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1連動から見る現代ヴァイスシュヴァルツ

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    by 攻略コラム

    1連動から見る現代ヴァイスシュヴァルツ
    久しぶりのコラム記事は「1連動から見る現代ヴァイスシュヴァルツ」と題しました。
    新弾や新しいデッキを使った時、あれ?なんでこんなに使いやすいんだろう/使いにくいんだろう?と感じたことはありますか?その要因は、この記事に書いてあるかもしれないですよ。

    現代ヴァイスシュヴァルツ
    流行したのは青フレあたりから、元祖は艦これの<島風>。現代ヴァイスシュヴァルツと呼んでるのはここらへんからで、このあとは1連動を搭載したデッキが急速に流行していくことになります。

    1周目
    このゲームは本当に上手く出来ていて、クライマックスというカードが良い感じにボーナスカードになっています。キャンセルして良し、トリガーして良し、引いても良し。

    引いても良しと書きましたが、実はこれは正しくなかったり。特に1周目は、はっきり言って引くのが1番弱いです。統計が出てるわけではありませんが、基本的に1周目に引いたクライマックスの枚数と勝率は相関関係があるように感じます。引けば引くほど勝率は下がります。
    これは引いたクライマックスの価値が何故か相当低く設定されているからで、例えば<収録中>というカードはクライマックスを要求するのにやっていることはそれほど強い動きではありません。1コスト払えばもっと汎用的なカードに代えられますし、デッキ採用段階では汎用性の方に分があります。
    もともと<収録中のシャロ>というカードはまだ手札のクライマックスを切るのが難しい時代に生まれたカードで、当時こそ重宝されましたが、これが強い動きと言える時代は無かったと思います。僕は2ドローくらいのテキストでも良かったのではって考えています。それくらいの価値がクライマックスにはあるという考えですが、宝や門が強くなりすぎる気もするので難しいところです。0/0/1500でクライマックス切り2ドロー程度なら良いバランスだと思うのですがどうでしょうか?

    宝や門の話が出たので一緒に書いておきますが、これらのクライマックスには他には無い強さがあり、それが1周におけるクライマックス枚数の増加です。特に1番長い1周目では恩恵が大きく、普通のデッキが4キャン3トリで1枚打つ所を、4キャン3トリで2枚以上打つということを可能にしてくれます。もちろん実際有効利用するのは容易ではありませんが、これらのカードパワーは目を見張るものがあります。

    ちなみに大昔のヴァイスシュヴァルツでは引いたクライマックスの枚数が勝率に関係しなかった時代があります。若干ここで引き合いに出すのはずるい気もしますが、スタンダード時代の<シエスタ>や<ルイズ>を用いた<小川>集中ですね。引いたクライマックスが爆発的なアドバンテージに繋がるので、むしろ引いた方が強い環境でした。先程の2ドローというのはここと同じ率であり、CIP効果としては妥当なのかなと。相手が選んで2枚回収とかでも良いバランスかも。<ふるふるフューチャー対応>って1/0だったら相当良カードだった気がします。
    1周目の話ですが、フィギュアスケートに、ショートプログラムとフリースタイルってあるじゃないですか。ヴァイスシュヴァルツにおける1周目はショートプログラム、2周目以降がフリースタイルだと考えているんですよね。1周目はデッキに関係なく同じような条件からスタートして、いかに上手く終わらせられるか。2周目以降は本当にデッキによって様々な動きが実現出来、デッキパワー同士のぶつかり合いといった色が強くなります。そう考えると、今回の記事はショートプログラムをどう乗り切るかという共通の汎用性の高いお話です。

    1連動が強い話
    だいぶ前置きと脱線が長くなりましたが、やっとプロローグです。ここになって1連動の話になります。実は1連動というのはこの1周目の引いたクライマックスを有効利用出来る数少ない解決法の1つで、というか最大限活用出来る方法で、多くのデッキに搭載される理由はここにあります。1連動を使わないデッキは相手に1連動されるだけでかなり引き離されてしまうので、特に現代では1連動を使わずに戦うのは容易ではありません。

    1連動の何が強いかって話なんですが、手札消費無しでクライマックスを打つ恩恵を受けられる所、それどころか手札を増やしにも行ける可能性です。引いたクライマックスを有効利用するには概ね打つしか無いのですが、これは手札が1枚減る行為です。引いた時点で1枚分の手札枚数的ハンデを負うことになり、これが引いたクライマックスの弱みです。これを帳消し出来るだけでなく、むしろ強みに出来るのは1連動ならではと言えます。

