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デッキ紹介「イシヘンジンVMAX」【もっさ】

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    by もっさ

    デッキ紹介「イシヘンジンVMAX」【もっさ】
    ごきげんよう、もっさ(@Mawssa2000)です。
    今回は、新弾で登場したエイチ湖を使用した「イシヘンジンVMAX」デッキを紹介します。

    デッキレシピ
    イシヘンジンVMAX
    プレイヤー:もっさ
    ポケモン
    3
    サポート
    12
    スタジアム
    4

    デッキコンセプト
    新登場の<エイチ湖>によって、益々硬くなった<イシヘンジンVMAX>でひたすら耐久しまくるデッキです。
    最終的に「ダイロック」でサイドを取り切る事を目指しますが、時には相手の山札が無くなって勝利することもあります。

    エイチ湖について
    このカードの強みは単純に<ストーン闘エネルギー><フルフェイスガード>と合わせて<イシヘンジンVMAX>の耐久を上げれることです。
    大きなおまもり>などHPを底上げするカードとは異なり、攻撃される度に-20されるので、例えば3回攻撃されたら実質-60したことになります。何度も攻撃を受ける前提であれば、こうしたカードがより生きてきます。
    アルセウスVSTAR>や<オリジンパルキアVSTAR>に2回の攻撃で落とされないようにこれらのカードを使って対策していきます。

    その代わりに今までのイシヘンジンVMAXデッキで採用されていた<トレーニングコート>の枚数を減らしている為、他を削って<エネルギー回収>の枠を作っています。
    このデッキは「ストーンギフト」をプレイできるか否かが生命線であることから、トレーニングコートが安定感にとても影響していることは言うまでもありません。よって相手の<マリィ>などに対する耐性がやや下がるといえます。
    とはいえ、元々<頂への雪道>を多く採用し、トレーニングコートが薄いデッキも元々あったので、特別問題があるわけではないでしょう。

    デッキのキーカードについて
    1.ストーン闘エネルギー
    このデッキは<イシヘンジンVMAX>に最終的にこのカードが何枚ついているかどうかが肝になってきます。
    手貼りの際に基本闘エネルギーを付けるか、<ストーン闘エネルギー>を付けれるか、これで20ダメージ変わります。<エイチ湖>の所でも触れたように、一見微々たる影響にも思えますが、これが最終的にはストーン闘エネルギー1枚で累計-200ダメージしている、なんていうことはよくあることです。
    サイド落ち等も確認しておくとよいでしょうし、もし枠があれば<シャクヤ>などを採用し、回復札と共にサイドから回収できると面白いと思います。

    2.当たりつきアイス
    あまいミツ>というグッズが登場しました。しかし、このデッキにおいては<当たりつきアイス>の方が価値が高いと言えます。理由は単純で、確定で20回復することができるからです。
    前述した通り、<アルセウスVSTAR>や<パルキアVSTAR>といった中打点のワザを打つポケモンに対して、ダメージ軽減要素+「ストーンギフト」の120回復で回復しきることで、「受けきる」ことができます。
    そこで回復できなかった数十ダメージが<イシヘンジンVMAX>に蓄積されていくわけです。よって、20回復できるかできないかはとても大きな違いを生みます。また、表が出た場合「使わない」選択ができる点も良いでしょう。

    3.クラッシュハンマー
    このカードがなぜ採用されているのかと思われる方もいると思いますし、採用理由を明確に知らずに使っている方が多いのではないかと思います。
    他のデッキでも応用の効く理由なのですが、これは<ミュウVMAX>デッキに投入されている<メロエッタ>の「メロディアスエコー」の最大ダメージを下げるために採用しています。いくら硬い<イシヘンジンVMAX>でも280ダメージ+αが飛んできてしまうと耐えきることが出来ません。
    しかし、4枚の<クラッシュハンマー>を用いて、1枚でも<フュージョンエネルギー>を割ることができれば、相手は210ダメージしか出ません。もう一枚割れれば、「テクノバスター」を選択してくれることもありえます。「テクノバスター」を選択した場合、相手は基本入れ替え札が必要になりますね。
    やってみるとわかりますが、「テクノバスター」であれば、「ダイミラクル」を打つ方がダメージが入るくらいにはなりますので、耐えやすいです。

