
新弾レビュー
今回は遂に発売された新拡張パックから自分が注目しているカードを紹介していきたいと思います。あくまでも簡易ですが、デッキレシピを載せていますので参考にしていただければと思います。
〈例:マナドライブ4(火)ならば、マナの数が4以上でマナに一枚でも火があれば能力が発揮される。〉
しかし、マナドライブを持つカードは発動に条件がある分、出たときに発動する使い易い効果や、強い効果で固められています。
今後の超GRゾーンの構成として、今まで通りパワー重視でいくのか、それとも能力重視でいくのか、はたまたそれらを掛け合わせるのか、ビルダーの腕が問われる部分になると思います。
〈例:無月の大罪2ならば、コストを2少なくして使える。GRゾーンを<補充 CL-20>などの場から離れた時に効果が発動するものに固めると、使い易い。〉
<大卍罪 ド・ラガンザーク 卍>の持つ能力で、エンド時の破壊はそのままに、軽減は墓地のオレガ・オーラの枚数に依ります。
<グッドルッキン・ブラボー>とは実は相性が良いです。マナドライブは種族ではなく文明を参照するためですね。
サンプルレシピは、<エモG>自身と非常に相性の良い<ムシ無視のんのん|灰になるほどヒート>を採用したややカウンターよりの構築になっています。GRゾーンには今回追加されたマナドライブ持ちジョーカーズ、<The ジョラゴン・ガンマスター>のような2打点を中心に採用しています。<鋼ド級 ダテンクウェールB>はエモGのSA付与と相性が悪いので採用していません。
このカードを使う際に意識したいのは「掛け算」。出た時と攻撃時に2枚のオーラを装備できるのですが、どの2枚を組み合わせるのか、そしてどのGRクリーチャーに付けるのが効果的かを考えなければなりません。
言わば、ド・ラガンザーク×オレガ・オーラの2乗×GRクリーチャーという掛け算がうまく使えるかになります。
一例を挙げると、<*/弐幻ケルベロック/*>とパワードブレイカーのオーラ、<ザーク卍ウィンガー>のコンボはフィニッシュとして強力。封印やタップ効果以外をケアして殴り勝てます。
他にも<幽具ギャン>×<*/弐幻ニャミバウン/*>×離れた時効果のGRクリーチャーならどうでしょう。自身をバウンスすることで<大卍罪 ド・ラガンザーク 卍>を使いまわしつつ、自分の墓地と手札の枚数を増やし、GRクリーチャーの離れた時効果を使用できます。
また後で触れますが、<卍魔刃 キ・ルジャック>とは非常に相性が良く、この「掛け算」の軸になるカードであることは間違いありません。
サンプルリストでは、序盤の動きが安定しやすい黒単色で固めつつ、掛け算の要素として*/弐幻ケルベロック/*をタッチしたものを紹介します。<スーパー・デーモン・ハンド>はカウンター用のカードで、この構築のまま2ブロックでも使用できます。
通常環境であるならば<ヴォルグ・サンダー>対策として、クリーチャーを4~6枚積んでおくと良いでしょう。
このカードで盤面を取りつつ、エンド時に自身を破壊することで墓地から《無修羅デジルムカデ》のような蓋の出来るカードを墓地から吊り上げましょう。
後者は<グッドルッキン・ブラボー>や<MANGANO-CASTLE!>のような新カードと相性の良いカードです。
特にMANGANO-CASTLE!との組み合わせが強力。バルチュリス無しでも2~4打点を形成できるこのカードの出力を底上げしてくれます。唯一残念なことといえば、<ドドド・ドーピードープ>とバルチュリスの相性が良くないことですね。
本当は注目しているカードとして、<ヴォルグ・サンダー>も取り上げたかったのですが、先日の新殿堂の発表でプレミアム殿堂になることが決まってしまいました。。
<バングリッドX7>や<MANGANO-CASTLE!>のような高いカードパワーを持ったカードはこの先のCSで見かけることになりそうですね。
個人的に思い入れのあるドルスザクを使ったデッキを再び練ることが出来るのはうれしいですね。次はド・ラガンザークの解説でいつかお会いできれば、と思っています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。