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新弾レビュー「強化拡張パック「サン&ムーン」」【ヤナギブソン 編】

    posted

    by ヤナギブソン

    先週ついに強化拡張パック「サン&ムーン」が発売されましたね。
    発売後すぐに再録されたカードも多く物議をかもしていますが新規カードに魅力的なカードが多くすべてのカードがミラー使用になっているためそれなりにいいパックではないかと思っています。
    トレーナーズが強いのがいいですね。

    僕の開封結果は4箱+6パックでこんな感じでした。(RR以上のみ)

    サンムーン+.jpg

    SRは多めに出てますがジジーロンGXが0枚だったのはちょっと泣きそうです

    それでは今回は新弾のカードをレビューしていきます。

    ■強化拡張パック「サン&ムーン」でのオススメのカード・気になっているカードを教えてください!
    オドリドリ(まいまいスタイル)



    今弾イチオシのカードです。
    あやかしのまいにより、よるのこうしんや<Cビークイン>等トラッシュのポケモンを利用して戦うデッキに有利なのは言うまでもないですがそうでない相手と戦うときにも力を発揮してくれると感じています。
    進化GXが現れ、<TDプラターヌ博士>や<TDハイパーボール>でうまく場に出せないポケモンがトラッシュ送りにされやすくなりました。終盤には自然とポケモンが溜まっていても不思議ではありません。
    中打点デッキや打点幅のあるデッキにおいて<TDフラダリ>を必要とせず相手のベンチポケモンを倒せるのが魅力的です。
    HP90とたねとしてそれなりの数値を持ち、無色1つで動ける器用さからさまざまなデッキに採用を検討することができます。下ワザもそんなに悪いものではありません。
    難点は適当にプレイして強いカードではないためプレーヤーの先を見越したプレイングが必要とされることです。

    オドリドリ(ふらふらスタイル)



    手札から出したときに<TDはかせのてがみ>と同じ効果の特性を持つカード。
    ボールからオドリドリにアクセスできることでよりエネルギーに触りやすくなります。
    いくつかのデッキにはかせのてがみの代わりに投入してみましたが、てがみもエネも引けなかったターンにボールから持ってこれるのがとても優秀でした。
    ボールとオドリドリを多めに投入すればエネルギーを絞った構築にも挑戦できるでしょう。
    問題はベンチスペースと特性ロック。
    特にベンチスペースに関してはデッキコンセプトに影響を与えますので展開予想図を思い浮かべて採用を検討しましょう。

    アブソル
    -アブソル(キラ)



    山札の順番を操作するみらいよちはとてもトリッキーなワザです。
    Cネイティオ>のみらいよち、<Cエイパム>のいじくりまわすが似た効果を持っていますがたねであり4枚操作でき、HPが100もあるのはとても魅力的です。
    山札を操作したあとに<Uいたずらスコップ>や<Cホルビー>、<Uロケット団の工作>などで強いカードをトラッシュ送りにし優位に立ちましょう。
    相手の山札を確認した後に打つはめつのしらせも強力ですね。
    どうやって活躍させるかを考えるのがとても楽しいカードです。

    ソルガレオ・ルナアーラ
    -ソルガレオ(キラ) -ルナアーラ(キラ)

    非GXでありながら強力なスペックを持つ2枚。
    どちらもHP160とそれなりの耐久力を持ちながらいい打点をもっています。
    しかしどちらも単体挑むには少し厳しいところがあるので現状の<RRソルガレオGX>+<TDドータクン>、<RRルナアーラGX>+<Cソーナンス>に投入し、盤面が整った時のバリエーションを増やすという使い方がスタンダードかと思います。
    サブアタッカーとしての素質はありますが2進化であるため展開力が必要とされるのが難しいところです。非GXであることを活かしうまく相手のサイド枚数を調整したいですね。

    ラランテス
    -ラランテス(キラ)



    置物パンプアッパー。
    炎には<RRボルケニオンEX>が似た役割を持つポケモンとして存在していますがエネルギーを多く必要とする点で構築が大きく変わると考えています。
    草には加点できるギミックポケモンはほぼいないため打点の微妙なデッキの痒い所に手が届く存在となります。素直に<RRラランテスGX>に投入できるのも強いです。
    ラランテスを複数体並べ、少ないエネルギーで攻めるビート系のデッキが面白そうだなと思っています。

