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アンリアリスティック新弾インタビュー!【にじさんじ(静凛)編】

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    by 攻略コラム

    WX新弾コラム.jpg
    アンリアリスティック新弾インタビュー!【にじさんじ(静凛)編】
    おはこんにちは。ポテイトです。
    今回の記事はウィクロスを始めて間もない方も見られることを予想して、かなり砕いて説明していますので、その点ご了承お願いします。

    早速ですが、本題に移っていきましょう!
    Q:どんな動きができるデッキですか?またその強みは何ですか?
    にじさんじルリグは大きく分けて3つが存在します。
    • 白の兎 キーワード:※バウンス
    • 青の静凛 キーワード:※ハンデス
    • 赤のでろーん キーワード:バニッシュ
    ※バウンス...相手のシグニを手札に戻す行為。メリット:相手にエナを与えないで攻撃出来る。デメリット:相手の手札が減らない。強力なシグニを手札に戻すと再度出てくる。

    ※ハンデス...相手の手札のカードをトラッシュに落とす行為。メリット:相手の攻めの手が崩れる。デメリット:相手のライフクロスを割る行為には直接繋がらない。

    今回紹介する静凛はハンデスが得意ということですが、まずは重要になってくる専用シグニを見てみましょう。
    笹木咲
    シンプルなテキストです。

    出現時にハンデス。上のハンデスの用語解説でも触れた通り、点数要求(ライフクロスを割るぞ!という行為)がこれ単体だと出来ません。
    ウィクロスというゲームにおいてこの事は致命的です。
    何故なら攻撃を耐えて相手の防御を全て超えて勝つのが基本のゲームであり、いくら相手の手札が無かろうと相手が引いてきた札で点数要求されてしまいますと先にこっちが負けてしまいます。

    また、出現時効果を発動した後のこのカードはいわゆる何も出来ないパワー12000のシグニと化します。盤面に居ても相手からしたら何の脅威にもならず、相手の盤面が開けられていない場合には困った存在になります。
    トラッシュに自ら置く行為をすれば再び動けますが、相手をハンデスしている中自分もこのカードを捨てている行為になるので強いとは言えないでしょう。
    • 一度きりのハンデス
    • 点数要求に繋がらず、盤面から退かせたい
    この2つのデメリットを補っているのが <ザロウ> です。
    使い終わった<笹木>の上にこのカードを乗せて更にシグニを回収。もちろん<笹木>を回収して更にハンデスしていってもいいですし、他のカードでも大丈夫です。

    アタックフェイズに相手のシグニに-4000を割り振る効果は自分のターンにも使えますので、点数要求にも繋がります。


    総括すると、<笹木>とルリグ効果でしっかりハンデスして、相手のシグニをバニッシュして勝とう!
    これです。

    Q:所感で構いませんので、最初に考えたデッキレシピを教えてください
    Q:このルリグの攻め方を教えてください
    まずは0ターン目のマリガン。
    Lv1とLv2は全キープ。サーバントに関してはLvに関わらず2枚までキープで、LB付きを優先的にデッキに戻します。

    先手後手問わず1T目に<ファイトゴースト>を使って盤面を構築していきます。
    先手なら<文野環>を並べ、後手なら<雨森小夜>を立てるかパワー1000打点に問題が無い相手には<鷹宮リオン>で1アド稼いでいきます。
    2T目は<月見しずく>のパワー10000を立てて相手のシグニを全部踏んでいきます。
    真遊月キー>が入っていそうな相手(ナナシ&レイラ筆頭)は2面立てずに温存するのも良いでしょう。

    3T目も基本的に立ててアタックするだけです。

    4T目から本領発揮です。
    4に乗ったターンは<笹木咲>から動きます。
    キー>の効果でバウンスがあるので先に相手の強い手札を落としてから弱いシグニを極力手札に戻したいからです。
    笹木>を複数回出した後は<ザロウ>を重ね、<キー>で2面開けた後に残った1面を<ザロウ>のテキストでバニッシュします。
    また、ゲーム1回効果である2枚ハンデスですが、こちらが先手の場合相手がナナシ、にじさんじ、ウムル、等の4にグロウしたら出現時で手札が増えるデッキは撃たないで次のターンに撃ちます。(ナナシは諸説あり。)

