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サン&ムーン限定レギュレーションについて1【ヤナギブソン】

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    by ヤナギブソン

    12月8日からポケモンカードジム WinterBattleが開催されました。
    優勝者にはなんと強力なサポートグズマのプロモカードが配布されます!
    この大会は通常のジムバトルと異なり、スタンダードレギュレーションではなく、「サン&ムーン」シリーズのカードのみで戦う特殊なレギュレーションとなっております。
    今回は「サン&ムーン」限定レギュレーションについて解説していきます。

    「サン&ムーン」限定レギュレーションとは?
    現在公式大会や公認大会で一般的に採用されているスタンダードレギュレーションはXYシリーズ以降のカードが使用可能となっています。
    一方今回ポケモンカードジム WinterBattleではサン&ムーン以降のカードしか使えないルールとなっています。
    使えるカードの種類が異なるのがスタンダードレギュレーションとの違いです。
    その他に違いはありません。対戦の準備の仕方や勝利条件などは同じです。
    なのでXYシリーズのカードをあまり持っていない方も参加しやすいですね!!

    「サン&ムーン」限定レギュレーションはXYシリーズのカードが使えないため(<ハイパーボール>や<あなぬけのヒモ>など再録されたものは使用可)、スタンダードレギュレーションに比べて使えるカードの種類が少ないです。
    カードプールが狭い、とも言いますね。
    ドローソースの定番<プラターヌ博士>も、場に出すだけで手札を補充できてしまう<シェイミEX>も、<ジュナイパーGX>に素早く進化させるために活躍した<巨大植物の森>も、非EX(GX)でありながら<ダブル無色エネルギー>1枚で超火力をはなったよるのこうしんも、終盤の大逆転を演出した<N>も、ほとんどのデッキで4枚採用されているほど強力な<バトルサーチャー>もサン&ムーンレギュレーションでは使うことができません。
    みなさんのデッキを一度見てみてください。
    XYシリーズのカードが結構入っているのではないでしょうか?
    それらは残念ながらポケモンカードジム WinterBattleでは使うことができません!!
    そのためスタンダードレギュレーションで強力なデッキがサン&ムーンレギュレーションでも強いとは限りません。
    では次にスタンダードレギュレーションとサン&ムーンレギュレーションが具体的にどのように違うのかを説明していきます。

    スタンダードレギュレーションとサン&ムーンレギュレーションの違い
    ドロー感覚の違い
    有利な盤面を作り上げるためにカードをドローし手札を整えることは対戦の基本です。
    サン&ムーンレギュレーションにおいて使える主なドローカードは<シロナ>、<リーリエ>、<ハウ>、<マーマネ>、<ヤレユータン>など。
    プラターヌ博士>、<N>、<トレーナーズポスト>、<シェイミEX>、<オクタン>、少し意味合いは異なりますが<バトルサーチャー>などが使えなくなっています。
    サン&ムーンレギュレーションの中で基礎となるドローカードはシロナですね。
    かみ合いが悪く手札を活用できなくてもデッキに戻しつつ十分な枚数を引くことができるカードで、スタンダードレギュレーションでも安定した強さを見せています。
    リーリエは状況次第ではとても強力なカードなのですが、圧縮のしにくいサン&ムーンレギュレーションにおいてはエネルギーやサポートがどうしてもかさばってしまい手札を消費しきれず安定した枚数を引くことができません。
    一方ハウ、マーマネなど固定枚数を引くサポートなどはドロー枚数は少ないものの安定した性能を発揮します。
    大量のカードを使用して戦っていくことが難しくなったので山札にカードが残りやすく、ドロー枚数も少ないことと相まってキーカードをもってくることは難しくなっています。
    サーチがしやすいポケモン、サポートはそうでもないですがグッズ、スタジアム、特殊エネルギーに関しては特にアクセスが難しいため少し厚めに採用することをおススメします。
    また、<カプ・テテフGX>は使えるもののバトルサーチャーがないためサポートの総数は気持ち多めにしておいたほうがいいですね。