    ニョロトノ
    -ニョロトノ(キラ)



    楽しい!!
    "てんこをとる"というワザ名が効果、イメージとピッタリなのがいいですね。
    ニョロトノデッキは横並べすることが大事なので新しい戦術をとることができるようになりました。
    しかし<ニョロトノ(XY3)>も採用したいこと、<Cゲコガシラ>のみずぶんしんと違い、ニョロトノは2進化でありてんこをとるまで手間がかかることからそんなに簡単に使えるワザではありません。
    このワザを使うとたとえニョロモがトラッシュにいってしまったりサイド落ちしていてもニョロボン、ニョロトノをしっかりと展開できるのがいいですね。

    クワガノンGX
    RRクワガノンGX



    HP240と高耐久でありながら加速ワザと高火力ワザをもち整ったスペックを持っています。
    チャージビームは特殊エネも対象にできるのが強力ですぐにちょうでんじほうやギガトロンGXにつなげることができます。
    チャージビームのダメージは50と1エネ技にしては高いのですがクワガノンGXでは中打点が出せないため結局ちょうでんじほうでオーバーキルをせざるを得ない状況が出てきます。
    クワガノン(SM1M)>を併用しサブアタッカーでとどめを刺す動きをすることでクワガノンGXのエネルギーを維持させつつ相手を倒すことができます。
    こうかくレンズからのギガトロンGXで<RRシェイミEX>を倒せるのはロマンだけでなく<TDフラダリ>を必要としない点でシンプルに強力ですので一考の価値ありです。

    ジジーロンGX
    RRジジーロンGX



    つよい。
    テンポを取りやすいホーリーエッジとダブル無色対応で条件付き150ダメージのぎゃくじょう。
    小さい動きと大きな動きがあり序盤から終盤まで役割があるのがとても偉いですね。
    手札がよろしくないときにはだいしゃりんGXの大量の引き直しで挽回することも可能です。もちろん<TDN>で流されることもありますが元の手札が悪かったのであればそれでも問題ないでしょう。
    エースアタッカーというよりは万能なサブポジションというイメージです。

    マルチつけかえ
    -マルチつけかえ(キラ)



    前環境では<TDエネルギーつけかえ>を採用したデッキはWTB(ウォーターツールボックス)くらいでしたのでそのままではマルチつけかえはあまり採用されることはないでしょう。
    しかしこのカードはエネルギーつけかえにはできない動きを実現するためこのカードから新しいアーキタイプが生まれる可能性があると思っています。
    -イーブイ(キラ)>から進化するGXは皆メインワザが基本エネ+ダブル無色で構成されておりダブル無色の効率的な活用が戦いの肝でもあります。1匹目が手負いになったら2匹目をエナジー進化、ポケモンいれかえで下げたあとマルチつけかえでダブル無色を動かす。という動きができればネックであったエネルギーテンポを補うことができます。
    RRジジーロンGX>や<RRケンタロスGX>などダブル無色がほしいポケモンが増えてきていますので今後が楽しみなカードです。

    こだわりハチマキ
    -こだわりハチマキ(キラ)



    新たなパンプアップするためのポケモンのどうぐ。
    EX、GXには<Uちからのハチマキ>よりも10ダメージ多く与えることができます。
    対象を選ぶため一概にどちらがいいとは言えませんが10ダメージの差で泣いたことのあるプレーヤーは多いのではないでしょうか?
    よりダメージ量の幅が増えるようになりどうぐの選択は悩ましくなりました。
    進化GXも増えましたが<TD闘魂のまわし>もまだまだ現役です。
    大事なのはどのワザを使い誰を倒したいかです。
    仮想的に対応したポケモンのどうぐを採用しましょう。どれを採用していいかわからない場合は一旦どれか一種類に絞って採用してみることをお勧めします。
    何度か対戦するうちにどれが最適かおのずと見えてくるでしょう。

    ■強化拡張パック「サン&ムーン」の発売により評価が上がったカードありますか?
    ・MレックウザEXがきつかったポケモン。
    RRイベルタルEX RRルカリオEX

