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『第15回あなたにストーンギフト!「大会レポート(10) オリジンパルキアVSTAR」』

posted 2022.08.09

by もっさ

『第15回あなたにストーンギフト！「大会レポート(10) オリジンパルキアVSTAR」』

ごきげんよう、もっさ（＠Mawssa2000）です。
今回は＜＞のデッキを使って80人規模の大会でベスト8という成績を残せたためその大会レポートを執筆いたしました。
使用動機は一つ、「環境トップだから」です。
とはいえ、環境トップ故対策が必須となっているデッキである故、パルキア側にも細かいデッキのチューニングが要求されると考えていますし、BO3という形式を考慮すれば様々なアプローチ方法があると生きやすいでしょう。

デッキレシピ

オリジンパルキアVSTAR

プレイヤー：もっさ

=====deckSTARt===== ＠ポケモン- ＜＞*4 ＜＞*3 ＜＞*4 ＜＞*3 ＜＞*2 ＜＞*1 ＜＞*1 ＜＞*1 ＠グッズ-blue ＜＞*3 ＜＞*2 ＜＞*2 ＜＞*1 ＜＞*4 ＜＞*3 ＜＞*2 ＜＞*1 ＜＞*1 ＜＞*1 ＜＞*1 ＜＞*1 ＜＞*1 ＠サポート-orange ＜＞*3 ＜＞*2 ＜＞*1 ＜＞*1 ＜＞*1 ＠スタジアム-green ＜＞*1 ＜＞*1 ＠エネルギー- ＜＞*7 ＜＞*1 =====deckend=====
今回の構築は、ピンで投入しているカードが非常に多く、初動の安定感に寄与するカード（＜＞等）が少なめになってしまっています。
後攻であれば＜＞から安定した展開ができる印象がありますが、先攻であった際に何もできないことが大変多いので＜＞の採用は改めて検討したいところです。
相手が＜＞をプレイしてくれることもあって負け筋に思ったよりならない印象もあります。

また、ミラーマッチに若干の不安があるものの、倒せないと＜＞で手札に帰ってしまう＜＞との対峙が増加する場合はより攻撃的な構築が望ましいと思っています。
JCSは当選していなかったので、その前のCL横浜で練習していた＜＞のデッキの仕様を検討していた時のもので後ほど紹介しますが、やはり＜＞での盤面形成、＜＞の破壊力といった面で上記のようなトレンドのリストにシフトしていくことになりました。

しかし、現海外環境を覗くと、＜＞＋【うらこうさく】のデッキがかなり母数を増やし、上位にもかなり毎大会食い込んできます。
クロススイッチャーとカイで回すタイプのデッキであると、ベンチを絞ってきたアルセウスに対して、＜＞やチェレンの気くばりといったカードで耐久された際に劣勢になってしまう試合も少なくありません。
当然パルキア側も＜＞の前に【うらこうさく】ラインを倒しておいたり、【クイックシューター】を絡めていければ不利という訳では無いとは思うのですが、一歩の遅れやたった数十ダメージ足りないだけで一気に相手の流れになってしまうことがあるでしょう。

更に、以前の記事で紹介したミュウツーVUNIONの流行もあり、やや火力増強の工夫や、＜＞といった相手の手札に干渉出来る札の採用があっても良いのではと思っています。
＜＞に関しては、非ルールデッキの盛り上がり（＜＞＜＞のデザイナーズコンボデッキなど）も要素になるでしょう。

(参考)CL横浜前に使っていたレシピ

オリジンパルキアVSTAR

プレイヤー：もっさ

=====deckSTARt===== ＠ポケモン- ＜＞*4 ＜＞*3 ＜＞*4 ＜＞*3 ＜＞*2 ＜＞*1 ＜＞*1 ＜＞*1 ＠グッズ-blue ＜＞*3 ＜＞*2 ＜＞*1 ＜＞*1 ＜＞*2 ＜＞*3 ＜＞*2 ＜＞*1 ＜＞*1 ＜＞*1 ＜＞*1 ＜＞*1 ＜＞*2 ＠サポート-orange ＜＞*1 ＜＞*1 ＜＞*1 ＜＞*2 ＜＞*1 ＜＞*2 ＜＞*1 ＠スタジアム-green ＜＞*1 ＜＞*1 ＠エネルギー- ＜＞*7 ＜＞*2 =====deckend===== ＜＞が2枚だった時期もあり、＜＞2枚に＜＞まで入っていたことから、CL横浜当日に使用した＜＞＋うらこうさくのデッキではかなりベンチを絞ったところで倒されてしまうというケースが非常に多く、頭を抱えた記憶があります。
本番ではクロススイッチャー型・クイックシューター無し構築が多かったことからアルセウスVSTARが耐えることができ、勝てても勝てなくても、練習でもっときついデッキと対峙していた経験が活かされたと思っています。
今見てみると意地でも逆張りして＜＞と＜＞を採用しなかった自分に喝を入れてやりたいですね。

