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めざせ最強進化! 第40回「赤ハイブリッドマルスモン」

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    by 八坂

    デジモン デッキ紹介.jpg
    めざせ最強進化! 第40回
    「赤ハイブリッドマルスモン」
    こんばんは、お久しぶりの記事になります。
    八坂です。

    今回はBT11のカードを使ったデッキを紹介していきたいと思います。 使うカードはこちら。
    オリンポス12神の一体、<マルスモン>です。

    特徴としては擬似的に相手のアクティブデジモンにアタックできる「突進」効果と、それと相性の良い「進撃」を持ちます。

    これにより、レベル5まで進化してしまえば残りのコストを気にする事なく相手のデジモンを討ち取る事が出来ます。
    つまり低いコストでレベル5を用意出来ると都合がいいわけです。

    という訳で組んでみたデッキがこちら。


    デッキレシピ
    赤ハイブリッドマルスモン
    デジタマデッキ
    4


    3コストを確保できるテイマーがいれば即座にレベル5まで上がれるハイブリッド体と組み合わせました。

    元々<マルスモン>自体がテイマーと相性の良い効果を持っていたり、<アルダモン>のDP+4000がマルスモンの不足しがちなDPを補えたりと噛み合いの良さはかなりのものです。
    進化するテイマーは<拓也>が理想ですが、<>や<太一>から進化してもDP16000までは自動的に上がるので盤面を処理する性能に不足はありません。


    回し方と採用カードの解説
    さて、<マルスモン>を活躍させるために組んだこのデッキですが、基本的には赤ハイブリの動きをしていきます。
    理由は盤面の処理性能ではトップメタのブラウォに敵わず、大物が出てから処理する受け身のプレイではテイマーごと吹き飛ばされて負けるだけだからです。

    なのでハイブリの基本になる部分はフル投入。
    フレイモン3種と<BT4アグニ>、<BT7ヴリトラ>、<アルダモン>と<神原拓也>、そして<ブラフマストラ>です。
    これで最低限打点とチェック数に優れる赤ハイブリッドとしての動きができます。

    また、テイマー枠として3コスト確保に宙、安いコストで出せて打点の底上げになる<ST1太一>を採用。

    さて、ここまで説明したカードとマルスモンで11種。
    全て4積みなら残りは6枚、この6枚で足りないものを補完していきます。

    適当なカードを入れて回してみたところ、足りないのは安定感と決定力だとわかりました。
    特に安定感の点では早さが売りのデッキなのに育成が動く事が少なく、デッキとしてあるべき姿になっていませんでした。
    なので育成から進化できてお手軽なドローソースになる<Pギルモン>を採用。
    また、育成から出たレベル3は基本的にすぐ殴って消滅するのが仕事なのでデジタマは<BT11ピョコモン>を採用。

    決定力の点ではブラフマストラは非常に強いのですが、一方で他の早いデッキに対してブラフマストラでしか差をつけられていないと感じました。
    ちゃんと引けていれば良いですが、4枚しか無いカードに頼らないといけないようでは力不足です。
    そのため5枚目以降のブラフマストラとして<ロイヤルセーバー>を採用。

    更に3コストから動けるのは良いですが4コスト以上を確保する事が非常に困難なので、勝負どころで大きく動く助けになり初動の安定にも役に立つ<メモリーブースト>を採用。

    それぞれ枚数は安定にも決定力にも寄与するメモリーブーストを4枚。太一とマルスモンを1枚ずつ減らしてロイヤルセーバーとギルモンを2枚ずつです。

    これによりまあまあな安定感と相手の予想を超える速度、意識の外から飛んでくる除去を備えたかなり相手しにくいデッキになったと思います。


    11弾発売から結構経ち12弾の発売も近くなってきましたが、いつも使っているデッキから気分を変えたい時には一度使ってみてはどうでしょうか。それでは今回はこの辺りで。

めざせ最強進化! 第39回「制限改定の影響について」

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    by 八坂

    デジモン デッキ紹介.jpg
    めざせ最強進化!
    第39回「制限改定の影響について」
    こんばんは、八坂です。
    今回は制限改定について語っていこうと思います。

    新制限カード

    少ない...少なくない?
    告知(7/22)から期間が開いた事や、その間に新弾で環境が変わった事で、ユーザーの間では告知当初よりも多くの制限カードが予想されていたのですが、蓋を開けてみれば最小限の規制となりました。

    規制に至った経緯は気になりますが、まずは各カードについて詳しく見ていきましょう。

    ジェットシルフィーモン
    主に黄色ハイブリッド(黄ハイ)の最重要カードで、英語版先行で発表されたカードの一つ。

    制限理由は登場以来余りに長く環境で活躍しすぎたという事でした。
    実際7弾で登場して以来、黄ハイというデッキが下火になることはあっても環境から退いた事は一度も無かった為制限理由は妥当だったと思います。

