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【1ページ目】デッキレシピ:2022年1月 | 遊戯王ラッシュデュエル

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デッキレシピ:2022年1月 アーカイブ

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海竜魔デッキ解説【カマクラル】

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    by デッキレシピ

    海竜魔デッキ解説【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    新弾発売前で環境終盤ですが、依然として機械が流行っていると思います。

    そんな機械に対して強いデッキを組むことができれば、勝ちやすくなるのではないか?
    という仮説を元に、機械に強いデッキを組みました!

    是非とも最後まで読んでいただければ幸いです。
    それでは、早速どうぞ!

    デッキレシピ
    海竜魔
    プレイヤー:カマクラル
    魔法
    6


    デッキコンセプト
    「機械メタ」です!

    コンセプトは単純明快で、環境Tier1の機械に対して強いデッキにすることでした。
    Twitter等で流れてくる直近の様々な大会結果を見ると、そのほとんどが潜入機械または潜入機械魔デッキです。
    単純なデッキパワーや完成度の高さは環境随一であり、だからこそ勝ちたい多くのプレイヤーに選ばれています。
    大会で優勝を目指すのであれば、最も勝率の高い選択肢だと思います。

    単体のスペックを見ると間違いなく最も勝ち易いデッキですが、だからと言って必ずしも勝てる訳ではありません。
    潜入機械と潜入機械がぶつかった場合、構築時点での差がほぼ生まれないため、運とプレイングを除けば勝率5割です。
    しかし、機械に強いデッキを握ることで、後攻スタートだとしても、機械に当たった際の勝率を高めることができます。
    さらに、勝てば勝つほど相手が機械を使っている確率が高くなり、トーナメントを進めば進むほど有利になると予測しました。

    これは環境終盤で、強いデッキが広まったからこそ使える手段です。
    環境初期や分布がバラける環境の際に、この戦術は使えません。
    周りが機械一辺倒だからこそ、逆張りすれば優位に立てると算段しました。

    それでは、各カードの採用理由に移ります。

    各カード解説
    【最上級モンスター】7枚
    ヘッドバッドキャシャロット...3枚
    グランド・エクストリーム>とセットで採用されることの多い海竜族の最上級モンスターです!
    相手の打点を下げることで、一方的に戦闘破壊することができる便利なカードです。
    しかし、現環境においては<鋼機神ミラーイノベイター>が強過ぎるため、最上級モンスターの枠の取り合いに入ることはありません。
    今回は単体でも優秀なスペックに加え、海竜族というシナジーも強かったために採用しました。

    あと、<>が発動していれば500バーンの追加効果があるため、忘れずに宣言しましょう!
    このダメージが地味に強いです!

    消失の奔流>を打ち易くしてくれるところも強いため3枚の採用です!

    アイスエイジ・カタパルト...3枚
    こちらも普段は最上級モンスターの枠争いに勝ち切れず、採用率の低いカードです。
    しかし、<聖なるバリア -ミラーフォース->や<ダーク・リベレイション>といった強力な罠カードの採用が増えていることから、このカードを活かせる場面は多いです。
    シードラゴン・ナイト>やバック破壊の魔法カードを引き込むまで時間を稼いでくれるだけでなく、相手のドロー枚数を減らすことで手札事故の確率も高められます!

    常にバウンス効果を発動出来るよう、モンスター22枚を水属性にしました。
    後攻スタートでも、相手の罠を手札に戻せるため、安全に戦闘破壊で返すことができます!
    また、次ターンのドロー枚数を減らせるために、手札事故の確率を高められるところも強いです!
    文句なしの3枚採用。

    エンシェント・アライズ・ドラゴン...1枚
    墓地を肥やしながら、相手の2500ラインを返せる強いカードです!
    また、水属性であることもシナジーがあって相性が良いです!
    最上級モンスターの枠が無く、1枚のみの採用に留めました。

    【下級モンスター】22枚
    アクア・ソーサラー...3枚
    水属性の魔法使い族1500アタッカー!
    最上級モンスターの横に並べて壁を突破したり、ライフカットをするためのモンスターです!
    種族・ステータスともにデッキの方向性と噛み合っているため、文句なしの3枚採用!

    ダーク・ソーサラー...1枚
    魔法使い族の下級1500アタッカー。
    ライト・ソーサラー>だと<ダークネス・クレステッド・ホーク>の打点を上げてしまうためにこちらを採用しました。笑
    正直、気にするレベルではないため、ライト・ソーサラーとこちらと好きな方を採用すれば良いと思います。
    枠の兼ね合いから1枚のみの採用。

    シードラゴン・ナイト...3枚
    今やジャンルを問わず、全てのデッキに必須の下級モンスターです!
    相手の伏せカードを確かめて安全を確認したり、墓地のモンスターを再利用するのに重宝します。
    消失の奔流>や<>とのシナジーも強く、文句なしの3枚採用です!

    海星の騎兵...3枚
    墓地を肥やしながら、相手の墓地を削れるため、効果自体は<ささやきの妖精>の上位互換だと思っています。
    しかし、ささやきの妖精が魔法使い族であることから、<ダーク・リベレイション>のコストになれるため、構築に合わせて採用が分かれている印象です。
    墓地の<最強戦旗タフストライカー>や機械族をデッキに戻すことで機械のパワーを半減したり、ダーク・リベレイション対策にもなるため、強気の3枚フル投入です!

