今日は先日発売された「ありふれた職業で世界最強」の考察をしてきたので紹介します。
ありふれは<光景>、条件付き防御札2種、それなりの詰め、実用に耐える序中盤の連動など強いデッキを作る下地はある程度持ったブースターであるといえます。
一方で詰めも防御札も圧倒的な決着性能というわけではないため、道中である程度優位を築いていることが前提となり、むしろ下の連動およびシステムカードの選定こそが重要だという評価をしています。
なので今回は3の注目カードと足回りの注目カードに分けて考察しそれを組み合わせる形でデッキを作っていきたいと思います。
まずは3レべの注目カードです。
絶大な力 ユエ
ありふれの目玉カードと思わしきカードです。 選択不可の11000ヒールの時点でもう強いのですが、連動テキストが居座って強いテキストなのも自己完結しておりとてもよいですね。 肝心の連動テキストはお互いにキャンセルが発生した時に2点ショットが飛ぶというもので、コストにハンドを要求されるものの打てば往復ターン後には適当パンチで勝てそうな性能なのでリソースがなくなって負けるというよりは打ったら勝てるという状況に持ち込めるかがカギになりそうですね。 専用の<防御札>でキャンセルも誘発できるので総じて評価の高い1枚です。 3面連動にはストック手札ともに7枚要求されるので、下ではリソースを稼ぐor省エネプランの取れる構築である必要がありますね。 |
奈落から這い出た者 ハジメ
扉パッケージの各種共鳴で参照されるカードになります。 連動しかないカードでこれを3枚集めて手から3枚プレイするデッキは果たして強いのか甚だ疑問ですが、道中で大きく有利を築けるのであれば連動テキストは自由点バーンのため勝利をもぎ取りやすいでしょう。 また、参照している共鳴カードがすべて優秀なのも見逃せないポイントです。 ほぼ専用構築になるので下の話題は割愛。 |
素敵な出会い シア
<ユエ>に隠れがちですが<モカ>亜種連動に運がよければ1点バーンがついている優秀連動。 1点バーンは入っても次のモカで落とせる、1点バーンではじいて次の本弾が入るなら当然強いというところで並べると結構な破壊力があるのではないかと思います。 <千鳥ヒール>の連動はクロックがある程度ないとストックの計算が狂うケースがあるため採用時には注意が必要です。(最低4ストックから3面連動ですがクロックが0の場合7ストック必要) あまり制約のない連動で使いやすいですがクライマックスが門かつ3までは特に何もない連動なので、連打して効果のある門以外のトリガーつき連動と組み合わせたいところ。 |
【治癒師】香織
<貴族早出し>に加えて並べると場持ちが良くなるテキストをもち、連動でヒールをします。 これ以上何もないのですが、対処されない限りは永遠にヒールが続くので見た目以上に強いかなと思います。というのも、ソウル減は一度退かされたりしてしまうと効果が薄れてしまう上に一部のソウル減は選択不可と相性が悪かったりなど相手ターンに発動するが故の弱点のようなものもあるのですが、ヒールは自ターンに効果を発揮し終えているので3面並べたら相手が何をしてこようが1パン分は実質無効化できているという点が最近のカードの傾向からして結構強いからです。3面対処も困難な数字ですし、急に詰んでしまうデッキは間違いなくあるでしょう。 |
自身の連動が2から解放されていることから<シア>よりも8門に適しており8門で香織を手札に抱えられるような構成を目指したいところです。
最後の吸血鬼族 ユエ
<盤面除外ヒール>に3点バーン。<バンドリのリームシアン>の互換と言えます。盤面除外のテキストは捨てれる手札に制約のついた<千鳥>とも言えるので使いどころが難しいのですが、連動のように並べるのではなくこのようにデッキに入っても1,2枚のカードについている分にはあまり気になりません。むしろ後列の張り替えに圧殺が挟まらないので使い方次第では1アド稼ぎながらヒールというような動きもでき幅が広がるカードとなるでしょう。 |
さて、続いては足回りを見ていきましょう
【守護者】ティオ
