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販売ランキング【オールスター編】

    posted

    by -遊々亭- ウィクロス担当

    WX販売ランキング.jpg
    販売ランキング【オールスター編】

    こんにちは、遊々亭WIXOSS担当です!

    今回も販売ランキングをお届け致します。
    紹介するランキングは【オールスター編】
    どのカードが人気カードだったのか早速チェックしていきましょう(^_^)/

    販売ランキング【オールスター編】 TOP5
    第5位
    SR羅原姫 Zr

    【起】《ターン1回》手札から[原子]のシグニを1枚捨てる:カードを2枚引く。
    【起】[アタックフェイズアイコン]《青》:このシグニと対戦相手のシグニ1体をバニッシュする。
    【起】[アタックフェイズアイコン]《青》《無》:あなたのトラッシュからそれぞれ名前の異なる無色ではないシグニ10枚をデッキに加えてシャッフルする。そうした場合、このシグニをトラッシュから場に出す。
    ライフバースト:カードを1枚引く。その後、あなたの手札が4枚以下の場合、カードを1枚引く。

    第5位は<SR羅原姫 Zr
    手札補充効果とバニッシュ効果、シグニをデッキに戻して自身を場に出す効果を持ったカードです。
    防御カードとしても活躍できつつ、デッキにシグニを戻すことができるので、使いたいカードをまた引くことができたりもしますね!
    限定条件がないので、幅広く活躍できる1枚です。

    第4位
    PR羅星 リンゼ(カードゲーマーvol.36 付録)

    【自】:このシグニがアタックしたとき、次のあなたのターンまで、対戦相手はアーツとスペルを使用できない。
    【自】:あなたのターン終了時、あなたは手札をすべて捨ててもよい。この方法でカードを1枚以上捨てた場合、捨てた枚数に1を加えた枚数のカードを引く。
    【出】:あなたのライフクロスが1枚以下の場合、あなたのトラッシュから《篭手 エルゼ》1枚を場に出す。

    第4位は<PR羅星 リンゼ(カードゲーマーvol.36 付録)
    アーツとスペルを封じることができるカードです。
    手札を総入れ替えすることもできたり、<エルゼ>を呼び出したりと多くの動きが可能です!
    こちらも限定条件がないので、メタカード的な立ち位置で1枚確保しておくと便利かもしれません。

    第3位
    PR選択する物語(WIXOSSカード大全VI 付録)
    以下の2つから1つを選ぶ。
    (1)あなたのシグニ1体をバニッシュする。そうした場合、カードを1枚引き、このカードをゲームから除外する。
    (2)あなたのシグニ1体をバニッシュする。そうした場合、あなたのデッキの一番上のカードをエナゾーンに置き、このカードをゲームから除外する。

    第3位は<PR選択する物語(WIXOSSカード大全VI 付録)
    自分のシグニをバニッシュすることでドローかエナチャージができるカードです。
    バニッシュされたとき効果を持つシグニと組み合わせたり、連打することでエナを伸ばし高コストアーツに繋げたりと用途は様々!
    デッキの回転率を上げたいと思っている方にオススメです。

    第2位
    SR幻怪 フゥライ
    [レイヤー]あなたのすべての[怪異]のシグニは《レイヤーアイコン》の能力を得る
    《レイヤーアイコン》【常】:対戦相手の効果によって、このシグニのパワーは増減しない。
    【起】[メインフェイズアイコン][アタックフェイズアイコン]《白》:ターン終了時まで、このシグニはあなたのトラッシュにある[怪異]のシグニ1枚の《レイヤーアイコン》能力1つを得る。
    ライフバースト:あなたのデッキから[レイヤー]を持つシグニ1枚を探して公開し、手札に加えるか場に出す。その後、デッキをシャッフルする。

    第2位は<SR幻怪 フゥライ
    トラッシュにある怪異シグニのレイヤー能力を得る。という面白い効果を持ったカードです。
    トラッシュに落ちてしまった使いたいカードを、このカードでコピーできるのは便利ですね!
    パワー増減しない効果も黒デッキ相手などに有利に立ち回れるかもです。