    ミスティック・ディーラー...3枚
    ラッシュデュエル発売当初は高い採用率を誇っていましたが、今のデッキのテンプレートには入らなくなったカードです。
    打点の低さに加えて、噛み合いを必要とするカードであるため、だったら元から1500打点のモンスターを入れた方が強いと言われてしまう不遇っぷり。
    しかし、このデッキに置いては魔法使い族・水属性モンスターは出来るだけ多く採用したいため、3枚採用しました。
    少なくともこのデッキにおいては、<ダーク・ソーサラー>よりも優先する価値があると思います。

    ささやきの妖精...3枚
    上述した<海星の騎兵>と比べると墓地を肥やせませんが、魔法使い族である点と手札を切れる点はこちらが有利です!
    やはり昨今は墓地メタが強いため、こちらも3枚フル投入です!

    セブンスロード・メイジ...3枚
    墓地を肥やしながら、戦闘をサポートしてくれる下級モンスターが弱い訳ありません!
    魔法使い族であることもポイントが高く、3枚採用しました。

    アメイジング・ディーラー...3枚
    序盤から手札交換を促進する強カード!
    シードラゴン・ナイト>同様、どのデッキでも必須クラスのモンスターです。
    今回は魔法使い族・水属性という個性もコンセプトにマッチするため、3枚必須です!

    【魔法カード】4枚
    マジカル・ストリーム...3枚
    現環境において、<聖なるバリア -ミラーフォース->を割れるカードは貴重で必須です!
    ダーク・リベレイション>の発動条件を早期に満たすため、魔法使い族は16枚採用しています。
    デッキの4割が魔法使い族なので、このカードの発動条件を満たし易いです。
    シードラゴン・ナイト>を対策するのであれば、出来る限り魔法・罠の種類を散らした方が良いです。
    しかし、散らすということはそれだけ噛み合いの要求値が高まってしまいます。
    種族が噛み合わず、バック破壊の魔法カードを発動出来ずに罠をくらって負ける...そんなリスクを避けるためにこのカードを3枚採用しました。

    消失の奔流...1枚
    機械魔や竜魔と違い、種族がまとまっているため、比較的発動条件を満たし易いです。
    しかし、<アイスエイジ・カタパルト>を採用していることから、もともと罠耐性は高いです。
    逆に盤面の打点が低めなため、罠を厚めにして補うかたちをとりました。
    また、相手の<シードラゴン・ナイト>の効果で破壊されることを防ぐために1枚の採用に留めています。

    海...2枚
    海竜-ダイダロス>デッキ以外では、まず採用されることの無いカードです。
    ただし、機械族はマイナス200で海竜族はプラス200なので、都合400ポイントの差が生まれます!
    このカードのおかげで、<ヘッドバッドキャシャロット>単騎の盤面を崩されず、ターンが返ってくることがありました。
    機械の最上級モンスターは、<最強戦旗タフストライカー>3枚、<鋼機神ミラーイノベイター>3枚、<最強戦旗エースブレイカー>2枚のような構成になっている場合が多いです。$ 鋼機神ミラーイノベイターの打点アップ効果を使っても、下級モンスターが2体以上いなければ2700ラインを超えられません。

    しかも、フィールド魔法は破壊されるまで場に残り続けるため、貴重なバック破壊の魔法カードをこちらに使うよう強いることができます!
    手札に被ってしまうと弱いですが、それでもある程度早い段階で引いておきたいカードなので2枚の採用としました。

    【罠カード】5枚
    ダーク・リベレイション...2枚
    このデッキは打点よりも効果重視でモンスターを採用しているため、盤面のパワーが低くなりがちです。
    そのため、強力な罠カードで守りを固める必要があります。
    魔法使い族の比率がデッキの40%を占めることに加え、墓地を肥やすモンスターを複数採用していることから、早いターンで墓地に4枚以上の魔法使い族が貯まります。
    それだけで相手は攻撃を躊躇してくれるため、このカードの存在は大きいです!
    シードラゴン・ナイト>対策で罠はピン刺しすることが多いのですが、それでも単体で強いカードには変わりないため、2枚の採用に増やしてあります。

    聖なるバリア -ミラーフォース-...1枚
    多くのプレイヤーに支持される最強の罠カードです!
    レジェンドカードであるが故に、<シードラゴン・ナイト>の効果で破壊することも不可能。
    仮にこのカードの存在が判明しても、相手がバックを破壊するカードを持っていなければ、攻めることができなくなります。
    実質ターンスキップなので、文句なしの採用です!

    ハーディフェンス・ミッション...1枚
    鋼機神ミラーイノベイター>には無力ですが、アドバンス召喚された<最強戦旗タフストライカー>、<最強戦旗エースブレイカー>、<連撃竜ドラギアス>には有効な罠です!
    相手の計算を狂わすことができるため、お守りとして1枚のみ採用しました。

    アタック減俸...1枚
    ヘッドバッドキャシャロット>と相性の良い罠カードです!
    戦闘破壊から身を守り、次のターンで相手の打点を下げて盤面を返すことができます!
    シードラゴン・ナイト>対策で1枚のみの採用です。

    不採用カード
    【下級モンスター】
    シエスタトレーロ
    水属性というシナジーはあるものの、種族がバラけてしまうことと、墓地リソースを削ってまで裏にしたいモンスターが思いつかなかったため不採用としました。

