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リミックスバウト攻略の巻【Kou】

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    by 攻略コラム

    リミックスバウト攻略の巻【Kou】
    こんばんは!Kouです!
    ミュウツーの逆襲の新しい映画観てきましたよ。

    コピーポケモンとオリジナルポケモン。
    ミュウとミュウツーのぶつかり合いは悲しくてやりきれないですね。
    批判するわけじゃないんですが...この映画...映画自体が22年前の壮大なコピー映画でしたw
    いや、仕方ないと思う。元々の完成度が高すぎる映画をリメイクするのは本当に難しいと思うし、バクチも打てない。
    22年前に生まれていない子供たちの為のミュウツーの逆襲って考えるならコピー映画の価値はあると思う。
    本当に良い映画なんですよ。カスミのコダックばっかり見てましたがw

    ちなみに名探偵ピカチュウとミュウツーの逆襲、どちらかのDVDを買うとしたら迷わず名探偵ピカチュウを買います。
    ミュウツーの逆襲...22年前から死ぬほど観たからね...我ハココニ在リも死ぬほど観た...たぶんこれからも観る。


    さて、去る7月15日、ポケモンセンター名古屋で「ミュウツーHR争奪戦」に参加してきましたよ。

    僕もミュウツーが欲しい、全部欲しい。なんでも差し出そう状態だったので...リミックスバウトを結構研究しました。

    構築戦、シールド戦、それぞれの視点から注目カードを紹介しますね。

    注目カード
    エンブオー
    もう文句なくシールド戦最強のカード。
    「ポカブラインは1-1-1でも取り敢えず入れとけ」って思うぐらいの最強カード。こいつが出来る役割は非常に広い。
    タッグ以外に一撃で倒されることがほぼ無いので、単純にこいつにエネルギーを加速してぶん殴るだけでめっちゃ強い。
    裸のチャオブーから突然返すことの出来ないHP170が160ダメージを連発する。超強い。
    そもそも<チャオブー>の時点で十分すぎる位強い。リミックスバウトの一進化ポケモン並べてみればわかる。これだけで平均以上だ。
    タッグチームより何より圧倒的なので使えるなら使おう。

    アローラペルシアンGX
    シールド戦ではこいつに対応できるカードの種類が少ないことが強み。
    こいつを一撃で倒せるのは、<グラードン>と<ナゲキ>と<ケケンカニ>だけですね。
    そのうちナゲキとたねのマケンカニはGXワザで事前処理することが簡単にできます。
    他の悪ポケモンが優秀なのも強みですし、やはり構築がタッグ環境になるシールド戦では本当に強いです。

    構築戦でも非常に強力なカード。
    特殊エネ使わず、タッグでもUBでもないポケモンがメインのデッキって少なく無いか?
    フーパ>と組ませると最高にしつこいwもう考えるだけで面倒くさいw
    名探偵ピカチュウの<ゲッコウガGX>が環境マストになるかもしれないですねw

    カメックス&ポッチャマGX
    シールド戦では最強のタッグチーム。...だと思う。
    回復出来る事、マヒで縛る事、エネルギーを加速する事。出来る事が多くて楽しい。
    安定して盤面を作れるなら非常に強いです。じゃんけんに勝って初手からエネルギーを貼れたなら強気に攻める事が出来ます。

    構築では<レシリザ>環境に一石を投じる事が出来るかもしれません。
    その他、非GX系統のデッキにめっぽう強いという特徴があります。バラマキとかジラサンね。
    というか今回のタッグチームは構築で使うと共通して「非GXに強いがタッグチームに弱い」っていう特徴がありますね。

    リザードン&テールナーGX
    シールド戦では...うん。そこそこのカードだと思います。
    TR溶接工>と同時に引けたらそこそこ強いですね。
    カメックス&ポッチャマGX>の弱点なのが兎に角イタイ。他に何も引かない時に是非。

    構築戦ではレシリザのデッキに普通に入ります。
    レシリザの苦手な非GXに対してぶつけやすく、必要なカードを毎回持ってくることが出来る。
    GXワザが若干死に技ですが、だからこそダブルブレイズGXとのシナジーは抜群ですね。強力。

    フシギバナ&ツタージャGX
    シールド戦のかき乱し要員。弱点が炎...ていうか最強の<エンブオー>の弱点っていうのがキツすぎる。
    おきのどくですが そだてた<フシギバナ&ツタージャGX>はいちげきで もえてしまいました。
    なんなら入れない方が強いかもしれません。来週からのシールド戦はエンブオー環境になっていると思うから...
    構築戦では...ごめん正直に言って練習していないからわからない...


    ここからは参加したシールド戦のレポートを書きます。

    シールド戦レポート
    #毎日コダックで描いていますが...絶望的な引きの悪さでした。
    練習段階で気が付いていた<エンブオー>の強さ。是非使いたかったのですが...
    チャオブーが一枚も引けませんでした...
    第二プランの<アローラベトベトン>ビートダウンを狙いに行きたかったのですが...
    アローラベトベトンラインが1-1で、さらに<アローラペルシアンGX>を二枚対面に引かれてしまい、悪統一にすることが出来ませんでした。
    こうなると第三プランの<カメックス&ポッチャマGX>軸を構築して戦うしかなかったのですが...
    カイオーガ>&<グラードン>が一枚も引けてない。もちろん<エンテイ>も無い。よく見たら<モンジャラ>も引いてないから<モジャンボ>も出すことが出来ない。<ケケンカニ>もないw
    やたら被ったアンコモンはよりにもよって<ナゲキ>。上にも書いた通り、特にアローラペルシアンGX対策になってないカードw
    つまり...<カメックス&ポッチャマGX>以外のカードを育てる事が殆ど無意味...
    唯一選択肢として残った通常のビートダウンポケモンは...<ゴロンダ>と<ゴルダック>の二種類のみ!!
    ヌイコグマ>をKO出来るゴロンダを採用して戦いましたが、笑えるくらいタッグチームにボコボコにされましたw
    それでもリーグ通過してHRを全力で狙いに行きましたが...

