Kouの「ぼうけんノート」第六回 | ポケモンカードゲーム | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

Kouの「ぼうけんノート」第六回 | ポケモンカードゲーム

ポケモンカードゲーム 遊々亭Blogです。遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、ポケモンカードゲームに関する情報を配信していきます。Twitterでも情報配信中です!
遊々亭@ポケモンカードゲーム担当アカウント@yuyuteiPokemon 遊々亭公式アカウント@yuyuteiNews
 

Kouの「ぼうけんノート」第六回

posted

by Kou

この「ぼうけんノート」は、僕がポケモンカードを始めた頃の話を書いています。

第六回を読んでいただく前に、第一回から第五回まで、是非お目通しください。

今回の話で使われる主なカードを紹介します。
デオキシスexa.jpg デオキシスex(アタックフォルム)
HP110 超
ポケパワーフォルムチェンジ
このパワーは、自分の番に1回使うことができる。自分の山札から「デオキシスex」を1枚選び出し、このポケモンと入れ替える(ついているカード、ダメージカウンター、受けている特殊状態・効果などは、すべてそのままで、このポケモンは、入れ替えたカードのポケモンになる)。その後、このカードを自分の山札にもどし、その山札を切る。「フォルムチェンジ」は、自分の番の中で1回だけ。

超無無 サイコバースト 50+
のぞむなら、自分のエネルギーを2個トラッシュしてよい。その場合、相手のエネルギー×20ダメージを追加する。
デオキシスexd.jpg デオキシスex(ディフェンスフォルム)
HP90 超
ポケパワーフォルムチェンジ
このパワーは、自分の番に1回使うことができる。自分の山札から「デオキシスex」を1枚選び出し、このポケモンと入れ替える(ついているカード、ダメージカウンター、受けている特殊状態・効果などは、すべてそのままで、このポケモンは、入れ替えたカードのポケモンになる)。その後、このカードを自分の山札にもどし、その山札を切る。「フォルムチェンジ」は、自分の番の中で1回だけ。

超無無 サイコシールド 50
次の相手の番、自分は、相手のポケモンexのワザによるダメージや効果を受けない。
ボーマンダex.jpg ボーマンダex
HP160 無色
ポケボディードラゴンフロート
自分のポケモン全員(ポケモンex、ベイビィポケモンは、のぞく)のにげるに必要なエネルギーは、すべてなくなる。

炎無 かえんひこう
相手のポケモン1匹に、弱点・抵抗力に関係なく、40ダメージ。

炎水無無 ぐれんのほのお 120
自分のエネルギーを2個トラッシュする。
メタグロス.jpg メタグロス
HP100 超
ポケパワーちょうでんじゆうどう
このパワーは、自分の番に1回使うことができる。自分のトラッシュから、超エネルギーまたは鋼エネルギーを1枚選び出し、自分のバトルポケモンにつける。その後、そのエネルギーをつけたポケモンに、ダメージカウンターを1個のせる。このポケモンが特殊状態なら、このパワーを使うことはできない。

超無 リンクブラスト 70
自分と相手のエネルギーの数が違うなら、このワザのダメージは「40」になる。
ヌケニン&テッカニン

ポケモンカードを始めて1年半、公式大会に参加して1年目。僕は、バトルロード☆サマー2004の準決勝まで勝ち進んでいました。
始めて公式大会に参加した時に見つけた目標「勝利のオーブ」は、準決勝まで勝ち進んだ事で、入手確定しました。

自分を信じ、毎日練習を続け、諦めなかった事で目標に届いた事は、その場で飛び上がりたいくらいに嬉しかったです。
...が、すぐにまた新たな目標が出来てしまいます。
この表彰状の順位を「1位」にしたい。具体的にはバトルロード☆サマーを優勝したい。

準決勝の対戦相手は、当時中部地区を席巻していた最強の兄弟の弟の方でした。
オーディエンスは完全に向こうの味方、生まれて初めて感じた空気。すなわち「僕の勝利を期待していない空気」。
僕が何かを言う前に、言う言葉を遮られるような実力、実績の差を感じる。今日...いや今まで戦ってきたどの対戦相手よりも強い気迫...

