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デッキレシピ:2023年11月 アーカイブ

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ブルーアーカイブ DIVA 発売記念インタビュー【アズサ編】

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    by デッキレシピ

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    ブルーアーカイブ DIVA 発売記念インタビュー【アズサ編】
    ◇どんな動きができるルリグですか?また、その強みは何ですか?
    新規ブルアカルリグの中では最も盤面強度の高いルリグです。先日のしみずきさんの記事にも通じるのですが早期にリミットを8にしての三面パワー12000以上と言った堅牢な盤面で安定して戦う構築が現環境では主流のイメージですね。
    序盤そこまで必死に点を取る必要はなく、逆に序盤から点を取るのに特化したデッキに対して長期戦を仕掛ける事で相手の息切れを誘えると有利に立ち回れるかと思います。
    戦いが長期化するとはつまりミスをする可能性がそれだけ多くなるという事で中上級者向けのルリグですが、長期のゲームに慣れる事で多くの学びを得られるでしょう。

    ◇最初に考えたブルアカのみのデッキレシピを教えてください。
    ブルアカのみのレシピと言う事で、現環境で主流の青白ではなく白緑で組みました。相手のリソースにそこまで圧をかける事は出来ませんが、地上点を取る事に関しては青白の型よりも安定するかと思います。

    アシストルリグ/ピース
    8
    LB
    20
    非LB
    20

    ◇このルリグの攻め方を教えてください。
    先手であればパワー7000になるようなシグニを二面並べて返すのが理想です。後手の場合も同様ですが相手が速いデッキであれば<朝比奈フィーナ>を絡めて点を取りに行きたいところですね。その辺りの調整のため、<阿慈谷ヒフミ>は基本1ターン目にグロウする事が多いです。
    2T目は強引にリミットを上げるため<奥空アヤネ>を2にグロウさせるか、リミット5のまま戦うかのいずれかを選択する事になります。
    リミットを上げたい場合がほとんどですが、<奥空アヤネ[支援特急便]>は後ろに取っておいた方が若干美味いのでそこはご自由に。
    3T目以降はリミットを8に上げて戦いましょう。理想は<蒼森ミネ>2面+2シグニの盤面です。この盤面は<アズサ>以外では返すのが難しく、崩すためにかなりの労力を費やす事になります。
    また、<奥空アヤネ[支援特急便]>を3T目まで取っておけたら<アズサ>のゲーム1や<ティーパーティ>を用いてデッキ内部の非LBカードを加えるのも良いでしょう。ライフクロスにLB有りのカードが埋まる可能性が若干向上します。
    エナは貯まりやすい構築なので毎ターンの起動コストには困らないでしょう。高い打点を押し付けながらエナをほとんど与えないように攻めていくのが理想です。
    ブルアカ限定構築だと<歌住サクラコ>の2打点が止まらない事が多いので、勝機と見えたら一気に攻め込みましょう。

    ◇絆はどの生徒と結びますか?
    蒼森ミネ><羽川ハスミ>と結ぶ事が多いですが、「アズサ」同士の対戦になった場合ほぼ延々と332の盤面を作られるため<蒼森ミネ>以外との絆を結ぶ事になるでしょう。この場合は<白洲アズサ>と結んでもいいのですが、絆起動にかかるコスト1を捻出できるかどうかはよく考えましょう。

    ◇キーカードは何ですか?
    蒼森ミネ
    このデッキでは攻めにも守りにも使う必須級のシグニです。二面並べるとパワーマイナスやパワー以下除去ではほとんど除去出来ないため、頼もしい壁になってくれます。
    また、相手シグニがアタックしたタイミングでの能力消しが多くのルリグに刺さり、特にアサシンやランサーを絡めて点を取りに来る<砂狼シロコ>にはクリティカルに刺さる存在となる事でしょう。

