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【タイトルカップ 】 ラブライブについて

    posted

    by K

    今期開催されるラブライブのタイトルカップについて、現時点での考えを纏めておきたいと思います。

    ラブライブのタイトルカップについては先の記事で大体書いたので、今回はそれに付け加える形で書こうと思います。



    依然環境トップは穂乃果単です。ナンバー2は青軸のように感じます。緑軸、黄軸も存在しますが、基本は穂乃果と青軸でしょう。
    穂乃果単も単なるキャラ単ではなく、他の色をタッチした形が多いように思います。1番多かったのは<"メイド服"μ's>の採用ですかね。
    3枚落下とソウル上昇という1周目に活かしやすいテキストが二つついたカードで、4枚採用して1周目に差をつける事を意識した構築も見られました。黄色という点も大きいですね。
    また、扉連動である点を活かして、<僕光にこ>を搭載した形も見られました。緑軸の強みを取り込んでいてとても理にかなってると感じました。
    逆に穂乃果の強みの一つである<ハピメカ穂乃果>の採用率はそれほど高くなかったと思います。これは多くのデッキが意識している故にあまり効果がないと考えての事だと思います。

    SR“メイド服”μ’s RR“僕たちはひとつの光”矢澤 にこ


    青軸の中で強力だと感じたのは、<僕光にこ>採用型のデッキでした。
    デッキの大部分を青で構成することで<青暁>は採用したまま、クロックシュートの搭載を実現しています。
    後列を<緑新婚>と<凛集中>にする事で毎ターン上から踏みに行きやすい盤面を作れている所が優秀だと思います。
    難点としては、<緑新婚>の都合で緑のCXを多く積まなければならない点です。手札からCXを切りづらいラブライブにおいて緑のCXを多数採用するのは、それだけリスクを抱える事になります。
    それが許容出来るのならば、強力なデッキだとは思います。

    RR“僕たちはひとつの光”矢澤 にこ R“KiRa-KiRa Sensation!”星空 凛



    最後に僕のタイトルカップ用のデッキを載せておきます。
    穂乃果単をタイトルカップ用にカスタマイズしてみました。

    デッキレシピ
    0606-ヴァイス.jpg


    レベル0 (15枚)

    1 <TD“夏服”高坂 穂乃果
    2 <SR“メイド服”μ’s
    4 <Uメイド服の穂乃果
    4 <U蘇る記憶 穂乃果
    4 <R“晴れ着”高坂 穂乃果

    レベル1 (16枚)

    1 <C“笑顔全開!”穂乃果
    1 <C自慢の作詞 にこ
    1 <PR“ゆっくり行こう!”高坂 穂乃果
    4 <C“ユメノトビラ”高坂 穂乃果
    2 <RR“僕たちはひとつの光”南 ことり
    4 <PRはぐれる穂乃果
    3 <Uハッピーニューイヤー☆

    レベル2 (4枚)

    1 <R“お菓子の妖精”高坂 穂乃果
    1 <U“クリスマスデート”園田 海未
    1 <R“Angelic Angel”南 ことり
    1 <U“クリスマスデート”星空 凛

    レベル3 (7枚)

    2 <TD“海辺の太陽”高坂 穂乃果
    3 <RR“夏祭りデート”南 ことり
    2 <RR“夏祭りデート”高坂 穂乃果

    クライマックス (8枚)

    4 <CR秘めた想い
    4 <CR僕たちはひとつの光


    7500手アンほのかを軸にしつつ、タイトルカップ用に色々アレンジしてみました。

    各カード紹介

    U蘇る記憶 穂乃果
    アリカニナ> 4枚

    集中と合わせて4500はほぼ相殺要求。
    ラブラカップの基本です。ネームもバッチリで4投。
    穂乃果軸でないならば<ぷよ凛>を採用しましょう。

    R“晴れ着”高坂 穂乃果 集中> 4枚

    デッキの核。回収対象がネーム指定でなく特徴指定なのがミソ。

    Uメイド服の穂乃果 メイドほのか> 4枚

    ネオスタンダードで見て最強の相殺。(※1)
    初弾から愛用しています。
    単体3500出る相殺は、単体でほぼ確実にキャラを踏めるのでとても優秀だと思います。
    汎用性も高く、ネームや<PRにこ>の存在からタイトルカップでもまず4投です。
    不確定移動の絵里>にチャンプするためだけに<ことり相殺>を採用するのは、とても損な選択だと思います。
    穂乃果単でなくてもメイドほのかを優先します。