    ということで1連動を軸にしたデッキが基本的には無難に強くなるわけです。先程引いたクライマックスの枚数と勝率の相関関係について書きましたが、もしもクライマックスを引いた方が強いデッキがあったとすれば、そのデッキは平均的にはあまり強くないということになります。なぜなら1周目に引く枚数はだいたい2から3枚で、これより多く引くことはあまり発生しないからです。多く引くことが確率的に多くないのに、多く引いた方が強いデッキがあったとすれば、多く引かなくても強いデッキになるよう調整するのが自然かなと思います。

    そしてこの2から3枚という枚数を有効利用するのが、1連動なわけです。多くの場合1連動のクライマックスは4枚しか入っていないですから、平均的には1枚以上引けると言えるでしょう。

    ちなみに昔1連動を使っていなかった時、1連動を使っている周りのプレイヤーよりも自分はクライマックスを引くことが多いなと感じていました。最初はオカルトだと考えていたんですけど、よく考えたらオカルトではなく本当に引く枚数が多くなっていました。それは、周りがキープしているはずのクライマックスをマリガンで切ってしまうからなんですよね。つまり平均マリガン枚数が連動を使っているプレイヤーよりも多く、引くカードも多くなり、結果引くクライマックス枚数も増えてたわけです。これに気がついてからまたプレイに幅が広がったと思います。例えば1連動を使わない8扉ペルソナ怪盗というデッキを昔使っていたのですが、このデッキは1周目に引く扉が弱すぎて、扉を引かない為のマリガンをしていました。
    具体的には、明らかに不要なキャラクターカードをマリガンで1枚残すわけです。傍から見ると意味不明なマリガンでしたが、マリガン枚数を抑えて手札の質を下げても、引くクライマックスの枚数を減らすことで、1周目の動きが安定し、これがかなり勝率向上に繋がりました。1枚残したところでそれはクロックに叩くので、手札の質もそれほど下がらないのがポイントで、今でもトライアルデッキのようなカードパワーの低いデッキを回す時には有効なテクニックです。
    大分横道に逸れましたが、やっと本題に入れます。

    1連動の再現性
    1連動が強力であるというお話をしましたが、多くの1連動は多面連動が真骨頂です。1面連動だと手札消費なしにクライマックスの恩恵が受けられるだけですが、2面連動でも必要なクライマックスは1枚なので、2面目以降は手札が純増するわけです。なので基本的にはこれを狙っていくことになります。

    1連動のキャラとクライマックスのうち、クライマックスの話ですが、こちらはほとんど素引きしかないので、今回はあまり議論しません。0で手に入れられる可能性のある宝が突出して優秀で、次いでちょっとだけ門が高く、あとのクライマックスは全て同じです。実際はクライマックスをどの程度引きに行けるマリガンが出来るプールなのか、2枚目以降の有効度等、細かい話はいくつかありますが、それはまた次回ということで。

    今回焦点にあてたいのは、1連動のキャラのお話です。

    プールによる格差を認識しよう
    1連動のテキストではなく、そこに繋ぐまでの過程に、プール間に大きな格差がありますよ。それを認識してデッキを構築したり、タイトルを選びましょうってのが、今回の記事の趣旨です。1連動のテキストにばかり目が行きがちですが、実はそれを支える0レベ1レベのキャラやイベントも重要なのです。

    具体的には、例えばマリガン前に連動のクライマックスは引けてます、何面連動まで目指せますか?というお話です。要は1連動キャラへのアクセス手段の比較なのですが、タイトルを言われた時にぱっと比較出来ますか?対戦相手のデッキの動きを予測する観点でも大事な事なので、なるべく多くのプールで1度考えてみた方が良いです。

    ちなみに昔と違い、ある程度のプールであれば1連動に寄せた構築をすることは可能になっています。例えば<フィレス>互換が刷られていないプールは少なく、これを最大限投入することで再現性をあげることは出来ます。しかし今回はアクセスのしやすさを比べるので、より強いアクセスが出来るのはどのタイトルかという軸で考えていきます。

    では実際にメジャーなタイトルを例に個人的にランク付けしていこうと思います。これは強さではなく、あくまで1連動へのアクセスの比較です。最後に歴史上最強だったタイトルを紹介するので良ければ振り返ってみて予想しながら読んでみてください。