    第1位
    SR音階の右律 トオン
    クロス《音階の左巧 ヘオン》の右
    クロス【常時】:このシグニのパワーは15000になる。
    【起動】[緑]:ターン終了時まで、このシグニは「バニッシュされない。」を得る。この能力は使用タイミング【アタックフェイズ】を持つ。
    クロス【常時】:このシグニがヘブンしたとき、あなたのエナゾーンからカード1枚を手札に加えてもよい。
    ライフバースト:このターン、あなたはダメージを受けない。

    第1位は<SR音階の右律 トオン
    ライフバースト効果でこのターンのダメージを受けなくすることができるカードです。
    ミミック>や<ママキー>の登場により今まで以上にライフに仕込みやすくなりました!
    オールスター構築で多くのデッキに採用されている今話題のカードです。


    以上販売ランキングでした!
    それでは、次回もお楽しみに~(´∀`*)ノシ


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[キーセレクション]【第259話】夢限大の夢-後編-

    posted

    by ねへほもん

    夢限.jpg
    夢限大の夢-後編-
    さて、夢限解説の後編ですね。
    前回は脇道へ逸れ、<紡ぐ者>へグロウしてみましたが、今回はキーセレでの構築を考えてみます。
    新規カードはこちら。
    夢限-P-
    LR 夢限-P-
    カード種類:ルリグ
    レベル:1
    色:無
    リミット:2
    タイプ:夢限
    グロウコスト:無1
    このカードをルリグデッキに入れる場合、あなたのルリグデッキにはアーツを3枚までしか入れられない。
    【常】:あなたはキーを好きな枚数場に出すことができる。
    【起】「ターン1」無1:コイン1を得る。このゲームの間、あなたの場にある《夢限-P-》のレベルとリミットは、対戦相手のルリグ1体と同じになる。このゲームの間にあなたのこの【起】を使用したのが5回目である場合、このルリグを裏返す。
    夢限-E-
    LR 夢限-E-
    カード種類:ルリグ
    レベル:5
    色:無
    リミット:12
    タイプ:夢限
    【常】:あなたはキーを好きな枚数場に出すことができる。
    【自】:このルリグが《夢限-P-》から《夢限-E-》になったとき、あなたのルリグトラッシュからすべてのアーツをこのルリグの下に置く。
    【起】エクシード4:対戦相手のすべてのシグニをトラッシュに置く。
    夢限の特徴
    前回も触れましたが、夢限のルリグデッキの構成は、ルリグ2枚(Lv0とP&E)、キー5枚、アーツ3枚となります。
    では、コイン5枚、エクシード4枚という上限値がある中で、どのような構成にすべきかを考えてみましょう。

    キーの構成
    エルドラキー
    LC エルドラ×ラッキー
    カード種類:キー
    色:青
    コスト:コイン1
    【自】「ターン1」:あなたのライフクロス1枚がクラッシュされたとき、あなたはカードを1枚引いてもよい。
    あなたのライフクロスの上からカードを3枚見る。その中から1枚までをトラッシュに置き、残りを好きな順番でライフクロスの一番上に戻す。この方法でライフクロスをトラッシュに置いた場合、あなたのデッキの一番上のカードをライフクロスに加える。
    【起】:このキーを場からルリグトラッシュに置く:あなたのルリグデッキからコストを支払ってキー1枚を場に出す。そのキーを場に出すためのコストはコイン1減る。
    前編でも出てきましたが、エルドラキーは最優先で投入したいです。
    実質コイン0枚で出せ、ライフが割られるたびに1ドローできます。

    1ターン目はグロウコストでエナが無くなり、通常2ターン目で初めてコインを得られ、エルドラキーを出すことができます。
    1ターン目のルリグアタックをガードできれば、ダメージを通常は1点に抑えられるため、ライフ6枚を残した状態でエルドラキーを出せ、以降計6枚ドローが期待できます。
    夢限限定のシグニがおらず、アドバンテージを稼ぐ手段が限定的な夢限では貴重な手札供給源です。

    異体同心 華代
    10006.jpg
    エルドラキーでコイン1枚分を節約できることで、2コストキーを1枚採用できますが、<華代キー>が最有力です。
    Lv4のメインアタッカーは限定持ちが大半で、限定無しのシグニのみでは火力不足のため、華代キーで除去力を補います。
    Eへ裏返す前にアーツ3枚を使い切ることが理想ですが、最低1枚使っていれば1回分はエクシードを使えます。

