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デッキレシピ:2018年9月 アーカイブ

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【第269話】レイラキー対応2遊月

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    by デッキレシピ

    2ユヅキ.jpg
    【第269話】レイラキー対応2遊月
    どうも、ねへほもんです。
    ユートピア発売から1ヶ月が経ち、次弾ワイルズの発売まで1ヶ月ほどになりました。
    早いものですね。

    ブースターの情報は未公開ですが、同時に発売される構築済デッキの情報をご紹介します。
    ・・・と思ったのですが1つ問題が。

    構築済デッキだけでは全容が見えない
    いつも通り、デッキレシピ案をご紹介と進めようと思ったら、「デッキは構築済なのでそのままお使いください」としかならないことに気付きました。
    優羽莉の血晶武装、ユキのシード&開花と楽しみな新ギミックが登場するのですが、新カードのご紹介はワイルズ情報公開後とし、今回は構築済に収録されるカードを部分的に取り入れたデッキをご紹介します。

    新規カード3選
    今回ご紹介するカードはこちらの3枚です。
    (1)猛威継承
    ST 猛威継承
    カード種類:アーツ
    色:緑
    コスト:緑0
    使用タイミング【メインフェイズ】
    あなたのエナゾーンにあるすべてのカードを手札に加える。その後、あなたの手札が5枚より多い場合、その差の分だけ手札からカードをエナゾーンに置く。(例えばエナゾーンからカードを加えて手札が7枚になった場合は2枚をエナゾーンに置く)
    優羽莉&遊月のデッキで登場する新規アーツです。

    自分のエナゾーンのカードを全て手札に加え、その後手札が5枚になるようにエナゾーンにカードを置くという、斬新な効果を持ちます。
    回収枚数やエナに置く枚数が選べず、かなりクセの強いカードですが、手札やエナが大量にあれば、多くのカードを一度にエナ・手札間で交換でき、大きなポテンシャルを感じます。

    コンボデッキで活躍しそうな、筆者好みの1枚です。

    (2)月鍵の巫女 タマヨリヒメ
    ST 月鍵の巫女 タマヨリヒメ
    カード種類:キー
    色:白
    コスト:コイン1
    【出】:あなたのデッキからあなたのルリグと同じレベルと同じ色を持つシグニ1枚を探して公開し手札に加え、デッキをシャッフルする。
    【起】このキーを場からルリグトラッシュに置く:あなたのデッキからあなたのルリグと同じレベルと同じ色を持つシグニを2枚まで探して公開し手札に加え、デッキをシャッフルする。
    ユキ&エルドラのデッキで登場する新規キーです。

    出現時、起動と能力が分かれてはいますが、ざっくり言うと、「デッキから自分のルリグとレベル・色が同じシグニを3体サーチする」というものです。
    サーチ先に縛りがあるものの、キーに限定条件はなく、あらゆる色のデッキで活躍する可能性を秘めています。

    これまた筆者好みの1枚で、両デッキとも購入が決定しましたね!

    (3)爪牙 遊月・壱
    ST 爪牙 遊月・壱
    カード種類:ルリグ
    カードタイプ:ユヅキ
    色:緑
    レベル:1
    グロウコスト:緑0
    リミット:2
    【出】手札を1枚捨てる:《コインアイコン》を得る。
    (【出】能力の:の左側はコストである。コストを支払わず発動しないことを選んでもよい)
    ここまでくれば、どんなデッキをご紹介するかが見えてきたかと思います。
    遊月がキーセレ参戦と聞き、長らく待ち望んでいた1枚です。

    「遊月がLv1でコインを手にする」

    この事実が速攻デッキに与える影響は大きいです。

    では、その可能性の1つをご紹介することとしましょう。

    デッキレシピ
    という訳で、今回ご紹介するのは「レイラキー対応2遊月」です。
    開発者として、<レイラキー>が出た位で諦める訳にはいきません!