    決勝一回戦で僕は6ターン連続でエネルギーを引いてしまい...最後のドローで<ポケモンいれかえ
    もうどうしようもなかったですw

    貴重な機会を生かしきる事が出来なくて本当に悔しかったですが...
    また次回のチャンスを狙っていきたいと思います。頑張ります!

パーフェクションでどんなワザを使うか考えるお話【朗(あきら)】

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    by 攻略コラム

    パーフェクションでどんなワザを使うか考えるお話
    遊々亭攻略ブログをご覧の皆さん、おばんです。朗(あきら)です。

    今回は5月31日(金)に新発売となる拡張パック「ミラクルツイン」にてパッケージを飾っているカードでもある、ミュウツー&ミュウGXの特性:パーフェクションを使ってどんなワザを使うかということを考える記事を書かせて頂きます。

    ■特性:パーフェクションについて

    特性:パーフェクション
    このポケモンは、自分のベンチポケモンまたはトラッシュにある「ポケモンGX・EX」が持っているワザを、すべて使える。[ワザを使うためのエネルギーは必要。]

    これまでにも似たような効果を持つカードとして、<マーシャドーGX(特性:シャドーハント)>・<ミュウ(特性:はじまりのきおく)>・ミュウEX(特性:オールマイティ)が登場してきましたが、どのカードもその時々の環境やデッキ構築に大きな影響を与えた存在として活躍しました。

    特に現行のスタンダードレギュレーションでは、マーシャドーGXが<ウルトラネクロズマGX><ギラティナ><カラマネロ>デッキなどに採用されているケースがとても多いので、マーシャドーGXと同じような動きができるかもしれないと考えると、ミュウツー&ミュウGXを運用するイメージがしやすいと思います。

    しかしながら、マーシャドーGXの特性:シャドーハントの効果とミュウツー&ミュウGXの特性:パーフェクションの効果を比較してみると、大きな違いが2つあります。

    (1):ミュウツー&ミュウGXが使えるワザの対象として取れるのは、「ポケモンGX・EX」が持つワザのみである。(マーシャドーGXは「ポケモンGX・EX」以外のポケモンを含めたねポケモンが持つワザのみを対象として取れる)

    (2):ミュウツー&ミュウGXが使えるワザの対象として取れるのは、自分のベンチポケモンまたはトラッシュにある「ポケモンGX・EX」が持つワザである。(マーシャドーGXは自分のトラッシュにあるたねポケモンが持つワザのみを対象として取れる)

    似たような効果ではありますが良い面はそれぞれどちらにもあります。マーシャドーGXも引き続き強力なカードとして活躍していくと思います。

    これから紹介するのはミュウツー&ミュウGXと一緒に組み合わせてパーフェクションを介して使ってみると強力であろうカードたちです。最近ではあまり見かけることが無かったカードたちも出てくると思います。なるべく実際に使うイメージがしやすいように、エネルギーごとに項を分けて紹介してみます。ご自身の頭の中で想像力を膨らませながら読んで頂けると幸いです。



    ■ダブル無色エネルギーと組み合わせてパーフェクションを使ってみよう!

    ソルガレオGX(SME)
    ソルガレオGXは強力なポケモンとしてこれまでにも様々なデッキで活躍してきましたが、2進化ポケモンとしては避けては通れない展開の難しさによる宿命により、最近ではあまり使われなくなってしまいました。しかし、特性:パーフェクションを介することで、ソルガレオGXのワザは簡単に使うことができます。

    特性:パーフェクションの長所として、たねポケモンのGX・EXだけではなく進化ポケモンのGX・EXのワザを使うことができることと、対象として取るポケモンがベンチまたはトラッシュにいればいいことが挙げられます。使いたいワザをベンチに立てるのが難しいのであればトラッシュにいればいいので、この効果は2進化のGXポケモンにとっては持っているワザが再注目されるようなきっかけになると思います。

    ワザ:ターボストライクは相手のバトル場のポケモンに120ダメージを与えながら、自分のトラッシュにある基本エネルギーを2枚、ベンチポケモン1匹につけるというエネルギーを加速する効果を持っています。ダメージ量もさることながら、このエネルギーを加速する効果はあらゆるデッキにとって活用しやすいです。そして、このワザは<ダブル無色エネルギー>1枚で使えるので、あらゆるデッキにおいて組み合わせやすいカードだと思います。

