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販売ランキング「ウルトラサン・ウルトラムーン」編

    posted

    by -遊々亭- ポケモンカード担当

    こんにちは、遊々亭@ポケモンカード担当です!

    今回は12月に発売した最新弾「ウルトラサン」「ウルトラムーン」でよく売れたカードをランキング形式でまとめてみました!
    それではどうぞ!

    販売ランキングTOP3
    第3位
    PRアカギ◇

    このカードは、自分のバトル場に水または鋼ポケモンがいなければ使えない。

    相手は相手自身のベンチポケモンが2匹になるまで、ポケモンとついているすべてのカードを、山札にもどして切る。

    第3位はSM5から登場した新ギミック「プリズムスター」の<PRアカギ◇>!
    デッキに1枚しか投入できず、再利用も出来ないものの相手のベンチを強制的に2匹まで減らせます。
    2進化中心のデッキや<ゾロアークGX>+<ルガルガンGX>などのベンチに出来るだけポケモンを並べたいデッキ、<ダストダス><アローラベトベトン>などのベンチに置いておきたいポケモンを投入しているデッキには刺さりそうです!

    第2位
    Rシロナ

    自分の手札をすべて山札にもどして切る。その後、山札を6枚引く。

    第2位は「スターターセット伝説 ソルガレオGX ルナアーラGX」に先行収録されていた<TDシロナ>が前回から引き続きランクイン!
    元々使いやすいドローサポートでしたが、「ウルトラムーン」にてシロナを使う事でワザのダメージが増える<ガブリアス>、そのガブリアスが場にいると1ターンに1度デッキからカードをサーチ出来る<ルカリオ>が収録され更に需要が増加しましたね!

    第1位
    RRグレイシアGX

    【特性】いてつくひとみ
    このポケモンがバトル場にいるかぎり、相手の場・手札・トラッシュにある「ポケモンGX・EX」の特性(「いてつくひとみ」をのぞく)は、すべてなくなる。

    水無無 フロストバレット 90
    相手のベンチポケモン1匹にも、30ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]

    水無無 ポーラースピアGX 50×
    相手のバトルポケモンにのっているダメカンの数×50ダメージ。[対戦中、自分はGXワザを1回しか使えない。]

    今回の1位は新しいイーブイズのGXポケモン<RRグレイシアGX>でした!
    注目すべきは特性の「いてつくひとみ」!
    カプ・テテフGX><シェイミEX><ゾロアークGX><ルガルガンGX>など強力なポケモンの特性を一方的に封じる事が出来ます!<イーブイ>の特性「エナジーしんか」に対応しているため、1進化ながら1ターン目から発動出来るのも大きな強みです。
    発売直後に行われた「第3回 ポケモン竜王戦 ラストチャレンジ」でも早速結果を残していましたね。

    今回の販売ランキングは以上になります。

    では( ̄ー ̄)ノ


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買取強化カード紹介!!(12/19)

Kouの「ぼうけんノート」第四回

    posted

    by Kou

    この「ぼうけんノート」は、僕がポケモンカードを始めた頃の出来事をノンフィクションで書いています。 過去の記事はこちらからよろしくお願いします。


    勝利のリング

    2004年の春。この年の春休みは「バトルロード☆スプリング」という公式大会が開催されました。
    2003年の春にも公式大会は有ったらしいのですが、僕は赤点に囲まれた追試生活を送っていたので、参加することは出来ませんでした。
    この年の高校二年生の三学期の僕は、ポケモンカードのお陰様で、期末テストの赤点は二教科で収まっていたので、追試も余裕でしたw
    最悪、二教科とも追試失敗しても進級できるから、今年の春はポケカに集中出来るぜ!

