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攻略コラム:2025年4月 アーカイブ

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プロセカ8チョイスについて -BCF2025仙台地区レポと共に-

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    by 攻略コラム

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    プロセカ8チョイスについて -BCF2025仙台地区レポと共に-
    みなさんお久しぶりです、さおりです。
    久しぶりの記事となりますが、よろしくお願いします。

    今回は、ほぼ1年間練り上げたプロセカ8チョイスについて仙台地区でのレポを交えながら書いていこうと思います。最終的な構築はこうなりました


    デッキレシピ
    レベル2
    1
    クライマックス
    8


    まずこのデッキの強みですが1000,1ながら返しのパワーも期待できる<星の旋律 天馬司>のCX連動。チョイスを噛んでもイベントに触れる<その心意気を買って 神代類>集中。<凛々しく咲く 神琳>系効果をもつ<かけがえのない笑顔 鳳えむ>と<ステージ裏での激励 天馬司>による先攻後攻不利なくパンチ数が稼げること。
    これらのカードやイベントを駆使して、勝ち試合の再現性が高いことが最大の魅力です。
    順当にデッキが回れば1000,1デッキにはストックを大量に積み、強い山札でキャンセルを繰り返しながら耐久気味に勝てる。司のパワーが通じない電源は苦手ですが、今は蓮ノ空しか電源は環境にいないと考え、蓮ノ空は電源にしてはパワーラインが低いので環境的にも有利に戦えると思って使用しました。
    大体メジャーな構築ですが、個人的に調整したことをいくつか紹介します

    早出し3レべル回復の種類
    最初はイベント6枚以上早出しの<遊びのお礼に 草薙寧々>を2枚にしていましたが、CX2枚以下早出しの<レイニー・ディスタンス 天馬咲希>と枚数を散らしました。
    このデッキは強い山札を作って2週目を迎えたのに、打点が2-5、6まで貫通した時がめちゃくちゃ弱いです。山札の強さで戦わなきゃいけないのに、寧々ちゃん回復するには控え室にイベントが6枚必要なので、条件を満たすために強い山札を自ら崩す動きが弱く、咲希ちゃんをリフレッシュ前に抱える努力をすることでかなり勝率があがりました。
    咲希ちゃんを出してから、山札削ったあと寧々ちゃんのような2回復の動きもできるようになり、この枚数は自分でも上手く仕上げたなと感じた部分です
    ハラハラ!?ゾンビパニック! 天馬司採用
    プロセカ8チョイスを使うとなると<>か<えむ隊員は調査中! 鳳えむ>が詰めになりますが両方試したうえで司にしました。えむちゃんは3点入る期待値は高いんですが、相手が3-0えむちゃん3面連動。2面通って、1面3回キャンセルで打点が届かず...みたいな場面が多々ありました。相手の強い山札に対して詰めが通りにくいです。
    イベントが控え室に4枚ないといけないので、自分の強い山札を崩しながら展開しなくてはいけない場面も多く、えむちゃんを撃ちきると返しが無いパターンが結構ありました。上でも書いたように、このデッキは強い山札を作ったのにレベルが飛んだ展開がキツいんですが、司にすることで山札を崩さなくてすむので、軽く詰めながら返しに期待できるのが司採用の魅力です。バーンを飛ばすとパワーがCX込みで14000でるのも偉いですね
    0レべル神琳8枚採用
    プロセカのチョイス扉が制限される前は、移動の<相棒だから 東雲彰人>とオカ研の<空からの贈り物 草薙寧々>を採用していました。0でパンチ数を絞りながら、オカ研寧々ちゃんで<1連動の司>を確定でもってくる試合運びをしていたので、山札から不確定なものがクロックに刺さり、不確定な2枚が手札に入る(入らない可能性もある)神琳の強みが全く分かりませんでした。
    ですが扉を使っていた時からキツイと感じていたのが「先攻殴った返しや、後攻移動で1パンした返しにレベルがあがる」など司の用意をする前にレベルがあがるスピードゲームです。 なんでスピードゲームされるのかな?と考えた時に、相手が3パンしてきたり、こちらのダイレクト面があいているのでトリガーが乗って思った以上に打点が進んでいることが分かりました。
    その両方を解決したのが神琳です。先攻で殴れば返しに手札の枚数が増えるし、後攻はダイレクト面を作らず、返しに手札が増える事が期待できるので雑に3パンできます。 最近はトリガーアイコン付きのカードが増えたり、システムカードや1連動が強くなり手札の枚数を気にせずスピードゲームを仕掛けてくるデッキが多いです。そこに食らいつけるのは魅力的でした。オカ研寧々ちゃんと違い効果を使ったあとは思い出に行ってくれるので、思い出圧縮で未来の山札が強くなること、1司多面の盤面の邪魔をしないことが非常に強かったです。
    最初は7枚でしたが、7枚の時は0の枚数が15枚しかなく、<集中>や<執念の追いかけっこ 天馬司>もアタッカーとはいえないので、0でのアタックがキツかったのですが8投することで安定しました。
    神琳さえできればしっかり試合を作れると言えるくらい重要な2枚。
    大事なことなのでもう一度、【神琳できれば試合は作れます】
    本当は入れたかった ニッコリ作戦大成功! 鳳えむ
    チョイス扉が流行の時期は、<1連動の司>のパワーラインが通用していたんですが、昨今のカードパワーの上昇により厳しくなってきました。今の1連動は行きだけパワーが高いんですよね。司は集中が2面いて、返しに<泣き声はどこから?>イベントを打てば8500、6500、6500や7500、7500、6500の面を作れます。ですがリゼロ、青ブタは7500~、ウマ娘、推しの子、ゆるキャン、フェアリーテイルは8000~と返せて1面やパンプと合わせて1面も返せないパワーラインの1連動が増えてきました。
    助太刀を採用することで、1面イベントを打って8500。その後助太刀で9500と2面返すことが期待できます。イベントの落下で助太刀を持ってくると、サイドアタックされる事もあり被ダメージを減らせることもできました。採用していると強い1枚でしたが、0の安定性を取るために泣く泣く抜きました。そもそもきちんと1連動3面できなければ助太刀も活かせませんからね。今後採用価値は高い1枚です。