    【魔法カード】
    グランド・エクストリーム
    ヘッドバッドキャシャロット>とセットで引かない限り弱いです。
    また、一時的に墓地のカードを減らしたところで、数ターンで元に戻ります。
    どちらかと言うとテクニカルなタイプのデッキであり、1ターンでライフを削り切るパワーは無いため、方向性がマッチせず不採用に。
    もともと<海星の騎兵>と<ささやきの妖精>を3枚ずつ採用しているため、墓地はそこそこ戻せます。

    各デッキとの相性
    対機械 ○有利
    コンセプトが機械メタなので、当然機械に対しては有利です!
    とは言え、必ず勝てる訳ではないため油断は禁物です。
    先攻を取れる際には絶対に先攻を選択しましょう。

    対竜魔 ○有利
    竜魔の強さの半分は<ダーク・リベレイション>の打ち易さだと思いますが、メインから墓地メタカードが積まれていることに加え、<アイスエイジ・カタパルト>の効果でバックを戻せるため、以外と優位が取れます。
    連撃竜ドラギアス>も、こちらが海を発動していれば2700ラインで突破されませんし、<ハーディフェンス・ミッション>や<火の粉のカーテン>といった対策カードもあるので相手の攻撃が通らないことも多いです。
    上記の理由から、こちらが優位であると判断しました。

    対七宝ルーカー ×不利
    >や<エンシェント・アライズ・ドラゴン>を引かない限り、相手の<邪影ダーク・ルーカー>を突破し辛いです。
    反射ダメージ覚悟で攻撃し、表側になれば次のターンで<アイスエイジ・カタパルト>を使い守備力を下げて突破できますが、かなりの手間です。
    加えて、こちらは魔法・罠をセットできないため、<手札活殺>+<連撃竜ドラギアス>などで盤面を返されると相当厳しいです。
    罠が少ないデッキであるため、攻め易くはあるのですが、伏せカードが無いとアイスエイジ・カタパルトの効果を発動できないため、相性は不利です。

    対海竜 ×不利
    >を発動してしまうと、相手に恩恵を与えることになります。
    また、このデッキは決め手に欠けるため、裏守備3セットで耐えられてしまうこともあります。
    試合が決まるまでのターンが長いということは、それだけ<海竜-ダイダロス>の効果を使われるリスクが高いです。
    このタイプが一番の天敵かもしれません。

    対サンダーボールド ○有利
    海星の騎兵>と<ささやきの妖精>と言う墓地メタ2トップをフル採用しており、<火雷神サンダーボールド>の効果の発動条件が満たし辛くなっています。
    また、最上級モンスターをデッキに戻し続けることで相手の手札事故の確率も高くなっていきます。
    メインギミックで相手の強みを潰せるため、こちらが有利と判断しました。

    対大連撃竜ドラギアス・バースト ○有利
    相手がマキシマム召喚に成功しても、<ヘッドバッドキャシャロット>や<アイスエイジ・カタパルト>を連打することで案外簡単に戦闘破壊できます!
    また、墓地のマキシマムパーツは墓地メタ2トップによってどんどんデッキに戻せるため、手札事故の確率をアップさせつつ、<フェニックス・ドラゴン>の強みを潰せます。
    マキシマムデッキの勝ち筋はマキシマム召喚しかないため、こちらがかなり有利です。

    このデッキの弱点
    墓地を使わない展開系に弱いです。
    上述した七宝ルーカー、海竜に加え、プレッシャーオーダーなど、罠で守りながら盤面維持するのではなく、強力なモンスターを駆使しながら、一瞬で勝負を決めてくるデッキは苦手です。

    プレイングのコツ
    アイスエイジ・カタパルト>を如何に強く使えるかが勝負の分かれ目だと思います。
    効果発動できない時はあえて手札に温存しておくのも手です。
    デッキ内にバック対策のカードが多いために危ない橋は渡らない方が無難です。
    聖なるバリア -ミラーフォース->や<ダーク・リベレイション>を踏んでしまうと、ほとんどの場合は負けに直結します。
    ただし、後攻スタートの場合は多少のリスクを取らないと捲れないため、割り切って攻めましょう。

    最後に
    長文にお付き合いいただき誠にありがとうございました。

    新弾後はまた環境が変わるため、積極的に新デッキにもチャレンジしていきたいです!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



    カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
    また、参加者460名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
    今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!

マキシマムフュージョン幻竜デッキ解説【カマクラル】

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    by デッキレシピ

    マキシマムフュージョン幻竜デッキ解説【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    前回はドラゴンマキシマムデッキをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

    ドラゴンマキシマムデッキ解説【カマクラル】

    大連撃竜ドラギアス・バースト>というゲームエンドモンスターで勝ち切るシンプルなデッキです!
    魔将ヤメルーラ>を使い回すことで、ゲームのテンポを低速化し、相手の盤面がモンスターで埋まることを促します。

    マキシマム召喚の成功率も高く、ワンターンキルは難しくとも、2ターンキルなら十分に狙えるところも良いですね!

    今回は、マキシマム召喚つながりですが、なんとフュージョンも出来るという欲張り構築です!

    新カードの登場で攻めのバリエーションが増えた幻竜デッキをご紹介いたします!

    デッキレシピ
    マキシマムフュージョン幻竜デッキ
    プレイヤー:カマクラル
    エクストラデッキ
    3


    デッキコンセプト
    「変幻自在」です!

