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環境考察2017年前期[その3]【2016年中期タイトル】

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    by K

    環境考察2017年前期 目次
    2016年中期タイトル
    ログホラ
    常に環境にいるようないないような中途半端なタイトルですが、今期はバーンメタとビートダウンを両立出来るタイトルとして存在感を示しています。先にあげたCharlotteと違い、0から面取りを意識しやすいのが特徴です。画伯を<アイン>+システム3種中1種でクリア出来ることに加え、うさぎ側に踏まれにくい4000以上の数字を作りやすいのが大きいですね。レベル1でもしっかりと3面並べられれば、うさぎ側の<島風>に対して圧力をかけることが出来ます。<コ拳>に邪魔されない門連動というのも好相性ですね。 総じてうさぎに対して強く出れるのが特徴です。ログホラ本来の後攻の不安定さは気になりますが、侮れないタイトルの一つです。
    デレマス
    規制が更に強化され、4種選抜になったデレマス。同じく大幅に規制された物語よりは見る機会が多いと思います。

    デレマス自体はあまり変わっていませんが、今期は画伯を踏むために<CIP4500>が採用されてることが多いと感じています。トップ依存ではあるものの単体で処理できる可能性の高いカードです。また各早出しが<コ拳>の恐怖に脅かされるなか、助太刀封じを持つ<TP凛>は一線を画していると思います。うさぎ側が踏み返すのも骨が折れるラインなので、上手く自分のゲームに引き込めれば勝機が見えるでしょう。

    ただ、大幅規制を食らっただけあって、そもそものデッキパワーに疑問の残るタイトルではあります。元々が強すぎたという意見ももっともだと思いますが、安定して勝ちを重ねるのは難しい印象です。

    おそ松さん
    扉連動>及び<宝連動>が共に相手を見ない連動であることから、どちらかと言うとCharlotteに似た、環境に適応するのではなく自分の動きをするタイプのデッキ。今期は回収メタがそれほど流行っている訳では無く、宝連動はヒールメタに阻害されることなくヒールできるので、強みを活かしやすいのではないでしょうか。

    ただ、うさぎに対して強く出れるレベル帯が存在しないのが気になるところ。画伯を踏むことはほとんど不可能で、<島風>も連動されたい放題になりがち。<リゼヒール>の突破も一苦労で、数で押されがちです。3での耐久プランでどこまでやれるかがキモになってきますが、山がそこまで強いわけではないので<イベントカウンター>を入れても五分が精一杯という印象を持ちます。

    相手を見ない強さはありますがその分環境のデッキに対してどこまでやれるかは重要になってくるので、しっかりと見極めて使いたいタイトルです。

    艦隊
    選抜が変更になり、これが強化なのか緩和なのかは人によるところだと思いますが、世間的には規制強化という印象のようです。使用者はさらに減った印象を受けます。

    これは単に<初風><赤城>や<><赤城>が、環境の中でデッキとして強みを活かせなかったという見方も出来ます。むしろこちらのほうが自然でしょうか。テンプレとなりつつあった構築が使用不可能になり、緩和されたカードを上手く使うような構築が確立出来なかったため、現在艦隊の使用者はかなり減っていると考えています。

    初風や響などのメタに目を向けた場合、うさぎに対してそれほど有利にならないという点は環境に適応できなかった一つの原因です。赤城も<コ拳>で対応されますし、うさぎに対する相性は良くないと言えます。

    弱くはないと思うんですけどね。特に赤城は響や初風と相性の良い強力なフィニッシャーで、大部分のタイトルに対して強みを活かせるので、仮想敵としてはうさぎよりも当たりたくないデッキです。


    環境考察2017年前期[その4]【2016年後期タイトル】に続きます。

環境考察2017年前期[その4]【2016年後期タイトル】

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    by K

    環境考察2017年前期 目次
    2016年後期タイトル
    アクセル
    うさぎにあまり相性が良くないため使用者はそれほど多くありませんが、加速を中心としたギミックが強力なまだまだ現役のタイトルです。今期は風採用型をよく見る気がします。