    SR“メイド服”μ’s "メイド服"μ's> 2枚

    先程も述べたように3落下とソウル上昇を併せ持つカード。
    ノーコストで山を削りつつ、キャンセル率の低い序盤にソウルを上昇させることの出来る、非常に優秀な1枚です。
    穂乃果ネームでない点に注意しつつ、有効に利用していきたいです。黄色というのがこのデッキだと小さくないメリット。

    TD“夏服”高坂 穂乃果 夏服ほのか> 1枚

    前の記事で挙げた通り。黄色としても、ミラー対策としても。

    C“ユメノトビラ”高坂 穂乃果 7500> 4枚

    7500を2面立てるのがコンセプトなので4枚でも足りません。
    サーチがないので2枚見えてくれないといけない都合で、マリガンでは切ります。イベントや扉で拾えるので、まずは2枚見えるように。

    PRはぐれる穂乃果 立夏> 4枚

    デッキコンセプトでもあります。昔の新聞デッキと非常に似た動きを想定しています。
    1コストの手札アンコールキャラで面を維持しつつ、 立夏でパンプする事で早だしなどを割っていきます。
    集中やイベントがあるので繰り返し使いやすいです。7500が前列のメインキャラなので、他の穂乃果前列は立夏4のみに絞りました。

    Uハッピーニューイヤー☆ イベント> 3枚

    本当は4枚積みたいのですが、色々詰め込んだら3になってしまいました...
    ハピメカ穂乃果>も減少傾向にあるので3でも十分でしょう。

    RR“僕たちはひとつの光”南 ことり 新ことり相殺> 2枚

    穂乃果ミラーで先上がりされた時用兼、ハンドのCX処理用。行き相殺を取りつつ退場し、パンプ条件を満たすのが理想。
    間違って生き残るとパンプ条件を満たさなくなるので注意。

    C“笑顔全開!”穂乃果 黄1500拳> 1枚

    ノーコス拳として。
    ミラーが多いので活躍の機会は多い。赤と黄色が選べるのは穂乃果の利点。

    PR“ゆっくり行こう!”高坂 穂乃果 赤2500拳> 1枚

    2500はなかなかの数字。
    なるべく面取りを重視したいので選択肢として1枚入れました。基本的にはドラ。

    C自慢の作詞 にこ にこ拳> 1枚

    ラブライブカップの影の支配者。
    これを考えると穂乃果や園田しか使えなくなってしまう。とても強力なのですが、枠の都合でピン。
    道中は常に持っておきたい。

    R“お菓子の妖精”高坂 穂乃果 2相殺> 1枚

    CIPキャラ回収として。
    園田>も簡単に処理できるので、汎用性が高い。
    わざわざ意味もなく出すキャラではないので、手札ではなく控え室にいて欲しいカード。

    U“クリスマスデート”園田 海未 2000応援海未> 1枚

    青軸を考えると、ラブライブカップは2000応援+<電子>の13500環境です。
    穂乃果でこれを実装するにはこの海未を採用する他ありませんでした。<ハピメカ穂乃果>に焼かれたら(3)アンコ。

    U“クリスマスデート”星空 凛 青3500拳> 1枚

    僕光連動にこ
    1500、2500と来て、3000拳では物足りないので、色は合いませんが3500拳を採用しました。
    連動込みで3000差をつけるにこを返すにはほぼ必須の助太刀です。

    R“Angelic Angel”南 ことり 僕光連動ことり> 1枚

    役割の2つある早だし対策として。
    立夏>込みで<飛龍>まで踏めるので早だしに対してはめっぽう強いです。
    実際はほぼ1点バーンのために拾うことが多いです...これでも唯一の詰め要素。

    RR“夏祭りデート”南 ことり 電子> 3枚

    扉+<2000応援>+電子が、青軸の基本なので、これを意識して採用しました。
    従来の<ハピメカ穂乃果>だと後列を焼いても、素で1500負けているので、後列(3)アンコや3000助太刀などで面を取られてしまうのが問題点でした。
    だったらいっそのこと<ハピメカ穂乃果>を採用せず、オバスペヒールを大量に積むことで有利を取ろうということです。
    13500を超える面は、キャラ単以外では作れないので、かなり安定して盤面を取れるようになります。
    イベントでは拾えないので、集中や扉で集めるヒールの中では優先度が1番高いです。