    「バトルロード」と名前を聞くと、半年前に予選落ちして、ポケモンカードに通じての目標を得た大会「バトルロード☆サマー」を思い出しました。
    僕は今度こそ...今度こそ「勝利のオーブ」を手に入れたい。そう強く思いました。
    思うだけじゃ強くなれない。だからこそ練習!練習!!練習!!勉強。

    でもさ、「バトルロード☆スプリング」の大会概要をしっかり読み込んでみたら...
    予選 ハーフデッキ(30枚デッキ)を使った連勝記録を競う。上位8人が決勝トーナメントへ進む。
    決勝 スタンダードデッキ(60枚デッキ)を使ったトーナメント。

    上位賞 「勝利のリング」
    勝利のリング.jpg

    リングってなんだよ??知らねえカードだ。
    たぶんオーブの親戚か色違いかなんかだろう。でも「勝利の」シリーズのカードだ。勿論欲しい。
    リングを手に入れるためには、ハーフでの連勝記録で8人以内に入り、スタンダードで1回勝てばいい。

    この頃の僕は、地元ではかなりブイブイ言わせていたポケモントレーナーでした。
    PCNジムの中坊どもをなぎ倒し、各地の小学生どもをひれ伏させるには十分な実力を持った「町内一強い」ポケモントレーナーでした。
    そりゃそこそこ自信はありました。一年中ポケモンカードに夢中で、それ中心の生活を送ってきた僕は、
    「俺とレックウザに勝てるやつなどいない」と思ってしまう位には経験を積んでいましたし、練習もしてきました。

    ...ただし。それはハーフに限る。

    ポケモンカードを始めて一年、僕はこれまで一度もスタンダードデッキでの対戦経験がありませんでした。

    いや、コレは言い訳させてください。 当時の「ポケモンカードADV」シリーズのスターター商品は、ハーフデッキしかありませんでした。
    「アチャモ」「キモリ」「ミズゴロウ」「フライゴン」「ボーマンダ」「メタグロス」「映画のジラーチ」
    これらは全部ハーフデッキでの販売でした。一個千円。

    これらに入っているサポートの種類と枚数は非常に少なく、これを何個か買って合体させても、とても60枚のデッキを作れるような状態にはなりませんでした。
    唯一の例外は「マグマ団」「アクア団」の対戦スターターです。これは非常に強力なデザイナーズデッキではあるのですが...
    同時期に発売した拡張パックに「バシャーモex」が入っていたので、スターター4つ買うかバシャーモ引くかだったら...バシャーモ買いますよ。どちらかしか選べないのなら。
    正確に言えば、「マグマ団」の強さが世界に知れ渡るのは2004年の夏の事なのですが...

    兎に角。強力なサポートは殆ど「ポケモンカードe」シリーズに入っていたので、それらは入手すること自体が難しく、思うように回るデッキを作ることなど高校生のバイト代では不可能に近かったです。
    そんな状況は僕だけではなく、僕の仲間たちもADVから始めた奴らが殆どでしたので、そもそも誰もスタンダードデッキなんて持っていなかったです。
    だからそもそも対戦が成立しない。対戦出来ないものを練習する位ならハーフの練習します。
    しかも、店舗大会自体もハーフでの大会がメインのようで、8対2の割合でハーフ大会が開催されていました。
    本当だよ。今じゃ信じられないけど、スタンダードは「始める事自体が修羅」って感じでした。

    しかし...予選を突破しても、どうにか1回はスタンダードで勝たないといけない...
    前回のバトルロード☆サマーでは、彼女とのデッキを使った「マッスルドッキング」作戦を考えていったけれど...
    結果はテリーマンにダメージを与えただけでした。
    さて...今回の作戦は...

    バシャレックハーフ

    バトルロード☆スプリング当日、気性が先行し過ぎている僕は、当然のように始発で会場に向かいました。
    だってさ、僕は「勝利のオーブ」を手に入れるために一年修行を続けていたんだぜ?...いや、今日のは「リング」だけどさ。
    最初っから最後までハーフで負けず、スタンダードで無理矢理勝って、夢を手に入れるんだ。
    そんな日に、ちんたら会場入り何て考えられないね。
    ...でも不思議なんだ。僕は始発で来たはずなのに、僕より前にもう何人もいるんだ。彼らはどうやって来たのだろう?