    幻刃天竜ガントリー・ドラゴン>の登場によって、1枚からの展開力が向上しました!
    最上級モンスターを横に並べるビートダウン、マキシマム召喚、フュージョン召喚という多彩な攻め方ができ、幅広いデッキ相手に対応することができます!
    10sionMAX!!!>の隠されたバーン効果を使える貴重なテーマでもあり、カード同士のシナジーの高さは環境随一です!

    それでは、各カードの解説に移ります!

    各カード解説
    【マキシマム】9枚
    幻竜重騎ウォームExカベーター、[L]、[R]...各3枚
    マキシマムデッキの勝ち筋はマキシマム召喚に頼るところが多いのですが、このデッキの場合はマキシマム召喚せずとも殴り切って勝つことができます!
    特に幻竜重騎ウォームExカベーターは元々の攻撃力が2500あるところが他の最上級モンスターに引けを取らず、レベル10であるが故に昨今の環境で活躍している<ハーディフェンス・ミッション>の効果を受けません!
    そして、一度でもマキシマム召喚に成功すれば攻撃力は毎ターン上がっていくため、後は<10sionMAX!!!>を引き当てるまで盤面に維持するだけで勝てます!
    しかし、機械相手の場合は<最強戦旗エースブレイカー>の効果で破壊される恐れもあるため注意しましょう。

    【最上級モンスター】5枚
    幻刃竜ビルド・ドラゴン...3枚
    このデッキのエースモンスターです!
    効果発動の条件はあるものの、ノーコストで墓地の幻竜通常モンスターを蘇生できる効果は強力です!
    このカードのリリース要員に通常モンスターを使っていれば、即座に場に呼び戻すことができる爆アドモンスターです!
    スーパー・キング・レックス>と違って、フィールド魔法が場にある限り毎ターン効果が使えるのもポイント高いです!
    後述する<幻刃天竜ガントリー・ドラゴン>の蘇生対象にもなるため、3枚必須です!

    幻刃天竜ガントリー・ドラゴン...3枚
    強力な蘇生効果を持つ最上級モンスターです!
    幻刃竜ビルド・ドラゴン>と同じくフィールド魔法を必要としますが、ノーコストで幻刃竜ビルド・ドラゴンを蘇生する効果は超強力!
    このカードの登場によって、<幻刃天竜ガントリー・ドラゴン>→ 幻刃竜ビルド・ドラゴン→ <幻刃戦士ショベロン>と連続で場に出すことが可能であり、<透幻郷の嶮峻>発動時であれば、2900+2900+1900と7700ダメージも与えることができます!
    この構築では高速で墓地を肥やすギミックを搭載しているため、連続蘇生の期待値が高いです。
    そのため、強気の3枚採用にしています!

    【下級モンスター】15枚
    幻刃戦士ショベロン...3枚
    幻竜族の下級1500アタッカー!
    幻刃竜ビルド・ドラゴン>の蘇生先として優秀なため3枚の採用です!

    幻刃姫パイロン...3枚
    幻竜族の下級通常モンスターです。
    ステータスは低いものの、<幻刃竜ビルド・ドラゴン>から蘇生することで即座にフュージョンにつなげられます!
    今回の構築では積極的にフュージョン召喚も狙っていきたいため、3枚採用にしました。

    幻刃闘士ミキサ...3枚
    条件はあるものの、墓地を肥やしながら手札を増やせる可能性がある良カードです!
    今後、幻竜族に通常モンスターが増えれば増える程、このカードの価値が上がります!
    現状ではカードプール的に今ひとつな印象ですが、準アタッカーとしてのステータスも悪くないため3枚の採用。

    救惺の巫女...3枚
    墓地に落ちたフュージョンを回収しつつ、1ドロー+400打点アップに変換する効果は地味に強力です!
    準アタッカーとしてのステータスも悪くないため3枚採用しました。

    幻刃妖精ピッケロン...3枚
    幻竜族版の<ミスティック・ディーラー>です!
    攻撃力は低いものの、墓地肥やしとドローを兼ね備えている点がデッキのテーマと噛み合っています!
    3枚必須です!

    【魔法カード】10枚
    バーサーカーコロシアム...3枚
    発動時に墓地を肥やすことのできるフィールド魔法カード!
    墓地を活用する構築においては必須のため、今回はこちらを優先して採用しました!
    重ねて引いてしまっても、発動時に既に役割を果たしているため、強気の3枚採用です。

    フュージョン...3枚
    事故要因にもなり得ますが、フュージョン召喚に成功した際の恩恵が大きいため、こちらも強気の3枚採用にしました。

    透幻郷の嶮峻...1枚
    とにかくフィールド魔法を引かないことにはコンボがスタートできないため、4枚目のフィールド魔法として1枚のみの採用です。

    10sionMAX!!!...1枚
    マキシマム召喚に成功した幻竜重騎ウォームExカベーターに発動できればほぼ勝ち確定です!
    また、幻竜重騎ウォームExカベーターは単体でもレベル10なので、<10sionMAX!!!>の隠された1000バーン効果も忘れずに発動しましょう!