    黄ハイにおける役割としては、軽いリカバリー手段と3コストでレベル5が立つ事、つまりレベル6への繋ぎが1ターンで完結する事です。 特にBT10発売以降は<ウェヌスモン>や<サクヤモン:巫女モード>など強力なレベル6が増えた事もあり、優れた繋ぎとしての役割は大きくなったように思います。

    リカバリー手段や優秀なレベル5としては<ST3エンジェウーモン>や<BT2ライズグレイモン>など他にも候補はいましたが、 低コストでの繋ぎをできるのは唯一無二で代えが効かないものでした。その為制限改定後の黄ハイは他のレベル5を使うにしても今と同じ様にはいかないでしょう。


    氷見友樹
    主に青ハイブリッド(青ハイ)の主要カードで、英語版先行で発表されたカードの1枚。

    英語版先行と言うより、主に英語版での環境を調整する為の規制で、日本語版での影響は現状ほぼないと言えるでしょう。たまにブルーフレアに何枚か入っている事があるくらいです。

    対照的に英語版では青ハイが大流行しており、7月のUltimate Cupではトップ8のうち5人が青ハイだったりしたようです。 (参考ツイート)

    ただ、日本ではBT9の発売に伴い青ハイはほぼいなくなり、英語圏でも7/29にBT9が発売されたので8/1から制限改定が入った事にどれだけ影響があったのかは正直わかりません。


    ドルグレモン
    黒X抗体、とりわけアルファモンのキーカードです。

    制限理由はセキュリティチェック枚数を簡単に増やせてしまう事と耐性付与が強力だと言う事。

    アルファモンはBT9で台頭したワンショットの出来るX抗体デッキのうちの一つですが、 同じくワンショットが強力なメタルガルルモンやグランディスクワガーモンと比べて頭一つ抜けている理由がこのドルグレモンの耐性付与にあります。

    例えばBT9環境で赤黄のコントロールが<タケル>を足がかりに青を足して<メガデス>を採用していたのも、 BT10環境でメインカラーでない緑の<グラン・デル・ソル>を採用せざるを得なかったのも、偏にドルグレモンの耐性がとても無視できなかった為です。

    またワンショットデッキとしてもドルグレモンの果していた役割は余りにも大きいです。
    ワンショットは大体2点×3回や3点×2回などでセキュリティを削り切って決めるのが普通なので、1パンあたり1点では例え4回殴ってもセキュリティを削り切る事は出来ませんので。

    また、ドルグレモンの果していた役割としてデクスドルグレモンの効果の条件になっている事も言及する必要があるでしょう。 アルファモンは非常に強力なデッキですが、その強さはメモリー操作によるところが大きいです。つまり<ガジモン>や<テリアモン>等のメモリー+メタに弱い性質があったのですが、 その弱点を補強していたのが<デクスドルグレモン>です。これがなくなるだけでメモリー+メタの圧はかなり大きくなるので使用感は全く変わってくるはずです。


    制限改定後の環境について
    以前の記事で紹介したようにエボリューションカップの環境ではアルファモンとクロスハート、 そして黄ハイが3強だったのですが、その中でクロスハート以外が規制を喰らいました。

    クロスハートだけ規制されなかった理由としては、前回の<セイバーハック>や今回の<ジェットシルフィーモン>の制限理由を見るに、想定外に長く活躍する事を問題視している傾向にあるので、出たばかりのデッキが如何に強くても規制する気は無いという事なのかも知れません。
    あと11弾で強化が入るからとかも考えられますが、それならむしろX4を規制した方が新カードが活躍しやすい気もします。

    それはそれとして、だったらクロスハート一強なのかと言えばそういう事もありません。EX3の発売で環境は既に変わっており、<ブルムロードモン>やリンクス等新しいデッキが活躍し始めています。
    その辺りを考えると、今回の規制は息の長いデッキを長すぎないようにする為の規制で、大きな調整は行われませんでしたから、次回の制限改定による環境整備にも期待したいところです。

    と言うわけで今回はこんなところです。
    せっかくの制限改定なのでもうちょっと語りたかったのですが公式からお出しされたネタが少なかったのでしょうがないです。

    また次回の記事でお会いしましょう。

めざせ最強進化! 第38回「進化型D-ブリガード」

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    by 八坂

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    めざせ最強進化!
    第38回「進化型D-ブリガード」
    こんばんは、八坂です。
    ちょっと旬を逃していますが、デッキ構築をしていてまあまあしっくり来たリストが出来たので紹介したいと思います。

    デッキレシピ
    進化型D-ブリガード
    デジタマデッキ
    4


    ドラゴンズロアで追加された新カードを採用した進化型のD-ブリガードです。

    D-ブリガードと言えば、以前まではコマンドラモンを中心にしたアグロデッキが主流で、基本的に進化せずに戦うのが強いデッキでした。
    進化先のD-ブリガードがどれも進化コストを払うよりコマンドラモンを登場した方が強い程度のカードしかなかったからです。

