
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回はパラレルオーダーの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
パラレルオーダー【カマクラル】
<潜入開始>のパワーを最も引き出せるデッキだと思います!
<業火の結界像>の登場で次第に環境から姿を消しましたが、<業火の結界像>の禁止によって再び環境に返り咲くのか!?
<パラレルバース・ゲート>の再録によって組みやすくなったと思いますので、試していただけますと幸いです。
さて、今回は真紅眼を執筆いたしました!
1月上旬に開催されたドラゴンズデュエルトーナメントにて真紅眼を使い、すっかりハマってしまったため、現環境版に組み直しました!
ドラゴン族縛りが無いため、<レジェンド・マジシャン>セットなども採用でき、本来の力を発揮できます!
<ブラック・ドラゴンズ・デーモン>の登場によってフュージョンのバリエーションが増えたことも大きいですね!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
2.デッキコンセプト
「コンパクトなのにハイパワー」です!先日のイベント優勝デッキをベースにしつつ、ドラゴン族以外で汎用性の高いモンスターを入れ込みました!
<邪影ダーク・ルーカー>、<シードラゴン・ナイト>、<レジェンド・ストライク>によってバック除去も手厚くあり、<メテオ・ブラック・マーズドラゴン>の攻撃も通り易くなりましたね!
優秀な墓地肥やし要員である<天終の怪依>に、コンボパーツを墓地から回収する<ロケット衛星兵>も搭載したため、フュージョンの成功率もグンと上がりました!
同系統には青眼が居ますが、空きスロットが多いのは真紅眼だと思います。
擬似サーチ能力を持つ<メテオ・ドレイク>がフュージョン素材を兼ねていたり、<メテオフレア・フュージョン>が除去を兼ねていたりと複数の役割を担っているからですね。
それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
最も出しやすいのは<メテオ・ドラゴン>と<メテオ・ドレイク>を混ぜた<メテオ・スウォーム・ドラゴン>ですが、このカードがフュージョンに絡むと、一気にフュージョン体のパワーが増します!
是非とも早期に引き込みたいカードであるため、レジェンドカードのモンスター枠にこちらを選びました!
<七宝船>、<レジェンド・ストライク>に対応している点もポイント高いですね!
自分フィールドにモンスターが居ない状況なら、<メテオ・ドレイク>を特殊召喚できるため相性が良いですね!
このカードのおかげで罠を割るか罠を踏めるため、本命のフュージョン体が通り易くなります!
効果発動後は<七宝船>のコストに使える点も噛み合っていますね!
今回は<決戦のスカル・デーモン>を採用する兼ね合いから2枚にとどめました。
これにより、<ブラック・ドラゴンズ・デーモン>を手札フュージョンできます!
自身は手札1枚を墓地のレベル7以下通常モンスターに変換できる効果を持つため、<真紅眼の黒竜>を蘇生して即座にフュージョンにすることができますね!
本家と違って<七宝船>に対応している点も高評価です!
ただし、墓地が肥えていないと単なるバニラモンスターに成り下がるため、ピン刺しです!
上級モンスターの中ではスタッツが高く、特に守備力2000あるため盤面に残る可能性が高いですね!
デッキ間のシナジーを強くするためにも当然3積み必須です!
デッキの上から4枚めくって該当カードがあれば手札に加えられるのですが、サーチに対応するカードがデッキに6枚入っているため、成功率はそこそこ高いです!
<メテオ・スウォーム・ドラゴン>の効果にも対応しており、墓地から蘇生することで、1ターンの間に何回も効果を使えます!
また、このカードの効果発動には条件が無いため、相手ターンで生き残れば次のターンも効果を使えますね!
自身がフュージョン素材でありながら、フュージョンに必要なパーツを集める効果も有しているため、絶対3枚必須です!
特に他のカードと違い、魔法・罠カードも墓地に送れるため、<メテオフレア・フュージョン>を墓地に送って<ロケット衛星兵>で回収するというコンボも可能です!
また、<メテオ・ドレイク>同様に効果発動に条件が無いため、生き残れば次のターンも効果を使えますね!
早期にフュージョンを決めれば決めるほど有利なため、3枚採用しました!
<真紅眼の黒竜>の項目でも解説しましたが、フュージョン素材に真紅眼が絡むとフュージョン体のカードパワーがグンと上がります!
早期フュージョンを決めるにあたって素材の数が多いに越した事は無いため、3積み必須です!
また、<エクリケラス・ドラコーン>の回収効果にも対応しておりますので覚えておきましょう!
実質、<真紅眼の黒竜>の枚数を増やしているようなものですね!
単体でも墓地の質を高めてくれるため言うことありません!
文句なしで3枚採用です!
特に<メテオ・ドレイク>を回収して効果を使えば、さらに手札を増やせる可能性がありますね!
上振れればこのカード1枚から一気にフュージョン展開できるため、3積み確定です!
1つ目はデッキのリソース切れを防ぐこと。
2つ目は相手のバックを確認または破壊して攻撃を通すことです!
デッキに戻すモンスターカードは2枚なので、比較的序盤でも効果が打ち易いのは良いですね!
さらに現環境は同名の魔法カードが3積みされている事が多いため、中盤以降は破壊の成功率も高いです!
ただし、<邪影ダーク・ルーカー>や<レジェンド・ストライク>と役割が被る事もあり、枠の兼ね合いから2枚の採用にとどめました。
環境次第では3積みでも良いかもしれません。
<シードラゴン・ナイト>でこのカードをデッキに戻せば、無限にフュージョンできますね!