    ここまでデッキの強い部分を書いてきましたが、このデッキは構築的に決定的な弱点があります。
    それは魔石と呼ばれる<リラックス・タイムのお誘い 日野森雫>や逆圧縮の<もっと見つけて 初音ミク>が採用されていないことです。
    なのでストックを綺麗に積んでくるデッキには、キャンセル量で真っ向勝負するしかありません。具体的にはウマ娘、ゆるキャン、リゼロなどです。ということは今の環境大丈夫か?という話になるのですが、これに気が付くのに時間がかかったので、今回は自分の練度を信じてこの型で挑みました。


    BCF2025 仙台地区 大会レポート
    前置きが長くなりましたが、ここから仙台地区のレポです。記憶から辿っているので多少は違うと思いますがご容赦ください。
    トリオサバイバルで先鋒私、中堅蓮ノ空、大将フェアリーテイルで挑みました。

    1回戦 バンドリ Ave Mujica 先攻
    1連動の<Masquerade オブリビオニス>のパワーラインに司が通用するのでやれる対面だと思っています。<がんばれパン>が何枚採用されているのか、手札にありそうなのかに注意して試合をすすめていきました。
    先攻神琳で良い滑り出し。相手はクロックに<"答え探し"青葉モカ>を置きました。神琳終了ですー。次のターンもクロックに置かれ、モカの効果を付与したところ以外の神琳はサイドアタックされ、ろくに準備もできずキャンセルもせず1週目で2レベルまで飛びました......。レベルが飛ぶ展開はキツイとはいえ慣れていたので、頑張って2週目の山札を作ったあとはキャンセルが猛威を奮い相手が先にレベル3へ。
    私が2-4くらいで、返しの山札が強く<ドロリス>を受けきれると思い確定山札を4枚ほど残しました。なので相手が詰めてこず返しに司3面が綺麗に取って勝ち。チームも勝ち
    仙台地区時点で流行のモカ入りAve Mujica。クロック送りは環境的にも〇

