【18ページ目】八坂 | デジモンカードゲーム | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

【18ページ目】八坂 | デジモンカードゲーム

デジモンカードゲーム 遊々亭Blogです。遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、デジモンカードゲームに関する情報を配信していきます。Twitterでも情報配信中です!
遊々亭@デジモンカードゲーム担当アカウント@yuyuDigi 遊々亭公式アカウント@yuyuteiNews

八坂 アーカイブ

タイトル一覧へ ≫

めざせ最強進化! 第8回「アグロの海を生き抜く為に」

    posted

    by 八坂

    デジモン デッキ紹介.jpg
    めざせ最強進化! 第8回「アグロの海を生き抜く為に」
    こんばんは。八坂です。
    少し前に大型の大会で上位を独占した事もあり、昨今青緑アグロが流行りつつありますが、皆さんは如何お過ごしでしょうか。

    僕はアグロ大好きですし、使ってる側なのでまあ困る事も無いのですが多くのプレイヤーの皆様はあんまり好きじゃないのではないでしょうか。
    そんな訳でせっかく流行ってきてるのだからアグロについてのあれこれを記事にしてまとめてみようかなと思いました。よろしければお付き合いください。

    まず前提知識としてアグロの事あんまり知らないよって人は前に僕が書いた記事を読んでもらえるともしかしたら理解がしやすいかなと思います。

    2色ウィニー(ST1〜3環境)
    青ウィニー(BT1環境)
    青緑ウィニー(BT1環境)
    緑単アグロ(BT2環境)

    最初の方の記事は古すぎて参考にならない事の方が多いですが、アグロの基礎的な考え方が書いてあるのでさらっと目を通しておくと面白いかも知れません。或いは初めて1週間足らずの初心者が知った様な口を聞いてるので気分が悪くなるかも知れません。大目に見てください。

    さて、読んでもらえたかはともかくとしてアグロデッキとはどういうものかを理解していきましょう。

    目次
    アグロデッキとは
    一言で言えば「セキュリティを最速で削りきる」事を目指すデッキです。
    アグロデッキにもいくつか型がありますが、全てに共通する要素がこれです。とにかくデッキの根幹が勝ちに直結するので、普通に回せば勝負になるのが良いところです。テキストに引っ張られて勝つ事を忘れている人、少なくないですからね。
    まずこれを第一のコンセプトに、これだけでは簡単すぎて勝てないのでデッキ毎に様々な第二、第三のコンセプトを加えて今日のアグロデッキは出来上がっています。
    ちなみにこのコンセプトだけで組んだデッキが上の2色ウィニー(ST1〜3環境)です。流石に今見れば恐ろしく弱いですが、コンセプトが勝ちに一直線なので初めて1週間の初心者しかいない環境なら多少は勝てました。

    特徴
    事故率が低い
    デッキの動きとして進化を必要とせずレベル3だけをひたすら引いていけば戦えるため、 構造的に非常に事故率が低いです。極端な話、レベル3だけを50枚詰め込めば事故率0です。
    そこにどれだけ入れたい要素を入れるかは個人の好みですが、概ねデジタマから進化できるカードを20枚。そこに素出し、進化含めてメインで殴るカードを合わせて30~35枚程度入れれば大体は回ります。
    残りの枠にオプションや<ピノッキモン>などのゲームの流れを変えるカードを入れるのが主流です。

    セキュリティ一枚あたりにかけるコストパフォーマンスが良い
    セキュリティはどんなに弱いデジモンで殴っても基本1枚は削れる訳で、早さを求めるなら可能な限り安く頭数を揃えられた方が良いです。
    高いレベルのカードは登場コストは勿論、進化で出す場合でも結局頭数一つに高いコストをかけている事は間違いありません。一体に高いコストをかけてもセキュリティ一枚で消滅してしまう可能がある以上、生き残る可能性を捨てても低コストで出せる方が安定したパフォーマンスを得られる訳です。

    弱点
    息切れに弱い
    コスパが良いという事は息切れに弱い事の裏返しです。この欠点に最も簡単に対応できる事から<ウパモン>を用いた青アグロがアグロの基本になりました。この辺りの経緯は上記の青ウィニー(BT1環境) の記事に詳しいです。
    また、これに関連して4コストテイマーでコストの支払いを強要させられるのも苦手です。

