「ハイランダー構築で遊ぼう」
今回は2月から始まるテイマーバトルEXの構築ルールであるハイランダー構築について考えていきたいと思います。
ハイランダー環境とは
まずハイランダー環境の特徴を捉えましょう。普段の環境と違うのは各カードを1枚しか入れられない事。
それはつまり特定のキーカードに依存した構築ができないと言う事です。
例えばSoC、ルガモンやソルガルモンは2種目がいるかも知れませんが<瑛士>が1枚しかいません。
サーチを増やしたらどうか?<トレーニング>も<ウッコモン>も<アナログ>も<九狼城>も1枚ずつしか入りません。
普段サーチ12枚とか入れてる事を思えば全然足りません。
例えば<マグナモンX抗体>、ブイモンもマグナモンもアーマー体もそれなりにいますね。
でもマグナモンX抗体は1枚しかいないので多分そのデッキはマグナモンX抗体ではなくアーマーアグロです。
アーマーアグロ
メインデッキ
計50枚
試しに組んでみたけどこれはこれで強いかもしれない。
とにかく言いたい事は特定のカードに依存するデッキは組みにくいという事です。
逆に組みやすいのはシナジーより個々のカードパワーを重視したグッドスタッフや青の進化元破棄や紫の手札破棄など緩いシナジーで纏めたデッキ。
あとは例外としてカードが多すぎるため組めてしまうグレイモンです。
人気的な意味で多分多いと思うのでこのグレイモンを基準に環境を考えましょう。
グレイモン
メインデッキ
計50枚
このデッキを見てわかるのは普段のグレイモンの特徴と思われる部分がかなり薄くなっているという事です。
グレイモンの特徴と言えばサーチが充実した優秀な土台と、型によって色々ですが多くの場合共通するのは高いDPと耐性、あとはアクティブアタックや突進もあるでしょうか。
しかしこのリストではDPは高そうですが耐性は薄いですね。突進など言わずもがな。
普段複数積み前提のグレイモンXや突進持ちが一枚ずつしかないためです。
この様に普段ある前提の強みが期待できない事が多い、乱暴に言えば普段よりデッキが弱いのです。
弱いデッキに対して常にワンチャンあるデッキがあります。アグロデッキです。
アグロデッキ
メインデッキ
計50枚
アグロデッキの強みはデッキの安定感と特定の対策が無いデッキに対してイージーウィンが狙える点です。
特定の対策とはコスト効率の良い進化時除去やリカバリーですが、それが無いデッキはアグロに勝つのは難しいでしょう。
普通に進化しているだけで相手の盤面を処理できるカードがデッキに何枚ある、と言った観点でデッキを組む必要があります。
また普段ならメモブやトレーニングで一気にレベル6まで進化する事も容易ですが、それぞれ一枚ずつしかないカードを当てにするのは厳しいです。
せめてレベル5、贅沢を言えばレベル4で盤面に触れる方がいいです。そのあたりを意識してプレイにも気を使えばアグロデッキに簡単に負けずに済むでしょう。
<ヴァルキリモンACE>など専用の対策カードを入れるのもアリですが、所詮1枚しか入らないカードなので、その一枚だけ入れて対策した気になるのは落とし穴です。
対策カード枠として3枚とかそのぐらい枠を割きましょう。
よくわからないならいっそコントロールに振り切ってしまうのもアリです。
デーヴァACEは有力なコントロールの雛形になると思います。
デーヴァACEコントロール
メインデッキ
計50枚
上のカードは引いたところ勝負な気もしますが、土台のデーヴァは7コストでレベル5を2体用意できてコスパ抜群なので除去にも強いです。
コントロールは知見が少ないので僕から言える事はあまり無いですがこれだけでもデッキを組む条件は満たしているかと。
あとは各色のグッドスタッフを組む事になるかなと思います。紫ならこんな感じ。
紫グッドスタッフ
メインデッキ
計50枚
なんとなく手札破棄シナジーに寄せていますが基本はただ強いカードを入れています。
普段使わないけど地味に強いカードを採用できるのが嬉しいですね。個人的な推しは<X4B>です。
いろんな効果が書いてありますが3コス進化DP9000のアーマー解除持ちってだけで強いです。
そんな訳で、ハイランダー環境は構築に制限こそあるものの、グレイモンを始めとした順当進化にアグロ、コントロールと言った色々なデッキタイプが組めるので、普段使わないカードを引っ張り出して組んでみたらいいと思います。
それでは。