    エクシードを夢限Eの起動で使うことも考えられますが、自分のターンにしか使えず、防御に繋がらないため、<華代キー>で使った方が良いです。
    相手のエナが少なく、トラッシュ送りで詰め要求するチャンスだと思ったタイミングでのみ使うことになるでしょう。


    後は1コストキー、かつエクシードを使わないキーを採用することになりますが、以下のキーが候補に挙がります。

    ソウイ=キー
    10033.jpg
    ご存知、お手軽1コインキーです。
    2ドローしつつ1面止められ、非常にコスパが良いです。

    ママ MODE LOVE
    10046.jpg
    前編の紡ぐに採用していました。
    回復とアタック無効で2点分守れ、防御性能は高いと言えます。
    採用する場合には、<ユキソリ>・<ミミック>とセットで入れるとより防御性能が上がるでしょう。

    友好の遊行 アン
    10036.jpg

    キー単体では1面防御ですが、エナをマルチにできることで好きなアーツを入れられるという意味で、デッキの防御力を底上げしてくれます。
    キーセレではアーツの種類が少なく、限定無しの中から防御性能の高いアーツを探すと色がバラけてしまうため、マルチエナに変えて自由な色構成にできるのは有難いです。

    メル=マドラー
    10030.jpg
    普段はあまり見かけない1枚ですが、夢限くらいルリグデッキに余裕があると十分採用圏に入ります。
    メインの使い道は、相手ターン終了時のバニッシュ効果です。
    序盤に2面除去を受けると相手にとって痛手になるため、相手のアタックを牽制することができます。

    エナが余りがちなキーセレではあまり意識されませんが、2エナチャージも重要です。
    夢限はEへ裏返すまでに、他のキーセレルリグより多くのエナを要するためです。

    夢限・・・Pへのグロウに1コスト、起動を5回使用するために5コスト
    計6エナ

    他のルリグ・・・Lv2へのグロウに1コスト、Lv3へのグロウに2コスト
    計3エナ

    後は2000パンプですが、単純に盤面維持に使い勝手が良いです。
    アタック時パワーダウンへの対抗策になり、黒デッキには特に有効です。
    序盤に2面バニッシュするためにさっさと破棄するのが基本ですが、2面バニッシュを警戒して殴ってこない相手にも2000パンプを使い続けられるため、キーを複数枚出せる夢限では腐りづらい1枚です。

    始まりのルリグ 夢眼の鍵
    PR 始まりのルリグ 夢眼の鍵
    カード種類:キー
    色:無
    コスト:コイン1
    【常】:あなたのすべての[精元]のシグニのパワーを+2000する。
    【出】:あなたのトラッシュから[精元]のシグニを2枚まで手札に加える。
    【起】《アタックフェイズアイコン》このキーを場からルリグトラッシュに置く:このターン、あなたは対戦相手のルリグによってダメージを受けない。
    名前通り、夢限に適した効果を持つ1枚です。
    出現時にサーバントを2枚回収できますが、ここで後述するサーバント Fを回収することで、攻防兼用の働きをしてくれます。
    さりげなく2000パンプ効果が付いており、サーバント Fの盤面の維持に役立ちます。

    また、ルリグトラッシュに送ることによって、そのターンのルリグアタックによるダメージを防げます。
    単純にサーバントが不足する時は勿論、<レイラ>の『ドーピング』や<グズ子>の『ダイレクト』といった必殺技への対抗策にもなります。
    夢限が無色ルリグであり、<イノセント・ディフェンス>を採用しづらいという意味からも貴重なルリグアタック対策になります。

    以上、5枚の候補を紹介してきましたが、その中からメインに合った最適な3枚を選ぶことになります。

    アーツ構成
    コインを使わない限定無しアーツで性能の高い(2面以上守れる)アーツ・・・となると候補は限られてきます。
    見事に色がばらけていますね。
    マルチエナを潤沢に投入するか、<友好の遊行 アン>を採用するかの対応が必要となります。

    ちなみに上記の中では、<デッド・ゲート>が性能では頭一つ抜きん出ています。
    夢限はその性質上、相手に先にLv4へグロウされ、「相手Lv4、自分Lv3」の状況で防御アーツを使う状況が発生するためです。
    ここで<デドゲ>を使用すると、3コストで2面守れる点は<ドンム>と同様ですが、相手のシグニを1体トラッシュ送りにしつつ、自分のシグニを1体場に出せるため、盤面の増減で差し引き2枚分のアドバンテージを稼げます。