    特性が止めづらい
    スタンダードレギュレーションでは<オカルトマニア>、<バトルサーチャー>が使えるためどんなデッキでもカード1枚で相手の特性をとめることができます。
    しかしサン&ムーンレギュレーションではそう簡単にはいきません。
    たねポケモンの特性に対しては<アローラベトベトン>、GXポケモンの特性に対しては<グレイシアGX>で対処することは可能ですが、進化する必要があるので時間もかかりやすく、デッキスペースも必要なためすべてのデッキに採用するのは難しいです。
    そのため、<ゾロアークGX>、<ルガルガンGX>、<ジバコイル>、<ルカリオ>、<アローラキュウコン>などの強力な特性が暴れ放題になりがちです。
    特に進化非GXポケモンに関してはきぜつさせてしまう他にほぼ対処法がないため一度効果を発揮されてしまうと一気に形成が逆転してしまいます。
    事実<ガブリアス>+ルカリオデッキやジバコイル+<ネクロズマたそがれのたてがみGX>などのデッキはサン&ムーンレギュレーションにおいて上位のデッキとなっています。
    よるのこうしんがいない
    スタンダードレギュレーションで長年猛威を振るっている厄介なやつらは存在しません!!
    もうせっかくデッキを考えた後に「ああ・・・でもよるのこうしんに勝てないや・・・」と落ち込む必要もないのです!!
    ゲッコウガBREAK>や<MサーナイトEX>、<ボルケニオンEX>など他にもXYシリーズのカードをメインにしたデッキがサン&ムーンレギュレーションでは使えなくなっていますが一番影響力の大きいのはやはりよるのこうしんでしょう。
    これによりじっくりドでかいポケモンを育て上げバッタバッタとなぎ倒していくようなタイプのデッキは使いやすくなりました。
    よるのこうしんが苦手だった<ホウオウGX>は、<鍛冶屋>が使えなくなったものの<カキ>でまだ補えるためサン&ムーンレギュレーションでさらにパワーアップ強力なカードだと思っています。

    Nが存在しない
    これも非常に大きな変更点です。
    あと1枚サイドカードをとれば勝ち・・・!という場面でも相手に<N>を使われ、そこから同にも動けず苦戦、敗北してしまったという方も多いはず。
    終盤の相手のNに対しどれだけ耐性をもっているかというのはデッキの強さの一要素ですらあります。
    特に進化デッキでは序盤のリードをNを使っていくことによって縮めていくことが勝利への秘訣です。
    サン&ムーンレギュレーションではNがないため相手の手札を極端に減らすということは難しいです。
    相手の手札が整っていそうだということが分かっていてもなかなか干渉することができないため、先制されてからそのまま押し切られてしまうということが起こりがちです。
    一応、相手の手札に干渉するカードは<ロケット団のいやがらせ>、<イリマ>、<マーシャドー>、<のぞきみレッドカード>、<マーズ>と種類は豊富にあるのですが、1枚で自分のドローと相手の妨害ができるNほど優秀なカードはありません。
    ただ、まったく相手の手札に干渉できない構築にすると<ジジーロンGX>のだいしゃりんGX、<メタグロスGX>のアルゴリズムGX、<ニンフィアGX>のマジカルリボンや相手が大量に手札を抱えた状況で痛い目を見ることになりますのでなにかしらサポートで相手の手札に干渉できるカードを入れておくと便利かと思います。

    ざっとこのあたりがサン&ムーンレギュレーションの大きな違いです。
    ポケモンに関しては強力なカードが多数存在しているのですがドローに関するカードはかなり種類が減っていますので今までとは違う感覚が必要ですね。

    次はサン&ムーンレギュレーションの注目カードを紹介します。

    サン&ムーンレギュレーション注目カード
    ホウオウGX
    天敵よるのこうしんが姿を消し、ドローカードの弱体化により環境全体の展開速度が遅くなり、終盤の<N>におびえることもなくなったので相対的に強化されたカード。
    カキ>で4枚の炎エネルギーをつけてしまえば<こだわりハチマキ>なしで<カプ・テテフGX>を一撃で倒すことができます。
    こだわりハチマキをつければ<ルガルガンGX>や<ゾロアークGX>、<グレイシアGX>などの1進化GXも一撃。
    効果力をたたきつけ、相手が本領発揮する前に押し切ってしまいましょう!!

