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2015年12月 アーカイブ

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新弾レビュー『Fate/stay night [UBW] Vol.II』 その3 【 トコ 編】

    posted

    by トコ

    こんばんは!遊々亭@ヴァイス担当です! (๑'ω'๑ 三๑'ω'๑)

    今回は遊々亭ブロガーのトコさんに『Fate/stay night [Unlimited Blade Works] Vol.II』について質問させてもらい記事にさせて頂きましたので紹介させて頂きます!!

    他のレビューはこちら↓

    ~ 新弾レビュー『Fate/stay night [Unlimited Blade Works] Vol.II』 【 トコ 編】~

    Fate表紙.jpg


    ◇「これは強い!?」とビビッときたカードは何ですか?

    "ロンドンへの誘い"凛
    FSS36-048.jpg


    正直に書くと、他のタイトルに出ている似たカードと比較するとパワー的にちょっと見劣りするスペックのカード。
    ですが、アーチャー(以降アチャ凛)でデッキを組んでみると、1度は感じた事があるかと思われる手札とコストのジレンマを一気に解決できる可能性のあるカード。

    FSS03-061.jpg


    理想的な動きだけ考えるのも危険ですが、うまく連動できれば今までアチャ凛でコストを貯めるために手札を減らしていくか、 手札を維持するためにストックを使用していくかの選択を迫られていた形から、ストックを貯めつつ手札も補充できる形を作ることができそうです。
    ・・・というか、筆者がアチャ凛組んでみて一番欲しいなと思った効果のカードでした(笑)。

    ついでに凸凹≪マスター≫を出してくれても良かったんだよブシ(ry さん。



    ◇このタイトルの各レアリティで一枚ずつ「オススメカード」または「おもしろいと思ったカード」を教えてください!

    RR "戦闘モード"ライダー
    FSS36-031.jpg


    私はアニメUBW.IIでこのサーヴァントを知らない!
    こんなサーヴァントはUBW.IIの作品内にもパッケージにも出ていないぞ!( ゚Д゚)
    なんでRR枠取ってるんだ!だったらハサンだって(ry

    いや、普通に公開されたときビックリしましたよw 無難に強いのもまた(笑)。
    ただ、UBWファン的には「ここはランサーだろう!?」と声を大にして叫びたがっているんだ ←



    R "刺し穿つ死棘の槍"ランサー
    FSS36-034.jpg


    というわけでランサー推し。
    パワーこそ2レベルとしては水準よりも低いものの、その真価は相手の早だしに対してアンコール等を封じて倒すことができる能力にあるため仕方のないところと割り切る。
    今弾のFateでは相手の早だしに対しての対策カードが多く入れられているため、そのうちの1つではあるが、アンコール的な能力を使わせないのが大きいため、色と枠があるなら入れても良いと思えるカード。
    まぁ現実的には枚数はそんなに入らず、緑の軸は基本ライダーなのでライダー軸に槍を添える感じの運用でしょうか。

    Hollowアニメ化はよぉ!!



    U "交わらぬ理想"士郎&アーチャー
    FSS36-010.jpg


    コモンアンコモンは結構面白いカード多いですが、その中からは個人的に気に入っているこのカードでしょうか。
    自身にパワーパンプを振れれば申し分なかったですが、そしたら上昇幅はもっと低かったでしょうね( ;´Д`)
    まぁ、完全に登場時効果のみのサポート的なカードですが、自ターン中に味方に+1500できて、回収するカードが1-1の3500上昇のカウンターイベントなので、相手へのけん制や場を取るのに貢献してくれそうです。

    FSS36-026.jpg


    特徴が≪サーヴァント≫じゃなくて≪武器≫なところも実は個人的にちょっと大きな意味があったり。



    C "くじけぬ心"士郎
    FSS36-021.jpg


    1-1で相手ターン9000まで行くこのカードをご紹介。
    上記でご紹介した"交わらぬ理想"士郎&アーチャーで、自ターン中8000で攻めて相手ターン中には≪武器≫のカードと回収したイベントでパワー12500程度までは射程圏に見えているのが驚異的で、何より相手の出方を見た後の状況に応じて使う使わないを選べるのが個人的には好みです。



    ◇新弾発売により過去弾のカードで評価が上がったカードはありますか?