    ミュウ対面をあまり意識しない場合は、この枠を安定感を上げる札や、回復札にすることでアルセウス系統のデッキや<オリジンパルキアVSTAR>に対する勝率は上がります。
    特に、<ツールスクラッパー>は現環境で、<こだわりベルト>を割るために必要になってくるのですが、<イシヘンジンVMAX>というデッキは好きな時にツールスクラッパーを打てる器用さはないので、採用する場合は複数枚採用するとよいでしょう。

    今回はシンプルに組んだので枠が捻出できていませんが、慣れてくると細かいチューニング(<ポケモンセンターのお姉さん>、<ポプラ>など。)が楽しいデッキでもあるので色々いじってみてください。
    どこを重く見るかによって大きくデッキの構築が変わるデッキでもあります。

    デッキの回し方について
    とても簡単です。序盤は「ストーンギフト」を使ってひたすら相手の攻撃を耐えます。
    最初はきついですが、徐々に<ストーン闘エネルギー>や<フルフェイスガード>が付くことによって、ダメージの軽減量が増えるため、だんだんと楽になっていきます。
    そしてエネルギーが沢山<イシヘンジンVMAX>に付いて要塞化したところで回復札を使い、「ダイロック」で攻撃を開始します。
    その際、最終的には<ツツジ>が飛んでくることがほとんどなので、ツツジケアのために<ザクロ>で手札の余分な<ぐんぐんシェイク>などをトラッシュに落としておいて、不要なカードを山札に戻さないようにしましょう。
    また、<イシヘンジンVMAX>は200ダメージしか出せないので基本2パンでサイドを取りますが、ザクロがあればポケモンVをワンパン出来たり、<オドリドリ>ありの<ミュウVMAX>を2パン出来ます。

    イシヘンジンV>を多投すればやや選択肢が広がりますが、今回の構築は簡単にイシヘンジンV1枚にしました。
    私はイシヘンジンV2枚、VMAX3枚でプレイしていますが、結局はザクロのトラッシュ対象になることが多く、悩んでいる所でもあります。

    現環境でこのような相手の攻撃を耐えきるデッキはなかなか無いので是非使ってみてください。
    パーツも比較的集めやすいでしょうし、普段使用しないサポートを使うチャンスでもあります。

新弾レビュー「ダークファンタズマ」【もっさ】

    posted

    by もっさ

    新弾レビュー「ダークファンタズマ」【もっさ】
    こんにちは!遊々亭ポケモンカード担当です!

    5/13に発売した拡張パック「ダークファンタズマ」についてBloggerの方々に簡単な質問をしてみました!!
    今回はもっささんです!

    「ダークファンタズマ」で注目のカードを教えてください。
    (1)ヒスイヌメルゴン
    2進化のポケモンではありますが、特性が強力です。
    ストレートに考えれば、最近はあまり見かけていなかった<ザシアンV>との組み合わせがシンプルでよさそうですが、基本エネルギーに限定している訳ではないので、<フュージョンエネルギー>を用いた<ミュウVMAX>デッキや、オーロラエネルギーを採用するデッキについても使えないことはありません。
    ただし、繰り返しになりますが、2進化ポケモンなので構築難易度は非常に高いといえます。
    ドリームボール>の活用も視野に入れると良いでしょう。

    (2)ジバコイルVSTAR
    現環境の半分以上のデッキで採用されているといっても過言ではないのが、<メッソン>-<ジメレオン>-<インテレオン>の【うらこうさく】ラインになります。
    ジバコイルV>を含め、これらに対して強く出ることができます。圧倒的シェア率を誇る<オリジンパルキアVSTAR>に対してもタイプで有利を取れそうです。
    しかし、こちらもエネルギーの加速手段である例えば<モココ>といったポケモンの用意であったり、<ミュウVMAX>を相手にしたときのプランなど、実際に大型大会等に持ち込むにはややハードルの高いポケモンであるといえます。
    また、弱点を付けないマッチでは小刻みな攻撃を器用に使いこなす必要があるので、プレイ難易度もとても高そうです。各プレイヤーの工夫に期待です。

