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デッキレシピ:2022年9月 アーカイブ

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【ディーヴァ】【白軸】と【ハンデス軸】の良いとこどり!? ハイブリット型リメンバの紹介

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    by デッキレシピ

    タイトルトップ3.jpg
    【白軸】と【ハンデス軸】の良いとこどり!?ハイブリット型リメンバの紹介
    ■はじめに
    お疲れ様です!!「しみずき」です。
    皆さんは疲れてないですか?僕は疲れてます()

    「夢限少女杯」招待枠を賭けたSPSマラソンも第3クォーターまで終了しました。
    参加可能なほぼ全てのセレモニーに出場できているお陰で、何とか圏内に喰らい付いています。

    が、想像以上に体力、精神力、ガソリン、遠征費、etc....を消費し、お疲れモードです。

    正直ちょっとナメてましたね。

    しかし、各所のセレモニーで応援の声をいただくことがあり、それがとても励みになっています。本当にありがとうございます!!

    体調だけは壊さないよう残りの1ヵ月も無事に完走したいところです。

    今回は、最近のセレモニーで愛用している、【白軸】と【ハンデス軸】のハイブリットリメンバを紹介します。友人からは「構築が汚な過ぎて使いたくない」と罵られましたが、なんやかんやで勝ってる実績があります。

    最後までお付き合いいただけると嬉しいです!!

    今回の目次は以下の通り。



    1.コンセプト
    ""既存の【白軸】の強みを残しつつ、ハンデスを取り入れた【リメンバ】デッキを実現させる""

    「PRISMATIC DIVA」環境も終盤となり、ある程度環境の分布も固まってきました。中でも<共宴の巫女 リメンバ・ディナー>をセンターに据えたデッキは、登場からトップディーヴァの座に君臨している【<デウス>】に匹敵するレベルの活躍を見せています。

    かくいう僕も以前の記事にて紹介した通り、【白軸リメンバ】を愛用していました。

    コードメイズ キョウシュウ>に始まり、<聖天姫 エクシア><コードハート リメンバ//メモリア>に終わる鉄壁のシグニ群で盤面強度を担保。それをバッグに白軸の特権である<オーバー・パシュート><聖英 タンゴカード>に加え、<宇宙級母性>や<burning curiosity>にてビートダウンを遂行。

    これ等を<共宴の巫女 リメンバ・ディナー>のターン1【起】によって安定して行える点。そして、対戦相手のルリグによってはエクストラターンとも言える状況を生み出せるゲーム1【起】によって、数多のルリグとも渡り合あえるデッキパワーを有しています。

    正直、【リメンバ】を使うのであれば白軸一択かな〜......思っていた程度には白軸を推していました。

    とは言え、巷の入賞レシピを眺めていると、【リメンバ】の約半数は【ハンデス軸】です。<共宴の巫女 リメンバ・ディナー>のゲーム1とハンデスの親和性が高いという大きな強みも有していますし、実際【原子デウス】を使用しているときに対戦して完膚なきまでにボコボコにされた経緯もありました。

    晴れて【ハンデス軸】を試さない理由は無いなと自分の中で決着しました。とは言え今まで培ってきた【白軸】の強みをゼロにするのも勿体ないと感じました。

    という事で、【白軸】の強みをなるべく残しつつも可能な限りハンデスを行う【ハイブリット型】の【リメンバ】の開発に着手しました。

    とは言え、【白軸】全ての強みを残したまま、ハンデスを組み込むのは枠的に不可能なので、ある程度は要素の取捨選択をしてやる必要があります。

    個人的に【白軸】の最大の強みは、ゲーム中に盤面に設置するシグニだけで数点分の疑似的な防御になりうる盤面強度だと考えています。その点を残したまま、可能な限りのハンデス要素を取り込みました。

    また、僕の性分的にハンデスという戦法は「シグニ1点+ルリグ1点の攻め方をすることでLBによるリスクを減らす」よりも「4点目を獲りに行く」ために行う方が好みです。そのため可能な限りダメージソースは多めに採用しました。

    そうして完成したのが以下のレシピになります。

    2.デッキレシピ


    3.各カードの解説
    シグニデッキ
    コードメイズ キョウシュウ
    現環境最硬のレベル1シグニ。
    このシグニを立てるだけで守れるライフクロスがあります。

