
久しぶりの記事となりますが、よろしくお願いします。
今回は、ほぼ1年間練り上げたプロセカ8チョイスについて仙台地区でのレポを交えながら書いていこうと思います。最終的な構築はこうなりました
デッキレシピ
まずこのデッキの強みですが1000,1ながら返しのパワーも期待できる<星の旋律 天馬司>のCX連動。チョイスを噛んでもイベントに触れる<その心意気を買って 神代類>集中。<凛々しく咲く 神琳>系効果をもつ<かけがえのない笑顔 鳳えむ>と<ステージ裏での激励 天馬司>による先攻後攻不利なくパンチ数が稼げること。
これらのカードやイベントを駆使して、勝ち試合の再現性が高いことが最大の魅力です。
順当にデッキが回れば1000,1デッキにはストックを大量に積み、強い山札でキャンセルを繰り返しながら耐久気味に勝てる。司のパワーが通じない電源は苦手ですが、今は蓮ノ空しか電源は環境にいないと考え、蓮ノ空は電源にしてはパワーラインが低いので環境的にも有利に戦えると思って使用しました。 大体メジャーな構築ですが、個人的に調整したことをいくつか紹介します
このデッキは強い山札を作って2週目を迎えたのに、打点が2-5、6まで貫通した時がめちゃくちゃ弱いです。山札の強さで戦わなきゃいけないのに、寧々ちゃん回復するには控え室にイベントが6枚必要なので、条件を満たすために強い山札を自ら崩す動きが弱く、咲希ちゃんをリフレッシュ前に抱える努力をすることでかなり勝率があがりました。
咲希ちゃんを出してから、山札削ったあと寧々ちゃんのような2回復の動きもできるようになり、この枚数は自分でも上手く仕上げたなと感じた部分です
イベントが控え室に4枚ないといけないので、自分の強い山札を崩しながら展開しなくてはいけない場面も多く、えむちゃんを撃ちきると返しが無いパターンが結構ありました。上でも書いたように、このデッキは強い山札を作ったのにレベルが飛んだ展開がキツいんですが、司にすることで山札を崩さなくてすむので、軽く詰めながら返しに期待できるのが司採用の魅力です。バーンを飛ばすとパワーがCX込みで14000でるのも偉いですね
ですが扉を使っていた時からキツイと感じていたのが「先攻殴った返しや、後攻移動で1パンした返しにレベルがあがる」など司の用意をする前にレベルがあがるスピードゲームです。 なんでスピードゲームされるのかな?と考えた時に、相手が3パンしてきたり、こちらのダイレクト面があいているのでトリガーが乗って思った以上に打点が進んでいることが分かりました。
その両方を解決したのが神琳です。先攻で殴れば返しに手札の枚数が増えるし、後攻はダイレクト面を作らず、返しに手札が増える事が期待できるので雑に3パンできます。 最近はトリガーアイコン付きのカードが増えたり、システムカードや1連動が強くなり手札の枚数を気にせずスピードゲームを仕掛けてくるデッキが多いです。そこに食らいつけるのは魅力的でした。オカ研寧々ちゃんと違い効果を使ったあとは思い出に行ってくれるので、思い出圧縮で未来の山札が強くなること、1司多面の盤面の邪魔をしないことが非常に強かったです。
最初は7枚でしたが、7枚の時は0の枚数が15枚しかなく、<集中>や<執念の追いかけっこ 天馬司>もアタッカーとはいえないので、0でのアタックがキツかったのですが8投することで安定しました。
神琳さえできればしっかり試合を作れると言えるくらい重要な2枚。
大事なことなのでもう一度、【神琳できれば試合は作れます】
助太刀を採用することで、1面イベントを打って8500。その後助太刀で9500と2面返すことが期待できます。イベントの落下で助太刀を持ってくると、サイドアタックされる事もあり被ダメージを減らせることもできました。採用していると強い1枚でしたが、0の安定性を取るために泣く泣く抜きました。そもそもきちんと1連動3面できなければ助太刀も活かせませんからね。今後採用価値は高い1枚です。
ここまでデッキの強い部分を書いてきましたが、このデッキは構築的に決定的な弱点があります。
それは魔石と呼ばれる<リラックス・タイムのお誘い 日野森雫>や逆圧縮の<もっと見つけて 初音ミク>が採用されていないことです。
なのでストックを綺麗に積んでくるデッキには、キャンセル量で真っ向勝負するしかありません。具体的にはウマ娘、ゆるキャン、リゼロなどです。ということは今の環境大丈夫か?という話になるのですが、これに気が付くのに時間がかかったので、今回は自分の練度を信じてこの型で挑みました。
