こんにちは!遊々亭@遊戯王OCG担当です!
先週末に発売した『20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE』『PREMIUM PACK 19』についてBloggerの皆さんに質問してみました!!
ラストはでぃんさんです!
こんにちは。でぃんです。
PREMIUM PACKの最新版PREMIUM PACK 19。
例年通りジャンフェスことジャンプフェスタにて先行販売されましたね。
今年も多くのプレイヤー達がこのパックを求めて会場へ押し掛けたことでしょう。
当然僕も現役プレイヤー()として入手してきましたよ!
そして今回は20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVEもほぼ同時に発売されました。
こちらは再録がメインですが新たにエラッタされた禁止カードや新規カードの収録もあり注目の内容となっています。
僕は新しいテキストの方が好きなので昔のカードがこういった形で収録されるのはとてもありがたいです。
というわけで今回もこのPPとAPのカード達の中から僕が個人的に気になったカード、注目してるカード達を紹介していこうと思います。
「20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE」&「PREMIUM PACK 19」でのオススメのカード・気になっているカードを教えてください!
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V・HERO ヴァイオン HEROの中でも珍しいV・HEROの新規カード。 (1)、(2)どちらも強力な効果です。 闇属性の優秀な下級HEROは<>に繋がる為それだけで価値があります。 類似の<>と比較すると効果の使い勝手は良いですが各種E・HEROサポートが受けられない点で劣ります。 墓地送りの筆頭はやはり<>や<>でしょうか。 現在エクシーズやマスクチェンジが主流のHEROですがこのカードを機に融合を取り入れた型が復権するかもしれません。 |
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天輪の双星道士 シンクロ召喚成功時にチューナー以外のレベル2モンスターを効果を無効にし手札・墓地から4体まで展開できます。 効果使用後はEXからの特殊召喚がシンクロ召喚に限定される制約がある為基本的にシンクロ召喚としての使い道しかありません。 効果を活かす為にはレベル2モンスターを大量に用意する必要があります。 僕がぱっと思いついたのは<>から<>を落とすことぐらいですかね。 成立すれば3000バーン+相手モンスター全壊も狙えるのでちょっと強そうに見えます。 こういうおもしろい効果のカード見ると何か起きそうな予感がしちゃうんでみなさんも是非おもしろい使い道を考えてみてください。 |
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牛頭鬼 下級アンデット族モンスターで<>とは名前やステータス等似ている点があります。 (1)の効果は親戚の馬頭鬼との相性も抜群で馬頭鬼以外にも<>等対象モンスターには優秀な物が揃ってるのでこちらの効果をメインに使っていくことになると思います。 (2)の効果は手札からの特殊召喚コストとして墓地のアンデット族モンスターを除外する必要があります。 基本的に墓地を利用する戦術を取るアンデットにとってこのコストはマイナスですが不知火には除外されることで効果が発動するカードが幾つか存在する為そちらと組み合わせることで有効活用できそうです。 (1)の効果が特に強力で扱いやすい為この先アンデット族が絡んだデッキではまず採用されるカードになるでしょう。 |
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王宮の勅命 あの禁止カードがエラッタされて帰って来ました。 僕が始めた頃には既に禁止カードだったので調べてみたところなんと2004年3月から、実に10年以上の期間禁止カードだったようです。 気になるエラッタ後の変更点は以下の通り。 ・維持コストのライフ700が強制に。(エラッタ前は任意の為払わずに破壊することもできた) ・コストの支払いがお互いのスタンバイフェイズに。(エラッタ前は自身のスタンバイフェイズのみ) 維持コストが強制になったことで相手ターンに魔法をシャットアウトしつつ自分のターンで解除して動くといった運用ができなくなっています。
この点が重要で正直後者の変更点はあまり気にならないでしょう。 扱いにくくはなりましたが効果自体は依然強力でメインからの採用も充分検討できます。 これからのトーナメントシーンでよく見かけるカードになることは間違いないでしょう。 |
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・E・HERO オネスティネオス E・HEROとネオスのカテゴリに属する最上級モンスター。 (1)の効果はHERO版<>とも言えるパンプアップ。 フリーチェーン故メインフェイズで捨てることで<>の条件を満たせる為展開の邪魔にもなりにくいのがポイント。 <>1枚から4300ものダメージを叩き出せるのは破格の性能です。 (2)の効果は自身がフィールドに出るシーン自体があまり無さそうなので使用機会も基本的に無いと考えていいです。 HEROはサーチ手段が豊富な為ピン挿しでも充分機能しますし事故の軽減にも繋がります。 今後のHEROの戦術の幅を広げてくれる強力な1枚だと思います。 |