    今更語るまでもありませんが、シャドウ(レベル1)によってアシストルリグも弾ける点があまりにも強いです。

    採用率の高い除去アシストは<マキナウィングスラッシュ>や<ウリス・スケアー>などレベル1のシグニを対象に取るものが多く、2ターン目の盤面を<キョウシュウ>+レベル2シグニ2体にすることで、無駄グロウさせられる試合は少なくありません。

    このデッキはレベル2シグニを多めに採用している+<マキナウィングスラッシュ>によって踏まれた<キョウシュウ>を回収できます。そのため、先攻を取れた試合はかなりの頻度で上記の状況を狙うことができます。

    キョウシュウ>以外のシグニが1ターン目の盤面に並んだ場合でも、遭遇頻度の高い<マキナウィングスラッシュ>が、後攻1ターン目に使用すると回収効果が無駄になりやすく、グロウがためらわれる点も追い風です。

    来期からは翠将 バーバリアンに貫かれるので盤面強度的には今がピークです。

    聖天 アルテミス
    バニッシュ系のアシストは弾けますが、現環境で<サーバント #>の次に見かける<羅菌 オイゴナ>に焼かれてしまうのが、非常にネック。それゆえ優先順位は<キョウシュウ>の方が高くなってしまいます。

    とは言え、【ダッシュヒラナ】のような赤主体のデッキに対しては<紅将 ランスロット>や<羅星 キクノジョー>、<紅魔 ヘラ>にも耐性があるので、環境次第では採用枚数の逆転も全然あり得ます。

    目下の天敵が<羅菌 オイゴナ>だけなので、実はパワー1000でもパンプできると盤面強度が跳ね上る点は覚えておくといいことあるかも?(多分ない)

    羅原 Se
    羅原姫 H2O>のライズ元+色要因。

    さっさとグロウしてしまいたいレベル2アシストの追加コストが、どちらも色を要求してくるので、両方賄える青黒のカラーリングは重宝します。

    パワー5000ある為、<羅菌 オイゴナ>に焼かれないという最低限の盤面強度は有しています。

    凶魔 ワイト

    プリパラアイドル ファルル><蒼魔 マノミン>のハンドコストをエナで代替できるようになるので、ハンデスミラーなどで役に立ちます。

    とは言ったものの、ハンデス勝負に持ち込んでくるようなデッキは、<大装 ゲイヴォルグ>や<聖将姫 ゆきめ//メモリア>などでエナも絞ってくることが多いです。そのため、エナの支払いもキツくなりがちです。

    現環境に存在するエナをくれるハンデスデッキは【原子デウス】くらいで、その他のデッキに対しては<凶魔 ワイト>を使わずとも手札に余裕があるケースが殆どなので、別のカードに変更するのも手です。

    序盤のサーバント探索や、ハンデス対面で<マドカ//ブレイク>のケアにも一役買ってくれる<聖天 ハニエル>あたりがおすすめです。

    プリパラアイドル ファルル
    個人的にハンデスデッキ界に革命を起こしたカード。

    既存のハンデスデッキのジレンマとして、序盤からのハンデスを狙おうとすると<蒼魔 マノミン><蒼魔 スキュラ><蒼将 ブルーノ>といった無耐性で低パワーのシグニを盤面に立てる必要がありました。

    ハンデスデッキの2ターン目<マノミン><ブルーノ><マノミン>のような盤面は、親の顔よりも拝んでいるのではないでしょうか?

    そうなると、主に【DXM】などのデッキに<羅菌 オイゴナ><羅星キクノジョー>により、手札をなげうつことでのコスパの良い攻めを許すことになってしまいます。

    この点が、ハンデスによるマウントを取った状態で長く戦いたいコンセプトに噛み合っていませんでした。

    しかしこの<プリパラアイドル ファルル>は、赤黒の序盤火力札では届かない8000というパワーラインを有しています。これによって2ターン目のハンデスと盤面強度の両立ができるようになった訳です。

    蒼将 ブルーノ
    盤面強度の考慮すると<ファルル>に統一したい気持ちもあるのですが、ノーコストでハンデスだけでなくドローも選択できるのは余りにも優秀でした。とは言えアタックできないとそもそも仕事しないなど一長一短あります。悩みどころですね......

