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2021年9月 アーカイブ

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【第334話】オールスター感謝祭

ディーセレから始めるオールスター!(後編)

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    by からばこ

    ゲインタイトルトップ.jpg
    ディーセレから始めるオールスター!(後編)
    はいこんにちは、からばこです。オールスター紹介記事の後編です。前編はこちらからご覧になれますので、よければどうぞ。
    後編ではオールスター特有の要素とゲームの魅力、そしてサンプルデッキをご用意しました。
    導入はほどほどにして、早速行きましょう!

    「限定条件」がルリグの個性を引き出す!
    ディーセレでは「センタールリグの色を持つカードしかメインデッキにしか採用できない」というルールがありましたが、オールスターではルリグの色に限らず、好きなカードをデッキに入れられます。ですが一部のカードには「タマ限定」「リル限定」などの「限定条件」が設けられています。
    「限定条件」はセンタールリグがそのルリグタイプを持たなければ、場に出したり発動できないというものです。ディーセレでいう「チーム限定能力」の、もっと制約の強いものと思っていただければOKです。次のカードをご覧ください。
    アイアース>はタマの主力シグニです。カードテキスト欄の左上に「タマ限定」とあるため、センタールリグのルリグタイプが「タマ」以外であれば場に出すことはできません。能力はルリグアタックに特化した「デカい<コウメイ>」のようなもの。タマの得意戦術であるルリグアタックを強化するシグニです。
    ラアー>はカーニバルというルリグのエースシグニです。こちらも「カーニバル限定」とあるので、センターがカーニバルでなければ場に出せません。能力は「サーバント」にまつわるもの。一見地味ですが、カーニバルは相手のシグニを「<サーバントZERO>」という特殊なシグニに書き換える戦術を使うため、相性は抜群です。

    このように限定条件を持つシグニは、そのルリグが得意な戦術に深く関連した能力を持っています。前編で触れた<西部の銃声>のように、限定条件を持つアーツやスペルも存在します。

    オールスター限定、第4のシグニゾーン!
    オールスターには第4のシグニゾーン「チアゾーン」が存在し、「チアシグニ」という特殊なシグニを配置できます。
    レベルのアイコンがハート型になっていますよね。かわいいです。
    チアゾーンのシグニはアタックフェイズで、好きなシグニゾーンにアタックできます。チアシグニで相手のシグニをバニッシュし、空いたところをシグニゾーンのシグニでアタックし、ライフクロスを狙う、という使い方が定番。また、チアゾーンにいるシグニは相手シグニからアタックされず、ルリグのリミットの制約も受けないという特徴があります。

    画像にある<ビッグ・ヴァン>はカーニバルのチアシグニ。自身がアタックすると宇宙のシグニがダブルクラッシュを持ちます。手札も増やせるため、継戦能力と火力を同時に担保してくれます。<クリシュナ>はタマのチアシグニ。アタック時に除去ができるため、バトルでのバニッシュとアタック時のバウンスで、1度に2面を除去できます。
    具体例がタマやカーニバルばかりですが、チアシグニはほぼ全てのオールスターシグニに実装されています。とりあえずデッキに入れておきましょう。

    話題はそれますが、「サーバント」について。
    ディーセレには「ガード」を持つサーバントが1種4枚しかありませんでしたが、オールスターでは<サーバント#>を除けば、レベル1〜4に4種ずつ存在します(特殊なものを除く)。
    枚数はもちろん、ライフバーストの有無やデッキの構築によってレベルや種類を使い分けたりできるので、「サーバントが引けない」という悩みはディーセレよりも少ないです。ルリグアタックを止めるアーツも多いですしね。
    もちろんサーバントを引けたからといってガードできるとは限りませんし、そもそもサーバントを入れないことだってあります。ルリグアタックをめぐる駆け引きは、ディーセレよりダイナミックです。
    10037.jpg
    さてさて、復習も兼ねてオールスターの特徴をまとめましょう。