    ジバコイル
    特性が止められない。HPも150と高く一度進化してしまうと倒すことも難しいです。
    ネクロズマたそがれのたてがみGX>と組み合わせたときの破壊力は抜群で盤面が整っていしまえばこちらのものです。
    ジバコイル>を育て、エネルギーをアタッカーにたくさん貼って効果力をたたきつけるというシンプルな構成はサン&ムーンレギュレーションでは戦いやすいと思います。
    ちゃんと進化できるかどうかが勝敗の分かれ目

    ゾロアークGX
    やはり強い。<スカイフィールド>が使えないため最大火力は下がったものの便利な特性とダブル無色1枚で100以上のダメージを叩き出せるのは優秀すぎます。
    ドローエンジンとして採用してもいいですね。
    ただし<ナゲツケサル>には気を付けましょう。

    ムキムキダンベル
    であいがしら(120)、ライオットビート(最大120)、つめできりさく(110)はたいていの1進化GXを2発で倒すことができます。
    しかしHP210の1進化GXに<ムキムキダンベル>をつければ2発だけではきぜつしません。
    倒されなければ一気に優勢となるでしょうし倒されるにしても<こだわりハチマキ>や<フィールドブロアー>など相手にもうワンアクションを要求できます。
    そしてそれらのグッズは先述の通りサン&ムーンレギュレーションではアクセスが難しいです。
    2枚目、3枚目とムキムキダンベル1進化GXを繰り出せばどこかで耐えてくれることでしょう。
    そこをすかさず<アセロラ>でおいしく回収!!

    学習装置 / ねがいのバトン
    フィールドブロアー>にアクセスしづらいため比較的場に残りやすくなりました。
    必要な時にはたらかないことがネックなだけで効果自体はとても強力なカードなのでスペースに余裕のあるデッキではぜひとも採用したいところです。

    ポケモンいれかえ
    相対的に価値のあがったカード。
    かるいし>が使えなくなり、相手のベンチを呼ぶサポートが<グズマ>しかないためポケモンを自在に動かす必要はあるのにそれがしづらくなっています。
    もちろんにげ0のポケモンや<エスケープボード>でも解決することはできますがポケモンのどうぐの選択肢を持たせつつベンチスペースを確保できる<ポケモンいれかえ>にもメリットはあります。
    ただ場に残せるカードではないため枚数を多くしたり<デンジ>を採用したりするなどする必要はあります。
    ポケモンいれかえ<ミルタンク>エネルギーを貼ってモーモーエールで回復→<グズマ>などもいいですね。

    ポータウン
    多くのアタッカーは進化GXですので<ポータウン>はじわじわと相手を苦しめるカードとなります。
    パラレルシティ>で手負いをトラッシュ送りにすることはできませんし<カプ・コケコ>のかいてんひこうでばらまいて<カプ・テテフ>+<カウンターエネルギー>からのマジカルスワップで一気にサイドをとるのもいいですね。
    カプ・テテフGX>など与えるダメージに変動幅のあるカードは柔軟な対応ができるようになります。

    今回はここまで。
    次回はデッキの組み方を紹介しつつデッキレシピと戦い方をご紹介します。

デッキ紹介「レジ系古代デッキ」【ヤナギブソン】

    posted

    by ヤナギブソン

    みなさんはレジギガスがどんなポケモンかご存じでしょうか?


