今回はE34 邪竜vs聖竜vs六神竜で強化されたデスティニーベインデッキのようなもの【黒緑霧島ベイン】デッキの解説です。
デッキレシピ
メインデッキ(IG)
計20枚
メインデッキ(非IG)
計28枚
ZXEX
計16枚
コンセプト
現環境最強の汎用リソースリブートゼクスである<連射する火縄銃 深山霧島>(以下深山霧島)を<滅獄崩壊竜 デスティニーベイン>(以下アークベイン)で踏み倒してリソースを起こし、色々な手段で連パンしていきます。<深山霧島>の事を解説すると、E05 蒼海の大決闘で登場したゼクスで、プレイ登場でなくても登場するだけでリソースがリブートし、リブート不可の制限も存在しません。最大8リソリブートするゼクスとしては破格です。その代償としてリブート枚数が相手依存になります。
このイベントから出てくる<イネルマちゃん★ Unite>(以下イネルマ)がこのデッキと非常に相性が良いです。<イネルマ>から出したいゼクスとしては<深山霧島>と<黒煙の砲手 キャノンシェル>(以下キャノンシェル)です。<深山霧島>でリソースを起こし、<キャノンシェル>で展開をするのが基本です。
あと<イネルマ>を使って<あんすぴーかぶる@ニグたんゴッド>を作れます。このデッキはパワーラインが全体的に低めなので、底上げしてくれるこのカードは有効な場面が多いです。リソースに<無約束>があったら回収してしまうので、トラッシュ送り効果が使えることは珍しいです。
<アビッソ>と<コルチメコプト>はともに、<キャノンシェル>や、<イネルマ>から登場させます。<キャノンシェル>自体も、<イネルマ>から踏み倒して効果が使えるので使い勝手が良いです。
そして<パラノマ>は、<イネルマ>で出したり<アビッソ>で破壊したことで出来たチャージを軽減コストに充てて2コストで出します。このカードの、ゼクスを破壊する効果は相手のゼクスの攻撃でも誘発するので、出す場所はPSにしましょう。
あと超特殊な連パン方法ですが、状況次第では<ドゥームブラスト>を使って自分のゼクスを破壊するパターンもあります。盤面に相手ゼクスが5枚居れば2コスト3面自壊になります。
他には単純にチャージを増やすことで<パラノマ>のコスト軽減に充てたり、<無約束>から切る事でドローに変えることも出来て、かなり役割の多いカードになっています。
このデッキは何枚でも引きたいイベントが<ドゥームブラスト>と<無約束>の2種類入っていて、それらをリソースから回収できるのは明確な強みです。
そして相手ゼクスの破壊が強制では無いので、盤面の相手ゼクスを残しながら<深山霧島>で暴れることが出来ます。<アークベイン>と破壊できる範囲が逆なのも最高。この2枚でパワー8500のゼクス以外は処理できます。
それに加えて<寓話の神夢 アリス>(以下アバターアリス)に破天することでトラッシュの<アークベイン>を回収できるのも強みです。
<サピエンティア>と<ワンダフル・バカンス アニムス>(以下バカンスアニムス)の2種類です。
<サピエンティア>は<アークベイン>を回収するのにスリープする必要があり、<キャノンシェル>の起動効果の方で出してしまうとスクエアが1面空いてしまいます。なので自動効果の方で出すようにすると面制圧しやすくなります。
<バカンスアニムス>は<アビッソ>の効果で回収したいゼクスです。このデッキはリムーブを触れないので使える回数に限りはありますが、トラッシュから<アークベイン>と<パラノマ>を回収できる手段になります。
2枚とも序盤に手出ししても、まあまあ弱くないのがいい所です。
プレイング
キープ基準としては<アークベイン>かリソブ札になります。3ターン目の動きが<アークベイン>を出す以外まったく強くないので、なんとしてでも<アークベイン>を出しましょう。
2ターン目に<PEX>も重ねるのを忘れないようにしましょう。
3ターン目の基本的な動きは<ドローンリアクター サクラ>から入って、<アークベイン>を出して、<流転の神統 ウェアジャガー>(以下アバタージャガー)を破天した後、<ナンナル>や<SRエレシュキガル>等を出します。
<深山霧島>がトラッシュに落ちていたりなんかすると結構ごちゃごちゃと動けるようになります。<アバタージャガー>に破天していれば<イネルマ>を出すこともできます。
この時には<深山霧島>はだいたい公開領域にはいると思うので<アークベイン>から<深山霧島>を出してごちゃごちゃします。
実はこのデッキ、相手への依存度が高すぎて決まったルートが特に存在しないアドリブデッキなので、書けることが回す際の注意点くらいしかありません。
回す際の注意点
・基本的には<深山霧島>をトラッシュに送りつつ、<アークベイン>を連打することを考えていればOK
・<キャノンシェル>の起動効果で出したゼクスはエンド時にトラッシュに行くので、出来ればディンギルに使いたい
・エクストラ権はできるだけ後から使った方が選択肢増えてよかったりするけど、手札が弱い時などは先切りせざるを得ないパターンもあります
・連パンする時は<アークベイン>から<キャノンシェル>を経由して<アビッソ>や<コルチメコプト>を踏み倒します
というわけで【黒緑霧島ベイン】デッキの紹介でした。
現環境最強のリソースリブートゼクスである<深山霧島>を擦り切れるまで擦ろうというデッキです。
最初の案では<序曲>から<竜獄刃后デスティニーベイン>を出して自分の面を破壊し、<序曲>から<ファーガトライ>を出して生き物を並べ、連パンしようとしていたのですが出力がまったく安定しませんでした。特に<序曲>のリソース条件と、<ファーガトライ>のLvの達成がネックになってたので、自分の面破壊を<パラノマ>と<アビッソ>に、面展開を<キャノンシェル>に任せることで安定性が多少向上しました。
代償としてイデアドライブが手札コストでほとんど打てなくなりましたが、その欠点も<れぼりゅーしょん@ニグたんこんぼう>の登場で解決しました。
特に面埋め性能が弱いデッキに弱いのはギャグです。
アイドル今組んでないから本当になんにもない...。
ではでは。