    後のターンは<ザロウ>をしっかり使いつつ<笹木>でハンデスを絡ませていき、相手のルリグや残っているアーツに応じて<物述有栖>のバニッシュ耐性、<GFコンパクト>を使っていきます。
    アトラン>はハンデスしきれないけどルリグアタックを通さないとダメな時に、<笹木>で相手の手札の枚数を減らして起動効果を使います。そしてサーバントをデッキから引く確率を下げてお願いアタックします。

    Q:キーカードを教えてください。
    ズバリ<笹木>と<ザロウ>に限ります。これありきのデッキです。
    Q:今弾で注目しているカードはありますか?
    ザロウ
    いやもう<ザロウ>。大注目カード。
    キーセレクションでもオールスターでも使えるカード。
    リムーブ権を消費すること無く動けるカード。パワー13000もかなり魅力的。

    ぶりっつあーや
    10009.jpg
    これまたキーセレクションでもオールスターでも使えるカード。
    キーセレクションではウリスの<ブラックドラゴンウェーブ>を止められるのが相当偉い。
    オールスターでもスペルに弱いデッキには十分採用権内で、厄介なシグニや攻め方が多いオールスターでは不意にアタックフェイズ中に出てくる効果も相当強力な物になるでしょう。

    Q:最後に一言お願いします!
    にじさんじの参入や新規勢の増加で今のウィクロスは相当盛り上がっていると思うので、今後ともこの勢いを維持していって欲しいし維持したいと思います。

アンリアリスティック新弾インタビュー!【ナナシ編】

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    by 攻略コラム

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    アンリアリスティック新弾インタビュー!【ナナシ編】
    Q:どんな動きができるデッキですか?またその強みは何ですか?
    リル同様「ライズ」を軸に戦うルリグです。ライズシグニはシグニの上に乗せることでしか場に出ませんが、パワーや効果が強力になっています。
    リルとの最大の違いは、いわゆる「下敷き」であるライズ素材が重要になること。<ゼロイゴナ><ザロウ>を筆頭に、場にカードがあればあるほど効果が強力になるシグニがいたり、<オウイ><アルベル>など、自身が下敷きになることで、上のシグニを強化するシグニもいます。<4ナナシ>を筆頭に、トラッシュから下敷きを増やす効果も多いため、「どのシグニをどこに置くか」が重要です。
    今回は<ゼロイゴナ>を軸に、下敷きを重視するデッキに仕上げてみました。リソースの確保は<オウイ><ザロウ>で比較的自由に行えるため、<トート><B・オブザデッド>を1枚指しにするなど、ちょっと欲張りなデッキになっています。ウムルのハンデスがつらそうだなあ......。

    ライズが活躍するまでの序盤が課題です。
    序盤にやることがないので、今回は<真ユヅキキー>でごまかす方向にしました。リソースの確保もしつつ、下敷き役のシグニで点数要求ができるので、使い勝手は意外と悪くない印象です。
    リソースがかなりカツカツになるので、手札かエナを確保する手段をルリグデッキに置いておきたいところですね。

    Q:所感で構いませんので、最初に考えたデッキレシピを教えてください
    Q:このルリグの攻め方を教えてください
    序盤は<真ユヅキキー>で突っ込みます。
    ユヅキキ.jpg
    アルベル><トンコウ>などのシグニで、適当に要求すれば大丈夫です。一応、レベル3の<デマギア>が点取り屋にはなるので、そのあたりでフォローしながら動かします。レベル4まではあまりやることがありません。
    レベル4になったら、各種ライズシグニが場に出せるようになるので、それらを軸に攻めていきます。アタックトリガーは<ゼロイゴナ><トート>が、メイン除去は下敷きを利用する<ゲンダ><B・オブザデッド>が行います。
    オウイ><ザロウ>で必要なシグニを適宜回収しながら、有用な盤面を作り続けていけばいいでしょう。
    パワー13000ラインは非常に強力で、相手が処理できないままターンが返ってくることもあります。<アルベル>を使えばさらに押し上げることもできるので、<ゼロイゴナ>などで積極的に下敷きにしたいですね。
    一方、リソース管理はかなりシビアです。<ザロウ><オウイ>が結構な量のエナを食うので、受けるダメージなどを逆算しながら立ち回ってください。ライズシグニという特性上手札消費も激しく、ガス欠を起こすこともしばしば。コイン技「ブラインド」を自分のメインフェイズに使うなどしながら、上手に立ち回っていきましょう。
    イノディ>は自由枠です。<虚無ウリスキー><フェイタル・クラウン>で突っ込んでくる「ダイレクトグズ子」や、<歌舞熱曲>を採用したタウィル・華代あたりが増えることを想定し、とりあえず入れています。<ザロウ>の流行によっては<カオス・アウトブレイク>あたりかなと......。