    デッキのギミックとして加速を使う関係で、普通のデッキとは違った観点で1周目が難しいデッキです。連動依存ではないのが好みが分かれるところで、逆に加速というシステムに依存しているので、引きよりも状況に対する対応力が大事になってきます。加速は試合中何度も出来ることではないので、しっかりとしたゲームプランを見据えねばならない難しさがあります。

    先にも述べた通り、うさぎに対して相性が悪いのがネックです。画伯の踏みづらさや<島風>に対する圧力の他に、こちらの加速ギミックを阻害してくる<コ拳>がかなり厄介です。総じてあまり強く出にくいのが使用者が多くない原因かなと思います。

    今期使うならば、<加速アッシュローラー>はぜひ採用したいと思います。発売当初は加速しても踏めない<TP凛>や<羽川>が横行していましたが、今期は標的にしやすい<リゼ>が大量にいます。ストックブーストのテキストが当たり前ながら強力で、その後の動きがかなり変わります。

    うさぎ
    うさぎは門扉しかないのか?って話になるので、それ以外のうさぎについても書いておきます。

    まずはラビットハウス軸について。主に3枚公開が使えるのがメリットで、門扉の他に置きブ扉や8扉が存在するみたいです。

    置きブ扉は<早出しリゼ>に強みを見出している構築です。<リゼヒール>を並べる際に欲しいのは手札よりもストックなので、ストックを貯めるために置きブが採用されます。8扉は連動が嫌いな人が作ったラビットハウスですね。

    ラビットハウスの他には千夜シャロやチマメ隊がデッキとして確立しています。面が硬かったり強力なヒールが追加されてたりします。

    これら全てに共通する強みとして<コ拳>が採用されている点が挙げられます。特徴の壁を越え広く強みを発揮するコ拳...恐るべし...

    逆に共通する弱みは「うさぎであること」です。トップシェアを誇る門扉と同じタイトルであることは、ネオストリオ問わず弱みになります。それを許容してまでこれらを使うかどうかはよく考える必要があるでしょう。

    ペルソナ
    年末にペルソナ5が発売され、怪盗デッキが多く見られるようになったので、こちらについて書いておこうと思います。

    ペルソナ5は全体的にカードパワーが高いデザインになっており、2017年スペックを感じさせる弾でした。効果が複合しているキャラの質が高く、発売直後から活躍しています。発売からそろそろ半年になりそうですが、未だに様々なタイプのデッキが散見されています。<飛龍>を軸とした形は発売直後から活躍していますが、<コ拳>や<チノココ>にめっぽう弱いため、うさぎに対してあまり有利に運べません。現在だと、うさぎに対して強く出れる<マーカー主人公>軸の方が強力で、流行しているように思います。<島風>に対して強い数字を作りやすく、うさぎ側のアタッカーも比較的簡単に処理していきやすいので、画伯を割るのこそそこそこ苦労しますが、戦いやすいと感じやすいデッキなので人気があります。

    デッキの話を少しすると、緑の<特徴パンプ>が非常に優秀です。手軽に発動出来る起動効果であり、アンコールやリバース時効果を封じることが出来たり、リフ前に控えを増やしたりと様々なことに利用できるので、怪盗を組む際は是非採用したいところです。

    カードパワーの高さからか、使用者も少なくないので、意識したいタイトルの一つです。

    キルラキル
    パワーアップセット組の中で唯一環境に食い込めたのがキルラキルです。要因の一つとしては、パワーアップセット3種の中で1/1のキャラが追加されたのはキルラキルだけだった事が挙げられると思います。うさぎに対して餌になりがちなキャラを配置せねばならない他2種と違い、数字の面でうさぎに強く出れるキルラキルは活躍が期待出来ます。

    デッキとしては思い出置き場に<ヒールメタ>を常駐することを前提として組まれているので、対戦する際は意識して動きたいところ。逆に入った打点は絶対に戻らないので、ダメージレースで押し込んでしまえば案外苦労せずに勝てることも少なくありません。