    具体的には<RRイベルタルEX>、<RRルカリオEX

    -ウソッキー(キラ)>の存在により<RRMレックウザEX>に一定の対策ができるようになりました。
    出せば勝てるというわけではありませんがMレックウザEXの強みである高火力を大きく制限できるため勝ち筋を増やすことができます。また、環境からMレックウザEXが減ることも予想されます。
    RRイベルタルEX>はしばらく影を潜めていましたが<-月輪の祭壇(キラ)><RRジジーロンGX><RRケンタロスGX>など組み合わせらるカードも多く登場しました。
    特に月輪の祭壇により<RRイベルタルEX><RRダークライEX><Rイベルタル>などが気軽に逃げれるのがいいですね。
    よるのこうしん、MレックウザEXが減り対策もとれるのであれば再び環境に戻ってきてもおかしくはありません。
    RRボルケニオンEX>がつらいため<Rダストダス>や<Rアローラベトベトン>と合わせることが予想されます。
    ルカリオEXも似た理由ですね。闘デッキは早い段階からダメージを蓄積できるため進化GXに対し<RRエーフィEX>を採用したタイプの闘が出てくるのではと思っています。
    草アタッカーが多いため<-ジガルデEX(キラ)>主軸のものはつらさがあるかもしれませんが<Uコルニ><TDストロングエネルギー>と強力な土台があるため苦手な相手が減れば目はあるでしょう。

    ・オニゴーリEX、MオニゴーリEX
    RRオニゴーリEX RRMオニゴーリEX

    環境に上がってきたことはほぼありませんが個人的にずっと高評価を付けていたカードです。
    -ウソッキー(キラ)>登場により<RRMレックウザEX>に対し少し楽になったという点と<-マルチつけかえ(キラ)>により動きが自由になったことが理由です。
    依然として<RRボルケニオンEX>は多く存在しますが水ポケモンで対策しようとしたときにネックとなるのが打点の出るポケモンが少ないこと、草弱点のポケモンが多く<RRジュナイパーGX>や<RRラランテスGX>に不利になってしまうことでした。
    オニゴーリEXはしゅんかんれいきゃくで<TD闘魂のまわし>がついたボルケニオンEXを処理することができます。返しに一撃で落とされることもありますが<TDピーピーマックス>+<Uダブル無色エネルギー>ですぐに返すこともできます。
    マルチつけかえにより<RRグレイシアEX><Uレジアイス>への移行もスムーズです。
    -こだわりハチマキ(キラ)>しゅんかんれいきゃくが180ダメージで一般的なEXを処理できるのも偉いですね。
    どうですか!?一度使ってみたくなりませんか!?

    ■強化拡張パック「サン&ムーン」の発売によりどの様に環境が変化すると思いますか?

    RRMレックウザEX>は多少減るとは思いますがそれほど全体的な影響は少ないかと思います。

    1. RRボルケニオンEX
    2. RRガマゲロゲEX><RRジュナイパーGX
    3. RRブラッキーGX>派生
    4. RRラランテスGX>派生
    5. RRルナアーラGX

    の順で多いのではないかと思っています。
    先ほどあげたMレックウザEXの存在で台頭できなかった中打点系のEXは増える可能性はありますが上記のデッキに完璧に有利をとれるわけではなく使用者はそんなに多くないと予想しています。
    RRジジーロンGX>はいろんなタイプのデッキに採用されるでしょう。
    また、<RRニンフィアGX>はGXワザが強力なため一定数存在すると思います。ただボルケニオンEX、ジュナイパーGX派生に有利とは言えずそれほど数を伸ばせないとみています。

    ■最後に強化拡張パック「サン&ムーン」で一番好きなカードを教えてください!
    -マルチつけかえ(キラ)



    マルチつけかえです。

    もともと<TDエネルギーつけかえ>がトレーナーズの中で一番好きだったこともありとても気に入っています。
    こんなに決まったときに気持ちよくなれるカードはありません。
    Uスペシャルチャージ>があるとはいえ特殊エネルギーの運用は難しく、<TDプラターヌ博士>や<TDハイパーボール>で切るのはつい躊躇ってしまいます。
    このカードにより場に特殊エネをプールさせておくというプレイングができるようになりました。
    Uダブル無色エネルギー>対応のエネルギーコストの重いワザを突如放つこともできます。
    ダブル無色が一番恩恵を受けそうですが<TDストロングエネルギー>や<Uレインボーエネルギー>も新しい動きができるようになりそうですね。
    さきほどあげた<RRオニゴーリEX>もそうですがマルチつけかえを活かせそうなデッキをあれこれ考案中です。
    つけかえからのドヤ顔フィニッシュ決めたいですねー。


    ヤナギブソンさん、ありがとうございました!