    メインアタッカー
    限定無しのLv4シグニで除去能力持ち・・・予想されたことながら、選択肢は少ないです。
    除去範囲に制約のある<ファイトラ>・<バルムング>、除去に条件のある<シュテンド>・<スミスハンズ>、除去に2コストが必要な<ヤミガネ>(トラッシュ送り&アタック時除去で計2エナ)・サーバント Fクセ者揃いです。
    うち、出現時にサーバントをサーチできるサーバント Fは特に優秀です。

    サーバント F
    サーバント F
    カード種類:シグニ
    レベル:4
    色:無
    パワー:12000
    【自】:このシグニがアタックしたとき、あなたのルリグが[夢限]の場合、手札から[精元]のシグニを2枚捨ててもよい。そうした場合、対戦相手のシグニ1体をトラッシュに置く。
    【出】無0:あなたのデッキからガードを持つシグニ1枚を探して公開して手札に加え、デッキをシャッフルする。
    ライフバースト:あなたのトラッシュから[精元]のシグニを2枚まで手札に加える。
    除去に2コストを要するため、初めは<ファイトラ>・<バルムング>で除去してダメージを通し、相手のライフを0に削ってからFで詰め要求をすると良いでしょう。

    ミミック>&<ママキー>のギミックや<焚発する知識>を採用する場合には<スミスハンズ>も候補に挙がりますが、コンボ性が強いため、<スミスハンズ>の補助に寄せた構築にする必要があります。

    では、具体的な構築に移りましょう。
    僕の考えた構築は、こちらです!

    デッキレシピ
    構築の方針
    ルリグデッキ
    キーは優先枠のエルドラ・<華代>に加え、<アン>・<メル>・夢限の3枚を採用しました。
    まずアーツの色的に<アンキー>の採用は不可欠と感じ、その後、<アンキー>の5エナ防御が重いことからエナを増やせる<メルキー>が必要という判断に至りました。
    10036.jpg 10030.jpg
    後は夢限キーで、アタッカー不足になりがちな夢限において、サーバント Fを拾えるのは大きいと考えました。

    当初は<ママキー>の防御性能が高く感じられましたが、メインの構築を考えるうち、強LBのカードを入れる枠が無いことに気付き断念しました。
    また、<ソウイキー>は手札を増やす趣旨がエルドラと被ります。
    普通なら、1面防御できる<ソウイキー>が優秀に感じられますが、キーセレでは除去手段が乏しいため、1面ダウンよりも2面除去して序盤から点を通せるメルキーの方がダメージレース的には優秀という意味でも、<ソウイキー>の優先順位が落ちました。

    アーツについては、上述の通り夢限との相性が良い<デッド・ゲート>は最優先で採用、後は確実に2面ダウンで守れる<ドンム>、枠的にバニラを採用する余裕があることから<バニラ・スクランブル>を採用しました。
    候補のうち、<暴風>はタマの連パンですり抜けられる点、<グレイブ・アウェイク>は<バルムング>を蘇生して1面焼くことで2面防御になりますが、8000以下しか焼けず、アタック時除去能力を持つシグニの多くがLv4であることから防御性能が不十分だと思いました。

    メインデッキ
    ご覧の通り、下級シグニを悪魔で固めています。
    限定無しシグニのみのため、基本的に序盤にダメージを稼ぐことが難しいですが、<ラハブ>は除去能力を持つため、下級の主軸となります。
    後は<レヴィアタン>も優秀で、特にLv4以降で不要な下級シグニを捨て、デッキの回転率を高めることができます。
    ラハブ>・<レヴィアタン>と一定の悪魔が入る目処が立ったため、アドバンテージを稼ぎうる<フォルネウス>を採用することにしました。
    フォルネウス>は優先的に除去されやすいですが、メルキーのパンプ・ターン終了時バニッシュにより相手を牽制できる点でも相性が良いです。
    更に悪魔シグニを増量すべく、<バニラ・スクランブル>のサーチ先として<スライム>・<チクタク>を採用しました。

    後は上級のアタッカーですが、上述の通り、Lv4に上がりたての段階では<ファイトラ>・<バルムング>で地道に面を空け、ライフを0にした後でサーバント Fを並べ、サーバントを抱えつつ詰め要求を連発します。
    バルムング>は<華代キー>の発動とセットで使用し、計2体をメインフェイズ中にバニッシュすることでバルムングの自動能力を誘発するのがお得な使い方です。

    いかがでしょうか?
    限定無しのカードのみで構築するのは大変でしたが、何とか形になったかと思います。

    今後夢限用のカードが出てくればより組みやすくなるでしょう。
    《夢限-E-》はLv5ルリグですが、Lv5で使えるシグニは出てくるのでしょうか・・・?