    死者蘇生...1枚
    フュージョン召喚を使うデッキには必須のカードです!
    マキシマム召喚も採用していることから<死者転生>と悩みましたが、墓地から<幻刃天竜ガントリー・ドラゴン>を蘇生して連続特殊召喚を決める方が使用頻度が高いと考えてこちらを採用しました。

    魔法石の採掘...1枚
    状況に応じて必要な魔法カードをサルベージできるためデッキの方向性と合っています!
    フィールド魔法も拾ってこれるところが優秀ですね!
    手札コストが重たいことと、序盤では発動しにくいことから1枚のみの採用です。

    【エクストラデッキ】3枚
    夢幻刃龍ビルドリム...3枚
    フュージョン素材である<幻刃竜ビルド・ドラゴン>が<幻刃姫パイロン>を墓地から蘇生できるため、フュージョン素材を揃えやすいです。
    また、墓地から蘇生したということは場にフィールド魔法を発動している確率が高く、即座に破壊効果へと繋げられます。
    効果破壊に対するコストが重めに設定されているラッシュデュエルにおいて、自分のフィールド魔法を墓地に送ることで表示形式やレベルを問わず、相手モンスター2体を破壊する効果は破格です!
    しかし、必ず2体を選ばなくてはならないため、マキシマムモンスターを破壊できない点は注意です。
    コストさえ払えれば、毎ターン効果を使える点も強力ですね!
    決着をつけるためのフィニッシャーになれることはもちろん、劣勢の盤面を返す切り札にもなれます。
    幻竜族の大幅強化要素なので3枚の採用です!

    各デッキとの戦い方
    対竜魔デッキ ○やや有利
    単体のカードパワーで見れば、竜魔の方が効果の発動条件が緩く、安定性が高いです。
    ただし、マキシマム召喚が通れば、相手はそれを返す手段がほとんどありません。
    そのため、デッキトータルで見た際は幻竜の方がやや有利だと判断しました。

    対機械族デッキ ×不利
    竜魔と違い、<最強戦旗エースブレイカー>というマキシマムモンスターメタがメインギミックに積まれています。
    加えて、<鋼機神ミラーイノベイター>は墓地の最上級を複数枚戻せればグンと攻撃力をアップできるため、マキシマムモンスターを打点で超えてくる可能性もあります。
    幻竜自体は短期決戦向きのデッキではないため、<10sionMAX!!!>を引けない限りは裏守備セットでターンを稼がれてしまいます。
    その隙に最強戦旗エースブレイカーを引き込まれてしまう確率が高いです。
    そのため、不利と判断しました。

    対サイバースデッキ ○有利
    天帝龍樹ユグドラゴの攻撃力4000ですが、幻竜重騎ウォームExカベーターで対抗できると考えています。
    マキシマム召喚成立=負けにはならないことに加え、マキシマムに頼り切らずとも最上級モンスターの戦闘でライフを削れるため、こちらの方が総合力が高く有利と判断しました

    最後に
    幻竜族は粒揃いで、一つのテーマとして高い完成度を誇ります。
    どんな対面でも戦える万能感が魅力であり、今後の強化にも期待できますね!

    昔に比べてカードプールが充実してきた分、デッキの選択肢が大きく広がっています。

    今後も色々なデッキをご紹介していきますので、是非ともお付き合いください!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



    カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
    また、参加者460名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
    今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!

第一回夜の(非)公認大会優勝デッキ解説【カマクラル】

    posted

    by デッキレシピ

    第一回夜の(非)公認大会優勝デッキ解説【カマクラル】
    どーも、こんにちは!
    戦うデュエリーマンのカマクラルです。

    年明け1/3(月)の夜にDiscord上でシングル戦トーナメントの第一回夜の(非)公認大会が開催されました!
    私の知る限り、オンライン上の大会はこれが今年初で早速参加したのですが、嬉しいことに優勝することが出来ました!
    年末に開催された各種大会で既に実績のあるデッキレシピが出回っており、1/29(土)に新弾が発売されるまではカードプールがほとんど変わらないため、環境は終盤と言えます。
    今回は参加者12名の中、トーナメント4回戦を全勝し、どのような考えで優勝をすることが出来たのか、デッキ紹介も交えて徹底解説していきます!
    是非とも最後まで読んでいただければ幸いです。

    それでは、早速どうぞ!

    大会前の環境考察
    話は少し逸れますが、ラッシュデュエルで勝つためには三つの要素があると考えています。

    (1)運
    これは自分では操作できないため、割り切ります。

    (2)プレイング
    普段の情報収集や過去の実績からプレイングに関しては平均以上である自負があります。

    (3)デッキ構築
    個人的にはここが一番の勝負の分かれ目です!
    正直、僕は0からデッキを組み上げることにそこまで自信がありません。
    そのため、このようなブログ記事執筆や自身が主催を務める特殊制限大会であるレジェンドカップで0からデッキを組む練習を続けています。
    一口にデッキ構築と言っても、タイミングによって性質が変わるものだと考えています。

    環境初期
    新弾発売直後がこのタイミングです。
    カードプールが新しくなった中、デッキパワーが高い構築を見つけた人が勝ちます!
    大会入賞したデッキレシピが出回る前なので、自分自身や仲間と一緒に構築を考えるしかありません。
    カードパワーが高いものを如何に見抜くか、新弾発売前の環境デッキに対してどのような強みがあるかなど、勝とうとすると考えることが多いです。
    そんな苦行を乗り越えて実績を出す方は本当にカッコいいと思いますね!
    僕自身はまだまだ未熟ですが、少しでもそんなデッキビルダーに近づきたいと思っています。

