカードというよりは、ここに注意して組んだというポイントがいくつかあるため、ご紹介していきます。
    1.アーツ構成
    通常のルリグであれば、得られるコインの合計枚数とベットするコインの合計枚数を合わせる形で組めば良いのですが、<救念リル>だとコインを毎ターン1枚ずつ得るという形で、最終的に何枚得るかがゲームによって異なるという難しさがあります。
    また、エナの過不足、エナの色も不確定要素で、ゲームによって使いたいアーツが変わってきます。

    そこで、サーバント7枚とマルチエナが少なめの構築ながら、《スピリット・サルベージ》で状況に応じて必要なアーツを拾うという形式をとっています。
    以下のような使い分けを想定しています。
    後は相手の盤面によっても有効なアーツは変わってきますので、有効なものを選んで回収することになるでしょう。
    2.デッキの主軸
    次にメインデッキの構築を決定しますが、まずは主軸となるカードを投入しましょう。
    このデッキの主軸といえば当然、フマコタ・<サナユキ>・<オダノブ>の3点セットですよね。

    Lv3シグニで立てる機会が多い→フマコタは4投
    2面立てれば攻防で活躍してくれる→<サナユキ>は4投
    フマコタを立てるなら、手札に抱えておきたい→<オダノブ>も3枚は欲しい

    全てLB持ち。やはりLB枠が苦しいことに変わりないようです・・・
    3.下級シグニ
    主軸が埋まったところで、次に下級シグニを決定していきましょう。
    フマコタが赤3を要求するため、アドを稼げそうなシグニから枠を埋めていった結果、上記のレシピのような形になりました。

    (1)引いて損のないシグニ→4投
    ・アルスラ
    gp


    出せば1ドローでき、アド損することはない。
    ノヒメ>を下に敷く、クロカンを上に置くことで更にアドを稼げる。
    フマコタのアサシンを補助できる。
    1000以下のシグニを無コストでバニッシュできる。
    ・・・と、用途が多彩なので4枚採用。
    ・ノヒメ
    gp


    序盤は<アルスラ>、Lv4以降は<オダノブ>、<サナユキ>の下敷きにでき、腐ることはない。
    ライズシグニを重ねるだけで1ドローでき、確実にアドを稼いでくれるため、4枚採用。


    (2)引いて損することが少ないシグニ→2~3投
    ・カトキヨ
    C 肥後の虎将 カトキヨ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:[ライズ]精像:武勇
    色:赤
    レベル:1
    限定条件:-
    パワー:2000
    【自】:このカードがコストまたは効果によってシグニの下からトラッシュに置かれたとき、あなたのデッキの一番上のカードをエナゾーンに置くか、カードを1枚引く。

    クロカン、<サナユキ>の下敷きと機能する局面がやや限定的。
    とはいえ非LBのLv1シグニで投入価値は割とあると考え、3枚採用。
    ・エレイン
    gp


    このデッキにライズシグニは15枚(約4割)採用されており、デッキトップ3枚の中にライズシグニが含まれる確率は、1-(1-0.4)^3≒80%となかなかのヒット率を持つ。
    外す確率があるとはいえ、複数ライズシグニが捲れた場合には欲しい方のシグニを加えられるという利点もあるため、3枚採用。
    また、<エレイン>3投、<アルスラ>4投とLv2シグニが多いため、Lv2ルリグは<明滅の記憶 リル>(リミット5のバニラ)に決定。
    ・クロカン
    C 今世の張良 クロカン
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:[ライズ]精像:武勇
    色:赤
    レベル:2
    限定条件:-
    パワー:8000
    【ライズ】あなたのレベル2以下の[ライズ]を持つシグニ1体の上に置く
    【起】(ターン1)このシグニの下からカード1枚をトラッシュに置く:あなたのデッキの一番上のカードをエナゾーンに置くか、カードを1枚引く。

    アルスラ>の上に出すのが基本であり、出す場面が限定的。
    とはいえ出してカトキヨと絡めれば、大きなアドバンテージを得られる可能性を持っており、試しに2枚採用。
    ・エンキド
    gp


    下級シグニには珍しく、終盤デッキ内に高レベルシグニが枯渇してきたタイミングで真価を発揮する。
    序盤に引けなくてもあまり問題はないが、ゲーム中で1回は出したいと考え、2枚採用。
    ・キビツヒコ
    R 備中の桃将 キビツヒコ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精像:武勇
    色:赤
    レベル:1
    限定条件:-
    パワー:1000
    【起】[ダウン]:あなたのデッキの一番上を公開する。それが<>のシグニである場合、それを手札に加える。
    【ライフバースト】:カードを1枚引く。

    デッキ内の武勇シグニの枚数から、33/40≒80%とかなりのヒット率を誇る。
    但し、LB枠に余裕がないことから、2枚のみの採用に。


    (3)いざという時あれば便利かもしれないシグニ→ピン投
    ・フンババ
    gp


    メイン除去が得意な相手で、<火竜点睛>が腐りそうな相手に立てておきたい
    ・アレクサンド
    gp


    赤ルリグ相手には是非立てたい。正直2枠位欲しかった・・・

    後はサーバントを入れて、デッキが無事完成しました。

    いかがでしょうか?
    オダノブ>のトリプルクラッシュを見たとき、非常に豪快なテキストだと思いましたが、フマコタを介するという方法が生まれたことで、より相手にプレッシャーをかけられるようになっています。
    カトキヨ、キビツヒコといった新規下級も優秀で、リルがSelector勢と肩を並べる日も近いのではと思っています。
    18弾では汎用のベットアーツの登場が予定されていますし、救念リルのコイン獲得能力も価値が高まりそうですし、どんどん楽しみが膨らみますね。

    18弾カードのご紹介は一段落し、次回は筆者の新作デッキをご紹介する予定です。
    お楽しみに(^-^)/

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