    アイデア自体は以前からあったのですが、アーツ枠を2枠割く都合上、デッキパワーの不足が否めませんでした。
    新規カードを見て、実戦投入可能なレベルに達したと感じたため、今回ご紹介させていただきました。

    キーカード
    月鍵の巫女 タマヨリヒメ
    ST 月鍵の巫女 タマヨリヒメ
    カード種類:キー
    色:白
    コスト:コイン1
    【出】:あなたのデッキからあなたのルリグと同じレベルと同じ色を持つシグニ1枚を探して公開し手札に加え、デッキをシャッフルする。
    【起】このキーを場からルリグトラッシュに置く:あなたのデッキからあなたのルリグと同じレベルと同じ色を持つシグニを2枚まで探して公開し手札に加え、デッキをシャッフルする。
    2遊月では「赤・Lv2のシグニ」をサーチ可能です。
    つまり、

    ダハーカ>を3体サーチ可能

    ということです。
    すげぇw

    これにより、2遊月の初動が大幅に安定します。

    猛威継承
    ST 猛威継承
    カード種類:アーツ
    色:緑
    コスト:緑0
    使用タイミング【メインフェイズ】
    あなたのエナゾーンにあるすべてのカードを手札に加える。その後、あなたの手札が5枚より多い場合、その差の分だけ手札からカードをエナゾーンに置く。(例えばエナゾーンからカードを加えて手札が7枚になった場合は2枚をエナゾーンに置く)
    以前の<三令五申>に相当するカードで、回収枚数が増え、手札からエナにカードを置けるようになり、動きの派手さが増します。
    役割としては、
    1. ユニークスペル、<轢断>、<銃声>等のパーツ回収
    2. 手札で使う必要がなくなった<歯車>をエナに置く
    3. マルチエナを置き、エナに緑3枚を揃える
    といったところです。
    「パーツ回収」と一言で書きましたが、<レイラキー>対応のためによりコンボデッキに寄せているため、回収の重要性は高いです。

    大盤振舞 / 日進月歩 / 幻獣 コマリス
    レイラキー>対策として投入した3点セットです。
    銃声>・<割裂>を封じ、2遊月攻略の決定版かと思われた<レイラキー>ですが、1つ突破口がありました。
    それは、

    レイラキーを出している間、他のキーを出せない

    ということです。

    基本的にLv3以下のルリグは防御能力を持ちません。
    最近では、<ピルルクキー>、<タマキー>等で下級でも防御できるようになり、ショットデッキの壁となっていました。
    ですが、キーは原則場に1枚のみのため、<レイラキー>があればキーでシグニの攻撃を止められることはありません。

    リコダス>等の例外はありますが、シグニアタックを止められるのは基本アーツのみ。
    つまり、アーツ耐性を付けて殴ればレイラキーの上から詰めきれるということです。
    そこで、<大盤><月歩>セットを採用しました。

    ダハーカ>はパワー10000のため、<ダハーカ>を2体並べ、<コマリス>で5000、<大盤>で10000ずつパンプしてから<月歩>を使えばパワーが丁度30000になります。
    1体のみでは<流転>等の回復で耐えられる可能性がありますが、アーツ耐性持ちを2体並べればほぼ倒しきれるでしょう。
    但し、黒ルリグ等の盤面埋めを相手にすると、2面埋められる可能性が高いので注意が必要です。
    では、盤面を埋められたら勝てないのか?そんなことはありません。

    「盤面が埋まればアサシンで突破すれば良い」

    つまり、こいつが活躍します。
    羅石 スイカリン
    初期の2遊月では、LB目的で採用していましたが、パワー10000のアサシン持ちということで、今回は盤面でも活躍してくれます。
    スイカリン>を2体並べると、アーツ耐性+アサシンという強力な詰め盤面が完成します。
    アサシン付与には宝石・鉱石のシグニを切る必要がありますが、<スイカリン>4枚のみでは不足する可能性があるため、追加で<ヒスイ>を採用しています。