    2回戦 蓮ノ空8電源 先攻
    前述した通り蓮ノ空は電源ですがパワーラインが低いので、五分くらいにはいける相性だと思っています。ですが、マリガンで<室咲格子 徒町 小鈴>が見えて震えました。恐らくミラー意識の採用だとは思います、環境の刺さりは確かにいいですね。私への刺さりもいいので不安でしたが、盤面に出ずほっとしていたら一生神琳サイドアタックされました......。なんとか<>展開してとにかく盤面に絶対触る事を意識。いつもは1-6までキャンセルせず飛んだらクロックは我慢するところをして、<レインボー☆キャスト 神代類>と早出し回復を使いながら少しでも楽をさせないようにしました。ですが盤面に気を遣う分こっちも詰めの準備がしにくく、<>2面しか集められず詰め切れない。返しのドドドを耐え3-6山札5枚、手札は2落下イベント1枚。CXが山札に2枚あったので司を3コストアンコールして引くしかないドロー!<ダンス!アンド!シング!>違うこっちじゃない!あと3点だったので集中前に出してCX貼って3パン。2点だけ入って負け......殴り順が違っていれば、対応CXが引けていれば......というか最後に噛んだチョイスで落下イベントじゃなく回復を回収していれば......。チームは勝ち

    ボトム相殺+アラームでボトム送り付与。蓮ノ空8電源は0に個性が特に出ますね
    3回戦 虹ヶ咲扉チョイス 先攻
    神琳は<期待を胸に エマ・ヴェルデ>でボトムへ。<>は<楽しいを分かち合うステージ 宮下 愛>3面の前になすすべもなく。マジで何もできませんでした。
    とりあえずサイドアタックも絡めながらなんとか点数いれて五分にしようとしましたが、手札がなさ過ぎてどうにもならず、相手が自分からクロックをくらいレベルあがってからのイベント逆圧縮連パンで終了。
    対戦経験があればもっと何かできたかもしれないと、自分の知識の無さを反省しつつ、相性的にちょっと無理な対面だったとも思いました。チームは勝ち

    愛さん3面8500に助太刀を1枚常に抱えられ何もできず......。
    4回戦 推しの子 電源チョイス 後攻
    星降る夜に 黒川あかね><"B小町"有馬かな>どちらにしろ、0レベル採用が少なく山札が強くできるこのデッキは、推しの子には微有利だと思っています。がっ......駄目っ......!この日初の神琳1面が許されましたが、CXを引きすぎてキャラに変換できるカードに何も触れないという前代未聞の展開に大混乱。0後攻1パン、レベルあがって1でも2パンという情けなさ。何とか持ち直したんですが、その頃には相手のストックがガン積みでダメージが全然入らない状態に。お願いで<3レべ司>2面うつも届くわけもなく負け。
    運が悪かったのもありますが、構築面での弱さが出てしまった試合でした。魔石があれば勝機が見えた試合。チームも負け

    6電源2チョイスという対戦経験のないデッキでした。

    負け続きて予選終了でしたが、1敗ラインからタイトル1被り抽選あがりで決勝トナメに行くことが出来ました。横2人がここまで頑張ってくれたので、気合を入れ直しトナメへ。
    スクリーンショット 2025-04-16 173252.jpg ※黄色背景は抽選突破を表しています。

    プロセカを使っていた意味がここに......。

    1回戦 蓮ノ空 8電源 先攻
    今回も神琳は許されず、ひたすらサイドアタック。2回戦同様盤面に触ることを徹底的に意識して、似た展開になりました。ですが、蓮ノ空特有の回復で徐々にこちらが厳しくなり、相手3-0から司2面で詰めますが3-6で惜しくも届かず。紙一重のキャンセルで勝ってもおかしくない試合だったので悔しかったです。チームは勝ち。

