第79回「リヴァイアモン」
今回はEX5弾アニマルコロシアムのSR枠の1枚<リヴァイアモン(EX5)>を使ったデッキをご紹介します。
デッキレシピ
メインデッキ
計50枚
リヴァイアモン(EX5)について
≪Sアタック+1≫
- 【登場時】【進化時】相手のデジモンとテイマーの合計体数が⾃分のデジモンとテイマーの合計体数以上なら、最もLv.の高い相手のデジモン1体を消滅させる。その後、最もLv.の低い相手のデジモン1体を消滅させる。
- 【お互いのターン】相手のデジモンが消滅したとき、消滅したデジモン1体ごとに、メモリー+1。
相手のバトルエリアにデジモンが1体のみ、自分のバトルエリアにデジモンが<リヴァイアモン(EX5)>のみの場合一つの効果処理で相手のデジモンを2回消滅できるようになります。
例えば相手のデジモンが消滅耐性効果を持っている<カオスドラモン(EX3)>や、進化元に<グレイモンX抗体(BT9)>を持つデジモンだったとします。
(これらは消滅耐性の効果にターン1制限がないので条件を満たせば何回でも消滅されない効果が使えます。)
「割り込んで発揮する「~するとき」効果は、[ターンに1回]の制限がない場合でも、一回誘発・発揮した後は、割り込む元の効果の発揮が終わるまでは再度誘発しません。」
という裁定がでているので
(1)最もLv.の高い相手のデジモン1体を消滅(リヴァイアモン)
↓
(2)消滅耐性効果(カオスドラモン、グレイモンX抗体)
↓
(3)最もLv.の低い相手のデジモン1体を消滅(リヴァイアモン)
↓
(4)消滅耐性効果(カオスドラモン、グレイモンX抗体)
この内(4)が使えないという裁定が出ているので消滅できます。
(詳しくは公式のQ&Aをご確認ください)
ただ、他に消滅耐性効果を持っていいれば(4)のタイミングで使⽤できます。
(1効果につき、1回という制限の為)
具体的例を出すと
進化元に<カオスドラモン(EX3)>+<ムゲンドラモン(EX1)>を持つ<カオスドラモンX抗体(BT12)>だと同時処理で進化元のカオスドラモン(EX5)+ムゲンドラモン(EX1)の消滅耐性を1回ずつ使えば耐えることが出来ます。
リヴァイアモンの2.の効果で実質コスト軽減になるのもいいですね。
そして、今回デザイナーさんが用意したサポートカードがこちらです。
【メイン】自分の手札を1枚破棄することで、Lv.6以下の相手のデジモン1体を消滅させる。
この効果で特徴に「七大魔王」を持つカードを破棄したなら、このカードをバトルエリアに置く。
【お互いのターン】効果で相手のデジモンが登場したとき、≪ディレイ≫。
・自分のトラッシュから、「リヴァイアモン」1枚をコストを支払わずに登場できる。
メイン効果でLV6以下を除去した後、なんとこのカード自体をバトルエリアに置けます。
さらに、相手のデジモンが効果で登場した時ディレイで、トラッシュからリヴァイアモンを登場させます。
リヴァイアモン(EX5)を登場させるということは、除去に繋がるので展開中の相手の場に干渉できるカードということです。
(遊戯王で言えばほとんど罠カードレベルですね)
現環境でデジモンの効果登場があるデッキというと
- ルガモン
- 植物
- アヌビモン
- シャイングレイモン(バーストモードからの大門大登場)
(特にルガモン、植物、アヌビはメインギミックなっています。)
というわけで結構コントロール要素が高いと思ったので今回はセキュリティコントロールに組み込んでみました。
採用カード紹介
進化元効果を利用して、<ホーリーエンジェモン(BT1)>、<ホーリーエンジェモンACE(BT14)>などのリカバリー時にリソースを確保するようにしています。
LV3がパタモンだけだと少ないので<エリスモン(P)>を採用しています。
(エリスモンはセキュリティから捲れても手札に回収できるので)
倉田明宏(BT13)はこのデッキの貴重なドローソースなのでできるだけ早く貼りたいですね。(ただ、強制効果なのでデッキ切れには気を付けましょう。)
太刀川ミミ(BT3)も登場コスト2で貼りやすくて、1返しに対して1返しできるのがいいですね。
溜められると除去しきれないことが多いので<デクスモン(BT9)>で除去していく感じですね。
サイズも15000あるのでセキュリティから捲れても強い、バトルエリアに出しても強いこのデッキのメインアタッカーです。
こちらもアニマルコロシアムに収録されているカードで効果で相手のバトルエリアにトークンを出せるカードです。
例えば、ミラガオみたいに全く効果登場しないデッキもあります。
そうなると、<ロストルム>のディレイが誘発しなくなってしまいます。
(その対面をケアするために入れてます。)
1、2枚入れとけば、<フレイムヘルサイズ>で使い回せます。
<セブンス・フルクラスター>は、除去効果としては弱めですが、ロストルムをバトルエリアにセットするには特徴に七大魔王を持つカードを破棄しないといけないのでリヴァイアモン(EX5)だと少ないため採用しています。
(オプションだけど、七大魔王がついています。)
そうすると除去が消滅系ばっかりになってしまうので<カオスディグレイド>を採用しています。
<リインフォース・メモリーブースト>はリソース確保にもつながって、セキュリティを増やせる強力な制限カードですね。
興味がある⽅はぜひ遊んでみてください。
今回の記事に続いて9月29日発売になるエクシード・アポカリプスの新弾コラムでもリヴァイアモンX抗体について公開予定です。
公開されましたらぜひそちらもご覧ください。
以上です。ありがとうございました。