    炎機の歯車
    レイラキー>の突破法として、<大盤>+<月歩>の2枚を採用したのですが、アーツ2枠を割いたことによるデッキパワーの低下は否めません。
    以前の構築から<クラチャン>・<焦身成仁>の2枚が抜け、計4枚分のアドバンテージを失っている計算になります。

    アド損をルリグデッキで補えないのなら、メインデッキで補うしかないということで、<歯車>を怒涛の4枚投入しました。
    「4枚採用すると手札で余ってしまうのでは?」と考えるのが普通ですが、このデッキでは、序盤のエナチャージ、Lv1グロウ時のディスカード、猛威継承でエナ置きと手札から切る方法が豊富なので、心配ありません。

    スイカリン>&<歯車>の計8枚体制、ライフに1枚ぐらいは埋まるでしょうし、2枚埋まる可能性も十分あります。
    序盤に手札・エナが不足しがちのため、後はライフの上の方で捲れてくれーと祈りながら<ダハーカ>を出しましょう。

    最後は運任せとなりますが、捲れた時の爽快感は格別です。


    いかがでしょうか?
    突然の2遊月復活に驚かれたかもしれませんが、構築済デッキではオールスターレベルの汎用カードも入ってくるということです。
    情報が出次第、本題の新規ルリグの解説記事も書きますので、しばしお待ちを(^^)/

[キーセレクション]ピルルクTELOS

    posted

    by デッキレシピ

    タイトルトップ.jpg
    キーセレクション:ピルルクTELOS
    こんにちは、りくです。今回はキーセレのピルルクについてのお話です。
    と言っても最近のキーセレはタマしか使っていないため、環境初期にあげたレシピとあまり変わっていないのですがその時の考えを含めたお話になります。

    まずはレシピを見てみましょう。
    ◼️デッキレシピ

    前あげたものから<マリッド>が<サーバント>に変わっています。
    マリッド>はトラッシュ回収から面要求に繋がればいいなと入れていたのですが、5に上がったことによる枠で<イノディ>が抜けたことによりトラッシュ回収が<グレイブブルー>しかなく、相手が7000以下を立てている場合でしか蘇生して面要求に繋ぐことができないので序盤のサーバントを厚くしました。<ソロモーン>も同じ状況でしか使えないのですが、デッキから<シュテンド>サーチだと<マリッド>と比べて1エナ軽いことと、必ず踏まれるシグニなので実質3コストで<グレイブブルー>が運用できることから続投しています。
    ◼️キーセレにおけるピルルクの立ち位置
    正直めちゃくちゃキツイです。火力があるわけでもなく、5に上がったことで防御枚数も減り、バウンスがメインのタマが環境トップなこともあり勝ちきれない状況です。各地の争奪戦の結果を見てもピルルクの文字をほとんど見てないのからもわかりますよね。

    ◼️ピルルクの問題点
    1.火力がない
    これの解決策は序盤で点数を取ることです。防御回数の限られているキーセレでは序盤の1点も終盤の1点も価値は同じです。終盤ピルルクは点が取りづらい傾向にあるため序盤から攻めることで火力の無さを補います。幸い新しい下級の<クロケル>や<カガミ>は点数を取りやすいため採用候補になります。え、僕のレシピには入ってないって?理由は次で説明します。

    2.防御が足りない
    これは強いLBを入れることで解決(?)します。神頼みです。ピルルクを愛で使うのならLBくらい捲ってみせろ...!ということで<フック>と<ラカム>は4ずつです。個人的にはここ削ったら土俵にすら立てない気がしています。さてここに8枠、<ミラクル>にも最低2枠は割きたい、<マノミン>も唯一の強い行動だと考えると削れない、後半火力を出せるレベル4も入れなければならない...と考えると下級にLB枠に割けないんですよね。(なので<クロケル>や<カガミ>は不採用)よって非LB枠に火力を詰め込みます。本当は序盤の防御も同じ1点なためサーバントも入れれるだけ入れた方がいいのですが枠の関係で7になっています。

