【第194話】場・エナ・手札・トラッシュ全てを空にする話 | WIXOSS|ウィクロス | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

【第194話】場・エナ・手札・トラッシュ.. | WIXOSS|ウィクロス

WIXOSS|ウィクロス 遊々亭Blogです。遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、WIXOSS|ウィクロスに関する情報を配信していきます。Twitterでも情報配信中です!
遊々亭@WIXOSS|ウィクロス担当アカウント@yuyuWixoss 遊々亭公式アカウント@yuyuteiNews
 

【第194話】場・エナ・手札・トラッシュ全てを空にする話

posted

by ねへほもん

WBC東京本戦が近づいていますね。
筆者は誇り高き補欠に選出されたため、日夜デッキの準備に勤しんでいます。

別に嫌味ではなく、ガンスリンガー用にLostorageルリグのデッキを組んでいます。
しみずきさんがリル、ウリューさんがメル、りくさんがピルルク、おケイさんがドーナを使われているため、それとは被らないデッキを用意しています。
と書くと、大体絞られてきますね。

強さよりはオリジナリティを重視して気軽に組んだデッキなので、主流の構築とは大きく異なるかと思います。
WBC東京まで調整を重ね、大会後にご紹介する予定ですのでお楽しみに。

さて、今回は筆者が遊びで組んでみた、一発芸デッキをご紹介します。
遊びで組んだと言っても、真面目に考えて組んだので、実用性もほどほど兼ね備えているのでご安心を。
レシピはこちらです!

3止め緑子.jpg


という訳で、今回は「3止め緑子」を組んでみました。
てらたかさんがロングショット狙いのデッキを1年ほど前に組んでいましたが、今回は2つの勝ちパターンを用意しています。 登場は4弾ということで、遥か昔のルリグですが、現代にも通用するというところを解説していきます。
◆構築の背景
まず、どうしてこのデッキを解説しようと思ったのかというところからご説明します。
構築の背景をご説明した方が、アーツの採用理由が理解しやすいかと思います。

以前整頓植物なるデッキをご紹介しましたが、最近は<APEX>が減り<アロス>が増えており、植物に入れた<整理整頓>が腐ることが増えていました。
植物で延々とライフを増やし続けるのも良いですが、たまにはスカッと攻め潰したいなと思って地獣軸で組んでみました。
ただの地獣緑子だと<アロスの起動能力>で守られるため、3止めにしてアーツ枠を増やそうと考えました。

後念頭に置いたのが<クライシス・チャンス>です。
応報>の天敵とも言うべきアーツで、これを無視して組みたくないなというのが本音でした。
完全にケアすることは無理でも、ある程度はケアできるようにしたいなと考えました。

構築の背景は以上の通りですが、続いて実際のレシピの解説に移ります。
◆ルリグデッキ
《一蓮托生》《因果応報》
gpgp
托生>でエナに<オサキ>を置き、<コサキ>でコストを軽減して<因果応報>を放つというのはお馴染みの動きですね。
当然外せない2枚セットです。
《整理整頓》
gp
対<APEX>の必殺アーツです。
他にも攻撃面ではタマの<ヘスチア>、ウリスの<イフリード>や<焦熱ウリス起動>を封じ、防御面では遊月の<ボルシャック>、地獣の<ソウリュウ>を止められたりと用途は多彩です。
《アウト・ダスト》
gp
アロス>が多い現状を踏まえると、<整頓>以上に入れたいと考えていた1枚でした。
といっても、<ユノハナ>で手札を回復される可能性があるため、万能ではないですが・・・

その他の相手に対しても、フルハンデスができれば、ルリグアタックの分だけ詰めで与えられるダメージが1点分増えます。
また、<APEX>に対して<整頓>ついでに使っておけば、<バオバブーン>のエナチャージも防げるため、より詰めの精度が高くなります。
《ダブル・チャクラム》
gp
エクシードを吐いて<アヤボン>のダブクラ付与を補助する目的で投入しましたが、色々と小回りが利いて優秀な1枚だと感じました。
まずはトップ回収で、托生でデッキを薄くしてから使えば、アヤボン等欲しいカードを引き込みやすくなります。
次にダウン効果ですが、比較的防御の薄いこのデッキにおいては速攻対策に役立ちます。
このデッキ自体が早期に詰めるというコンセプトであるため、Lv5バニッシュはほぼ使わないですが、2つの効果を選べて役立つ局面は多いかと思います。
《イノセント・ディフェンス》
gp
ここは正直自由枠です。
環境に合わせて入れたいアーツを入れれば良いかと思います。
筆者が試したアーツでは、

イノセント>→防御兼<コサキ>の回収。ファフ燐廻にも有効。
コフィン>→<コサキ>等の回収兼スペルメタ。対速攻の<集結する守護>、対植物緑子の<修復>に有効。後はファフ燐廻相手にライフで踏んづけた場合、因果応報を撃って無理矢理トラッシュ送りにしてから使用不能にするという手もある。
母性本能>→ノーコストで2エナ伸ばせるのは強力。<アロス>に<龍滅>を使われエナを絞られた時に有効。