    過去の英雄 セイバー

    FSS34-012.jpg


    過去弾で評価の上がったカードは色々とありますが、その中でも上記のカード紹介に併せてこちらをご紹介。
    CX連動で自キャラを戻す事が可能な能力だけですが、この連動がストックブーストで戻すのにコストが掛からないことが魅力的で、上記で紹介した"くじけぬ心"士郎"交わらぬ理想"士郎&アーチャーを一緒に場に出し自ターン中パワー上昇、カウンターイベントを回収して"交わらぬ理想"士郎&アーチャーを連動で戻しつつ、相手ターンは"くじけぬ心"士郎"交わらぬ理想"士郎&アーチャーを戻しているためパワー上昇が確定で行える上に、連動したセイバーはカウンターイベントで8000までは届くのが見えているので、相手に動きづらさを与える事ができると思います。



    ◇最後に過去弾を含む『Fate』で好きなカードを1枚教えてください!

    理想の末路

    FSS36-027.jpg


    良いイラストで気に入っています。
    サーヴァントもちゃんとセイバーアーチャーランサーアサシンキャスターアーチャーバーサーカー7騎揃っているところが特に気に入っています(^ω^)

    ・・・・いやホント、おまえどっから出てきたライ(ry

    フォローしとくと別にライダーさん嫌いじゃないですよ?むしろ実は不器用に優しいとことか、自転車乗ってる姿は好感が持てる!
    でも、出るとこを間違えてます( ;´Д`)





    【担当】
    以上で今回のレビューはおしまいです。
    トコさんありがとうございました!!

新弾レビュー『Fate/stay night [UBW] Vol.II』 その2 【 たばっちゃん 編】

    posted

    by たばっちゃん

    こんばんは!遊々亭@ヴァイス担当です! (๑'ω'๑ 三๑'ω'๑)

    今回は遊々亭ブロガーのたばっちゃんさんに『Fate/stay night [Unlimited Blade Works] Vol.II』について質問させてもらい記事にさせて頂きましたので紹介させて頂きます!!

    他のレビューはこちら↓


    ~ 新弾レビュー『Fate/stay night [Unlimited Blade Works] Vol.II』 【 たばっちゃん 編】~

    Fate表紙.jpg


    ◇「これは強い!?」とビビッときたカードは何ですか?

    "主と従者"凛&アーチャー
    FSS36-050.jpg


    登場時のクロック回復はもちろん、対応CXである最後の言葉の連動でアタック時に1コストで1点ダメージとパワー+3000という効果がイチオシ。

    FSS36-070.jpg


    回復とバーン効果が付いて連動が扉という組み合わせはかなり強いと思います。
    ダメージを無効化される効果を受けていてもパワー+3000が付いている関係で、後列が居なくても14000のパワーが出せるので、ダメージは与えられなくても面には触れる可能性が有るのも評価できると思います。
    デッキにCXを8枚入れる関係で、めくれても打てても良い扉のCXが詰め性能に関わるのは試合に大きく影響を与えるはず。



    ◇このタイトルの各レアリティで一枚ずつ「オススメカード」または「おもしろいと思ったカード」を教えてください!

    自分が推しているライダーデッキ中心で書きます。

    RR "戦闘モード"ライダー
    FSS36-031.jpg


    ライダーデッキの追加に入れたいカード
    今までのライダーデッキは、3レベルのクロック回復に伝説の征服王 ライダーがメインでしたが、後ろにステンノ&エウリュアレを2面置くことが多いので、テキストの上の1000パンプが生きる場面が少かったように感じます。

    FZSE13-12.jpg FHSE03-012.jpg


    今回の"戦闘モード"ライダーの場合は、早出しが出来る点と早出しの条件がゆるいので出しやすい点がオススメのポイント。
    早出しメタのタイトルがある場合は、相手のストックに行ったカードを覚えておきつつ、相手の控えの助太刀を確認して出すか、無理せず旧弾の慎二のサーヴァント ライダーを展開すればいいので2レベルで出来ることに今まで以上に幅が増え更に回しやすくなるはず。

    FSS34-047.jpg


    今まで見習い魔術師 ウェイバー威風堂々 ライダーでクロック絆を使いながらプレイすることが多かったので、2レベルで1点回復できる事がありがたい。

    FZS17-038.jpg FZS17-042.jpg



    あと、カードが色っぽいので(・∀・)イイ!!