なんと呼べば良いのかわからないですが、便宜上<朧>付与と呼称します。朧テキストの連動は今までたくさん刷られてきましたが、中盤以降本人が相手を踏めないことやサイドされる弊害が大きく活躍が難しい印象がありました。 が、付与するとなれば話は別です。例えばですが環境を定義していると言える<アリス>に対しアタック時6000上昇の1/0キャラをぶつけたとして返しにアリスを再展開されるとお手上げ、こんなケースってよくあると思います。そんな場合でも朧テキストを付与することで再利用することができます。その他優秀なシステムを再利用できる可能性があるなど、パワーだけが高いサブアタッカーや強力なシステムを連動キャラとしてみなせるため、使い方次第ではかなり期待のできる1枚となっています。 レスト1500も後列テキストとしては及第点で隙がありません。 |
メルジーネ海底遺跡攻略 香織
プロセカの<立ち集中連動>の相互互換的立ち位置のカードです。 まず集中としてのテキストは概ねこちらの方が優秀でしょう。立ち集中を叩く場合、山のクライマックスが少ないケースが多く、集中がヒットしたときに更に山を進められるのは価値が大きいと思います。また、昨今のクライマックス連動のゲームにおける比重を鑑みるに集中テキストとして3ルックの有用性が飛躍的に向上しています。 続いて連動テキストですがこちらは甲乙つけがたいです。プロセカでは強い山をキープしやすいというメリットがありましたが、香織の集中はそもそも山が弱い時に効果的なテキストで連動もそれに噛み合っています。また、控えから回収できるためキャッチできるカードの幅は断然広く0に優秀なシステムが多いプールなのでありふれに限って言えば香織の方が強そうです。 連動クライマックスはストブですが、ストブを落とすとトリガーつきが2枚落ちた換算ができるので連動とのかみ合いは良いです。相方にはトリガーつきクライマックスが相性が良いので概ね門が選ばれることになりそうです。 |
正妻の余裕 ユエ
クライマックスがソウル+2であったり記憶が必要であったりと評価の難しい1枚ですが、連動テキストは発動するとめちゃくちゃで、<2/1キリト>を上回るアドを稼ぎます。基本的には3面発動の上1面か2面キャンセルしてもらうというのが狙いどころになるわけですが、このプールでは同じキャラを3枚集めるのもなかなか困難なため現実路線では2面というところでしょうか |
全力パワー シア
標準装備になりつつある<タバコ>内臓連動です。バランスの良い1枚ですが特段主張点もないです。他の連動が合わなかったらコレ、という立ち位置。 |
見つけた居場所 ユエ
世間での評価は若干低めのようですが、<早出しヒール>や<試製桜武互換>がありストックの使い道があるタイトルなので単純にストブは強いと思っています。デッキが8扉かつ<5枚集中>になるので連動で手の質が上がらないポイントはある程度補えるのもポイントです。 |
戦いの覚悟 雫
一見すると連動の使い方が難しいですが、バトルを発生させないケースや1点集中が可能なケースを考えると常時6000よりも使い出があるカードという評価です。 フル盤面<アリス>に対して3面を仕掛けた場合、1面に-8000、1面に-4000(+3面特徴を失うことで-3000)をすることで少しパワーの補助ができれば1連動を決めながら2面踏むことができます。構築する際にはデバフのラインをぜひ意識してみたいですね。 |
続いて連動の組み合わせですが、以下のようなイメージになるでしょうか。
それぞれサンプルリストを添付します。
形は違えどクライマックスとイベントのキャッチに重きを起きつつ<ユエ>に対して<イベントカウンター>を打ちたいのでアンコール付与の<2000応援>を添えることをコンセプトにしました。
連動の外れになるのは気になりますが、<ハジメ>自体は回復をしてくれないので<イベントカウンター>を入れました。ユエは大体面にいるので打てますし、握っておくことで連動で3点が常に選択肢に入るのも良いです。
思い出ギミックはターン制限がないため地味に相手を踏める範囲が広いのも特徴です。
クライマックスの供給が途切れないようにしつつ手札は手札で保てるような構築を目指しました。
<雫>で踏めるラインを意識しつつ、<香織>の門が途切れないようにしています。当初は<ユエ>と組み合わせるつもりでしたが、1点バーンの方が効果的なケースが多そうなのと経験で色の制約がきつく断念しました。
いかがだったでしょうか。
初めての書き方だったので読み辛さもあったかと思いますが参考になれば幸いです。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!