    環境中盤
    新弾発売から1-2週間経ち、大会入賞のデッキレシピが出回った頃です。
    バトルパックや最強ジャンプ付属カードなどで多少カードプールが増えることがありますが、よほど強いカードが出ない限り、基本的には環境に与える影響は少ないです。
    実績のあるレシピを参考にされることが多いため、現環境における強いデッキが固まってくる頃です。

    環境終盤
    新弾発売から1ヶ月ほど経った頃です。
    ここではメタ読みが上手い人が勝ちます!
    環境デッキが固定化され、さらにそこから構築が洗練されていきます。
    それなら環境デッキに強いメタデッキを組めば良いのではないかという意見がありますが、個人的に賛同しかねます。
    何故なら、特定のデッキにだけ強い構築はリスクが高いからです。
    どれだけ環境を予想したところで、大会に参加する方々のデッキをこちらが指定できる訳ではありません。
    特に参加人数が多い大会であれば、それだけ分布はバラけます。
    例えば、<聖なるバリア -ミラーフォース->や<ダーク・リベレイション>といった強い罠が流行っているからと言って、バック破壊の魔法カードを6枚積んだ場合、万が一罠を採用しない<サンダーボールド>デッキと当たったら、不要なカードを6枚入れた状態で戦わなければならず、実質手札4枚VS手札5枚のような状況となり分が悪いです。


    では、どうすればいいのか?
    車輪の再発明にならないよう、既に大型大会で実績のある構築をマネるのがベスト。
    そこから調整を重ねて強さのエッセンスを抽出します。
    具体的には以下の2つです。
    1. 1枚毎の採用理由を考える。
    2. なぜ勝ち上がれたのかを分析する。
    僕の書いているようなデッキ解説記事を読んだり、動画を見て情報収集するのが効率的です!


    話を環境考察に戻します。

    年末に開催された日本最大のオフライン大会である第8回マキブラ杯にて、ベスト8に入った人のうち半分が<聖なるバリア -ミラーフォース->を採用していました。
    参考動画:YouTubeチャンネル マキシマムブラザーズ
    ※情報が早いことと的確な分析力に定評があり、僕もチャンネル登録して毎回チェックしています!気になる方はYouTubeで検索してみてください!

    故に、今はミラフォ環境であると考えました。
    では、どのように攻略するか?
    優勝デッキレシピの採用カードを見ながら、詳しく解説いたします!

    デッキレシピ
    グッドスタッフ
    プレイヤー:カマクラル
    魔法
    4


    デッキコンセプト
    「意識外からの一撃」です!

    機械魔や竜魔と名乗らず、あえてグッドスタッフと命名したのは別物だということを主張するためです。
    環境屈指のカードパワーを誇る<連撃竜ドラギアス>と<鋼機神ミラーイノベイター>を主軸に、多投した罠でサポートしていきます。
    環境終盤でデッキレシピがテンプレ化しているからこそ、普段見慣れない罠に引っかけやすいです。

    例えば、こちらの墓地に<聖なるバリア -ミラーフォース->が落ちていたり、墓地の魔法使い族が2、3枚で<ダーク・リベレイション>の発動が出来ない場合、相手は有効な罠が無いと判断して安心して攻撃してきます。
    特に<火の粉のカーテン>や<ザ☆バリア>は上手く使えば相手の最上級モンスターを返り討ちにできます!
    安いコストで相手の自滅を誘えるため、かなりお得ですね!

    罠は<シードラゴン・ナイト>対策のため、全てピン刺しにしており、バック破壊系の魔法カードや<邪影ダーク・ルーカー>以外では破壊されません。
    一方的に戦闘破壊されにくい最上級モンスター2500ラインと下級モンスター1500ラインを多めに採用していることも特徴ですね。

    それでは、各カードの採用理由に移ります。

    各カード解説
    【最上級モンスター】7枚
    連撃竜ドラギアス...3枚
    現環境で最も対策が難しく、それゆえ採用率が高い最上級モンスターは<鋼機神ミラーイノベイター>だと思います。
    そのため、特にサポートがなくとも打点でイノベイター含めた盤面を返せるこのカードをフル採用することにしました。
    墓地を肥やしながら1枚のカードで2枚のカードを取れ、次のターンも盤面に残るのはやはり強いです!
    文句なしの3枚フル投入!

    鋼機神ミラーイノベイター...3枚
    最大の利点は手札コストを使わず貫通付与できる点だと思います。
    相手の守備の上からライフを取りにいけるため、対戦の中盤以降であればこのカード単体で攻撃に行き、相手の罠を踏みに行くことで被害を最小限に抑えられます。
    この構築で機械族は9枚の採用なので、パンプアップ効果を使うのは必要最低限にしましょう。いざ貫通付与やパンプアップが必要なタイミングで墓地コストが無いと決めきれなくなります。
    ドラギアス同様、こちらも文句なしの3枚採用です!

