
第87回 あなたにストーンギフト!「大会レポート(77) テツノイバラex」
はじめに
ごきげんよう、もっさ(@Mawssa2000)です。今回は「スタートデッキGenerations」発売以前の環境になりますが、100人規模の大会でベスト4であった際のレポートをします。
使用デッキは<テツノイバラex>のデッキ。
世界大会で優勝しているデッキですが、爆発的な人気を誇るデッキというわけではありません。
というのも、特性「イニシャライズ」が刺さるデッキには簡単に勝ててしまうこともありますが、あまり刺さらないデッキや<キャンセルコロン>のような対策札を積んでいるデッキに対しては簡単に負けてしまうことがあり、デッキを選択する際にかなり勇気が要るデッキとなります。
今回はACE SPECの枠として<アンフェアスタンプ>を試したく、使用してみました。先述の「イニシャライズがあまり刺さらない」デッキに対してチャンスを作る、さらに有利めのデッキに対してプレイングで解決されないようにするため主に採用しました。
デッキレシピ
テツノイバラex
プレイヤー:もっさ
グッズ
計18枚
サポート
計19枚
戦績
予選
1回戦 <テラパゴスex>+<ヨノワール> 先攻 ◯2回戦 <タケルライコex>+<オーガポンみどりのめんex> 先攻 ◯
3回戦 <リザードンex>+<ピジョットex> 先攻 ◯
4回戦 <ドラパルトex>+ピジョットex 後攻 ×
5回戦 リザードンex+ピジョットex 後攻 ◯
6回戦 <ミライドンex> 先攻 ◯
7回戦 <オリジンパルキアVSTAR> 先攻 ◯
決勝トーナメント(BO3)
1回戦 <テツノイバラex> ◯◯2回戦 <サーナイトex> ××
ベスト4
大会レポート
敗戦した<ドラパルトex>、<サーナイトex>が「はじめに」で書いた「イニシャライズがあまり刺さらないデッキ」です。結局負けてしまったのですが、特にドラパルトex戦で<クラッシュハンマー>+アンフェアスタンプで捲るチャンスを作ることができました。
アンフェアスタンプは<サカキのカリスマ>と合わせて使用することもでき、稀にこのコンボも発動します。
勝利した試合でも、アンフェアスタンプが活躍しました。
<テラパゴスex>との試合は「イニシャライズがあまり刺さらないデッキ」との試合です。
しかし、アンフェアスタンプを打ちながら相手のダブルターボエネルギーを割る動きでどうにか粘って勝利しました。
<タケルライコex>のデッキはマリガンをたくさん与えてしまい、後手1から<オーリム博士の気迫>+<イキリンコex>のワザ「きあいをいれる」によってエネルギーを加速されてしまいます。
イキリンコexは弱点をつけるのですぐ倒せましたが、エネルギーが大量についたタケルライコexにテツノイバラexが倒されてしまいます。ラスト1匹のテツノイバラexを動かす際にアンフェアスタンプを打って相手の動きを止めることに成功しました。
一見有利そうな<リザードンex>との試合は<ピィ>による手札補充や、<キャンセルコロン>による「イニシャライズ」突破が強力で、こちらが不用意にサイドを取ってしまった返しにアンフェアスタンプから「れんごくしはい」までの準備が整ってしまい劣勢になりました。
その中で裏のポケモンを呼びながら<ペパー>でアンフェアスタンプをプレイし時間稼ぎを行い、何とか勝利出来ました。
おわりに
<アンフェアスタンプ>はかなり強力でした。<ペパー>からアクセスできる上、若干手札が細くなりがちなデッキなので、手札リフレッシュの札としても有効でした。そもそも相手がアンフェアスタンプまでケアしてこないというのもこのデッキで使用する強みかもしれません。
それでは。