今回は巷で話題のコントロール、パフェコンの話をします。このデッキは初見で勝つのは難しいですが、戦い方が分かれば全く話が変わってくるのでその辺りを紹介して戦い方がわからない人の助けになれればと思います。よろしくお願いします。
早速ですがこちらがパフェコンのリストです。
デッキレシピ
この記事では100%このリストと同じものについて話をしますので、そのつもりでお願いします。
また、記事の性質上このリストの弱点に触れる事になりますが、それらは全てデッキリストがわかった上での理屈であり、初見の状態で大会に持ち込んで優勝まで勝ち取ったmaster氏のデッキ構築は1000%正しい事を前提として話をさせていただきます。
それでは始めましょう。初めに絶対に押さえておくべきパフェコンの特徴3点を紹介します。
- 除去とリカバリー手段が非常に多いため、殴り切るのが得意なデッキでないと殴り切るのは困難
- 反面攻め手が少ない(全部出ても20枚しかない)ため、逐一除去出来れば負けるまでにはかなり時間を稼げる
- リカバリー、ドローが多いため山札の消費は激しい
パフェコンは戦い方がわかってない相手に対しては鬼の様に強いですが、戦い方が分かればやりようはあります。
さて、項目別にもうちょっと詳しく見ていきましょう。
- 除去とリカバリー手段が非常に多いため、余程特化しないと殴り切るのは困難
このケースは<STグレイモン>+<セイバーハック>+<BT1太一>などで3チェック2回攻撃の<ジエスモン>+<オメガモン>ぐらいまで用意できればかなり可能性がありますが、そのぐらい突破力が無いとちょっと殴って返しに除去されてやり直しとなるだけだったりします。あと最強ジエスモンが作れてもセキュリティからリカバリーなり除去なりが捲れて台無しになる事もよくあるので信用ならない事もしばしば。
言うまでもなく全体除去に致命的に弱い他、<光子郎&丈>にも弱く、セキュリティから捲れたリカバリーや単体除去でも打点をずらされるのでこれも信頼度は低めです。
進化しない事でデッキを大事に戦えるため、順当進化なら1と併用するのが丸いです。
と言うわけで殴り方にも色々あり、それぞれデッキによって得意な殴り方はあると思いますが、生半可な殴り方では勝ちに辿り着けないばかりか相手の助けになってしまいます。
そこで次のポイント
- 反面攻め手が少ない(全部出ても20枚しかない)ため、逐一除去出来れば負けるまでにはかなり時間を稼げる
コントロールや赤絆の様な除去の多いデッキなら相手の攻め手を捌き切ればセキュリティで負ける心配はありませんので、相手の山札の消費が激しい事も合わせて逆にデッキ切れを狙う事も出来ます。
また、そういうデッキでなくても下手にセキュリティを触らなければそうそう生き物が出てこないので手札が弱い時に急いで展開しなくてもいいと言う余裕があります。パスを覚えるとうまく戦える様になるかもしれません。
そして先程も触れましたが3点目
- リカバリー、ドローが多いため山札の消費は激しい
とりあえずこんな感じでしょうか。
ここからは主要なデッキでどんな風に戦えばいいかざっくり紹介していこうと思います。
早い段階で相手のセキュリティを殴り切れそうなら殴り切るプランを。攻めあぐねて相手のセキュリティ枚数がちょっと多くなりすぎたら捌き切るプランを考えましょう。
殴り切る場合はある程度裏目を気にせず殴っていき、リーサルに届きそうになったら育成+絆+テイマーからの進化でリーサル+2くらいの打点を用意して殴り切ることを目標にします。セキュリティを減らしていく途中で<ディフィート>とか捲ってしまったら災難ですが、<ガイアフォース>なりで対処するか、諦めるしかないでしょう。
相手のセキュリティが多くなりすぎる、もしくはディフィートをトップに複数埋められるなどして対処できなさそうなら攻め手を捌き切る方向にシフトしましょう。その場合山札の枚数で勝っているなら攻め手を捌くことに注力し、負けているならある程度は殴ってリカバリーさせて山札を減らさせましょう。相手がこちらの思惑に気付いてないなら勝手にドローなりリカバリーなりして減らしてくれるかもしれないので相手の山札枚数を聞くのはなるべく控えて手札、トラッシュ、場の枚数、セキュリティの枚数などからそれとなく判断しましょう。まあこれについては相手が上手ければあんまり関係ない話ですが...
どちらにせよ常に意識するのは相手のセキュリティを割り切る事ではなく、自分のセキュリティを割られ切らない事です。
たとえ全体除去を食らって場が壊滅したとしても、負けなければゲームは続くからです。
セキュリティからの<ディフィート>には手を焼くと思いますが、出てこなければ良い話ですし、出てきてもまあ6回殴られなければ負けませんので。
意識するべきなのは勝ちに行く直前のターン。相手のセキュリティを可能な限り減らしておくのは勿論ですが、育成に<6弾ガブモン>、手札にハイブリ3体くらい、テイマー3~4人を揃えて大きくメモリーを貰ったら動くというのが理想です。ハイブリを含めたリーサルを崩すのはリカバリーくらいしか手が無く、信用性が高いです。赤にせよ青にせよコントロールを意識するならテイマーから進化できるハイブリッド体を4枚以上はデッキに入れておきたいところ。
リカバリーとドローの分を考えれば進化しすぎなければ逆LOのプレッシャーをかけられると思いますのでそちらも大事に。
最強ジエスモン(16000以上、複数チェック)がセキュリティで落ちるパターンは<ブレスオブワイバーン>含む2回以上のDPマイナスか、DPマイナスを受けた状態でデジモンをめくってしまう場合で、<ハッピーバレットシャワリング>が<シスタモン>のお陰で怖くないのでワイバーン以外はそれほど気になりません。ただリカバリーをめくるとリーサル回避されることはあります。
ゆっくり焦らず進化していけば最強ジエスモンチャレンジを複数回試せるはずですので、焦らなくて良いならじっくり時間をかけて勝負していきましょう。
一撃必殺できるような効率のいい攻め手があるか、16枚の攻め手を捌ける除去があるか等を判断基準にして、どちらかができそうならその方向で。どちらもできなそうなら厳しい気がします。
主な負け筋は無意味に進化してデッキが切れる事なので手なりでプレイしないことが攻略の第一歩ですが、考えすぎて時間を使いすぎるのは良くないですし、コントロール相手に勝ち目が見えないならそれは負けなので大会なら時間内に投了した方がいいです。
と言うわけでパフェコン攻略でした。正直コントロールに対する造詣が深いわけではないので使ってる側から見たら「ぬっるwwwこんなの対策でも何でもないわwww」みたいなレベルで笑い物にされるんじゃないかとビクビクしてますが、それはそうと最初の方でも言った様に戦い方がわかっているかどうかで勝率が大きく変わるデッキですので、この記事を読んでパフェコンに勝てる様になった人が増えたら嬉しいなと思います。それでは今回はこの辺で。