ここで押されたら...僕は戦う前に負けてしまう。気持ちでは絶対に負けてはいけない。
怖くても、相手が格上だとしても、自分の組み立てた戦略を信じて前へ進め!自分に言い聞かせる。

互いにデッキをカットして、手札を引いて対戦の準備を始める。
僕の初手はかなり安定して強い初手でした。
ジラーチ(PCG2)をバトル場、デオキシスex(アタックフォルム)をベンチに出して、サイドを並べる。
先攻取れば、たとえ相手が悪魔だとしても、僕の戦略を押し通すことは可能なハズなんだ。
デオキシスexに1枚のエネルギーを付ける。それを何としても成立させる。

互いに準備が終わったのでじゃんけんをする。
このじゃんけんを気合いで勝ったので、僕は迷わず先攻を宣言する。

対戦前にお互いに握手をする。手汗が止まらない。怖い。怖いに決まってる。
それでも向き合わないといけない...この戦いから逃げたら、僕は...僕には何が残るんだ?赤点とつまらない高校生活か?
逃げない、逃げちゃいけない。勝ちたい。いや、勝つ。
考えれるすべての事を考えて、この戦いに勝利するんだ!

対戦開始!
コールと共に相手と僕がバトルポケモンをオープンする。

相手のバトル場には「ツチニン(ADV3)」がいました。

??正直に言ってよくわからなかった。ツチニンって何してくるんだって??
...先攻宣言しているので、わからんなりにも自分でゲームを作っていくしかない。

僕はジラーチのポケパワー「ほしのねがい」を使い、デッキの上から5枚を見て、「ダンバル(ADV4)」を手札に持ってくる。
ダンバルをベンチに出して、デオキシスexに基本超エネルギーを貼り、ターンを渡す。

相手はツチニンを並べ、「ツメのかせき」をベンチに置きました。
その時相手のデッキの正体に気が付きました。
これは...eゲンガーの頃からあった「殴って引っ込む」デッキだ。
「テッカニン(ADV3)」がそんなワザ、能力を持っていた気がした...正直実戦経験ゼロだ。知らねえよ。

僕に出来ることは「エネルギーを付けて殴る」...それだけだ。
それだけを愚直にやろう。知らねえなら覚悟を決めよう。今は迷っている時ではない。
速攻は僕に出来る最高の戦略なんだから、ひたすら攻めよう!

先攻2ターン目の僕の番で、デオキシスexとベンチに「メタグロス(PCG2)」が成立する。
成立したのなら僕はただ行くだけ。サイコバーストで相手のかせき軍団を壊していく。

相手のペースはイマイチ遅く、かせきを手札から出してくるだけのターンがしばらく続く。

対戦の途中で気が付いた。
そうか...今日の大会は前回の大会に続いて「コンボデッキ」が主流だったんだ。
「カメックスex+レアコイル+エネコロロ」や「バシャレック」や「マグマ団」は、かせきを壊し始める事が遅く、テッカニンの攻撃が間に合ったんだ。
だから相手は勝ち上がってきたんだ。...これは相手が遅いんじゃない。僕が速いんだ。

てことは相手にとって僕の速さは想定外のハズだ。
それなら僕は迷わずにひたすら攻める。
デオキシスexだけではなく、メタグロスにも化石破壊に参加してもらう。攻める攻める。
しかし流石に最強の弟、簡単に勝たせてはくれない。僕のポケモンも気絶する、相手も化石が無くなり、ヌケニンが無くなり、もう後が無い。
この足を止めての殴り合いに勝った方が、このゲームの勝者だ!互いに理解していたと思いました。

タイムアップ寸前の僕のラストターン、僕のドローは「ポケモンリバース」でした。(現在の<ポケモンキャッチャー>)
これを当てて、相手ベンチのツチニンをバトル場に呼び出せば勝ち、勝ち、勝つんだ!!
天に届くほど高くコインを打ち上げる。互いに声が出る。「当たれ!」「外せ!」

こんなに重いコイントスが存在するのか...相手と僕の声が今でも思い出せる。
...コインはオモテでした。指をさし、相手のベンチのポケモンを指定する!

長い戦いにピリオドを打つサイコシールドで勝利!