    羽川ハスミ
    使うまで強さが分からなかったカードNo.1。絆を結ぶ事で12000パワーから一方的に相手のシグニを除去してくれます。LBも強く隙がありません。
    リミット8のレベル2枠を彼女に出来れば全面10000以上のパワーラインを形成できるため相手の点要求を大きく制限してくれるはずです。

    浦和ハナコ(水着)
    先日の美甘ネル記事でもお世話になったカードですが、<白洲アズサ>の場合2T目にはさっさとグロウしてしまう事が多いです。
    この辺は<阿慈谷ヒフミ>による序盤の安定性を重視しました。

    ◇今回紹介したデッキをこれまでのDIVAのカードと混ぜ合わせるなら採用したいカードはありますか?
    ゲヘナ学園風紀委員会
    横に黒アシストを置く必要はありますが、長期化しがちなゲームになるのでそれと相性のいいデッキ落としによる1点ダメージを狙って採用。
    三枚回収して理想盤面を1T確実に形成出来るのも助かるポイントです。
    勿論<覆面水着団>にはご注意を。

    ◇最後に一言お願いします。
    先日は名古屋にて夢限少女杯参加権を賭けたエリア予選が開催され、あちこちにブルアカルリグやブルアカシグニの活躍が散見される結果となりました。
    今後も全国各地でエリア予選は開催されますが、どのように環境が動いていくのかとても楽しみです。
    最後まで読んで頂きありがとうございました!

ブルーアーカイブ DIVA 発売記念インタビュー【シロコ編】

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    by デッキレシピ

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    ブルーアーカイブ DIVA 発売記念インタビュー【シロコ編】
    ◇どんな動きができるルリグですか?また、その強みは何ですか?
    毎ターン付与できるSランサーが強いです!

    こちらの記事は初心者の方も読まれると思いますので、ランサーについて説明します。
    ランサーとは、バトルで対戦相手のシグニをバニッシュしたときに、ライフクロスを1枚クラッシュできる効果です。
    この効果は、相手のライフクロスが存在しないときはライフクロスがクラッシュできないので不発に終わってしまいます。

    しかし、Sランサーは違います。
    Sランサーはバトルで対戦相手のシグニをバニッシュしたときに、ライフクロスを1枚クラッシュできる効果に加えて、ライフクロスがない場合は対戦相手にダメージを与えることができます。
    ウィクロスはライフクロスがない状態でダメージを与えられると負けになるので、最後の1点(※)を押し込む力を<シロコ>は持っています。
    (※ウィクロスでは、「相手のライフクロスを1枚クラッシュする」ことを「1点取る」と表現することが多いので、こちらの慣習になぞっていきます)

    早瀬ユウカ>のように、効果で場を離れるときに手札を2枚捨てて場にとどまるといったような効果もSランサーであれば関係ありません。
    バトルでのバニッシュは効果ではありませんからね。
    陸八魔アル>のように、シャドウで対象に取れなくてもSランサーであれば関係ありません。
    12000以上のパワーを持つシグニにSランサーを付与してアルをバニッシュしてしまえばよいですからね。

    このように、相手がライフクロスをクラッシュすることを妨害してこようとするシグニにかなり強く出られるのがSランサーの強みです。
    この効果を毎ターン付与できる<シロコ>は、相手の妨害を乗り越えて毎ターン3点取ることを目的として組みやすいルリグとなっていると感じます。

    というわけで、可能な限り3点(後攻1ターン目なら2点)取れるように組んでみました。
    とにかく攻撃することに主軸を置いたので、初心者の方にも分かりやすく使って頂けるのではと思います。

    ◇最初に考えたブルアカのみのデッキレシピを教えてください。
    アシストルリグ/ピース
    8
    LB
    20
    非LB
    20
    ◇このルリグの攻め方を教えてください。
    久田イズナ>を使って毎ターン3点取るのを楽にしよう!がコンセプトです。

    久田イズナ>は絆を得ることでなんとエナゾーンから自身が場に出ることができます。
    イズナ>はパワー12000以上のシグニが正面に居れば、アサシンにより相手のシグニを無視して1点を取ることができます。
    ルリグレベル3以降の戦いでは、レベル3のシグニが基本的にパワー12000であることが多いので、エナゾーンから<イズナ>を出すだけで1点が確約されます。