    ・ルリグもシグニも、最大レベルは5。基本4か5までグロウ!
    ・アシストルリグではなく、アーツやキーで守る
    ・アーツのように、アタックフェイズに使えるシグニもいる
    ・「コイン」「限定条件」「チアゾーン」など、ディーセレにはないシステムも
    ・サーバントは入れ放題

    色々書きましたが、アシストルリグの代わりにアーツやキーが入って、レベル4や5のルリグやシグニが使えるだけのディーセレです。ドローエナチャージグロウ、メインアタックなどはディーセレと全く同じです。
    「なんかすごそう......」と不安にさせてしまったかもしれませんが、ディーセレをやったことがあれば、オールスターもすんなりできます。

    ここが楽しいオールスター
    Q:どうしてオールスターを勧めるの?

    A:ディーセレにはない楽しみがあるから!

    オールスターのイチオシポイントを、ディーセレと比べながら紹介します。

    できることがとても多い
    オールスターのカードは、できることも多ければ幅も広いのが魅力。サーチもドローもサルベージも、ディーセレとは比較にならないくらい自在にできます。
    象徴的なカードがこの<カーニバルK>でしょうか。「シグニを書き換える」という唯一無二の能力を持っているため、デッキ作りの幅が非常に広くなっています。この<カニキー>を使ったデッキだけで、過去にいくつ作ったか覚えてないくらいには好きな1枚です。
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    できることがとても多いため、自分のプレイスタイルにあったデッキを見つけやすいのもオールスターの魅力です。
    私は「相手に何もさせない」「安定した盤面を作りたい」「わかりやすく強い」カードが好きなのですが、それに合ったデッキだけでも【2止めアン】【5サシェ】【紡ぐ者】などが浮かびます。(<マーライ>は禁止カードなので要注意!)
    「自分は速攻が好き!」「ハンデスっていいよね」「エナ焼きこそ正義」「デッキ破壊最高!」など、ディーセレを通して好きな戦術が見つかったのであれば、それに似たことができるルリグでオールスターを始めるのがいいでしょう。

    「詰め」が深く、楽しい
    戦術面とも関連しますが、オールスターではディーセレ以上に「詰め」が重要になってきます。ディーセレでは「相手のアシストルリグをすり抜けて、いかにとどめを刺すか」という点が重要になります。「<デウスシールド>の能力をフルで使わせないために、相手のエナを焼いてこっちはアサシンで攻めて......」みたいな。

    オールスターではその「詰め」にアーツやキー、ルリグの防御などなどが絡んできて、より複雑に、より深くなってきます。「ルリグのエクシードを超えないといけなくて、多分残りのアーツはこれだから、今自分の手札でできることは......」と、じっくり考える状況に立つことも多いです。だからこそ、相手の防御の上からとどめを刺せた時が最高に気持ちいいんですよ。
    試合中はもちろん、構築段階からあれこれ考えるのもとても楽しいです。オールスターはサーチや回収、ドローが豊富なので、メインデッキに1枚だけ採用する「メタカード」に触れやすく、構築における対策が試合中に発揮されやすいです。とっておきの1枚がここぞという時に活躍するのって、カードゲームの醍醐味の一つです。もちろん相手に何もさせずに、速攻を仕掛けるデッキだって作れます。それもまたオールスターの魅力!


    サンプルデッキ紹介!
    というわけでサンプルデッキを3つほどご用意しました。
    火力のタマ、防御のアン、エナ破壊のユヅキの3人です。タマとユヅキは10月にディーセレに参戦するルリグで、アンは前編でも紹介しました。どれも使いやすいうえ、カードも比較的集めやすいのでオススメです。

    祝輪タマ:強烈ルリグアタックで攻めよう!