    (3)野盗三姉妹
    CL横浜においても配信卓で<アイアント>を用いた相手の山札を削り切るデッキが活躍していました。このカードはこういった山札を削り切るデッキで大変悪さをすることが考えられます。
    グッズしか落とすことができませんが、<ポケモンいれかえ>や<あなぬけのヒモ>を落とすことができれば、後々ポケモンGOとのコラボで発売されるパックで登場する「カビゴン」と合わせて、とんでもない悪さをすることができるでしょう。

    (4)エイチ湖 / かがやくサーナイト
    今弾では、自分のポケモンの耐久を上げることのできるカードが複数登場しました。火力がインフレすれば、HP・耐久の方もインフレしていくわけですね。
    様々なデッキに採用することができるので、上手に使うことができれば、後攻でお互いVSTARを倒せるダメージを出せるメインアタッカーであっても、自分だけ耐えて相手だけ倒して優位に立つことができるかもしれません。
    また、ダメージ軽減系のカードは<大きなおまもり>や<ヒート炎エネルギー>といったそもそものHPを底上げするカードよりも優秀な点があります。
    それは、当然複数回攻撃されるたびにダメージ軽減を挟めることもありますが、後者のHPを底上げするものは、そのカードがトラッシュされる際にポケモンが気絶してしまうことがあります。
    昨今では<ツールスクラッパー>の採用は多く見られます。290ダメージをくらっても耐えた<アルセウスVSTAR>も大きなおまもりが無くなると気絶してしまいますので、そういった点でもダメージ軽減は優秀です。

    「ダークファンタズマ」の発売によって、評価が上がった過去弾のカードはありますか?
    (1)イシヘンジンVMAX
    エイチ湖>の登場で更に硬く強くなりました。<オリジンパルキアVSTAR>や<アルセウスVSTAR>を受けきれる硬さを誇ります。
    新しく登場した<ヌメルゴンVSTAR>も含めて、1匹のポケモンで耐えきり複数のサイドをもぎ取るタイプのデッキは増えるでしょう。耐久系のデッキは、自身のやることが簡単な割に、相手が考えることが多いデッキが多いです。何回戦もある大会には慣れると向いているかもしれません。

    (2)ディアンシー
    ベンチに帰るワザを持っている<ヒスイゾロアークV>は特に相性が良いです。
    新弾が登場してますますVSTAR対VSTARのマッチが増えると思いますが、このカードがあることで、後攻であっても「先に2枚のサイドを取られる」ことが減り、先攻が強いと言われる事が多い現環境のVSTAR対決をひっくり返すチャンスを作りやすいです。1→2とサイドを取ってくれればこちらが先に<ツツジ>も打てます。

    (3)ガラルマタドガス【かがくへんかガス】
    【うらこうさく】を筆頭にとにかく特性を使う時代なので、特性を消せる【かがくへんかガス】が非常に強力です。
    新弾で登場した<ヒスイゾロアークVSTAR>に関しても、<ボスの指令>を多投し<ビーダル>の特性【はたらくまえば】とVSTARパワーの特性【ファントムスター】で縦引きしまくるデッキがスタンダードになりそうなので、【かがくへんかガス】が刺さりそうです。
    ヒスイヌメルゴンVSTAR>に対してはワザのダメージは通りづらいですが、どくは着実にHPを蝕みます。
    色々なデッキに刺さるカードなので、これからの環境で大きく鍵を握ってくると思っています。

    「ダークファンタズマ」の登場により、どのように環境が変化すると思いますか?
    環境が大きく変化することはあまりないと思います。
    ミュウVMAX>はパワーが高いですし、<オリジンパルキアVSTAR>もまだまだ構築が煮詰まりそうな予感がしています。
    ただ、特にオリジンパルキアVSTARを意識して、「ベンチを絞っても戦える」デッキが増加すると思います。
    例えば、<アルセウスVSTAR>を使用したデッキです。アルセウスVSTARは特性【スターバース】で欲しいカードを持ってこれる上、ワザでアタッカーにエネルギーを加速できます。単純に言えばベンチ1枠でもどうにかなるわけです。
    そうすれば、オリジンパルキアVSTARにアタッカーが一撃で落とされることは減るでしょう。アルセウスVSTARとの組み合わせの例を挙げれば、<オリジンディアルガVSTAR>、<ジュラルドンVMAX>、<ヒスイヌメルゴンVSTAR>、<カプ・コケコVMAX>などが挙げられるでしょう。
    ただ、これらのデッキはどうもミュウVMAXに対しては、当然【うらこうさく】等が無い分柔軟性は損なわれるので、勢いに押し負けることも多くなります。そのあたりの塩梅がこれからも各プレイヤーの悩みの種となるのではないかと思います。