ボーマンダex
僕は立ち上がって喜んでいた。うなだれる対戦相手に気を遣う余裕もなく、自分の仲間のオーディエンスに向かって両手を振って喜んでいた。
仲間の一人がジェスチャーで伝えてきた。「対戦相手を見ろ」と。
振り向いた相手は、下を向き、うなだれ、こちらに目を合わせることなく、手を差し伸べて握手を求めてきた。
僕は両手で相手の手を取って握手をした。
その相手の手を取った時にようやく気が付いた。
いくら経験豊富、百戦錬磨の選手でも、戦いは怖いし敗北は悔しいし...勝利は嬉しいんだ。
そうか...これが真剣に向き合ってきた者の手なんだ。
今日、たった今から、彼を...敗者を背負って戦っていくんだ。それが勝者が敗者に出来る礼儀なのだろう。

最強の弟を倒した後、当然のことながら僕の決勝戦の相手は最強の兄でした。
準決勝、隣の卓でさっさと勝利した兄は、弟の敗北を意外そうな顔で見ていた。

そうか、今日の僕の超えるべき最強の壁は彼なんだ。
もっとも強いからラスボスなんだ。あたりまえじゃないか。

ここまで色んな戦いがあった。
始めた頃のPCNジム、佐野、身近な仲間たち、バッファローマン、そして弟。
次の相手は今までで間違いなく最強の相手だ。
実績、経験ともに僕が勝てる要素は全く無いのだが...
それでも何だか...不思議と怖くは無かった。

それは弟を倒した事で僕に勢いがあるとかそういう事では無くて...
もっと具体的な勝算...まだ確信を持っているわけではないが恐らくは...

二人は普段から兄弟で練習しているのなら、兄貴のデッキもスローペースのコンボデッキじゃないのか?
それなら僕の速さで押し切れるはずではないか?もしかしたら...

そんな事を考えていたら対戦場所の移動を促される。
あ、そうか。決勝戦はステージの上で衆人環視の元で行うのね。
いいじゃない...みんなの前で、空気読まずに勝ってやろうじゃないか...!
ここで最強に勝利して、外野も僕の中の緊張も全て黙らせてやる!


席について、対戦の準備を始める。互いにたねポケモンをバトル場に一匹だし、じゃんけんをする。
相手のデッキはまだわからないけれど...先程の僕の読みが正しいのならば、先攻を取るべきだ。...先攻が欲しい。
気合いを込めてじゃんけんをする!...勝ち。運は確実に僕にある!この幸運手放すものか。集中するんだ!

17年の僕の人生の中で使ったことのない神経を使っているような集中。
高校受験や馬術の大会など、緊張する場面は沢山あったが...
こんなにも「勝ちたい」と思ったことは無かった。勝ちたい...勝って未来を変えたい。

握手をして対戦開始。

バトルポケモンをオープンする。
僕はデオキシスex(アタック)
相手はタツベイでスタートする。
...タツベイってことはボーマンダexか。
て、ことは...対戦前に感じた予感は的中しているのではないのか?
これはスローペースデッキの可能性が高い...

格下の僕に悩んでいる時間は無い。自分の戦略を最短距離で押し切るべきだ。

第一ターンで定石通りデオキシスexの「フォルムチェンジ」を使って、サイド飛びを確認する。
...あまりのサイド飛びに思わず笑ってしまう。
デオキシスexのディフェンスフォルムがサイドに飛んでいる。
これは...やばいぞ...戦略の軸になっている「サイコシールド」でのガードを上げてのゴリ押しが出来ない...
ついでにジラーチもサイドだから、カードの引きを安定させることが出来ない。やばすぎる。

手札を見直してしばらく考えてみる。
手札のエネルギーは二枚。第三ターンまでにもう一枚のエネルギーを引くことが出来たら、デオキシスexのワザに必要なエネルギーが溜まる。
エネルギーを貼って殴る。バトルロード☆サマーの決勝戦で僕に出来た最善手は、ただそれだけでした。

エネルギーを貼ってターンを渡す。

相手もエネルギーをタツベイに貼ってターンを終える。

僕は第二ターンでも、デオキシスexにエネルギーを貼る。ターン終了。

相手の第二ターンで<ふしぎなアメ>からボーマンダexに進化されたら非常にマズイ。崩す手段が無いからだ。
祈る。頼むから止まっていてくれ...
祈りは通じた。タツベイはコモルーに進化した。

