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めざせ最強進化! 第23回「6弾、クラシック環境まとめ」

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by 八坂

デジモン デッキ紹介.jpg
めざせ最強進化! 第23回「6弾、クラシック環境まとめ」
こんばんは、八坂です。

6弾環境で出来なかった環境まとめを7弾前に何とか間に合わせたいと思います。よろしくお願いします。

流行り廃りで見る6弾環境
6弾環境はデジカ史上初めて公認の大きな大会が開かれました。大きな大会があると環境が大きく進みます。普段やっている中でも環境はどんどん変わっていくものですが、初の大型公認大会ともなると新しいデッキが生まれる数が桁違いでした。
それらもあわせて時系列順に環境の変化を見ていきましょう。

初期 新弾テーマの流行
最初期はいつも通り新弾のデッキが流行ります。つまり各色の順当進化と絆、それと<ベルスターモン>デッキ等。それぞれの雛型が組まれていきました。
この時から強かったのは<ジエスモン>と絆、ベルスターだったと思います。完成度で言えばまだまだでしたが、初期から最後まで強いデッキは変わらなかったのかなと言う気がします。

中期 絆デッキの隆盛
やがて新弾のカードパワーに慣れてくると、プレイヤー達は安定志向になっていきます。回れば強いけど事故率の高いデッキ、つまり順当進化からアグロ気味のデッキに手を出すようになりました。
とは言ってもいかにもアグロな黄緑アグロが流行ったと言うわけではなく、あくまでもアグロ気味なデッキ、<赤絆>と<青絆>が流行りました。
赤絆と青絆と<ジエスモン>、3つの中だとまだジエスモンが(多分)一番多かったのですが、絆とその他の2つで分類すると圧倒的に絆の方が多かったのでデッキタイプとしては大アグロ時代でした。
ここでアグロ同士の相性の基本をおさらいしておくと、アグロミラーではDPラインが相手のデッキより一段階高い方が圧倒的に有利です。6000ラインまでしか入ってないデッキに対して<オクタモン>や<デルタモン>は悪夢の様に強いですし、その7000ラインに対しては<ハヌモン>が鬼神の如き活躍を見せます。なのでこの頃は黄緑アグロもかなり勝ちやすかったです。考えなしにセキュリティ殴ってるとテイマー捲って死にますけどその辺はプレイでカバーしてもらって。