BXR参加レポート&使用デッキ(ラプラス+ホエルオーEX)紹介

    posted

    by ヤナギブソン

    1/8(日)、東京都大田区でBATTLE X ROADというとても大きなオーガナイザーイベントが開催されました。
    全国各地で開かれた大会で入賞し権利を獲得した選手が4人のユニットを組み、全20ユニットで日本最強のユニットを決めるというとてもユニークな大会です。
    各地の入賞者がチームを組むわけですからどこもツワモノ揃い。名前を見てるだけでワクワクするようなチームが集結したのでした。

    僕は神奈川予選に参加するも権利を取ることができなかったのですが幸いなことに東京予選優勝者のたかさんから声をかけていただきMIP4の一員として本戦に参加してきました。
    個人で戦うことが多いポケモンカードにおいてユニットを組んで戦うというのはとても斬新な取り組みでした。
    一緒に環境のことやデッキの調整、相手ユニットの対策をあれこれ話すだけでも楽しい!
    個人の勝敗がユニットの勝敗に繋がるので普段よりも緊張しますし、より悔しさ、嬉しさがありました。

    当日は決勝トーナメント出場ユニット最後の椅子をかけLCQ(Last Chance Qualifier)も行われ全員が対戦卓に座れないほど多くの人がつめかけていました。
    ポケモンカード芸人によるライブ、バトルクロスロード特別仕様のダイスの配布、普段からポケモンカードに熱中しているスタッフの細やかな気配り。
    どこをとっても自主大会とは思えないレベルで、名実ともに日本最強のユニットを決める大会だったなと感じました。
    2回目もあるなら是非参加したい。
    もし権利取れなくても絶対に行きます!
    ■ユニットメンバーの本戦使用デッキ
    僕たちのユニットMIP4は5年以上も闘デッキしか使わないたかさんをはじめとして"自分のデッキに信念、こだわりをもつ"人で構成されています。
    他メンバーのデッキ選択理由はそれを書くだけで記事が書けそうなので割愛しますがそれぞれの使用デッキは

    たか:<S-TDルガルガンGX><Rダストダス
    コアラまー:<-ゲッコウガBREAK><Rオクタン><Uスターミー
    そうじん:<Rクワガノン><Rライコウ><RRオーロットEX><RRルギアEX
    ヤナギブソン:<TDラプラス><RRホエルオーEX
    でした。

    草がそれなりに多い環境ながらも草弱点ばかりのデッキを選択しています。
    たまたま被ってしまったのですが自分のデッキにこだわりをもった人間しかいませんのでデッキを変更することは全く考えませんでした。
    ■デッキレシピ
    ■選択理由と戦い方
    今の環境で素直に強いデッキを選ぶのであれば僕は<ボルケニオン>を選びます。
    クセがなくパワーが素直に高い、たねポケモンだけで構成されてるとは思えない性能があります。

    ただ僕は他人があまり使わないカードを使って楽しむのが好きなので環境上位にあるカードは基本使いません。
    去年は環境トップクラスであった<Cビークイン>ばかり使ってましたがビークインは1番好きなポケモンなので特別。
    ただの自己満足なのですがとにかく20ユニット80人の中で被らないデッキを選択したかったんです。
    RRルナアーラGX>や<Cビークイン>派生、<RRMサーナイトEX>などが候補ではあったのですが尖るならトコトンいこう!とこのデッキに決めました。
    戦略としてライブラリーアウトを使用していると相手ユニットは安定性のあるリソース消費の少ないデッキでくることが予想されるためコアラまーさんやそうじんさんのデッキが進化しやすくなるのではという目論見はありました。