    凶魔 テューポーン
    burning curiosity>で7-4を消費した余りのエクシードを有効活用できるシグニの中で白羽の矢が立ちました。

    終盤トラッシュにいればいつでも湧いてこれる<コードアンシエンツ スチームパンク>と組み合わせて8000マイナスを行使できるのは勿論のこと、レベル2で15000という高いパワーラインを有している点も見逃せません。

    このデッキは<凶魔 アンナ・ミラージュ>、<羅原姫 H2O>と13000ラインのシグニを一定数採用しており、<マキナスマッシュ>ケアの盤面を形成することができます。<聖天姫 エクシア>や<共宴の巫女 リメンバ・ディナー>のゲーム1のことを考えると、<マキナスマッシュ>は温存したいところですが、その思考を逆手に取って疑似的に相手の防御面数を減らすことができます。

    この点は従来の【白軸リメンバ】には出来ない芸当です。

    欲しい場面も多く、序盤にエクシードを使わない状態で立てても8000という最低限のパワーラインを有しているお陰で、引いて腐ることもありません。増量も全然ありの1枚です。

    羅原姫 ZrO2
    原子でありハンデス札であり火力札でありこのデッキ唯一のアタック時除去札。

    かなり枠がギュウギュウなこのデッキにおいて1枚で4役こなしてくれるありがたい1枚。中でもアタック時除去ができる点は、ゲーム1使用後に出てきた<エクシア>の上から要求ができるようになるので非常に優秀です。
    ハンデスが効いていると低パワーのシグニが盤面に出てくる機会も増えるため、置くだけで要求になりやすいのも◎

    とは言え、終盤は<スチームパンク>やら<ファラリス>とダウンコストを喰いあうので注意が必要です。

    羅原 H2 + 羅原姫 H2O
    レベル3シグニによるハンデス枠としては<幻水神 ホタルイカ>や<羅菌姫 みこみこ//メモリア>などが候補に挙がりましたが、盤面強度とシグニゾーン1枠で2ハンデスできる点を評価してこのパッケージで採用しました。

    凶魔 アンナ・ミラージュ
    羅原 H2>のハンデス誘発+ダメージソース。
    LB持ちで火力札というのはディーセレでは貴重な存在で、非LB枠がカツカツなすべてのデッキで重宝しています。

    スチームパンク>がトラッシュから出せる状態であれば、ライズ元にすることで手札の節約に加えて、<アンナ・ミラージュ>が場を離れた時に自動的にトラッシュに落ちてくれるので再利用がしやすいです。

    聖魔姫 オロチマル/コードアンシエンツ スチームパンク / コードアンシエンツ ファラリス/幻怪 コックリサン
    前回から続投の面々。
    特に採用理由に変化はありません。

    聖天姫 エクシア
    【白軸リメンバ】では<コードハート リメンバ//メモリア><幻水姫 シィラ>と共に3種の神器でしたが、枠の都合もあり、個人的に最も強いと感じていた<エクシア>1本に絞りました。

    最終局面で回収を駆使して<エクシア>を2面立てて蓋をするゲーム展開は幾度となくありました。

    特に最近の【DXM】は<共宴の巫女 リメンバ・ディナー>のゲーム1を<DEATH DECK>を合わせることで対策していることが多いです。基本効果の12000マイナスに加えて、山札10枚落としによるリフレッシュ+単体で要求できるシグニを回収することでルリグ効果無しでもしっかりと要求を行うことができます。

    そのメタとしてゲーム1のターンに<エクシア>×2の盤面を作ってやることで、<DEATH DECK>を発動した瞬間に2面分のアタック不可が確定するので、強力なけん制になってくれます。

    ルリグデッキ
    共宴の巫女 リメンバ・ディナー / マキナウィングスラッシュ / マキナスマッシュ / マドカ//フロート / マドカ//ダブ
    この辺も前回の記事と被るところが多いので、端折ります。

    羅原 H2>+<羅原姫 H2O>や<幻怪 コックリサン>+<聖天姫 エクシア>など噛み合いを求められるメインデッキを、<共宴の巫女 リメンバ・ディナー>の3ルックが"噛み合わせて"くれているお陰でデッキとして成り立っていると考えています。

    リメンバ最強!!リメンバ最強!!