    イズナ>、これだけでも凄いのになんと手札のブルアカとエナゾーンのブルアカを入れ替える効果まであります。
    これにより、<シロコ>のSランサー付与の条件である「エナゾーンにカードが2枚以上置かれていた場合」のうち1枚を簡単に満たせます。
    残りはエナフェイズのエナチャージで1枚なので合計2枚ですね。あまりも簡単。

    「エナゾーンにカードが2枚以上置かれていた場合」という条件は、実は<小鳥遊ホシノ>1人でも満たせる場合があるので少し掘り下げます。
    シロコ>と<ホシノ>はどちらも「アタックフェイズ開始時」の効果を持っており、どちらも同時に発動する効果なのでターンプレイヤーの好きな順番で処理できます。

    したがって、<ホシノ>→<シロコ>の順番で処理することで条件を満たせます。
    ホシノ>は、自分のライフクロスが2枚以下の場合はエナチャージを合計2枚できるので、これだけで条件を満たせますね。
    その後、<シロコ>の効果を処理すると条件を満たしていることになるので、Sランサーを付与できるという流れです。

    ライフクロスが3枚以上で1エナチャージしかできなくても、エナフェイズのエナチャージや<イズナ>の効果でもう1枚置いているはずなので条件を満たすのは容易です。
    それでもなお難しいという場合は、<シロコ>のゲーム1効果が3エナチャージもできるため条件達成はやはり容易でしょう。

    レベル3以降の話ばかりしましたが、レベル2までの点数要求も豊富に用意しています。
    ノーコストでパワー2000までのシグニをバニッシュできる<朝比奈フィーナ>、5000ラインまで点数要求できる<千鳥ミチル>、シャドウでも関係なく点数要求できる<黒見セリカ>。
    アシストルリグも8000マイナスがあるので、これらを駆使することで序盤もしっかり点数要求をこなしていきます。

    ◇絆はどの生徒と結びますか?
    最優先はやはり<イズナ>ですね!この子がいないと始まりません。
    イズナ>のエナから加えられる効果があまりにも優秀なので、<シロコ>の絆を得ることはほぼありません。悲しいね...。

    序盤に2000以下のシグニが相手の盤面に立っているならば、<フィーナ>の絆を得ることでパワーが6000になり、アタック時のバニッシュの条件を簡単に満たせるのでこちらもオススメです。
    パワーが6000は、かなり除去しにくいパワーラインなので相手の攻撃の手を緩めるという意味でも強みがありますね。

    あとは<ホシノ>との絆を結びたいところですね。
    出現時に3エナでパワー8000以上のシグニをバニッシュと少し重いですが、<ホシノ>自身のアタックフェイズ開始時効果で1〜2エナ返ってくるのでコスパは良いです。
    最後の点数要求の一押しとして使っていきましょう。

    なので絆を得る優先度的には<イズナ>≧<フィーナ>><ホシノ>になりますかね。
    フィーナ>が点数要求できたり、先攻1ターン目にパワー6000で置くことで相手が後攻1ターン目でシグニで点数要求できなさそうだったりするときは、<クロノス報道部>で最初に<フィーナ>の絆を得ることもあるでしょう。

    ◇キーカードは何ですか?
    イズナ>がもちろん本デッキのキーカードではあるのですが、それ以外の縁の下の力持ちのカードを紹介します。

    伊落マリー
    シャドウ(レベル1)を自分ともう一人のブルアカのシグニに付与するシグニです。
    シャドウ(レベル1)、なんとアシストルリグレベル1すらも効きません。え?