    余談ですが、先に僕が対戦動画で使用したキルラキルは、現プールにおける頂点に君臨する50枚だと認識しています。僕の周りではこれを「50」と呼んでいますが、ここから採用枚数をずらしていくと多かれ少なかれ、デッキパワーは確実に落ちてしまうのではないかと考えています。対戦する際は基本的にこの50枚であると認識しておけば、大きくズレることはないのではないでしょうか。

    また、今回紹介している各タイトルの中で群を抜いて構築難易度が高いデッキでもあります。たった一つのブースターとパワーアップセットだけで組めるはずなのですが、流通量の関係で今から組むのは容易ではありません。そういった意味ではシェアはそこまで大きくないので、抽選を加味する際はプラスとして考えられると思います。


    環境考察2017年前期[その5]【2017年タイトル】に続きます。

環境考察2017年前期[その5]【2017年タイトル】

    posted

    by K

    環境考察2017年前期 目次
    2017年タイトル
    リゼロ
    ここからは2017年組。まずはリゼロです。

    リゼロは2017年発売タイトルとしては平均的なカードパワーだと思います。新規タイトルとしては非常にまとまりがよく、一つの基準として考えています。

    主要な構築では<ラム連動>の<>が固定で、<>や<>と組み合わされることが多いです。扉連動のラムは上から面を踏みつつ山を大きく弱体化させるので、多面連動成功時の恩恵がとても大きいフィニッシャーです。多面連動を楽にする<0相殺>というシステムの存在も大きいです。

    本や風と組み合わされることが多いですが、どちらを軸にしても1帯のパワーラインが比較的高く、<島風>に対して強く構えられるのが特徴です。処理されなければ一方的なゲームにしやすい<レムヒール>の存在も大きいですね。画伯意識で<単体4000>が採用され出したのもこのタイトルからです。1の連動が相手を見ないので良質なストックを作りやすく、山の強さの面でも<チノココ>基準をクリアしやすいと言えます。特に本扉は、動きはシンプルなもののこのゲームの基本が詰まっているデッキなので、広くオススメしやすいデッキタイプです。

    また<レム><ラム>軸や<疑似リフ>軸など他のデッキタイプも存在します。レムラム軸は特に1の面が固く、<島風>全般に対して強く出れるのが特徴ですが、連動を使わない分使う側も大変です。擬似リフ軸は早出しとして出てくる<キャラ>が強力で、山を強くしつつショットも併せて押し込み勝ちしやすいですが、構築が縛られるのが難しいところです。

    総じてクセも少なく扱い易いデッキなので、一定のシェアがあります。特別何かをするようなデッキではありませんが、まさにスタンダードといったデッキだと思います。

    リライト
    2017年タイトルとしてはリゼロと対極に位置するようなリライト。既存のプールが既に特徴的だったリライトに、それを強化するような追加が来たので、より特徴的なデッキとしてアップデートされました。

    環境で活躍しているのは、門置きブ型の<><ルチア>+<小鳥>でしょう。レベル0~1の数字が貧弱で、画伯どころかバニラすらまともに踏めないような構築になりがちですが、<置きブ連動>+<手袋>は驚異的な制圧力があります。どちらかと言うとこれも相手を見ないタイプに属するでしょう。とにかく自分のゲームが出来るように1周目は山作りに徹し、後半での巻き返しをはかるようなデッキです。

    レベル2以降は一気に数字が上がります。アタッカーとしてはなんと言っても<地球委員長>が強力です。行きに返されず返しに手袋を握れるので一気に面を取り返すことが容易になります。他にも<小鳥>の早出しや<静流>の早出しがあり、状況次第で配置することになりますが、どちらもゲームの最後まで活躍が期待できるキャラと言えます。

    うさぎに対しても、レベル1で<RR“プレゼント交換”チノ>連動させづらく、レベル2以降で面を取り返しつつ相手よりも強い山を作りやすいので、相性は悪くありません。大量に積まれたヒールで打点を戻しやすいので、<チノココ>の詰め能力が相対的に下がっているのも要因でしょう。