    最強戦旗エースブレイカー...1枚
    環境分布数は少ないものの、マキシマムモンスターを出されて詰まないようにピン刺ししました。
    加えて、機械の場合は<獣機界奥義 獣之拳>や<バトル左遷>対策にもなります。
    採用率が落ちてきている印象ですが、<ハーディフェンス・ミッション>には注意しましょう。

    【下級モンスター】23枚
    最強旗獣アバンウルフ...2枚
    機械族の下級1500アタッカー。
    採用率の高い<シードラゴン・ナイト>を上から倒すことができ、相手ターン中は攻撃表示の壁として君臨します!
    鋼機神ミラーイノベイター>の墓地コストにもなることを考慮し、枠の兼ね合いから2枚の採用としました。

    アクア・ソーサラー、ダーク・ソーサラー、ライト・ソーサラー...各1枚
    魔法使い族の下級1500アタッカー。
    構築を読まれにくくするため、あえて種類をバラけさせて相手を翻弄します。
    主な役割は上述の<最強旗獣アバンウルフ>と同様です。
    最上級モンスターの横に並べて、下級モンスターの壁を突破したり、ライフを削りにいける点も優秀です!
    各1枚で合計3枚の採用です。

    シードラゴン・ナイト...3枚
    現環境での役割はミラフォチェッカーです!
    相手の伏せカードの中に<聖なるバリア -ミラーフォース->があるかないか分かるだけで選局に大きな影響が出ます!
    墓地のモンスター2体をデッキに戻せる効果も強力で、同名カードや<フェニックス・ドラゴン>など使い回したいカードの再利用にも貢献します!
    今はこのカードが流行り過ぎて、構築段階で魔法・罠の種類を散らされているため、伏せカードはほぼ破壊出来ないものと考えておきましょう。
    文句なしの3枚必須!

    クラフター・ドローン...3枚
    墓地の機械族を肥やしながらドロー促進してくれる便利なモンスターです!
    手札事故の緩和にもつながるため3枚必須!

    ささやきの妖精...3枚
    墓地を活用するカードが増えた今、活躍の場が広がったカードです!
    自身が魔法使い族である点や、手札を切れるところも高評価ですね!
    守備力も高いため、セットすればワンチャン生き残る可能性もあります。
    総合力の高い便利なカードなので3枚フル投入です!

    セブンスロード・メイジ...3枚
    攻撃力2500ラインの睨み合いを打破してくれる優秀な下級モンスターです!
    自身が魔法使い族である点や、墓地肥やしができるところもこのデッキの方向性にマッチしています!
    こちらも3枚必須です!

    フェニックス・ドラゴン...3枚
    常に盤面に<連撃竜ドラギアス>を置いておきたいので、強気の3枚採用です!

    アメイジング・ディーラー...1枚
    シードラゴン・ナイト>同様、もはや全デッキ必須クラスのドローサポートモンスターです!
    ただ、この構築においては最上級モンスター+2伏せという罠主体の戦略をとっているため、ガンガンデッキを回して墓地を肥やすよりは引いた罠を場に伏せた方が良いと判断し、1枚のみの採用に留めました。
    こちらも環境終盤であることから、3枚採用されていると相手が勝手に思い込んでくれるため、そこで翻弄することもできます。

    【魔法カード】4枚
    マジカル・ストリーム...2枚
    相手の魔法・罠カードと1:1交換できるバック除去カード!
    このデッキの天敵となる海竜デッキ相手なら、相手の海を割ることで<海竜-ダイダロス>の効果発動を予防することが出来ます。
    このデッキにおける魔法使い族の比率は高めですが、混ぜ物デッキなので稀に打ちたいタイミングで打てないこともあります。
    同じ効果を持つ<鉄の重撃>と散らすために2枚の採用です。

    鉄の重撃...2枚
    シードラゴン・ナイト>の効果で破壊されることを防ぐために<マジカル・ストリーム>と散らしています。
    貴重なバック破壊なので、基本は即打ちせず、攻めたいタイミングで発動できるように温存しておきましょう!

    【罠カード】8枚
    聖なるバリア -ミラーフォース-...1枚
    今期の環境を象徴する、名実ともに最強の罠カードです!
    ダーク・リベレイション>と違って予兆が無いため、他のレジェンドカードが見えるまでは予測不可能です。
    仮に相手の<シードラゴン・ナイト>でこのカードの存在が判明しても、相手が破壊するカードを持っていなければ攻めてくることがありません。
    実質ターンスキップなので、存在自体が偉いですね!

    ダーク・リベレイション...1枚
    二番目に強い罠カードです!
    特にシングル戦においては、このカードが何枚採用されているかで攻め時の判断が大きく変わってきます。
    各種のソーサラー、<ささやきの妖精>、<セブンスロード・メイジ>、<アメイジング・ディーラー>と種類を散らしているため、相手は13-14枚程度採用されていると勘違いしてくれます。
    実際には魔法使い族は10枚の採用であり、そのためこのカードもピン刺しです。
    ですが、相手はこのカードが2枚は入っているだろうと予測し、攻撃を鈍らせてくれることでしょう。
    こちらも環境終盤ならではの採用枚数です。

    ハーディフェンス・ミッション...1枚
    ノーコストで相手の最上級モンスターを返り討ちにできるカード!
    鋼機神ミラーイノベイター>を倒せないことや<連撃竜ドラギアス>の採用率が落ちていることから、全体的な採用率は落ちています。
    しかし、だからこそ相手の裏をかけるために1枚採用しました。

    獣機界奥義 獣之拳...1枚
    機械族における強力な罠ですが、発動タイミングを選ぶカードであることに加え、機械族の最上級モンスターの採用枚数も少ないため、1枚のみの採用です。

