
第104回 あなたにストーンギフト!「大会レポート(94) オーガポンバレット」【もっさ】
今回は前環境ではありますが、130人規模でベスト8だった際のレポートをします。
使用したのは、オーガポンたちを採用したバレットデッキです。
海外の大型大会で結果を出していたものを使用しました。各種オーガポンや<リーリエのピッピex>などは<アカマツ>で起動することが多かったですが、このデッキは<オーガポンみどりのめんex>の特性「みどりのまい」でエネルギー供給を完結させているところがポイントになります。
その特徴にどういったメリットがあるのか気になって使ってみました。
あとは見た感じ<サーナイトex>が立ってしまうと「ミラクルフォース」+「アドレナブレイン」で簡単に2枚ずつサイドを取られて負けてしまいそうであったので、その辺りどういう戦い方になるのか気になって使ってみました。
デッキレシピ
オーガポンバレット
プレイヤー:もっさ
ポケモン
計15枚
戦績
1回戦 <サーナイトex> 後攻 ×2回戦 <ブリジュラスex> 後攻 〇
3回戦 ブイズバレット 先攻 〇
4回戦 <マンムーex> 先攻 〇
5回戦 <バチュル>バレット先攻 〇
6回戦 <リザードンex> 先攻 〇
7回戦 <ミライドンex> 先攻 〇
ベスト8
大会レポート
当初の懸念通り<サーナイトex>に敗戦してしまう結果になりましたが、そのほかの試合を全勝することができて好感触でした。サーナイトex戦は相手が先2で<シェイミ>とサーナイトexが準備できてしまい、先述のように「ミラクルフォース」でサイドを取り切られて負け。
できればよかったプレイとしては<オーガポンみどりのめんex>に草エネを6枚集められれば、相手の「サイコエンブレイス」済みサーナイトexを倒せたので一応試合を続けることはできましたが、2体目のサーナイトを同様に倒せるかというと恐らく倒せないのでやはり不利かなと感じました。
オーガポンたちで完結するこのデッキの良いところは、サポートを<アカマツ>ではなく<博士の研究>を打てるところで、山札がすごい勢いで圧縮されていくところでした。
<レガシーエネルギー>も活きるタイミングが多く、アカマツで立てるデッキや<バチュル>のバチュチャージから組み立てるデッキより、スピード感がありました。
そしてなんと言ってもオーガポンたちがそれぞれ個性的で柔軟にプランを変更できる点が印象的でした。
<いどのめん>は相手のポケモンを縛ったり、バトル場とベンチポケモンをまとめて倒せたり。
<いしずえのめん>は特性をもつポケモンに対して押し付けたり、相手の効果を無視して攻撃できたり。
それぞれの個性を活かしやすい構築でした。
おわりに
<かまどのめん>のオーガポンだけ採用されていませんでした。世界大会で炎エネルギーを加速できる「オドリドリex」が発表されたので、活躍する場があると良いのですが...。
それでは。