    TD“海辺の太陽”高坂 穂乃果 黄穂乃果ヒール> 2枚

    イベントで拾えるヒールとして。<ハピメカ>よりも1000高いのが大きく、<電子>と合わせて2面出せば、一方は帰ってくることが多いです。

    RR“夏祭りデート”高坂 穂乃果 夏祭り穂乃果> 2枚

    トップ盛りテキスト付きヒールとして。
    多面出るのは弱いので1~2枚が良いでしょう。並べるのはオバスペヒールが良いので、拾う優先度は低いです。

    CR秘めた想い CR秘めた想い> 4枚

    穂乃果単というほど穂乃果一色でもないので、マリガンが迷彩になりやすい扉として。
    電子>や各種ことりは穂乃果での採用率は低いので、海未連動が無難だと思いました。

    CR僕たちはひとつの光 僕光(扉)> 4枚

    連動として。
    CR秘めた想い>と同じく印象の問題で、穂乃果以外を使う方がが良いかもしれません

    以上がラブライブカップの考察になります。
    運要素の高いタイトルカップなので参加の予定はありませんが、挑戦を考えている方の参考になれば幸いです。

    ※1 移動千棘は除く。千棘は移動でも相殺でもなく、移動相殺という唯一無二の存在。

【タイトルカップ 】デレマスについて

    posted

    by K


    今期開催されるデレマスのタイトルカップについて、現時点での考えを纏めておきたいと思います。
    RR 新田美波について
    今期のデレマスカップは、何をおいても先に新田連動を考えなければいけません。
    門連動であり<オカケン><小梅>やの存在もあり、とても連動しやすいキャラです。
    しかも質が悪いことに、1度リバースさせると隣に2000上昇が振れるため、わかっていても返しきれ無いことがおおく、非常に面取りに優れたテキストなのです。
    新田の数字は横込みで7000が基本です。ここにパンプが加わるわけなのですが、パンプの種類は限られているので、この7000を返せる盤面を作ることが一つの答えとなります。
    幸いデレマスには<2000拳>がありますから、2000拳を複数枚握れれば、大体返せるでしょう。
    が、例えば<アクターレ>などにより1面9000になると、2000拳で返せる範囲を超えてしまいます。
    すると、とたんに2000上昇された2体目の新田も9000になってしまい、結局全面9000オーバーとなってしまいます。
    7000という値を意識しても、すぐに3面割られてしまうのが新田の厄介なところです。
    じゃあ新田を使えばいいという話にもなりますが、今度は新田の返しの弱さが露呈します。
    返しは4500しかないので、とてもじゃないですが相手の新田を止めるのは不可能です。
    つまりお互いに連動の打ち合いになってしまうので、ミラーが解決しないという結論になってしまうわけです。

    数字以外で新田連動を解決するのも出来ないことはないですが、どのみちとても決まりやすくなった新田連動を相手にしないといけないのがデレマスカップの基本と言えます。
     

    強力な早だしが多い環境
    デレマスカップは、強力な早だしが出てきやすい環境と言えます。<TP凛>をはじめ、<>や<みりあ>など、比較的楽な条件でレベル3が沢山出てきます。
    美夏>じゃ有効打にならないのはニセコイカップと同じ。2コストで登場し仕事を果たしたキャラを、3コストで処理するのでは割に合いません。
    先に挙げた新田も流石に早だしはなかなか踏めないので、各種早だしに対する答えも欲しいところです。
    TP凛は恐らく採用率の一番高い早だしでしょう。中央限定とはいえとても強力なテキストを持っているので、青を採用するデッキにはほぼ入っているでしょう。
    杏は凛のテキストが発動しない端の枠に登場させられやすいキャラでしょう。どちらも単体11000なので、タイトルカップのレベル3の基本となるラインになってます。
    みりあはこれらよりもラインは下がりますが、高い生存能力を持っています。2面早だししなければ割りづらく、美夏も考えるとなかなか厄介な早だしです。