    Q:キーカードを教えてください。
    ゼロイゴナ
    場に出すだけで下敷きを最大3枚増やせます。<4ナナシ>の自動効果も含めたら一気に4枚。デッキに必要な動きを全て担うエースシグニです。
    自身は場に出るだけでアタックトリガーを持ちますし、<デマギア><オウイ><ゲンダ>などの下敷きが必要なシグニのサポートもできます。場に1枚だけ黒のウエポンがいたとしても、「黒シグニ→その上に<ゼロイゴナ>→出現時下敷き増加→<4ナナシ>自動効果」で、場に6枚のカードが揃います。そうすると、<B・オブザデッド>が出現時で12000を溶かすことができるようになり、とてもきれいです。
    トート><ザロウ>をさらに強力にしたり、<デマギア>にかかるエナコストを節約したりと、使い勝手は抜群です。ライフバーストも13000焼きと非常に強力で、出現条件もゆるいのがぐっど。
    アタッカーとしてもライズサポートとしても便利なので、当然の4枚投入になりました。減らすことはないかなと思っています。

    デマギア
    出現時に黒1で自身に下敷きをつけます。下敷きがあればアタック時にマイナス7000と、効果が全て自己完結しているのがいいですね。というより他の下級シグニで、自己完結した効果を持っている子がいなくて困っています。あとはウリスの<ボラゴ>が怖くて入れられない、とか。
    レベル3の時の攻めだったり、レベル4以降に場に出すレベル3としてもお呼びがかかりそうです。とりあえず4枚。

    オウイ
    インサイダー・サルベージ>のようなことができるシグニ。場の下敷きカードを1枚回収できます。自分が場にいる時のみならず、自分が下敷きになっている時にも同様の効果を使えるのが優秀です。
    ゼロイゴナ>の出現時効果や<4ナナシ>の自動効果などで、回収したいシグニと合わせて下敷きにしましょう。エナがシビアなので連打は禁物。

    グリモワール・ブラスト
    「グリモワール・ブラスト!」と、声に出して読みたいカード名。ナナシの準限定アーツです。「蘇生+3以下バニッシュ」除去で2面防御、ないし「3以下バニッシュ+1体トラッシュ」での2面防御を狙います。
    蘇生対象を<ザロウ>にすれば、コイン技「ブラインド」と組み合わせて、かなりの防御性能が発揮できることも。盤面を全て開けられても、ライズの制限を無視して<ザロウ>を場に出せるので、「ブラインド」で下敷きを2枚置けば、<ザロウ>のアタックフェイズの起動効果でマイナス8000を、ナナシの自動効果で1枚増やせば12000を振ることができます。
    ナナシであれば2コストで使えるため、スペルを多用する華代や、<回心転火>を使うタウィルなどに対して、「3以下バニッシュ+1体トラッシュ」のモードで序盤から発動できるのも偉いです。

    ユキキー/永遠タマキー
    10006.jpg 10007.jpg
    今回のデッキでは採用していませんが、<グリモワール・ブラスト>を2回使うために、この2枚を採用することも。<ユキキー>では<永遠タマキー>のエナコストに必要な白シグニを持ってくることになるでしょう。序盤の下級の確保に加え、<グリモワール・ブラスト>を2回使えるようになりますが、<真ユヅキキー>での除去がなくなるため、どちらを取るかは好み次第といったところでしょうか。
    コインは<ユキキー>に1枚、<永遠タマキー>に合わせて3枚、コイン技「ブラインド」に1枚使います。<ハッピー5>でのアンコールは1度しかできないので、<ノンフィクション・コミック>などを採用することになりそうです。
    構築や立ち回りが大きく変わりそうですが、気になる方はこちらもぜひお試し下さい。

    Q:今弾で注目しているカードはありますか?
    弩書 ザ・ロウ
    場のシグニ2体を素材に場に出せるライズシグニ。素材となるシグニに条件がなく、加えて自身も限定条件を持ちません。使い終わったシグニを素材すれば、リムーブ権を使わず、シグニゾーンを空けることができます。オールスターであれば、使い終わった<アダンソニア><バオバブーン>姉妹や<ハッカドール1号><シャテキ>、<ミミック>などでしょうか。他にもいろいろな場面で役立ちそうです。
    起動効果も使い勝手が良く、好きなシグニ1枚を回収できます。コンボパーツやサーバントの確保に役立ちそうな予感ですね。今回のナナシデッキにも採用していますが、しっかり働いてくれます。<自縄自縛>には滅茶苦茶弱いので注意しましょう。