    どんなデッキ?
    ウィクロス永遠の主人公、タマ。特徴はアーム、ウェポンシグニを軸にした「ルリグの連続攻撃」です。巨大<コウメイ>こと<アイアース>を中心に、<祝輪タマ>と合わせて容赦ないルリグアタックを叩き込みます。レベル4以降のルリグアタックは、例えるなら<Glory Grow>と<ENDLESS-PUNCHLINE>を足して2で割らないような威力です。まさに強烈の一言。
    ルリグに加えてシグニも強力。序盤から<ワールド・エンド>を張って、コインを使った除去で攻めていきます。<ハニエル><ハヤト><ミカムネ>などを場に出し2種類のクラスを揃え、ドローかエナチャージをしながらリソースも確保しましょう。ライフクロスが減ったところで、<アイアース>と<祝輪タマ>を合わせたルリグアタックでトドメを刺す、というのが大まかな戦術です。
    アーツの防御は大味で、<プリディ>や<炎のタマ>などは、ゲーム展開によっては使わないこともあります。その場合は<ワルエン>のアタックフェイズに使えるコストに充てましょう。相手によってどのアーツを使うかがポイントです。

    デッキ改造のポイント
    今回の構築はアームとウェポンに固めましたが、タマの代名詞<アークゲイン>にも注目。全ての天使シグニにルリグ効果以外の耐性を付与できるため、<ヴァルキリー>や<クリシュナ>も採用し、天使盤面を作るのもいいでしょう。<アイアース>たちとは直接の関連がないので、入れる枚数のバランスには要注意。
    慣れてきたら採用したいのが<アヴェンジャー>。手札の「ウェポン」シグニを弾に、相手のライフクロスを直接クラッシュできます。ライフバーストを発動させないのが魅力的。ウェポンつながりで<ザ・ロウ>を入れてもいいでしょう。
    他のアーツは<メンダコギロチン><アヴァロン・スロー><四炎楚歌>などが採用候補になります。<ゲット・インデックス>や<ヴァルキリー>などサーチカードも豊富なので、安定感を上げたいならこれらのカードを入れるのがおススメ。また、<創世マユ>にグロウするタイプもあります。

    5アン〜圧倒的防御のはじまり


    どんなデッキ?
    ディーセレを代表する鉄壁のチーム「うちゅうのはじまり」。オールスターの耐久ルリグといえば、前編でも紹介したアンでしょう。手札破壊や凍結こそできませんが、「耐えに耐え抜く」というコンセプトは非常に似ています。
    カギを握るのが<コンテンポラ>。場の全ての美巧シグニに、「相手のルリグとシグニの能力を受けない」を付与する超鉄壁なシグニです。実質アーツの効果しか受けなくなるため、相手はこの<コンテンポラ>をバトルで倒すしかなくなります。攻めも守りも、とにかく<コンテンポラ>が重要なデッキです。
    繰り返し使えるアーツ<彫心鏤骨>もあり、シグニに対する防御力は高いアンですが、ルリグアタックを止めるのは苦手。その弱点を「ピルピルキー」こと<アロス&コードピルルクKEY>で補っています。手札を捨てておけばルリグによるダメージをシャットアウト。シグニもルリグも防ぎ切り、相手が力尽きるまで戦う耐久ルリグです。<リコダス><シンカー><ミニマリ>など、トラッシュで使えるシグニが多いのもポイント。

    デッキ改造のポイント
    緑と白のカードを中心にデッキを作っていますが、<黒コンテンポラ>や<パレット団>など、黒や青の美巧シグニもいます。その際役立つのが<コンテンポラ>の妹シグニである<モダーン>。好きな色の美巧シグニをエナに置けば、青や黒エナが必要なアーツも採用できます。そうでなくても<リコダス>や<シンカー>をエナに直接置くのに便利なので、使ってみてもいいでしょう。
    ピルピルキー>を採用していますが、サーバントを増やせばこのキーはいりません。余ったコインは青美巧を入れて<ドント・アクト>に充ててみたり、黒で<フェイタル・パニッシュ>にしたりと、カスタマイズの幅もあります。カラフルなメインデッキを楽しめるのも、オールスターの醍醐味です。

    ユヅキ〜エンドレスでランデス!


    どんなデッキ?
    ユヅキは初代セレクターの主人公「るう子」のライバル(親友?友達?相棒?)である、紅林遊月によく似たルリグです。詳しくはアニメを見てください。ディーセレでいうヒラナにとってのLIONかな?