こうした過去のデッキを見るのはとても楽しいのでおすすめで、特に現在も使用しているデッキタイプであったとしても、その時に採用していたカードがどういった意図で採用していたのかを思い出すのが面白いです。
例えば、当時＜＞への評価が高く、＜＞をあわよくば一撃で倒そうと思っていたので、＜＞が採用されています。JCSでも優勝しましたが、現在もレジギガスデッキはあまり母数が多いわけではなさそうですし、海外大会においても、活躍どころか配信卓でも全く見かけないように思えます。

大会レポート

予選7試合(BO1)、勝ち点15点以上が決勝トナメ(BO3)に進む。

予選

1.vsエテボース+チェリム後攻〇

ポケモンGOのパックが登場してからお手軽に組める事もあり、いわゆるゲーム内のフリー対戦でもある程度見かけるデッキです。
＜＞で2ターン目に＜＞を2面抜きに成功したものの、コインで5回表を出され絶体絶命となりました。とはいえ、サイドから＜＞を拾えたことや、終盤かがやくゲッコウガが2回目の攻撃に成功した点が功を奏したため勝利。

2.vsハピナスV+ミルタンク後攻 ×

回復札をずっと持たれてしまっていたことも敗因ではあるのですが、特性【スターポータル】宣言の後に手貼り先を間違えてしまったことで、お相手の＜＞の影響がもろに出てしまいました。
対ハピナスミルタンクは、相手の特性【かくしふだ】を封じるために相手の＜＞を残しつつ、＜＞を打ったり、＜＞を意識したあえて埋めないベンチ作りを心掛けています。

3.vsれんげきウーラオスVMAX 後攻〇

フーパファイヤーに寄せた＜＞のデッキは海外環境では大きな結果を残しています。更にポケモンGOのパック発売以降、＜＞の登場によって、新しい構築も登場しました。それは＜＞の「ヨガループ」を使いやすくした構築で、こちら側としては、フルムーブ相手では負けるものの、何をするにも＜＞や【うらこうさく】ラインが無ければ相手は動きづらいので、それらを＜＞と＜＞、＜＞で序盤から狙っていき、「ヨガループ」まではいかせないようお祈りをしつつ戦いました。
＜＞もあり、不用意にれんげきウーラオスVMAXに攻撃してもあまり美味しくない印象があるため、ウーラオスに攻撃する際は＜＞を極力絡めたり、モミ発動後の再攻撃のハードルをあげるために＜＞は極力割るようにしておきます。
結果的には勝利しましたが、唐突な「ヨガループ」への恐怖心から＜＞を新たに出さないようにしすぎた気もします。

4.vsアイアントLO 後攻〇

＜＞大活躍でイージーウィン。

5.vsアルセウスVSTAR+そらをとぶピカチュウVMAX 後攻〇

お相手の先1＜＞を割らずにプレイして、こちらが先に攻撃を始められたことが勝因でした。
＜＞があるとアルセウス対面のプランが増えて良いなとこの試合中考えていました。また、このようなデッキは＜＞で基本的に頂への雪道を割るような構築が多いので、【スターバース】を使う為に貼り替えるスタジアムの現物が無いことが多いです。

6.vsアルセウスVSTAR+かがやくリザードン+【うらこうさく】後攻〇

お相手は海外公式大会の実況などをされている有名な方で、デッキもかなり個性的でした。
＜＞が2枚採用されているので、タフなマッチになりそうでしたが、チェレンの気くばりが1枚サイドに行っていたことと、＜＞の段階でサイドをとることができたことが功を奏しました。

7.vsアルセウスVSTAR+ミュウツーVUNION 後〇

同じく＜＞に加えて、＜＞も入っており、ベンチも展開しないので大変厳しいマッチになりました。
また初動で＜＞が置けず、2ターン目の「アクアバレット」からの攻撃スタートでしたが、そのおかげもあって先に2枚サイドを取られることがなく、＜＞と＜＞を絡めてどうにか勝利しました。

よって、予選を6-1で3位通過します。

決勝トーナメント

1.vsミュウツーVUNION+ミルタンク先後 2-0