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WSクロニクル発売記念ドキュメント -P3デッキが完成するまで- 前編

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    by 攻略コラム

    WSクロニクル発売記念ドキュメント
    -P3デッキが完成するまで- 前編
    こんにちは、ヴァイスシュヴァルツニュース以外の記事ではお久しぶりのさおりです。
    突然ですが、みなさん。
    ヴァイスシュヴァルツクロニクルシリーズをご存じですか?
    ヴァイスシュヴァルツ13周年を記念とした特別セットで、完全受注生産限定のプレミアム商品。先日リトルバスターズ!が発売され話題にもなっていましたね。

    今回研究するのは7月に発売されたペルソナ3です。
    ペルソナ3のブースターパックが発売されたのが2008年5月29日ですから、13年前ですね。まさか長い時間を経てホイルカードになって帰ってくるとは...懐かしく、とても感慨深いです。そして私は、思いました
    「どうせならペルソナ3主体のデッキが組みたい!」と。
    ペルソナシリーズといえば《怪盗》を主役としたペルソナ5軸が現在多く使われていると思います。今回新規で追加され、ショップ大会PRカードとしても配られた<育む絆 -Community->を加えた《怪盗》デッキ。確かに強そうです。
    でも、せっかくクロニクルが発売したんだからそうじゃない!13年前のカードをどうにか輝かせたい!
    その一心で取り組み、苦悩と調整の末とある構築にたどり着きました。
    今回の記事はその様子をドキュメンタリー形式でまとめたので、どうぞご覧ください。

    1.2つの目標
    まずデッキを組むにあたって大きく2つの目標を定めました。
    • クロニクルに収録されているペルソナ3のカードを中心にデッキを組む
    • 現代のデッキ相手にも戦えるようにする
    ペルソナ3のカードを中心にデッキを組む、これはまあ簡単です。
    当時使う人も多くフレームレスになった<主人公&オルフェウス>を活かした主人公デッキもよし。ぱっとプールを見たら、青単なんかもまとまりがよさそうですね。<真夏の夜の夢>を使って、ペルソナ3といえばハンデスじゃー!とかも楽しそうです。
    しかし、どのデッキ案にも2つめの目標が立ちはだかります。
    「現代のデッキ相手にも戦えるようにする」
    いかんせん13年前のカードです。なんならヴァイスシュヴァルツ最初期の弾です。現代のカードパワーにとてもかないません。今っぽいカードは<育む絆 -Community->くらいです。
    ですが、ただキャラを並べてボコボコにされるだけのデッキはやはり使っていて楽しくありません。
    どうすれば戦えるデッキが作れるのか...プールと睨めっこしていると一筋の光明が差します。
    それは、ソウル+2の存在でした。
    2.ソウル+2とクライマックス
    みなさんはありませんか?数ターンで試合を決められた経験が。
    私はあります。あれは仙台地区大会。1シーズン以上構築とプレイングを練り上げた本宝ゴジラが、わずか4ターンでけものフレンズに葬り去られたことは一生の思い出です。
    ソウル+2は恐怖、そして正義―。
    昔から大番狂わせを起こしやすいクライマックスとして存在を確立させていて、最近では<神様になった日>でもよく使われています。
    『Love』愛美>が入ったネオスタンダードの入賞デッキも記憶にある方は多いのではないでしょうか。

    ペルソナ3には、そんなソウル+2が各色4種類あります。
    昔はクライマックスコンボもソウル+2が多かったんですよね、これを活かさない手はありません。
    最初は8枚入れようかとも考えたのですが、さすがに扉を入れない選択肢はありませんでした。
    手札を増やす手段として、昔のエキスパンションのプールは扉に依存している部分があります。
    まだ門アイコンが出る前、扉アイコンがゲートと呼ばれていたころ。フルゲート(8扉)デッキが組めるかどうかで、エキスパンション自体の強さの指針にもなっていたぐらいですからね。
    そんなこともあり<ニュクス・アバター>と《ソウル+2》のクライマックスでデッキを組むことが決まりました。
    3.勝ちパターンの模索
    クライマックスが決まったところで、どういう展開で勝つか。勝ちパターンを探すため試合を想像します。
    「ソウル+2をできるだけ打って、相手の山札が弱いうちにダメージを入れる」
    ここまでで、3体だしたキャラが毎ターン相手に盤面を割られ手札が枯渇していく様子が目に浮かびます。
    でもその展開で相手は、毎ターンキャラが残るのでストックがあまり減らない。むしろ溜まりすぎてしまう。つまり<育む絆>で相手の山札を崩して勝負を決めやすいのではないか?道中のアタッカーが確保できればなんとかなるのではないか?...勝ち筋が見えてきましたね。
    あとは手札の枯渇問題を解消すれば、勝ち筋をもっと明確にできそうです。

    では何故手札が枯渇するのか?
    カードのパワーが低く、盤面を取ることがほぼできないので次のターンアタックに回すキャラが残らない為。
    ならば手札を増やす手段はないか?
    思いつくのは絆などの能力。集中。またはクライマックスコンボ...。