    ユヅキの特技の一つがエナ破壊。レベル5ルリグ<不敗遊月>は、エクシード1で相手のエナゾーンにあるカードを1枚除外できます。最近では<キントキ><ナベノツナ>が猛威を奮っていますが、エナ破壊はユヅキの専売特許。トラッシュ送りではなく「除外」なのが、火力の高さを伺わせます。
    他にも<不敗ユヅキ>の自動能力やシグニの<レッドドラゴン>などは、「相手にエナを払わせる」能力を持ちます。エナを払わなければガードができなかったりアサシンを得たりしてしまうため、相手はエナを払わざるを得ず、実質的なエナ破壊になります。オールスターには<レイラ=クレジット>という、エナ破壊やハンデス、デッキデスを強烈に縛るキーがあるのですが、ユヅキはそれをすり抜けられるのが特徴。元祖エナ破壊のプライドが垣間見えます。

    使うのは龍をモチーフにした「龍獣」のシグニ。どれもワイルドな能力を持ち、「デュエル・マスターズ」の元祖ドラゴン「ボルシャック・ドラゴン」がシグニになった<ボルシャック>は、トラッシュの龍獣シグニの枚数に応じてパワーが上昇します。6枚あればダブルクラッシュで、10枚あればアタック時除去。毎ターン<チアサシェキー>を使えばグロウコスト<轟炎罪>の起動能力とと合わせてちょうど6枚になるので、トラッシュの枚数を意識しながら戦いましょう。「序盤は緑、中盤以降は赤」を意識して!

    デッキ改造のポイント
    レベル3ルリグを<黄金火>にすればコインを6枚手に入れられます。<ハッピー5>を<決勝馬焼>に、<チアサシェキー>を<ゆきめキー>に変えて、更に前のめりにした構築を目指すのもあり。<炎のタマ><不敗ユヅキ><馬焼>などで防御力は意外と高く、「負ける前に倒す!」で戦いたいですね。<アパト>の枚数を増やして安定感をアップさせるのもいいでしょう。

    ゲツァル><ディプロドクス>など「手札の龍獣シグニを公開する」のもユヅキの特徴。専用ルリグとしてレベル3の<雪月華 遊月・参>がいます。戦術や構築はこちらの記事コラムを参考にしてください。レベル4以降のルリグやシグニを使わない速攻デッキなので、<不敗ユヅキ>とは違った戦いが楽しめます。上記2記事はディーセレ前のものなので、必要に応じて最新のカードを入れてくださいね。

    あとがき
    長くなりましたがこのくらいで。
    最後に、オールスターの全ルリグを一言で紹介している便利なページをご用意しました。WIXOSSBOXっていうんですけど......。

    といってもこのページを作ったのは20年3〜4月なので、<プリディ>や<楚歌>といった新しいカードを採用したデッキがなかったり、<ヒナニギス>などが禁止される前のものです。ただルリグの特徴を「こんな感じ」とシンプルにまとめていますので、気になるルリグを探す参考にしていただければ幸いです。

    また上記のルリグ紹介は、主にカードの性能面に特化したものになっています。性能から選ぶのもいいですが、見た目や性格、思い入れから選ぶのももちろんあり。
    セレモニーでの入賞頻度の差はあれど、どのルリグもそこそこ戦える環境ですので、好きなルリグからオールスターを始めるのがオススメです。多少環境が逆風でも好きなカードを使うほうが楽しいし、「あれに勝ちたいこれに勝ちたい」ってウンウン唸るのもオツなものです。
    できることが多いオールスターだからこそ、「大会で勝ちたい!」「好きなルリグを突き詰めたい」「色々なデッキで楽しみたい」「オンリーワンなコンボを決めたい」などなど、「やりたい!」が人の数だけあります。時に価値観がぶつかり合うこともありますが、人様の主義主張は人様のもの。「自分のやりたい」を優先し、好きなデッキを作りましょう。


    というわけで長くなりましたが、前後編でオールスターを紹介しました。
    ご質問があればツイッターなりwixossboxなりにお問い合わせしていただければ、答えられる範囲で答えますので、ぜひぜひお気軽にどうぞ!
    ではまた次回の更新で!