    3.タマがキツイ
    これはぶっちゃけどうしようもないです。基本タマは<エルドラキー>または<ソウイキー>が採用されており、<エルドラキー>ならもうフルハンデスのしようがないですし、<ソウイキー>でも序盤からの崩しがしんどくなり、<サンポケ>互換が成功すればするほどリソースが増えていってしまうためハンデスで盤面崩壊を祈るのが難しいです。更にはバウンスで手札を0にすることが困難なためルリグアタックのケアまで考える必要があるため非常にしんどいです。


    よって上記のようなレシピになっています。

    ◼️各カード解説
    フック
    LBが最強で、出現時によって盤面形成が多少安定します。捲りたいので4。

    ラカム
    LBが強い。序盤の火力にもなるためここも削れないと思います。捲りたいから4。

    シュテンド
    ピルルク史上一番面が空けやすいカード。2枚以上同時に引くと悲しい気持ちになりますがこのカード以上の面空け性能を誇るカードがピルルクにはないので個人的には削りたくない枠ではあります。僕はこいつの面空けを自ターンのみなのを忘却して<アウェイク>で使おう(一回目)<グレイブブルー>で使おう(二回目)と恥ずかしい思いをしているので皆さんはきちんとテキストを読みましょう()

    シャハラザ
    グレイブブルー>蘇生用の2枚です。基本的には2枚並べる前提での運用になるため蘇生前提の2枚かがん積みの4枚な気がしてます。守れるLBなら4入れてました。3面並べば強かったね(リミット11)。なんで<カーニバル>がリミット12で<ピルルク>がリミット11なんだ...

    マノミン
    ピルルクを使う唯一の利点とまで言えるカード。盤面全部踏み、<ピルキー>と合わせて序盤のハンデスを行うことで盤面の崩壊を狙えます(神頼み)。こいついっつも祈ってんな。

    ミラクル
    基本的に手札0スタートになるのでリスク軽減できるこのカードはトラッシュに1枚、エナに1枚あると安心できるため2枚の採用。

    ソロモーン
    グレイブブルー>蘇生前提の1枚。7000以下の正面に立てて守りながらサーチでの運用になります。エナが足りない時に必ず踏んでもらえるシグニでもあり1枚入れておくと便利です。

    ラハブ / アスピドケロン
    序盤の点数要求。<クロケル>と<カガミ>と違い、単騎で仕事できるのがポイント。

    ダンテ
    序盤の<アスピドケロン>サポート他、<シュテンド>の手札0枚効果発動後<ダンテ>リムーブで下にある<シュテンド>を回収することで<シュテンド>を同時に引いた時のケアができます。<ダンテ>も引かなければいけないんですけどね(笑)

    サーバント
    あればあるだけ点数が守れるカードなのですがピルルクでは後半は役割が無くなってしまうため枚数が難しい。個人的に0はなくて6以上は最低でも欲しい印象です。

    0から3
    コインが4枚でいいため3はバニラです。3をコインにして1で得ない選択肢を取れるようにしてもいいのですがピルルクはトップゲーになりがちなのでレベル3が5枚入っているとたまにリミットオーバーする試合が出てくること、だいたい2tには<ピルキー>を貼らなければいけないことからあまり3をリミット7にする利点は感じなかったためバニラになっています。

    4
    基本『カタルシス』即撃ちで5に備えます。

    5
    『カタルシス』、『ピーピング』で直接ダメージを狙っていくことになります。<グレイブブルー>の<マノミン>2面蘇生を視野に入れつつ戦いましょう。なぜリミット11なんだ...(n回目)。

    ピルキー
    10009.jpg
    このカードの使い方は前のピルルク記事で語ったのでそちらを参照。レベル5に乗る関係でエクシード1を1回多く使えるのでエクシード2とか4使うキーより<ピルキー>を推したいなぁ

    グレイブブルー
    グレイブガット>を見てからだとパワー不足を感じてしまう()間違いなく強いんですけどそこじゃないんだよなぁみたいなカード筆頭です。<シャハラザ>で守るみたいな動きか<マノミン>で直ダメみたいな運用が多いです。