    その巨大な体で縄で縛った大陸を引っ張って動かし、氷山や岩石からレジ系のポケモンたちを生み出した伝説のポケモンだと言われています。
    レジギガスはゲームにおいては伝説のポケモンのなかでもトップクラスの能力値を誇ります
    しかし残念ながら"スロースタート"という専用特性をもち場に出てから5ターンの間はこうげきとすばやさが半減。
    せっかくの高いステータスもサポートなしでは活かせないなんともとても不器用なポケモンなのです。

    前弾覚醒の勇者で登場したレジギガスは特性いにしえのふういんにより条件を達成しなければワザを使うことができません。
    さらに使えるワザはたったひとつしかなく、それも5枚ものエネルギーを要求するカロリーの高いものです。
    とても使い勝手がいいカードとは言えませんがHPは非EX(GX)でありながら破格の180!!!与えるダメージも160と破壊力抜群!!!!
    レジギガスらしい、いい不器用さを備えたカードだと思います。

    今回は古代のクリスタルを得てさらに強化されたレジ系のポケモンたちを活用した古代デッキをご紹介します。
    レジギガスの封印をいかに解いていくか、というテーマデッキ的な遊び方がメインのデッキではありますがしっかりと強さも持っていますよ!!

    使用デッキ
    レジ系古代デッキ
    プレイヤー:ヤナギブソン
    サポート
    12
    スタジアム
    2


    レジスチル
    このデッキの基礎となるポケモンです。
    ターボアームはたった1エネで相手のポケモンをじわじわと弱らせつつ自分のポケモンを育てることのできる優秀なワザです。
    対戦中一番使用することになるワザになるでしょう。
    レジロックの特性"いわやまのうなり"や<こだわりハチマキ>などでダメージを底上げすることで無視できないダメージを与えることができます。 エネルギーをトラッシュに落とし損ねないよう少しエネルギー多めの構築にしています。
    攻撃しつつ<レジロック>や<レジギガス>を育てて追いつめていきましょう。

    レジロック
    このカードは単なる<レジスチル>の補助要員ではありません。
    ハードスイングは闘闘無で110ダメージと闘弱点である<ゾロアークGX>、<シルヴァディGX>を一撃で倒せるワザです。
    ターボアームで1枚エネルギーをつけておけば<カウンターエネルギー>ですぐに反撃をすることもできます。
    また、弱点をつけなくてもダメージを上げるカードがたくさん入っていますのでターボアーム+ハードスイングでHPの低いEX、GXであれば倒せてしまいます。

    レジスチルとともにHPが130と高く<スカイフィールド>のないライオットビート(ゾロアークGX)、ターボドライブ(シルヴァディGX)、であいがしら(<グソクムシャGX>)※レジロックは弱点、計6エネエナジードライブ(<カプ・テテフGX>)などを10耐えることができます。
    現環境は加点カードとして<こだわりハチマキ>の採用が多く、この足りない10ダメージを補うのは案外面倒なものです。
    倒されたとしてもサイドカードは1枚しかとられないですしレジスチルですぐにエネルギーはリカバリーできるため長くしつこく戦っていきましょう。

    レジアイス
    やるときはやるけど基本ベンチウォーマー。
    相手が2進化ポケモンを使わない場合、水弱点のポケモンが出ない場合はほとんど仕事がありません。
    しかし大事な<レジギガス>の封印解除要員ですのでトラッシュに送るかどうかは慎重に考えましょう。

    レジギガス(XY4)
    ひるませるがシンプルに強力。
    そこそこのダメージを与えながら相手に-40ものダメージ軽減をかけることができます。
    古代のクリスタル>もつけていれば受けるダメージ70もダメージを減らすことができ、とても厄介なアタッカーとなります。
    4エネワザヘビーインパクトが少しコスパ悪いのでひるませるをメインに運用しましょう。

    レジギガス(SM4S)
    究極のロマンアタッカー。
    下準備があれこれと大変過ぎますがその分出来上がったときの破壊力、耐久力は抜群で一気に対戦の主役となることでしょう。
    このカードを活躍させるためにはやはり<レジスチル>をうまく使えるかどうかにかかってきます。
    ゆっくりとでもベンチで育っていくレジギガスは相手としては無視することのできない脅威です。