    ブロッカーに弱い
    ブロッカーを出されるとブロッカーより弱いデジモンはアタックするとタダ死にすることになります。なのでコストの低い、つまり弱いデジモンばかりを採用しているとブロッカーにかなり弱い構築になってしまいます。こちらがブロッカーを無視できる枚数を並べなければいけないのに対してブロッカーを使う側は最終的にブロッカーで殴れるのも嫌らしいですね。
    その辺りのブロッカー対策を考えたのが青緑ウィニー(BT1環境) の記事になります。
    ここまで来るとかなり今幅を利かせている青緑アグロの形に近いものが出来ていますね。

    全体除去に弱い
    弱いデジモンを並べがちな性質上、全体除去に弱いです。とは言ってもブロッカーで盤面を止められるか、コストを大量に貰って手札を吐かされた場合でなければ出したそばから殴って死んでいくので言うほど盤面には残らないのですが、まあちょっと工夫すれば簡単に全体除去に弱い盤面を作らされてしまうので構造的に苦手です。
    そんな訳で2弾環境で<ヴォルケニックドラモン>にめちゃくちゃにされるのが嫌で組んだのが緑単アグロ(BT2環境) です。
    このデッキはヴォルケに焼かれない5000打点を軽く立てる事をコンセプトに組みました。このデッキはヴォルケの全体除去対策はある程度出来ていても、息切れに非常に弱かったので結局ヴォルケに強い構築にはなれませんでしたが、自由枠の<ホーンバスター>や<ピノッキモン>+<アルゴモン完全体>が強く、基本的にアグロで戦いつつ引き次第で多角的に戦える良いデッキでした。

    環境デッキの理解
    さて、ここまでの流れを踏まえて現在流行っている型がこちらです。

    デジタマデッキ
    5
    4枚
    1枚
    メインデッキ
    50


    ここまで読んでくれたなら各カードの採用意図がある程度わかると思います。

    まず<ウパモン>と<チビモン>。青アグロの根幹を支えるドローソースです。チビモンの採用は長期戦をある程度見越しての事でしょう。長期戦になってしまえば元より不利と割り切ってウパモン4の構築も多いです。

    そして青レベル3が20枚。デジタマを滞り無く回すためのエンジンです。一般的な順当進化のレベル3が16枚程度な事もあり、絶対に進化したいのでデッキに20枚無いと不安だけど、大体は16枚で足りるという理由で17枚目以降に<アルマジモン>や<ベタモン>などの1コス進化を採用する事が多いです。

    青レベル4が6枚、緑が合計8枚。これらはいずれもデッキの基本的な動き、即ち絶えず後続を並べる事を支えるカードです。<エクスブイモン>は殴り回数の水増しからフィニッシュ手段に。<グリズモン>は最後にリーサルをずらすために、またそれ以外で邪魔にならない様な2枚採用。<アルラウモン>及び<マッシュモン>は素出しコスパ最強。<ベジーモン>は<アルターS>でも死なない6000打点として進化しても素出しでもコスパ最強。つまりこれらは(青レベル3はいる前提で)いつでも手札から使えるカードという枠です。この枠が青レベル3と合わせて34枚ある事が事故りにくい事の正体です。

    あとは<ピノッキモン>が4枚。ゲームが不利に傾きかけた時に無理矢理押し切れるカードです。前環境では青オメガの<ガルルモン>が天敵でしたが、青オメガが減った今かなり刺さる場面が増えました。また、一枚でコストを使い切れるカードなので息切れ対策にも少しだけ役立ちます。まあ出さされたピノッキモンはイマイチ強くないのですが無いよりマシ。