    もしかするとGXワザ:プロミネンスGXを使う機会もあるかもしれません。その場合は自分が対戦中にGXワザを使ったことになるので、間違わないように気を付けましょう。


    ゾロアークGX

    ゾロアークGXは登場してから現在に至るまで、ずっと強力なカードとしてあらゆるデッキに使われ続けているお馴染みのカードですね。

    ワザ:ライオットビートはほとんどの場合がダブル無色エネルギーをつけて使うことが多いので、ミュウツー&ミュウGXの特性:パーフェクションを介して使うことも難なくできます。そして、悪タイプのゾロアークGXとは違い、ミュウツー&ミュウは超タイプであるため、ライオットビートを超タイプのワザとして使うことができます。ゾロアークGXの場合だとトラッシュだけでなくベンチにいる可能性が高いのも組み合わせやすいポイントです。

    悪タイプのポケモンは闘タイプを弱点とすることが多く、闘タイプのポケモンは超タイプが弱点であることが多いです。だからこそ、ワザを使えるポケモンのタイプを分散し、自分が苦手とする相手へ対応しやすくなるような戦術を、ミュウツー&ミュウGXによって取り入れてみましょう。


    ルカリオGX
    ミュウツー&ミュウGXはHPが270もあるため、なかなか倒されにくい耐久性を持ち合わせています。そのため一撃で倒されない状況も多く発生するので、そこで受けたダメージをルカリオGXによって逆手に取るような戦い方もできます。

    ミュウツー&ミュウGXにダメカンが沢山乗っている時にGXワザ:クロスビートGXを使えば、バトル場の相手にとてつもないダメージを与えられる可能性が高いです。例えばダメカンが10個のっていれば、それだけで300ダメージも与えることができます。突然のカウンターアタックを仕掛けて相手を驚かせちゃいましょう。


    アローラキュウコンGX(SM2K)
    ルカリオGXの項で書いたカウンターアタックの別パターンです。GXワザ:クリアゲートGXを使うことで、ミュウツー&ミュウGXに乗っているダメカンを、すべて相手のバトルポケモンへのせ替えることができます。これは能動的に相手にダメカンを乗せられるだけでなくミュウツー&ミュウGXを回復させる狙いがあり、自身の高いHPをより一層強力なものとして活用することができます。

    また、ワザ:こおりのやいばも相手のポケモン1匹に50ダメージと、ベンチポケモンも含めてどこにでもダメージを与えられる強力なものなので、使えそうな状況ならばGXワザだけでなくこちらも上手く使ってみましょう。


    ルカリオ&メルメタルGX
    現環境では炎タイプのポケモンがとても多く活躍しているため、ルカリオ&メルメタルGXは弱点を突かれやすいことから使いにくくなってしまいました...が、持っているワザは変わらずとてつもなく強力なものです。

    フルメタルウォールGXはこの対戦が終わるまで、自分の鋼ポケモン全員が、相手のポケモンから受けるワザのダメージは、すべて「-30」される。追加でエネルギーが1個ついているなら、相手のバトルポケモンについているエネルギーをすべてトラッシュするという効果を持っていますが、ここで重要なのはダブル無色エネルギーをつけることができれば追加効果を働かせて、相手のバトルポケモンのエネルギーをすべてトラッシュ送りにすることができるという点にあります。

    現環境では様々なデッキタイプが大きな労力をかけて場のポケモンにエネルギーを沢山つけようとするため、エネルギーをすべてトラッシュするという効果はそれだけで強力です。ルカリオ&メルメタルGXを出したくないけれど、エネルギーをトラッシュ送りにしたいと思う時にミュウツー&ミュウGXはとても役立ちます。

    ただし、ミュウツー&ミュウGXは鋼タイプではなく超タイプなので、フルメタルウォールを通常効果の「この対戦が終わるまで、自分の鋼ポケモン全員が、相手のポケモンから受けるワザのダメージは、すべて「-30」される。」による恩恵を受けることができないことは、間違わないように気を付けましょう。



    ■エネルギー1枚と組み合わせてパーフェクションを使ってみよう!

    グソクムシャGX
    ミュウツー&ミュウGXにエネルギーを沢山つけるのは難しいですが、エネルギーを1枚つけてワザを使うということは大して難しくないはずです。ということは、これまでエネルギー1個だけで強力なワザを使うことができたポケモンたちにも、再びスポットライトを当てられるかもしれません。

    グソクムシャGXのワザ:であいがしらは30ダメージに加えて、この番、このポケモンがベンチからバトル場に出ていたなら、90ダメージを追加して与えることができる強力なワザです。現環境では<サンダー(SM8a)>が似たような効果を持つワザ:アサルトサンダーによって活躍しているので、このワザが決まった時の強さは言うまでもないですね。また、ワザ:であいがしらはワザ:アサルトサンダーと違って弱点の計算をするため、超タイプを弱点とするポケモンからしてみると強力な一撃になり得ます。

    そして、ダブル無色エネルギーをつけることができれば、ワザ:アーマープレスもGXワザ:ザンクロスGXも使えるので、ミュウツー&ミュウGXと組み合わせてみると意外と動かしやすいポケモンかもしれません。


    フェローチェ&マッシブーンGX
    炎タイプのポケモンたちが台頭してきてからはあまり見かけることがなくなってしまったポケモンですが、持っているワザは変わらず強力なものです。

    フェローチェ&マッシブーンGXの場合だと、GXワザ:ビーストゲームGXによってこのワザのダメージで相手のポケモンがきぜつしたなら、サイドを1枚多くとるという強力な効果を持っているため、サイドレースで不利な状況に立たされてしまっている時にこの効果で突破口を無理やり開くことができます。追加効果を働かせるためのハードルはかなり高いですが、エネルギー1個だけならば難しくないはずです。また、ワザ:ジェットパンチも使えると有効に働く状況が沢山あると思います。