    序盤だと大概の方法で除去ができなくなるので、先攻に1人いるだけで相手の後攻1ターン目の要求を1点減らすことができます。
    自分がシャドウ付くだけでも偉いのにもう1人にもシャドウ付けられるのが本当に偉いです。

    守月スズミ
    シロコ>の天敵として<蒼森ミネ>が挙げられます。この子はシグニがアタックしたとき、そのシグニの能力を消すという効果を持っています。
    つまり、Sランサーやアサシンが消えてしまうため点数要求ができません。
    また、<フィーナ>で点数要求したいのに<マリー>でシャドウついててバニッシュできない...という状況もありえるでしょう。

    そんなときに活躍してくれるのが<スズミ>です。場に他のブルアカがいるだけでなんと相手のシグニの能力がすべて消えます。
    シャドウも<ユウカ>も能力を消してしまえば関係ありません。

    3枚採用していますが、エナゾーンにあれば<イズナ>の出現時で何回でも拾ってこれるので使いたいときに使えます。
    1枚は手札かエナに置いておきましょう。

    ◇今回紹介したデッキをこれまでのDIVAのカードと混ぜ合わせるなら採用したいカードはありますか?
    マキナリペア
    今回トラッシュに落ちた<イズナ>をライフクロスに置き、クラッシュしてもらうことでエナゾーンに置くという目的で<火宮チナツ[戦傷治療]>を採用しています。
    チナツ>はグロウするのに1コストかかるのですが、<マキナリペア>はなんとグロウコストがかかりません。お得!

    メインフェイズにしかグロウできないという違いはあるのですが、相手のシグニを除去するわけではないのでタイミングはあまりに気にはなりません。
    さらにマキナであれば、ディーセレ最強アシストの一角と言っても過言ではない<マキナウィングスラッシュ>を採用できます。
    除去&トラッシュから回収とあまりにコスパが高いので、ぜひ採用をオススメします。

    ミルルン☆スラッシュ
    ブルアカのシグニは絆を得ることでレベル2でもパワーラインが12000になるようなシグニがいます。
    そのため、パワーライン関係なくレベル2以下のシグニのバニッシュをしたいときがあります。

    レベル2以下でバニッシュしながらさらに最低2面の防御を担保したい...。
    そこでミルルンに白羽の矢が立つというわけですね。レベル2の<ミルルン>は2面止めた上にランダムハンデスもできます。

    ピースがルリグ凍結4枚ドローの<セミナー>を採用する選択肢も生まれます。採用候補の一つとして。

    ◇最後に一言お願いします。
    ブルアカのカードを採用したブルアカではないルリグがセレモニーで結果を残している姿を見ると、やはりブルアカのカードパワーの高さを感じます。
    環境には間違いなく存在感を示しているので、ブルアカとどう戦っていくかを考えることは今環境では必要でしょう。

    オンライン対戦でもブルアカで始めました!復帰しました!という方をたくさん見受けるようになりました。
    この盛り上がりが続くように僕も白窓イベントなど頑張っていきたいなと思います。

    それではまた次回の記事でお会いしましょう。

【ディーヴァグランプリ7th振り返り!!】理想をいっぱい詰め込んだ最速リミ8サシェ解説【前編】

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    by デッキレシピ

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    【ディーヴァグランプリ7th振り返り!!】理想をいっぱい詰め込んだ最速リミ8サシェ解説
    はじめに
    2023年9月某日---

    「ウィクロス九州フェスティバル」で優勝できたことで、「無限少女杯」への切符を手に入れた。

    心のどこかでディーセレに潜む魔物(主にLB)によって、最後まで権利を獲ることが叶わないんじゃないか......と悲観していたので、悩みのタネが解消され心が晴れやかになったのを感じた。

    ......心臓の音が面白くなった。

    ドンドットット♫ ドンドットット♪

    これまでは「勝ち」を最優先にしてシビアにデッキ選択してきた。

    でも、これからは多少の不合理にも目をつぶって、「好き」を詰め込んだデッキを使うことができる。

    「おれのやりたかった事全部できる............!!」

    はい。

    と......言うことで、今回は「ディーヴァグランプリ7th」で使用した<白夜の使者 サシェ・モティエ>デッキの紹介と解説をしていきます。
    冒頭にも書いた通り、自分の「やりたいこと」「好きなこと」をデッキに詰め込んだ「最速リミ8」構築(※僕命名)となっています。

    そのため、若干の"クセ強"構築になっていることは否めません。

    とは言え、そこに目をつぶれば、予選全勝+《サシェ》のNo.1ルリグ賞を獲得できましたので、そこそこ良いデッキに仕上がってると思います。

    さっそく行ってみまs......