    蓮ノ空側のレベルをいかにすっ飛ばせるかが勝負。飛ばせないとこの2枚でジリ貧に
    2回戦 二乃 8電源 先攻
    早々に出された<絢爛華麗 中野 二乃>がどうにもならず重たかったですが神琳が3枚許され、ようやくいつもの試合展開になりました。相手がCXを明らかに引きすぎて厳しそうだったので積極的に打点を詰めることを意識。しかし1-6で確山2枚、落下イベントを構えていたところ<君と進む先 中野 二乃>の1点バーンで2レベルに。戻り枚数は強かったものの2週目2-6まで打点が飛ぶ展開へ。手札が苦しかったですが、クロックを我慢し<咲希>ちゃん回復で次ターンをみようとしましたが、アタックでCX2噛み。返しに再び《君と進む先 中野 二乃》1点バーンキャンセル。2回アタックが通り3-3。<割り切れない想い 中野 二乃>の効果で山札5枚中3枚CXがめくれ3点バーン。リフレッシュ込みでゲームエンド......。有利な展開だっただけにかなり悔しかったです。正直二乃との対戦経験があまりなく、1点バーンや山下落下バーンなどのケアを怠った結果だと思います。逆に相手の劣勢を捲る為のプレイングの上手さを感じ、完全に自分の実力が足りなくて負けたことを実感しました。チームも負け

    この2枚で意外と2レベルから火力が出るんですね...。二乃はリペアに成功したそうです(対戦相手談


    ということで、あと一歩で入賞だったんですが及ばず......というか完全に足を引っ張ってしまったのが悔しくて申し訳なかったです。
    地区の前日に都心の方と練習をした時に「みんな神琳はサイドアタックしてきて、させてもらえないよ」と言われていたんですがその通りでした。対面も電源が多く、神琳もできない司のパワーラインも活かせない展開が続いたので、環境読みが甘かったかもしれません。
    また、CS動画や記事で知識はあったものの、環境デッキとの対戦経験の少なさや理解度不足も今後の私の課題だと感じました。"知らない"を無くしていかないと大事なところで勝てませんね。
    今回は結果には繋がりませんでしたが、前日に神琳がサイドアタックされたパターンを沢山練習できたので、なんとか戦えた試合も多く、今の私のプロセカの全力は出し切れたと思います。
    練習に付き合ってくれた皆さん、チームを組んでくれたお2人本当にありがとうございました。



    というわけで私の地区は終了したんですが、めげずに今は魔石を入れた8チョイスを調整しています。


    レベル2
    1
    クライマックス
    8


    最初はストック相殺の<ワンダーランズ×ショウタイム 天馬司>を採用していました。このカード自体は悪くありませんが、リバース時キャラを後ろに下げる<誰でもない"この私"を 日野森雫>、集中で3パンするとダイレクト枠が2面出来てしまう事が割とあり噛み合いがよくないと感じました。じゃあ先攻殴りやすい移動を採用......?でも後攻に強みがあまりない。ということで結局神琳と<オカ研>両採用に踏み切りました。
    他には3レベルの早出しを1枚減らして<魔石>の枠にしました。なので今までの耐久プランを取る動きより、詰め切るプランもあるので前以上にプレイングの幅を持たせることが必要です。枠の都合で回復を魔石にしましたが、ストックガン積みに対抗手段があるのはやっぱり強いです。今のところかなり良い感じなので、みなさんも使ってみて下さい。


    長文になりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました
    やっぱり日頃の成果が試せる地区は楽しいですね。みなさんも健康に気を付けてヴァイスシュヴァルツを楽しみましょう。体が一番ですよ!

    ご意見ご感想、デッキ構築案があれば是非参考にしたいのでX@saoriwsでお待ちしております

BCF札幌地区タイトルカップ優勝 「【推しの子】 8チョイス」

    posted

    by 攻略コラム

    BCF札幌地区タイトルカップ優勝 「【推しの子】 8チョイス」
    こんにちはトコです。
    最近は新弾レビューばかりであまり記事を更新できていなかった事もあり、BCF2025も半分が終了したこのタイミングで今回北海道の推しの子タイトルカップで結果を残せたので筆を取ってみました。

    最初に筆者の正直な感想を書くと、推しの子タイトルカップはどんなに優勢でも相手の連動時に自分の山札の上下X枚の配置状態次第で2レベルの前半からでも一瞬で負けてしまう事があるなど、計算しきれない要素が他のタイトルと比較して多くあると感じている部分があり、筆者が勝てた事も運による面が多分に含まれていたかと感じています。
    ただ決して何も考えずに挑んだわけではないため、今回の記事ではどういった事を考えてプレイングしていたかや、採用カードの理由等が少しでも伝わればと思っています。