    ということで最初は<順平&トリスメギストス>に注目しました。
    クライマックスコンボでアタック時キャラを1枚回収できる。対応もソウル+2で<チドリ>の絆か<チドリ&メーディア>の能力を使えば手札に集めやすい。
    《チドリ&メーディア》の出た時お互い1点バーンはダメージを加速させるのにも良さそうです。
    しかし《順平&トリスメギストス》は2レベル2コストキャラ。中~後半出すカードになりますし、序盤からクライマックスをはって打点を入れたいコンセプトとかみ合いませんでした。
    そもそもクライマックスコンボも多面しないと、手札が増えるとはいえません。
    しかし2/2キャラを多面する展開は、ストックが足りず想像できませんでした。
    次に《チドリ&メーディア》と<ジン>2種類のお互い1点バーンを採用してダメージレースを超高速にする、というアイディアのデッキを思いつき試しましたが、うまくいきませんでした。
    いったいどうすれば...。

    ここで気づきました「手札が増えなくても減らずにダメージが稼げればいいのでは?」と。 恐らくこのプールで手札を増やすのは難しい。でもアタッカーを出したときに、その分の手札が補充できればなんとかなると。
    そこで目に留まったのが、1ターンリフレッシュでも活躍した<伏見 千尋>でした。
    4.生徒会ギミックとの出会い
    伏見 千尋>は他の《生徒会》が出た時トップ操作。2コスト、自身をレストすることで1枚引くことができます。
    お、ストックかかるけど1枚引ける!と思い《生徒会》特徴を他に調べると、見つけてしまいました、今回のデッキのキーカード<水着の美鶴>を。
    他の《生徒会》キャラを場に出したとき、1コストと自身をレストすることで1枚引くことができます。
    水着の美鶴で生徒会キャラを出しながら毎ターン1枚引き、手札の消費を抑えながら次のアタッカーに繋ぐ展開が作れますね。流石にRRの貫禄があります。
    他の生徒会である<小田桐 秀利><桐条 美鶴>も0コストアタッカーなので組み合わせやすく、即採用になりました。

    ここまでの考えで《生徒会》ギミックをメインに据えて《水着の美鶴》を展開することを考え、1レベルは青メインでいくことに決めます。 そうすると自然に採用したくなるのが<桐条 武治>です。
    他のキャラが舞台から控え室に置かれた時、1コストと自身を控え室に置くことでそのキャラを手札に戻すことができる未来の<氷華&インデックス>。
    思い出に行くことはできませんが、1コストでアンコールのように生徒会キャラを使いまわせるのは十分強いですね。
    「ソウル+2で打点を作って<育む絆>で試合を決める」

    「《生徒会》ギミックで手札消費を抑えてアタッカーを確保する」

    この流れからソウル+2は色発生を考え<誓い合った約束>に決めます。
    なんとかデッキが形になってきました。
    5.デッキの最終枠調整とお助け枠
    最後に残りの枠をどうするか決めました。
    まず流石に1レベルのアタッカーが足りなすぎるので、ノーコストで出せるキャラとして<無達>を採用。赤発生ですが相打ちですし、盤面を誤魔化すのにも使えます。
    美鶴&ペンテシレア>は<水着の美鶴>とのシナジー効果も高いのですが自ターン中パワーが出ないこと、キャラを出すのに1コスト、維持するのに手札アンコールと、コストパフォーマンスが良くないので不採用。
    水着のゆかり>は採用を迷いましたが、特徴がデッキと嚙み合わないので見送りました。《生徒会》特徴を持っていたら最強だったと思います。

    次に2レベル
    誓い合った約束>対応である<美鶴&アルテミシア
    登場時相手を動かす能力と、クライマックスコンボでアタック時1ドローできるカード。最初は2枚入れていたのですが2レベルで《美鶴&アルテミシア》にストックを使うより、3レベルでとどめを刺すストックを取っておいた方がいい事。クライマックスコンボを意識し過ぎて、ソウル+2を打つタイミングを自ら縛ってしまう可能性がある事。二つの理由で最終的に抜けました。
    《美鶴&アルテミシア》を抜いたことで2レベルはいらないという思い切った選択をすることができました。

    最後に3レベル。最初は3レベルも入れなくてもいいかなと考えていたのですが、そもそも自身でソウル2を持つキャラがいないと最後に打点が足りませんよね。流石に考えが甘かったです(笑)
    そこで採用したのが<タカヤ&ヒュプノス>です。
    大活躍と<ニュクス・アバター>対応でアタック時キャラ回収。
    重要なのは2番目のテキスト「このカードがプレイされて舞台に置かれた時、あなたは相手の控え室のカードを1枚選び、山札の上に置いてよい」です。
    確定1点を作ってもいいですし、リフレッシュ間際に相手のクライマックスをデッキトップに置いて<育む絆>で次の山札を更に弱くする方法も使えます。更に<ジン>が控え室に落ちた時1コストで《タカヤ》ネームを回収できるのでちょっと回りくどいですが疑似的な絆を持っています。
    《ジン》は3の項目で書いた通り出た時お互い1点バーンを持っているので、序盤のダメージ加速にも役立ちますし、終盤《タカヤ&ヒュプノス》を回収しつつダメージを与える存在としても活躍が期待できます。
    タカヤ&ヒュプノス>と同時に採用することにしました。

    これでデッキの8割が完成しましたが、それと同時に分かった事があります。
    ペルソナ3のカードだけではここが限界です!
    今回のコンセプトでいくにはペルソナ3のプールだけでは無理だと判断しました。
    ということで残りの枠はお助け枠ということで、ペルソナ各シリーズから応援を頼みました。同じペルソナのプールなので許してください...。
    次回予告
    あの懐かしのPRカードも参戦!?
    各ペルソナシリーズから応援をうけ遂に完成したクロニクルデッキ。
    その全貌が明らかに!

    後編に続く―ッ!

    ここまで読んでいただきありがとうございました。

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