    の前に、宣伝です!!


    「飲みクロスパーティ2023-WINTER-」開催!!!

    ■日時:11/25(土)※「夢限少女杯東京予選」前日
    ■場所:巣鴨
    ■概要:https://tonamel.com/competition/awX0Q

    パーティスペースを貸し切って、お酒を飲みながら(飲まなくてもOK)わいわいウィクロスや各種サブイベントで盛り上がれるイベントです!!

    ちょっと早めの忘年会がてらに如何でしょうか?

    「夢限少女杯東京予選」の最終調整に使ってもOK
    ※権利持ちセレクターが多数参加してくれるはずなので、ガッツリ構築相談にも乗れます!!

    楽しいイベントになるよう頑張りますので是非参加してみて下さい〜

    目次
    • 「最速リミ8」構築って何?(前編)
    • 白軸サシェの紹介(後編)
    「高速リミ8」構築って何?
    以前「夢限少女杯」で使用した共宴の巫女 リメンバ・ディナーデッキ紹介でも結構熱く語ったのですが、当時とは取り巻く環境も大きく変わってきたので、今一度語らせていただきます。

    「最速リミ8」構築で追い求めるのは、結局のところ「ダメージレース」です。

    ディーセレは相手より先に8ダメージ叩き込むことが唯一の勝利条件です。そのアプローチの1つとして「毎ターン3点取る」「ルリグアタックを通すための手札破壊」「追加打点モリモリ」などの攻撃面が大事だと謳ってきました。

    しかし、ディソナ環境を経て火力が頭打ちになりつつある今、ダメージレースのもう一つの側面である「盤面強度」にも焦点を当てても良い頃合いではないでしょうか?

    ゲーム決着までのターン数が遅いのであれば、コチラの「盤面強度」上げ、相手を減速させることで、より遅くしてしまえば先にゴールできるのはコチラという寸法です。

    その盤面強度を求めるに際して、個人的に最も美しくデッキの理想形だと感じているのが、僕の大好きな「最速リミ8」構築です。

    1. 「最速リミ8」構築って?
    2. 何が嬉しいの?
    3. 求められる適性

    1.「最速リミ8」構築って?
    読んで字の如くです。

    《レベル1シグニを探しに行けるアシスト》+《トラッシュから回収できるアシスト》。そして、レベル2にグロウしたターンの返しの受けで即使用できる軽量防御アシスト2種を搭載することで、レベル3のメインフェイズ迄にリミット8を作り、そこからは3+3+2の盤面を作り続けます。こうすることで、相手の除去の難易度をアップするのが「最速リミ8」の基本理念です。

    具体的なアシストの例としては、以下の通り。
    この組み合わせは今回紹介するサシェデッキで実際に使用しています。

    マキナウィングスラッシュ>+<マキナリペア
    マドカ//フロート>+<マドカ//ダブ

    そして、この「最速リミ8」構築にすることで何が起こるかと言うと、デッキに採用すべきレベル1シグニが最低枚数で済みます。

    え〜、僕は他人のデッキを見る度に「レベル1が多すぎる......」という、端から見れば、地獄のミサワ先生の「目が開き過ぎている......」と似た感性を有しています。

    とは言え、ゲームに支障が出ない範疇であれば、レベル1シグニは「減らし得!!」だと考えています。

    「最速リミ8」構築にすることで、レベル1のシグニを1ターン目に2枚引けてしまえば、それ以降のターンは基本的に不要となります。そのため、極限までレベル1を減らすことができ、空いた枠にレベル2のシグニを採用できます。

