公式からのカード公開も進み最近ではSRシグニやエクシード要求スペルも段々出揃ってきました。そんな中、私がイチ押しと言えるほど注目しているのがこのルリグ。
そんな彼女、キーセレクションでは実装されなかったもののディーヴァセレクションにて何十弾かぶりの登場。後述しますがどれも今までのカードパワーから1ランク上がった効果をしています。
そんな効果を持った彼女が1発目に公開されたせいで最早サシェ以外の事を考えられなくなるくらい魅せられており、このままでは他のルリグの事を考えられない!と言う事で今回新弾発売前ですが無理を言って執筆させて頂く運びとなりました。新弾発売直後からスタートダッシュを狙いたい方の一助になればと思います。
※今回、遊々亭様に在庫がまだ存在しない新弾のカードを使用しているためカードのリンクが張られていないものも多々あります。一応公式のカードリストに記載のあるものだけで構築出来ましたので詳細を知りたい方は新弾発売までは公式のカードリストを参照ください。
ルリグデッキ | |
ルリグ | アシストルリグ/ピース/レゾナ |
1枚 <悠久の使者 サシェ・ヌーベル> 1枚 <悠久の使者 サシェ・クロワス> 1枚 <悠久の使者 サシェ・クラフト> 1枚 <白夜の使者 サシェ・モティエ> |
1枚 <奇跡の軌跡 アン> 1枚 <アン - 舞イ> 1枚 <アン - 座シ> 1枚 <閻魔 ウリス> 1枚 <ウリス・スケアー> 1枚 <ウリス・オーラ> 1枚 <アフタヌーンティーショー> 1枚 <イノセント・ワンピース> 1枚 <白羅星姫 フルムーン> |
メインデッキ | |
非LB | LB |
4枚 <コードメイズ キョウシュウ> 2枚 <コードメイズ ユキ//メモリア> 4枚 <聖天 アルテミス> 2枚 <聖美 ガクブチ> 2枚 <聖英 タンゴカード> 3枚 <聖将姫 コウメイ> 3枚 <オーバー・パシュート> |
4枚 <サーバント#> 3枚 <羅星 レプス> 4枚 <コードハート リメンバ//メモリア> 4枚 <聖天姫 エクシア> 2枚 <幻水姫 シィラ> 3枚 <翠美姫 コンテンポラ> |
コンセプト
6面防御!!!サシェについて
サシェの強みは上から下まで全部なのですが、今回画像がないので3サシェの効果を一つずつ見ていきましょう。一つ目は白シグニが登場した場合に白白無の3コストで相手のシグニを手札に戻す効果。ディーヴァセレクションの何でも除去の査定は3リソース以上となっており、その観点から言うとそこまで重いコストではありません。終盤相手のライフクロス及び防御札が切れたような状況でデッキトップから何のシグニ引いても勝ち!と出来るのは思った以上に強いです。
二つ目は自分の白シグニを対象とし相手ターン終了時まで+2000する効果。対戦相手のパワー13000以上のシグニをバトルでバニッシュするも良し、場に残ってほしいシグニのパワーを上げて壁にするもよし。コストがかからないので毎ターン忘れず使っていきたいです。
三つ目は対戦相手に2エナ払わないとシグニアタックさせない効果を与えます。そりゃまあ弱いわけは無いのですが、基本的に対戦相手へエナを与えない除去を得意としているサシェとの組み合わせが普通に強力です。たとえエナがある状況であっても、不用意にエナを支払ってしまったせいで以降の防御や攻撃に支障が出る、と言うのは今後よく起こりそうな問題かなと思います。
※先日公式のコラムでそれぞれのシグニがアタックしようとする際に2エナ要求すると紹介がありましたので今回その裁定に従います。
またサシェはレベル2で2種類のレゾナを公開し、どちらかをルリグデッキに加えることが出来ます。これは相手によってと言うよりは自分のメインデッキをどちらかに寄せて使うのが現状良いのかなと考えています。今回は若干コストは重いものの出現時効果で対戦相手のシグニが1度しかアタック出来なくなるフルムーンを採用しました。
サタンを使用するのであれば<ブレイブ・シェード>で2T1面空けるようなメインデッキになるのかなと考えていますが、こちらは多分別の人がデッキにしてくれるでしょうと言う事で解説に戻ります。