BCF2025 仙台地区 大会レポート
前置きが長くなりましたが、ここから仙台地区のレポです。記憶から辿っているので多少は違うと思いますがご容赦ください。トリオサバイバルで先鋒私、中堅蓮ノ空、大将フェアリーテイルで挑みました。
先攻神琳で良い滑り出し。相手はクロックに<"答え探し"青葉モカ>を置きました。神琳終了ですー。次のターンもクロックに置かれ、モカの効果を付与したところ以外の神琳はサイドアタックされ、ろくに準備もできずキャンセルもせず1週目で2レベルまで飛びました......。レベルが飛ぶ展開はキツイとはいえ慣れていたので、頑張って2週目の山札を作ったあとはキャンセルが猛威を奮い相手が先にレベル3へ。
私が2-4くらいで、返しの山札が強く<ドロリス>を受けきれると思い確定山札を4枚ほど残しました。なので相手が詰めてこず返しに司3面が綺麗に取って勝ち。チームも勝ち
仙台地区時点で流行のモカ入りAve Mujica。クロック送りは環境的にも〇
ボトム相殺+アラームでボトム送り付与。蓮ノ空8電源は0に個性が特に出ますね
とりあえずサイドアタックも絡めながらなんとか点数いれて五分にしようとしましたが、手札がなさ過ぎてどうにもならず、相手が自分からクロックをくらいレベルあがってからのイベント逆圧縮連パンで終了。
対戦経験があればもっと何かできたかもしれないと、自分の知識の無さを反省しつつ、相性的にちょっと無理な対面だったとも思いました。チームは勝ち
愛さん3面8500に助太刀を1枚常に抱えられ何もできず......。
運が悪かったのもありますが、構築面での弱さが出てしまった試合でした。魔石があれば勝機が見えた試合。チームも負け
6電源2チョイスという対戦経験のないデッキでした。
負け続きて予選終了でしたが、1敗ラインからタイトル1被り抽選あがりで決勝トナメに行くことが出来ました。横2人がここまで頑張ってくれたので、気合を入れ直しトナメへ。

プロセカを使っていた意味がここに......。
蓮ノ空側のレベルをいかにすっ飛ばせるかが勝負。飛ばせないとこの2枚でジリ貧に
この2枚で意外と2レベルから火力が出るんですね...。二乃はリペアに成功したそうです(対戦相手談
ということで、あと一歩で入賞だったんですが及ばず......というか完全に足を引っ張ってしまったのが悔しくて申し訳なかったです。
地区の前日に都心の方と練習をした時に「みんな神琳はサイドアタックしてきて、させてもらえないよ」と言われていたんですがその通りでした。対面も電源が多く、神琳もできない司のパワーラインも活かせない展開が続いたので、環境読みが甘かったかもしれません。
また、CS動画や記事で知識はあったものの、環境デッキとの対戦経験の少なさや理解度不足も今後の私の課題だと感じました。"知らない"を無くしていかないと大事なところで勝てませんね。
今回は結果には繋がりませんでしたが、前日に神琳がサイドアタックされたパターンを沢山練習できたので、なんとか戦えた試合も多く、今の私のプロセカの全力は出し切れたと思います。
練習に付き合ってくれた皆さん、チームを組んでくれたお2人本当にありがとうございました。
というわけで私の地区は終了したんですが、めげずに今は魔石を入れた8チョイスを調整しています。
最初はストック相殺の<ワンダーランズ×ショウタイム 天馬司>を採用していました。このカード自体は悪くありませんが、リバース時キャラを後ろに下げる<誰でもない"この私"を 日野森雫>、集中で3パンするとダイレクト枠が2面出来てしまう事が割とあり噛み合いがよくないと感じました。じゃあ先攻殴りやすい移動を採用......?でも後攻に強みがあまりない。ということで結局神琳と<オカ研>両採用に踏み切りました。
他には3レベルの早出しを1枚減らして<魔石>の枠にしました。なので今までの耐久プランを取る動きより、詰め切るプランもあるので前以上にプレイングの幅を持たせることが必要です。枠の都合で回復を魔石にしましたが、ストックガン積みに対抗手段があるのはやっぱり強いです。今のところかなり良い感じなので、みなさんも使ってみて下さい。
長文になりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました
やっぱり日頃の成果が試せる地区は楽しいですね。みなさんも健康に気を付けてヴァイスシュヴァルツを楽しみましょう。体が一番ですよ!
ご意見ご感想、デッキ構築案があれば是非参考にしたいのでX@saoriwsでお待ちしております