この時、ツインパクトのどちらかがS・トリガーを持つカードであればクリーチャー側、呪文側のどちらでも使用可能となりました。
この裁定変更を使用したギミックを利用した楽しいデッキを紹介しようと思います。
<めっちゃ! デンヂャラスG3>をバトルゾーンに出すのがメインの動きになります。
そしてめっちゃ!デンジャラスG3の効果で「シールドいらねぇー!」と言って、
攻撃できるクリーチャーにG・ブレイカ―を付与して豪快に相手のシールドをブレイクしに行きます。
めずらしい効果なのでここで簡単にG・ブレイカ―の説明をさせてください。
G・ブレイカ―:相手のシールドをすべてブレイクし、その攻撃の後、自分のシールドをすべてブレイクする。
相手のシールドを全てブレイクすることができますが、その代わり自分のシールドも全てブレイクしなければいけません。そのためG・ブレイク後に相手にターンを返してしまうと自分のシールドも0枚になっているため、逆にダイレクトアタックを決められてしまう可能性もあり、またG・ブレイク後にほかに攻撃できるクリーチャーが居ても相手のS・トリガーによって除去されたり、タップされたりと邪魔されてしまう可能性も十分にあります。
そのような理由からG・ブレイカ―は諸刃の剣のような効果であります。
ですが、G・ブレイカ―は相手のシールドをブレイクした後(S・トリガーの効果をすべて解決後)に自分のシールドをブレイクします。
つまり
「相手のシールドを全てブレイクし、S・トリガーの効果処理後に自分のシールドをブレイクしてトリガーから攻撃できるクリーチャーを用意すれば相手のS・トリガーの影響をほぼ受けない」
というのがこのデッキのコンセプトです。
以下、相手のS・トリガーの効果発動後から攻撃できるクリーチャーを出すことを【後出しスピードアタッカー】と呼ばせてください。
問題は【後出しスピードアタッカー】を用意するかですが、このデッキには基本的に2種類プランがあります。
の2枚をS・トリガーさせるプランです。
前置きが長くなりましたが、このデッキのざっくりとした流れです。
<マーシャル・クイーン>→<サイバー・I・チョイス>→<めっちゃ! デンヂャラスG3>→「シールドいらねぇー!」でマーシャル・クイーン(攻撃できるクリーチャー)に付与→G・ブレイク→相手のシールドをブレイク(トリガー解決まで)→自分のシールドをブレイク→【後出しスピードアタッカー】を出して殴り勝ちます。
<マーシャル・クイーン>の効果でシールドを3枚まで置けますが、実はこのギミックで最低限成り立たせるためにはサイバー・I・チョイスをトリガーできれば、ワンチャン作れるため最悪1枚埋めるだけでこのギミックを成り立たすことができます。
そのためあらかじめ【後出しスピードアタッカー】のプランに必要なカードを埋めておき、安心してG・ブレイクしに行くことも可能です。
このデッキの特徴として<オニカマス>などのサイキッククリーチャーを除去されるカードや踏み倒しメタカードの<ミクセル>や<ポクチンちん>があり、そのカードを超えるためにはシールドからケッシング・ゼロを唱えて「気に入らねぇやつは消す」と言ってそのメタカードを超えていけるようにするのもポイントです。
回していて楽しかったり、興奮できたりするのでカードがあれば是非組んで楽しんでみてはいかがでしょうか。