    デッキとしては、2種の連動とそれによる山作り、強固な盤面と大量のヒールとなかなか強いこのデッキですが、脆い部分も少なくありません。異常なまでのストックブーストの弊害としての山の質の変化、デッキカラーから来る序盤の不安定さなど挙げたらキリがないほどありますが、根本的なところでは門置きブという構成に、去年のTPと同じ脆さがあると思います。


    極めて異端な立ち位置のリライトですが、こちらも強力なデッキとして一定のシェアがあり、意識せねばならないデッキの一つでしょう。

    SAO
    追加というよりパワーアップされたという感じのSAO。新規カードは少ないながらも確かな手応えを感じさせる追加だったと思います。

    既存の絶剣シノンには<4000シノン>が追加され、一気に完成度が上がった印象です。応援はもちろん<移動キリト>のパンプも受けられることから、画伯を処理出来る可能性を大幅に上げる1枚で、生存率も高いため積極的に採用されます。レベル1以降もアタッカーとして活躍できる上に、もともとデメリットが気にならない構築だったので、デッキとしての完成度は飛躍的に上昇したと思います。またXルック+クロックシュートの<リーファ>も、<シノン>と相性の良いフィニッシャーとして活躍しています。

    他のデッキタイプだと赤軸に<早出しリズ>や<収録中相殺>、黄軸に<集中>の恩恵を存分に受けられる<8000>や非常に優秀な<最上位後列>が追加されました。もともとのポテンシャルが高い絶剣シノンが多いですが、他のタイプも確実に強化されています。また新たなデッキタイプとして、波状攻撃連パンを狙うデッキも組めるようになりました。少ないストックで簡単に多パン出来るので、<チノココ>とは別の意味で山の弱いデッキに対して圧力があります。


    SAOには多くのデッキタイプがあり、それぞれにメリットデメリットがあるので、どれも別々のタイトルだと考える方が自然かもしれません。

    このすば
    プールとしてはイマイチぱっとしない印象を受けるこのすば。派手なフィニッシャーである<めぐみん>や単体で見ると強力な<ダクネス>を軸とした場合、どうしてもカードプールの弱さが露呈しがちです。ネオスではハイリスクハイリターンと言える<エリス>連パンを軸にすることで、カードプールの弱さを補った形が流行しています。

    このすばの特徴としては、異常に強いレベル0が挙げられます。レベル0だけ見たらうさぎよりも強いのではないかと思います。<集中>に1000応援がついているので画伯を全く苦にしませんし、<ダクネス>は<ココア画伯>を彷彿とさせる処理されにくいアタッカーを作れます。<移動ダクネス>やなぜか2500もある<天真爛漫>など、平均的に高いパワーが特徴です。

    反面、1以上がかなり貧弱だったり劣化になりがちだったりします。まともに面を取れるのは<ダクネス>くらいですが焼け石に水という現状では、<エリス>の早出しを狙うタイプが流行るのも納得といったところです。こちらもパワーはあまり高くありませんが、相手が山を作りきる前に押し込んでしまえばという戦略です。ストック効率が良いので出し直しての立て直しが容易なのも特徴ですね。

    不確定な連パンを軸に据えなければいけないものの爆発力はなかなかのもので、去年の<Pos凛>を彷彿とさせる理不尽さを感じさせます。特に<アクア>とのコンボは凶悪で、相手を見ない強さがあります。

    まとめ
    色々書いてきましたが、要はうさぎを中心にしつつも様々なタイトルが存在するよってことです。シェアとしては常にトップを走り続けるうさぎが大きいものの、デッキの強さが一強というわけではないので、各プレイヤーが各々好みのデッキを選びやすい環境です。環境の構図をしっかりと把握した上で、自分にあったデッキを探しましょう以上のことは言えません。僕は、その負け方に納得出来るかどうかという観点でデッキを選んでいます。良い面よりも悪い面を好きになれるデッキの方が、信頼も生まれやすいと思います。



    ブシロードの目指す健全な大会環境という意味では、今のこのような環境は理想形なのかなと思います。


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