    推しの子のタイトルカップ環境考察
    最初に推しの子に限定した環境の考察ですが、推しの子は緑色が無く赤は記憶や思い出による圧縮、黄は経験等の特色があり、前弾のタイトルカップの経験からも考えられる「カムバック/ゲート軸の思い出圧縮」、「スタンバイ軸による盤面制圧」、「8チョイス」を中心に、今回追加されたCX連動で「有馬かなや黒川あかねのカムバック/ゲート軸」を採用した形も考えられる状態と筆者は捉えていて、フィニッシャーは旧弾から続いて<"B小町"有馬かな>や<輝くステージへ ルビー>、<吸い寄せられる天性の瞳 アイ>といったところに、追加弾で登場した<星降る夜に 黒川あかね>等が多くなると考えていました。
    ※実際に対戦した5回戦(不戦勝1回含む)中では「輝くステージへ ルビー」を採用した思い出圧縮を重視した形はいませんでしたが、それ以外の想定していたキャラとは対戦することになりました。(かなとあかねのカムバック/ゲート軸2戦、ミラー8チョイス1戦、スタンバイ/ゲート1戦)

    各フィニッシャーへの基本的な対策法として「"B小町"有馬かな」や「星降る夜に 黒川あかね」を相手にする場合はレベル置場やストックに可能な限りレベル0のカードを置いて山札からレベル0のカードを減らしておく事、「輝くステージへ ルビー」や「吸い寄せられる天性の瞳 アイ」は基本通りに山札内のCXを残してキャンセル率を上げる事を意識する等でしょうか。
    しかし「"B小町"有馬かな」や「星降る夜に 黒川あかね」はどこまできれいに山札のレベル0を減らせたとしても、CXも対象に効果が誘発されるため運による要素が大きい点は捨てきれないので、相手の強い動きを妨害するために難しい動きをするよりも、自分がより強く動く事を意識して立ち回ることが重要だと感じています。

    デッキ紹介/構成について
    クライマックス
    8


    推しの子はVol1の時から環境考察で書いたようないくつかの型でデッキを自作して回していたのですが、一番手に馴染んだのが8チョイスの形だったため今回はそれを改良して参加しました。
    Vol1弾で使用していた8チョイスの構築では、レベル1連動を<恋に落ちた瞬間 有馬かな>にしていて、フィニッシャーの<"B小町"有馬かな>の対応CX<その視線の先に>を最後に山札から手札に加えるためにイベントの<ファーストステージ>やそれを拾うための<JIFへの道 MEMちょ>等を採用していました。

    個別のカード紹介は後述致しますが、Vol1で8チョイスを回していた個人的な体感として、経験が必要になる構築であるためマリガン後でもレベルの高いカードが序盤に手札に来やすかったり、その状態になると山札の高レベルカードが減るため「恋に落ちた瞬間 有馬かな」の連動効果で2レベル以上のカードが落ちづらくなり、手札の入れ替えが間に合わないという状態になったこともあったため、Vol2の追加で強力に感じたレベル0帯のカード追加と共にレベル1帯のCX連動を<どれにしようかな?MEMちょ>に変え、手札の入れ替えと手札の枚数を増やす事が同時に狙える方向にシフトしたのが大きな変更点で、CX連動の変更に合わせて連動効果で回収できないイベントは抜いて、最後に山札からCXを持ってくる役目を<これからのこと 黒川あかね>に変更し、序盤からストックを使わずに手札消費のみで山札から好きなキャラをサーチできる<Summer Sweet Memory 有馬かな>を採用する形を取っています。

    また、環境考察でも少し触れていますが推しの子のデッキを相手にする場合、基本的にはレベル0を極力山札に残さない事が最後の相手の詰め手段に対する対策にもなるため、レベル0は多くても18枚と決めていて、レベル置場に置いて経験3に変わってくれる<年齢詐称 MEMちょ>を1枚は含めるような形でまとめています。

    理論上だけで考えると、推しの子のタイトルの性質上、思い出に行った相手のカードに触れる事ができないため、思い出圧縮する形が各フィニッシャーの連動の脅威を最小化する回答になると考えていますが、道中のストックと手札の管理が筆者のプレイングレベルには難しく、練度を高める時間が取れないと感じたため、環境考察でも触れたように相手の強い動きを妨害するために難しい動きをするよりも自分が回しやすい形を詰めてきた形になります。