    リブミー
    語ることがないくらいただ強い汎用防御です。

    イコールプライズ
    タマのバウンスへのささやかな抵抗であり、火力不足を補うカード。基本<グレイブブルー>とセットで構えるか、4の『カタルシス』の返しに使うイメージで。プロモ版が<ピルルクイラスト>になるのでプロモ版にしましょう。

    ◼️まとめ
    というわけでキーセレピルルクの記事でした。キーセレは最近タマばかり使っているのでそちらも争奪戦後にでも紹介できたらなと思っています。それではまた

[キーセレクション]【WIXOSS デッキ】UTOPIA環境 レイラ=デッドエンド

    posted

    by デッキレシピ

    レイラタイトルトップ.jpg
    【WIXOSS デッキ】UTOPIA環境 レイラ=デッドエンド
    ◼はじめに
    お久しぶりです。
    先日、キーセレクションブースターパック第3弾「UTOPIA」が発売され既存のルリグ全てが大幅に強化されました。

    今回は今まで全ルリグの中でも周回遅れと言っても過言では無い性能だったレイラの爆進について語らせて頂きます。
    お時間ありましたら最後まで読んでいって下さい。


    前弾の記事にてリルのことを

    レイラが『ドーピング』を失った代わりに、デッキ回転力、リソースの確保、ダブルクラッシュ付与に加えてルリグパンチも出来るようになった非常に強力なルリグ。

    即ちレイラを

    『ドーピング』を持ってるだけで、デッキも回らず、リソースも獲得できず、ダブルクラッシュを付与しようと思うと(メインギミックのライドを用いると)ルリグアタックが出来ない...何なら3面要求も難しいリル。

    と、散々に扱き下ろして来ましたが、今弾のレイラの躍進を見れば、手のひらを返さざるを得ないでしょう。

    今回の強化にて大きく変わった点は4つと考えています。
    1.千差爆別の登場
    この1枚で全てが変わりました。
    ・1枚で3面
    今更語るまでも無いですがキーセレ環境での防御面数は勝利に直結します。
    その中でアーツで単体で3面守ることのできるアーツというだけでも優秀ですが、同時に最大3面バニッシュという極めて優れた結果をもたらしてくれます。

    元々安定しての3面要求があまり得意ではないレイラですが、今弾にて強化されたルリグの中でも、<カーニバル>が<サーバントZERO>への変換効果、<ピルルク>が『ピーピング』によるハンデスで更に面要求の難易度を上げてきます。

    面要求が安定しない中、1ターンでも容易に3面要求が可能になるというのは非常に有り難い点です。
    ・『ドーピング』のバリエーション増加
    また、もう1つの恩恵としてコイン技のコスト節約及び、使用回数の増加があります。

    前者は単純に1回目の『ドーピング』に掛かるコインが1枚で良くなったことで採用できるキーやアーツの幅が広がりました。

    後者は今までの『ドーピング』1度限りでは<生生流転>や<タマ>の『イノセンス』等で無効化され、力が発揮できなくなってしまっていたところを強引に詰めに行けるようになりました。

    通る相手は限られますが、やや前のめり気味に闘うレイラのスタイルを助長してくれます。
    2.攻めの面要求増+リソース節約
    レイラの1番の欠点と言えば、シグニによる多面要求の難しさ/コスパの悪さにあったと考えています。

    ライズが1ターンに1度しかできない為、どうしてもシグニによる要求はライズした1面のみ。
    "コードアクセル ファイトラ">が絡んだ場合のみ2面分の要求を取れますが赤2エナを使用してしまいます。

    このように非常に攻めの効率が悪いのが大きな欠点でした。

    リルは<ハイメイル>並べるだけで点取れるのに...