    開場まで2時間待ち、無事初卓に着くことが出来ました。
    この時点で既にテンションがやばい。絶対に負けたくない。負けられないんだ!

    そして予選開始!

    連勝記録を競うってシステムは、振り返って考えてみると...正直言って「クソゲー」だと思います。
    対戦相手とのコミニュケーションよりも、対戦をいかにスムーズに終わらせるかに特化しなくてはいけない「ルール」が、フェアプレーを阻害していると思います。
    当時の僕も、ポケモンカードをプレイしているというより「わんこそばの早食い大会」に参加しているかのような感覚で、対戦相手をなぎ倒していたと思います。
    握手もしないで、「お願いします」→「ありがとうございました」→「次!早く!」って感じで。
    うーん。当時は気にもしなかったけど、振り返ると酷いな。連勝記録を競う形式は生涯二度とやりたくないね。

    立ち上がりよく順調に勝ち進んでいきましたが、入れ込み過ぎた僕は、7連勝目で負ける。
    開始一時間半を無駄にしてしまう。...焦る。焦る。焦る。
    飲み物も飲まず、挨拶もせず、走って並びなおす。呼吸をするのも忘れる位焦っている。

    30分かけて並びなおし、すぐに連勝モードに戻す。
    「次」「次!」「次!!」
    恥も外聞もすべてがどうでもいい。今は「目の前の相手を素早く倒す」事のみ集中する。

    体力のほとんどを使い果たし、ハーフの予選を終了する。
    この日、必死に戦うことの大切さを学んだけれど、同時に何か引き返せなくなる一線を越えてしまったと思う。
    僕の結果は「15連勝」
    連勝数の多い順番から読み上げられていく。
    「30連勝」→「28連勝」と、異次元の数字が読み上げられていく。
    気が遠くなりそうだった。そいつらは初卓から一度も負けることなく勝ち続けたってことだろ?本当に同じ人間かよ...
    7人目の連勝数は「18連勝」
    頼むよ。俺も「そっちの世界」に行きたいんだよ。振り返らずに戦い続けたじゃないか。ポケカの神がいるのなら、俺を決勝トーナメントに参加させろよ。
    8人目の連勝数が読み上げられる。

    「15連勝」ツルタ選手!

    俺だ!俺のことだ!!
    15連勝のツルタが他にいるわけないのに、自分の存在をアピールしまくった。俺はここにいるぞ!って感じで.

    休む間も無く、決勝トーナメントの説明を受ける。

    そうだ、これから僕は人生初のスタンダードでの対戦をするんだ。
    そう考えたら、どうにかこうにか何とかして無理やりにでも勝ちたくなりました。

    カメックスex

    僕は父親の実家に有った「キン肉マン」を、遊びに行くたびに、よく読んでました。
    その中の話「7人の悪魔超人編」で、自分より遥かに強い敵に挑むときの対処法があったので、今回はその作戦で行きました。

    100万パワーのウォーズマンは、自分より10倍の1000万パワーを持つバッファローマンと戦う時。 いつもの2倍のベアークロー を付けて、いつもの2倍のジャンプをして、いつもの3倍の回転を加えて、1200万パワーの光の矢になって突撃しました。

    僕も(割と本気で)ウォーズマンを参考にして、決勝トーナメントを勝ち進もうとしました。

    それは

    いつものハーフデッキを2個用意して60枚にして、いつもの倍の厚みのスリーブを付けて、いつもの3倍のシャッフルをする作戦です。

    これで僕の超人強度も1200万パワーだ!敵と同等か、それ以上の力を今の俺なら出せる!
    仲間のカードを借りて、2倍のハーフデッキなら、普段通りのハーフのように回せるはずだ。
    それなら練習の成果もいかんなく発揮できるはず。

    決勝に上がった人数も 僕を除けば7人。悪魔超人も7人。運命感じるじゃねえか。さあ、挑もう!!