    このデッキは<TDラプラス>のワザで妨害カードを手札に加え、相手を抑えつけている間に山札を枯らせて勝利するデッキです。
    レシピを見ると<Uロケット団の工作>4枚に目がいくかと思いますがロケット団の工作は相手の手が止まったときや攻撃を受けきれるときにしか基本使いません。
    それでも対戦中に1番使う場面が多いため4枚採用されているのですがロケット団の工作だけでは相手の山札を削りきることはできません。
    序盤は<Uフレア団のしたっぱ>、<Uクセロシキ>、<TDフラダリ>を使いとにかく相手にカードを使わせます。
    相手がワザをうてなければ万々歳ですが止まらなくても構いません。とにかくカードを使わせるのです。
    ラプラスのワザでもってきたカードが<TDN>で流されても構いません。Nは終盤相手の山札を増やすカードになるのでなによりも削りたいカードです。
    相手の山札残りあと少し、というところまできても相手に大量の手札とNがあればなんの意味もありません。Nを使われても山札が少なくなるように立ち回る必要があります。

    このデッキはエネルギーを枯渇させにくいデッキですので相手はエネルギーがちゃんとついたアタッカーが育てばただワザを使うだけしかしてこなくなります。
    そうなると相手のNが脅威ですので<Cアイアント>のそぎおとすで一気に捨てさせてしまいましょう。
    相手の手札を6,7枚捨てさせることも珍しくはありません。<Uこわいおねえさん>と異なりランダムに捨てさせるため使いどきを伺っていた<TDバトルサーチャー>や<TDフラダリ>をトラッシュすることもあります。
    アイアントは見せてしまうと警戒されるため出すタイミングが重要です。(出すことで相手にカードを使わせる効果もありますが。<Uバトルレポーター>も同様)
    残りサイド2枚、倒されてもゲームが終わらないタイミングがベストだと思っています。
    TDメレシー>もそのタイミングですね。
    RRボルケニオンEX>や<RRMレックウザEX>などのデッキに対し疲弊した終盤に出すととても頼れる壁となってくれます。
    たとえ相手の残りサイドが少なくなっていてもカードをうまく使わせていれば<RRホエルオーEX>を<TDうねりの大海>、<TDまんたんのくすり>で回復しつつつ、<Uロケット団の工作>を放ち勝つことができるでしょう。

    ドローカードが少なく手持ちのカードで戦わないといけないため選択肢が少なく自分のプレイ時間が短くできる点、ラプラスで妨害カードをもってこれるため相手も動かなくてはいけない点が特徴のライブラリーアウトデッキです。
    ライブラリーアウトにおいて時間切れは敗北と同義なので自分のプレイを早くできることは大きな長所。

    また後日ライブラリーアウト戦術については記事を書こうかと思います。
    ■本戦結果
    BATTLE X ROADの本戦はユニットメンバー4人から3人を選び戦う方式です。
    つまり毎試合誰かが休むことになります。
    対戦相手次第ではありますが事前アナウンスで3回戦とわかっていたのでリーダーのたかさん以外のメンバーが1度ずつ休戦すると決めていました。
    僕のデッキが一番インパクトがあるので相手のデッキ選択がわかりやすくなる、対策もされやすいため最終戦を休戦することに。
    ・1戦目 VS ゴールドアクター
    愛知予選1位で権利を獲得したKouさんがリーダーのユニット。
    ユニット全員がスーツ、プレイマットもお揃いと外見からも統一感のあるユニットでした。
    マッチング
    コアラまー(ゲッコウガBREAKオクタンスターミー) VS カワムラー(ルナアーラGXソーナンス)
    ヤナギブソン(ラプラスホエルオーEX) VS ナオ(ソルガレオGXドータクン)
    たか(ルガルガンGXダストダス) VS じいタンク(エーフィGXブイズエフェクトビークイン)

