
ヘブンバーンズレッド雑記考察
おるかです。
今日は先日発売されたヘブンバーンズレッドについていろいろ考えてきました。ヘブバンもアズレンに続いて<光景>互換と汎用的な防御札のないプールとなっており強そうなデッキをさらっと作るのが難しいプールになっています。
今日はその中でもいくつかの注目カードを中心にデッキにまとめてきたので紹介します。
今回の注目カードはこちら
注目カード紹介
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Ebon Knight 山脇・ボン・イヴァール
これは僕の記憶が正しければ初出のテキストで、2ルックを2回繰り返す人や4枚見て2枚キャッチとは一線を画すカードです。 1面で山が6枚削れることから2面連動すればほとんど1リフは達成できてしまいますし、その後の緊急山削り時にも1枚で十分貢献できます。連動そのものに体数を要求しないところまで含めて非常に優秀なカードだと思います。 |
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ドロレスの魅惑 菅原 千恵
<グリザイアの果実>にも存在した往復大活躍。疑似リフを失ったことで大活躍に必要なパワーを取り戻しました。単体12500という数字はフル盤面の<アリス>+1000/1の12000を強く意識したデザインであるといえ、<アインズ>相手にもフロントを強要することで早出しメタを意識させることができるため環境的にも積極的に採用したい1枚です。 |
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Impact Stream 逢川 めぐみ
加速と書いただけの<オカケン>を超えた何か。呼吸していると6000に加えてレベル3もサーチできる結構とんでもないカードです。 このカードのおかげで色の問題や経験の問題のほとんどが解消しますし、加速と書いてあるおかげで<加速サーチ>などでこのカードをサーチすることができ、序中盤の動きが非常に安定します。積極的に採用したい1枚です。 |
上記を踏まえてデッキを作ってみました。
絵馬セットは緑の人たちしか入れられなかったため一旦据え置き。
デッキレシピ
レベル0
計17枚
レベル3
計13枚
基本的には<オカケン>の加速で<スタンバイ連動>を乗せたいので自力で2色発生が望ましいですが、1/0上がりでも赤上がり⇒加速で黄色を乗せればよいので色発生に限って言えば問題はおこりにくいです。0の<加速サーチ>から<加速>を経由して<1連動>が集まる流れが魅力ですね。
多くのデッキで1連動を集めるために<オカケン>が採用されますが、オカケンは性質上2ターン目以降にしか使えないため1連動ができないかつ相手の面を踏めないという面が発生し相対的に1連動のアドを打ち消すような状態に陥りやすいという欠点がありました。
一方で1/0加速を採用し0のうちにこれをサーチしておくこと(1ターン目から可能)で、加速連動連動というような面を形成しやすくなります。これらは1アタッカーとしての基準値を満たすだけではなく加速で手が増えていることを加味すれば3面連動の価値を持ちながら(手札を3枚増やしながら)12枚山を進めることができるわけです。
12枚山を進めるというのは3面<エミリア>連動の山削り性能に匹敵し、かなり安定した1リフが見込めます。足回りとしては十分すぎるパッケージだと思います。
続いて2以降ですがこちらはごちうさの<リゼ互換>と<大活躍>で面を抑えに行きます。大活躍にフロントが必要なため<美音>や<若女将>の生存率が高くこちら側だけ一方的に盤面をビルドアップしつつ相手のクロックを進めることができる展開が多いです。
爆発力はないですが回復も多く安定的に戦うことができるのがウリですね。<大活躍>+<思い出拳>という流れは多くのデッキが機能不全に陥る組合せであり、それが安定的な土台の上にあることで十分な力を発揮できるというわけです。
いかがだったでしょうか。わかりやすく強いというわけではないですが、噛めば噛むほど味が出るプールだと思うので是非みなさんもいろいろ試してみてください。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!