    青のアシストが《タマゴ》ラインから《マドカ》ラインに変わっていますが、役割的には殆ど変わりません。

    マドカ//フロート>のディスカードによって、最序盤の<凶魔 アンナ・ミラージュ>や<サーバント #>のLB不発が無くなりました。

    他にも《タマゴ》の頃と比較して1ターン目にルックできる枚数が3枚に増えたので、レベル1の枚数をさらに欲張って10枚まで減らしています。試合ごとのマリガンに全力を賭すことになりますが、体感ではこの枚数で問題ないと感じています。

    burning curiosity
    10012.jpg
    前回からの続投枠。

    使っていく中で、此方のターン1【起】の邪魔となる<コードハート リメンバ//メモリア>を除去するのにメチャクチャ重宝することに気づきました。採用が予期される相手に対して温存するようにしましょう。

    マイアズマ・ラビリンス
    10005.jpg
    当初は<宇宙級母性>で運用していましたが、引いた<RANDOM BAD>は基本的に使いたい関係上、エナが不足してしまう試合が散見されました。逆にハンデスによりルリグアタックによる打点が見込めるようになったことで、<宇宙級母性>が撃てなかったけど勝てた試合がチョコチョコ発生しました。それすなわち過剰という事なので、3エナも軽く痒いところに手が届く此方のドリームピースに変更しました。

    元々、噛み合い要素の多かったデッキだったので、最大2枚のパーツ回収を除去や山札削りを入れながら行使できるこのピースはデッキにピタッとはまってくれました。

    4.コツ
    リソース勝負を挑んでいい相手か考えよう
    ハンデスという行為は一部の例外を除いて、自身のリソースとの1:1交換が基本になります。

    解りやすい例で言えば、<プリパラアイドル ファルル>は手札1枚、<RANDOM BAD>は1エナを消費することで相手の手札を1枚奪います。

    その為、このデッキよりもリソース獲得量の多いデッキに対して、ハンデスを仕掛けると返り討ちにされてしまう場合があります。

    代表的な例で言えば、<ゆかゆか☆ぴーひゃら>を採用した所謂《笛原デ》や《白あや》などのデッキはかなりのリソース獲得量を誇ります。

    《笛原デ》を例に具体的な数字を出してみましょう。

    マドカ//フロート>+2
    ゆかゆか☆ぽーん>+2
    ゆかゆか☆ぴーひゃら>+2
    ゼノ・クラスタ>+3
    デウス・スリー>ゲーム1【起】+3

    単純なルリグデッキだけで最大12枚の手札を生みだすことが出来ます。他にも<聖天姫 アークゲイン>や<羅原 H2>の【出】などエナを手札に変換する手段を有しています。

    そんなデッキに対して、此方のリソースを無理に使ってハンデスを仕掛けてしまうと、かえって相手のハンデスが刺さりやすくなってしまいます。

    こういった手合いとは無理にリソース勝負をせず、<聖天姫 エクシア>盤面強度や、<マイアズマ・ラビリンス>によるリフレッシュを絡めたダメージレースによる勝利を狙っていきましょう。

    ■おわりに
    以上です。最後まで読んでいただいて有り難うございました。

    ハンデスと盤面強度に寄せたプレイをすればコントロールチックな戦い方ができたり、早い相手に対しては火力全振りとサーバント奪取でアグロチックな動きができるなど、従来の【原子デウス】を彷彿とさせる臨機応変な立ち回りが可能になっています。

    それでいて<共宴の巫女 リメンバ・ディナー>の高いスペックと唯一性によって、「コレ【原子デウス】で良くね?」とはならないだけの個性も備えています。

    デッキの見た目はきたなシュラン認定されてもおかしくないですが、使ってみると意外としっくりきます。割と自信作なのでぜひ使ってみてください!!

    面白かった!!ためになった!!と感じていただけた方は、是非ともTwitterで"RT"と"いいね"をお願いします。

    拡散力isパワーということを学びました。
    自分の記事をより多くの人に読んでもらいたいので、ナニトゾ宜しくお願いします!!

    それではまた次回、お会いしましょう!!