    3レベの意識するカード
    3レベとしては<連パン卯月>と<連パン凛>、そして<>の3種を意識しています。
    卯月は扉連動ヒールということで採用率も高く、軽いコストで連パン出来るので驚異となります。
    連パンされないようなラインを作るのが大切になりますが、全く逆の条件の<アナスタシア>も併用されることが多いため、面を空けるのが最適解になりやすく、山に頼らないといけないという結論にもなってしまいがちです。
    凛はリバース条件がない連パンなので卯月よりもさらに質が悪く、ほぼケア不可能な連パンと言えます。
    リバース相手を領域移動させるテキストもプールに存在しないので、これも山に頼らざるを得ない仮想敵となります。
    これら連パンの横行を考えると1キャンの価値が大きくなってくるので、<TD凛>のpigテキストや<静流拳>のキャンセル率上昇テキストが有効と言える環境でもあります。
    楓は、タイトルカップならではの強さを誇ります。デッキとして見ると楓よりもTP凛の方が圧倒的に優秀なため、凛の採用率は高い事が予想されます。
    しかしながら、同じ中央の枠での直接対決だけに注目した場合、楓がとても有利なのです。特に上位応援を配置した楓はトライアドプリムスデッキでも突破が困難な数字になるので、これも意識したいところです。
    また、楓は<みく>をはじめ、バーンテキストに対して強いので、タイトルカップ向きと言えるでしょう。

    各種デッキタイプについて
    以上を加味して、デッキタイプ別に考察していきます。
    青軸
    コンセプトを自由に選べるため、個人の環境読みの傾向が著しく現れるデッキタイプ。
    根底にあるのは先に挙げたような新田や凛への回答なので、自分なりの答えが出た際は、青軸のグッドスタッフになりやすい。
    青軸と言えど青の占める割合によって色々なカードが採用出来るので、自由度が非常に高く、自然と青軸になりがちであり、トップシェアである。


    トライアドプリムス
    ザ、デザイナーズデッキといったわかりやすいカードパワーを誇る環境の一角。
    TP凛を活かしやすく、後列も優秀である事から、タイトルカップでもある程度居るはず。
    しかし、タイトルカップだと1レベの数字がネックとなる。6500+全体500の7000が基本となり、これにストブ連動でサーチ付与するのが基本の動きなのに、この7000という数字がちょうど<新田>連動と同じなのが向かい風。
    参加者の大半が意識するであろうラインと同じなのでサーチテキストが非常に発動しづらく、新田よりもパンプしにくいので、強みを活かしづらい。加えて多面連動も難しく、カードプールも狭いため選択肢が少なく、なかなか動きづらいことが予想される。
     

    Krone
    これもデザイナーズデッキの一つ。
    いのり集中亜種>や<強化滝壷>、そして山を触るタイプの詰め手段と、なかなかの強さを誇る。
    擬似リフにめっぽう弱いのがネックだがタイトルカップには存在しないのが追い風。
    青軸にすると<新田>や<>も採用出来るので意外と自由度は高い。
    決まればケア不可能な詰め手段なので、タイトルカップ環境の一角だと思ってます。

    赤軸
    11500ソウル減>が移動テキストを持っているのが赤軸の強み。
    先に挙げた11000というレベル3のラインを500超えており、早だし可能であるため、赤軸もなかなか優秀である。
    カウンターイベント>は<卯月>のみならず<>の連パンさえ止められる可能性があるので、こちらも採用したい。
    ただしデッキの大部分を赤で染める必要があり、<おかけん>や<新田>と色が合わないのでデッキにするのが難しい。特に1レベが難しく、上手くソウル減早だしまで繋げる方法を考える必要がある。
    また、<後列焼き>もタイトルカップでは有効打になる。
    使用するクライマックスが指定されるものの、1コストで後列焼きはとても強力なので、赤を軸にする際はこちらも念頭に置きたい。

    黄軸
    黄フレ的ななにか。
    新田>よりもパワーパンプしやすいものの効率の点では劣るため、あまりタイトルカップ向きではない。
    みりあ>早だしだけただひたすらに強いので、0~1で新田と差別化出来るのならば使う選択肢もあるだろう。
    個人的には<風連動>セットに可能性を感じる。
    助太刀封じはタイトルカップでとても活きやすいテキストであり、残り2つのテキストは共に連パンに非常に強くデザインされているため、デレマスのタイトルカップならば活躍の機会があるかもしれない。