ディーセレから始めるオールスター!(前編)

    posted

    by からばこ

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    ディーセレから始めるオールスター!(前編)
    はいこんにちは、からばこです。もう9月ですってよ......。
    きゅるきゅる〜んがカード化され、アニメ出身ルリグはほぼ全員参戦したディーセレ。いよいよ10月には、タマやピルルクといったセレクター組を皮切りに、これまでのルリグの多くがディーセレに登場します。楽しみですね!

    というわけで今回は、そんなルリグたちが活躍してきたオールスターの紹介です。
    ディーセレをきっかけにウィクロスを触れた人にとって、オールスターは未知の世界。「どんなゲーム?」「そもそもタマって誰?」という方もいることでしょう。そんな方に向けて、オールスターの特徴や魅力などについて、たっぷりお伝えします。

    記事は前後編を予定しています。前編はオールスターの特徴やゲーム性などの概要。後編は使いやすいサンプルデッキの紹介になります。ディーセレ導入から半年以上が経過し、ウィクロスにも慣れた方も多いことでしょう。このガイドを手に、オールスターの世界を少し歩いてみませんか?

    レベル5の世界へようこそ!
    さっそくですがこちらのカードをご覧下さい。オールスターを代表する超堅牢ルリグ「アン」になります。
    鉄壁の防御はお任せあれ。ディーセレでいえば「うちゅうのはじまり」みたいなポジションです。
    ・エクシード1で1面防御
    ・そもそも勝手に1面止まる
    ・エナを増やしながらデッキからシグニを呼ぶ

    ディーセレでは「デッキ全体で5面防御あれば硬い方」ですが、アンはルリグ単体でそれを持っています。「アンの防御力>ディーセレのデッキの防御力」です。アンは特に硬いルリグなので、エクシード以外の防御手段も大量にあります。とにかく硬い!
    単純比較としてわかりやすいところを持ってきましたが、オールスターの防御力はこんな感じです。


    では攻撃力は?こちらのカードをご紹介しましょう。
    ・宝石シグニに【ダブルクラッシュ】とバニッシュ耐性
    ・赤シグニになんでもアサシン。ターン1の制限はなし
    ・エクシード5で全面除去

    わかりやすい例として花代さんを挙げました。見ての通りの超火力ですね。その気になれば1度のアタックフェイズで6枚のライフクロスを割れます。「レベル5までそんなに残ってないよ」というツッコミはその通りなのですが、攻撃力の例えってことで。
    もちろんシグニだけでなく、ルリグアタックに特化したデッキもオールスターには多くあります。オールスターの攻撃力の一端を垣間見えたのではないでしょうか。ちなみに花代は<TRIGGER OF VICTORY>のスペル版を持っています。ライフ0から撃つとバキューン!
    この2人はほんの一部ですが、オールスターは攻撃力も防御力も段違い。アグレッシブな攻めとダイナミックな守りがぶつかり合うカードゲームになっています。それでいて、攻防がきちんと成り立つのがオールスターの魅力。「どこで防御を使う?」「どうやって相手を倒す?」という駆け引きは、ディーセレで体感したそれがさらにスケールアップしています。
    ここではレベル5のルリグを紹介していますが、下のようにレベル4で戦うデッキも多いです。レベル3以下でも戦えますが、多くの場合4か5までグロウして戦うことになります。もちろんシグニにも、レベル4や5のカードがあります。
    具体的なカード紹介は後編でやっていきますので、まずはオールスターの特色からご紹介しましょう。
    ディーセレにはない要素がたくさんあるので、少しずつ行きますね。