    しかし、ミュウツー&ミュウGXはウルトラビーストではないので<ビーストエネルギー◇>の恩恵を受けることができないのは要注意です。


    ビリジオンGX
    ポケモンカードでは対戦中にこのポケモンを出したくないけれど、最初の手札にこのポケモンしかいない、ここで別のポケモンを出さないと次のターンに自分の場にポケモンがいなくなって負けてしまうなど、どうしてもこのポケモンを出さなくてはいけないという状況が多くあります。それを無理やり手札へと回収するための役割を担うポケモンとしてビリジオンGXはそこそこ使えるポケモンです。

    GXワザ:ブリーズアウェイGXによって自分の場のポケモンを好きなだけ選び、選んだポケモンと、ついているすべてのカードを、手札に戻すという効果を使えば、自分の場にいる負け筋になってしまうようなカードを一気に手札へと回収することができます。また、このワザの対象は自分自身もとることができるので、ミュウツー&ミュウGXも一緒に手札へと戻すことができます。かなりトリッキーな効果ではありますが、状況次第では逆に相手を詰ませるために役立つ可能性があるので、1つのテクニックとして覚えておくと便利です。


    サーナイトGX
    現環境では<レシラム&リザードンGX>や<ピカチュウ&ゼクロムGX>のように、自分のポケモンへ多くのエネルギーをつけてワザを使ってくるデッキタイプが沢山あります。その動きを<ヤドキング(SM8)>のサイコキネシスなどで逆手にとって、大ダメージを与えるというアプローチも散見されますね。

    サーナイトGXはワザ:インフィニットフォースによってお互いのバトルポケモンについているエネルギーの数×30ダメージを与えられるものです。これだけを打つならば現環境ではそこまで強くないかもしれませんが、デッキの中に<ユニットエネルギー闘悪妖>を入れられるような構築であれば、相手からしてみるとインフィニットフォースによる大ダメージを突然繰り出されるようなものになるので、隠し玉として試してみる価値はあるかもしれません。また、GXワザ:トワイライトGXも非常に強力です。


    デカグースGX
    サーナイトGX>の項でも触れたように、多くのエネルギーをつけてワザを使ってくるデッキタイプに対する動きを逆手にとって、大ダメージを与えるというアプローチは強力なものが多いです。そこでデカグースGXのGXワザ:デカチャンスGXもなかなか面白い動きができるのではないかと考えています。

    元の打点は10ダメージですが、相手のバトルポケモンについているエネルギーの数×50ダメージを追加するという強力な効果を持っているので、GXワザの名称通りチャンスを狙いに行きましょう。


    ジュナイパーGX・ジュペッタGX・イーブイGX
    現行のスタンダードレギュレーションでは一度使用したカードを、その対戦中にもう1度使用するのが難しいものが沢山あります。具体的には<ダブル無色エネルギー>や<トリプル加速エネルギー>の特殊エネルギー類、<フィールドブロアー>や<リセットスタンプ>などのグッズ類といったカードが代表的な例です。

    それらのカードを再利用するべく、ジュナイパーGXのGXワザ:ホロウハントGX、ジュペッタGXのGXワザ:トゥームハントGX、イーブイGXのGXワザ:ハッピーメーカーGXを使って、トラッシュにある好きなカードを3枚手札に加える動きはとても強力なものになり得ます。

    同じ効果のGXワザを持つ3匹ですが、この中だとジュペッタGXがワザ:かげのじゅもんがそれなりに強い効果を持っているので合わせて使いやすいかもしれませんね。



    ■炎エネルギー2枚と組み合わせてパーフェクションを使ってみよう!

    エンニュートGX
    現環境では<レシラム&リザードンGX>を筆頭に<カキ>や<溶接工>と組み合わせて、1ターンに炎エネルギーを2枚以上つけてワザを使う動きが強力です。しかし、進化ポケモンを育てながら炎エネルギーをつけるという工程を安定して遂行するのはやや難しいため、仮に炎エネルギーをつけることができても進化ポケモンを育てられず強力なワザを使えないことが多々あります。

    それならば、ミュウツー&ミュウGXに炎エネルギーをつけて、強力な炎タイプのGXポケモンのワザをパーフェクションで使えるようにしてしまえば、これまではなかなかできなかった動きができるようになります。

    エンニュートGXのワザ:ましょうのツメは自分がすでにとったサイドの枚数×50ダメージを与えるもので、圧倒的なパワーで前のめりに相手のポケモンを倒してはサイドを先行して取るような炎デッキにとっては、とても相性のいいワザだと思います。残りサイドが2枚の時は200ダメージ、残りサイドが1枚の時は250ダメージも出せるので、詰めの状況でとても強力なワザになり得ます。

    また、GXワザ:クインヘイズGXもフルメタルウォールGXのように相手のバトルポケモンについているエネルギーをすべてトラッシュさせることができるものなので、圧倒的なパワーで大ダメージを与えるだけではないプレイングを辿るルートを作り出せるのも魅力的です。


    リザードンGX(SML)
    炎エネルギー2枚だけをつけて何かしらのワザを打つだけならばそこまでハードルは高くないのですが、折角なので炎エネルギーを2枚つけた上でさらにエネルギーをつけられた時に使える強力なワザも考えてみましょう。