    となりました。

    Kouさんがいない!?
    マッチングが公開されたとき驚きました。
    別にリーダーが休戦しちゃいけないルールではないですし何も不思議なことはないのですが僕達はリーダーに3戦戦ってもらうところからマッチングを決めてたので意外に思えました。
    対戦内容
    コアラまーさんが<Cゲコガシラ>2落ちと厳しい状況ながらも<-サイレントラボ>で<Cソーナンス>を封じてしゅりけんをなげつつかげぬいで<RRルナアーラGX>にやりたいことをさせず勝利。
    僕は先2にソルバースト、先3に<ハチマキ><TDフラダリ>メテオドライブで<RRホエルオーEX>が倒されつらいスタート。そのあと<TDラプラス>も<TDドータクン>にワンパンされ続け残り4枚まで削るも<ククイ>メテオドライブでホエルオーEXが倒され負け。
    たかさんはサポなし<RRシェイミEX>スタートで弱点つかれるの見えていながらも<<RRルカリオEX>を出すしかなくなかなか場をひっくり返さず負け。

    1勝2敗でユニット負けとなりました。
    個人戦ならあー、負けたか。で済むところが他のメンバーに対する責任から悔しさが数倍にも増していました。
    ・2戦目 VS うずしおSFカーセーキ
    大阪大会3位入賞のトルエンさんがリーダーのユニット。
    チーム名から分かる通り徳島からの参加です。
    遠方からの参加者は遠出してる分試合にかける思いは強いものを感じました。
    マッチング
    たか(ルガルガンGXダストダス) VS スリメ(アオギリオムスターBREAKプテラ)
    ヤナギブソン(ラプラスホエルオー) VS トルエン(ブラッキーGXゾロアークBREAK)
    そうじん(クワガノンライコウオーロットEXルギアEX) VS かなめ(ラランテスGXダストダス)
    試合内容
    スリメさんが初手の引き直しを6回行う。<Uオムスター>が見える。カセキ使いがいるのは噂に聞いていましたしユニット名でもあるので使われる可能性を少しは考えましたがいないものだと思っていました。
    Uアオギリの切り札>を2度も決められ<Rダストダス>も遅く<Uプテラ>をなかなか一撃で倒せないためたかさんは敗北。化石を舐めてました。
    僕は<Cアイアント>スタートで多少マズさがありましたがトルエンさんが<Uリーリエ>8枚からカードを消費しなかったためそぎおとすで<TDバトルサーチャー>、<Uダブル無色エネルギー>を落とす。その後はエネ破壊を徹底する。ホエルオーループに入った頃には山札が残り少なく<工作>で削り切り勝利。
    そうじんさんは<Rダストダス>がつらいマッチングでしたがお相手のダストダスがたつのが遅くエネルギーテンポで勝り最後はマッドブルGXで勝利!

    そうじんさんのデッキは最後までユニット全員で悩んだデッキだったので本当に嬉しかった!
    ・3戦目 VS Redo
    神奈川予選1位の堅実かつ強力なプレーヤーみれさんをリーダーに世界チャンピオン兄弟、しょう。さんと豪勢なメンバーなユニット。
    みれさんやしょう。さんとは話すことがあるのでチーム名に込められた思いはすごく伝わってきました。
    マッチング
    たか(ルガルガンGXダストダス) VS みれ(ジュナイパーGXラフレシアガマゲロゲEXミルタンク)
    コアラまー(ゲッコウガBREAKオクタンスターミー) VS シュウ(MミュウツーEXダストダス)
    そうじん(クワガノンライコウオーロットEXルギアEX) VS しょう。(MレックウザEXシェイミEXヤレユータン)
    というマッチングに。
    試合内容
    コアラまーさんはキツイマッチングながらなんとか<Cケロマツ>がベンチに並ぶまずまずのスタート。しかし相手の<TDN>からどうにもならない手札になってしまい防戦一方。しばらく攻撃を受け続けてしまいトップで<Uエリートトレーナー>を引いた頃には時すでに遅し・・・
    たかさんは1ターン目に<Cヤブクロン>にどうぐをつけられ<Rダストダス>で特性を一時は無効にするのですが<TDフラダリ>から倒されてしまいます。
    そこから<Uラフレシア>の影響もありアタッカーをうまく育てられずダメージレースに負け敗北。
    勝敗はこの時点で決していましたがそうじんは最後まで諦めず<RRMレックウザEX>に挑みます。先2に<Rクワガノン>が立ち先3、先4とMレックウザを一撃で倒していきます。たまらず時間稼ぎに<RRフーパEX>を盾にするしょう。さんでしたが<ハチマキ>エレクトロキャノンで一撃!勝利!
    結果
    スイスラウンド1勝2敗 予選敗退
    結果には満足してませんがユニットを組み本戦まで一緒に戦ってきたのはいい経験でした。
    新しいポケモンカードの楽しみ方を発見できた気がします。
    次はチャンピオンズリーグ大阪!