    コードVL 鈴鹿詩子
    アンコールとベット封じが目立ちますが、アタック時の能力無効化、出現時の2枚確保など、効果の全てが強力なシグニです。<レイラキー>同様、存在していることが環境やデッキ構築に影響を与えるカードでしょう。<ハッピー5>の採用率や、<奇跡世代>をはじめとした「自分の"キー"カードを破棄して追加効果を得るアーツ」の採用頻度など、引き続きよく見ていきたいところです。
    詩子さんはじめ、ライバーたちはみな電機クラスに属するので、オールスターの電機軸ピルルクの復権にも期待しています。次弾では緑ピルルクが電機シグニを引っ提げて登場するので、こちらも楽しみです。<MPP>と<シール>の同時制限解除まだですか~?

    Q:最後に一言お願いします!
    大学時代は新聞部に青春をささげ、現在も似たような仕事に携わっています。
    そりゃもう、同じ新聞部であるナナシを組まないわけにはいきません。心の底からうれしいです。
    これまで培ってきた経験を生かして、スクープを連発していきたいですね。特ダネですわ!!

ウィクロスの世界にレッツゴー!(後編)

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    by 攻略コラム

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    ウィクロスの世界へレッツゴー!(後編)
    からばこです。前編はたくさんの反響、誠にありがとうございました。
    それでは早速後編です。後編では毎週行われているイベント「ウィクロスパーティー」についてご紹介します。
    いわゆる「店舗大会」で、最も参加しやすく、敷居の低いイベントですが......。「カードショップで何をやるんだろう」「ガチな雰囲気なのかな?」と不安に思う方も、きっと多いと思います。
    そんな方のために今回の記事では、「ウィクロスパーティー」の流れや特徴、マナーや楽しみ方などを徹底的に紹介します。これを読んで、ウィクロスパーティーに行ってみましょう!!

    「店舗大会」ではないよ
    多くの人がウィクロスパーティーのことを「大会」「店舗大会」「公認大会」と言っていますが、正確には大会ではありません。あくまで「パーティー」であり、イベントです。
    タカラトミーの公式ホームページを見ても、「公認店イベント」と記載されています。「カジュアルバトルを楽しみたい方だけではなく、バトルの腕を磨きたい方も楽しめるイベント」と、趣旨が紹介されていますね。勝敗や優勝者は決まりますが、「ガチガチに勝敗を争う」というよりは、「交流会」「ウィクロスを楽しむ仲間が集まるイベント」というカラーが前面に押し出されています。

    ですので、「百戦錬磨の猛者に骨の髄まで喰らい尽くされるのかな......?」という心配はご無用です。私も長くウィクロスパーティーに出ていますが、毎回楽しい時間を過ごしています。初めてのお店に行っても和気あいあいとしていますし、温かく迎え入れてくれることがほとんどでした。安心してお店に行きましょう。
    とはいえ確かに強い方はいらっしゃいますし、1勝もできなくてしょんぼりすることもあります。勝ち負けを決めるゲームである以上、「そういう日もあるよね」と思うのがオススメです。メンタルは大切。

    ウィクロスパーティーで何をするの?
    ウィクロスパーティーは、カードショップで行われる「店舗大会」です。「大会ではない」と前項で言っていますが、やはり「大会」と言ってしまうほうがわかりやすいので、この表現を使います。もっと正確に言えば、「参加者とウィクロスの対戦を行うイベント」です。
    ほとんどの場合、全勝者が1人になるまで対戦を繰り返し、優勝者には特別なカードやパック(最近は「コングラッチュレーションパック」)が渡されます。参加賞もありますし、優勝者と同じ賞品が手に入るかもしれない「お楽しみ抽選会」もあります。
    参加人数にもよりますが、だいたい2〜4試合が行われます。楽しいバトルあり、真剣勝負ありの、まさに「ウィクロスプレイヤーの社交場」です。
    全国のカードショップで行われており、開催頻度は週1、ないし2週に1回なので、非常に参加しやすいイベントです。気軽に行ってみましょう。