    大輔>は元々<ハンマースパーク>だった枠です。
    ハンマースパークの仕事は詰めの場面で2コストを確保して<フラウカノン>、エクスブイモンを使える様にしてリーサルを取れる様にする事。あとセキュリティで捲れて主に詰めの場面でリーサルを回避することでした。
    大輔は詰めのリーサル回避ができない事と手出しした時に4コスト使ってしまう事がマイナスですが、今環境にテリアモンを始めとしたメモリー+メタがあるせいで、手撃ちにせよセキュリティにせよゲーム終盤にハンマースパークを頼る動きに必ずしも信用が置けない事、また序盤でセキュリティから出る分には大輔の方が強い事から大輔を優先したと思われます。
    手札から使う場合に今一つ弱いのは間違いありませんが、メインの勝ち手段で使えるカードを34枚取っている都合で大輔を手札に抱えたままでも勝てるゲームが多い事、また何よりこちらの事故を狙って大量にコストを渡されたときにコストを有効に使いつつ後続を引きに行ける動きが極めて強い事が1番の利点です。

    フラウカノンはブロッカーを寝かせるのは勿論、ピノッキモンで凍結させるデジモンを増やす目的でも使えます。また<ポジトロンレーザー>は青緑を使う理由とも言うべきパワーカードです。6コストで使っても十分以上に強い。セキュリティなら尚更です。

    アグロデッキを倒すために
    こう見ると弱点のケアもバッチリで隙のない構築に見えますが、実はここまで敢えて隠してきたある弱点があります。セキュリティが弱い事です。
    8枚のオプションと4枚の大輔のおかげで有効牌が12枚あるほかに<ピノッキモン>が入っているとは言え、デッキの大部分は7000未満の弱いデジモンしか入っていません。6000でもほぼ通ります。なので今や紫以外の各色にいる1コス進化6000打点で果敢に殴られるだけで普通に速度負けします。特に赤や緑の<ダークティラノモン>や<ベジーモン>は進化元効果で7000打点が出るので天敵です。
    順当進化相手なら6000打点で通されても横に並べるレベル3が続かない事も多いので誤魔化せる事もありますが、<ゴリモン>やベジーモンを厚く取っている型の青緑や、<最強グレイモン>を筆頭とした赤アグロには非常に不利です。アグロは一段階打点の高いアグロに弱いのです。
    参考までにアグロに強い赤アグロのレシピを乗せておきます。


    デジタマデッキ
    4
    4枚


    さっと組んだので細部が甘いのは見逃してください。<ヴォルケニック>の部分は<ピノッキモン>でも良いと思います。
    また、対策をとっているとは言え究極体には構造的に不利です。引きムラと噛み合い次第ですが、勝ち越す事は難しいでしょう。
    またブロッカーをかなり厚めに取れる黒は苦手な相手です。スターターの発売で増えるなら立ち位置も変わってくるでしょう。

    これからの環境に向けて
    緑黒紫のスターターが発売し、青緑アグロのポジションがどう変わっていくかは正直わかりません。しかしスターターで大幅に強化された紫アグロも生まれつつあり、アグロ全般については知っておいて損はないでしょう。

    この記事がアグロに悩む皆様の役に立てば幸いです。

めざせ最強進化! 第7回「バンチョーケレス」

    posted

    by 八坂

    デジモン デッキ紹介.jpg
    めざせ最強進化! 第7回「バンチョーケレス」
    こんばんは、八坂です。
    3弾が発売されてはや数日。環境初期という事で盛り上がっていますが、皆さんはどんなデッキを組んでいますか?
    今回は新弾直後という事で、僕が3弾環境最初に組んでみたデッキの紹介といきたいと思います。

    バンチョーケレス デッキレシピ
    デジタマデッキ
    5
    4枚
    1枚
    メインデッキ
    50


    巷に大流行しているケレスモンデッキです。
    流石に誰が見ても強いからね。そりゃあ流行ります。

    ケレスモン>の強さは皆さんご存知かと思いますので、どんな思考で組んだのかをなんとなく紹介します。
    ちなみに発売直後(10/31)のチームCSに持ち込んだデッキなのでやや古い部分がありますが、その辺りはご容赦ください。

    1.ケレスモンに進化する事
    ケレスモン>に進化すればもうそれだけで莫大なアドバンテージですので、まず第一に進化しやすいデッキを組まなければなりません。
    則ち、可能な限りデジモンの枚数を最大にする事です。後述の<バンチョースティングモン>の為に<ミミ>を入れる他は全てデジモンで埋めました。

