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WGP2018世界決勝大会

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by K

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WGP2018世界決勝大会
1/20、アキバスクエアでWGP2018世界決勝大会が開催されました。今回も感じたことを書いていこうと思います。

同時開催の世界決勝大会はかなり多かったと思います。
ヴァンガードが少なくとも2つ。WSも英語版の決勝大会が並行して行われた他、海外限定のカードゲームも決勝大会を行っていました。

今回の世界大会(全国も含め)は、歴代の全国決勝大会と比べても特に動画配信に力が入っていたのが印象的な大会でした。
多少スケジュールが押してしまったのも致し方ないのかなと思うところで、むしろスケジュールの都合で省略するということは無く、しっかりと全ての大会において全力でしっかりと配信してくれた事を僕はとても評価したいですね。
専用の放送枠がしっかりと用意されており、各プレイヤーの様子が確認出来る配信準備は、素晴らしかったですね。
前回までは対戦環境の確保として、別室で行う方法を採っていました。
しかし今回はヘッドホンやマイクを始め、公平な試合を進行してもらう配慮を充分に用意してまで、壇上という観戦者に近い場所での対戦にこだわってくれました。
参加者や観戦者の立場に立って、より良好な環境を作ってくれた運営のやる気に感服しました。

参加者にとっても観戦者にとっても視聴者にとっても、しっかりと楽しめる、あの舞台に行ってみたいと思える放送だったのではないでしょうか。
ぜひ今後とも続けて欲しいと思います。
世界決勝大会レギュレーション
さて、まずは世界大会のレギュレーションから。
12人で行われる予選と、4人で行われる決勝トーナメントからなる大会でした。
予選は3ブロックに分かれてのトーナメント。各ブロックは4人の参加者によるダブルエリミネーショントーナメント。

ダブルエリミネーショントーナメントというのは、一般的なシングルエリミネーショントーナメントに、敗者復活枠を加えたトーナメント。
普通のトーナメントに加えて、ルーザーズトーナメントという1敗したプレイヤーしか参加出来ないトーナメントを並行して行います。
つまり2度トーナメントを行うわけですね。
そして決勝戦は、普通のトーナメントの1位と、ルーザーズトーナメントの1位で行います。
この際、普通のトーナメント1位の方が勝てばそのまま全勝優勝ですが、ルーザーズトーナメント1位の方が勝った場合、負けた普通のトーナメント1位の方には、新たにルーザーズトーナメントの参加権が生まれます。
そして全勝者がいないこの状況では、ルーザーズトーナメントの優勝者が優勝となる訳です。
これがいわゆる「本当の決勝戦」が行われる理由です。ルーザーズトーナメントの優勝者を決めているわけですね。


今回の世界大会では、3ブロックから4人の決勝トーナメント進出者を選定しなければなりませんでした。
そこで採られた方法が、「3ブロックの中で1番1位に近かった2位のプレイヤー」を選定する方法です。これが正直かなり複雑で分かりづらかったのかなと思います(大体の人は関係ない)。

ちなみに公式の表記はこちら。
■決勝トーナメント進出者選出方法
下記AとBの方法で合計4名が決勝トーナメントに進出します。

A. 各ブロックの上位1名ずつ、合計3名が決勝ラウンド進出。
B. 各ブロックの2位のプレイヤー3名を下記方法で順位付けし、最も順位の高かった1名が決勝ラウンド進出。
  1. 1位のプレイヤーが1敗しているブロックに所属し、2回戦終了時に全勝だったプレイヤー。
  2. 1位のプレイヤーが1敗しているブロックに所属し、1回戦を勝利したプレイヤー。
  3. 1位のプレイヤーが1敗しているブロックに所属し、1回戦を敗北したプレイヤー。
  4. 1位のプレイヤーが全勝しているブロックに所属し、1回戦を勝利したプレイヤー。
※上記方法で同じ順位となった場合、ランダムな方法でより上位のプレイヤーを決定します。


なんでこの順番になるのかって話をして行きます。これは2位の立場に立って考えると複雑で難しいので、1位のプレイヤーの立場で考えるのがわかりやすいでしょう。
注意事項として、2回戦まで全勝というのは、普通のトーナメント1位を意味しているということを頭に入れておきましょう。

1位のプレイヤーの立場で、もし自分が負けてなければ、2位のプレイヤーとはかなりの差があったと言えるでしょう。
自分以外全員2敗している中、自分だけ全勝ですからね。2位の価値は1番低いケースと言えます。これがケース4です。

逆に最も2位の価値が高いのは、普通のトーナメント1位になったのにも関わらず、そこから2連敗してしまったプレイヤーでしょう。
普通のトーナメント1位になっているというのはつまり2回戦まで全勝ということであり、これがケース1です。

普通のトーナメント1位のプレイヤーが1度負けたものの本当の決勝戦で勝った場合が、これに続きます。これがケース2と3です。
この比較では、より普通のトーナメント1位に近かった方が価値が高いので、1回戦の勝ち負けで決めることになります。よって1回戦を勝っているケース2の方が価値が高くなる訳です。