    準備と開催までの流れ
    ウィクロスパーティーが開催される店舗は、公式ホームページから調べることができます。オールスターとキーセレクションのどちらで行われるかに注意してください。公式ホームページに加えて、店舗のツイッターやホームページなどで確認しておくと、なお安全です。
    参加する大会が決まったら、持ち物のチェックです。前編の「七つ道具」があれば大体大丈夫です。特に「デッキ一式、参加費、ボールペン」は忘れないようにしましょうね。

    店舗にもよりますが、大体15分前から受付が行われます。その辺りに到着するようにしましょう。
    ギリギリになったり遅れたりしたら、大会運営に迷惑がかかるので、時間はきちんと守りましょう。早すぎても退屈します。
    レジや大会受付カウンターなどの所定の場所で、参加する旨を伝えてください。分からなかったらそれっぽい人の動きを真似すれば大丈夫です。

    多くの場合、大会受付の際に参加費を払い、スコアシートにハンドルネーム(自分の名前)を記載することになります。
    皆様の名前を書きましょう。私でいうところの「からばこ」です。時々「はこ」「ばこ」とかになっています。

    【変換後】score01.jpg(よく通う店舗様に写真掲載の許可をいただきました。ありがとうございました)
    受付を済ませたら、大会開始まで店内で待ちます。ショーケースやストレージのカードを見たり、デッキを確認したりしておきましょう。ゆったりしていて大丈夫です。時間になったら所定のテーブル周辺に集まるようにアナウンスがされますので、そこに向かってください。
    大会進行の店員さんが1回戦の組み合わせを発表します。店員さんがハンドルネームを呼びながらスコアシートを机に置いたり、店内のディスプレイにハンドルネームと席の番号を表示したりなど、形式はいろいろです。
    正面に座った人が、1回戦の対戦相手です。「よろしくお願いします」とあいさつし、対戦の準備をしましょう。

    ゲームの準備とシャッフルのこと
    バトルラッシュとは異なり、ウィクロスパーティーでは席に座ってすぐに「オープン!」ではありません。
    ウィクロスパーティーでは1試合の制限時間が設けられているので、全ての席で同時にゲームを始めます。ですので、全てのテーブルで対戦の準備ができるまで待たなければいけません。

    対戦の準備といってもシンプルです。
    1. お互いのデッキをシャッフルする
    2. 手札を引き、先攻・後攻を決める
    3. 手札を引き直す(マリガン)
    4. ライフクロスを並べる
    です。ひとつずつ丁寧に説明していきます。

    1.お互いのデッキをシャッフル
    デッキはお互いにシャッフルします。シャッフルとはカードを混ぜること。トランプでやっているようなあれです。
    カードゲームのシャッフルには、「自分のデッキをシャッフルした後は、相手にデッキをシャッフルしてもらう」というルール(マナー?)があります。試合前に限らず、試合中にデッキを混ぜる際も同様です。
    自分→相手の順に行うのは、「シャッフルの時に好きなカードを上に置いてませんよ」「デッキの中身を自分の有利なようにしていませんよ」ということを、お互いに明確にするため、だと思われます。他にもいろいろな説がありますが、要するに「正々堂々バトルしましょう!」ということをはっきりさせることが目的です。

    相手のデッキを混ぜる時は、丁寧に行いましょう。
    自分が自分のカードを大切にしているのと同じように、相手もカードを大切に思っています。乱暴に扱って、折ったり傷つけたりしないようにするのがマナーです。私が相手のデッキをシャッフルする際は「デッキを2〜3つの山(かたまり)に分ける→1つの山に戻す→渡す」くらいにしています。
    この辺りのさじ加減は人によって変わってきますし、明確なルールはありません。お互いにとって「良い塩梅」であれば大丈夫です。

    2.手札を引き、先攻・後攻を決める
    シャッフルが終わったら先攻・後攻を決めます。ウィクロスでは、「じゃんけんなどで勝ったプレイヤーが必ず先攻」です。「勝ったけれど後攻を選びたい」ということはできません。(夢限-P-のFAQを参照にしています)
    じゃんけん後に手札交換があるので、その間に先後を忘れないように気をつけましょう。私はマーカーを置いて、表裏で覚えています。