    アサルトリリィ
    星5
    最近流行りのタイトルですが、私がこのタイトルを評価している最大の強みが、この1連動へのアクセスの良さです。環境内最強クラスだと思います。
    理由の7割が<オカケン>の存在で、次点で<フカ次郎>、あとは構築によって<共鳴>セットや<オペトル>などなど。とにかく早い段階から1連動を触りに行くことが可能なプールで、特にオカケンの存在が安定感を上げています。
    現代ヴァイスシュヴァルツにおいて<オカケン>互換と<フカ次郎>互換は1連動へのアクセスの王道ともいえるシステムなので、これらがすんなり入るプールはそれだけで評価に値します。

    同じような立ち位置に、<ワールドトリガー>や<プロセカ>が居ます。これらは総じて1連動へのアクセスが最も強いグループに属します。
    無職転生
    星5
    これはいきなり例外タイプ。1/1の<電源連動>ですが、<天真爛漫>や<お守り>のお陰でノーコストでアクセスすることが出来ます。普通の0コストキャラの連動を狙う時は手札が増える<オカケン>の方が優れるのですが、1コストかかる電源連動の場合はノーコストサーチに分があります。なので1/0の連動を狙うプールとしては微妙ですが、電源連動を狙うプールとしてはかなり評価が高いです。
    ダンまち
    星5
    これもまた変わったタイプの星5。イベントが大量に入りすぎて、1連動の再現性が極めて高くなっています。ただここまでレベル1でノーコストで打てるイベントを多投出来るタイトルはあまり無いので、ダンまちならではの評価と言えます。また<プラ2>型の神様も同じような話で5の評価をしています。
    シンフォギア、かぐや
    星4
    去年流行ったタイトルで、これらも高い評価が出来ます。シンフォギアは、リバースが必要なものの初ターンにアタック出来る<サーチテキスト付きアタッカー>と、最大2枚手札に加えられる<フカ次郎>が強力です。
    またかぐやは終盤まで腐りづらい最強クラスの<オカケン>に加えて再利用可能な<フィレス>が強力です。共に1周目の動きが非常に安定するので、環境タイトルだったことも納得でしょう。
    お気づきかと思いますが、これは去年の全盛期の状態での評価です。特にかぐやはタイトルの評価を覆してしまうほどの厳しい規制が施されたと言えそうです。(現在の制限下での評価は2)
    シンフォギアに関しては今でもオカケン+フカ次郎体制は構成可能なのでタイトルとしての評価に代わりはありません。上の規制が厳しいため従来通りとは行きませんし、そもそも1連動のテキストがあまり強くないという課題も抱えたプールなので難しいところですが、強力な追加が来れば化ける可能性のあるタイトルとは言えそうです。
    パスタ
    星3
    前回の記事で1連動は採用しない方が好みと書きましたが、その理由がこれです。このプールはあまり1連動を狙うのに適したプールとは言いづらいんですよね。採用率の高い<ストック相殺>はテキストこそ強いものの、特定のカードを集めるテキストではありません。1連動へのアクセスを考えると<中央移動>と<フカ次郎>、<ストブ連動集中>くらいが候補でしょうか。中央移動は<フィレス>として使えるのである程度信用できますが、即効性や相手依存という面に不安が残ります。フカ次郎は有用なカードですが特定のカードを集めるという観点ではあくまでサポートです。実は1番有用なのがストブ連動集中で、集中ヒット時はもちろん連動で拾える可能性もあるため、1番アクセスしやすいカードじゃないかなと思います。最もこれ自体連動なので信用しづらいですが。
    このように0が強いプールであることと1連動へのアクセスのしやすさは一致するとは限らず、各プールを個別に評価していく必要があるわけです。
    ごちうさ、MARVEL
    星2.5
    オカケン>は無いものの<召喚オカケン>が優秀で<フカ次郎>も入りやすい、これらのタイトルを星2.5と評価しました。召喚オカケンは色がなくとも出せる所以外はオカケンの劣化になりやすく、特にレベル0の時点で1連動をサーチしておくという事が出来ないのでかなり評価が下がりますが、それでも無いタイトルよりは良いという評価です。レベル1まで持っておけば1面は最低でも連動が保証されている状態でレベル0をプレイ出来るのは、それなりの強みになり得ると思います。