    R "冷酷かつ非情"ライダー
    FSS36-033.jpg


    ライダーデッキの追加に入れたいカードその2
    サイドアタックできない。」とテキストにありますが、ライダーデッキの場合、ステンノ&エウリュアレの効果で もともとサイドアタックができないので、デメリットが気にならず後列に2面展開できていれば0コストで8000までラインが見えるので、ガウルラインと呼ばれている「パワー7500の壁」を超えることが出来ます。
    威風堂々 ライダーと一緒に入れて1レベルから高パワーでガンガン攻めたい所。

    あと、背中、妙に色っぽいので(・∀・)イイ!!



    U "宝石魔術"凛
    FSS36-059.jpg


    追加で欲しかったカードだと思います。
    凛デッキ以外でも赤が絡むデッキなら自分は入れたいカードです。
    前列に4000ライン2面展開もできるし、小悪魔的微笑み 凛を後ろにおいて、前列にこのカードを置いてクロックアンコール4000でも良いですね。

    FSS34-054.jpg


    凛デッキの場合入れたいカード



    C "屈強なサーヴァント"バーサーカー
    FSS36-088.jpg


    今回、手札の増やせる"開戦の狼煙"イリヤ"雪の妖精"イリヤが加わったのもあり、この条件でもしっかり役目を果たしてくれるのかなと思いました。

    FSS36-073.jpg FSS36-072.jpg


    ぷちイリヤもカードプールに加わり、バーサーカーデッキも今回しっかり組めるようになっているハズ。

    FSS36-105.jpg



    ◇新弾発売により過去弾のカードで評価が上がったカードはありますか?

    ステンノ&エウリュアレ

    FHSE03-012.jpg


    評価が上がったというより改めて強さを感じた1枚ですね。
    条件を満たさないといけませんが、特定のカード名指定でなく、そのキャラ(キャラ名)に合計で+2000もパンプするので、Fateのように「英霊が違ってもライダー」というネームで一緒に出来ます。
    パワーの恩恵はかなりの高スペックだと思います。
    自動効果による相打ちが効かない効果も付いているので、その点でも評価が高いです。
    普通のデッキだと、「ラインが高いなら相打ちで対処」みたいな場面でも、ステンノのおかげでリバース時自動相打ちのキャラもケアできるのが良いです。

    ただ、最近はリターンアイコン入りのデッキが増えているので、パワーがでかいのに甘えっぱなしだと危険です。



    ◇最後に過去弾を含む『Fate』で好きなカードを1枚教えてください!

    いたずらな微笑み

    FSS36-071.jpg


    カードのイラストで好きなのはこの一枚。
    アニメのこのシーンの時の凛の可愛さと言ったら....原作見てない方は見てください。
    見た後きっと凛のデッキを組みたいと思っているはず。



    あとはこのカード達。

    魔弾の射手 凛魔眼・キュベレイ

    FSS03-055.jpg FSS03-045.jpg


    この2枚で最後にゲームを詰めに行く感じすごい好きです。





    【担当】
    以上で今回のレビューはおしまいです。
    ありがとうございました!!