【ディーヴァ】『REUNIONからの刺客!? 防御性能トップクラス、アンブレイカブル=サシェのススメ』

    posted

    by デッキレシピ

    タイトルトップ2.jpg
    『防御性能トップクラス、アンブレイカブル=サシェのススメ』
    こんにちは。皆さん、REUNIONしてますか?
    公式からのカード公開も進み最近ではSRシグニやエクシード要求スペルも段々出揃ってきました。そんな中、私がイチ押しと言えるほど注目しているのがこのルリグ。
    サシェ
    ブースター7弾の少し前くらいにスターター<ホワイトプレイ>にて新規ギミック<レゾナ>を引き連れて初登場した彼女、第1回世界大会で優勝したプレイヤーが使用していたのはウィクロスを長くプレイしているプレイヤーであれば未だに色褪せない記憶として残っている方もそれなりにいらっしゃるのではないでしょうか。レベル5の圧倒的な攻撃力や新レベル4の安定した要求力、時にはルールにすら干渉する事で他のルリグには無い戦法を可能としてくれました。
    そんな彼女、キーセレクションでは実装されなかったもののディーヴァセレクションにて何十弾かぶりの登場。後述しますがどれも今までのカードパワーから1ランク上がった効果をしています。
    そんな効果を持った彼女が1発目に公開されたせいで最早サシェ以外の事を考えられなくなるくらい魅せられており、このままでは他のルリグの事を考えられない!と言う事で今回新弾発売前ですが無理を言って執筆させて頂く運びとなりました。新弾発売直後からスタートダッシュを狙いたい方の一助になればと思います。

    ※今回、遊々亭様に在庫がまだ存在しない新弾のカードを使用しているためカードのリンクが張られていないものも多々あります。一応公式のカードリストに記載のあるものだけで構築出来ましたので詳細を知りたい方は新弾発売までは公式のカードリストを参照ください。

    コンセプト
    6面防御!!!

    サシェについて
    サシェの強みは上から下まで全部なのですが、今回画像がないので3サシェの効果を一つずつ見ていきましょう。
    一つ目は白シグニが登場した場合に白白無の3コストで相手のシグニを手札に戻す効果。ディーヴァセレクションの何でも除去の査定は3リソース以上となっており、その観点から言うとそこまで重いコストではありません。終盤相手のライフクロス及び防御札が切れたような状況でデッキトップから何のシグニ引いても勝ち!と出来るのは思った以上に強いです。
    二つ目は自分の白シグニを対象とし相手ターン終了時まで+2000する効果。対戦相手のパワー13000以上のシグニをバトルでバニッシュするも良し、場に残ってほしいシグニのパワーを上げて壁にするもよし。コストがかからないので毎ターン忘れず使っていきたいです。
    三つ目は対戦相手に2エナ払わないとシグニアタックさせない効果を与えます。そりゃまあ弱いわけは無いのですが、基本的に対戦相手へエナを与えない除去を得意としているサシェとの組み合わせが普通に強力です。たとえエナがある状況であっても、不用意にエナを支払ってしまったせいで以降の防御や攻撃に支障が出る、と言うのは今後よく起こりそうな問題かなと思います。
    ※先日公式のコラムでそれぞれのシグニがアタックしようとする際に2エナ要求すると紹介がありましたので今回その裁定に従います。

    またサシェはレベル2で2種類のレゾナを公開し、どちらかをルリグデッキに加えることが出来ます。これは相手によってと言うよりは自分のメインデッキをどちらかに寄せて使うのが現状良いのかなと考えています。今回は若干コストは重いものの出現時効果で対戦相手のシグニが1度しかアタック出来なくなるフルムーンを採用しました。
    サタンを使用するのであれば<ブレイブ・シェード>で2T1面空けるようなメインデッキになるのかなと考えていますが、こちらは多分別の人がデッキにしてくれるでしょうと言う事で解説に戻ります。
    アシストルリグについて
    フルムーンと相性のいいアタック無効orダメージ無効を持つ緑ルリグ、ゲーム1と相性のいい場のシグニをトラッシュに置きながらライフクロスを回復する<ウリス・オーラ>を採用する事は決めていました。正直<ウリス・スケアー>の4枚落としはリフレッシュを狙うには少し足りないため改善の余地ありです。その辺りは色々な組み合わせを試してみて下さい。
    そして緑ルリグですが、今回は新弾で収録されるアンを採用しました。他にアタックやダメージを無効にするアシストとして候補に挙がっていたのは<サンガ//シェイク>なのですが、1ルリグと合わせるとリソース獲得量や面空け数は以下の通りになります。

    <アン - 舞イ>+<アン - 座シ>
    =1面空け(7000以上)
    + 1エナチャージ
    + 1ダメージ無効
    サンガ//スイング>+<サンガ//シェイク
    =2エナチャージ
    + 2アタック無効
    + 2エナ消費