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未来融合-フューチャー・フュージョン こちらもエラッタされ帰ってきました。 墓地肥やしが次のスタンバイに変更されたことでいきなり大量に墓地を肥やすといった芸当はできなくなりましたがエラッタ前同様<>や<>を指定することはできるので1ターンのラグはありますが再び大量に墓地を肥やすことができるようになりました。 特にキメラテック・オーバー・ドラゴンを指定することで<>が3体並ぶのはとても魅力です。 大きく弱体化しましたがエラッタ前の頃に比べてサーチする手段が増えている為、現代遊戯王でも通用するスペックだと思います。 |
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Oniサンダー ○○サンダーの新規カード。 効果は雷族版エアーマンとも言える効果となっています。 ○○サンダー系以外にも電池メンでは<>のサーチに使えその他のデッキでも<>をサーチできたりといろいろおもしろいことができそうです。 現代遊戯王の高速な環境では召喚権を消費してサーチのみだと物足りなく感じますが、環境の速度が遅くなれば評価が見直されるかもしれません。 |
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風来王ワイルドワインド 特にどのカテゴリにも属さない下級悪魔族モンスターですがジャックが使用したカードなだけあってか(1)、(2)の効果のどちらもそれらのカードとのシナジーが強く意識されています。 (1)は攻撃力1500以下の悪魔族チューナーが存在する場合に自身を特殊召喚する効果。 同じくジャックが使用したテーマのリゾネーターとは特に相性が良くチューナー以外の供給が難しかった部分が解消されよりシンクロ召喚に繋ぎやすくなりました。 (2)は攻撃力1500以下の悪魔族チューナーのサーチ。 サーチ対象はリゾネーターやDD等のチューナーが筆頭です。 <>もサーチできたりします。 墓地へ送ったターンには使用できないので即効性には欠けますが<>等から墓地へ送ることでサーチするような運用もできます。 (1)、(2)どちらの効果も優秀でリゾネーター等の悪魔族シンクロテーマは大幅に強化されたと言えるでしょう。 |
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ハーピィの羽根吹雪 <>からもサーチ可能なハーピィカードです。 (1)の効果はそのターン中の相手モンスター効果を封殺する強力な効果。 風属性鳥獣族が存在することが条件でハーピィモンスターがいれば手札からの発動も可能です。 発動さえできればそのターン中適用されるという効果が強力なのは<>が流行っていることからもわかるでしょう。 風属性鳥獣族テーマ全般で優秀ですがその真価が発揮されるのはやはりハーピィでの運用です。 ヒステリック・サインのサーチはエンドフェイズなのですが手札から発動できるおかげでエンドフェイズのサーチからでも間に合う点が強力です。 (2)の効果は相手に破壊されることで<>をサーチ・サルベージする効果。 条件を狙って満たすのは難しいのでおまけ程度で考えるといいでしょう。 おまけにしては持ってこれるカードが強すぎますが...。 |
「20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE」&「PREMIUM PACK 19」の発売により評価が上がった過去弾のカード、カテゴリはありますか?
・HERO
今回は既存テーマの強化がとても多かったですがその中でもHEROの強化が顕著でしたね。
ヴァイオン、オネスティネオスどちらも優秀でトーナメントシーンでの活躍も充分見込めるレベルだと思います。
・アンデット・不知火
<>の登場により既存のシンクロアンデットデッキや不知火の評価が上がりました。
もう少し環境のパワーが落ちればアンデットも日の目を見れるかもしれません。
・ライオウ・○○サンダー・電池メン
<>の登場によりサーチ手段が増えました。
特に<>は特定のデッキの動きを完全に止めることもあるカードなのでサーチができるようになったのは大きいです。
・F・G・D、キメラテック・オーバー・ドラゴン
未来融合が帰ってきたことでこいつらを指定して再び大量に墓地を肥やすことができるようになりました。
家を探してみれば見つかるかもしれません。
・リゾネーター
<>の登場でシンクロ召喚が格段にしやすくなりました。
この先リゾネーターを主体としたシンクロデッキが環境に台頭する可能性も充分あります。
<>が文字通り大きな障壁です。
・ハーピィ・ヒステリックサイン
羽根吹雪の登場によりかなり強化されました。
<>のサーチがそのまま強力な妨害になるのはこれまでにはない進歩です。
最後に「20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE」&「PREMIUM PACK 19」で一番好きなカードを教えてください!
・未来融合-フューチャーフュージョン
今回僕が1番好きなカードはこれです。
昔からいろいろなデッキに入れていたお気に入りのカードだったので、そんなこのカードがまた使えるようになるのはアツイです。
今回のレビューは以上となります!
でぃんさん、ありがとうございました!