序盤は特に役割が無いため1枚のみの採用です。
レベル4なので<レジェンド・ストライク>に対応している点も高評価ですね!
しかし、効果の発動条件が相手依存なので、活躍する場面は限られるでしょう。
特に無くても困る事は無さそうなので、<シードラゴン・ナイト>の3枚目に変えても良いかもしれません。
今回はフュージョンに重きを置いていたため1枚のみ採用しました。
レベル4なので<レジェンド・ストライク>も対応です。
このデッキにはレベル7のモンスターが4枚しか入っていないため、一見すると入れ過ぎでは?となるのですが、<レジェンド・マジシャン>で<真紅眼の黒竜>を回収したり、<エクリケラス・ドラコーン>で<決戦のスカル・デーモン>を回収したりもできるため、思ったより2ドローできる機会は多いです。
また、いざとなればレベル7以外をコストに1枚ドローもできるため、使い勝手は非常に良いですね!
コンボデッキは回転率が肝なので3枚必須です!
しかし、このカードは追加効果でフィールドのカードを何でも1枚破壊することができ、その点が差別化されています!
数ある専用フュージョンの中でも群を抜いて強く、青眼デッキの<滅びの爆裂疾風弾>のようにデッキスロットの枠を食う事も無いですね!
<メテオ・ドレイク>での擬似サーチにも対応しているため3積み確定です!
相手のバックを割りながらフュージョン素材を用意できるため、無駄がありませんね!
文句なしで3枚フル投入です!
このデッキのフュージョン体はほとんどがレベル8以下なので、<ブラック・ホール>で相手の盤面を空にしても、戦闘ダメージを取れないからですね。
<天使の施し>は墓地を肥やしつつ手札の質を高められますが、それよりは手数を増やして相手の罠を踏み越えたり、手札フュージョンの確率を高めた方が強いと感じました。
発動タイミングを選ばずいつでも強いため、今はこのカード一択だと思います。
相手のドローに合わせて発動することで、そのターン中にライフが0になるケースは少ないでしょう。
ターンが経てば経つほどフュージョンの成功率は高まりますし、盤面にモンスターが残れば<邪影ダーク・ルーカー>のリリース要員を確保できて効果を複数回使えたりとメリットが大きいです!
そのため、強気の3枚採用としました!
また、バウンス効果な点も強く、効果破壊耐性持ちのモンスターも難なく除去できますね!
相手だけでなく自分のモンスターの召喚・特殊召喚に合わせて打つこともできるため、使い勝手は非常に良いです!
個人的にはこれ一択だと思います!
こちらは効果モンスターで、自軍全体のパンプアップと相手盤面の全体除去という非常に強力な効果を有します!
<決戦のスカル・デーモン>の効果で墓地の<真紅眼の黒竜>を蘇生し、そのままフュージョンにつなげられる点も強いです!
自身がレベル9なので、相手の効果を受けにくい点も良いですね!
ただし、フュージョン素材である<決戦のスカル・デーモン>の採用枚数が少ないため、出す頻度は低めです。
ただ、枠が空いているので3枚採用しました。
そのため、状況に応じた使い分けが可能ですね!
相手にバックがある場合は、こちらを出して伏せカードを割りつつ、攻撃を安全に通した方が無難です。
出した後はバニラモンスターですが、ラッシュデュエルにおける3500打点はかなり強く、突破のハードルはなかなか高いですね。
デッキの核となるモンスターなので3積み必須です!
こちらは<メテオフレア・フュージョン>の追加効果を使えませんが、自身の効果で高打点+貫通付与できるため、ライフカットに貢献します!
盤面返しはもちろん、フィニッシャーにもなることが多いため3枚確定です!
ただ、オマケにしては十分過ぎるスペックを誇ります!
高打点の破壊耐性持ちなので、突破はなかなか困難でしょう。
枠も空いているため3枚採用しました。
場に出た後はノーコストで<メテオ・ドラゴン>か<メテオ・ドレイク>を蘇生できるため簡単にアドを稼げます!
また、<メテオ・ドレイク>の効果を再度使って連続フュージョンにつなげることも可能ですね!
2600打点というところも地味に偉く、最上級モンスターの2500ラインで突破されません!
使い勝手の良いモンスターなので3積み必須です!
4.各デッキとの相性
真紅眼はコンボデッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
その差分、勝ち越しが多くなる印象ですので、相性はやや有利と判断しました。
これらのカードで相手のバックを割りつつ、フュージョンモンスターの高打点を押し付けることで相手はタジタジでしょう。
そのため、相性は有利と判断しました!
とは言え、こちらの方が展開スピードは早いでしょうし、空きスロットに対策札を採用することも可能です。
ビートダウン対面と同様に<救惺望御>を使うことで延命の可能性を上げられるため、その差分で相性はやや有利と判断しました。
5.最後に
ドラゴンズデュエルトーナメントで活躍したデッキを現環境版にチューンナップしたら、思った以上に強くて良かったです!また3月に追加のドラゴンズデュエルトーナメントも開催されるようですので、今のうちから真紅眼を使い慣れておくと良いかもしれませんね!
比較的安く組める点も高評価で、遊戯王の日用に作っておくとそこそこ強くて丁度良いかもしれません!
今後も様々なデッキをご紹介していきますので、お楽しみに!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- X(旧Twitter) @yugiohbar