    基本的に狙う展開
    マリガン
    マリガンはレベル0と<どれにしようかな?MEMちょ>、対応CX<テコ入れプラン>は残してそれ以外を入れ替えるイメージで行います。
    経験が必要になるデッキですが、このデッキはレベル1のタイミングでは経験2で良いので16枚(<年齢詐称 MEMちょ>含む)がレベル1までにクロックに発生すればよく、<あと、もう少しだけ... 有馬かな>のコストでクロックに置くキャラを控え室から選択できるので、レベル2以上のカードでも最初の5枚に残す必要はありません。
    また、序盤にCXをトリガーした場合は基本的にストックを増やすことを選択して「あと、もう少しだけ... 有馬かな」や集中等で山札を減らして手札を増やすような効果に変換していく事を考えています。
    レベル0
    レベル0は<役者としての矜持 有馬かな>を中心に展開を組み立てます。引けていない場合は他のキャラでアタックをして様子を見ながらストックを稼いで<あと、もう少しだけ... 有馬かな>で手札補充を狙う流れになりますが<Summer Sweet Memory 有馬かな>はなるべく温存して、1レベルになった時に<どれにしようかな?MEMちょ>を引っ張ってきたり、採用枚数が少ない<POP IN 2 有馬かな>やCXを入れ替える効果を持っている<憧れのアイドルを目指して ルビー>や<これからのこと 黒川あかね>等、その時に必要なカードを加える事を考えています。
    レベル1
    レベル1は山札を減らしていく意味でも、手札を増やす事を狙う意味でも<どれにしようかな?MEMちょ>の連動を狙っていきます。「どれにしようかな? MEMちょ」は連動の主条件が経験のみで後列が揃っていなくても連動ができますが、連動が綺麗に成功すると手札がかなり増えるため後列に<"B小町"ルビー>や<POP IN 2 有馬かな>を登場させておいたり、<あと、もう少しだけ... 有馬かな>等を配置しておくだけでも無駄が減ってくるかと思います。

    レベル2
    レベル2以降はVol1までの狙いと変わりませんが<夢のような話 MEMちょ>を多面展開していくことを狙いますが、手札に揃っていなくても<夢見る少女 MEMちょ>や<Summer Sweet Memory 有馬かな>で山札から持ってくる事も狙えるので、デッキに全部で7枚あるようなイメージで、序盤にストックに入ってしまわなければある程度触ることができると考えています。
    合わせて<"B小町"MEMちょ>を早出しして回復や手札を整える事を考えていきます。後述もしますが「"B小町"MEMちょ」は山札を3枚見て1枚手札に加える方の効果は残ったカードを山札上に戻すため、CXを手札に加えてくる事を狙ったり、トリガーカードを確認する意味もあって今回採用枚数を4枚にしています。
    レベル3
    レベル3は<"B小町"有馬かな>の連動を狙っていきます。連動が難しい場合や連動しても勝機が薄い場合には、確実な回復を優先して機を狙う形を考えています。また、スタンバイ等で相手の場が固い場合は<私達目線の今ガチ>等を撃たれる可能性もあるので<揺れ動く乙女心 有馬かな>で場から離れて貰う事を狙っています。

    採用カード紹介
    0レベル
    "B小町"ルビー
    Vol1弾からの継続採用で集中としての運用がメインですが、CXを置いた時のトップ1枚チェックができる事がこのデッキではありがたく、既存の<夢のような話 MEMちょ>に対してソウルを上げるだけでなく、<どれにしようかな?MEMちょ>のアタック順等を決めて、連動しても手札が増えないような可能性を軽減できる事も期待しています。

    憧れのアイドルを目指して ルビー / これからのこと 黒川あかね
    山札や控え室にある狙ったCXを手札に加えるためのカードで、4枚採用している<テコ入れプラン>を序盤で手札に揃える事を筆頭に、その時に一番使いたいCX連動を行うために合計で3枚採用としています。

