こんにちは、遊々亭@遊戯王担当です。
来る2017年1月1日に施行されるリミットレギュレーション。
今回は、遊々亭ブロガーの3名に、今回のリミットレギュレーションの所感を述べてもらいました!
- 2017年1月1日施行リミットレギュレーション所感【しい】
- 2017年1月1日施行リミットレギュレーション所感【kira】
- 2017年1月1日施行リミットレギュレーション所感【でぃん】
今回はしぃさんです!
こんにちは、しいです。
2017年1月よりリミットレギュレーションが改訂されますね。
一部の大会では既に新しいレギュレーションを適用していて、新しい環境をいち早く体験した人も多いのではないでしょうか。
今回は新しい環境で対戦してみて感じたことなどを書いていきたいと思います。
■今回のリミットレギュレーションについての全体的な所感
今回のリミットレギュレーションで衝撃的だったのは数々の禁止カードがエラッタされて緩和されたことです。
今回禁止カードから緩和されたのは以下のカードです。
エラッタ内容も一緒に載せておきます。

1ターンに1度の効果制約、特殊召喚されたモンスターの効果は無効化。

チューナーに地属性を指定。

1ターンに1度の効果制約、手札に戻せるカードは相手のカードのみ。

コントロール奪取出来るのが通常召喚可能なモンスターのみ。シンクロやエクシーズ等は不可。

発動した1ターン後に融合素材を墓地に送る効果に変更。

ライフを払うタイミングがお互いのスタンバイフェイズに変更、ライフコストを払えない場合のみ破壊。
この中でも<>は既に多くのデッキに採用されていて、僕自身もこのカードに何度も苦しめられています笑
手軽に相手の行動を抑止できることから今後も多くのデッキに採用されることは間違いないでしょう。
次に、緩和されたカードと反対に規制されたカードがこちらです。
今回は無制限から準制限を介さずに制限に規制されたカードを紹介していきます。

1枚でランク3のエクシーズモンスターを特殊召喚できることから彼岸を筆頭に数々のデッキに投入されていました。
最近では十二獣での採用が多く見受けられ、その強さが評価されての規制だと思います。

レベル4以下の獣戦士をサーチした上で攻撃力を100上昇させることができることから、炎星や武神等で採用されていました。
規制の決め手は十二獣デッキにおいて1枚から展開札になるからではないでしょうか。

カエルデッキやHEROデッキを環境にのし上げたモンスターですね。
<>や<>から繰り出されるこのカードは、お互いのスタンバイフェイズにエクシーズ素材を取り除くことでデッキからガエルモンスターを特殊召喚できます。<>を特殊召喚することで攻撃対象にされることがなくなります。
さらに、水族モンスターを墓地に送ることであらゆるカードの発動を無効にして破壊するどころかそのカードを自分フィールドにセットしてしまいます。
これだけでも強いのに墓地に送られると、墓地の水属性モンスターを手札に加えることができます。自分自身を対象にすることで繰り返し使うことも可能です。
今後は1枚しか採用できないので回収するモンスターは、より慎重に選択する必要があるでしょう。

フィールド魔法であることから、<>と非常に相性がいいです。
発動時にデッキからユニオンモンスターをサーチ、ユニオンモンスターが召喚、特殊召喚されるとデッキから別のユニオンモンスターを装備できます。
<>や<>とのコンボで<>を特殊召喚するのに一役買っていました。
依然としてABC-ドラゴン・バスターの強さは健在なので、今後のユニオン強化に期待しましょう。
・既存デッキへの影響
前環境のトップをほぼ独走していた十二獣デッキやユニオンデッキは、主要パーツの規制により弱体化しました。
一方で、<>や<>を手にし環境に返り咲いたインフェルノイドデッキは全くの規制がなかったことから相対的に強化されています。
・リミットレギュレーション適用後の環境変化予想
弱体化された十二獣デッキですが、構築の自由度が高いことから多くのテーマに出張しています。
先ほど軽く触れたインフェルノイドデッキも十二獣を取り入れた構築があります。
このことからリミットレギュレーション適用後の環境は十二獣が鍵を握っているといっても過言ではないでしょうか。
また、つい先日発売された「ペンデュラム・エボリューション」で強化された魔術師も環境の一角に入ろうとしているので今後に期待です。
・まとめ
今回はリミットレギュレーション適用後の環境考察という内容で書かせていただきました。
環境はほぼ十二獣一色に近い状況ですが、十二獣パッケージがいろんなデッキに出張していてメタの方向性が違うのも特徴の一つでしょう。
1月には新弾を控えており、魔術師や竜皇といったテーマが強化されることから、さらに群雄割拠の環境になると思います。
遊戯王ARC-Vとして集大成の環境も楽しみたいですね。
長くなりましたが、今回はこれにて終わりにします。
最後までお付き合いしていただき、ありがとうございました。