    2.ケレスモンに進化できなかった時のサブプランを持つ事
    ケレスモン>に進化すれば強いのは当然ですが、進化しないと戦えないのではデッキとして強いとは言えません。
    元々緑は先行して盤面を取って蓋をするのが強いデッキでしたが、一方で後手に回った時に巻き返すのが苦手でした。ケレスモンもその点は変わりません。つまり、進化できなかった時に後から捲れるプランが欲しい訳です。
    そこで選んだのが<バンチョースティングモン> でした。
    先にどんな大物を立てられても殴り倒せる突破力と、そのままゲームを終わらせに行ける3枚チェックは求めていたものとしてピッタリです。
    バンチョーを使うなら進化コストの確保が必要になります。そのため4コストテイマーとして<太刀川ミミ>を採用する事にしました。<一乗寺賢>じゃないのは吸収進化の種を毎ターン供給できる動きが強い事と、賢の効果を使えるときは恐らくもうコストに困っていないからです。
    この枠は秘めたる力の発現でもいいと思います。要はバンチョーを進化したターンに殴らせる事ができれば良いので。僕は秘めたる力の発現の使い勝手がわからなかったのでミミにしましたが、奇襲性と最大値はこちらの方が上です。と言うか今は秘めを採用した型の方が主流ですかね。

    3.確実にDP+を乗せる事
    ケレスモン>に進化したとして、相手の12000ラインを殴り倒せないのならせっかくレストできても意味がありません。確実に倒す為にはDP+をどこかしらで積んでおきたいところです。
    最初は<カブテリモン>と<ガルゴモン>を両方採用してレベル4枠で安定してバフをかけようと思いましたが、カブテリモン、ガルゴモン、アルゴモンの3種類しか採用しないと相手の<オメガモン Alter-S>が完全体以下全体除去とか言う馬鹿げた性能になってしまい、ボコボコに負けたので考え直し。
    結局6000ラインの為にガルゴモンを抜いて<ベジーモン>を採用する事にしました。ガルゴモンの分抜けたDP+枠はデジタマデッキをアルゴモンから<タネモン>にする事で補いました。

    以上の思考を無難に纏めた結果が冒頭のレシピになります。
    以下まとまらなかった思考をつらつらと
    • レベル別枚数比18:12:10:7は<ミミ>のためもありますが、単に僕が順当進化アレルギーなのでレベル3を多くとってるだけです。レベル3と4で17:13とか16:14とかでもいいと思います。
    • ウッドモン>は1コス進化の選択肢が無限にある中2コス進化ってだけで弱いし、究極体が強いデッキなのに上に進化したら無意味なのがちょっと耐えられなかったので入ってません。
    • ジュレイモン>は2コス進化7000打点な事が主な役割です。完全体の枠が10枚欲しかったので入ってます。ブロッカーに関してはあったら使うぐらいで考えてます。受けに回るカードより押し付ける方が好みなので。
    • 各レベル枚数の都合で<フラウカノン>や<ホーンバスター>は入ってませんが、別に弱くはないので入れたければ入れればいいと思います。<ケレスモン>がいるからフラウカノン要らないとは思ってません。
    • セントガルゴモン>が入ってる型も流行ってきてるみたいですね。緑ミラーやるなら有効だと思います。
    • これを持ち込んだCSでは予選は4-0出来たのですが、決勝トーナメントでは初戦でブリッツオメガに<ブリッツ>→<Alter-S>の流れをいっぱい決められて負けました。お互いの進化率を考えれば一概に不利とも言えないのでしょうけど、決まれば本当にキツいです。

    という訳で、今回はこんな感じで締めたいと思います。環境初期という事でこのデッキはこうだ!なんて言い切れないので敢えて緩く書いてみましたがどうだったでしょうか。
    もっとカードの採用理由とかちゃんと書いてくれ!なんて意見があれば次回はもっとちゃんとするかもしれません。