    これを見ると上は1エナ獲得1ダメージ無効1面空け、下は±0消費2アタック無効となります。ゲーム1と合わせてルリグアタックまで止めるのであればサンガに軍配が上がりますが、アンの1面空けはサシェ換算で3エナ分に相当します。
    つまりアンの総リソース獲得数は実質4エナと言う事で、この恩恵は無視できないと考えアンを採用しました。もちろん相手の攻撃が苛烈でレベル3に上がる前にアシストを切る羽目になる場合サンガの方が強いです。基本的に最後の最後で緑アシストは切る事になると思っていますがそうでない場合サンガの方が強いかもしれません。
    うだうだ語ってしまいましたが、この辺も色々試してみて下さい。
    ピースについて
    ここは結構迷いました。エナを与えずこちらの動きを最大限通しに行こうとすると<アフタヌーンティーショー>の恩恵は計り知れません。
    10003.jpg
    本当は<コンテンポラ>を回収したいのですがセンタールリグと同じ色のシグニしか回収できないのでうっかりエナに落ちたらその時は諦めて下さい。
    残りの一枚ですが何を見るかでかなり変わります。シグニをどれほど硬くしても<タマ>はルリグアタックで点を通してくるためそのタマに対して強く出られる<M.G.D.>、ハンデスを重く見たいのであれば<ゼノ・クラスタ>などありますがかなりこの辺は好みです。
    本当は<瞬間explosion>を採用したかったのですがコストの黒1を見て絶望。と言う事で今回は<シィラ>無しでもダブルクラッシュやアサシンで点を通してくる相手を一度は捌けるように<イノセント・ワンピース>を採用しています。
    10007.jpg
    エクシア>と絡めると思った以上に防御力を出せるので候補が無ければ試してみて下さい。
    シグニについて
    メイン構築は現環境大流行りしている白軸リメンバの構築にかなり影響されていますが、緑ルリグをアシストとして採用しているため緑ハーモニーの<コウメイ>がスタメン入りしました。このデッキ、言うまでもなく<聖天姫 エクシア>が重いです。そのため<コウメイ>を採用する事で少しでもコスパ良く点を通したいと言った感じですね。
    コウメイ>を立てる際には横に<リメンバ//メモリア>を立ててあげるとエナも縛る可能性が生まれて無駄がありません。
    使用上の注意点
    このデッキには困った点がいくつかあり、その1つが『手札リソースがカツカツ』と言った点です。センタールリグはおろかアシストルリグも手札を増やすような効果を持ち合わせておらず、<アフタヌーンティーショー>の回収効果を使っても使用できるのは次ターン以降。そのため序盤からハンデスをガンガンぶつけてくる相手に対しかなり不利を取ります。<コンテンポラ>を手札に抱え込み、ある程度潤沢なエナを用意する準備を整えさせてくれない限りは厳しい戦いを強いられるでしょう。
    ちなみにハンデスはとてもしんどいですがランデス相手はどうでしょうかと言うと、現行のディーセレでランデスをメインとしているルリグがそこまで居ないためあまり気にする事もないかもしれません。<アン - 座シ>は0コストで1ダメージ無効にしてくれる上に1エナ+されるため次のターン<コウメイ>を立ててルリグ2回アタックで勝ちに行くようなルートも取れます。
    その他正統派ビートダウンに対しては概ね有利です。盤面をしっかり固めて相手の要求をいなし、仮に突破されても強めのLBで耐え凌ぎながら圧倒的な防御面数で勝利を掴みましょう。
    また、新弾ルリグほぼ全てに言える事ですが<エクシア>がとても辛いです。出されたらエナを絞るためバニッシュしないか、以降の点要求に障るため無理してもバニッシュするかは結構アドリブ力が試されます。幸い<コウメイ>を使えるこちらは<エクシア>が立っていても要求は出来ますので、相手の<エクシア>をどうするかは対戦を重ねる過程で掴んでいって下さい。
    最後に
    普段アシストルリグのレベル1は片方あるいは両方をドローまたは回収が出来るルリグを採用しているため正直かなり不安なところはありますが、何よりもサシェの防御性能を体感して欲しいという思いからこのような構築のサシェを紹介させて頂きました。あまりにもリソースが回らない場合はウリスをマキナにしたりナナシにしたりして環境に合わせてチューニングしてみて下さい。
    それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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