    最後に「ダークファンタズマ」に収録されているカードで一番好きなカードを教えてください。
    アゲハントです。
    特性【アゲアゲストロー】は、まず名前が面白いですし、私が初めてポケモンカードのパックを購入した際に出てきた<シェイミEX>と近しい特性の為、愛着がわきます。
    現環境では、草タイプのポケモンがあまり躍動できていない印象です。二種のザルードVや<ナタネの活気>、<ターフスタジアム>など、魅力的なカードは沢山あるのですが、なかなか生かせていないのが現状です。苦手な炎タイプのデッキが<オリジンパルキアVSTAR>が猛威を振るう中でなかなか活躍できていない今、草タイプのポケモンを使えないかと考える毎日です。

    もっささん、ありがとうございました!

    シングル (3).jpg
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第9回 あなたにストーンギフト!「大会レポート(5) サンダースVMAX」

    posted

    by もっさ

    第9回 あなたにストーンギフト!「大会レポート(5)サンダースVMAX」
    はじめに
    ごきげんよう、もっさ(@Mawssa2000)です。

    今回も少し前の話になってしまいますが、80人規模の海外大会に出場し、準優勝だった時のデッキ紹介&大会レポートです。
    使用デッキは日本では見かける頻度が低い<サンダースVMAX>のデッキでした。海外大会ではそこそこ見かける上、上位入賞も頻繁に確認されています。
    今回使用した理由の一つはこの日本ではほぼ見ない「サンダースVMAX」のデッキがなぜ海外環境では勝てているのか疑問に思ったことが挙げられます。
    サンダースVMAX>の弱みはわかりやすく、まずはHP300というVMAXにしては低いHPと闘弱点です。
    マナフィ>の処理については、もともと<インテレオン【クイックシューター】>+<ガラルジグザグマ>を採用しているデッキなので比較的倒しやすく、<エレメンタルバッジ>を付ければエネルギー一つで攻撃できるので、<ボスの指令>でマナフィを倒した次のターンに<モミ>を使っても再度攻撃しやすいです。よって1枚であればさほど問題ないと考えていますが、マナフィを使い回すデッキ相手は少々きついでしょう。

    デッキリスト
    サンダースVMAX
    ポケモン
    20
    サポート
    9
    スタジアム
    4

    サンダースVMAX>の強みの一つが、やる事がシンプル故の構築の丸さです。
    何かを追加で入れるためにボールを削ったり、サポートを削ったりというストレスを感じたことがありません。海外大会で使用されるサンダースVMAXのデッキは57、8枚が大体同じと言えるでしょう。
    差異が出やすい部分としては、<ボスの指令>・<モミ>などの枚数が挙げられます。個人的には<回収ネット>に関しては3枚あっても良いかなと思っています。
    海外環境では<ツツジ>が使えないので今回は採用していませんが、日本環境で使うのであればツツジを採用すると良いでしょう。

    また、こうした必要最低限のカードが少ないことにより、<頂への雪道>を厚く採用できる点がこのデッキの大きな強みと言えますし、<スピード雷エネルギー>もあるので、スタジアムを張り替えながら<マリィ>をプレイしやすいデッキになります。

    マッチアップ
    今回は80人規模大会の方を振り返っていきます。

    予選
    1戦目 れんげきウーラオスVMAX 後攻×
    2戦目 アルセウスVSTAR+インテレオン(マナフィあり) 後攻◯
    3戦目 れんげきテンタクル(マナフィあり) 先攻◯
    4戦目 アルセウスVSTAR+ジュラルドンVMAX 後攻×
    5戦目 れんげきテンタクル(マナフィあり) 先攻◯
    6戦目 れんげきウーラオスVMAX 後攻◯
    7戦目 れんげきインテレオンVMAX(マナフィあり) 後攻◯