    しかし、今弾で登場した<"コードアクセル バケット WE">により非常に効率の良い多面要求が可能になりました。

    1例として<バケット>、<シンカン>、<ファイトラ>の盤面。
    シンカン>にライドし正面をバニッシュでアタックに入る

    ➡<シンカン>(ライド状態)で2点

    ➡<バケット>攻撃時<ファイトラ>に再ライド、<ファイトラ>ライド時効果<バケット>前バニッシュで1点

    ➡<ファイトラ>アタック時正面をバニッシュ2点で最大5点

    もしくは<バケット>にライドすることで2ドロー1ディスでアドを稼ぎながら、<バケット>アタック時に<ファイトラ>に再ライドによる3点要求が可能となりました。

    今まで先払だったエナが<バケット>が通った際の後払いになり、状況に応じて手札を稼ぐか、点を多く通すかの選択が出来るようになったのは非常に大きな強化です。
    3.ダウン耐性の獲得
    今弾登場した<"コードライド タンクローリー">よって他のルリグには無い、ダウン耐性をかなりお手軽に行使出来るようになりました。

    これだけでも、主な防御手段をダウンに頼っているピルルクやリメンバにたいして非常に強力なプレッシャーになります。

    更に、<イノセント・ディフェンス>や<ドーナCHEER>でバニッシュ耐性を付与してやるとかなり広い範囲のルリグの防御をかいくぐる事が出来るようになります。

    状況によっては『ドーピング』と合わせて、突然のゲームエンドまで持っていける可能性を秘めています。

    遂にキーセレクションでショットが出来るようになって僕は嬉しいです。

    4.ルリグアタックに対する認識の変化
    此方はレイラ自体の強化ではありませんが、キーセレクションが始まった当初は僕自身を含めサーバントによるガードの重要性をやや軽視していた傾向にあったと思います。

    なので、レイラのライドギミックはルリグアタックを放棄してしまう為、勿体無さを感じる性能でした。

    しかし、キーセレへの理解が進むにつれルリグアタックを止める事の重要度が増した為、ライドのデメリットが軽減されていると考えられます。

    ライドギミックでルリグアタックを放棄する替わりに、シグニによる攻撃力を強化し、最終的に『ドーピング』によるガード不可により対戦相手のサーバントを全て無効化させる闘いをする。

    もしかしたら、基本的にはルリグアタックは全てガードしながら試合が進む前提で"レイラ"というルリグタイプは調整されていたのかもしれませんし、全然違うかもしれません。



    総括すると
    • 元々持ち合わせていた、ライドによる序盤の火力
    • ダウンバニッシュ耐性+『ドーピング』の超攻撃的な立ち回り
    • 千差爆別>による非ベット枠でも防御面数の向上
    • バケット>によるハンド確保とエナ節約
    • 環境の進展による相対的なライドの強化
    これらによって超絶強化されたレイラのレシピを紹介します。

    ◼レシピ
    レイラ=デッドエンド

    ○ルリグデッキ
    防御面数と破壊力のスイッチをコンセプトにアーツの選択を行いました。

    レイラの必殺技あるところの『ドーピング』ですが、現環境では
    • タマ>の『イノセンス』
    • カーニバルの<夢限の鍵
    • ピルルクのハンドレス時のルリグアタック無効 etc.
    のように無力化されてしまう対面が多いです。
    その為、『ドーピング』を使用しないといったゲーム展開が多発するのに、そこに貴重なコインを予め割いておくのは勿体ないのでは?と考えた結果が上記の構築です。

    ドントリブミー>へのベットと『ドーピング』のトレードオフとすることによって、
    『ドーピング』が通じない相手
    最大11面の防御面数で闘い、序盤の火力+<デッドエンド>のダブクラ付与でダメージレースに差を着ける。
    『ドーピング』が通る相手
    イノセント・ディフェンス>、<ドーナCHEER>+<タンクローリー>のバニッシュ、ダウン耐性と共にショット気味な動きも視野に入れつつ闘う。


    といったように闘い方をスイッチすることができます。

    その際に生じる裏目ですが、基本的に

    "『ドーピング』の使用"="ゲームエンド"