    年齢詐称 MEMちょ
    レベル置場に置く事で経験3になり、舞台からでもコストを支払えば置き換われるため採用しています。可能であれば複数枚採用して2枚置きたいですが、そのためにレベル0の枚数を増やすと本末転倒になるので1枚採用としています。

    Summer Sweet Memory 有馬かな
    ストックを使わない山札からのキャラサーチで、このデッキの場合<どれにしようかな?MEMちょ>や<あと、もう少しだけ... 有馬かな>で手札を増やせる可能性がありますが、山札の上からしか手札に加えられないため、このカードで必要なカードをサーチしたり、このカード自体で「どれにしようかな? MEMちょ」や「あと、もう少しだけ... 有馬かな」にアクセスして使用した手札を戻す事を狙っています。似た効果で<宮崎観光 アクア&黒川あかね>がありますが、あちらは控え室からのキャラ回収になり、序盤でアクセスしたいカードも多いのでこちらを2枚採用しています。
    役者としての矜持 有馬かな
    新弾レビューでも書いたように、追加弾の中でも先攻/後攻問わず活躍が見込めるカードなので4枚採用です。

    POP IN 2 有馬かな
    トリガーでストックに埋まってしまうチョイスCXを即座に掘り出すことが可能で優秀なのですが、2枚以上引いても邪魔になってしまいそうなので1枚の採用です。序盤に引ければ<"B小町"ルビー>と一緒に後列に並べておくと良いですが、相手の<あと、もう少しだけ... 有馬かな>に釣りだされる可能性もあるので、前列が全面勝てる状態を確保したら配置するように考えています。

    あと、もう少しだけ... 有馬かな
    新弾レビューでも触れた強力と感じているカードで、このデッキの場合はコストで控え室にあるレベル3や<年齢詐称 MEMちょ>をクロックに置いて確実に経験を達成できる事も期待しています。また、<どれにしようかな?MEMちょ>の連動とも合わせて手札に来ないのはCXだけなので、捲れたカードを見て展開やアタック順を考えていく事を狙っています。このカードを後列に出すだけでも相手の展開を阻害したり助太刀を警戒させてサイドアタックを選択させる等もできるため4枚採用です。

    1レベル
    白く眩しい光 有馬かな
    Vol1からのカードでCXが置かれた時に6500までパワーが伸びて、自分を含めたどこかに最大2000のパワーを振りながらトリガーを確認できるカードです。ぶっちゃけるとこれが無いとスタンバイで出される高パワーのカードや<すべてを惹きつける魅力 黒川あかね>と<恋バナ 鷲見ゆき>のパワーラインに追いつけないため、2枚採用して相手によって優先的に手札に残す事を考えています。

    どれにしようかな? MEMちょ
    今回CX連動に採用したカードで手札をグンッと増やせる可能性はありますが、Vol1弾の<恋に落ちた瞬間 有馬かな>よりも自ターン中のパワーが500低くなっているため<すべてを惹きつける魅力 黒川あかね>が<恋バナ 鷲見ゆき>1体出てきただけでCXを含めても同値になってしまう点がタイトル戦では厳しいところです。そのため「すべてを惹きつける魅力 黒川あかね」の相手は上述した<白く眩しい光 有馬かな>に任せるか、相殺でも良いので<"B小町"ルビー>の効果でパワー上昇する事を狙って配置するという運用を考えています。

    PV撮影 有馬かな
    スタンバイ等で出てくる可能性がある厄介な前列キャラを退かすことを目的にしていて、Vol1弾では<吸い寄せられる天性の瞳 アイ>等が厄介ですが、Vol2弾から追加された<自然とのふれあい ルビー>も思い出にカードがあるとアンコールが付くので、スタンバイ軸で採用されている方を見かけるため狙い撃ちする役割で1枚採用しています。

    "付き合ってる"の意味 アクア
    採用している人は少ないと思われる助太刀ですが、追加1コスト+手切りで舞台のキャラ回収のため実質手札の交換効果を持っていて、パワーで勝てなくてもリバース時の効果を躱せる等がメリットの助太刀です。
    リバース時効果を避けること自体は推しの子のタイトルではあまり関係ないかもしれませんが、私的な経験で黄色は1レベル帯カードが相手ターンでのパワーが低いため、相手のレベル0にCXを合わせられてパワーが500負けるという事象も多くあったので、これを返り討ちにしつつ舞台のリバースしているキャラでも回収できるという点が魅力的に思えたので採用しています。この辺りが調整したい部分でもありますが、現状では2枚入れています。