僕の第三ターン、<TVレポーター>から基本超エネルギーを引くことに成功する。
ここでデオキシスexが攻撃できる準備は整ったのだが...
次の相手の番でボーマンダexからのぐれんのほのおを喰らってしまったら、相手にペースを握られてしまう...
サイコシールドがない僕が頼れるのはやっぱり...ポケモンリバースだけだった。

エネルギーのついたコモルーを呼び出して倒すことが出来たら、一気に流れを引き込める。
気合いを込めてコイントスをする。当たれ!
流れは挑む僕にある!オモテだ!コモルーを指定する。

「サイコバースト」でコモルーを倒し流れを呼び込む。
この勝負でのポイントは完全にこの地点でした。

僕はワープポイントを駆使して、四ターン、五ターン、六ターンと「ポケモン倒してサイドを取る」ことに集中する。
デオキシスex(ディフェンス)をサイドから救出したいから攻め立てたが...引くことが出来ない!

相手は六ターン目にボーマンダexが三枚のエネルギーを付けて「ぐれんのほのお」を使い、僕のデオキシスを一撃で倒す。

僕は二枚目のデオキシスex(アタック)の「サイコバースト」でボーマンダexに90ダメージを当てる。
もう殴り続ける覚悟を決めたのだ。前に行こう!

返しで僕はデオキシスexを失うものだと思っていたのだが...相手の様子がおかしい。
どうやら「ブーストエネルギー」が手札に無いor僕のベンチのメタグロスの「リンクブラスト」でボーマンダexが倒れるのを嫌っている様子。
相手はワープポイントでバトル場のボーマンダexをベンチに引っ込ませ、エネコロロに「超古代のわざマシン岩」を付けてワザを使う。
わざマシン岩.jpg 超古代のワザマシン[岩]
無 ストーンジェネレート
相手の「進化ポケモン」全員の上から「ポケモンのカード」をそれぞれ1枚ずつはがし、退化させる。はがしたカードは、相手プレイヤーの手札にもどす。

このカードは、自分の進化ポケモン(ポケモンex、名前の前に「〜の」がつくポケモンは、のぞく)につけて使い、自分の番の終わりにトラッシュする。
このカードのワザは、このカードをつけているポケモンの持っているワザとして使うことができる。
ポケモンex、または名前の前に「〜の」がつくポケモンについているなら、このカードをトラッシュする。

僕のベンチには2匹のメタグロスがふしぎなアメで育っていて、それを手札に戻される。
相手は僕のメタグロスがもう育たない読みでワザを使ってきたのだろう。
しかし...本当に幸運な事に、僕はふしぎなアメを二枚持っていた。そして...こちらも「超古代のわざマシン岩」を持っていた。
ワープポイントで前に出たダンバルをメタグロスに進化させ、わざマシン岩を付ける。そしてワザを使う。

退化したボーマンダexを倒して五枚目のサイドを取る!あと一枚で僕の勝ちだ!

相手のターンの挙動に全ての神経を注ぐ。
現状の相手の盤面の全てのポケモンを一撃で倒せる可能性が僕のデッキには有ったからだ。
相手のベンチのタツベイが、ふしぎなアメでボーマンダに進化されることが僕の負け筋だ。

頼む!もう何もしないでくれ!さっさとワザを使ってくれ!
悩んでもいいけど何もしないでワザを使ってくれ!
祈りが声に出そうになる。
相手は<学習装置>が付いていたタツベイをボーマンダexに進化させ、ブーストエネルギーを付ける。そして...

「ぐれんのほのお」

ワザを使われメタグロスがきぜつする。ありがとうメタグロス。あとは俺が何とかする。

残りのデッキは7枚。その中にある「ちからのかけら」を引き込めば僕の勝ちだ。
ちからのかけら.jpg ちからのかけら
このカードをつけているポケモンのワザが、バトルポケモンにダメージを与えるとき、そのダメージは「+10」される。このカードをつけているポケモンがワザを使った番の終わりに、このカードをトラッシュする。

ポケモンのどうぐは、自分のポケモンにつけて使う。すでにポケモンのどうぐをつけているポケモンには、つけることができない。

カードを引く。引いたカードは<地底探検隊>だった。あの日の地底探検隊だ。
少し考えてから地底探検隊を使う。デッキ下から4枚をチェックする。

その中に「ちからのかけら」があれば勝利。
4枚並べて確認する。ちからのかけらは...あった。

直後...時間にして2秒ほど、何の音も聞こえないし、何も目に入らない白い時間を感じた。

...音と色が蘇ってくる。

と、同時に勝利を確信する。

僕は仲間たちに親指を寝かせたガッツポーズを送ってから、改めて相手に向き合う。
僕は「ワープポイント」を使う。相手はしばらく考えてから、ベンチのノコッチをバトル場に出す。
相手のノコッチを確認して、僕はベンチのメタグロスをバトル場に出して「ちからのかけら」を使う。

この一撃が僕の未来を切り裂く!「リンクブラスト」!