タイトルカップの面白さと考察 【後編】

    posted

    by K

    ニセコイのタイトルカップについての環境考察

    前回は他のタイトルカップについて簡単に考察しました。
    今回はいよいよ、ニセコイのタイトルカップの環境考察と、僕なりの答えを書いていこうと思います。

    タイトルカップニセコイのメタ環境とデッキ選び

    基本的にはペンダント選抜を中心とした環境です。
    乙女心 万里花の1枚制限により、全盛期に比べて詰め能力が格段に減少し、より道中の有利不利が勝敗に反映されやすいタイトルカップになったのが、このタイトルカップを選んだ決め手です。

    NKW30-052.jpg


    ペンダント選抜は、現在のネオスタンダードでも環境の一角を担っていることからわかるように、デッキパワーの非常に高いデッキです。
    ペンダント選抜に対して極めて強いようにデザインされている≪お菓子≫軸以外のデッキは、デッキパワー的な問題でほぼ無視できると言えるでしょう。

    ペンダント選抜と≪お菓子≫軸の2択ですが、僕はペンダント選抜を選びました。
    ペンダント選抜はカードパワーが高く選択肢も多いので、前回の記事で書いた条件の【2】~【3】を満たしやすいと言えます。

    【1】メタ読みに自信を持てる環境であること

    【2】メタ読みしてその環境が、負けにくい環境であること

    【3】結論として出来上がったそのデッキタイプのミラーが少ないと考えられること、もしくはミラーにも自信をもって挑めること。


    ≪お菓子≫軸も強いのですが、【3】の条件を満たさなくなるので回避しました。
    ペンダント選抜を見たプールだけあり、ペンダント選抜に対してはめっぽう強いのですが、≪お菓子≫ミラーが解決しないのが最大の要因。
    ミラー意識をしたタイトルカップ用のペンダント選抜を組み上げる事が出来れば、そちらの方が好ましいと思いました。
    ミラー解決の手段を用意出来れば、≪お菓子≫軸でも全く問題なくタイトルカップを勝ち抜けると思います。

    ペンダント選抜は大きくわけて2つ、緑小咲軸と青小咲軸が考えられますが、これは青一択でした。

    NKW30-027.jpg NKW30-076.jpg


    緑小咲軸は爆発力が高いデッキで、青に比べると安定性に欠ける点が目立ちます。
    ネオスタンダードならば緑小咲もいいと思いますが、タイトルカップはわざわざリスクを背負う必要はないと思い、青小咲軸を選びました。



    1帯アタッカーの選定とペンダントの色


    次はニセコイに限らずどのタイトルカップでも重視すべき、1帯アタッカーの選定です。
    を除いた各色の1帯は以下のよう。
    はペンダントや他のレベル帯の色の兼ね合いから軸にするのは難しく、採用したいアタッカーも特にありませんでした。

    修羅場な万里花&首をかしげる万里花
    NKW30-056.jpg NKW30-059.jpg

    週末のデート 千棘&お風呂上りの千棘

    NKW30-005.jpg NKW30-007.jpg

    はじめての訪問 小咲&ふたりの進展 小咲

    NKW30-080.jpg NKW30-086.jpg


    恐らくこれらの中から選定することになるかと思います。
    は手札良化に優れ、はパワーに優れ、は面維持に優れるという特徴があります。
    僕はの2色で構成しました。
    小咲軸のデッキで、クロックアンコールやダイレクト枠など、クロックを加速させるギミックは相性が良くないと考えてのことです。
    実際ペンダント選抜の9割以上が1帯だったので、恐らく一択なのでしょう。

    ペンダントの選定ですが、の2択です。
    僕は黄ペンダントが好きなので3枚入れ、赤ペンダントは1枚にしましたが、0:4~4:0までどれもあると思います。
    黄色によるほど序盤重視によるほど長期戦重視と言ったところでしょうか。
    ネオスタンダードと違って非常にゆっくりとした環境なので、赤ペンダントも充分強みを生かせると思います。

    NKW30-022.jpg NKW30-071.jpg




    相手と差をつけるための僕なりの工夫

    ここまで長々と書いてきましたが、実際にはこれくらいはほぼ共通認識。
    他のプレイヤーも同じような考えをしていたと思います。
    ここまでは環境考察即ち【1】。
    ここから【2】や【3】を考えていきます。