    2レベル
    夢見る少女 MEMちょ
    2レベル以降はVol1弾のカードのみですが、こちらは全体のパワー上昇と追加コスト+手札1枚で<夢のような話 MEMちょ>を呼び出せるため、手札を増やしたけどあまり用途が無いようなカードを「夢のような話 MEMちょ」に変換するような位置づけで採用しています。また、Vol1の時から2ルック出来る事も優秀で<"B小町"ルビー>のCXを置いた時の効果等を狙っていく事を考えています。メイン展開したいのは「夢のような話 MEMちょ」の方なので1枚のみの採用となります。

    夢のような話 MEMちょ
    パワーラインの上昇とCX連動で手札を整える・ストックを貯める事を狙っていけるVol1からのカードで、推しの子のタイトルカップではまぁ説明不要なくらい見たカードかなと。4枚採用していて1レベル以降で握ったら2レベルまでキープする事になるかと思います。
    連動で回収するカードは基本的に3レベル系のカードで、ストックに貯めるカードはレベル0のキャラを選択していくことで相手の連動の脅威を下げつつ後半戦に備える事を考えています。

    初めて、一番最初 アクア
    こちらもVol1からの優秀に感じている助太刀で、スタンバイで早出しされた後列の<吸い寄せられる天性の瞳 アイ>や前列に早出しされたカードを狙っていく事を考えています。<夢のような話 MEMちょ>を展開をして控え室から回収すると相手の出方を見て構える事もできる点が強力ですね。今回は1レベル助太刀も採用しているため1枚採用です。

    3レベル
    "B小町"MEMちょ
    経験が満たされていれば登場時に手札1枚を捨ててクロックのキャラ回収による回復か、3ルックして1枚加えて2枚を山札の上に戻す効果を選択できるカードで、早出しによる回復も良いのですが個人的には3ルック効果の方が次の行動やトリガーでのダメージ操作をしやすいため気に入っています。
    以前はメイン中に手札を増やす手段が<"B小町"ルビー>の集中がメインだったため、CXが見えたら山札の上に戻して集中をする使い方が多かったですが、<あと、もう少しだけ... 有馬かな>が追加されたため、3ルックしてCXを加えて、戻した2枚に欲しいキャラが見えていたら「あと、もう少しだけ... 有馬かな」で1ダメ貰ってでも手札に加えて手札の枚数とCXを揃える選択肢が増えたため、展開によって出来る事が増えた印象があります。

    "B小町"有馬かな
    これも推しの子では説明不要なくらい見たカードかと思いますが、CX連動でキャンセルされた時に相手の山下CXも0レベル扱いとして処理できる事が非常に強力で、むしろ「ここでこっちがキャンセルして2枚以上レベル0を捲らなければダメージ届かないぜ」って時にバッサリやられた事が多いカードですね。
    ただまぁこのカードに頼らずにテンポよくダメージを与えて優勢のまま試合を終わらせる事が一番かと思ってます。

    揺れ動く乙女心 有馬かな
    スタンバイ軸で構成されたデッキの際に、場を固められて3レベルで<私達目線の今ガチ>を使用されると相手に追加ターンを与えてしまう事が多く、それを阻止するためのカードとして採用しています。
    ミラー戦などで私達目線の今ガチが採用されていないデッキであれば基本的には使用しないので、レベル置場に置いて良いと考えています。


    いかがでしたでしょうか。

    今回はまだ細かい部分で調整し切れていないと感じる部分も残っていますが、自分の中での回しやすさを重視した構築になっていて結果的にはそれがよくハマッてくれたという印象です。
    デッキレシピのコメントにも書きましたが、今回筆者は対戦していた相手の方のデッキに学ばせて頂いた事も多く、推しの子も回し慣れている8チョイス以外の構築も詰めて練度を上げて行きたいと感じています。

    この記事がどなたかの参考になれば幸いです。

    それではまた。

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