というところです。
相手によってどれも一長一短ですね。
チャンスがあれば<アヤボン>を絡めて3,4点からショットしたいのであれば<母性本能>、相手のライフを丁寧に削ってから詰めたいのであれば<イノセント>になるのかなと思います。
◆メインデッキ
次はメインデッキの解説・・・と言いたいところでしたが、正直あまり解説するネタはないです。
エナチャ要員、ランサー要員、<オサキ>&<コサキ>で8割方説明が付いてしまいますので。
後細かいところを解説しておきます。
《幻水 スズメダ》《選択する物語》
gpgp
2枚1セットというべきカードで、組み合わせると少しオシャレな動きができます。
まず<モンキ>でエナチャージをし、<物語>でその<モンキ>をバニッシュして追加でエナチャージをします。
するとほどよく手札が減るため、<スズメダ>を出して1ドローへと繋げることができます。

単体の性能も勿論高く、<スズメダ>は<ダスト>を使うための青エナとして使え、<物語>は<モンキ>や<キジ>で埋まった盤面を有効にどかす手段として使えます。
《幻獣 コマリス》
gp
なんとこのデッキには、Lv1が10枚しか入っていません。
殴られたら4点からショットを仕掛けるし、盤面が埋まらなくてもあまり問題ないと判断してのことですが、あまりにLv1が薄いと後攻1ターン目に1体も立たなくなってしまいます。
そこで、Lv1の中で使えそうなシグニということで<コマリス>を採用しました。

主な用途は、ノーパンされ、相手がLv4へグロウした場合のパンプ要員です。
コマリス>を1度捻ることで、3緑子の2000パンプと合わせると、<ミャオ>は12000打点、<ミスザク>は15000打点に達します。
単純な速攻に見えて、長期化した場合でもちゃんと持続的に攻められますよということです。
◆回し方
以下の2つの勝ちパターンを使い分ける。
  1. 相手が殴ってきた場合→一気にエナチャをして、<アヤボン>を絡めてショット
  2. 相手がノーパンしてきた場合→じわじわ削り、限界までライフを削った後に<応報>で詰める

それぞれ詳しく解説します。
1.一気にエナチャをして、アヤボンを絡めてショット
アヤボン>2体+1体でライフ4、<アヤボン>1体+2体で3点から詰めることができます。
アヤボン>は<托生>でエナに置き、<コサキ>で回収して使います。

ルリグトラッシュは以下のような形で7枚以上貯めます。
0-2緑子、<チャクラム>、<托生>、<応報>、<ダスト>、<整頓>(これで8枚)

チャクラム>でエナを消費するようでも、<モンキ>や<キジ>を回収すれば消費エナを回復できますし、運よく<アヤボン>を回収できれば<コサキ>で回収するエナ消費を節約できるため、損をすることは少ないです。
ダスト>でルリグアタックを通すことを含めれば最大5点から詰めることも可能ですが、1ドローでサーバントを引かれる可能性があるため無理をしない方が良いでしょう。
2.じわじわ削り、限界までライフを削った後に応報で詰める
相手にノーパンされるなどし、相手がLv4へグロウする前に<応報>からショットを決め損ねた場合、じわじわ削って確実な詰めを狙います。
後は<クライシス・チャンス>を投入している相手に対しても、しっかり削ってから詰めに行く必要があります。

このデッキを組もうと考えた時、最大の壁となったのが<クライシス・チャンス>でした。
しかし、テキストをよく読むと、ある程度は対策が可能であることに気付きました。

エナが無い場合に2エナチャージ→仕方ない
手札が0枚の場合にシグニ回収→トラッシュを空にすれば良い
場が空の場合にシグニを出す→手札を0枚にすれば良い

つまり、<ダスト>&<整頓>決めることで、相手は2エナチャージしかできないということです。
場もエナも手札もトラッシュも全て空にしてしまえということですね。
残り2エナで追加のアーツが飛んでくるのはやむなしですが、相手のライフを十分に削っていれば、アーツの防御網をかいくぐって何とか詰め切れるはずです。

対<APEX>は<ダスト>&<整頓>セットを使うことで、ほぼ確実に詰め切れます。
一方のアロスは、<ダスト>を使っても<ユノハナ>で手札を回復される可能性があるため、確実ではありませんが、<ダスト>が無いよりは可能性があります。
手札が6枚の<アロス>に対して<ダスト>を使った場合、手札を2枚(<ユノハナ>で回復されれば3枚以上)残りますが、相手の手札が3枚であれば<アロス>起動用の凶蟲シグニしか残らず、サーバントは残せずルリグアタックが通るため、ライフ0まで削れれば何とか詰め切れます。
いかがでしたでしょうか?
特に回し方の解説はかなりざっくりになってしまいましたが、「詰められるところまで削ってから<応報>を叩き込む」だけなので非常にシンプルです。
3、4点から詰めるルートと、ノーパンされて長期化した場合により少ないライフから詰めるルートの2本を用意しているため、ざっくりした勝ち方の割には実戦的かと思います。

たまにはこういうシンプルなデッキもアリでしょう。
新作が組めたらまたご報告します。
では(^^)/

ウィクロスパーティーに出よう!

by からばこ

READ MORE

ざっくり分かるデッキの組み方講座〜ディーセレ編

by からばこ

READ MORE

「理解すればディーセレが確実に強くなる!!」ダメージレース基礎講座(前編)

by しみずき

READ MORE

人気のあのカードについて教えて!シリーズまとめ

by -遊々亭- ウィクロス担当

READ MORE

【ディーヴァ】ゲームが上手くなるために!プレイング、立ち回り記事まとめ

by -遊々亭- ウィクロス担当

READ MORE