    また次弾の情報が出たらご紹介する予定ですので、お楽しみに(^^)/

【第258話】夢限大の夢-前編-

    posted

    by ねへほもん

    夢限.jpg
    夢限大の夢-前編-
    夢限大な夢の後のー何もない世の中じゃー

    どうも、ねへほもんです。

    先日、ウィクロス専門誌「ウィクロスマガジン」が発売され、注目の両面ルリグ「夢限」の詳細が明らかになりました。
    という訳で、今回は流行に乗り、前後編にわたって「夢限」の紹介をしていきます!

    1.夢限ってどんなルリグ?
    夢限とは、まずLv1ルリグ《夢限-P-》にグロウし、その後一定の条件を満たすと裏面の《夢限-E-》に進化します。
    今まで両面レゾナは存在しましたが、あれは条件に応じて表と裏を使い分けるのみで、まず表、その後裏返ると進化するという流れを辿るのは夢限が初めてです。
    両面カードと言えば、MTGの経験のある方なら馴染みがあるのではないでしょうか。

    では、実際のテキストを見てみましょう。
    LR 夢限-P-
    カード種類:ルリグ
    レベル:1
    色:無
    リミット:2
    タイプ:夢限
    グロウコスト:無1
    このカードをルリグデッキに入れる場合、あなたのルリグデッキにはアーツを3枚までしか入れられない。
    【常】:あなたはキーを好きな枚数場に出すことができる。
    【起】「ターン1」無1:コイン1を得る。このゲームの間、あなたの場にある《夢限-P-》のレベルとリミットは、対戦相手のルリグ1体と同じになる。このゲームの間にあなたのこの【起】を使用したのが5回目である場合、このルリグを裏返す。
    キーを好きな枚数出せるという常時能力、ターン1でコインを得て、相手のレベル・リミットをコピーするという起動能力を持ちます。
    起動能力を5回使えば裏返るため、最短で5ターン目に裏返せるということですね。
    ・・・と言いたいところですが、Pへのグロウコストにエナを1枚要する都合上、1ターン目に起動能力を使用することは困難です。
    普通に進めると、裏返るのは6ターン目まで待つ必要があるということですね。

    アーツを3枚までしか入れられないという制約があるため、ルリグデッキは夢限(Lv0ルリグ)、夢限 P&E、アーツ3枚、キー5枚というのが標準構成になりそうです。

    続いて裏面です。
    LR 夢限-E-
    カード種類:ルリグ
    レベル:5
    色:無
    リミット:12
    タイプ:夢限
    【常】:あなたはキーを好きな枚数場に出すことができる。
    【自】:このルリグが《夢限-P-》から《夢限-E-》になったとき、あなたのルリグトラッシュからすべてのアーツをこのルリグの下に置く。
    【起】エクシード4:対戦相手のすべてのシグニをトラッシュに置く。
    Lv5、リミット12に成長し、グロウ時に使用済みのアーツを下に敷けます。
    その他、キーを好きな枚数出せるのは相変わらずで、エクシード4の起動能力で相手シグニを全てトラッシュに置けます。
    エクシード4を使うには、下敷きをLv0ルリグ、アーツ×3の4枚を敷く必要がありますが、起動能力はメインにしか使えず、そこまで強いとは言えないため、無理にグロウ前にアーツ3枚を使いきるほどのものではないかと思います。

    今までにない、特殊なルリグですので、裁定をしっかり確認しておきましょう。
    夢限-P-の公式裁定はこちら

    イノセンスを使われると、キーが1枚になり、PがLv1・リミット2のルリグに戻ってしまいます・・・

    2.小ネタ
    PからEに裏返すというのが、想定された本筋の戦い方でしょうが、たまには本筋を外れてみると新しい世界が見えてくるというものです。
    筆者はいつも本筋から外れているというツッコミはさておき、オールスターだとこういうデッキも組めますよというのをご紹介します。