    決勝トナメ
    1戦目 アルセウスVSTAR+ジュラルドンVMAX 後攻◯
    2戦目 ミュウVMAX 後攻◯
    3戦目 れんげきウーラオスVMAX 後攻◯
    4戦目 白馬バドレックスVMAX(マナフィあり) 後攻×

    まずこのマッチングから分かる事として、<マナフィ>があってもそこそこの試合で勝利できていることが挙げられます。
    当然楽勝ではないですが、やはり<ガラルジグザグマ>が良い仕事をしてくれます。

    また、先攻有利といわれる現環境で後攻の試合が多かったのですが、その中でそこそこの成績を残せています。これは、多めに投入している<頂への雪道>・<マリィ>・<うねりの扇>が大きく作用した結果となります。

    対戦レポート
    今回は決勝トナメ1回戦目のいわゆるアルセウスジュラルドンデッキとの対戦を振り返って行こうと思います。
    このデッキも<アルセウスVSTAR>でエネルギーを<ジュラルドンVMAX>に加速し、あとは攻撃しまくるだけというやることの簡単さは<サンダースVMAX>に似ています。
    個人的にこのマッチはアルセウスジュラルドン側が微有利だと考えています。というのも、アルセウスジュラルドンというデッキは当然<メッソン>や<ビーダル>といったシステムポケモンへの依存がないので、小刻みにサイドを取れる対象がいないことに加え、<結晶の洞窟>や<すごいきずぐすり>、<大きなおまもり>による耐久力、<スピード雷エネルギー>のついたポケモンではワザが通らないなどの要素があるからです。
    そして、せっかくベンチにダメージを与えることができるデッキにも関わらず最終的にはジュラルドンVMAX単騎との対決になることが増えてしまいます。単純計算でジュラルドンVMAXが4回攻撃をすれば、サンダースVMAXを2体処理できてしまいます。一方で、サンダースVMAX側は、1回でも大きな回復を相手に挟まれれば4回以上の攻撃が必要になってしまいます。
    こうした単騎高耐久のデッキに対して無力のイメージが強いのがサンダースVMAXです。しかし、実はこうした相手にもプランは残されていて、このプランを用いることで稀に弱点をつかれ高耐久である<イシヘンジンVMAX>にも勝利できています。

    そのプランとは<サンダースV>の活用です。3-2-3というサイドプラン上の要素もありますが、攻撃対象が1匹であれば確率上サンダースVMAXのワザ「ダイジンライ」よりサンダースVのワザ「ミサイルばり」で攻撃した方が高いダメージを与えることができます。
    今回の試合でも、<アルセウスV>の<ダブルターボエネルギー>を後手1で<うねりの扇>で戻しつつ、<マリィ>をプレイしたことから相手のエネルギーテンポが遅れました。
    それによって単騎のジュラルドンVMAXが攻撃するまでに1ターン猶予がありました。その際に前にいたVMAXから後ろのVにスイッチし、「ミサイルばり」を打っておいたおかげで回復されてもきっちり4回以内の攻撃で倒すことに成功しました。

    おわりに
    いかがだったでしょうか。
    今回は日本ではあまり使用されていない、<サンダースVMAX>についてのレポートでした。
    今後の日本のスタンダード環境で重要になってくることの一つに、<ツツジ>をピンチの時に打つことができるか、という点が挙げられます。
    【うらこうさく】を使用することもその要求を満たす一つの解決法にはなりますが、【うらこうさく】を使えるだけではまだツツジを上手く打てるわけではないことは皆さんも常日頃苦悩していることではないでしょうか。
    その中で、サンダースVMAXは攻撃するための要求が少なく、上記の通りデッキも丸く作ることができるので、<頂への雪道>とツツジを出しながら、「ダイジンライ」で相手の盤面をダメカンだらけにすることで耐久の低さというデメリットを吹き飛ばせるポテンシャルを持っているように思えます。

    他の【うらこうさく】デッキに比べて枠が創出しやすいと思うので、是非試してみてください。それでは。

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