
新弾レビュー 五等分の花嫁
いつものようにデッキの紹介にしてしまうと、あまり多くのカードが紹介できなくなってしまいそうだったので、今回は注目カードの紹介という形でやっていこうと思います。
注目カード紹介
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素直な気持ちを大切に
いきなりイベントからなのですが、このイベント、テキスト量が凄いです。そしてなんか色々書いてあるだけじゃなくて、ちゃんと強いテキストが沢山書いてあります。 通常の<タバコ>に使用条件がついているので追加効果が。拾う対象が一花縛りになったからか、さらに2つも追加効果が付いています。まず<星杏>は当たり前の如く強いです。デッキトップが重要なこのゲームにおいて<星杏>自体かなり優秀で、更に<星杏>の弱点である面を1つ使うという点をイベントとして補っている点が素晴らしいです。絶対に腐らないおまけでこれだけで強力です。 |
この弾で1番強いカードだと思います。総じて一花ネームの評価が上がりました。
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躍進中の女優 中野 一花
<ギレーヌ>から連動が消えてツインドライブの付いたイメージのこのカード。個人的に返しのないこれ系統のカードに連動が付いていても使い切りになってしまうので、登場ターンに役割を終えるこちらの方が好み。またカウンタースキップと5000上昇の相性がイマイチ(パンプ値が過剰)だった部分をツインドライブに還元しているのも嬉しいです。 |
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羞花閉月 中野 二乃
パッと見強いけど早出し条件が微妙に使いづらくてでも最終的に高評価に落ち着いた1枚。基本は3レベヒール運用になると思います。110アンコールが強い。 早出しは出来れば狙いたいですが、相手依存なのがネック。先出しして蓋をする展開が出来ないので、あくまでおまけ程度に考えるで良いと思います。初弾の時は<105ヒール>を出すために二乃単にしていたので、このカードは嬉しい追加でした。 |
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姉への気遣い 中野 二乃
選抜入りした<ドキテマ>枠として期待できる1枚。ドキテマテキストは無くなってしまいましたが、代わりに付いた4ルックは電源を探すために序盤から終盤まで活躍が見込めます。選抜がかかった8電源は<ドキテマ>選抜か<集中>選抜かという現状になっていますが、このカードを使えば<イベント>選抜も組み直せるかもしれません。 |
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成長の実感 中野 三玖
最近刷られるようになったパンプテキストを持つ1/1アンコール持ちアタッカー。最大10000まで出せるアンコール持ちは、地味ながら広く活躍出来るテキストです。緑が入る1001デッキであれば常に採用を検討したい1枚です。1/0のキャラばかりになりがちな所を、数枚の採用で一気にリバースできる範囲を広げてくれます。ひとまず8宝四葉軸で使ってみたいと思います。 |
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したいこと 中野 三玖 & 抱えた気持ち 中野 三玖
デザイナーズなので一緒に。まず評価したいのは<エリアの三玖>。マーカーを持つ五つ子パンプ自体は三玖で組まないといけないのでイマイチ使いづらさがあるかもしれません。メインの効果は手札入れ替えの方。クライマックスはマーカーに入れづらいのでコストは実質クライマックス以外縛りですが、それでも常駐できる<多生>は優秀と言えます。更にこのテキストはマーカーを貯めるカードなので圧縮率も維持できる所が優秀です。こういった関係で序盤は手札を整えつつ、序盤要らなかったマーカーに入った<レベル3>に、終盤にコスト踏み倒しで転生する動きはかなり綺麗で強力に思います。 肝心の<上の連動>は相手の山依存なのであまり好みではありませんが、決まればもちろん強力。自身の下にマーカーがある必要は無いので、<マーカーの入った後列>は後列待機のまま、新規に出した方のこのカードで連動しても良いですし、入れ替わったこのカードを最後まで後列待機させておくのも良いと思います。 |