    ウソッキー
    貴重なサブアタッカー。
    ターボアームで闘エネルギーを1枚つけておくだけで相手は大ダメージワザを叩き込むことが難しくなります。
    そこで相手が小、中打点で攻めてくるのであれば耐久力のあるこちらのペースです。ガンガンターボアームでエネルギーを蓄えていきましょう。
    センパイとコウハイ>からウソッキー、カウンターエネルギーともってきて奇襲をかけることができるのも強みです。

    カミツルギGX
    きりすてるで相手の場を完成させない、進行を遅らせることが主目的ではありますが中打点が出しにくいデッキなのではやてのたちも使っていきます。
    ウソッキー>も使える場面もありますが能動的にGXワザを打てるのはこのカードだけです。
    とどめのスラッシュGXは決まるととても気持ちいいので狙ってみてもいいでしょう。


    さきほども少し触れましたが現環境非EX(GX)のHP130はなかなかにいい耐久力だと思っています。
    一見単純にレジ系のポケモンたちで合わせただけのように思えるかもしれませんが至る所に出張しまくっている<ゾロアークGX>に強くでることができるデッキです。
    進化GXに強力なポケモンが増えてきたため強力なたねポケモンを軸に組まれたデッキは減りましたが、たねポケモンは進化する必要がなくデッキスペースも圧迫しないためとても使いやすいです。
    自分でも使っていてあらためてたねポケモン軸の強さを再認識しました。
    特にカウンターエネルギーがでたことにより多少のエネルギーコストは支払えるようになったので特定のポケモンの弱点を突きにいくようなメタカードは使いやすいくなっていると思います。

    最近あまりコンセプトデッキやテーマデッキなど、対戦を楽しむことをメインにしたデッキを組んでいませんでしたので少しずつレジ系のポケモンを場に揃えていくのはとてもワクワクしました。
    コンセプトをもって使いたいカードを使って対戦するのはいいものですね!!

「チャンピオンズリーグ2018 横浜」参加レポート ~後編~【ヤナギブソン】

    posted

    by ヤナギブソン

    今回はチャンピオンズリーグ2018横浜の対戦レポートと大会を終えての考察記事です。
    環境考察やデッキ構築の経緯など大会参加までについては前回の記事をご覧ください。
    「チャンピオンズリーグ2018 横浜」参加レポート ~前編~


    今回の大会は今までで一番練習しておらずデッキも納得いかない中での参加でした。
    デッキが完成したのも当日の2:00で、それも完成したというよりは寝ないとまずいから切り上げたという感じ。
    会場へ向かいながらも
    "あああああああああなんでもっと練習しなかったんだああああああああ!!!!"
    と反省しきり。
    テスト本番を迎えてテスト期間の過ごし方を悔いることありますよね。
    そのおかげで(?)いつものような緊張感はなく楽な気持ちで1戦目に臨むことができました。


    1戦目 サーナイトGXオクタン 後攻
    1戦目のお相手はエントリーポイント目当てに参加したコレクターの方。
    ポケモンカードは持っているものの対戦するのは初めてだそうです。
    デッキは日本チャンピオン決定戦優勝者のデッキを参考にしたとのこと。