    3.デッキレシピ
    ルリグデッキ
    ルリグ アーツ
    1枚 夢限
    1枚 夢限 P&E
    1枚 <LR紡ぐ者
    1枚 エルドラ×ラッキー
    1枚 <LCソウイ=キー
    1枚 <LCママ MODE LOVE
    1枚 <ST燃盛 遊月・鍵
    1枚 <LR水天一碧
    1枚 <LCフォーカラー・マイアズマ
    1枚 <LRクトゥル・コール
    4.グロウ手順
    前弾で流行した、遊具軸紡ぐです。
    「夢限って、Eに進化してもうまい使い方が思い付かないんだよなぁ・・・そうだ、紡げばいいんだ!」
    という発想で組んでみました。

    まずはグロウの流れですが、

    先攻の場合
    1T:エナチャージしてPへグロウ。エナは無いため、起動は使用せずにエンド。(ちなみに使用するとLv0になります)
    2Tから5T:起動能力を使用。コインを合計4枚獲得。先攻5Tでは相手のルリグがLv4のため、こちらもLv4になる。
    6T:5エナ支払い、<紡ぐ者>へグロウ。

    後攻の場合
    1T:エナチャージしてPへグロウ。気合で<1号>&<ウンテイ>を揃え、1エナチャージして起動を使用。コイン1枚獲得。
    2Tから4T:起動能力を使用。コインを合計4枚獲得。後攻4Tでは相手のルリグがLv4のため、こちらもLv4になる。
    5T:5エナ支払い、<紡ぐ者>へグロウ。

    5.構築面
    遊具軸紡ぐは割とメジャーなデッキではありますが、遊々亭で取り上げるのは他のブロガーさんを含めて初めてかと思いますので、新構築+基本部分を含めてご説明します。

    キー
    キーはこちらの4枚を採用しました。
    キーを沢山出せると言っても、コインは上述のように4枚のみ、エクシードは2枚分のみという制約があるため、出来ることには限界があります。

    中でもエルドラキーは必須級だと思います。
    エルドラキー
    LC エルドラ×ラッキー
    カード種類:キー
    色:青
    コスト:コイン1
    【自】「ターン1」:あなたのライフクロス1枚がクラッシュされたとき、あなたはカードを1枚引いてもよい。
    あなたのライフクロスの上からカードを3枚見る。その中から1枚までをトラッシュに置き、残りを好きな順番でライフクロスの一番上に戻す。この方法でライフクロスをトラッシュに置いた場合、あなたのデッキの一番上のカードをライフクロスに加える。
    【起】:このキーを場からルリグトラッシュに置く:あなたのルリグデッキからコストを支払ってキー1枚を場に出す。そのキーを場に出すためのコストはコイン1減る。
    後続のキーのコインコストを軽減でき、実質ノーコストで使えるのが便利です。

    また、出現時のライフ操作は、強LBを埋めやすい<紡ぐ者>と好相性です。
    ライフクラッシュされた時の1ドローは、他ルリグだと他のキーを貼るのを我慢しないと使えませんが、複数キーを同時使用可能な夢限では使いやすいです。
    1ドロー効果を最大限に使うため、極力エルドラキーを維持しておき、最後<遊月キー>に貼り替える直前で破棄するのが良いかと思います。

    次に優先度が高いのは<ママキー>です。
    10046.jpg
    1点回復&攻撃1回止めで2点分守れ、効率が良いです。
    相手に先にLv4へグロウされるため、その直前に貼っておき、3面要求された瞬間に破棄すると無駄がありません。

    後は軽く1点分守れる手段として<ソウイキー>を入れています。
    10033.jpg
    エクシードを使わない前提だと、キーの選択もなかなか難しいですね・・・

    最後に2コインキーとして<遊月キー>を採用しています。
    10030.jpg
    Lv5へグロウした瞬間に場に出し、ガード制限&エナ焼きで<ブラジャック>等による詰め要求を補助します。
    紡ぐ者>へのグロウに時間が掛かることを考慮すると、エクシードは2回使えれば十分ですし、相性は良いと言えるでしょう。
    他の2コインキーはエクシードの要求数が多く、エクシードが2枚だけだとあまり防御に役立ってくれません。