    1ターン目にレベル1シグニを2体展開できれば、続く2ターン目は《トラッシュから回収できるアシスト》でレベル1シグニを回収できます。残りの2面には増量したレベル2シグニを出してやることで盤面が埋まります。

    そして、2ターン目の受けのターンに軽量アシストを両方吐くことで、続く3ターン目以降はリミット8で迎えることができるので、3+3+2の盤面を作れば良いのでレベル1シグニは不要となります。

    このような試合展開を踏むことで、先述した通りレベル1のシグニは1ターン目に2枚あれば後はゲームに絡みません。

    2.何が嬉しいの?
    そして「高速リミ8」構築にすることで何が嬉しいのかと言うと、大きく以下の2点です。

    • 盤面強度が向上する
    • コスパが良い

    まずは、レベル1とレベル2シグニの盤面強度差です。

    直近のブルアカを例に出すと、極端ですけど、レベル1のシグニは絆を獲得した<牛牧ジュリ>1体に2面吹き飛ばされてしまいますし、多少パワーが高かろうが<杏山カズサ>のようなレベル以下除去で簡単にやられてしまいます。

    逆に、8000という高いパワーを持つ<杏山カズサ>を除去しようとすると一苦労です。<鰐渕アカリ>のような、重めのリソースを消費するシグニが必要となります。

    この盤面強度の差は、ディーヴァセレクションと言う限られたリソースで戦うゲームにおいて、ジリジリと効いてきます。盤面強度を考えているデッキとそうでないデッキでは、体感ですが少なく見積もっても2〜3点程度はゲーム中を通しての被ダメージに差が生じると思っています。

    3点分のダメージと言えば1ターン分に相当すると考えると、かなりのインパクトがあることがなんとなく伝わると思います。

    そして、盤面強度が疑似的な防御面数になってくれるのであれば、その分アシストの防御面数を減らしても、同じだけのターン数を戦えるという理屈になります。(ちょっと安直ですけど)

    ココで生じてくるのが、アシスト防御面数によるリソース差です。

    現状のディーセレでは、1面防御を基礎とすると、そこから+1面されるごとに約4リソース追加される査定になっています。※除去が絡むものは除く

    アシストのマドカを例に説明します。

    マドカ//ダブ>は0エナで使える1面防御のアシストですが、1ドローが付いてくるので+1リソースとなります。それと比較して<マドカ//クラップ>は3面防御で使用するとエナ5の手札2枚で-7リソースとなります。

    他の2面防御の査定が、<ピルルク/D-M>や<ウムル=ダウン>のように、だいたい3エナ程度の査定なので、概ねこの考え方であっていると思います。

    こうを考えると、盤面に配置したシグニが点数を守ってくれることがどれだけ凄いことか伝わりやすいのではないでしょうか?浮いたリソースで除去しても良し、ハンデスしても良しです。

    3.求められる適性
    ここまでで、メリットを沢山紹介してきましたが、当然ながらデメリットも存在します。

    そもそも、「高速リミ8」構築なんてものが正当化されていたのは、《ハンデスリメンバ》が環境トップだった、低速環境だからです。昨今の追加打点マシマシで爆速で駆け抜けてくるルリグが一定数存在するディソナ環境において、アシストの防御面数が少ないという事象は、普通に致命的です。

    それこそ、そんなルリグ達より先に走り切れる、圧倒的な攻め性能を持ったデッキにしか許されない芸当と言えるでしょう。

    もしくは、ルリグ自体が少ない防御面数をカバーできるだけの凄まじい防御性能を有しているなんてことでもなければ。

    ......おや?

    という事で、僕の大好きだった「高速リミ8」構築の盤面強度デッキがディソナの旋風に呑まれてからもう少しで1年。<カオス!chaos!混沌!>という最強の強化を受けて、舞い戻ってきました。

    それが今回紹介する《白軸サシェ》になります。



    後編に続きます。

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