新年明けて少し経ちましたがおめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、そんな訳で新年1発目の記事ですが、今回は緩くデッキ紹介でもしようと思います。
デッキレシピ
メインデッキ
計50枚
今回紹介するのはこちら、8弾のベリアルヴァンデモンデッキです。
デジタルハザードが出たせいで随分前な気がしますが、ニューヒーローも出てから2ヶ月経ってません。ちゃんと新しいデッキです。
ぶっちゃけヴァンデモンの事をよく知らない人もいるかと思いますので主要カードを軽く紹介します。
主要カード紹介
BT8ヴァンデモン
及川悠紀夫
BT8ベリアルヴァンデモン
こんな感じです。つまり<BT8ヴァンデモン>で<悠紀夫>を登場、悠紀夫の効果でベリアルを登場、ベリアルの効果で相手の場とセキュリティを攻めつつベリアル自体もヴァンデモンなので悠紀夫を更に出せば消滅しても安心...みたいな動きが理想的です。
デッキの強み
冒頭のレシピの強みは進化するデッキでありながらどの世代でも殴りに行ける点です。レベル3は効果でカードを引ける2種類のガブモンと<バクモン>、セキュリティで落ちてもコスト損しにくい2コス3000打点を採用しているので問題ないですし、レベル4も消滅時が嬉しい<スキャッターモード>にタダで出てくる<アイズモン>、2点通れば十分どころか手札を捨てるだけで仕事になる<オーガモン>とオマケでハイブリ。
レベル5以上は全てヴァンデモンなので<及川悠紀夫>が揃えばいつ消滅してもベリアルに繋げられます。
消滅を恐れず果敢に殴りに行けると言うことは、消滅しなかった時さらに有利に立てると言う事でもあります。スキャッターモードが消滅しなかったらヴァンデモンに進化して悠紀夫を構えればヨシ。ヴァンデモンが消滅しなかったら普通にベリアルに順当進化を決めてやればヨシ!と普通に進化してやれば普通の順当進化相手なら逐一殴れている分優位が取れるでしょう。
とは言っても気になるのはそれがどのくらい上手くいくのかと言う話でしょう。スキャッターばかり引いて<アイズモン>を引かない、或いは逆にスキャッター無しでアイズばかり引くなんて話はいくらでもあります。
体感では育成1体目をスキャッターにして消滅させてもアイズモンが出るのは上振れですし、それが生き残ってヴァンデモンになってもトラッシュが溜まっていないので悠紀夫を出せる事は期待するべきではありません。育成1体目は相手のセキュリティに触りつつ<プチメラモン>やガブモンの手札破棄効果でベリアル、悠紀夫、スキャッターモード辺りをトラッシュに送って準備をするのが主な仕事です。
育成2体目からは相手のデッキや状況次第ですが、スキャッターが消滅してアイズを出せる手札もそこそこ期待できますし、消滅しなければヴァンデモンに進化してベリアルにリーチをかけられます。そうなればどんどん殴っていって相手に対応を迫る段階です。相手のやりたいことが出来ていなければ勝てるでしょう。
つまり序盤から殴りつつ、育成2体目ぐらいからヴァンデモンギミックを通していくデッキで、アイズモンやヴァンデモンが上振れれば1体目からめちゃくちゃするルートもあり得るという訳ですね。
とまあここまで書いたところで制限改定が来て<アイズモン>が制限になってしまいました。なんてこった聞いてないよ。
幸いアイズモンは上振れ要素です。
本命は<スキャッター>の墓地肥やしと手札回しの方にあるのでそっちが死んでないのは幸いというかそれがアイズモンの実力というか。
という事で折角なのでアイズモンの穴を埋めていきたいと思います。まずはアイズモンの役割をはっきりさせていきましょう。
まず何よりも手札から捨てられた時にノーコストで登場できる効果。残念ながらこの部分については替えがいません。なのでこの効果で何をしていたのかを深掘りしていきます。
一つは最速で複数体立てて圧殺する働き。これはどう足掻いても替えられませんが、こんな上振れを計算に入れてデッキを組んでいるわけではありません。諦めることにします。
二つ目は中盤にポンと出てきてヴァンデモンへの繋ぎになる動き。これがあるからこそこのデッキは序盤から殴りつつベリアルにシームレスに繋げられるというものです。
三つ目は最後の詰めとして除去したデジモンから出てくるような動き。このデッキではベリアルが似たような動きをしますが、ヴァンデモン名称でなくても<プチメラモン>一枚が追加打点になるのは相手からしたら面倒なものです。
以上3点がアイズモンの仕事になります。上振れ、中盤の展開補助、詰めと序盤から終盤まで隙の無い仕事っぷりですね。
他の役割としては単なるレベル4として進化の繋ぎも担います。そこを考えればレベル4以外のカードに変えるのは使用感が大きく変わりそうです。
さて、それを踏まえて軽く組んでみたのがこちらです。
新デッキレシピ
メインデッキ
計50枚
<アイズモン>の穴を埋める候補として白羽の矢が立ったのは<EX1オーガモン>、<レーベモン>、<ブギーモン>の3体です。
レーベモンは詰めの場面でテイマーから1点生み出せるカードで、元々入っている<カイザーレオモン>と違い2コスト進化なので終盤以外でも邪魔になりにくいカードです。特別優れている訳ではないですが、使いやすくハイブリの枚数を増やせるので最後の詰めは安定しやすくなるはずです。
ブギーモンは何の効果もありませんが、打点が高いのでセキュリティで生き残りやすく、殴る事を恐れずに生き残ったら進化もするというデッキ全体のコンセプトに合っているカードです。
この辺りが入れ替え候補で、オーガモンはそもそも1枚しか増やせずレーベモンもハイブリが増えすぎても余りそうなので全部1枚ずつ増やすことにしました。使用感はぼちぼちです。
と言うわけで今回は簡単ですがヴァンデモンデッキの紹介と、制限改定が来てしまったのでデッキの穴埋めを軽くやっていきました。
本当にちゃんとデッキを組むなら穴を埋めるような構築は絶対に間違いなので一から組み直すべきなのですが、まあそれは追々やっていけば良いでしょう。
2月からの新制限環境もどうなるかわかりませんが、新しい環境のデッキを組むヒントにでもなれば良いなと思います。
それでは今回はこの辺で。読んでいただきありがとうございました。