    3.手札を引き直す
    初期手札を引きます。5枚のカードをデッキの上から引きます。
    その後好きな枚数をデッキに戻し、シャッフルしたあと、戻した枚数引き直す、ということができます。これを「マリガン」「引き直し」などと言います。
    好きな枚数をデッキに戻したあとは、「自分でシャッフル→相手にシャッフル」を行い、また引き直します。

    4.ライフクロスを並べる
    ライフクロスを並べます。上から順に7枚です。祈りを込めて置きましょう。
    位置は「ルリグゾーンの下に横向き」です。縦や斜めに置いたりする人もいますが、分かれば大丈夫です。多分。
    コインカードやサイコロなど、カード以外に必要なものがあれば、お互いが見える位置に出しておきましょう。デッキケースはカバンに入れておいてください。

    ここまでできたら準備完了です。
    全ての席で準備が終わったら、試合開始の合図とともに、バトル開始です。オープン!
    battle.jpg(ここまでやっておけばOKです)
    バトル中の色々
    それではバトルスタートです。「ドロー、チャージ、グロウ、メイン」と、覚えた通りにやりましょう。
    ここではウィクロスパーティーに初めて出る方や、ウィクロスを初めて日が浅い方が知っておきたいことをご紹介します。
    紹介するのはあくまで「私の経験」です。実際のバトルでは、対戦相手とコミュニケーションを取りながら、お互いが納得した形で進めてください。

    1.カードがわからない!
    「テキストいいですか?」「効果を読んでいいですか?」と聞きましょう。効果を教えてくれたり、見せてもらえます。
    いきなりカードを奪い取るのはNGです。相手に聞けば大丈夫です。(読んだカードの効果がものすごく強くて、「どうしようもないじゃん!」って嘆くことまでが一連の流れだったりします。あるある)
    また、相手のトラッシュやエナゾーンを確認したいときは、「トラッシュ見せてもらってもいいですか」「エナゾーン失礼します」など、一言断るのがマナーです。相手のカードに触れる際は、「一言お断り」が大切です。

    (始めたばかりの頃びっくりしたバーストです)
    2.宣言ははっきり!
    「ドローします」「エナチャージして、グロウ」など、はっきり相手に伝えましょう。
    カードを使うときも、例えば「<アン=ミラ>出します。出現時効果で手札を捨てて、トラッシュの<ガルグ>を場に出します。<アン=ミラ>でそちらの<コレステ>のパワーを下げます」など、はきはき伝えるのがグッドです。

    アタックフェイズに移行する際も、宣言が大切になります。
    ウィクロスではアタックフェイズ中に、相手にアーツを使うタイミングが発生します。ですので、「アタックフェイズに入ります。こちらは何もありません。何か(アーツやキーの発動など)ありますか?」と伝えると、バトルがスムーズに進みます。
    スペルの発動時にも気をつけましょう。キーセレクションでは数は少ないですが、<セレクト・ハッピー5>や<リフューズ・スペル>など、「スペルカットイン」の効果を持つカードがあります。相手が発動するかもしれませんので、例えば「<ネクスト・フューチャー>使います。カットインありますか?」と聞くと、トラブルなく進みます。
    フェイズの移行のみならず、<炎真爛漫>などで宣言する数字や、<ウラタロ>などで宣言するカード名もそうですね。「言った言わない」にならないよう、お互いに心がけましょう。

    カードゲームは、対戦相手とコミュニケーションを重ねながら楽しむものです。
    言葉や声色、口調などはその時々で変わっていくかと思いますが、「はっきり伝える」ことを心がけましょう。
    これは初心者のみならず、経験者にも言えることです。私も常々心がけるようにしています。対戦相手がいるからこそ、ウィクロスは楽しめます。

    3.時間の使い方
    ウィクロスパーティーには1試合の制限時間があります。たいてい30〜40分です。
    この時間を「自分と相手で分け合って」使ってバトルします。ですので、プレーや思考に過度に時間をかけることは、バッドマナーです。
    ちなみに、決着が着く前に制限時間が切れると、「バーストチャンス」で勝敗を決めたり、「両者敗北」になることもあります。時間内にきちんとバトルが終わるようにしましょう。

    とはいえカードゲームに慣れていないと、どうしても時間はかかってしまうものです。こればかりは仕方ありません。ですので、対戦前に「まだ始めたばかりで慣れていないので、ちょっと時間がかかったりします」と伝えておけば、ピリピリするようなことは減ると思います。バトルを重ねていけば自然と慣れていき、プレイも速くなっていくので、大丈夫です。
    例えば、対戦相手のアタックに対して、アーツやキーの防御方法で過度に悩まないとか、自分のカードの効果やルール、デッキの動かし方などは、バトルの前にある程度覚えておくとか......。プレイを速めるコツは色々とありますので、慣れてきたら意識するといいと思います。
    ぼちぼちで大丈夫ですよ。少しずつ慣れていきましょう。