    対<サーナイトGX>はサーナイトGXが出るまでにサイドを先制しサーナイトGXと殴り合いの中で残りサイドを2枚にし、最後は<ビークイン>でサーナイトGXを一撃で倒すのが基本プラン。
    まずは基本に忠実に後2からサイドを取れるように動きます。
    が、先2に<ラルトス>が<ふしぎなアメ>で<エルレイド>に進化。
    ゾロアークGX>で攻めるのが難しくなります。
    まだ慣れてないようで攻め手に隙はあったもののサイドを先制されます。
    なんとかエルレイドを倒すと後ろにサーナイトGXは育っておらずこちらが優勢に。
    このまま押し切りたいところでしたがようやくサーナイトGXがでてきた場面でお相手のベンチには<オドリドリ>。 こちらは前のサーナイトGXをゾロアークGXで倒すしかなかったのですがこのままではオドリドリに暴れられてしまいます。<レスキュータンカ>から2発あやかしのまいをうけたら確実に負けです。 負け筋を覚悟しつつ戦うしかないのか・・・と最初は不安を覚えましたがここで今朝デッキに入れた<カリン>を思い出しました。
    トラッシュにあった15枚ほどのポケモンを山札へ。オドリドリを無効化しそのままゾロアークGXで押し切り勝利。
    まさか1戦目から、それもこんな意外な形で<カリン>が活躍するとは思ってませんでした。

    6-3 勝ち

    2戦目 サーナイトGXヤレユータン 先攻
    サーナイトGX>連戦。
    今度は先攻を取れて2ターン目から<ゾロアークGX>でサイドを取っていきます。
    お相手の<パラレルシティ>に少し苦しめられますがたねポケモンの多い構築なのでしっかりと相手を倒せるダメージを叩き出すことができました。
    サーナイトGXに進化したターンはゾロアークGXを一撃で倒すことことができなかったためお相手はトワイライトGXを選択。
    相手のベンチに<キルリア>がいた場合は<アセロラ>が怖いのでサーナイトGXを2ターンかけて倒しに行くのはリスキーですがまだラルトスしか出ていなかったため前を2ターンかけて倒しにいきます。
    結果こちらの理想通りゾロアークGXを倒された返しに<カプ・テテフGX>のエナジードライブで倒すことができました。
    カプ・テテフGXは2体目のサーナイトGXに一撃で倒されてしまいますがこちらのベンチには2体の<ビークイン>が控えています。
    スカイフィールド>で広がったベンチをパラレルシティで絞って一気にポケモンをトラッシュしサーナイトGXを一撃。
    対サーナイトGXの基本プラン通りに動くことができました。
    序盤から圧をかけ続けたことで<カリン>を使わせる暇を与えなかったことがよかったですね。

    6-4 勝ち

    3戦目 ゾロアークGXアオギリギャラドスマツブサエルレイド 先攻
    アローラベトベター>単騎で<バトルサーチャー>2枚と<スペシャルチャージ>を<プラターヌ>で切るしかない少し苦しいスタート。<ゾロア>は出せてまずまずといったところ。
    この段階ではお相手のバトル場は<カプ・コケコ>でなんのデッキかはわかりませんでした。
    ただこの方はfinal、日本チャンピオン決定戦でアオギリギャラドスのデッキを使っていたためそれかな・・・?とは思っていました。
    答え合わせの後攻1ターン目、念入りに山札と手札を確認しているのを見てあーやっぱりそうかと思ったのですがとんできたのは<マツブサの隠し玉>から<エルレイド>。
    内心"ああああああああそいうはだめええええええええ!!!"と叫んでました。
    いや表情には出てたかもしれません。
    その後は<ゾロアークGX>を先に倒されたうえ後続を育てられずドロサポもなくマウントを取られてしまいます。
    カプ・テテフGX>でエルレイドを倒したころにはゾロアークGXと<ギャラドス>が控えていて<コイキング>もトラッシュにしっかり4体落としてありました。
    カリン>を使いつつMAXライオットビートでゾロアークGXを倒せば挽回の目はありましたがキーカードを揃えられずそのまま負け。
    いいところなしでした。

    1-6 負け

    4戦目 サーナイトGX 後攻
    再び<サーナイトGX>との対戦。
    後攻1ターン目にエナジードライブで<ラルトス>を倒すスタート。
    先行2ターン目に<アズサ>から横に展開し、<アローラロコン>のみちしるべで<カプ・テテフGX>と<キルリア>をサーチ。
    しかし相手の手札は2枚のみ。ワンダータッチ頼りのムーブでした。
    こちらは<アローラベトベター>を出していたので進化して動きを止めます。
    その後は相手はドローゴーを繰り返したので押し切って勝利。
    アローラベトベトン>の存在を忘れていたそうです。
    一番の仮想敵は<ウソッキー>でしたがカプ・テテフGX、<シェイミEX>をはじめ強力な特性をもつたねポケモンは多くいるのでかなりいやらしいカードだと思います。