    新しいD-ブリガードの進化ラインはどれも非常に強力で、進化するに値する価値があります。
    順に見ていきましょう。


    シールズドラモン>はジャミング持ち。
    セキュリティで生き残りやすい事は勿論、<新ミサイモン>でジャミングを与える事で殴り返しにも強い為、除去を踏むまで殴り続ける事ができる半永久的な打点になります。
    アグロデッキではセキュリティを殴ったら消滅する事を前提に展開する為、セキュリティ1枚につき登場2コストの計算をしますが、このシールズドラモンは2コストで恒常的なクロックを刻めるので十分に進化する価値があります。

    タンクドラモン>は進化時にD-ブリガードを登場させる効果。
    このリストなら5コスト以下のD-ブリガードは24枚なので、単純計算で約86%ぐらいは当たります。引きにもよりますが80%以上は期待して良いでしょう。
    横に広げられるという事は進化コスト分の3コストで登場するよりも強く、進化する価値があるという事です。

    ダークドラモン>は簡単です。
    最大軽減で0コスト進化なのでコスト効率を考えるまでもありません。

    更に、ここまで進化のコスト効率の話だけしてきましたが、シールズやタンクドラモンは進化元効果も強いです。
    そこ込みでコスト効率以上のリターンが得られるので進化するだけでとても強いという訳ですね。


    さて、ここまで長々と語ってきましたが、正直新カードは強いというだけの内容でした。わざわざ言うまでもない事です。
    そんな内容をあえて語ったのは、安定した進化ルートのためにカード枚数が必要なので強くないカードを入れないといけない訳で、その選定基準を明確にする為です。

    旧シールズドラモン>は6000ブロッカー。ブロッカーとしてもアタッカーとしても今一つですが、D-ブリガードなのでタンクドラモンやダークドラモンとのシナジーの為に入れています。一応クロスハート相手などではブロッカーとしても仕事ができます。
    ヌメモン>はタンクドラモンへの繋ぎとして軽い事とアグロプランを取る際に安く登場できる事が活きます。
    グロットモン>は最後の一押しとしてデッキに数枚入れておきたいハイブリッド体の枠です。気持ち多めに取っても良いかもしれません。
    ここまででLv.4は10枚。

    ボルケーモン>は4コスト進化と非常に重いですが、再起動9000ブロッカーが主にクロスハート相手に非常に高い圧をかけられる事と、進化元効果が非常に強力です。
    ミサイモン込みのLv.4から進化すれば進化してすぐに再起動ブロッカーとして仕事が出来ますし、生きてターンが帰って来ればダークドラモンに進化して2×2点の4点が生まれるので進化コスト分を取り返して一気にゲームを終わらせる事が可能なのが魅力です。
    これでLv.5は6枚。進化に関わるレベル比率としては20-10-6-3でLv.4が少ないですがいくらか繋がりやすくなったと思います。

    他のカードとしては言わずと知れたパワーカードである<デクスモン>、メモリー確保とドロー、墓地肥やしとグロットモンの進化元になる<博和>、進化ルートの細さをサーチで補える<ブラックメモリーブースト>を採用しています。
    また進化ラインでブロッカーを多めに取っているので、ブロッカーのコマンドラモンを数枚クロスハートやデクスモン対策になる<チクリモン>にしています。この辺りは好みで<チューモン>等に変えても良いでしょう。

    不採用カードについて
    プライド・メモリーブーストと低コストLv.4
    アグロデッキにおける<プライド・メモリーブースト>はコスト効率、セキュリティでの強さ、墓地肥やしなど非常に広く役に立つカードですが、今回は進化デッキのコンセプトで組んでいるのでパーツを探せる<ブラックメモリーブースト>を優先しました。
    プライド・メモリーブーストを優先するならLv.4に<ナニモン>や<ヌメモン>などを採用しても良いでしょう。

    泉光子郎
    メモリー確保とトップ操作がD-ブリガードと相性が良いとされているカードですが、メモリー確保は直接メモリーを稼ぐ訳ではない事、トップ操作をするだけなら3~4コストは重すぎる事から不採用にしました。

    BT4タンクドラモン
    進化した上で他にD-ブリガードがいる時に強いカードですが、進化してすぐにコストを回収できない点や有効に働けるシチュエーションの条件、また進化と相性が悪い点を考えるとD-ブリガードの水増し以上の仕事はありません。
    一応好意的に見るとBT4当時は除去の全盛期だったので耐性もない置物としてのLv.5などとても生きていられない環境でしたが、それと比べれば今はデッキが多いので少しだけ活躍しやすいとは思います。

    回し方
    手札状況によってアグロ気味に攻めるのか進化して攻めるのかを選択しましょう。
    進化する時は進化に使ったコストで登場した方が強くなかったか、すぐに除去されたら丸々損をするのではないかと裏目を常に考えてプレイすると上手く回せると思います。
    新カードの強さは他の方の記事で詳しく解説されていますのでそちらを参考にしてください。

    以上です。デッキの紹介というよりは構築する時の考え方という感じでしたが参考になれば嬉しいです。

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