    ファミリーポケモンカードゲームに封入されているリザードンGXはシンプルなテキストながらも、強力なダメージを与えることができるワザを持っています。ワザ:かえんほうしゃは炎炎無無で140ダメージ、GXワザ:フレアドライブGXは炎炎無無で300ダメージも何のデメリットも無く与えられます。

    炎タイプのポケモンたちによく見受けられるワザの特徴として、自分についているエネルギーを何枚かトラッシュするだったり、次の自分の番このポケモンはワザ:〇〇を使えないだったりといったデメリットが、このリザードンGXのワザには何にもありません。だからこそ、ミュウツー&ミュウGXと組み合わせる上でも、シンプルながらもとても強力なカードだと考えられます。



    ■パーフェクションを使いこなす上での注意点
    最後に特性:パーフェクションを使いこなす上での注意点を書いておきます。ここまで例として挙げただけでも強力なワザを沢山使えるミュウツー&ミュウGXですが、弱点となってしまう点があります。

    ・<アローラベトベトン(SM1M)>の特性:かがくのちから
    ・<グレイシアGX>の特性:いてつくひとみ
    ・<ケッキング(SM6b)>の特性:なまけがお
    ・スタジアムの<無人発電所

    などによって、特性:パーフェクションがなくなってしまうと、その強力な効果によって様々なワザを使うことができなくなってしまいます。特にアローラベトベトンと無人発電所は現環境でとても多く散見されるカードなので対策が必須だと思います。

    また、<フェアリーチャーム特性>の存在も厄介です。これがついている妖タイプのポケモンにはワザのダメージを与えられなくなってしまいます。これは忘れた頃に突然やってくるカードなので、ちゃんと頭の中に入れておく必要があります。

    こういったカードたちへの対策として、相手の特性によってミュウツー&ミュウの特性がなくなっているならば、ミュウツー&ミュウGXへ<隠密フード>をつけることでその効果をシャットアウトすることができます。また、無人発電所やフェアリーチャーム特性などを意識する場合は、<フィールドブロアー>を使うことが最も汎用性が高い対策になり得ると考えられます。

    そして、パーフェクションを使いこなす上で最も気を付けなければならないことは、ミュウツー&ミュウGXの弱点が超タイプであるということです。強力な特性を持っているミュウツー&ミュウGXですが、弱点を突かれてしまって一撃で倒されてしまうといった状況はわりと多く存在すると思います。

    特にミュウツー&ミュウGX同士の戦いとなった時には避けては通れません。ミュウツー&ミュウGXはTAG TEAM GXポケモンであるため、倒されてしまうと相手にサイドカードを3枚も引かれてしまいます。強力な効果を持ちながらも弱点を突かれやすいという脆さも持ち合わせている、実に絶妙なバランスでデザインされたポケモンであると感じます。

    その懸念点をカバーするために「ミラクルツイン」と同じタイミングでジラーチGXが登場しますが、特性:サイキックゾーンによる効果はおたがいにかかるものであるため、ジラーチGXの出しどころも実際に試してみないとなかなか掴めないと思います。

    この記事を書いている5月21日の時点でも「ミラクルツイン」に収録されているカードは何枚か公開されましたが、もしかするとこれから新たに公開されるカードがミュウツー&ミュウGXをより強力なものにするかもしれません。また、「ミラクルツイン」に限らず、これからさらに発売されるであろう新しいシリーズのカードも、ミュウツー&ミュウGXにとってさらに強力なワザが使えるようにしてくれると思います。

    パーフェクションにはこれまで私たちが感じたことがないようなレベルで無限の可能性が詰まっています。ミュウツー&ミュウGXを通し、ポケモンカードが今よりも奥深く、今よりももっともっと楽しいものになっていくといいなと考えています。

    ということで、皆さんでパーフェクションを使いこなしていきましょう!

スカイレジェンド&名探偵ピカチュウ カードレビューのお話【朗(あきら)】

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    by 攻略コラム

    スカイレジェンド&名探偵ピカチュウ カードレビューのお話
    遊々亭攻略ブログをご覧の皆さん、おばんです。朗(あきら)です。

    今回は4月26日(金)に発売した強化拡張パック「スカイレジェンド」ムービースペシャルパック「名探偵ピカチュウ」のレビューを書かせて頂きます。

    最近のポケモンカードは毎月新しい拡張パックが発売していますが、2019年4月はなんと1月に3タイトルも新発売するというこれまでに類を見ないほどの販売ペースとなりました。3週間前に強化拡張パック「ジージーエンド」のレビューを書いたのが、つい昨日のことのようです(笑)

    とはいえ、これから紹介する「スカイレジェンド」&「名探偵ピカチュウ」に収録されているカードの中には、現環境へ大きな影響を与える可能性があるほど強力なものもいくつか含まれているので目を離せません。新登場したカードの中でも、特に影響力が高いであろうカードを中心に紹介していきます。


    ■「スカイレジェンド」&「名探偵ピカチュウ」でのオススメのカード・気になっているカードを教えてください!
    ビクティニ
    「ワザ:ビクトリーサイン」によって自分の山札からそれぞれ違うタイプの基本エネルギーを2枚まで自分のポケモンに好きなようにつけることができるため、色々なタイプのポケモンをアタッカーとして採用したいデッキにとっては、容易くエネルギーを加速する新たな手段として使いやすい存在になると思います。そのためにビクティニへ炎エネルギーをつけなければいけないという制約はありますが、闘タイプのようにエネルギーの加速手段が乏しいデッキにも組み合わせることができるので、これから様々なデッキタイプを構築する上で一役買ってくれるカードになり得るでしょう。