    うさぎはデッキタイプによるので実はタイトルとして平均に均した評価はもっと高くなります。《ラビットハウス》は<3ルックリゼ>がありますし、強い<オカケン>の使える「千夜シャロ」は評価4程度あります。2.5という評価は門連動を軸にした場合ということで。
    ホロライブ
    星2
    こちらも流行りのタイトルの中では評価が低いタイプ。採用率の高い<ハーマイオニー>は<パスタ>同様上からめくるタイプで、特定のキャラを集めようとするとあまり強力とは言えないカードを採用する必要があります。クロックコストが必要な各種アタッカーや、カード単体としては強い寄りの<フィレス>、色や構築を縛ってしまいますが<4ルックイベント>などが挙げられます。
    構築によるのでタイトルとして評価するのは難しいですが、<チョイス連動>を軸に<4ルックイベント>で探しに行くタイプのデッキは、<イベント拾い>のトップチェックでヒットするタイミングで集中を打ちやすくなるので評価3.5くらいあります。
    しかしこの構成以外はなかなか複数面連動を安定させることが難しいプールだと考えています。

    バンドリ
    殿堂入り
    最後に歴史上最強クラスの再現性を紹介しておきます。それは<キラキラを求めて>を4投出来ていた時代のバンドリです。

    ここまで読んでいる皆さんならば、異論は無いところかなと思います。<オペトル>で<1連動>を拾いやすいのはもちろん、1連動とオペトルを両方サーチするキラキラを求めての再現性は他の追随を許しません。この時期は電源デッキを組もうにもあまり強力なデッキが組めなかったので、1連動デッキばかりが流行しており、個人的には他のタイトルは考えられませんでした。
    ということで簡単なタイトルごとの評価でした。

    今回紹介していないタイトルでも過去のトップメタを見返してみると、その時代にしては突出して高い再現性に驚くかもしれません。けものスターウォーズは共に1連動が絆先という所に驚きますし、Fateは<集中>1枚でどこまで仕事するんだと。艦これの<ドジっ子>や<>、ニセコイの<ペンダント>等、今考えても強いデッキだったなと思います。
    さて、各タイトルの評価が一通り終わった所でこの話は終わりではありません。むしろこの後が1番大事です。

    そのタイトルで、どのようにデッキを組み立てるか
    今回1番言いたかったのはこれです。どうデッキを組み立てるかという事です。
    先程ランク付けしていったように、各タイトルには特徴があります。1連動の再現性という軸に絞った時、魅力的に見えてくるタイトル、魅力的に見えないタイトルが出てくると思います。
    しかしこのランクはタイトルの強さと同じではありません。もちろん相関関係はありますが、過去に殿堂入りを使っていた私は現在、最低ランクのホロライブを愛用しています。つまり高いランクのデッキを使おうではなく、長所短所を意識して構築しようなのです。もしもプールの強みを活かしきれていない構築になっていたら、見直す良い機会かもしれません。今回紹介してないタイトルなら、自分で評価してみても面白いと思います。

    ここも詳細に話すと長くなるので短めにまとめますが、連動の再現性が高いプールはそこにメインプランを寄せた方が強いですし、低いプールはメインプランに連動しないパターンも含めた方が良いです。例えばホロライブではマリガンで連動のクライマックスを切ってしまったりします。どうせキャラが集まらなければ負担になるだけなので、だったら連動出来なくても強い動きの出来る構成にして、上振れたら連動も視野に入れようというスタンスです。こういった考えはプレイ中にもプレイの指針に使える考え方なので、自分のタイトルやデッキの強みや弱みを意識しながら回しましょう。

    先程昔のタイトルを振り返りましたが、一方で<オカケン>や<>を貰っておきながら1連動不採用の化物語や、連動自体を重視していないひなろじなどもありましたね。この辺りが参考になるのではないでしょうか。

    ということで今回は1連動から見る現代ヴァイスシュヴァルツと題してお送りしてきましたが、いかがだったでしょうか?新しい視点を見つけてもらっていたら幸いです。

博多地区 トリオ環境考察

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    by 攻略コラム

    博多地区 トリオ環境考察
    こんにちは、りんたろーです。今回はデッキの紹介ではなく博多地区での環境考察をしていきたいと思います。

    久しぶりの地区大会ということもあり、久しぶりに会う人や会場の雰囲気も懐かしかったです。
    大きな大会が開催されることもなかったため、非公認大会の結果からしか環境を予測できませんでしたが、今回博多地区での結果が出たため感想と今後の予測をしていけたらと思います。
    公式のホームページに入賞者の詳しいレシピが載っているので、良かったらチェックしてみて下さい。

    予選結果
    博多地区予選タイトル.jpg
    環境タイトル
    スーパースター
    予選終了時一敗ラインを含めたタイトル分布にて最も多かったタイトルとなります。
    構築は<><ストブ>が多かった中、今回優勝した<><電源>は新しい構築でミラーを勝ち越し、チームを優勝へ導いていました。どのデッキにも採用されている三種類の3レべのかみ合いが非常によく、全タイトル中最強の詰め性能といった立ち位置だと考えています。