    アーツ
    水天一碧 / フォーカラー・マイアズマ / クトゥル・コール
    アーツは3枚しか採用できないという制約上、汎用的なカードを採用しています。
    メインとの連動でいうと、<フォーカラー>蘇生用に<ワラニン>、<クトゥル>の蘇生先として<黒カメラ>を採用しています。
    クトゥル>は<ブラジャック>蘇生で十分強いですが、青デッキ等、スペルを多く使用する相手には<黒カメラ>が刺さるため、1枚入れておくと活躍してくれるかもしれません。

    メインデッキ
    サーバント×7
    従来の遊具軸紡ぐでは、<TETRA>・<翠子>といった、Lv4で『カタルシス』、『テンタクル』でルリグアタックを止められるルリグと併用されていたため、サーバントは少な目でも大丈夫でした。
    今回はLv4でもサーバントを使用する必要がある上、先攻だと紡ぐへのグロウが6ターン目にズレ込むため、サーバントが一定数必要になります。

    ガードをし過ぎると手札が枯渇する恐れがありますが、エルドラキー・<ソウイキー>で手札は潤沢であるため問題ありません。
    むしろ手札超過になるおそれすらあるため、極力サーバントを抱え、可能な限り毎ターンガードしていきたいところです。

    壱ノ遊 ウンテイ

    エルドラキー・<ソウイキー>で手札が潤沢となるため、<カルタ>より<ウンテイ>を優先しました。
    また、この構築には、後攻1ターン目でエナを稼ぎ、起動を1回使わないとコインが4枚に到達しないという大きな課題を抱えているため、<ハッカ1号>と共に4枚採用せざるを得ませんでした・・・

    丹乃遊 ≡ハッカドール2号≡ / 3-遊 §ハッカドール3号§

    遊具軸紡ぐをお使いの方にはお馴染みでしょうが、ブラジャック>出現→<ニホニンギョ>釣り上げ→出現時回収とすることで、<2号>・<3号>共に容易に回収できます。
    紡ぐ者>は手札から特定色のシグニを捨てることでダメージを防ぐ能力を持つため、シグニを5色分採用することには意味があります。
    ノポポン>を採用しているのも同様の理由で、回収しやすい点で他のLv5ルリグに比べて優秀と言え、ダウンを多用する相手には有効です。

    羅植華姫 バオバブーン

    手札超過の懸念がある場合に、手札をエナに変換できます。
    また、リワト相手に、紡ぐグロウ用のエナを<フレイン>で縛られた時に、<バオバブーン>を抱えていると相手の計算を狂わせられるかもしれません。
    バオバブーン>採用に枠を食いますが、代わりに<黒カメラ>・<アモノウル>といったピンポイント使用のシグニを1枚に抑えられると考えれば、枠は取りやすいかと思います。

    弄命の侯爵 アモノウル
    メインでの盤面除去用に採用しています。
    バニッシュするシグニの数だけ、こちらのシグニをトラッシュに送る必要がありますが、

    「<ブラジャック>出現→<ニホニンギョ>釣り上げ→出現時に<ブラジャック>を回収→<アモノウル>出現時で隣をトラッシュに送りつつ2体バニッシュ→回収した<ブラジャック>を出す→<ニホニンギョ>釣り上げ→出現時にシグニ回収」

    と進めれば手札を維持しつつ相手シグニを2体バニッシュすることができます。

    盤面空けは<ブラジャック>の場出し制約と相性が良く、1枚入れておくと活躍が期待できます。
    常時のバニッシュ時に後続を呼ぶ効果は、遊具軸では使いづらいですが、自身がバニッシュされた場合も使えるため、覚えておくと相手のバニッシュ手段をケアできるかもしれません。



    いかがでしょうか?
    先攻だと6ターン目にしかグロウできない、後攻だと1ターン目に無理矢理エナを捻出しないとコインが4枚に到達しないという問題がありますが、通常キー&アーツが4枚となる<紡ぐ者>において、キー4枚、アーツ3枚とたっぷり積み込めるのは魅力ではないでしょうか。

    実用性は怪しいですが、今後の新規カード次第では化ける可能性があるため、夢限の可能性の1つとして覚えておいて損はないかと思います。
    後編は本筋に戻り、キーセレでの構築を考察していきますので、引き続きお楽しみに(^^)/

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