    まず【2】ですが、千棘ヒールの本数を多めにしました。

    NKW30-051.jpg


    詰め手段が万里花1枚しかないこの環境において、千棘ヒールの存在は物凄く大きいです。
    万里花は上手く使えれば強力なカードですが、例えば連パンしない万里花は、確実に1点回復するヒールよりも弱いと考えてます。
    2ターン以上に渡って1点ダメージを与えられるならばヒールよりも強くなりますが、千棘ヒールのもう一つのテキストがそれを許しません。
    もう500、何らかの手段で差をつければ、美夏で届かない数字になるため、タイトルカップでの千棘ヒールは非常に強いと思います。

    NKW30-068.jpg
    もしかしたら、4枚目の小咲の枠は、4枚目の千棘ヒールの方がいいのかもしれません。

    ではいよいよ【3】ですが、今回意識した点は2つあります。
    一つ目はお風呂上りの千棘です。
    千棘は、ペンダントに依存しない7000手札アンコールです。
    去年の全盛期の時から変わらず、ニセコイミラーはこれが極めて強いと思います。
    先ほど挙げた各色の1帯の中で一番パワーが高い上に、ハンドアンコールを持っています。
    首かしに処理されますがこれは、毎ターン首かしを要求しつつ、ダイレクト枠を貰うカードと考えます。

    また真価を発揮するのはL2以降という点でも、長く面を支える重要な1枚です。
    お互い小咲を出すような展開でこそ、美夏を食らわないお風呂上がりを隣に維持し続けましょう。
    風採用型以外にはとても強いので、是非配置したい1枚です。

    もう一つの意識した点は、扉4風4というクライマックス配分です。

    NKW30-024.jpg NKW30-073.jpg


    ニセコイのクライマックス配分は、発売当時から多々ありました。
    どれも強みがあり、特にネオスタンダード形式ではプレイヤー次第になりがちですが、ことタイトルカップに関して言えば、「扉4風4一択」だと思ってます。
    扉4風4一択だと思ってなおかつ、扉4風4以外に対しては有利が取れる確信があったからこそ、このタイトルカップを選んだと言っても過言ではありません。

    風の強さについて簡単に説明すると、大きくわけて3つあります。
    1つめは、そもそもパワーラインが同じになりやすいミラーにおいて、後列を戻せる風というトリガーが強いという点です。
    これはニセコイカップに限らずどのタイトルカップでも言えることで、風を採用できるほど余裕のあるタイトルカップでは常に念頭に置いています。

    2つめは、乙女心小咲及び飛龍小咲が強すぎるという、ニセコイカップならではの特徴です。

    NKW30-076.jpg NKWE22-27.jpg


    乙女心小咲の強さは誰もが認めるところで、手札の減らないソウル2という強さがあります。
    踏んでも踏んでも出てくる上に、美夏を搭載しているので、これを突破するのは非常に困難です。
    というか≪鍵≫のプールではほぼ無理です。
    そこで逆転の発想が、なわけです。
    手札が尽きないのならば、もはや「踏むこと」と、「バウンスすること」に大きな違いはない、という考え方です。

    また飛龍小咲も強敵となります。
    なにしろニセコイのプールでこれを上から踏むことは非常に困難ですから、1度登場してしまったらほぼ面は取れなくなってしまうわけです。
    しかし飛龍小咲は登場が少し面倒であり、再登場しても特にメリットはありません。
    で戻してあげると効果的でしょう。

    これら2種の小咲に対する風の強さは、それぞれ正反対の物です。
    面にいると強すぎるから風が有効な飛龍と、存在そのものが強すぎる故、手札に戻すだけでも効果的と言わざるを得ない乙女心
    これが2つめの理由です。

    3つめは、ニセコイというタイトルが、「ストックがあればあるほど色々な事が出来るのに、ストックを増やしづらいタイトル」であるという点です。
    ニセコイの勝ちパターンは、小咲で面を制圧し、純ストックをひたすら貯め続けるような展開です。
    ダイレクト枠をなくし着実にアドバンテージを稼ぎながら万全の体制で万里花までつなげることが、ニセコイの基本的な動きと言えるでしょう。