    また、「スカイレジェンド」のパッケージを飾っている<ファイヤー&サンダー&フリーザーGX>とも組み合わせやすいカードです。<エネルギースピナー>や<トキワの森>と合わせて使うことで小回りがより効くようになるので、様々なアプローチを試してみましょう。

    ユキメノコ
    とてもわかりやすい形で、現環境の中心にいる<レシラム&リザードンGX>へ対抗しやすいポケモンが登場しました。

    「ワザ:うらみのといき」はこのポケモンにダメカンを7個まで乗せ、乗せた数×20ダメージを相手のバトルポケモンへ与えることができるので、HPが270のレシラム&リザードンGXは弱点を突かれ280ダメージを受けて1撃で倒されてしまいます。このワザはユキメノコにダメカンが1個以上乗っている状態でも、ダメカンを7個まで乗せて最大140ダメージまで与えることができるのも覚えておきたいテクニックです。例えば<レインボーエネルギー>を使ってユキメノコがワザを使う時によく起こりそうなシチュエーションですね。その場合は、相手へダメージを与えた後にユキメノコもきぜつしてしまうので、使うタイミングには気を付けましょう。

    また、「ワザ:こごえるかぜ」も相手のバトルポケモンへ40ダメージを与えながら、ねむり状態にさせることができる強力な効果を持っているので、炎タイプのポケモンを相手にした時以外にも役立つ時があると思います。


    フリージオ
    「ワザ:カチカチロック」は相手のバトルポケモンに10ダメージを与えながら、次の相手の番に相手は手札からグッズを出して使えないという、単純そうに見えてとても強力な効果を持っています。XYシリーズで常に環境の中心に居座り続けた<ガマゲロゲEX>を思い出された方も多いと思われます。

    しかし、ガマゲロゲEXと大きく違う点はワザを打つために水エネルギーをつけなければいけないところにあります。<ダブル無色エネルギー>によって「ワザ:ブルブルパンチ」を容易く打てたガマゲロゲEXとは違って、フリージオは様々なデッキにとりあえず1枚入れてみようということは現状では正直やりにくいです。

    とはいえ、このカードが「スカイレジェンド」で登場したということは、今後大きな影響をどこかで与える可能性を持ち合わせていると私は考えています。忘れたころにやってくるグッズロックによる束縛の効力はとてつもないので、フリージオというカードの存在は常に頭の片隅に置いておきましょう。

    ケルディオGX
    「特性:ホーリーハート」は相手の「ポケモンGX・EX」からワザのダメージや効果を受けないという、アローラキュウコン(<SM2+>&<SM8b>)の「特性:ひかりのけっかい」や<フーパ(SM3+)>の「特性:バンデットガード」と同じ効果を持っています。これらの効果が現環境でとてつもなく強力であるということは、最近のフーパの活躍を見れば明らかでしょう。

    「ワザ:ソニックエッジ」は相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算せずに110ダメージを与えられるため、先ほど例に挙げたGXポケモンからのワザをシャットアウトする効果を打ち消してダメージを与えることができます...が、この110ダメージというのがとても絶妙なデザインによって設計されています。<ボルケニオン>の「ワザ:こうねつばくは」で相手のバトルポケモンへ適切にダメージを与える難しさをイメージすると、このワザの使い方が難しいことはよくわかると思います。また、ワザを使うために必要なエネルギーが水水無と少しだけ打ちにくいようにできています。

    そして、「GXワザ:かくごのつるぎGX」は相手のベンチポケモンの数×50ダメージを相手のバトルポケモンへ与えるという、<ルガルガンGX(SM2L)>の「GXワザ:デスローグGX」や<シルヴァディGX>の「GXワザ:リベリオンGX」と同じ効果を持っています...が、このGXワザの場合はこれまたエネルギーが水水無と少しだけ打ちにくいようにできています。

    しかしながら、水タイプでこれだけ強力なポケモンが登場したということは、現環境へ大きな影響を与える可能性が高いです。とりあえずケルディオGXを使ってみたいという方は、<ヌオー(SM6a)>や<フリーザー(SM9)>と組み合わせるところから始めてみましょう。

    カプ・レヒレ
    最初はこのカードを見た時に大して驚きはしなかったのですが、「ワザ:ネイチャーウェーブ」の効果を見てみるととんでもないことが書いてありました。

    このワザは相手の場に「ウルトラビースト」がいるなら、無エネルギー1個で使える。

    現環境では様々なウルトラビーストのポケモンたちがあらゆるデッキで活躍しています。特にチャンピオンズリーグ2019 京都大会以降だと<アーゴヨン>と<ズガドーンGX>を使ったデッキが再び台頭してきたということもあり、このカプ・レヒレの登場にはとてつもないインパクトがあります。また、<フェローチェ&マッシブーンGX>や<ズガドーン>や<マッシブーン>といったウルトラビーストのポケモンたちを採用しているデッキタイプも散見されるので、そういった相手にこのカプ・レヒレは強力なアタッカーになってくれます。

    相手のデッキタイプやプレイングによって強さが変わってしまうといった懸念点はありますが、ここぞという時に強い光を放つカードでもあるので上手く使いこなしてみましょう。