    アスタリスク
    みく>を軸にする形。
    タイトルカップにおいては各種李衣菜のトップチェックが大きい。
    特に<3レベ>の方は打点調整と共に山圧縮に貢献するのでキャンセル数を増やしやすく、連パンの多いタイトルカップ環境では活躍が望める。
    ジャック>や<ハナコ>と言った防御札も比較的握っておきやすいデッキなので、タイトルカップでも活躍が期待される。

    白黒蘭子チェンジ
    タイトルカップならではの強さを誇るデッキタイプ。
    蘭子応援>の追加により高いパワーラインと安定感が実現した。行き7500返し8500は特に<新田>に強いデザイン。
    返しの新田の低いパワーを上手くついている。リフレッシュの度にチェンジ先の位置に気を使わなければならないが、上手く行けば新田や<TP凛>を完封出来るだけの可能性がある。

    最後にKroneのレシピを

    デッキ画像20160603.jpg
     
    レベル0 (20枚)

    1 <U最高のチーム みく
    4 <UProject:Krone フレデリカ
    1 <C希望の光 プロデューサー
    4 <RR渋谷 凛
    2 <RRProject:Krone ありす
    1 <Rホラー大好き 小梅
    4 <UProject:Krone アナスタシア
    3 <UKroneの仕掛人 美城常務

    レベル1 (12枚)

    4 <RR新田 美波
    4 <UProject:Krone 周子
    4 <CProject:Krone 奏

    レベル2 (4枚)

    4 <UProject:Krone 唯

    レベル3 (6枚)

    2 <RR緒方 智絵里
    4 <RProject:Krone 文香

    クライマックス (8枚)

    4 <CCみんなのリーダー
    4 <CCProject:Krone

    以上がデレマスカップの考察になります。
    カードパワーが高く非常に色々な事が出来るので、オススメのタイトルカップです。
    挑戦を考えている方の参考になれば幸いです。
     

スクフェス感謝祭直前!『ラブライブ!』紹介

    posted

    by K

    今回は、ラブライブのタイトルカップ環境について考えてみたいと思います。

    ラブライブと言えば、追加の数がDCに並ぶくらい多くの追加弾が出ているタイトルです。
    昔と違って追加の数だけタイトルカップを開催するようになったので、タイトルカップの開催数は1番多いのではないでしょうか。

    追加の数が多いため、開催の度に環境が変化している点で、面白いタイトルカップだと思います。
    初弾当時のラブライブカップは、そもそも黄色以外を軸に組むことが難しく、扉が1種しか存在しなかったため、それら以外の点で様々な工夫がなされました。
    強力な詰め手段も少なく、比較的平和な?タイトルカップだったため、制覇を狙うプレイヤーも多かった印象です。
    その後、環境は追加の度に少しずつ変化していきます。特にラブライブVol.2の追加では、各種キャラ単が強化されたり、<凛集中>の追加により黄色を軸としない形が台頭したりしました。
    タイトルカップ環境の大きな転機となったのが、スクフェスVol.2の追加です。前弾Vol.2に引き続き黄色の新規カードがほとんど追加されなかったことに加え、それ以外の軸で組めるような強化がなされました。
    色縛りの<>や<キャラ縛り集中>の他、黄色の強みだった<海未集中>など既存の黄色のカードの同型多色互換が刷られました。これによって黄色軸で組む強みが薄れ、特にほかの軸と相性の悪い黄色軸は次第に姿を消していくことになりました。
    そして映画版ラブライブのエクストラブースターにより、同名CXの複数連動が追加されたカードプールで行われるのが、今回のラブライブカップです。
    環境の構図
    穂乃果単
    現在のトップメタは穂乃果単です。ラブライブのタイトルカップはここからはじまります。
    穂乃果単の強さはネーム縛りによるカードパワーと、タイトル内他デッキタイプとの相性の良さです。
    穂乃果集中

    ネーム縛りの恩恵その1。
    PR“入れ物”いのり>がとても強いのは周知の事実ですから、穂乃果単独で組めるならばこちらも同じようにとても強いわけです。
    今更このカードの強さについて語る気はありませんが、ゲームを通して最初から最後まで面に常駐されるこのカードのカードパワーに対して何らかの回答を見つけなければ、他のデッキを使う理由を見出すのはとても難しいと言えます。

