クワガノンV研究ノート(1)【てつ】 | ポケモンカードゲーム | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

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クワガノンV研究ノート(1)【てつ】

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by てつ

クワガノンV研究ノート(1)【てつ】
どうも、対面ポケカが出来ないストレスをSkypeポケカで発散しております、てつです。
こんな時期だからこそTCG界隈が盛り上がっていって欲しいし、僕もなんらかの形で盛り上げに貢献出来たらいいなと思います!


今回は新弾リストが公開されて1番話題をかっさらっているであろう「あのカード」について、3回にわけて記事を書いて行きたいと思います。
第1回ではカード単体について考察し、第2回、第3回ではデッキレシピを考案していきます。

「あのカード」とは勿論、こちら...!

noimage_front.jpg クワガノンV HP210 雷タイプ
弱点 闘×2 │ 抵抗力 -
にげる 無無無

雷無 パラライズボルト 50
次の相手の番、相手は手札からグッズを出して使えない。

雷雷無 ちょうでんじほう 190
このポケモンについているエネルギーを2個選び、トラッシュする。


ドン!

強い...強すぎる。現代に蘇ったガマゲロゲEXという表現がまさにピッタリなカードテキストです。
XY時代からポケモンカードをやっているプレイヤーにとっては戦々恐々としてしまうこと間違いなしです。


ガマゲロゲEXとは違い、ニコタマこと<ダブル無色エネルギー>1枚でワザが打てなくなっていますが(そもそも現在スタンにニコタマは無いですが)、雷タイプなので<サンダーマウンテン◇>に対応しており、1エネでワザを打つことができます。
ワザのダメージも20アップ、HPもガマゲロゲEXよりも30多いと、末恐ろしい限りです。
ガマゲロゲEXと似たようなテキストということで、当時ガマゲロゲEXがどのように猛威を奮っていたかを振り返ることでクワガノンVをどうすれば活躍できるか考えてみます。


1.ガマゲロゲEX+ムシャーナ+フラダリの奥の手
ガマゲロゲEXのブルブルパンチでグッズロックをかけながら、ムシャーナや<シェイミEX>でデッキを掘り進め、クラッシュハンマーなどのエネ割りなどの妨害カードを連発します。
打点が低いですが、デッキが無くなりそうになったらフラダリの奥の手でリソースを回復します。フラダリの奥の手のおかげでエネ割りカードも無限に使えるため、相手は何も出来ないという鬼のようなデッキでした。
近年のエクストラレギュレーションにて見かける<ゾロアークGX>+<ガマゲロゲEX>も似たような動きをします。

Point1 エネ割カードと組み合わせることで相手の展開を遅らせ、その隙に倒しきる。



2.ガマゲロゲEX+ジュナイパーGX
ガマゲロゲEXでグッズロックをしながら、足りない打点をジュナイパーGXの特性【フェザーアロー】で補います。ジュナイパーGXは2進化ポケモンですが、<巨大植物の森>というカードのおかげで1ターン目から育てることができ、ブルブルパンチの足りない打点を補うことができました。
また、相手ベンチの動きが重いポケモンをブルブルパンチ下でバトル場に縛り付けることで、その隙にベンチで相手が育てているエースにフェザーアローで負荷をかける動きが強力でした。

Point2 ブルブルパンチのたりない打点を他のカードで補って戦う。



3.タッチカードとしての採用
XYがレギュ落ちするまで環境にいた「よるのこうしん」デッキ(マッドパーティと似たようなデッキで、低耐久高火力デッキ)に対してのメタカードとして採用されたり、少し足りない打点をブルブルパンチで相手の動きに制限をかけながら補うためなどして様々なデッキに採用されていました。
メインとしての役割以外でも使い方次第で強力なカードとして活躍しました。

Point3 メインのカードが苦手な相手への対策手段として採用できる(可能性がある)


以上がガマゲロゲEXの大まかな軌跡になるかと思います。

振り返ってみると、メインとして採用する場合にはその技の威力の低さからただグッズロックをしているだけでは勝てないことが多く、それを補うために相手のゲームスピードを落としたり、こちらに打点補助のカードを増やす必要がありそうなことが分かりました。

実際、クワガノンVデッキを適当に仮組みしてみたところ、
(1)ポケモンVMAXの耐久が非常に高く、進化されるだけでしんどい。
(2)当時の環境と違い、<バトルサーチャー>がない分現物サポが多めに積まれているし、「6枚まで引く<シェイミEX>」ではなく「手札を全て引き直す<デデンネGX>」が投入されているため、手札のグッズが腐っていてもドローが出来るため相手の動きが止まりにくい。
と思ったよりも勝つのが難しかったです。


ではPoint1およびPoint2の観点から改めてクワガノンVと相性のよさそうなカードについて見ていきます。(今回はクワガノンVを主軸に考えるためPoint3については割愛します)


クワガノンVと相性が良さそうなカード
エレキパワー
Point1の「足りない火力」を補ってくれるためのカード。
なんで雷タイプで出したの?と公式に問い詰めたくなるほど、クワガノンVというカードのパワーを引き上げてくれる。

ウルガモスGX
ジュナイパーGX>の代わりになるかもしれないカード1。
打点を飛ばすのに一々炎エネルギーを要求するのがネックすぎる。<トキワの森>、<巨大なカマド>、<トレーニングコート>でエネを供給できる。基本炎エネルギーを採用する必要があるため構築難易度が上がる

アップリュー
ジュナイパーGX>の代わりになるかもしれないカード2。
効果を使う度にデッキに戻ってしまうし、進化前のカジッチュがHP40しかないせいで、<ドラパルトVMAX>のダイファントムで消し飛んでしまう。<ターフスタジアム>でアップリューをサーチできるのは良い点か。

クラッシュハンマー
ガマゲロゲEX>時代にも活躍しましたが、4回しか投げられないコインの結果によって強さがブレるのが少し気になります(ガマゲロゲEXの時は上述した通り<フラダリの奥の手>によって無限に試行回数を稼ぐことで無限にエネを割ることができた)

エール団のしたっぱ
相手の盤面のエネを手札に戻すことが出来る。
相手の準備が整う前に打てればかなり強力な1手になるが、相手の盤面が出来上がった後に打っても効果は薄いので、上述した<クラッシュハンマー>と組み合わせたい。

ラニュイ
エール団のしたっぱ>と同じくエネルギーバウンスのカード。
トップドローを固定できる点は優秀だが使用条件が限定的。基本的にグッズロック相手にはベンチで育てながら、準備ができたらバトル場にアタッカー(攻撃出来る状態のポケモン)を出すことになるため、ドローしたエネルギーをそのまま貼って攻撃される、またはベンチに待機した状態に再びエネを貼られる展開で終わることも多そうです。
エール団のしたっぱと同じく<クラッシュハンマー>と組み合わせたい。

ギラティナ/ピクシー
特性によって相手の場からエネを消すことができるが、どちらも効果範囲がバトル場に限定されているのが難しいところだ。

リセットスタンプ
相手のサイドが減っている場面では相手の手札を少ない枚数にリセットしながらグッズロックできるとかなり強力です。しかし、相手がサイドを取っているということは基本的に相手の盤面(少なくともバトル場は)が強く出来上がっている、ということなので、リセットスタンプを使う時はできれば相手のエネのついたポケモン(おそらくバトルポケモン)を倒しながらスタンプを打ちたい。


以上がクワガノンVデッキを組む上で意識していくといいかな?と思ったことのまとめになります。

次回はここに書いてあることも踏まえつつ、作成したデッキレシピを紹介していきます。

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