    まあそんな話はいいでしょう。皆さんがこれからの新環境を楽しむ助けになれれば幸いです。それでは良い新環境を。

めざせ最強進化! 第6回「2弾環境まとめ 紫・多色編」

    posted

    by 八坂

    デジモン デッキ紹介.jpg
    めざせ最強進化!
    第6回「2弾環境まとめ 紫・多色編」
    こんばんは。八坂です。
    まとめと言いながらやたらと長くなってしまったせいでもう4記事目です。前回までの記事はこちらからどうぞ。(デッキタイプ分類赤青黄緑黒)
    いい加減今回で最後にします。今回は紫〜多色です。よろしくお願いします。


    ピエベルゼ デッキレシピ
    デジタマデッキ
    5
    4枚
    1枚

    分類:アグロデッキ

    紫の主要なデッキタイプの一つ。
    キメラモン>や<ピエモン>など進化よりも登場することで強力な効果を発揮するデジモンと、ワープ進化できる<ベルゼブモン>あたりで高レベル帯を占めることで基本低レベル帯で戦いつつ、状況に合わせて大きな動きもできる器用なアグロデッキです。

    アグロデッキと言うには成長期が少ないのですが、<ナイトレイド>を実質成長期と換算すると実質成長期20枚を超える他、そもそも戦い方が下の世代で殴るの方向なのでこれは歴としたアグロデッキなのです。
    アグロ気味な回し方が肌に合わなかった人や対応力を求めた人は次に紹介する紫順当進化を握っている印象です。
    除去が豊富な点と、ピエモンや<ミレニアモン>などの大振りな動きが入っている点でアグロデッキの中では例外的に究極体デッキに対して有利に出られる事は非常に大きな特徴です。

    大まかな動きとしては序盤は成長期でガンガン殴っていきつつトラッシュを肥やし、相手の脅威の中で無視できないものに対しては適切に除去を当ててなんか上手い事やる(曖昧)と言うものです。また、ナイトレイドと<トランプソード>等、他のデッキよりオプションが多く入る為<ホーリードラモン>と相性が良い事が知られています。

    欠点としては打点の低いアグロデッキなのでブロッカーに弱い事です。除去は多いのですが、ブロッカーに撃ってコスパのいい除去は基本的には無いので撃てば撃つほど損をします。例外は<ヒートバイパー>ですが、多く採用できるカードではないので当たればラッキー...くらいでしょうか。

    黒と貰っている枚数は同じなのに紫だけ環境で戦えているのは、紫の方が単体で機能するデジモンが多いからなのかなぁと思います。進化してこそ強い構築と言うのは、各世帯全体的に優秀な土台があってこそなのでしょう。

    紫順当進化 デッキレシピ
    デジタマデッキ
    5
    4枚
    1枚

    分類:順当進化

    紫の順当進化デッキです。紫のよく使われるデッキには順当進化とピエベルゼと呼ばれる2つの型がありますが、順当進化型の特徴はフィニッシャーに<ピエモン>ではなく<メタルガルルモン>や<ヴェノムヴァンデモン>を採用している事と、進化ルートのために<ヴァンデモン>が採用される事でしょうか。
    何となく紫を使い込んでいる人ほどピエベルゼより順当進化を握っている印象があります。アグロムーブもピエモンぶん投げも結局は相手の対応に左右されるところが大きいので、やり込んだ人ほど実力での勝ちを求めて普通に進化を重ねられる順当進化型に動いていくのかなあと思いますが、定かな事はわかりません。僕自身のやり込みが足りないので。

    強みは究極体の選択肢が多い事です。アグロ型でも使えたピエモンと<ベルゼブモン>は勿論、メタルガルルモンとPヴェノムヴァンデモンは自身の効果で頭数を増やせるので例えセキュリティ1枚目で消滅したとしても爪痕を残せる強力な究極体です。
    また、デビモンの進化元効果としての道連れを上手く使えるのも紫順当進化の長所です。道連れは弱いデジモンでも強いデジモンを打ち取れる能力と思われがちですが、強いデジモンが更に強いデジモンに打ち取られにくくなる能力としても非常に優秀です。道連れ持ちのPヴェノムヴァンデモンがレストしているとして、あなたは<ホウオウモン>で討ち取りたいでしょうか?多分<ブレイクドラモン>でも割と躊躇するのではないでしょうか。

