
今回は環境デッキ紹介シリーズ、ゾンネを紹介しようと思います。
デッキの概要
IGOBを連打して相手のライフを一気に削るコンボデッキになっています。IGOB自体が2コストで登場でき、<Code reunion>の存在から3ターン目に平均して12回程度相手のプレイヤースクエアを攻撃することができアセンションの上からでも相手のライフを一気に取り切ることができるデッキになっています。
攻撃回数の増加は<トラディス>を使い、IGOBを場から離れさせるのは各種降臨や破天降臨を使用します。 相手のライフが強く取り切れない場合でもトーチャーズである点を活かして<ラヴ>を複数回登場させることで相手の手札を減らし、8面埋めと組み合わせて相手に反撃されにくくすることも可能です。
この過程でトラッシュ回収を絡めて手札に<バンシー>+<誓い>も用意することで、大抵の相手からのカウンターを防ぐことができます。 またこのデッキ自体がアセンションの上からライフを取り切ることができるため、ベインと同様にアセンションを任意のタイミングで使用することができるのも大きな利点です。
少し苦手なメタカード+αで動きを阻害してくるデッキに対してはIGOB+アセンションで一旦ターンを伸ばして上からライフを取り切るなど、細かいプレイの引き出しでどの相手に対しても一定の勝率を出すことができるデッキです。
使う場合のポイント
序盤のカードリソースを獲得するカードとして<フェイ>を使用しても良いだけでなく、展開力があるデッキなのでIGOB+アセンション+8面埋めを目指すこともできるデッキになっています。
ターンを短くする場合は1〜2ターン目、後半のターンに使用するのであれば3ターン目以降の相手の動きに合わせてアセンションを使用するイメージです。
例えば紙機神やグロリアのような絶界が大量に出てくるデッキに対しては1ターン置いて<憑依エンリル>を絡めやすくするといったような形です。
イメージとしては相手のメタカードを超えるターンとライフを取り切るターンを分けて戦うイメージです。
一番良く使うテクニックは<味覚の破壊者>の絶界条件であるトラッシュ15枚を一時的に外して<トラディス>の破壊対象に選択できるようにするパターンです。
良くする枚数としては21枚の状態にして<ばら撒く人形>にフォースを7枚入れてトラッシュ14枚、攻撃時にフォースにある<トラディス>の能力で<味覚の破壊者>を破壊してから攻撃時の起動能力でフォースにある<破壊活動>を使用して再びトラッシュ15枚にして絶界を有効にするパターンです。
一時的に絶界を外すのは<共同戦線>を攻撃時の自動能力で先に使用することでも行えるので、覚えておくと重要なテクニックになります。
使われる場合の対処方法
トラッシュを対策する場合は<ばら撒く人形>のような動きの根幹に関わるカードよりも<クロスボウ>、<図書室>のような使いまわして公開領域を増やすカードや<誓い>の回数に直結し易い<ハピネスタイム>を狙ったほうが効果的です。
例えばライフから出た除去系のカードは<ラヴ>の条件となる位置にいるゼクスを狙う、絶界のゼクスやIGOBの除去範囲外のゼクスを<ラヴ>の位置に置くことで相手から使われる<ラヴ>をある程度防ぐことができます。
サンプルレシピ
それでは、次の記事でお会いしましょう
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