勝った!僕の勝ちだ!!
あまりにも嬉しかったので、椅子から立ち上がり観客席に向けて吠えてしまった。

対戦相手と握手を交わし、検討をたたえ合った。
相手が強く無ければ勝つ価値は無かっただろう。最強の相手だったから心底嬉しかったのだ。

そして...あらためて自分のデッキに目をやる。
ありがとう僕のポケモン達。本当にありがとう。
僕はカードが折れないギリギリの力でデッキを強く握った。

そして...

僕は目標にしていた「勝利のオーブ」に選ばれたポケモントレーナーになることが出来ました。
さらに日本一決定戦への参加権利を獲得しました。
さらにさらに第一回ポケモンワールドチャンピオンシップスの招待選手にも選ばれました。

人生の角度が急すぎてビックリする。

一年前は馬房で泥にまみれて泣いていたのに、今年はアメリカでディズニーリゾートとは...
パスポートも持っていないし、英語は中間期末合わせて0点くらいの勉強嫌いがアメリカに戦いに行くとは...

僕は17歳になってようやく気が付いた。
チャンスはどこにでも転がっている事を。

そしてそれは...案外何でもいいことなのかもしれない。

高校一年の三学期の挫折が無かったら、僕はポケモンカードをやっていなかっただろうし。
僕がポケモンカードをやった理由は、ただ目の前にあったからだ。
目の前にあったものを、ただ真剣にやってみただけだ。
つまり...格好いい言い方をするなら「運命」って奴だろうが、僕らしい言い方をするなら「偶然」だろう。

その「偶然」は「幸運」に限りなく近いだろう。
でも普通に生活していると、幸運は気が付かずスルーしてしまいがちなんだよな...
現実はゲームのアイテムみたいに幸運が光っている事は無いしね。

僕は心からこの偶然に感謝している。
ポケモンカードに出会えた偶然に感謝している。
心から負けたくないと思えるライバルに出会えた偶然に感謝している。
我が魂と言える象徴のポケモン「レックウザ」に出会えた偶然に感謝している。

でもそれらは実は偶然なんかじゃなく、あの頃の僕が重ねた努力の「必然」だったんだと思います。

偶然は幸運になり、それは努力で必然に変わる。

難しいし、わかりにくいけど...多分...僕はそう考えています。

僕はこれからもポケモンカードをプレイし続けるだろう。
しかし、30歳を過ぎて仕事もプライベートも忙しくなり、全くポケモンカードに触らない日も少なくないです。
プレイのスタイルは生活の水準と共に変化し続けるとは思うが、それでも僕は僕自身の夢を諦めたくはないです。
僕が40、50、60、70と、歳を重ねていっても、世界一のポケモントレーナーを目指したい。
その中で、これから冒険に出かけるポケモントレーナーの模範になれれば最高に幸せです。

僕の「ぼうけん」はこれからも続く。
生涯賭ける夢がある人生、なかなか素敵とは思いませんか?


これから先で出会う人、これまで出会った人、ここまで「ぼうけんノート」を読んで頂いたすべての人に感謝しています。
心から...ありがとうございました!
...七回があるとしたら、2004第一回ポケモンワールドチャンピオンシップスの事を書きます。
どうかゆっくり待っててください!

第71回 あなたにストーンギフト!「大会レポート(61) リザードンex」

by もっさ

READ MORE

新弾デッキ紹介「サーナイトex」【もっさ】

by もっさ

READ MORE

ポケカブ!第59話「シャリタツ&ヘイラッシャ」【まーにん】

by まーにん

READ MORE

買取強化カード紹介!!(6/27)

by -遊々亭- ポケモンカード担当

READ MORE

販売ランキング【スノーハザード】編

by -遊々亭- ポケモンカード担当

READ MORE