    6-0 勝ち

    5戦目 カキホウオウGX 後攻
    カキ ホウオウGX
    炎デッキは軸アタッカーが<ホウオウGX>なのかそうでないかで戦い方が変わります。
    ボルケニオンEX>や<バクガメスGX>がメインアタッカーの場合<アローラベトベトン>でスチームアップさえ封じてしまえば<ゾロアークGX>が長生きできるのでかなり優位に戦えます。
    一方ホウオウGXの場合<こだわりハチマキ>フェニックスバーンでゾロアークGXが倒されてしまいますので後続やサイドレースの計画が変わってきます。

    先攻1ターン目。
    お相手<ネストボール>でホウオウGXを出して<カキ>。バトル場は<ボルケニオン(非EX)>、ベンチには<ヤレユータン>と綺麗な盤面が出来上がりました。
    こちらも後攻1ターン目<ゾロア>をしっかり並べ次のターンに備えます。
    そこから順当にゲームは進み、ホウオウGXが攻撃した返しにゲームが動きます。
    こちらはなんとしてもホウオウGXをライオットビートで一撃で倒したい場面でした。
    ゾロアークGXは3体、山札も25枚ほど、あと足りないのは<こだわりハチマキ>のみという状況の中、<プラターヌ博士>の前に最後の1枚のアローラベトベトンを出すかどうか非常に迷いました。
    ボルケニオンEXは見えていませんでしたがスチームアップを防いでおけばゾロアークGXが生き残る可能性は増えます。しかしアローラベトベトンを出してしまえば<シェイミEX>のセットアップは使えません。
    もしこだわりハチマキを引けなければホウオウGXは倒せず一手遅れてしまうこととなります。
    悩んだ結果アローラベトベトンに進化させ<プラターヌ博士>を使用。とりひきを使うもこだわりハチマキを引くことはできませんでした。
    今思うと最優先事項はホウオウGXを倒すことだったのでこれは悪手だったと思います。
    (そもそも<センパイとコウハイ>を採用していればこんなことにはならなかったという点も後悔・・・)
    結果ライオットビート160でホウオウGXを倒せず一手遅れた殴り合いに。
    パラレルシティ>から打点を一気に伸ばしたビーリベンジでサイドレースに追いつき、手負いのホウオウGXを倒して勝ちにいきますが<アセロラ>でかわされます。
    最後は<エンテイGX>のブレイブバーンGXでシェイミEXを倒され負け。

    4-6 負け


    6戦目 不戦勝


    初めての不戦勝。
    いい休憩になりました。

    7戦目 ルガルガンGXゾロアークGX 先攻
    ルガルガンGX
    対<ルガルガンGX><ゾロアークGX>は攻撃したGXをしっかりと一撃で倒せれば負けません。
    ゾロアークGXはルガルガンGXに弱点をつかれてしまいますが<ビークイン>が準備できていれば対処は簡単です。
    ゾロアークGXに対してはライオットビート210をたたきこみます。お互いに進化しなくてGX・EXがいない場面が一番難しいです。

    お互いにちゃんとたねポケモンを展開した序盤、先にお相手がライオットビートで先制します。
    返しにこちらは<ゾロア>を一気に進化させ<ウソッキー>でベンチを縛りつつ210ライオットビートで一撃。
    ゾロアークGXはルガルガンGXに倒されてしまいますがビークインで返す理想通りの展開。
    勝ち筋を探すためウソッキーをひっぱりつつエネルギーを破壊され数ターン動きが止まりますが相手もウソッキーを倒せないためそのまま硬直状態が続き、キーカードをそろえて勝ち。