アシストルリグについて
フルムーンと相性のいいアタック無効orダメージ無効を持つ緑ルリグ、ゲーム1と相性のいい場のシグニをトラッシュに置きながらライフクロスを回復する<ウリス・オーラ>を採用する事は決めていました。正直<ウリス・スケアー>の4枚落としはリフレッシュを狙うには少し足りないため改善の余地ありです。その辺りは色々な組み合わせを試してみて下さい。<アン - 舞イ>+<アン - 座シ>
=1面空け(7000以上)
+ 1エナチャージ
+ 1ダメージ無効
<サンガ//スイング>+<サンガ//シェイク>
=2エナチャージ
+ 2アタック無効
+ 2エナ消費
これを見ると上は1エナ獲得1ダメージ無効1面空け、下は±0消費2アタック無効となります。ゲーム1と合わせてルリグアタックまで止めるのであればサンガに軍配が上がりますが、アンの1面空けはサシェ換算で3エナ分に相当します。
つまりアンの総リソース獲得数は実質4エナと言う事で、この恩恵は無視できないと考えアンを採用しました。もちろん相手の攻撃が苛烈でレベル3に上がる前にアシストを切る羽目になる場合サンガの方が強いです。基本的に最後の最後で緑アシストは切る事になると思っていますがそうでない場合サンガの方が強いかもしれません。
うだうだ語ってしまいましたが、この辺も色々試してみて下さい。
ピースについて
ここは結構迷いました。エナを与えずこちらの動きを最大限通しに行こうとすると<アフタヌーンティーショー>の恩恵は計り知れません。残りの一枚ですが何を見るかでかなり変わります。シグニをどれほど硬くしても<タマ>はルリグアタックで点を通してくるためそのタマに対して強く出られる<M.G.D.>、ハンデスを重く見たいのであれば<ゼノ・クラスタ>などありますがかなりこの辺は好みです。
本当は<瞬間explosion>を採用したかったのですがコストの黒1を見て絶望。と言う事で今回は<シィラ>無しでもダブルクラッシュやアサシンで点を通してくる相手を一度は捌けるように<イノセント・ワンピース>を採用しています。
シグニについて
メイン構築は現環境大流行りしている白軸リメンバの構築にかなり影響されていますが、緑ルリグをアシストとして採用しているため緑ハーモニーの<コウメイ>がスタメン入りしました。このデッキ、言うまでもなく<聖天姫 エクシア>が重いです。そのため<コウメイ>を採用する事で少しでもコスパ良く点を通したいと言った感じですね。<コウメイ>を立てる際には横に<リメンバ//メモリア>を立ててあげるとエナも縛る可能性が生まれて無駄がありません。
使用上の注意点
このデッキには困った点がいくつかあり、その1つが『手札リソースがカツカツ』と言った点です。センタールリグはおろかアシストルリグも手札を増やすような効果を持ち合わせておらず、<アフタヌーンティーショー>の回収効果を使っても使用できるのは次ターン以降。そのため序盤からハンデスをガンガンぶつけてくる相手に対しかなり不利を取ります。<コンテンポラ>を手札に抱え込み、ある程度潤沢なエナを用意する準備を整えさせてくれない限りは厳しい戦いを強いられるでしょう。また、新弾ルリグほぼ全てに言える事ですが<エクシア>がとても辛いです。出されたらエナを絞るためバニッシュしないか、以降の点要求に障るため無理してもバニッシュするかは結構アドリブ力が試されます。幸い<コウメイ>を使えるこちらは<エクシア>が立っていても要求は出来ますので、相手の<エクシア>をどうするかは対戦を重ねる過程で掴んでいって下さい。
最後に
普段アシストルリグのレベル1は片方あるいは両方をドローまたは回収が出来るルリグを採用しているため正直かなり不安なところはありますが、何よりもサシェの防御性能を体感して欲しいという思いからこのような構築のサシェを紹介させて頂きました。あまりにもリソースが回らない場合はウリスをマキナにしたりナナシにしたりして環境に合わせてチューニングしてみて下さい。それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。