    がんばります!

ヤレユータンムーランド デッキ紹介

    posted

    by ヤナギブソン

    みなさんこんにちは、ヤナギブソンです。


    コレクションサン、ムーンが発売され早くも一週間が経とうとしています。

    新しいカードでお気に入りのデッキはできたでしょうか?

    僕はデッキにリーリエを入れる度に


    「ああ・・・SRほしい・・・」とボヤいてます。


    あちこちのジムバトルの結果などを聞くと、新カードを組み入れたデッキも見られるようですが、まだ手探り状態な印象です。

    今回は実験的に新しいドローソースの可能性を秘めた、ヤレユータンに焦点を当ててデッキを組んでみました。 あまりデッキパワーは高くないのですが、ヤレユータンでどれだけデッキが回せるかが、感覚的にわかっていただけるかと思います。

    ヤレユータンムーランドデッキ
    ヤレユータンの特徴
    Rヤレユータン
    ヤレユータンの特性さいはいは、置物ドローとしては<-オクタン(キラ)>のアビスハンドが1番近いです。
    1ターンに1度、一定上限までドローできるのは同じですがその性能は大きく異なります。

    まずドロー上限が3枚と少ないこと。
    エネルギーやサポート、進化カードなどは消費したくてもできないことも多く、手札に残ってしまいます。
    そのためとりあえずヤレユータンを入れただけでは、さいはいで少ない枚数しか引けず恩恵を受けにくいでしょう。
    エネルギーやサポートを絞った、手札の消費しやすい構築で、より力を発揮すると言えます。

    また簡単に場に出せることも特徴です。進化する必要もなく、出したらすぐ使えるため、ボールから即ドローに繋げることができます。
    ボール→ヤレユータン→さいはい→ボール→ヤレユータン→さいはい→・・・・と序盤から展開でき、しかも毎ターン使えるのは強力。

    特性だけが取り上げられがちですが、HPが高く、ワザもなかなかのパワーを誇ります。
    色を必要としないため<TDダブル無色エネルギー>の入るデッキであれば、アタッカーとしても運用できるスペックです。1エネ貼って構えておくだけで牽制にもなります。

    デッキコンセプト
    ヤレユータンのドロー性能を確かめたかったのと同時に、コレクションサンに収録された<Cハーデリア>を試してみたかったためムーランドを相方にしました。
    Cハーデリア Uムーランド Uムーランド
    実験的な試みですが、おたからサーチから手札を消費できるようにしたり、少ないリソースを回収できるため相性はなかなかのものです。

    デッキにはいっているポケモン全てが無色のため、<Uナギ>でなんでももってくることができます。

    Cハーデリア>、<Rヤレユータン>は手札補充に繋がるため、<Uナギ>が序盤から終盤までとにかく強いです。

    ナギが使いたかったんです。ええ。

    このデッキの使い方
    ドローできるサポートが極端に少ないため、まずは<Rヤレユータン>を探しにいきます。
    Rヤレユータン>本体3枚、<TDハイパーボール>4枚、<Uネストボール>1枚、<Uナギ>2枚の計10枚が確定で<Rヤレユータン>にアクセスできます。
    ない場合は<Uトレーナーズポスト>や<Uダートじてんしゃ>、<UN>、<Uククイ博士>などから探しましょう。
    Rヤレユータン>さえ引ければ手札に関してはだいたいなんとかなります。
    2体以上<Rヤレユータン>を出せるとドローが安定してきます。
    サポートにたどり着けないことはありますが、展開とエネルギーにさわれていれば問題ありません。

    相手にもよりますが<Cヨーテリー>スタートだった場合は、かわいそうではありますが後ろから育てましょう。<Rヤレユータン>スタートの場合は<Rヤレユータン>にエネルギーを貼っていくのもありです。
    1番大事なのはエネルギーを無駄にしないこと。エネルギーが少なく、加速手段もほぼないため、とりあえずで貼ってしまうと攻撃できなくなってしまいます。