    ...対戦相手は若い男性。僕とそんなに年も変わらないように見える。高校生かな?さしずめバッファローマンって所か...
    僕は自分の緊張を解くために、バッファローマンと話をしてみる。
    僕「今日は何時に来たんすか?」
    バ「大阪から来て、5時から並んでいます」
    何を言っているのか理解が出来なかったw
    一体どうやったらそんなことが出来るのか、当時の僕には「車で深夜からポケモンカードやりにいく」なんて発想あるわけなかった。
    自分に免許が無いし、車も無いから当然なんだけれど、「遠征」という行為が頭に無かった。考えても師匠に「近場までお願いします 」だ。
    バッファローマンは、それだけポケモンカードを真剣に取り組んでいたんだろう。
    僕は真剣に取り組めていたのか自問自答。

    その結果は、この戦いの後にわかるはずだから...今は挑め!!

    よろしくお願いします!!

    バッファローマンのデッキは「カメックスex+エネコロロ+レアコイル」デッキでした。

    カメックスex.png エネコロロ.png レアコイル.png

    エネコロロでカードを引き、レアコイルでトラッシュのエネルギーを回収し、カメックスexでエネルギーを付けて、レアコイルで戦うデッキでした。

    当時の僕は、そんなデッキの存在知らなかったです。
    デッキのシステムを理解する前に、カードのテキストをいちいち確認しないとわからないレベルの話でした。
    レアコイルのダメージ計算しているうちに、エネコロロで手札を潤沢に増やされて、水エネルギーを沢山付けられました。
    ...本当に訳が分からないうちに負けた。レックウザexが無理矢理レアコイルを倒してサイドを1枚取った返しに、エネコロロで弱点付かれて一撃でレックウザexを倒されたときに、なんていうか...心が折れましたw
    僕は終始「勉強になります」って言っていた気がしますw
    バッファローマンは、僕以上に真剣に「ポケモンカードゲーム」に取り組んでいた。
    だからこそ、僕は負けた。当たり前である。
    ハーフを倍にしたデッキは、ハーフの用に思うように回らず、動きが 悪かったです。
    今考えれば当たり前なんだけど、当時の僕には精一杯だったんだと思う。すべては経験なんだ。そう思った。

    憧れの舞台に無理矢理上がって、ほとんど何も出来ずにボコボコに負けた僕は、急に疲労の限界を迎えたらしく...
    いつもだったら終わった後に「カレーと焼きそばとフランク買って帰ろうぜ」!!とか言うだろうけど、その日の僕は「疲れた帰る」以外のセリフを言えなかったですw

    そして強烈にショックだったのが、バッファローマンが次の試合で負けたことでした。
    想像が付かなかった。僕が全く歯が立たなかった恐ろしいほど強い彼が負けるなんて...
    上には上がいるとはよく言うけれどさ...現実かよ...本 当に...


    今回「決勝進出」という、ひとつの目標を達成出来たのは事実だけれど、上には別の世界が広がっていることを知りました。
    僕は、今の自分では勝つことが出来ないと痛感しました。

    僕には何が足りないんだろう...
    「練習」の一言で収まりきらないほどの決定的で絶望的な差が、トッププレイヤーとの間には開いている気がしました。

    大会の最後には、「バトルロード☆サマー2004」の大会告知がありました。
    あと4ヶ月。あと4ヶ月。あと4ヶ月しかない。
    トッププレイヤーとの差を埋まるために...僕は僕に出来る事を真剣に考えました。
    焦っても仕方ないけど...焦る。出来る事をすべてやったとしても 、ダメなんじゃないのか?
    そんな気にもなる位の差を感じたけれど、毎日ひとつずつ積み重ねていくしか僕には出来ない。

    さあ、今度こそ「勝利のオーブ」を取るために、またイチからの気持ちで頑張って行こう!

    ...しかし...僕は...心の奥で引っかかる、バトルロード☆スプリングで感じた絶望の正体から目をそらしていた。

    ...レックウザex。僕の切り札、僕の魂のカード。全く通用しなかった...
    もしかして...レックウザexはもう限界なのでは...??



    次回はバトルロード☆サマー2004編です。

    ぼうけんノート。何とか月1更新出来る様にしますので、どうかよろしくお願いします。

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