    今回の環境はどのタイトルも環境の中で極めて強い一点があることが必要条件だと考えています。ヴァイスというゲームが28点入れるゲームである以上詰めが強いデッキはそれだけ魅力的だと考えています。使用者のデッキ構築において必要不可欠なカードが集中していることから、3月8日の規制発表のタイミングではもしかしたら何かしらの制限が発表されてしまうかもしれません。
    しかし優秀なカードがほかにもたくさんあるので、今回の枝電源のような新しい構築もできると思います。

    アサルトリリィ
    次に多かったタイトルはアサルトリリィになります。
    このタイトルの一番の魅力は構築の幅があり、選ぶクライマックスによって全く違う強みがある点です。今回一敗ラインに残っていたクライマックス配分だけでも3種類の構築があり、それぞれ異なる強みを持っています。
    8枝<1><2>はストックをどのタイトルよりも確保することができる構築になっていますし、<><>は早出しのコストパフォーマンスと打点作成能力が環境一強いと考えています。
    ><>は道中の選択肢の広さと最終ターンの詰め性能は運要素を含みますが、スーパースターの次に強いと考えています。

    このタイトルはどのデッキにも必ず入っているカードが少なく、制限をかけるのが難しいのも魅力です。今後も環境タイトルとして居続ける可能性が高いと思います。

    五等分の花嫁
    3タイトル目は五等分の花嫁で、使用者の多くは8電源<1><2>を使用していました。このタイトルは何といっても相手のキャラを割る性能の高さとコスパの良さが魅力になります。
    デッキに採用されている2種類の電源連動が強く扱いやすいことやタイトル人気も相まって地区会場でも多く見かけました。上記の二つのタイトルにはない強みとして<防御札>の存在もありますので、そういった効果のカードを採用したい人も多かったのではないかと考えています。
    個人的には盤面のパワーが勝利の秘訣と考えているので、前列1500パンプの<3レべ二乃>は必ず採用したいと考えています。公式にも掲載されているレシピですが、準優勝した花嫁のデッキにも採用されていました。

    無職転生
    4タイトル目はごちうさと並び使用者数が多く、優勝チーム、準優勝チームどちらも使用していた無職転生になります。使用者の多くが8電源<1><2>だったと思います。
    このタイトルは何といっても盤面のラインが高く、<防御札>を実装しているのが強みだと考えています。同じクライマックス配分の花嫁は返しのパワーが<電源連動>の兼ね合いで低くなりがちなのでその点で無職転生は優秀だと思います。
    また防御札を打たせない<ギレーヌ>と<ジャックブラザーズ>の相性が素晴らしく、今後の環境でもまだまだ活躍するタイトルだと思います。
    構築によって同じクライマックス配分でも採用するカードが異なると強みもガラッと変わるので環境に合わせた調整が必要な少し難しい印象を持っています。
    その分使いこなせると地区でも活躍できるので、今回入賞している二人のレシピは必見です。

    ごちうさ
    無職転生と同列で多かったのはごちうさでクライマックス配分は8門<1><2>が多かった印象です。盤面強化+<防御札>を採用でき、盤面破壊能力が高く序盤も安定している優秀なタイトルだと思います。
    クライマックス配分の関係で非常に難しいプレイを要求される点と構築段階で有利不利がはっきりしてしまう点がありますが、テンポも取りやすくリソースも作りやすいいいデッキだと思います。今後もタイトル人気と相まって使用者は増えるのではと考えています。


    主にこの5タイトルに自分が使いこなしているタイトルを持ちこむチームが多かったと思います。環境の感想として思ったことは詰め能力が高いもしくは優秀な防御札を持っているデッキを選択しやすいこと。リソースが多く相手の行動についていきやすいデッキが多い印象を受けました。現状耐久タイトルは確殺や山崩しに対抗できずに少し苦戦している印象です。今後新しいタイトルや規制が入り環境が変わってくると思いますが、また環境の記事も書いていこうと思います。

    最後に
    やはり地区での経験値は非常に大切だと感じました。
    負け方や環境考察、周りのタイトル考察やトリオチームでの話し合いなど改善できる点は多かったと思います。今回は勝ちきれませんでしたが、しっかり反省点を洗い出して次の地区に向けて切り替えて調整していこうと思います。

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