    ルリグデッキは原則10枚、防御は「アーツ」「キー」で行う
    ディーセレでは防御をアシストルリグで行いますが、オールスターでは「アーツ」「キー」がその役割を持ちます。
    「アーツ」はウィクロスの元祖防御手段。ルリグが放つ必殺技という位置づけで、アタックフェイズにアシストルリグがグロウするように、ルリグデッキから所定のエナを払って使います。こちらの2枚をご覧ください。
    水天一碧>は2面防御をしながら手札やエナを増やせますし、<プリディ>は除外コストこそ重いですが、どんな攻撃も防げるスペックを持ちます。<水天>はかつて一時代を築いた防御アーツで、<プリディ>は現在人気の高い1枚です。オールスターをやっていなくとも、その防御力の高さが伝わるのではないでしょうか。

    アシストルリグのグロウコストと異なり、多くのアーツのコストは色が指定されているのがポイント。
    相手のエナゾーンの状況からアーツを予想し、盤面をどう作っていくかが醍醐味の一つです。「<イワトオシ>のようなカードで特定の色のエナを焼いて、アーツを使わせない」ことも可能です。色指定があるゆえの駆け引きですね。
    また、「キーカード」という横向きのカードを使った防御もあります。こちらをご覧ください。
    10009.jpg
    ぶりっつ>はルリグにエクシード2で発動できる能力を付与するキーカードです。先ほど紹介した<5アン>のような、エクシードを持つルリグには不向きですが、エクシード能力を持たないルリグでは防御として使うことができます。
    キーの発動にはエナではなく、「コイン」をコストに支払います。「コイン」はルリグがグロウすることで得られ、キーの発動にはもちろん、ルリグの能力のコストやアーツの追加効果の発動に使います。ルリグによって得られるコインの枚数は異なるため、デッキ構築の際は要チェック。12月からディーセレにも来るので、今のうちに予習しておきましょう。

    また、アーツやキーに加え、アタックフェイズに能力を発動できるシグニもいます。
    トラッシュや場でアーツのように発動することで、相手のシグニを除去したりできます。オールスターならではですね。
    防御面ばかり紹介しましたが、もちろん攻撃的なアーツやキーも攻撃ございます。
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    楚歌>は4枚のリソースを焼き払う強烈なアーツです。アタックフェイズには使えませんが、ルリグの下敷きやライフクロスを破壊できるため、エクシードやキーによる防御回数を奪うことができます。<ワールドエンド>はルリグに追加能力を付与しないタイプのキーです。コインを使って相手のシグニを除去したり、アタックフェイズ開始時にリソースを得たりなど、場にあるだけで様々な仕事をします。どちらも人気が高いカードで、特に<ワールドエンド>はこれを軸にしたデッキも多いです。ピースのような感覚で使えばOK!
    他にも「レゾナ」という、ルリグデッキに入れる特殊なシグニもありますが、ややこしくなってくるのでここでは割愛します。僕が一番好きな要素ですけど、また今度ね。

    オールスターではアシストルリグを使ったデッキはまだ少ないため、基本的にセンタールリグのみで戦うことがほとんどです。
    ルリグデッキの構成は「レベル0〜4のルリグカード5枚」+「アーツやキーを計5枚」が主流で、ルリグのレベルに応じて各アーツやキーの枚数が前後する、という形になります。ルリグ3人+ピースは<花代爾改>や<簒奪アルフォウ>など、2止めデッキで見られるくらいで、これからの開拓次第でしょうか。

    ちょっと長くなったので、ここまでの要素を復習しましょう。
    ・ルリグもシグニも、最大レベルは5。基本4か5までグロウ!
    ・アシストルリグではなく、アーツやキーで守る
    ・アーツのように、アタックフェイズに使えるシグニもいる
    ・攻撃に特化したアーツやキーも!

    これ以外のルールはディーセレと同じです。ドローエナチャージグロウ、メインアタックエンドとか、センタールリグのグロウはターン1とか、ほとんどディーセレと同じですよ。
    ちょっと長くなってきたので、ここからは後編に移りましょう。次回はオールスター固有の要素と、サンプルデッキをご紹介します。ではまた〜。


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