    デンジュモク
    「ワザ:スリーミラーズ」は雷エネルギー1枚で、相手のバトルポケモンへ30ダメージに加え、相手のサイドの残り枚数が3枚ならさらに90ダメージを追加で与えられるため、低コストで合計120ダメージもの与えられる特徴を持っています。これは<マッシブーン>の「ワザ:スレッジハンマー」に近いものがありますが、違う点は相手のサイドの残り枚数が3枚というところ。

    現環境では様々なTAG TEAM GXポケモンが活躍しているため、相手の残りサイド枚数が3枚になりやすいと考えています。そのため、このデンジュモクは既存の<ピカチュウ&ゼクロムGX>や<ライチュウ&アローラライチュウGX>とも相性が良いので要注目です。雷タイプであるため、<エレキパワー>と<サンダーマウンテン◇>の恩恵を受けられるのも押さえておきたいポイントですね。

    また、「ワザ:シグナルビーム」も相手のバトルポケモンへ50ダメージを与えながら、こんらん状態にさせることができる強力な効果を持っているので、様々なデッキタイプに対して役立つ時があると思います。

    ファイヤー&サンダー&フリーザーGX
    「スカイレジェンド」のタイトルパッケージを飾っているポケモンです。TAG TEAMというかタッグチームという言葉を見ると2匹で1組をイメージすると思われますが、3匹以上でもタッグチームという言葉で表すことができるようですね。調べてみたところプロレスなどではそういった表現をよくするようです。私もこのカードを見て初めて知りました(笑)

    伝説の鳥ポケモンが3匹集まってタッグチームを組んだということで、カードデザインとしてのスケールも規格外のものです。HPはなんと300もあり、これまでたねポケモンで最大のHPを持っていた<コイキング&ホエルオーGX>と並びました。

    「ワザ:トリニティーバーン」は炎水雷無という難しいエネルギーの制約を必要とするも、相手のバトルポケモンへ与えられるダメージはなんと210ダメージ...これはほとんどのTAG TEAM GX以外のGXポケモンを1撃で倒すことができる威力です。

    そして、「GXワザ:スカイレジェンド」はこのポケモンについているすべてのカードを自分の山札に戻して切り、追加で炎水雷エネルギーが1個ずつついているなら相手のポケモン3匹にそれぞれ110ダメージを与えるという、まるで3匹の伝説の鳥ポケモンたちが相手のポケモンたちに対して勇敢に戦いどこかへ飛び去ってゆくようなドラマティックなデザインとなっています。

    エネルギーの制約が厳しいため使いこなすのは難しいかもしれませんが、巧みに使いこなすことができればとてつもなく強力なカードになり得るので、興味を持った方は是非チャレンジしてみましょう。先ほど紹介した<ビクティニ(SM10b)>の他にも、<ボルケニオン>や<カプ・コケコ◇>や<溶接工>などが組み合わせやすいカードだと思います。

    メタモン
    こちらは「名探偵ピカチュウ」に収録されているカードです。

    「ワザ:どこでもコピー」は相手の場のポケモンが持っているワザを1つ選び、このワザとして使う(選んだワザに必要なエネルギーがこのポケモンについていなければこのワザは失敗)という非常にトリッキーな効果を持っています。

    似たようなワザとして真っ先に思い出すのは<ゾロアークGX>の「GXワザ:トリックスターGX」でしょうか。ゾロアークGXの場合は悪エネルギーが2枚ついていればどんなワザでもそれだけでコピーをすることができましたが、メタモンに関してそうはいきません。相手のコピーしたいワザに必要なエネルギーをしっかりとつけていないとワザが使えないのです。

    しかし、このメタモンはGXポケモンとは違い<カウンターエネルギー>の恩恵を受けることができるので、カウンター戦法を得意とするデッキタイプにとっては、新たな戦術を取り入れることができるポケモンになってくれると考えています。また、HPが60のため<ウツギ博士のレクチャー>で山札から持ってこられるカードでもあることも覚えておくと役立つ時が来るかもしれません。

    ノーマルZ たいあたり&ヒコウZ エアスラッシュ
    ずっと昔からポケモンカードを続けている方には伝わると思いますが、ポケモンのどうぐでワザマシンのようなカードが久々に登場しました。

    ノーマルZ たいあたりは「ワザ:たいあたり」を持つポケモンが「GXワザ:ダッシュアタックGX」を使えるようになり、ヒコウZ エアスラッシュは「ワザ:エアスラッシュ」を持つポケモンがダイブクラッシュGXを使えるようになるという効果を持っています。

    「GXワザ:ダッシュアタックGX」と「ワザ:エアスラッシュ」のインパクト自体はそこまでないかもしれませんが、大事なのは「ワザ:たいあたり」や「ワザ:エアスラッシュ」を持つポケモンが今後これらのGXワザを打てる可能性ができたということです。GXワザを打つために必要なエネルギーの制約も無無無無とやや厳しめですが、例えばこのワザを打つポケモンが<トリプル加速エネルギー>をつけられるとしたら、そのハードルは容易くクリアできてしまいます。

    また、これらの2つのカードが登場したことで、今後もこういったZクリスタルを元にしたデザインのポケモンのどうぐが登場する可能性があるとも考えられるので、あらゆる意味合いでこれからが楽しみになるカードです。