後期 ベルスターモンの天下
7月に入った頃、デッキの数としては多くなかったものの、大型のCSで次々に<ベルスターモン>入りのデッキが上位入賞するようになります。
アグロ気味のベルスター、ベルコン、或いはベルスターにオールインしているわけではないが有効に活用しているパフェコンなどなど。
そして極めつけはDC1グランプリ。デジカ初めての全国規模の決勝戦はベルスターミラーだったのです。世界に2枚しかないアルフォースはどちらもベルスターモンを使用したテイマーに渡り、文句なしにベルスターモンの天下だったと言えるでしょう。
クラコレ期 ~アイスウォールの天下~
7月末にクラシックコレクションが発売され、通常弾程ではありませんが、いくつかのデッキが強化されました。ちょっとバランスが取れていないくらいに。
特に大きく強化されたのが<アイスウォール>と<イッカクモン>を得た青系のデッキ。<青絆>の強化は他と比べても頭二つ程抜けています。
他には<アナログの少年>を強く使えるデッキを中心にいくつかのデッキが強化されましたが、特に紫の<リリス><ズワルト>が非常に早さと安定面で強化され使いやすくなりました。
他にも<ムゲンドラモン>など新しく生まれたデッキもありますが、新しいデッキは強くなるための時間も機会も足りなすぎた印象です。
環境のデッキ達
ジエスモン
6弾環境におけるカードパワーの象徴。しっかりブン回った時のパフォーマンスは他に比べて頭一つ抜けています。
初期の頃は従来の順当進化に近い構成をしていましたが、ジエスモンを活かすために進化に直接関係ないシスタモンを複数採用しなければならない事、また特定の進化ルートだけが極端に強力であることなどから、研究が進むにつれてやがて高いレベル帯の採用を最低限に抑えたワントップ型とでもいうべき構築が生まれてきました。そのあたりは前回の記事でも紹介しています。
7弾環境でも新しいシスタモンとハックモンが入るので楽しみですが、環境の変化についていけるかはわかりません。
赤絆
6弾のメインの一つ、<アグモン勇気の絆>を頂点に据えたデッキ。
デッキの形としては前環境のグレイモンビートを雛型にした除去多めのアグロ型が主流です。青絆は順当進化型もありますが赤は見ないですね。
魅力はアグモン勇気の絆の突破力...と言いたいところですが実際のところ<6弾太一>のドローとコスト稼ぎによって気前良く回りやすくなったグレイモンビートの動きが強く、絆はあくまでフィニッシュ用と言った印象が強いです。
青絆
絆デッキの一つ。<ガブモン友情の絆>を頂点に、レベル3とレベル4とオプションをふんだんに使う器用なデッキ。
6弾環境でもトップクラスの使用率でしたが、クラシックコレクションで<アイスウォール>と<イッカクモン>を得て頭二つ抜けて強くなった印象です。
初期の頃から<エンシェントガルルモン>と組み合わせたり、緑の2コス5000打点と組み合わせてアグロに寄せたりと様々な型がありましたが、クラシックコレクション発売以降は<空&丈>を採用した進化元破棄併用型が流行っています。
小粒を並べる相手にはイッカクモンと<フォービドゥントライデント>で盤面の取り合いを、大物を登場させてくる相手には空&丈でコストを稼いで<アブソリュートブラスト>で対応を、進化して連続アタックを決めてくる相手にはアイスウォールなど、どう攻めてきてもいなして勝ちパターンに持っていける柔軟さが強みです。
6弾で得た戦力は少ないですが、<エンシェントトロイアモン>が<ジエスモン>や<青絆>相手に一定の圧をかけられる事と、依然として吸収<ニーズ>のパッケージが弱くない事から一定数の使い手がいてそれなりに結果も残しています。
理不尽な強さは無くても戦い方を間違えると足元を掬われるデッキという印象があります。
ムゲンドラモン
クラシックコレクションのSECで収録された<ムゲンドラモン>を主役に据えたデッキ。
特別強いかと言うと難しいですが、人気が高く「環境に存在する」という観点で決して無視できないデッキです。
登場してから日が浅い事もあって構築も様々で、ある程度の傾向はあってもどういうデッキかを断定するのは不可能ではないでしょうか。そう言う意味で相手取りにくい強みがあると言えるかもしれません。
新弾が出れば減っていく筈ですが、絶対に一定数の使い手がいる類のデッキだと思います。
余談ですが、公式のムゲンドラモンスリーブと親和性が余りにも高いためあのスリーブを見たら大体ムゲンドラモンだと判断して間違いありません。
紫タイタ
6弾環境で優秀なレベル4を多数獲得してアップデートされた紫の順当進化。
カオスデューク>と比べると除去の性能で劣る代わりに進化が繋がらなくても下のレベルで器用に戦える事が強みです。
手札を捨てた時のシナジーを強めに意識したデッキですが、基本的にはグッドスタッフなので環境に合わせて細かく調整して戦っていけるデッキだと思います。
リリスズワルト
5弾の頃からあったデッキですが、6弾の<キンカク><ギンカクプロモート>の加入で決定力とメモリーの動きやすさに、クラコレ発売で<アナログの少年>を得た事で早さと安定性に磨きがかかりました。
基本的な動きは前までと同じです。<しょうりつ60%>と<究極合体>のどちらを採用するかの選択肢がありますが、どちらも違った良さがあるので好みでしょう。
遅いデッキに対しては鬼の様に強いので環境の変化によってはいつでも活躍するチャンスがあるでしょう。
ベルスターアグロ/コントロール
6弾発売直後から存在していたものの、デッキ構築の難解さから使用数は絆に後れを取っていた印象でしたが、DC1グランプリ前後くらいから爆発的にシェアを伸ばしました。
魅力は終盤になればなるほどコストが下がり無茶苦茶な動きができるようになる事で、序盤凌いで終盤一気にひっくり返す動きは他にはない気持ちよさです。時々勘違いされていることがありますが、<ベルスターモン>は登場コストが軽減されるのであって進化コストが減っているのではないので<キュートモン>互換で対策することもできません。
トラッシュにカードを貯めたい都合から紫をメインカラーに、コントロール気味なら黒を、アグロ気味なら単色に寄せるように組むのが主流ですが、メインの動きは色に捕らわれないので極論何と組み合わせても構いません。したい事をできるように組みましょう。
パフェコン
コントロールデッキも一定数存在しました。ただ、コントロールは使い手によって型が様々で一纏めにするのが難しいです。
しかし、そんな中で圧倒的に洗練されていて誰が見ても強いとわかるリストがパフェコンでした。細かい説明は以前記事で書いたのでそちらを読んで頂きましょう。
その明快さからすぐに流行り、そして今でも環境に合わせて形を変えて使われています。


駆け足になりましたが6弾~クラコレ環境の主なデッキとしてはこんなものでしょうか。
エオスモン>とか<ディアボロモン>とかもそこそこ見かけますが、その辺りは僕のリサーチ不足という事で今回は見逃してください。

それでは今回はこの辺で。
7弾環境も楽しんでいきましょう!

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