完全に余談ですが、スイスドローのダブルエリミネーションとは、名前は一部同じでもその性質は全く違うと言えるでしょう。共通するのは2敗したら優勝の権利を失うという所だけ。
ちょっとシミュレーションしてみると様々な違いに気が付くと思いますが、基本的に初戦勝ちの価値が高いのがダブルエリミネーショントーナメント、低いのがダブルエリミネーションスイスドローと言えるでしょう。
世界決勝大会予選
というわけで、ダブルエリミネーショントーナメント3ブロックで行われた予選。
12人のうち3人がラブライブサンシャインを使用していました。これは全国決勝とはかなり違う分布ですが、これはこれで、2018年を象徴するような分布だったのかなと思います。



そして勝ち上がったのはラブライブサンシャイン、ペルソナ、バンドリ、SAOの4つ。
使用率が1番高かったラブライブサンシャインが1人、海外での評価が日本に比べて高かったペルソナに加え、日本の2人が勝ち上がるという構図になりました。
さすがに4人中2人が日本ならば、今年こそ日本代表が優勝出来るのではと期待していました。
これら4人で行われたのは、決勝戦だけマッチになったトーナメント。どうせならここもダブルエリミネーショントーナメントで行えば良かったのではとは思いました笑
4人のマッチングは抽選で決定。日本の2人がマッチングしましたが、SAOは全国決勝に続き3度目の勝利を収め、日本代表として決勝に駒を進めました。

もう片方の準決勝は、サンシャインとペルソナの対決。
サンシャイン側が2-5リフだったのに比べ、ペルソナ側は先攻<移動>スタートから理想的な動きをして1周目に<風連動>を3回使いながらの1リフと、かなり差のある1周目でした。
しかしスタンバイで強いキャラを並べつつ<1コスヒールダイヤ>や<3曜>で打点レースを捲ろうとするサンシャインの動きが成功し、お互いレベル3の前半というほぼ互角の状況まで漕ぎ着けました。
お互いに3レベの止め方も強く、先にファイナルターンを突きつけたのはまさかのサンシャイン側。
武蔵>と<3曜>を使い、ペルソナ側を3-6まで追い込み、ついにファイナルターンになりました。
サンシャイン側は3-1山2/3とかなり強い状況でターンを返すことに成功していました。
ペルソナ側は<集中>で山から0を抜いてクライマックスを打ってバトル。
4点2点はもちろん止められて、リフの後にダイレクトが4点。これが入って3-6。
トップチェックなしの<ジョーカー>タイムはまず3点。これを止めてあと2回。次にレベル0が捲れて最後の1枚がなんとレベル1。
綺麗に3-7まで詰め切ったペルソナが決勝進出となりました。どっちが勝ってもおかしくない上に、日本ではあまり見られない高速展開で、かなり見応えのある試合でした。
世界決勝大会決勝戦
決勝戦は日本のガーラさん(SAO)と、香港のLeeさん(P5)の対決。
公式の放送が残っているので、試合内容はそちらで確認いただければと思います。



簡単な試合内容を紹介すると、1試合目は再構築後の山で多くキャンセルしたSAOがレベル2の状態で先にペルソナが先にレベル3に上がる展開。
前のターンのキャンセルでクライマックスを消費した弱い山を見逃さなかったペルソナが鋭く咎めて10点叩き込んで勝利しました。
日本の誰もが、まさかここで決着するとは思っていなかったでしょう。
Leeさんのプレイが光る世界決勝に相応しい試合だったと思います。
例年通り1発勝負なら、またも日本は準優勝に甘んじることになっていましたね。
2試合目はマッチのうち一番拮抗していた試合だったと思います。ほぼ互角のまま最後まで進み、僅差でSAOが勝利しました。
振り返れば、この試合をものにできたからこそ、SAOがマッチに勝利できたのだと思います。
3試合目はLeeさんの先攻ドローゴーから始まりました。
ペルソナはスピードゲームが苦手なこともあり、後攻のガーラさんは迷わず3パンを決行。先攻ながらこれについてこれなかったペルソナはこの後、1周目が終わる前に3-0まで上げられてしまいます。
舞台山ダメレ全てにおいて逆転されてしまったLeeさんは、次のターンに敗北し、高速決着となりました。



3試合共生放送されたということで、いつも以上に様々な人の見解を聞く機会が多かったのですが、個人的にはかなり見応えのある試合だったと思います。
1戦目。あそこから<竜司>+<アルセーヌ>で詰めようと思えるプレイヤーは一体どれくらい居るでしょうか。
リスクを負ってでも詰めに行ったからこそのペルソナの勝利に見えました。これが世界大会かって感じましたね。
3戦目。先攻ドローゴーに対して、リターンが見込めないあの後攻3パンが出来るプレイヤーはどれくらい居るでしょうか。
ガーラさんの勝利は、あの3パンをした判断の時に決まったと思っています。
あれくらいアグレッシブにパンチしてこそのペルソナの3リフですし、そういう意味で短い試合ながら見所のあった試合だと思います。

最後に
プレイヤーの理想とするゲーム展開なんて、3試合やって1回あるかないかってことだと思います。
大半はあんな泥沼の試合が占めるこのWS世界大会で、第二試合を勝ったガーラさんが優勝するのは、とても妥当な展開に思います。
全てのゲームがWSなのですから、こういったゲームからも目を逸らさずに、どうやって勝利をもぎ取るのかに注目したいと思います。

最後に、更新が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。今年もよろしくお願いします!!

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