    その次に大事なのは<Cハーデリア>を進化させるタイミングです。
    おたからサーチする必要がないのに、進化させてしまうのはとてももったいないです。<-改造ハンマー(キラ)>や<Uペンキローラー>、<Uびっくりメガホン>などを適切なタイミングで掘り起こしましょう。

    ムーランドはどちらもシンプルですが、<TDダブル無色エネルギー>がしっかり貼れればいいアタッカーとなります。相手がEXの場合はXY1の<Uムーランド>、非EXの場合はSM1<Uムーランド>をメインに戦わせましょう。

    非EX、GXがアタッカーのため案外粘り強く戦うことができます。


    なお、炎エネルギーが4枚はいっていますが炎である必要は特にありません。
    相手が<-灼熱の大地>を使ってきた場合スタジアムを利用できることと環境に増えそうな草に対する威嚇が目的です。
    他にフェアリーは<-フェアリーガーデン>、悪は<TDシャドーサークル>を利用できるのでその2色もいいでしょう。
    相手のスタジアムに頼るなんて場面はそうそうないので好きな色で組むというのもいいですね。
    グッズロックとの闘い
    ドローを<Rヤレユータン>のさいはいに頼っているため、グッズロックがキツイです。
    ですが、今の環境でグッズロックは無視するのはなかなか厳しい・・・。
    グッズロックに強い構築にするためには極力グッズに頼らずに展開、攻撃ができるようにするのが基本。具体的にはエネルギー、サポートの枚数を増やすことです。
    しかし上にも書いた通り、ヤレユータンで効率的にさいはいを使うためにはエネルギー、サポートを少なくする必要があります。
    そのためどうしてもグッズロックに弱くなってしまうのです。
    グッズロックに対抗しつつ<Rヤレユータン>を使うためには<Rヤレユータン>はタッチ程度に抑え、ドローサポートを使わないターンの補助として扱うのが、優秀ではないかと思っています。

    実戦経験を経て
    先週末デッキでジムバトルに2回参加し、自分のデッキ同士でフリーマッチを行いました。
    • Rヤレユータン>に寄せた構築にしたためドローで困ることはありませんでした。
      アタッカーをたねポケモンにすればよりスペースが空くため、妨害しつつ<Rヤレユータン>でドローして攻めるようなデッキは組めそうだなと感じました。

    • 構築段階と予想が外れたのはヤレユータンの攻撃性能。
      思ったよりもかなり高かったです。<RRガマゲロゲEX>と対面し手札が消費できずつらかったのですが、サイコキネシス2発で<RRガマゲロゲEX>を倒しグッズロックを解除してくれました。
      もっともさいはいが使えなければ、エネルギーにさわれないデッキですので、そのときはラッキーだったと思いますが。
      他の対戦でも2ターン目からガンガン負荷をかけていくこともあり、<Rヤレユータン>にエネルギーを貼る動きは強いと反省しました。

    • Uナギ>、<Cハーデリア>の動きがとにかく楽しいです。
      そこからさらにさいはいでドローできるので「気持ちいいー!」ってなります。このデッキ一番の特徴はまわす楽しさですね!

    • やはりグッズロックはつらい。
      今回は思い切ってさいはいに寄せたため、グッズロックがぶっ刺さります。対処手段もしっかりとエネルギーを引いて攻撃するくらいしかないため、なかなか突破できません。<RRケンタロスGX>の他に<TDダブル無色エネルギー>1枚で攻撃できる<RRルギアEX>などもいれば少しはマシかもしれませんが、構築の根本を変えなければ解決しないでしょう。
    とはいえ<Rヤレユータン>の特性は非常に可能性に溢れています。 反省的なデッキレシピとなりましたが、まわしていてとても楽しいデッキです!そこは保証します!

    サポートを使わずにドローできれば、事故率が減るだけでなく<Uフラダリ>や<Uクセロシキ>を積極的に使っていくことができます。 たねで出せて、それなりの攻撃性能のあるポケモンですので<Rヤレユータン>はもっと研究する価値のあるカードだと思います。

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