    ブリザードタウン
    おたがいの場の残りHPが40以下のポケモンはワザが使えないという、<エーテルパラダイス保護区>や<無人発電所>のように能動的な効果を持ち合わせているスタジアムですが、このカードの存在を頭の中に入れておかないとゲームの大事なところで相手に詰まされてしまうような恐ろしさがあるカードです。

    相手からのワザのダメージをギリギリ耐えることができたとしても、ブリザードタウンを出されてしまったことでワザを打つことができずに何もできなくなるというシチュエーションを想像することは案外難しくありません。特に<レシラム&リザードンGX>のようにダメージを耐えて「ワザ:げきりん」で返すような戦法であるならば、ブリザードタウンというカードは無視できないものになり得ます。ここに<リセットスタンプ>を打ち込まれてしまうと尚更手厳しいものになります。

    そういった時でもちゃんと他のスタジアムを出して割り返す、または<マーシャドー(SM9a)>の「特性:リセットホール」や<フィールドブロアー>などでブリザードタウンを割るといったルートを辿って相手へ抗えるように、構築段階から実際のプレイングにおいてしっかりと意識しておきましょう。


    ■「スカイレジェンド」&「名探偵ピカチュウ」の発売により評価が上がったカードありますか?
    チェリム
    今回の記事では紹介しませんでしたが、「スカイレジェンド」に収録されている<モクロー&アローラナッシーGX>の「ワザ:スーパーグロウ」によって、突然チェリムを場に出すことが可能になりました。

    現環境では炎タイプのデッキが多大な影響を及ぼしているため、草タイプのデッキで戦いたいのならばチェリムの「特性:おてんきガード」を活かしてみるのも良いと思います。

    ユニットエネルギー草炎水
    ユニットエネルギー雷超鋼>&<ユニットエネルギー闘悪妖>と比べてあまり使われることがなかったカードですが、今回紹介したカードたちとはとても相性がよいものが多いです。

    今後はこれまで以上にユニットエネルギー草炎水を採用したデッキを見かけるようになると思います。

    トリプル加速エネルギー
    今回の記事で紹介した<ノーマルZたいあたり>&<ヒコウZ エアスラッシュ>とも相性がよいカードですが、「スカイレジェンド」には他にも<バクーダ>や<アーゴヨンGX>や<ベロベルト>や<シルヴァディ>など、トリプル加速エネルギーと相性がいいカードが沢山あります。

    トリプル加速エネルギーはこれまでも強力なカードでしたが、「ジージーエンド」の時と比べると今回のパックではより強力なカードになったように感じました。


    ■「スカイレジェンド」&「名探偵ピカチュウ」の発売により、どのように環境が変化していくと思いますか?
    ご存知の方も多いと思いますが、2週間前に行われたチャンピオンズリーグ2019 京都大会では<レシラム&リザードンGX>デッキが猛威を振るい、上位に入賞したデッキの大半を占めただけではなく、ジュニア・シニア・マスターの各リーグでそれぞれ優勝するという強烈なインパクトのある結果を残しました。これまでの環境は間違いなく炎タイプのデッキが中心となっていたと感じます。

    そこに強力な水タイプのポケモン達が「スカイレジェンド」と「名探偵ピカチュウ」で登場したことで、現環境に大きなテコ入れがされました。このまま炎タイプのデッキが環境の中心に居座り続けるのか、はたまた水タイプのデッキが台頭してくるのか、もしくはそれ以外のデッキタイプが新たに登場するのか...

    私たちが新たな元号である令和を迎えるとともに、ポケモンカードにおける環境も新たな時代を迎えます。ゴールデンウィークが終わる頃にはどのように環境が形成されているのか...とても楽しみですね。


    最後に「ジージーエンド」で一番好きなカードを教えてください!
    アーボック/マタドガス/ムサシとコジロウ
    一番好きなカードというお題に対して3枚のカードを挙げるのは適切ではないのですが、このカードたちは特別です。

    ずっと昔からポケモンをやってきた私たち世代のポケモントレーナーにとっては、ムサシとコジロウのポケモンといえば「アーボックとマタドガス」だとイメージすることが多いと思います。今の子どもたちからしてみるとあまりしっくり来ないかもしれませんが、このアーボックとマタドガスとムサシとコジロウとの関係はずっと一緒にいるニャースのように特別なのです。よくわからない人は初期のアニメポケモンを見て下さい。

    そのアーボックとマタドガスがムサシとコジロウたちと別れるお話が放映された時は、あまりにも衝撃的過ぎて当時中学1年生だった私は悲しくなって涙を流しました。詳しくは「ロケット団!みだれひっかきでサヨウナラ!」で調べてみて下さい。これは2002年の出来事になります。

    それから17年の時を経て、ムサシとコジロウがサポートとしてポケモンカードに登場しただけではなく、アーボックとマタドガスがムサシとコジロウのポケモンとして登場...しかも、「ワザ:ロケットテール」と「特性:ホワイトホール」には、しっかりとムサシとコジロウとのシナジーがあります。

    カードリストが公開されたタイミングでこの3枚のカードを目にした時には、ムサシとコジロウがアーボックとマタドガスと一緒にまた戦っているという事実があまりにも衝撃的だったため、気が付けば昔の自分が流した涙とは違う涙が流れていました。

    ムサシとコジロウのように時代を超えても再開できるような強い絆で結ばれている相棒を、自分も大切にしていきたいと思いました。

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