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隣に 中野 四葉
バニラサイズまで行く<ラミリス>。ラミリスがあるだけで思い出圧縮軸が組める可能性が出てくるので構築面で嬉しい追加です。 特に四葉におけるラミリスは、記憶の条件達成という面でも有用です。単純に思い出の四葉ネームを増やすという働きもありますし、同じ新弾の思い出にいると指定ネーム500パンプの<四葉>も、中盤以降思い出に飛ばしづらくなるので、ラミリスで思い出送り出来るのはとてもありがたいです。<比例応援>沢山入れたり出したりはあまりしたくないですからね。 |
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仮装姿 中野 四葉
色々な記憶持ちカードがありますが、個人的に1番使いたいのはこの記憶。助太刀として使った時に1コストでサーチする効果が付いています。 コスト効率としては<ビスマルク>のようないわゆる無限拳と同じなのですが、自信を拾うのではなく山からサーチするのが大きな違い。単純に自身を拾いたいタイミングは少ないので他のカードを選べる方が嬉しいですし、何より山を抜けるのが大きいメリット。特に最近山上を弄るいわゆる<モカ>テキストがまた増えてきたので、これらのメタになる事が期待できます。四葉には<椎名>もありますが、五つ子デッキで使えるこのカードも可能性を感じています。 |
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勤勉な放課後 中野 五月
単体のパワーが低めなのは気になるものの、小回りのきく<フィレス>。経験を満たせば<ウォタブまり>を超える手札入れ替え性能になります。レベル0でこそそこまで上手く使えませんが、レベル1以降はこれ1枚でかなり解決する状況が増えるので、既存の8電源含め、採用を検討できる1枚。元々五等分の花嫁にはこれといったフィレスがいなかったので、もしフィレスが採用したくなった場合は十分検討したいですね。 |
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理想を追い続けて五月
効果自体はネーム指定になったホロライブの<メル>。カードとしてはストブの条件がそこそこ厳しいのでめっちゃ強いといったカードではありません。 このカードが偉いのは、既存の五月のプールに追加されたこと。8扉になりがちな五月ですが、8扉ゆえにストックがかなり溜まりにくいです。8チョイスや8宝、8電源らよりも手札はあるし質も良い、上限すらも増えるという五月の唯一の難点だったストック面が補える点が素晴らしいですね。クライマックス無しにほぼ毎ターンストブが狙えるので、積極的に多く採用して沢山アタックしたいカードです。 |
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五つ子ゲーム ファイナル
強力なのにそれほど注目されていないように感じる1枚。ストックがあまりがちのデッキ全てに採用できる可能性が十分あると思います。 やっていることは3レベからの代わりにクライマックスを拾うようになった<かけなか>。同じ色しか拾えませんがこのプールでは大きな問題では無いでしょう。 |
既存のデッキだと8電源や8宝はストックがあまりがちなので採用したいと思っています。特に8宝は手札入れ替えに優れるので、上手く使えそうです。8扉や8チョイスはストックの余裕が無いことが多いので採用は難しいかもしれませんが、<新弾一花>ならば軽めなので採用できるかもしれません。
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選んだ答え 上杉 風太郎
マジでこのシーン何回見ても泣けるんで是非堪能してください... でもドローするのは忘れずに。忘れると強制的に2枚ディスカードになります。テキスト忘れがちな人が採用するにはデメリットの方が大きいカードですね... |
ということで今回は五等分の花嫁の注目カードを紹介してきましたがいかがだったでしょうか。デッキとしては既存のアップデートや新弾軸が、五つ子全員に関して考えられるのでかなり長く楽しめるプールに思います。特に自分でデッキを考える際には、今回挙げた注目カードを候補に入れてみてもらえると嬉しいです。
また、出来れば他のタイトルでもデッキありきではなく、自分で注目カードを決めてそれを使うデッキを組んでみてもらえると、よりヴァイスシュヴァルツが楽しめるのではと思います。
ではまた。