    楽姫の独演...1枚
    発動条件はあるものの、ノーコストで攻撃を無効にする防御罠です。
    現環境で採用されているのはマキシマムデッキぐらいのもので、まさか入っているとは夢にも思わないと思います。
    このデッキは<シードラゴン・ナイト>で相手の伏せカードをチェックしてから安全に攻める戦術を選択しています。
    そのため、最上級モンスターを出して攻撃せずにターンを返すこともあるのですが、その際に優位を取られにくいように罠を多めにしています。
    仮に相手が<獣機界奥義 獣之拳>を警戒して<シエスタトレーロ>で裏守備にしてからこちらの最上級機械族モンスターを攻撃してきても、このカードなら攻撃を防げます。
    残りの相手の場が下級モンスターしかいない場合はそれだけでライフを減らさず、盤面も取られずに次のターンを迎えることができます。
    とは言え、上述したシチュエーションを迎える場面が限られていることもあるため、1枚の採用です。

    アタック減俸...1枚
    役割は<楽姫の独演>と似ていますが、こちらは場に他のモンスターが居ても発動できる点とモンスターの種類を選ばずに使える点がメリットです。
    逆に、裏守備セットのモンスターには使えないため、基本は最上級モンスターの戦闘破壊を防ぐタイミングで使います。
    罠を散らすというコンセプトなので1枚のみの採用。

    火の粉のカーテン...1枚
    ラッシュデュエル発売当初は高い採用率を誇っていましたが、カードプールの増えた今ではほとんど見なくなりました。
    そのため、<火の粉のカーテン>をケアしてくるのは古参勢くらいではないでしょうか。
    相手が<連撃竜ドラギアス>や<最強戦旗エースブレイカー>でこちらの<鋼機神ミラーイノベイター>を攻撃してきた際に返り討ちにすることで一気に流れが変わります。
    相手はフィールドの最上級モンスターを失った状態でターンを迎えるため、次のターンで大ダメージを与えることも可能です!
    ただし、パンプアップした<鋼機神ミラーイノベイター>や<潜入開始>で強化された<最強戦旗タフストライカー>には効かないために1枚のみの採用です。

    ザ☆バリア...1枚
    役割は上述した<火の粉のカーテン>とほとんど同じです。
    墓地のモンスターが魔法使い族以外でも発動できる点はメリットですが、その分攻撃力400ダウンと数値が100少ないです。
    たった100と思うかもしれませんが、意外と大きな差です。
    例えば、こちらの場に<鋼機神ミラーイノベイター>がいる状況で、相手が<セブンスロード・メイジ>を召喚し、効果で打点を400下げてきたとします。
    その後、相手が<最強戦旗エースブレイカー>で攻撃してきた場合、<火の粉のカーテン>であれば相殺されますが、このカードでは一方的に破壊されて終わりです。
    そのため、強く使えるタイミングは<火の粉のカーテン>より少ないですが、<シードラゴン・ナイト>対策のため散らして1枚のみの採用です。

    不採用カード
    【下級モンスター】
    シエスタトレーロ
    墓地リソースを削ってしまうため不採用に。

    【魔法カード】
    潜入開始
    カードパワーは高いものの、噛み合いが必要なことに加え、単体では効果モンスターの下位互換であるバニラモンスターを採用しなければならないため不採用に。

    昂光の裁き
    単体で使える盤面除去、ドローロックとなる強いカードですが、相手依存で発動タイミングを選ぶため不採用に。

    【罠カード】
    酢酸のたまった落とし穴
    先に伏せておく必要があり、後出しができません。
    また、このカードの一番のターゲットは<シードラゴン・ナイト>だと思いますが、そもそも構築段階で罠を散らして破壊されないように対策してあるため不採用としました。

    永久凍結
    酢酸のたまった落とし穴>同様、後出しができません。
    また、発動時にコストが必要であり、このカード自身と合わせて2枚のカードが必要なところと、<鋼機神ミラーイノベイター>を対策出来ないことから不採用としました。

    このデッキの弱点
    初見殺しな特性が強く、マッチ戦には不向きなところです。
    また、こちらの罠を封じる<人造人間-サイコ・ショッカー>や盤面を全破壊してくる<海竜-ダイダロス>も天敵です。

    プレイングのコツ
    どの罠も1枚しか入っていないため、どのタイミングで使うかというプレイングが問われます。
    基本的には弱い罠から優先して発動するようにし、強い罠はとっておきます。
    罠の強さはこの記事の紹介順になっており、先に紹介されたものが強く、最後に紹介された罠が弱いと認識しています。
    今回の場合だと、<聖なるバリア -ミラーフォース->が一番強くて、最弱が<ザ☆バリア>になります。
    もちろん、状況に応じて臨機応変に発動順番を変えていただきたいのですが、個人的な序列は提示しておきます。

    また、ブラフの意味も込めてバックがある場合は強気に攻めましょう!
    あの伏せカードはそんなに強いのか?と相手に思わせたらしめたものです。
    実際はバック破壊の魔法カードだったとしても、相手が罠を警戒して攻めてこないかもしれません。

    最後に
    長文にお付き合いいただき誠にありがとうございました。

    正直、今回の記事はネタバレとなるため公開すべきか迷いましたが、月末には新弾も発売されて環境も変わるために思い切って公開しました!
    カードプールが変わっても、このデッキのコンセプト自体は有効ですので、環境を読みながら、忘れられた頃に使うと効果的です!
    今後も色々試していきたいと思います!

    それでは、またお会いしましょう!
    カマクラルでした。



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