    しかし、相手が風を採用していると途端にストックが使いづらくなるのが、ニセコイというデッキです。
    美夏の追加テキストや行き3コストアンコールなど、面を重視した動きがニセコイにはありますが、風1枚で計算が狂う場面が多すぎます。
    せっかく助太刀で守った万里花が風で飛ばされてしまって元も子もない、という場面もあります。
    そうでなくとも、3面踏まれないような面を作っても、一枚捲られただけで2点×2を作られるので、風は常に驚異です。
    派手な詰めがないからこそ、拮抗状態の時に局面を変えるような、劣勢からワンチャンスを作れるようなトリガーが強いというのが、3つめの理由です。


    他のクライマックスとの比較を簡単に。

    まず一番多いであろうアドリブですが、これはネオスタンダード向きのクライマックスだと思います。

    10102.jpg

    ストックがたまりにくいからこそのストックブーストですが、ミラーが非常に多いタイトルカップでは、アドリブを打って1ストックに対して風を捲られて2ストックという決定的な差があり、風より優先する理由がなかったです。
    飛龍万里花をアドリブ連動で除去出来るというのは他にない利点ですが、一番多いであろう青小咲に対しては、あまり有効でないのが気になりますね。

    2001を採用している形は、ハンドや面重視だと思います。

    10051.jpg

    着実にアドバンテージを稼ぎやすいのですが、ソウルが1しか上がらないのがネックです。

    10103.jpg

    レベル2以降ではソウル2以上でアタックしたいので、そこでやはり気になります。
    特に面を重視するあまり小咲に打つと、ソウルは3-1-1となってしまうので、打点効率が非常に悪いです。
    そもそも青小咲のおかげでお互いにハンドは尽きないわけですから、もっと他の点を重視したいと思います。

    余談ですが、会場で見かけたダイアリーの試合で、ダイアリー側の方がハンドが2倍以上あり潤沢なのに、3面空いてて3-0、ストック3枚という光景を見た時は、潤沢なハンドが勿体ないなぁと感じました。

    炎はなかなか強いトリガーだと思います。

    10053.jpg

    風とは違った意味での打点意識です。
    万里花以外の詰め手段なので、そこで差をつけられます。
    風は完全に面を制圧してしまうと効果がなくなってしまいますが、炎はなくならないところもいいですね。
    しかし後列を戻せたり、ダイレクト枠を作れたりと、総合的に判断すると風の方が勝るというのが僕の見解です。

    こんな感じで自信をもってタイトルカップに挑んだところ、幸運なことに勝てて、非常に良かったと思います。




    最後に簡単なレポ

    一番苦戦したのは≪お菓子≫軸との対戦
    後攻で相手の桜並木が割れず、打点手札ストック盤面全てにおいて劣勢でした。

    NKWE22-32.jpg

    後攻で打点レースをリードされ、ペンダント比例パンプを置かれた時点で、こちらの取れる手段は万里花に限られていたので、1周目からそのプランに照準を合わせて動きました。

    NKWE22-15.jpg

    早々に3レベに上がり、2枚目のペンダントから万里花配置。
    そこから先上がりを活かしてダイレクト枠がないように綺麗に面を取り、小咲でなくヒールに重きを置くことで、L3を長くやる事を心がけました。
    先上がり万里花配置からの3レベ耐久は、3レベのターン数だけ1点が飛ぶので、万里花を最も活かした戦い方です。
    相手が3に上がるまでにこちらも体制を立て直すことか出来たので、クロック送りの小春も、しっかりとカウンターで返すことが出来ました。

    NKWE22-12.jpg
    もちろん3レベ耐久はキャンセル依存なので、相手のソウルが常に1-1-1だったとはいえ、≪お菓子≫軸に対して理想的な?勝ち方が出来たので、とても嬉しかったのを覚えています。


    長くなりましたが、今回は以上になります。
    タイトルカップは敷居が低いのに比べて、すごく面白いレギュレーションなので、みなさんも挑戦してみてはどうでしょうか?

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