    弱点は普通に順当進化をやるなら進化速度とパワーラインで青と赤に劣る点でしょうか。ただセキュリティの弱さはともかくとして、除去の豊富さから盤面の取り合いなら負けていないので十分に戦えるレベルなのだと思います。

    究極体コントロール デッキレシピ
    デジタマデッキ
    5
    4枚

    分類:究極体

    究極体デッキです。メインに据える色とか組み込むギミックは色々ありますが、殆ど勝ちパターンはデッキタイプによるコンセプト勝ちなのでどの型が突出しているというのは特に無いのかなあと思います。

    多いのは赤をベースに青と黄色を積んだ形です。
    赤はお馴染み<ヴォルケニックドラモン>と<スカルグレイモン>、<ガイアフォース>が使え、除去の性能に非常に優れることから。
    青は<メタルシードラモン>と<コキュートスブレス>、それと貴重なドローである<BT1ズドモン>のため。あとこれら2色で<オメガモン>を採用する理由になります。
    黄色は主に<ホーリーエンジェモン>と<ホーリードラモン>によるリカバリーのためです。平均DPが高く除去オプションも多いこのデッキのリカバリーは、他のどのデッキでやるよりも凶悪です。
    この3色以外に他の色を採用する理由としては、黒を採用する利点はレベル3~6で好きにブロッカーを取れる事、<ムゲンドラモン>が使える事、<ミレニアモン>に繋がることでしょう。
    紫の利点は<トランプソード>、<バクモン>、<キメラモン>、<インプモン>と<ベルゼブモン>など。紫の基本的な動きそのものですので、紫を使うならデジタマからがっつり枚数を取って軸にしたほうがいいと思います。
    緑は元々進化至上のカラーな事もあり、このデッキには<ピノッキモン>単体でしか採用の余地はないので色として見ることはないでしょう。

    簡単な説明ですが、究極体デッキについては大体デッキタイプの紹介記事で書いてしまったので個別の説明としてはこんなものです。

    青緑速攻 デッキレシピ
    デジタマデッキ
    4
    4枚
    メインデッキ
    50

    分類:アグロデッキ

    1弾環境から存在する古典的アグロデッキです。1弾環境のこのデッキのことを知りたい人は良ければ僕の過去の個人ブログをどうぞ。
    2弾環境になって変わったのは<ベタモン>の採用と<ピノッキモン>等の登場究極体の採用でしょうか。
    ベタモンが採用される理由は天敵である<ヴォルケニックドラモン>の存在から明らかですが、興味深いのは登場究極体が採用されるようになったことです。
    元々ブロッカーの対策に<スカルグレイモン>が入っていたりと、登場時目当てで採用されるデジモンは入っていたのでデッキの形としては大きく変わっていないのですが、選択肢が増えたことで初見殺し性能は上がっているように思います。セキュリティの強さとしてもアップグレードされていますね。
    あとは<ホーンバスター>より<フラウカノン>が優先されるリストが多いのですが、ブロッカー対策としての性能は一長一短なので、恐らくピノッキモンとのシナジーを考えての採用でしょう。

    こう言ったほぼ進化しないアグロデッキはデッキの枠35枚くらいでメインの勝ち筋の動きが安定する為、残りの15枚は自由枠だったりします。その為オプションを多めに積んでセキュリティを強くしたり、登場究極体を積んでゴリ押し出来る様にしたりと好みに合わせて組んでみるのが良いでしょう。

    と言う訳で2弾環境各色のデッキ紹介でした。発売からかなり長い間プールに変化がなかった割に、その時々の流行り廃りも含めてかなり色々なデッキが生まれていった良環境だったのではないでしょうか。
    今回はまとめという事で主なデッキの触りしか紹介できなかったので、もっと各デッキに踏み込んだ記事も書けたら良いですね。

    それではまた次回の記事でお会いしましょう。さようなら!

2024年10月売り上げランキング

by 遊々亭@デジカ担当

READ MORE

デジモンカードゲーム買取強化カード紹介!!(11/21)

by 遊々亭@デジカ担当

READ MORE