    75手アン

    ネーム縛りの恩恵その2。難攻不落の穂乃果嬢。
    1000査定によって実現される後列込み8500手札アンコールは、とても安定した強力なアタッカーと言えます。ラブライブのカードプールどころかネオスタンで見ても、有利をとることが非常に難しいステータスです。
    タイトルカップは総じて1キャラのパワーラインがとても大切になってくるので、8500手札アンコールに対してどう回答を用意するかも大事になってきます。

    ハピメカ穂乃果

    穂乃果軸の強みはこのレベル3を早だし出来ることです。これも実はネオスタン目線で見て、非常に強力なデザインになってます。早だしによって1000査定のレベル3連動をレベル2で打てると考えるとその強力なデザインがわかるかと思います。加えて本来デッキの枠を圧迫しやすいチェンジ元は<3000カウンター>なので、チェンジ元以外の役割をしっかり持てる点も優秀だと思います。
    他にも<マーカーキャラ>や回収のしやすさなど穂乃果プールとの相性が良いのですが、このカードの最大の強みはやはりシナジーによる後列焼きです。1000査定によってノーコスレベ2以下焼きテキストになっているのですが、アンタッチャブル持ち後列やレベル3後列のないラブライブカップでは、あらゆるデッキの後列を除去することができます。ラブライブは一気に大量のアドバンテージを得る事が難しいプールで、しっかりと盤面形成をして小さなアドバンテージを積み重ねるのが基本となるので、根底から覆される後列焼きはとても刺さります。リカバリーも容易ではないため、これを低コストで行えるのがこのカードの強みであり、穂乃果単の強みでもあると考えています。

    1/0回収イベント

    2つの役割を持った、穂乃果単の安定感を上げるイベントカードです。役割のひとつは、<集中>を初め状況に合ったキャラをノーコストで拾うという役割です。レベル1ノーコストのイベントカードなので、非常に活躍の機会が多いのが利点でしょう。
    僕が重視しているのは2つめの役割の方です。先ほどラブライブは後列焼きのリカバリーが難しいと書きましたが、そのリカバリーとしての最適解のひとつがこのイベントカードだと考えてます。すなわちミラーでの後列焼きに対するリカバリーがこのカードの2つめの役割です。焼かれたのがノーコストの後列ならばそのまま拾ってリカバリーできますし、1コスキャラだったとしても被害は少なく済みそうです。どのみち後列を焼かれたため特定の動きが出来なくなって負ける、という事態を回避できる点で大変優秀だと思います。
    このイベントカード自体はそれほど強くないですし、<かけなか>など代用になりそうなカードも存在します。大事なのは、このカードが穂乃果単のプールにあるという事実なのです。他のデッキにかけなかを入れるだけでもある程度の耐性になりますが、トップメタである穂乃果単の本来の動きを阻害することのないイベントカードがミラー対策になっているということは、トップメタの唯一性を著しく助長していると考えられるでしょう。
    夏服ほのか

    最後に僕のイチオシカード。タイトルカップ環境やほのか単ミラーを見た1枚です。 500を2体に振れるため、パワーラインが拮抗している時に強さを発揮します。 1001込みで1500勝ちを2面作るのもいいでしょう。
    また、相殺が効かない<PRにこ>などのアタッカーも3500であることが多いので、このカード1枚で割れるのが魅力です。 さらに自然と黄色を発生させる事が出来るようになるので、採用できるカードの幅も広がります。 僕がほのか単を使うのならば必ず採用したい1枚です。

    青軸
    トップメタの穂乃果単の対抗として、まず最初に挙がるのは青軸のデッキタイプでしょう。色縛りによって暁が使えるのが1番大きい利点です。穂乃果集中には及びませんが凛集中もなかなか優秀なテキストを併せ持つので、これらが中心になってきます。


    青縛りになった<>。無理なく投入することが出来れば、序盤の安定感と中盤以降の山管理能力の点で優位に立つことが出来ます。当初は青単にすることによって他のデッキに劣ってしまう点も多かったのですが、カードプールが追加されるにつれてしっかりと50枚にまとまるようになってきました。
    対穂乃果単を考えると、パワーが低いためアタッカーとしての運用は難しいが、後列焼きに対するリカバリー力を上げられる。

    凛集中

    起動パンプ付きの単レストサーチ集中。流石に永続パンプの穂乃果集中には及ばないものの、こちらもなかなか優秀な集中。
    >と<集中>を併用出来るという強みを活かして、手札と山両方の管理能力の点で優位をつけたい。