    もちろん、これは大会の色合いによって変わってきます。
    セレモニーや世界大会など、より競技制の強い大会であれば、時間制限や時間の使い方、プレイのスピードについての意識は一層厳しくなります。
    意図的な遅いプレーや長考は「遅延」とみなされ、大会規定でゲームロス(強制敗北)や失格になることもあります。
    自分だけが敗北するならまだしも、勝ち点や不戦勝・不戦敗の関係などで、対戦相手にも迷惑がかかることがあります。意図的な遅延は絶対に控えましょう。

    ただ、どうしてもしっかり考えたい場面は必ずやってきます。その時は、きちんと相手に「考えます」と断って、頭をフル回転させましょう。
    重要な局面で「素早く、正確な」結論を出せるか否かも、ウィクロスの強さのひとつだと私は考えます。私にはできません。

    カードゲームにおいて、「時間」はとてもナーバスで、難しい問題です。
    大会規定に従うのは当然としても、ルールやマナー、モラルや通念、地域性など、さまざまな要素が複雑に絡み合っている部分です。
    ウィクロスに限らず、他タイトルでも定期的に議論になる内容です。最近でもありましたし、これからも起こりうることでしょう。
    パーティーやセレモニーなどにプレイヤーとして参加する際は、頭の片隅にちょっとだけ、入れておいてください。

    逆に相手のプレーが速すぎて、何が起こっているのかわからなかったら、「もうちょっとゆっくりお願いします」と伝えましょう。
    速すぎること、結構あります。

    バトルが終わったら
    脇道に逸れましたね。なんやかんややっていれば試合が終了します。
    試合終了後はスコアシートに対戦結果を書き、受付や店員さんなど、所定の場所に提出しましょう。書き方は店舗によって異なるので、対戦相手や周りの人に聞いてください。
    他の机が終わっていなければ、自分の席で待っていることがほとんどです。対戦相手の人と話して、「感想戦」のように試合を振り返ったり、ウィクロスのことを聞いたりすることが多いです。そこも相手によりけりです。
    全ての対戦が終わったら、次の対戦の組み合わせが発表されます。移動する前に「ありがとうございました」と伝えて、次のテーブルに向かいましょう。
    【変換後】score02.jpg(1回戦では勝てたので、勝ち点3をゲットしました)
    所定の回数を繰り返すと、優勝者が決まります。参加賞や景品の配布、お楽しみ抽選会などが終わったら、ウィクロスパーティーは終了です。
    デッキはうまく使えましたか?バトルは楽しめましたか?それでは、また来週もご参加お待ちしております!

    まとめ
    前編・後編と2回にわたって、イベントについてご紹介しました。いかがでしたでしょうか?
    何度も何度でも書きますが、カードゲームは「対戦相手とのコミュニケーション」の上に成り立つものです。
    そこに楽しさや奥深さがあるのだと、私は信じています。なんかいいこと言った。

    ですので、カードゲーム初心者であることや、ウィクロスに慣れていないことを恥ずかしがらず、相手に伝えてみましょう。多くの方は「ようこそ!」と温かく迎え入れ、プレーやルールなどを手ほどきしながら、優しく対戦してくれるはずです。
    ぜひ、ウィクロスパーティーでお会いしましょう。お待ちしております。

    おことわり
    ウィクロスパーティーの運営方法はもちろん、カードの宣言や時間の使い方に対する考え方などは、店舗様や個人間において異なることがあります。今回ご紹介したものはあくまで一例であり、私の経験に則ったものも多く含まれています。
    実際の場では、対戦相手とのコミュニケーションや、店舗でのルールやマナーに沿って、バトルやウィクロスをお楽しみください。
    対戦に限らず、前編の内容においても同様です。ご理解いただけますよう、よろしくお願いします。

    ご意見などございましたら、ツイッター(@colorbakobako81@wixossbox)へのリプライやダイレクトメールなどでお寄せ下さい。今後の記事執筆、コンテンツ作成のご参考にさせていただきます。よろしくお願いいたします。
    それではまた、次回の更新でお会いしましょう。

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