    を目的としているので<リブミー>ベットが必要となる戦況になる前に決着させられる事が多く、現状ではさほど問題にはならないと考えています。
    ○メインデッキ
    タチスク>、<ゴーカート>の採用で序盤の火力アップを狙いました。

    また、後半以降の点要求に繋がるシグニを と散らす事によってカーニバルの<サバZERO>化による攻撃力ダウンを少しでも抑えられるようにしました。
    ◼各デッキへの立ち回り
    ・タマ
    この対面が1番の鬼門です。
    アーツ構成は

    イノセント・ディフェンス>、<ドントリブミー>、<ソウイ=キー>の4面ダウン。
    千差爆別>の3面バニッシュ。
    ドーナ=CHEER>の1ターンスキップ。

    と、対面の<イノディ>や<ドーナキー>によるバニッシュ耐性付与のターンと、<白滅タマ>の『イノセンス』で此方のキーを無効にされるターンに対応した防御を行使できるので、突然の敗北は起こりにくくなっていますが、<プリキャス>の積み込みが確定していれば<カマクラ>、<サンポケ>、<パックンチョ>全てが3点以上の要求で以て襲ってくる為、どうしても防御が不足してしまう印象です。

    またアーツのカロリーが高めの為、ある程度はライフクロスで受けてエナを稼いでおかないとジリ貧になってしまうこともあります。

    対応が噛み合わないと勝ちきれない為、かなり苦手な相手です。

    立ち回りとしては、エナ不足が懸念される為、エナチャージは必ず行うことだけは注意して後は<プリキャス>が降ってこない事を祈りましょう。
    ・カーニバル
    防御面数の多さとダブクラ付与が可能な分、全うにぶつかれば有利に闘える相手だと考えています。

    しかし、<サバZERO>化によって此方の攻め手が緩んでしまうとその分だけダメージレース追い付かれてしまうので、攻め札は大切に扱いたい対面です。

    また、カーニバルの基本的なアーツ構成による防御手段はバニッシュ、パワーマイナス、蘇生の3パターンしかないので、バニッシュ耐性2面で強襲すると言うショットプランも取ることが出来ます。

    その際<ヴィクティム・ディフェンス>等の想定外のアーツが飛来してきたら諦めましょう。
    ・リル
    此方は数少ない『ドーピング』が通せる相手であり、更に<ドーナキー>を張られない限り、防御手段はダウン、バニッシュ、<レクイエム>によるライフ回復に限られています。

    その為、<シマカゼ>を用いて<タンクローリー>に2面ダウン耐性付与し、後はカーニバル同様にバニッシュ耐性を付与してやることでショットプランがとれる為、相性は良い方と考えています。
    ・ピルルク
    レベル5>グロウ後には『カタルシス』と『ピーピング』によって毎ターンダメージないしルリグアタックを受けてしまう為、序盤のライフキープが重要となってきます。

    此方のパワーラインが低い序盤には<クロケル>、<ラハブ>、<ラカム>等でダメージを貰ってしまいますが、幸い後半の点要求はそこまで激しく無い為、<リブミー>等は早期にライフキープに勤めましょう。

    防御手段がダウンと<グレイブブルー>からの<シャハラザ>蘇生➡パワーマイナスに限られていることが殆どの為、<エフワン>+<タンクローリー>のダウン耐性+アサシンの布陣に状況に応じてバニッシュを添えてやることでショットを仕掛ける事が出来ます。
    ◼最後に
    如何でしたか?

    実際に大会で使用した感じでは、やはりタマが苦しいものの、細いながらに勝ち筋は存在していました。
    それ以外にはショットプランないし防御面数+攻撃力で対等以上に闘って行けるので下馬評以上の力を秘めていると思います。

    (<千差爆別>を除けば)パーツもホロも非常にお手頃な価格で組むことが出来るので興味がありましたら是非、組んでみてください。



    最後まで読んで頂きありがとう御座いました。

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