    邂逅><2種

    青軸のデッキにおける主要なアタッカー。通常はネームの関係から凛が優先される。7500は先の穂乃果の数字と同じなので、ノーコストでコスト1のキャラを触れると考えると悪くは無い。青軸だとこれを繰り返し回収するのが基本的な動きになる。

    ダンスタ花陽

    いわゆるレライブの軸となるカード。<後列花陽>との相性がよく、レベルパンプの影響で完封まで持っていきやすいカード。
    8500はほのか単のそれと同じだが、<凛集中>のパンプを入れるとほのか単よりも硬いと言える。<にこ拳>の存在や、そもそも単体のスペックではあまり強いカードではない点など欠点も目立つが、レベル2が並ぶのは驚異となり得るので、採用、対策両面で考えておきたい。

    3真姫

    初弾からラブライブの青軸を支える1枚。手札の質を高めながらソウル2の11000が登場するので、早い段階で出せれば強い。タイトルカップでもなかなかのパワーラインだが、体数分パンプなので後列焼きには弱い。

    ハピメカ凛

    いわゆる<文緒>。強制6返しはそのままゲームエンドになることも多く、強力なフィニッシャーといえる。連動も青軸のデッキならば検討の価値がある。手軽に使える詰め手段で、対処が難しいタイトルであるため、青軸のデッキでの採用率は高い。穂乃果単の欠点のひとつはこれを採用できないことと言えるくらいに強力である。また緑の<クロック集中>と組み合わせると強制5返しになるので、一緒に採用される事もある。

    花陽連パン

    連動による連パンと、連動を引き込むテキストも持っているカード。連動以外の使い道に乏しく、汎用性が低いため先の<ハピメカ凛>との併用が前提となる。共に門連動であるため8門で組まれることも多い。ここまで来るとワンショットキルに近い。

    花陽飛龍

    前回のタイトルカップ開催時にはなかったカードで、青軸の一つの強みとなれるカード。とくにほのか単は手を出しづらい数字である。<部長にこ>という早だし条件を補助するカードもあり、後列を焼かれても<飛龍>さえ抜かれなければダイレクト枠を貰えるため、環境の1角だと思う。

    緑軸
    映画版の追加により、デッキとしてまとまるようになった緑軸。
    色でまとめる利点は青と同じく暁だが、その特性は全く異なる。


    最新の追加により、緑にも<>が登場。これによって緑単色にするメリットが大きくなった。緑単はまずここから。

    緑新婚

    緑のCXにしか反応しなくなった代わりにパンプ値が1500になった<新婚>。<葵集中>のように特徴指定で1500なら強かったのだが、贅沢は言ってられない。
    緑のCXとして真っ先に候補に上がるのはトレジャー、特に<僕光>だろう。連動の種類が多く、手札に来る確率も高いため、パンプテキストの発動回数も多くなりやすい。また緑控えストブも、パワーが上がらない点を補えるので相性が良い。
    先に上げたようなほのかの高いラインもこのカードによって触れるようになることも多いので、緑軸の際は是非採用したい1枚。

    海未集中互換にこ

    ラブライブだけの強みだった<海未集中>が、なぜか色を変えて今度は緑に収録されました。後列としての優秀さは健在。緑軸ならば常駐したい。
     
    10027.jpg 僕光(宝)><連動にこ

    連動でクロックシュートを得るヒール。特に2000上昇がとても大きく、タイトルカップではかなりの強さを誇る連動である。緑軸で組む場合は自然と採用しやすいセットである。逆に緑軸を見る場合は、このパワーラインも意識しておきたい。

    10071.jpg ><連動絵里

    緑軸で組む際に採用を検討したいセットである。袋の連動で①コスト払うことで、手札を補充しつつパワーパンプすることが出来る。注目したいのは返されても手札が増える点。
    先に述べたようにほのかの単体7500は、このタイトルカップにおける一種の基準である。この絵里は8000まで出るのでこれに触れる点が高評価である。しかし触れる程度なので返される事も多い。
    そこで、<デレマスの美波>や<fateの史郎>のようにリバースさせることがハンドを増やす条件になっている訳ではない点が大きくなってくる。
    総じて無駄なテキストがない点が優秀だと思う。上手く後続につなげるつなぎ役として採用の価値はあるだろう。