    6-3 勝ち

    8戦目 マーシャドーGXよるのこうしん 先攻
    悩みに悩んで<カリン>を採用することになった仮想敵とようやくご対面。
    が、手札がよろしくない。
    シェイミEX>セットアップ1ドローしかできずターンを返します。
    後1よるのこうしんでバトル場のポケモンが倒されます。
    トップドロー<ゾロア>でなんとか次のターン<ゾロアークGX>が出せるように。
    次ターンカリンを放ちつつライオットビートで<バケッチャ>を倒すも<マーシャドーGX>に返されます。
    サイドから<ハイパーボール>を引きようやく動きやすくなりました。
    キーパーツを引けないと危うい場面でしたがシェイミEXでセットアップ。
    N>で相手の潤沢な手札を一旦リセットさせつつ<アローラベトベトン>をだしマインドジャックでマーシャドーGXを倒します。
    お相手アローラベトベトンがつらそうで思うように動けない様子。 ベンチに<ダブル無色>を貼った<バケッチャ>を控えさせNを打たれてもバトルサーチャー=勝ちの場面を作り出しますがこちらは<オドリドリ>でバケッチャを処理。 <プラターヌ博士>で手札を整えてターンを返されますがNでしっかりと返しそこからはよるのこうしんをうたせずオドリドリで取り切って勝ち。
    カリンの返しに<トレーナーズポスト>や<バトルコンプレッサー>を使わせられたのが大きかったですね

    6-4 勝ち

    9戦目 ゾロアークGXルガルガンGX 後攻
    ルガルガンGX
    最終戦。去年WCSで仲良くなった知り合いとの対戦。
    お互いに1ターン目にしっかりと横に並べます。
    先2にライオットビートで先制されますがしっかりと210ライオットビートで一撃。
    ウソッキー>はお互いにサイド落ち。ライオットビートフルパワーの勝負となりました。 お相手はとりひきで手札を整えるプランで戦っていたようで一撃で<ゾロアークGX>が倒され身動きが取れない様子。
    グズマ>で時間を稼がれますがこちらがマウントを取ります。
    お相手が動き出すころにはこちらはしっかりと盤面をつくることができていたのでNをつかわれても動きが止まることはありませんでした。
    最後は<オドリドリ>でベンチの<ゾロア>を倒して勝ち!!

    6-4 勝ち



    7勝2敗70位 CSP20獲得
    7勝2敗は18位から78位と幅広く分布する結果となりました。
    オポネントは自分ではどうにもならないので順位を確実に上げたいのであれば確実に勝ちを積み上げる必要があります。
    以前よりも参加者数が多いため勝利の重要性はあがったと言えるのではないでしょうか。

    前回の記事でも触れましたが今大会は<ゾロアークGX>に溢れた大会でした。
    それだけ多くのプレーヤーに強さを認められたカードであったということです。
    WCS直後だということもあり自主大会の開催数がいつもよりは少なかったと思いますがしっかりとゾロアークGXは結果を残していました。
    ゾロアークGXの強さを理解し立ち回りをしっかりと練習したプレーヤーはいい成績を残せたのではないかと思います。
    SM4では特殊エネルギーを破壊できる<カミツルギGX>、1エネで<ゾロア>を弱点をつきベンチ狙撃もできる<マッシブーンGX>とゾロアークGXに対抗できそうなカードがリリースされます。
    少しは影を潜めるかもしれませんがどんなデッキにも入れやすく便利で強力なカードであることには変わりないため今後もゾロアークGXは頻繁に見かけることになると思います。

    現在公開されている次のチャンピオンズリーグは11/17の公認大会です。
    公式大会については3/21の名古屋大会、4/21の京都大会のみです。
    今後公式、公認大会の情報が追加されることが予想されますがどれほど開催されるかはわかりません。
    決勝トーナメントに上がれなかった場合、獲得できるCSPはぐっと下がるってしまうことも考えるとチャンピオンズリーグ2018は2017年度よりも過酷な1年が待っているかもしれません・・・

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