Q:どんな動きができるデッキですか?またその強みは何ですか?
リルとの最大の違いは、いわゆる「下敷き」であるライズ素材が重要になること。<ゼロイゴナ><ザロウ>を筆頭に、場にカードがあればあるほど効果が強力になるシグニがいたり、<オウイ><アルベル>など、自身が下敷きになることで、上のシグニを強化するシグニもいます。<4ナナシ>を筆頭に、トラッシュから下敷きを増やす効果も多いため、「どのシグニをどこに置くか」が重要です。
今回は<ゼロイゴナ>を軸に、下敷きを重視するデッキに仕上げてみました。リソースの確保は<オウイ><ザロウ>で比較的自由に行えるため、<トート><B・オブザデッド>を1枚指しにするなど、ちょっと欲張りなデッキになっています。ウムルのハンデスがつらそうだなあ......。
ライズが活躍するまでの序盤が課題です。
序盤にやることがないので、今回は<真ユヅキキー>でごまかす方向にしました。リソースの確保もしつつ、下敷き役のシグニで点数要求ができるので、使い勝手は意外と悪くない印象です。
リソースがかなりカツカツになるので、手札かエナを確保する手段をルリグデッキに置いておきたいところですね。
Q:所感で構いませんので、最初に考えたデッキレシピを教えてください
LB
計20枚
Q:このルリグの攻め方を教えてください
序盤は<真ユヅキキー>で突っ込みます。
レベル4になったら、各種ライズシグニが場に出せるようになるので、それらを軸に攻めていきます。アタックトリガーは<ゼロイゴナ><トート>が、メイン除去は下敷きを利用する<ゲンダ><B・オブザデッド>が行います。
<イノディ>は自由枠です。<虚無ウリスキー><フェイタル・クラウン>で突っ込んでくる「ダイレクトグズ子」や、<歌舞熱曲>を採用したタウィル・華代あたりが増えることを想定し、とりあえず入れています。<ザロウ>の流行によっては<カオス・アウトブレイク>あたりかなと......。
Q:キーカードを教えてください。
ゼロイゴナ
自身は場に出るだけでアタックトリガーを持ちますし、<デマギア><オウイ><ゲンダ>などの下敷きが必要なシグニのサポートもできます。場に1枚だけ黒のウエポンがいたとしても、「黒シグニ→その上に<ゼロイゴナ>→出現時下敷き増加→<4ナナシ>自動効果」で、場に6枚のカードが揃います。そうすると、<B・オブザデッド>が出現時で12000を溶かすことができるようになり、とてもきれいです。
<トート><ザロウ>をさらに強力にしたり、<デマギア>にかかるエナコストを節約したりと、使い勝手は抜群です。ライフバーストも13000焼きと非常に強力で、出現条件もゆるいのがぐっど。
アタッカーとしてもライズサポートとしても便利なので、当然の4枚投入になりました。減らすことはないかなと思っています。
デマギア
レベル3の時の攻めだったり、レベル4以降に場に出すレベル3としてもお呼びがかかりそうです。とりあえず4枚。
オウイ
<ゼロイゴナ>の出現時効果や<4ナナシ>の自動効果などで、回収したいシグニと合わせて下敷きにしましょう。エナがシビアなので連打は禁物。
グリモワール・ブラスト
蘇生対象を<ザロウ>にすれば、コイン技「ブラインド」と組み合わせて、かなりの防御性能が発揮できることも。盤面を全て開けられても、ライズの制限を無視して<ザロウ>を場に出せるので、「ブラインド」で下敷きを2枚置けば、<ザロウ>のアタックフェイズの起動効果でマイナス8000を、ナナシの自動効果で1枚増やせば12000を振ることができます。
ナナシであれば2コストで使えるため、スペルを多用する華代や、<回心転火>を使うタウィルなどに対して、「3以下バニッシュ+1体トラッシュ」のモードで序盤から発動できるのも偉いです。
ユキキー/永遠タマキー
コインは<ユキキー>に1枚、<永遠タマキー>に合わせて3枚、コイン技「ブラインド」に1枚使います。<ハッピー5>でのアンコールは1度しかできないので、<ノンフィクション・コミック>などを採用することになりそうです。
構築や立ち回りが大きく変わりそうですが、気になる方はこちらもぜひお試し下さい。
Q:今弾で注目しているカードはありますか?
弩書 ザ・ロウ
起動効果も使い勝手が良く、好きなシグニ1枚を回収できます。コンボパーツやサーバントの確保に役立ちそうな予感ですね。今回のナナシデッキにも採用していますが、しっかり働いてくれます。<自縄自縛>には滅茶苦茶弱いので注意しましょう。
コードVL 鈴鹿詩子
詩子さんはじめ、ライバーたちはみな電機クラスに属するので、オールスターの電機軸ピルルクの復権にも期待しています。次弾では緑ピルルクが電機シグニを引っ提げて登場するので、こちらも楽しみです。<MPP>と<シール>の同時制限解除まだですか~?
Q:最後に一言お願いします!
大学時代は新聞部に青春をささげ、現在も似たような仕事に携わっています。
そりゃもう、同じ新聞部であるナナシを組まないわけにはいきません。心の底からうれしいです。
これまで培ってきた経験を生かして、スクープを連発していきたいですね。特ダネですわ!!