    黄軸
    昔は環境だったどころかこれしか組めなかったと言っても過言ではない黄色軸。
    黄色の追加があまりされなくなってからは下火であるものの、もともとの強みは健在である。デッキ全体としては0~1における動きが他の軸に比べて弱く、2~3のキャラは強いカードが多いので、序盤さえどうにかなれば充分戦える。
    海未集中

    これぞラブライブというカード。だったのはもう昔の話らしい。単レスト集中を軸とするスピード環境では分が悪いレベル1の2レスト集中。
    とはいえ、後列としての性能はネオスで見ても上位なので、黄色を軸にする際は積極的に採用したい。

    ガウル

    ラブライブの<ガウル>は黄色である。他の色にも6500はほとんどいないので、この黄色が下火というのはいささか不思議ではある。それだけインフレが激しいということか。
    昔はぼらららセットと言えばこれと<集中>を指していたのだが最近は聞かない。
    ぼらららの7500ラインはタイトルのみならずネオスでも環境のラインだったのだが、今では見る影なしである。

    園田海未

    2/1 10000は驚異のスペック。
    これと<集中>を組み合わせて2から面取りするのが黄色軸の一つの形。
    タイトルカップでも蓋を出来れば強力であるものの、助太刀や後列焼きによって著しくパワーラインを落とされてしまうので、維持が難しい。
    ほのか2面チェンジは難易度が高いので、園田2面ならば対抗できそうだが、実際は園田を焼かれつつ上から叩かれるのでやはり難しい。青軸は完封出来そうに見えるが真姫に一生勝てない。
     
    海未単
    海未単にする利点は、<3海未>の早だしが容易に行える点。
    ラブライブカップのレベル1のパワーラインを、さらに上から踏むことが約束される。1における8500ラインも作りやすく、思いの外欲しいものが揃ったプールである。
    キラセン海未

    あまり採用率は高くないもののオススメの1枚。なによりほのか単に対していつも強い。<園田 海未>はもっと強いため採用は難しい…

    にこ単
    にこ単にする利点は、<奇跡にこ>を軸に出来る点。
    全体パンプに加えてキャラ回収テキストを付与しつつパワーパンプできるので、にこ単においては非常に強力な1枚である。 <海未集中互換>も採用出来るが、レストコストがかぶる。パワーラインとしては、<パピメカにこ>の12000を意識したい。
    にこイベント

    ほのか単と同じく、ノーコスでキャラに触れるイベントを複数枚無理なく採用出来るのがメリットの一つ。特にタイトルカップでは複数枚積みたい。

    ことり単
    初期の頃からのラブラカップのダークホース。
    数自体は少ないものの、非常にいやらしい動きをするため対策が困難で、毎回頭を悩まされる。前回参加した際も一番手こずったのが1回戦のことり単であった。
    性質としてはまず各ことりの助太刀封じテキストが強力である。ネオスならばまだしも、パワーラインがキーポイントとなってくるタイトルカップにおいて、助太刀封じほど対策し辛い戦術も珍しい。
    そしてことり単最大の強みは<その場しのぎ>。ことり限定の代わりにリバース回避に使えるようになっているため、今回だと特に、<夏祭り穂乃果>の盛りテキストや<にこ>の僕光連動を避けられる点が優秀である。
    そしてなにより、その場しのぎとは名ばかりで、しっかりひと回り大きくなって帰ってくる点が強力である。行きは確実に踏み、返しはバトルを回避しつつパワーアップして戻ってくるのでとにかく面を取りづらい。ソウル2キャラの攻防になってくると、次第にこのキャラの残りやすさの優位性が現れてくる。
    実はことり単にするメリットはあまりないので、実際に組む際はことり軸といった形になるだろうか。マッチングする可能性は低いものの、非常にやりづらいデッキの一つである。
    AAことり

    劇場版の追加により新しくその場しのぎ対象候補となったアタッカー。その場しのぎ込み15000スタートは<飛龍>すら凌駕する。
     
    その他キャラ単
    各キャラにキャラ単を推奨するカードが用意されており、それぞれ特色はあるものの、タイトルカップ環境の考察において特筆すべき点はないと思う。
    もしも使うのならば、そのデッキにしか出来ない特色を存分に活かして欲しい。

    いまのラブライブカップは、難易度の相当高いタイトルカップだと思います。単にほのか単を使うだけではほぼ勝てないでしょう。今から結果が楽しみです。
     

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